WO2002039031A1 - Controleur meteorologique ambiant - Google Patents

Description

明

地域気象制御装置

技術分野

本発明は気象現象の う ち、 太陽からの赤外線の熱照射と放射冷 却現象を制御する こ と によ り 、 ヒ ー ト ポンプの稼動や熱を得るた 糸

めの燃料の燃焼などに、 エネルギーを使用せずに希望温度に保つ 書

装置である。

背景技術

従来はこ の様な、 気象現象そのも のを制御する技術は無く 、 気 象現象の結果と しての気温に、エア コ ンな どで対応しているため、 地球環境問題の大きな要因 と なっていて、 CO 2 の排出によ る地球 の温暖化、 フ ロ ンガスによ るオゾン層の破壊、 化石燃料の枯渴な ど、 人類の存続を脅かすよ う な深刻な状況を招いている。

発明の開示

アルべ ド効果によ って、 一度地球全体が氷や雪に被われる と 、 太陽光線を反射し、 地球全体と して、 太陽から照射する熱ェネル ギーを、 受け止める度合いが極端に少なく なつて、 二度と気温が 温暖にな らない事や、 地球温暖化で氷河が溶け出 レ、 地面が露出 する と、 太陽から照射する熱エネルギーを多く 受け止めて、 もつ と温暖化が進む事などは良く 知 られていますが、 地表面の状態が 気温を大き く 変動させる事は、 なにも地球全体でなければ起こ ら ない現象ではなく 、 例えば雪が降ってその地域全体が、 太陽から の赤外線を受け止める度合いが小さ く なって、 気温が上がり にく く なる様に、 狭い地域でも身近に簡単な原理で起こっています。 本発明は、 この様な現象を積極的に活用したものです。

例えば 1 O k m X l O k mの地域に鏡を敷き詰めて、 太陽光櫞 を反射すれば、 雪の場合以上の効果が発揮できます、 太陽熱の照 射をほとんど反射すれば、 最大の気温上昇要因を小さく し、 その 一方で放射冷却現象が働く ため、 大幅に気温を低下させる事が可 能となり 、 エネルギーを使わずに気温を下げる事ができ、 反射し た熟を、 集熱し蓄熱しておいて、 夜間など気温が下がり過ぎる時 に、 適温に保っために利用 します 図面の簡単な説明

第 1 図は、 本発明を東西方向から見た断面図。

符号の説明

A . 太陽。

B . 太陽熱発電機の廃熱装置。

C . 太陽熱発電機本体。

D . 集めた赤外綠を受け止める部分。

F . 廃熱の一部を使ってお湯を貯めておく ために、 お湯を循環さ せるパイプ。

G . お湯を貯めておく タンク。

H . お湯を使った暖房装置。

I . 屋根一可視光線は通すが赤外櫞は反射する素材、 これによつ て赤外綠の熟を Dに集める。

J . 町 ' 工場 ' 農作物などの気温を調整したい地域。

K . 大地。 発明を実施するための最良の形態

まず、 かな り 広い範囲で実施する事が絶対条件にな り ます、 な ぜな ら気温そのものをコ ン ト ロールする事が 目的のため、 狭い範 囲で実施しても、その範囲以外で暖め られた空気の影響が大き く 、 効果は期待できないからです、 実現しょ う とする温度差や風の強 さ によって、 最低限必要な面積は変化しますが、 砂漠都市の場合 1 0 k m X 1 0 k mの規模な ら、 快適な温度が実現可能です。 太陽熱を反射する事と 、 都市と して人が暮ら し活動する事を、 両立させるために、 熱線反射フ ィ ルムな どを利用 し、 赤外線を反 射、 再反射 し、 ほ と んどの赤外線や輻射熱を通さず、 可視光は通 すガラスな どの素材で、 都市全体に屋根を取 り 付ける構造と し、 そのガラスの屋根で太陽の赤外線を反射する一方で、 放射冷却現 象によ り 気温を下げよ う とする力が働き ます、 ち ょ う ど日食の時 に急激に気温が下がるの と 同 じ様な状態にな り ます。

この様に してガラスの屋根の上では、 本来の気温よ り も大幅に 低い気温が実現でき、 そ してガラスの屋根の、 下の都巿では少し は赤外線が照射されるので、 温室の様な状態にな り ますが、 屋根 の上の冷たい空気と相殺されて、 適温とする事が可能と な り 、 地 域全体の熱の収支と しても、 大部分の赤外線を反射する こ と にな るため、 大幅に気温が下げられる計算が成 り 立ちます。

次に、 昼間に気温を適温に出来ても、 夜には寒く な り過ぎ、 ま た太陽熱を反射して捨てる と 、 別の環境問題を引き起こすため、 ガラ ス の屋根の形を工夫して、 太陽熱発電のための反射板と して 利用 し太陽熱発電を行い、 その発電の廃熱をお湯に して貯めてお き、 気温が下が り 過ぎた時に、 適温に戻すために利用 します、 こ の様にする と 、 昼も夜も快適な温度が実現します。 産業上の利用可能性

今の社会、 特に先進国では快適な生活環境を実現するために、 空調には莫大なエネルギーを使っていて様々 な環境問題を引き起 こ している、 本発明は空調のためにヒー ト ポンプの稼動や熱を得 るための燃料の燃焼な どにエネルギーは使用せず希望温度に保つ こ とができ、 空調とエネルギーの関係を抜本的に改め好転させる 効果がある。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 対象とする地域に照射する太陽光線の赤外線を反射し、 気温 上昇の要因を小 さ く し放射冷却現象によ る気温低下が勝る状態 と し、 反射した赤外線を集めその熱を利用 して地域の気温を希望 温度に保つ装置。