更新日:2025年07月04日
古民家の趣あふれる贅沢そば御膳を味わう癒しの空間
三田の風情ある古民家で味わう石挽十割蕎麦 今日も暑くて食欲が出ない。こんな時は冷たい蕎麦が良いと家内が言う。ということで、せっかくだから少しドライブしてから食べられる店を検索した。その結果、第一候補としてこの店をチェック。昼時は混むようだから、少し遅めに出発。駐車場はそこそこ広いので、車で行くのが便利。ただし三田の旧市街地にあるので、店の近くは道が狭い。人や自転車もよく通るので、気を付けないとね。 13時20分ごろ到着、店の前にイスが並べられているが誰も座っていない。入店する際に確認したのだが、築90年以上の古民家をリノベーションしているそうだ(兵庫県から景観形成重要建造物に指定されているらしい)。また今日の蕎麦は、茨城県坂東市産の常陸秋そばとのこと。暖簾をくぐって店内に入ると、広い土間がある。満席だとここで整理券を受け取って待つことになるが、そのままお上がりくださいという張り紙があった。ラッキー。靴を脱いで上がると、店の人がいて席のタイプを聞かれた。テーブル席を所望すると、奥の部屋に通され2人掛けのテーブル席に案内された。中庭が見える明るくて落ち着いた部屋。この部屋の先客は3組6名。掘りごたつや座敷の部屋も別にある。 テーブルの上に置いてあるメニューを拝見。十割そばに天ぷらや刺身、季節の一品が付いている「和み膳」(2000円)がオシのようなので、卓上のワイヤレスチャイムを押して店の人を呼び、2人ともそれをオーダー。内容は、 蕎麦(温・冷:2人ともざるそば) 天ぷら おさしみ 蕎麦どうふ 豚の角煮 そば茶プリン 季節の一品(枝豆おにぎり・オクラの梅あえ・アジの南蛮漬け・茗荷のポテトサラダ) 注文は、QRコードを読み取ってセルフスタイルですることもできた。会計も席でエアペイ決済可能、築90年以上なのにイマドキだ。もちろん、レジで現金支払いすることもできる。 18分ぐらいで、蕎麦以外が着盆。それから3分ほどで蕎麦が到着。ランチで2000円は少しお高く感じるが、到着してみると綺麗な豪華御膳!まずは蕎麦から、香りと風味がとても豊かで、コシと喉ごしが良い。ツユもしっかりと出汁が効いて、スッキリと美味しい。ワンプレートに色鮮やかに盛られた惣菜は、一つ一つ凝っている。さしみ(マグロ、サーモン、カンパチ)は新鮮、アジの南蛮漬けはちょうど良い酸味。豚の角煮は、ホロホロして柔らかい。一口だけのおにぎりが付いているのが良い。お米はちょとだけでも食べたいのよね。たくさんの惣菜をちょっとずつ食べられるので、贅沢な気分になる。天ぷら(エビ、カボチャ、ナス、レンコン、鶏)は衣がサクサクで中はジューシー、軽く感じられる。いい油を使用しているのがよく分かる。蕎麦のおかわりが300円なので、もちろんおかわりするでしょう。そば茶プリンは濃厚プリンにそばを散らしていて、香ばしくて美味しかった。 平日の昼過ぎでも駐車場はほぼ満車、土日祝はガードマンもいるという。2016年にビブグルマンに認定されたということもあり、人気なんだろうね。建物や部屋も風情があるしね。車で行くと飲めないのが残念。
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