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JP5408921B2 - 省燃費運転診断装置、省燃費運転診断システム、走行制御装置、省燃費運転採点装置及び省燃費運転診断方法 - Google Patents

省燃費運転診断装置、省燃費運転診断システム、走行制御装置、省燃費運転採点装置及び省燃費運転診断方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両における運転者の運転のシフトモード状態選択に関して省燃費運転を診断して採点し、採点結果を運転者に対して通知することによって省燃費運転の意識を向上させる省燃費運転診断装置、省燃費運転診断システム及び省燃費運転診断方法に関する。
近年、地球環境問題がクローズアップされる中、自動車の省燃費性が改めて重要視されるようになってきている。地球環境問題では、特に、地球温暖化対策が急務となっている。このため、二酸化炭素等の温暖化ガスを排出するエンジン車等は、省燃費性能を高めるための改良が重ねられ、燃費効率を向上させて排出温暖化ガスを削減している。
しかし、いくら自動車の省燃費性能が高くても、運転者の運転が省燃費に反するもの、例えばシフトモード状態の選択が不適切な運転である場合、道路状況に合っていない走行モードで自動車の走行が制御されるので無駄な燃料消費が発生し、自動車の高省燃費性能も意味をなさないものとなってしまう。そこで、運転者の運転におけるシフトレバー選択が少しでも省燃費に寄与する様にするため、不適切なシフトレバー位置を選択して走行した場合、その旨を運転者対し報知する従来技術が考案されてきた。
例えば、ある従来技術では、行動軌跡データを受信し、燃料消費マップと照らし合わせて省燃費運転の度合いの計算と、ドライバへ通知するメッセージとから成る省燃費運転診断コンテンツの作成を行う。また、そのコンテンツをデータベースに蓄積する。そして、その省燃費運転診断コンテンツの内容は、通信事業者を介してドライバのカーナビゲーション装置へ伝送される。そして、カーナビゲーション装置では、省燃費運転診断により得られる診断項目毎のコンテンツを予め用意された閾値と比較し、その結果によっては画面に省燃費警告の表示を行う。
また、他の従来技術では、車速履歴データやカーナビゲーションから提供される道路交通情報などの燃費関連情報に基づいて、現在選択されている走行モード(シフトモード)による燃費が悪化しているかどうかを判定していた。燃費が悪化している場合には現在設定されている走行モードから燃費優先側の走行モード(エコノミーモード)へ変更すべきことをユーザにアドバイスすることによって、運転者にエコノミーモードの選択を促すことができる。
特開2003−220851号公報 特開2007−055436号公報
しかしながら、上記従来技術では、次の様な問題点があった。すなわち、単に、シフトモードをエコノミーモードに変更することを促す通知を行うのみであっては、エコノミーモードを選択して省燃費運転をどれだけ走行したかの客観的な評価基準がなかった。
このため、燃費向上のためには、運転者のシフトモード状態選択操作の改善や省燃費運転の意識向上が必要であるにもかかわらず、従来技術では、客観的かつ公平な基準に基づいた運転者のシフトモード状態選択操作の評価が行えなかったため、運転者のシフトモード状態選択操作の改善意欲や省燃費運転に対する知識と意識の向上を十分に図ることができなかった。
以下に開示する省燃費運転診断装置、省燃費運転診断システム及び省燃費運転診断方法は、上記問題点(課題)を解消するためになされたものであって、公平な基準に基づいた運転者のシフトモード状態選択操作評価を行い、運転者のシフトモード状態選択操作の改善意欲や省燃費運転に対する知識と意識の向上を図ることを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するため、開示の省燃費運転診断装置、省燃費運転診断システム及び省燃費運転診断方法は、車両におけるシフトモードの選択状態が、車両が省燃費運転していると判断される際のシフトモード選択状態の条件であるシフトモード選択条件を充足するか否かを判定し、車両の走行状況が所定の走行状況であるか否かを判定し、該判定結果に応じて車両におけるシフトモードの選択状態がシフトモード選択条件を充足するか否かの判定を行うか否かを判断し、省燃費運転を診断し、車両の走行状況が所定の走行状況であるか否かを判定する対象とされた車両の走行距離である判定対象走行距離と、該判定対象走行距離のうちシフトモードの状態がシフトモード選択条件を充足すると判定された走行距離とに基づいて省燃費運転を採点し、採点結果に基づいて省燃費運転アドバイスを生成し、採点結果及び省燃費運転アドバイスを運転者に通知することを一要件とする。
開示の省燃費運転診断装置、省燃費運転診断システム及び省燃費運転診断方法によれば、燃費に関する情報の絶対的、客観的かつ公平な良否判断を行うことを可能とし、運転者の自動車のシフトモード状態選択に関する運転操作改善意欲、省燃費運転に対する知識との意識の向上を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照し、省燃費運転診断装置、省燃費運転診断システム及び省燃費運転診断方法に係る実施形態の一例を詳細に説明する。以下の実施形態の一例で開示する車両は、ガソリンエンジン等の化石燃料を燃料(エネルギー)として駆動する車両を例として説明する。
しかし、ガソリンエンジン等の化石燃料を燃料(エネルギー)として駆動する車両に限定されず、ガソリンエンジン(若しくは、化石燃料をエネルギーとするその他のエンジン)及び駆動モータ(以下、モータと略記)を双方備え、運転状況に応じて駆動源を切り替えて走行するハイブリッドカーであってもよい。或いは、電気自動車や燃料電池車等、モータを駆動力として走行する車両も含め、エネルギーを使用して駆動する車両であれば、広く一般に適用可能である。
[実施形態の一例]
図1〜図12を参照して、省燃費運転診断装置、省燃費運転診断システム及び省燃費運転診断方法に係る実施形態の一例を説明する。図1は、実施形態の一例に係る車両1aの省燃費運転診断装置及び関連する装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、省燃費運転診断装置10aは、省燃費運転診断部11と、省燃費運転採点部12と、省燃費運転アドバイス生成部13と、車載ネットワークインターフェース部14と、出力インターフェース部15とを有する。また、省燃費運転診断装置10aは、車載ネットワークインターフェース部14及び車載ネットワーク100を介して走行制御装置20aと接続されている。また、省燃費運転診断装置10aは、出力インターフェース部15を介してエコランプ16aと、表示画面を有する表示部16bとが接続されている。なお、エコランプ16aは、従来から存在し、種々の点灯条件を充足するエコ(エコロジーの省略形、以下同様)的運転が行なわれている時に点灯するランプである。
走行制御装置20aは、車両1aの走行制御をつかさどるコンピュータである。走行制御装置20aは、車両を駆動するガソリンエンジンを制御するエンジン制御装置24と、ブレーキ制御装置25とが接続されている。ブレーキ制御装置25は、運転者のブレーキ操作に応じてメカニカルブレーキ(ディスクブレーキ又はドラムブレーキ)を制御する。
また、走行制御装置20aには、現在の車両の車速を検知する車速センサ26と、現在の運転者のアクセル操作量を検知するアクセル操作量センサ27と、現在の車両のシフトレバー位置及びシフトモード状態を検知するシフトセンサ28と、車速パルス信号積算値格納部29とが接続されている。
なお、車速パルス信号積算値格納部29は、車両1aの車輪の内径に備えられたパルスセンサが車輪の1回転毎に車速パルス信号を検知したとして1ずつ積算した車速パルス信号積算を格納する。すなわち、車速パルス信号積算値は、車輪の回転回数を積算した値である。所定時間(例えば100ミリ秒)毎の車速パルス信号積算値の差分を算出して車輪の外周長を乗じることによって、該所定時間の車両1aの走行距離を算出することができる。
省燃費運転診断部11は、診断条件管理部11aと、エコランプ点灯判定部11bと、走行距離積算部11cとを有する。診断条件管理部11aは、運転がエコランプ16aを点灯させるエコ的運転であると判定される条件、すなわち、エコランプ点灯条件を管理する。具体的には、図2に示すエコランプ点灯判定条件テーブルが格納されており、省燃費運転と判断される際のシフトモード状態の条件等が管理されている。
また、省燃費運転診断部11は、道路情報受信装置18aによって受信された道路状況並びに交通状況、制限速度情報受信装置18bによって受信された制限速度情報、路面状況監視装置18cによって取得された路面状況、走行制御装置20aで取得された各種車両制御情報等から、車両1aが所定の走行状況にあるか否かを判定する走行状況判定部11a1を有する。
図2に示すエコランプ点灯判定条件テーブルは、エコランプ16aを点灯させる判定項目として、例えば車速[km/h]、アクセル開度(運転者のアクセル操作角度)θ[deg]、シフトレバー位置及びシフトモード状態等がある。エコランプ点灯判定条件テーブルは、各判定項目の現在値、診断条件値(初期値)及び診断条件値(変更値)を格納している。
エコランプ点灯判定条件テーブルの車速の現在値v、アクセル開度の現在値θ、及び、シフトレバー位置及びシフトモード状態は、例えば100ミリ秒毎に走行制御装置20aを介して車速センサ26、アクセル操作量センサ27、及び、シフトセンサ28から取得される値である。
なお、シフトレバー位置には、“P”(Parking、駐車)、“R”(Reverse、後退)、“D”(Drive、通常走行)、“N”(Neutral、中立)、“B”(Break、モータによる回生ブレーキ)、“2”(Second、2速ギア位置)、“1”(First、1速ギア位置)等がある。通常は、シフトレバー位置として“D”を選択して走行することが省燃費運転につながる。
また、シフトモード状態は、シフトレバー選択を補完して車両1aの走行をアレンジする機能であり、シフトレバーに付随するスイッチで機能のオンオフを行いうる。シフトモード状態には、“ノーマルモード”(通常状態)、“エコモード”(省燃費運転を行う状態)、“スポーツモード”(スポーティな走行を行う状態)、“スノーモード”(雪道での安全走行を確保する状態)等がある。通常は、シフトモード状態として“ノーマルモード”又は“エコモード”を選択して走行することが省燃費運転につながる。
また、エコランプ点灯判定条件テーブルの診断条件値(初期値)は、予め設定されている値である。また、診断条件値(変更値)は、カーナビゲーション装置17の地図情報DB17aからの地図情報、道路情報受信装置18aによって受信された道路状況並びに交通状況、制限速度情報受信装置18bによって受信された制限速度情報、及び、路面状況監視装置18cによって取得された路面状況に基づいて、診断条件管理部11aによって診断条件値(初期値)から変更された値である。なお、診断条件値(変更値)は、診断条件値(初期値)を緩和又は厳格化する値となる。
このように、診断条件管理部11aが、地図情報、道路状況並びに交通状況及び路面状況に応じて診断条件値を緩和又は厳格化する理由は、次の様なものである。エコランプ16aの点灯は、運転者の省燃費運転を示す情報である。そして、エコランプ16aの点灯状況に基づいて、運転者の運転がエコ的であるか否かを判定する場合に、車両1aが走行する道路環境や交通状況を加味せずに判定すると、公平な判定とならない。
例えば車両1aが登坂する場合には、加速のために、平地走行よりもより大きいトルクが必要となる。あるいは、道路の合流地点では、本車線の通行車両に追随するために、シフトダウンして大きく加速する必要がある。
このように、車両1aが走行する走行地点の状況を加味して運転を判定しなければ、判定結果に基づいて運転をスコアリング(採点)する場合に、有利不利が生じて不公平となる。この不公平を解消するために、診断条件管理部11aが、地図情報、及び、道路状況並びに交通状況に応じて診断条件値を緩和又は厳格化することによって、診断の公平性、採点の公平性を図り、ユーザである運転者の納得を得る。
なお、地図情報、及び、道路状況並びに交通状況に応じた診断条件値の緩和又は厳格化は、数値で示される下限値及び上限値を例えば20〜30%程度シフトさせることであり、シフトレバー位置及びシフトモード状態は、条件を追加又は削除することである。
また、道路情報受信装置18aは、VICS(登録商標)受信装置、若しくはDSRC(Dedicated Short Range Communications、路車間通信)装置である。また、制限速度情報取得装置18bは、路面又は道路標識の制限速度表示を認識する装置、無線周波によって現在地点の制限速度情報を受信する装置、若しくは、地図情報に基づいて現在地点の制限速度情報を取得する装置のいずれであってもよい。また、路面状況監視装置18cは、路面の状況(例えば積雪、凍結等)を検知する装置である。
エコランプ点灯判定部11bは、シフトモード状態判定部11b1を有する。特に、シフトモード状態判定部11b1は、走行制御装置20aを介して取得した車両1aの現在のシフトレバー位置が図2に示す診断条件値(変更値)を充足するか否かを判定する。この判定は、省燃費運転診断である。
また、エコランプ点灯判定部11bは、走行制御装置20aを介して取得した車両1aの現在の車速、現在のアクセル開度、シフトモード状態(これらの項目及び車両1aの現在のシフトレバー位置をエコランプ点灯判定項目と呼ぶ)が、図2に示す診断条件値(変更値)それぞれを充足するか否かを判定する。この判定は、省燃費運転診断である。全てのエコランプ点灯判定項目が診断条件値(変更値)を充足する場合に、エコランプ点灯判定部11bは、エコランプ16aを点灯させる。
なお、エコランプ点灯判定部11b及びシフトモード状態判定部11b1は、道路状況並びに交通状況が通常状態であれば、エコランプ点灯判定項目それぞれが、図2に示す各診断条件値(初期値)の下限値及び上限値の範囲内にあるか否かを判定する。
走行距離積算部11cは、走行制御装置20aを介して車速パルス信号積算値格納部29から100ミリ秒毎に取得される100msec走行距離を、ワントリップ走行距離、最適シフトモード状態選択走行距離、不適シフトモード状態選択走行距離にそれぞれ加算する。
ワントリップ走行距離は、イグニションのオンからオフまでの間に車両1aが走行した距離である。最適シフトモード状態選択走行距離は、ワントリップ走行距離のうち、エコランプ16aが点灯かつシフトレバー位置の診断結果が診断条件を充足して走行した距離である。不適シフトモード状態選択走行距離は、ワントリップ走行距離のうちシフトレバー位置の診断結果が診断条件を充足せずして走行した距離である。
なお、ワントリップ走行距離に代えて、ある一定期間の走行距離を採用してもよく、例えば、スタートからストップまでの1走行における走行距離を採用することとしてもよい。このようにすると、よりきめ細かく運転を診断することが可能になる。
省燃費運転診断装置10aの省燃費運転採点部12は、走行距離積算部11cによって積算された各積算値に基づいて運転者の運転を採点する。例えば、次式によって、最適シフトモード状態選択走行スコアが算出される。
Figure 0005408921
また、次式によれば、不適シフトモード状態選択走行スコアが算出される。
Figure 0005408921
最適シフトモード状態選択走行スコアは、運転者が省燃費運転を行ったことを評価する“良い”スコアである。一方、不適シフトモード状態選択走行スコアは、運転者が省燃費運転を怠ったことを量る“悪い”スコアである。
そして、省燃費運転採点部12は、図9に例示するように、最適シフトモード状態選択走行スコア及び不適シフトモード状態選択走行スコアを表示部16bに表示させる。なお、“良い”スコアを加点材料とし、“悪い”スコアを減点材料して総合得点を算出する様にしてもよい。
以上のように、各走行距離に基づいて各スコアを算出して運転者の省燃費運転度を採点することによって、公平かつ明瞭で納得性の高い採点結果を運転者に提示することができる。
省燃費運転診断装置10aの省燃費運転アドバイス生成部13は、最適シフトモード状態選択走行スコアに応じて、図3に例示する省燃費運転アドバイスを表示部16bに表示させる。また、省燃費運転アドバイス生成部13は、不適シフトモード状態選択走行スコアに応じて、図4に例示する省燃費運転アドバイスを表示部16bに表示させる。なお、図10及び図11は、表示部16bに省燃費運転アドバイスを表示させた表示態様の一例を示す図である。
若しくは、省燃費運転アドバイス生成部13は、最適シフトモード状態選択走行スコア及び不適シフトモード状態選択走行スコアに応じて、テンプレートメッセージから各スコアに即応したメッセージを生成することとしてもよい。
次に、省燃費運転診断装置10aの省燃費運転診断部11で実行される省燃費運転診断処理について説明する。図5は、省燃費運転診断処理手順を示すフローチャートである。なお、本処理は、例えば100ミリ秒毎に実行される処理である。同図に示すように、先ず、診断条件管理部11aは、走行制御装置20aから、車速、車速パルスセンサ積算値、アクセル開度、シフトレバー位置及びシフトモード状態を取得する(ステップS101)。
続いて、走行距離積算部11cは、前回取得の車速パルスセンサ積算値と、今回取得の車速パルスセンサ積算値との差分から、100msec走行距離を算出する(ステップS102)。続いて、走行距離積算部11cは、ワントリップ走行距離に、ステップS102で算出された100msec走行距離を加算する(ステップS103)。
続いて、診断条件管理部11aは、地図情報DB17aから地図情報を取得する(ステップS104)。続いて、診断条件管理部11aは、取得した地図情報に基づいて、車両の現在位置は診断条件を変更する必要がある地点であるか否かを判定する(ステップS105)。診断条件を変更する必要がある地点であると判定された場合に(ステップS105肯定)、ステップS106へ移り、診断条件を変更する必要がある地点であると判定されなかった場合に(ステップS105否定)、ステップS107へ移る。
ステップS106では、診断条件管理部11aは、取得した地図情報に基づいて、省燃費運転の診断条件を変更する。続いて、ステップS107では、エコランプ点灯判定部11bは、エコランプ点灯判定処理を実行する。エコランプ点灯判定処理の詳細は、図7を参照して後述する。この処理が終了すると、省燃費運転診断処理は終了する。
次に、図5のステップS107で示したエコランプ点灯判定処理について説明する。図6は、エコランプ点灯判定処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、エコランプ点灯判定部11bは、エコランプ点灯フラグをオンに初期化する(ステップS121)。
続いて、エコランプ点灯判定部11bは、現在の車速は診断条件値の範囲内であるか否かを判定する(ステップS122)。現在の車速は診断条件値の範囲内であると判定された場合に(ステップS122肯定)、ステップS123へ移り、現在の車速は診断条件値の範囲内であると判定されなかった場合に(ステップS122否定)、ステップS126へ移る。
続いて、エコランプ点灯判定部11bは、アクセル開度は診断条件値の範囲内か否かを判定する(ステップS123)。アクセル開度は診断条件値の範囲内であると判定された場合に(ステップS123肯定)、ステップS124へ移り、アクセル開度は診断条件値の範囲内であると判定されなかった場合に(ステップS123否定)、ステップS126へ移る。
続いて、エコランプ点灯判定部11bは、シフトレバー位置は診断条件値を充足するか否かを判定する(ステップS124)。シフトレバー位置は診断条件値を充足すると判定された場合(ステップS124肯定)、ステップS125へ移り、シフトレバー位置は診断条件値を充足すると判定されなかった場合(ステップS124否定)、ステップS126へ移る。
続いて、エコランプ点灯判定部11bのシフトモード状態判定部11b1は、シフトモード状態診断処理を実行する。なお、シフトモード状態処理の詳細は、図7を参照して後述する。
ステップS126では、エコランプ点灯判定部11bは、エコランプ点灯フラグをオフにする。続いて、ステップS127では、エコランプ点灯判定部11bは、エコランプ点灯フラグはオンか否かを判定する。エコランプ点灯フラグはオンであると判定された場合に(ステップS127肯定)、エコランプ点灯判定部11bは、エコランプ16aを点灯する(ステップS128)。この処理が終了すると、エコランプ点灯判定処理は終了する。なお、エコランプ点灯フラグはオンであると判定されなかった場合にも(ステップS127否定)、エコランプ点灯判定処理は終了する。
次に、図6のステップS125で示したシフトモード状態診断処理について説明する。図7は、シフトモード状態診断処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、走行状況判定部11a1は、車速センサ26から取得された現在の車速は一定値以上であるか否かを判定する(ステップS125a)。
現在の車速は一定値以上であると判定された場合(ステップS125a肯定)、ステップS125bへ移り、現在の車速は一定値以上であると判定されなかった場合(ステップS125a否定)、ステップS125hへ移る。
続いて、走行状況判定部11a1は、路面状況監視装置18cから取得された路面状況から路面は積雪状態であるか否かを判定する(ステップS125b)。路面は積雪状態であると判定された場合(ステップS125b肯定)、ステップS125hへ移り、路面は積雪状態であると判定されなかった場合(ステップS125b否定)、ステップS125cへ移る。
続いて、走行状況判定部11a1は、地図情報DB17aから取得された地図情報に基づき、車両1aの走行位置は一定傾斜角以上の勾配であるか否かを判定する(ステップS125c)。車両1aの走行位置は一定傾斜角以上の勾配であると判定された場合(ステップS125c肯定)、ステップS125hへ移り、車両1aの走行位置は一定傾斜角以上の勾配であると判定されなかった場合(ステップS125c否定)、ステップS125dへ移る。
続いて、シフトモード状態判定部11b1は、車両1aにおけるシフトモード選択状態がエコランプ点灯条件テーブルのシフトモード状態の診断条件を充足するか否かを判定する(ステップS125d)。シフトモード選択状態がエコランプ点灯条件テーブルのシフトモード状態の診断条件を充足すると判定された場合(ステップS125d肯定)、ステップS125eへ移り、シフトモード選択状態がエコランプ点灯条件テーブルのシフトモード状態の診断条件を充足すると判定されなかった場合(ステップS125d否定)、ステップS125fへ移る。
ステップS125eでは、走行距離積算部11cは、最適シフトモード状態選択走行距離に100msec走行距離を加算する。この処理が終了すると、エコランプ点灯判定処理へ復帰する。
ステップS125fでは、シフトモード状態判定部11b1は、エコランプ点灯フラグをオフにする。続いて、走行距離積算部11cは、不適シフトモード状態走行距離に100msec走行距離を加算する(ステップS125g)。この処理が終了すると、エコランプ点灯判定処理へ復帰する。
なお、ステップS125hでは、走行状況判定部11a1は、ワントリップ走行距離から図5のステップS102で算出された100msec走行距離を減算する。ステップS125a〜ステップS125cが最適シフトモード状態選択走行診断を行わない条件、すなわち診断シーンの限定条件である。例えば、車両1aが渋滞にさしかかって低速走行及び停止を繰り返す状況では最適シフトモード状態選択走行診断を行っても有意な採点結果を導き出すことはできない。
すなわち、ステップS125a〜ステップS125cの判定のうち少なくとも一つが肯定又は否定の場合、最適シフトモード状態選択走行診断を行わないため、最適シフトモード状態選択走行距離が積算されることはない。最適シフトモード状態選択走行診断を行った上で最適シフトモード状態選択走行距離が積算されない場合と比較して、最適シフトモード状態選択走行診断をキャンセルしたことによって最適シフトモード状態選択走行距離が積算されないということは明らかに異なる。よって、最適シフトモード状態選択走行スコアの信頼性を維持するために、ワントリップ走行距離から100msec走行距離を減算するのである。
次に、省燃費運転診断装置10aの省燃費運転採点部12及び省燃費運転アドバイス生成部13で実行されるシフトモード状態選択診断採点結果アドバイス通知処理について説明する。図8は、シフトモード状態選択診断採点結果アドバイス通知処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、省燃費運転採点部12は、ワントリップ走行終了か否かを判定する(ステップS201)。ワントリップ走行終了と判定された場合に(ステップS201肯定)、ステップS202へ移り、ワントリップ走行終了と判定されなかった場合にステップS201を繰り返す。
ステップS202では、省燃費運転採点部12は、最適シフトモード状態選択走行スコア及び不適シフトモード状態選択走行スコアを、上記(1)式及び(2)式に基づいて算出する。続いて、省燃費運転採点部12は、ステップS202の処理によって算出された最適シフトモード状態選択走行スコア及び不適シフトモード状態選択走行スコアを表示部16bに表示させる(ステップS203)。
続いて、省燃費運転アドバイス生成部13は、最適シフトモード状態選択走行スコア及び不適シフトモード状態選択走行スコアにそれぞれ対応する省燃費運転の意識向上を促すアドバイスメッセージを車速範囲内走行スコア又は車速範囲外走行スコアとともに表示部16bに表示させる(ステップS204)。この処理が終了すると、車速範囲内外走行診断採点結果アドバイス通知処理は終了する。
以上の様に、運転者に対して採点結果及び省燃費運転アドバイスを表示することによって、最適シフトモード状態を選択して運転する意識を喚起し、省燃費運転を心がけるように意識の向上を図ることができる。
なお、図12に車両1bの省燃費運転診断装置10b及び走行制御装置20bの構成を示すように、図1に示した車両1aの省燃費運転診断装置10aが省燃費運転診断部11を有する構成に代えて、走行制御装置20bが省燃費運転診断部22を有する構成であってもよい。この場合、省燃費運転診断装置及び走行制御装置の構成が変わるのみで、他は上記実施形態の一例と同様である。このような構成にすると、省燃費運転診断装置10bの構成を簡略化し、処理負担を軽減することができる。
なお、省燃費運転診断部22が有する診断条件管理部22a、走行状況判定部22a1、エコランプ点灯判定部22b、シフトモード状態判定部22b1、走行距離積算部22cは、省燃費運転診断部11が有する診断条件管理部11a、走行状況判定部11a1、エコランプ点灯判定部11b、シフトモード状態判定部11b1、走行距離積算部11cとそれぞれ同一の機能構成である。
なお、車両1bにおいて、エコランプ点灯判定部22b及び/又は走行距離積算部22cは、省燃費運転診断部22ではなく省燃費運転診断装置10bに含まれる構成であってもよい。また、車両1a及び車両1bの運転者に採点結果やアドバイスを通知する通知方法は、表示部16bへの表示に限らず、音響や音声を使用する通知方法であってもよい。
以上、本発明の実施形態の一例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内で、更に種々の異なる実施形態で実施されてもよいものである。また、実施形態の一例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
上記実施形態の一例によれば、最適シフトモード状態選択走行診断の診断条件を、車両の走行条件を加味して緩和したり厳格化したりし、また、所定の条件が充足される場合に最適シフトモード状態選択走行診断を行わないので、最適シフトモード状態選択走行診断の診断精度を高め、延いては最適シフトモード状態選択走行の採点の精度を高めることができる。
また、上記実施形態の一例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記実施形態の一例で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)(またはMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)などのマイクロ・コンピュータ)および当該CPU(またはMPU、MCUなどのマイクロ・コンピュータ)にて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されてもよい。
開示の省燃費運転診断装置、省燃費運転診断システム及び省燃費運転診断方法は、燃費に関する情報の絶対的、客観的かつ公平な良否判断を行うことを可能とし、運転者の自動車のシフトモード状態選択に関する運転操作改善意欲、省燃費運転の意識向上を図るとともに、燃費向上を図って環境保護に寄与したい場合に有用である。
実施形態の一例に係る車両の省燃費運転診断装置及び関連する装置の構成を示すブロック図である。 エコランプ点灯判定条件テーブルの一例を示す図である。 省燃費運転アドバイステーブルの一例を示す図である。 省燃費運転アドバイステーブルの一例を示す図である。 省燃費運転診断処理手順を示すフローチャートである。 エコランプ点灯判定処理手順を示すフローチャートである。 シフトモード状態診断処理手順を示すフローチャートである。 シフトモード状態選択診断採点結果アドバイス通知処理手順を示すフローチャートである。 最適シフトモード状態選択走行スコア及び不適シフトモード状態選択走行スコアの表示態様の一例を示す図である。 省燃費運転アドバイスの表示態様の一例を示す図である。 省燃費運転アドバイスの表示態様の一例を示す図である。 変形実施形態の一例に係る省燃費運転診断装置及び関連する装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1b、1a 車両
10a、10b 省燃費運転診断装置
11 省燃費運転診断部
11a 診断条件管理部
11a1 走行状況判定部
11b エコランプ点灯判定部
11b1 シフトモード状態判定部
11c 走行距離積算部
12 省燃費運転採点部
13 省燃費運転アドバイス生成部
14 車載ネットワークインターフェース部
15 出力インターフェース部
16a エコランプ
16b 表示部
17 カーナビゲーション装置
17a 地図情報DB
18a 道路情報受信装置
18b 制限速度情報受信装置
18c 路面状況監視装置
20a、20b 走行制御装置
22 省燃費運転診断部
22a 診断条件管理部
22a1 走行状況判定部
22b エコランプ点灯判定部
22b1 シフトモード状態判定部
22c 走行距離積算部
24 エンジン制御装置
25 ブレーキ制御装置
26 車速センサ
27 アクセル操作量センサ
28 シフトセンサ
29 車速パルス信号積算値格納部
100 車載ネットワーク

Claims (12)

  1. 車両が省燃費運転していると判断される際のシフトモード選択状態の条件であるシフトモード選択条件を管理する条件管理部と、
    前記車両におけるシフトモードの選択状態が、前記条件管理部により管理される前記シフトモード選択条件を充足するか否かを判定するシフトモード選択条件判定部と、
    前記車両が走行中の路面状況が所定の路面状況であるか否かを判定する走行状況判定部と、
    前記走行状況判定部による判定結果に応じて前記シフトモード選択条件判定部による判定を行うか否かを判断し、前記シフトモード選択条件判定部による判定を行うと判断した期間を対象として省燃費運転を診断する省燃費運転診断部と
    を有することを特徴とする省燃費運転診断装置。
  2. 道路状況又は交通状況を取得する道路交通状況取得装置によって取得された前記道路状況又は前記交通状況に応じて前記シフトモード選択条件を変更することを特徴とする請求項1記載の省燃費運転診断装置。
  3. 道路状況又は交通状況を取得する道路交通状況取得装置によって取得された前記道路状況又は前記交通状況に応じて前記シフトモード選択条件判定部による判定をキャンセルすることを特徴とする請求項1又は2記載の省燃費運転診断装置。
  4. 前記省燃費運転診断部によって前記シフトモード選択条件判定部による判定を行うと判断された前記期間における前記車両の走行距離である判定対象走行距離と、該判定対象走行距離のうち前記シフトモード選択条件判定部によって前記車両におけるシフトモードの状態が前記シフトモード選択条件を充足すると判定された走行距離との比較結果に基づいて省燃費運転を採点する省燃費運転採点部を有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の省燃費運転診断装置。
  5. 前記省燃費運転採点部による採点結果に基づいて省燃費運転アドバイスを生成するアドバイス生成部を有することを特徴とする請求項4記載の省燃費運転診断装置。
  6. 前記省燃費運転採点部による採点結果又は前記アドバイス生成部によって生成された省燃費運転アドバイスを運転者に通知する通知部を有することを特徴とする請求項4又は5記載の省燃費運転診断装置。
  7. 車両の省燃費運転を診断する省燃費運転診断システムであって、
    車両が省燃費運転していると判断される際のシフトモード選択状態の条件であるシフトモード選択条件を管理する条件管理部と、前記車両におけるシフトモードの選択状態が、前記条件管理部により管理される前記シフトモード選択条件を充足するか否かを判定するシフトモード選択条件判定部と、前記車両が走行中の路面状況が所定の路面であるか否かを判定する走行状況判定部と、前記走行状況判定部による判定結果に応じて前記シフトモード選択条件判定部による判定を行うか否かを判断し、前記シフトモード選択条件判定部による判定を行うと判断した期間を対象として省燃費運転を診断する省燃費運転診断部と、
    前記省燃費運転診断部によって前記シフトモード選択条件判定部による判定を行うと判断された前記期間における前記車両の走行距離である判定対象走行距離と、該判定対象走行距離のうち前記シフトモード選択条件判定部によって前記車両におけるシフトモードの状態が前記シフトモード選択条件を充足すると判定された走行距離との比較結果に基づいて省燃費運転を採点する省燃費運転採点部と
    を含むことを特徴とする省燃費運転診断システム。
  8. 道路状況又は交通状況を取得する道路交通状況取得装置によって取得された前記道路状況又は前記交通状況に応じて前記シフトモード選択条件を変更することを特徴とする請求項7記載の省燃費運転診断システム。
  9. 道路状況又は交通状況を取得する道路交通状況取得装置によって取得された前記道路状況又は前記交通状況に応じて前記シフトモード選択条件判定部による判定をキャンセルすることを特徴とする請求項7又は8記載の省燃費運転診断システム。
  10. 車両の走行制御を行うとともに前記車両の省燃費運転を診断する省燃費運転診断を行う前記車両の走行制御装置であって、
    車両が省燃費運転していると判断される際のシフトモード選択状態の条件であるシフトモード選択条件を管理する条件管理部と、
    前記車両におけるシフトモードの選択状態が、前記条件管理部により管理される前記シフトモード選択条件を充足するか否かを判定するシフトモード選択条件判定部と、
    前記車両が走行中の路面状況が所定の路面であるか否かを判定する走行状況判定部と、
    前記走行状況判定部による判定結果に応じて前記シフトモード選択条件判定部による判定を行うか否かを判断し、前記シフトモード選択条件判定部による判定を行うと判断した期間を対象として省燃費運転を診断する省燃費運転診断部と
    を有することを特徴とする車両の走行制御装置。
  11. 車両の省燃費運転を採点する省燃費運転採点装置であって、
    前記車両におけるシフトモードの選択状態が、該車両が省燃費運転していると判断される際のシフトモード選択状態の条件であるシフトモード選択条件を充足するか否かを判定するシフトモード選択条件判定部と、前記車両が走行中の路面状況が所定の路面であるか否かを判定する走行状況判定部と、前記走行状況判定部による判定結果に応じて前記シフトモード選択条件判定部による判定を行うか否かを判断し、前記シフトモード選択条件判定部による判定を行うと判断した期間を対象として省燃費運転を診断する省燃費運転診断部とを有する省燃費運転診断装置から省燃費運転診断結果を取得する省燃費運転診断結果取得部と、
    前記省燃費運転診断結果取得部によって取得された前記車両の省燃費運転診断結果に応じて、前記省燃費運転診断部によって前記シフトモード選択条件判定部による判定を行うと判断された前記期間における前記車両の走行距離である判定対象走行距離と、該判定対象走行距離のうち前記省燃費運転診断装置によって前記車両のシフトモードの選択状態が前記シフトモード選択条件を充足すると判定された走行距離との比較結果に基づいて省燃費運転を採点する省燃費運転採点部と
    を有することを特徴とする省燃費運転採点装置。
  12. 車両の省燃費運転の診断を省燃費運転診断システムが行う省燃費運転診断方法であって、
    前記車両におけるシフトモードの選択状態が、前記車両が省燃費運転していると判断される際のシフトモード選択状態の条件であるシフトモード選択条件を充足するか否かを判定するシフトモード選択条件判定ステップと、
    前記車両が走行中の路面状況が所定の路面であるか否かを判定する走行状況判定ステップと、
    前記走行状況判定ステップによる判定結果に応じて前記シフトモード選択条件判定ステップによる判定を行うか否かを判断し、前記シフトモード選択条件判定ステップによる判定を行うと判断した期間を対象として省燃費運転を診断する省燃費運転診断ステップと、
    前記省燃費運転診断ステップによって前記シフトモード選択条件判定ステップによる判定を行うと判断された前記期間における前記シフトモード選択条件判定ステップによる判定の対象とされた前記車両の走行距離である判定対象走行距離と、該判定対象走行距離のうち前記シフトモード選択条件判定ステップによって前記車両におけるシフトモードの状態が前記シフトモード選択条件を充足すると判定された走行距離との比較結果に基づいて省燃費運転を採点する省燃費運転採点ステップと
    を含むことを特徴とする省燃費運転診断方法。
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