「往診したら患者はパチンコに」 在宅医療、基準の明確化が急務
「往診したら患者はパチンコに」 在宅医療、基準の明確化が急務
皆さん、こんにちは。永寿総合病院のがん診療支援・緩和ケアセンター長、広橋猛です。今日は、在宅医療の適応について考えさせられた、ある患者との出会いをお話しします。
その方は進行肺癌の男性患者でした。がん専門病院で抗がん薬治療を終えられ、私が在宅医療で関わるクリニックに訪問診療の依頼がありました。下町で一人暮らしをされているとのことで、初回の往診日程を調整し、約束の時間にお宅へ伺いました。
ところが…