明 細 書
ヒドラジド誘導体
技術分野
[0001] 本発明は、医薬として有用な新規なヒドラジド誘導体、その薬理学的に許容される 塩またはそれらの水和物、並びにそれらを有効成分として含有する血栓形成に起因 する疾患の治療または予防剤に関する。
背景技術
[0002] 生体は血管が破綻すると速やかにトロンビンを産生することで、出血死を免れる。そ の一方、傷害血管での炎症反応等に伴って過量のトロンビンが産生すると血栓症を 引き起こし、重要臓器機能を障害する。そこで、血栓症の治療または予防にトロンビ ン産生を阻害したり、トロンビン活性を直接阻害するへノリンやヮーフアリン等のトロン ビン阻害剤が抗血液凝固薬として長い間使われてきた。しかし、これらの薬物の医療 的な満足度は高いとは言えず、用量反応性に優れた、出血の危険性が低い、経口 投与可能な新しい抗血液凝固薬の研究開発が世界的に進められている。
[0003] ところで、血液凝固機構は、陰性荷電物質との接触により第 XII因子 (FXII)の活性 化に始まる「内因性凝固経路」と、組織因子 (TF)と第 VII因子 (FVII)により活性化さ れる「外因性凝固経路」との二つに分類されていた力 血栓症の発症においては、病 態時に TFが特異的に発現することから外因性凝固の重要性が示唆されている。そこ で、凝固カスケードにおいて、外因性凝固経路の最上流に位置する血液凝固第 VII a因子を阻害する化合物は、外因性凝固機構が関与する血栓症などの血栓形成に 起因する疾患の治療および Zまたは予防剤として有用であると考えられている。
[0004] このような血液凝固第 Vila因子を阻害する化合物としては、従来、アミジノナフトー ル誘導体 (非特許文献 1参照)、アミジノ誘導体 (特許文献 1参照)、 N スルフォニル ジペプチド誘導体 (特許文献 2参照)、 6 [ [ (ァリル)ォキシ]メチル]ナフタレン— 2 カルボキシイミダミド誘導体 (特許文献 3参照)、フエ-ルグリシン誘導体 (特許文献 4、 5参照)等が知られている。
[0005] し力しながら、従来公知の化合物であっても、血液凝固第 Vila因子に対する阻害
活性、血液凝固作用、血栓症治療作用等の点において未だ十分なものではなかつ た。
[0006] また、ヒドラジド骨格を有する血栓形成に起因する疾患の治療剤は知られていなか つた o
[0007] 非特許文献 l :Tetrahedron、 55卷、 6219ページ、 1999年
特許文献 1 :欧州特許出願公開第 1078917号明細書
特許文献 2:国際公開第 00Z58346号パンフレット
特許文献 3:国際公開第 00Z66545号パンフレット
特許文献 4 :国際公開第 OOZ35858号パンフレット
特許文献 5 :国際公開第 00Z41531号パンフレット
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0008] 本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、セリンプロテ ァーゼ阻害活性を有しており、特に血液凝固第 Vila因子に対する阻害活性に優れ た新規なヒドラジド誘導体、その薬理学的に許容される塩またはそれらの水和物、並 びにそれらを用いた血栓形成に起因する疾患の治療および Zまたは予防剤を提供 することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0009] 本発明者らは上記事情に鑑みて鋭意研究を行った結果、特定の化学構造を有す る新規なヒドラジド誘導体を合成することに成功し、これらの化合物が血液凝固第 VII a因子に対する優れた阻害活性を有することを見出し、特に、血栓形成に起因する疾 患の治療および Zまたは予防剤として有用であることを見出し、本発明を完成した。 すなわち本発明は以下の〔1〕〜〔35〕を提供する。
〔1〕 一般式 (1)
[式中、 Rla、 Rlb、 Rlcおよび Rldは、それぞれ独立して水素原子、 C1 6アルキル 基またはハロゲン原子を意味する。
R2は、下記 A1群力も選択される 1〜5個の置換基を有していてもよいフエ-ル基を 意味する。
R3は、水素原子、 C1 6アルキル基、下記 A1群力 選択される 1〜5個の置換基 を有して!/、てもよ 、C3 - 8シクロアルキル基、下記 A1群力 選択される 1〜5個の置 換基を有して 、てもよ 、5または 6員非芳香族へテロ環式基、下記 A1群から選択さ れる 1〜5個の置換基を有していてもよい C6— 10ァリール基、下記 A1群から選択さ れる 1〜5個の置換基を有していてもよい 5〜10員へテロアリール基、下記 A1群から 選択される 1〜5個の置換基を有して!/、てもよ!/、C6 - 10ァリールメチル基、下記 A1 群力も選択される 1〜5個の置換基を有していてもよい C6— 10ァリールアミノ基、下 記 A1群力も選択される 1〜5個の置換基を有していてもよい 5〜10員へテロアリール メチル基または下記 A1群力も選択される 1〜5個の置換基を有していてもよい 5〜: L0 員へテロァリールアミノ基を意味する。
Z2および Z3は、それぞれ独立して水素原子または C1— 6アルキル基を意味す る。
Z4は、水素原子または C1— 6アルキル基を意味する。
Xは、単結合、—SO—基、 CO 基または CS 基を意味する。
2
A1群は、水酸基、ハロゲン原子、シァノ基、カルボキシ基、力ルバモイル基、ニトロ 基、下記 B1群から選択される 1〜3個の置換基を有して!/、てもよ!/、C 1 6アルキル 基、下記 C1群力 選択される 1〜5個の置換基を有して!/、てもよ!/、C3 - 8シクロアル キル基、 C2— 6ァルケ-ル基、 C2— 6アルキ-ル基、下記 B1群から選択される 1〜 3個の置換基を有していてもよい C1 6アルコキシ基、下記 C1群から選択される 1〜
5個の置換基を有して 、てもよ 、C3 - 8シクロアルキルォキシ基、 C2— 6ァルケ-ル ォキシ基、 C2— 6アルキ-ルォキシ基、 C1— 6アルキルチオ基、 C1— 6アルキルス ルフィ-ル基、 C1 6アルキルスルホ-ル基、 C2— 7アルキルカルボ-ル基、下記 C 1群力も選択される 1〜5個の置換基を有していてもよい C6— 10ァリール基、下記 C 1群力も選択される 1〜5個の置換基を有していてもよい C6— 10ァリールォキシ基、 下記 C1群力も選択される 1〜5個の置換基を有していてもよい 5〜: L0員へテロアリー ル基、下記 C1群力も選択される 1〜5個の置換基を有していてもよい 5〜: L0員へテロ ァリールォキシ基、下記 C1群力 選択される 1〜5個の置換基を有していてもよい 5 または 6員非芳香族へテロ環式基、下記 C1群力 選択される 1〜5個の置換基を有 していてもよい 5または 6員非芳香族へテロ環ォキシ基および式— NR"—R2t (式中、 R"および R2tは、それぞれ独立して水素原子、 C 1—6アルキル基、 C2— 7アルキル カルボ-ル基、下記 C1群から選択される 1〜5個の置換基を有して!/、てもよ!/、C6— 10ァリール基または下記 C1群力も選択される 1〜5個の置換基を有していてもよい 5 〜10員へテロアリール基を意味する。 )で表わされる基力もなる群を意味する。
B1群は、ハロゲン原子、 C1— 6アルコキシ基、 C3— 8シクロアルキル基、アミノ基、 モノ(C 1—6アルキル)アミノ基、ジ(C 1—6アルキル)アミノ基、力ルバモイル基、モノ (C 1—6アルキル)ァミノカルボ-ル基、ジ(C 1—6アルキル)ァミノカルボ-ル基、下 記 C1群力も選択される 1〜5個の置換基を有していてもよい C6— 10ァリール基およ び下記 C1群力も選択される 1〜5個の置換基を有していてもよい 5〜10員へテロァリ ール基力 なる群を意味する。
C1群は、ハロゲン原子、 C1 6アルキル基および C1 6アルコキシ基からなる群 を意味する。 ]で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
〔2〕 Rla、 Rlb、 Rlcおよび Rldが、水素原子である、前記〔1〕に記載の化合物もしくは その塩またはそれらの水和物。
〔3〕 Z1が、水素原子である、前記〔1〕または〔2〕に記載の化合物もしくはその塩また はそれらの水和物。
〔4〕 Z2が、水素原子である、前記〔1〕〜〔3〕のいずれか一項に記載の化合物もしく はその塩またはそれらの水和物。
〔5〕 Z3が、水素原子である、前記〔1〕〜〔4〕のいずれか一項に記載の化合物もしく はその塩またはそれらの水和物。
〔6〕 Z4が、水素原子である、前記〔1〕〜〔5〕のいずれか一項に記載の化合物もしく はその塩またはそれらの水和物。
〔7〕 Xが、単結合、 SO—基または CO 基である、前記〔1〕〜〔6〕のいずれか
2
一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
〔8〕 Xが、単結合または CO 基である、前記〔1〕〜〔6〕のいずれか一項に記載 の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
〔9〕 R2が、下記 A2群力も選択される 1〜3個の置換基を有していてもよいフエ-ル 基である、前記〔1〕〜〔8〕の 、ずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれ らの水和物:
<A2群 >
下記 B2群から選ばれる基を有していてもよい C1 6アルコキシ基、 C1— 6アルキ ル基、 C1 6アルコキシ C1 6アルキル基、 C3— 8シクロアルキルォキシ基、 C2— 6ァルケ-ルォキシ基、 C2— 6アルキ-ルォキシ基、ベンジルォキシ基、ピリジルメト キシ基、水酸基およびハロゲン原子からなる群。
< B2群 >
フッ素原子、 C1— 6アルコキシ基、アミノ基、モノ(C 1—6アルキル)アミノ基、ジ(C1 6アルキル)アミノ基、力ルバモイル基、モノ(C1 6アルキル)ァミノカルボ-ル基 およびジ(C1 6アルキル)ァミノカルボ-ル基からなる群。
〔10〕 R2が、下記 A3群力も選択される 2〜3個の置換基を有するフエニル基である、 前記〔1〕〜〔8〕の 、ずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和 物:
<Α3群 >
下記 Β3群から選ばれる基を有して!/、てもよ!/、C1— 6アルコキシ基、 C2— 6ァルケ -ルォキシ基、水酸基およびハロゲン原子力もなる群。
< B3群 >
フッ素原子、 C1— 6アルコキシ基、アミノ基、モノ(C 1—6アルキル)アミノ基、ジ(C1
6アルキル)アミノ基およびジ(C1 6アルキル)ァミノカルボ-ル基からなる群。 〔11〕 R2が、下記 A4群力も選択される 2〜3個の置換基を有するフエニル基である、 前記〔1〕〜〔8〕の 、ずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和 物:
<A4群 >
メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、 n—プロポキシ基、ジメチルァミノカルボ -ルメトキシ基、 2—ジメチルアミノエトキシ基、 2—アミノー 2—メチルプロポキシ基、 2 ージメチルアミノー 1 メチルエトキシ基、 2—メトキシェトキシ基、ァリルォキシ基、水 酸基、フッ素原子および 2 -フルォロエトキシ基力 なる群。
〔12〕 R2が、式
[化 2]
(式中、 R ま、水素原子またはフッ素原子を意味する。
R2bは、水素原子、メトキシ基、イソプロポキシ基、 n—プロポキシ基、ァリルォキシ基 または 2—フルォロェトキシ基を意味する。
R2eおよび R2dはそれぞれ独立して、水素原子、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキ シ基、 n—プロポキシ基、ジメチルァミノカルボ-ルメトキシ基、 2—ジメチルァミノエト キシ基、 2—アミノー 2—メチルプロポキシ基、 2—ジメチルアミノー 1 メチルエトキシ 基、 2—メトキシェトキシ基、ァリルォキシ基、水酸基、フッ素原子および 2—フルォロ エトキシ基を意味する。 )で表わされる 2〜3個の置換基を有するフエニル基である、 前記〔1〕〜〔8〕の 、ずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和 物。
〔13〕 R2が、 3 エトキシー4ージメチルァミノカルボ-ルメトキシフエ-ル基、 3, 4— ジァリルォキシフエ-ル基、 3 エトキシー4一(2 ジメチルアミノエトキシ)フエ-ル
基、 3 エトキシー 4一(2—メトキシエトキシ)フエ-ル基、 3, 4 ジエトキシフエ-ル 基、 3, 5—ジメトキシ一 4—ヒドロキシフエ-ル基、 3—エトキシ一 6—フルォロ一 4—ィ ソプロポキシフエ-ル基、 3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル基、 3—メトキシー 4 イソプロポキシフエ-ル基、 3, 4—ジメトキシー 6—フルオロフェ-ル基、 3, 4, 5 ートリメトキシフエ-ル基、 3—メトキシ—5—n—プロポキシー6—フルオロフェ-ル基 、 3—メトキシ一 5—ァリルォキシ 6—フルオロフェ-ル基、 3—メトキシ一 5—イソプ 口ポキシ—6—フルオロフェ-ル基、 3—メトキシ— 5— (2—フルォロエトキシ)—6— フルオロフェ-ル基、 4— (2 アミノー 2—メチルプロポキシ)—3 エトキシフエ-ル 基または 4— (2—ジメチルァミノ— 1—メチルエトキシ)—3—エトキシフエ-ル基であ る、前記〔1〕〜〔8〕の 、ずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水 和物。
〔14〕 R3が、下記 D1群力も選択される 1〜3個の置換基を有していてもよい 5または 6員非芳香族へテロ環式基、下記 D1群力 選択される 1〜3個の置換基を有してい てもよ 、フエ二ル基、下記 D1群力も選択される 1〜3個の置換基を有して 、てもよ ヽ 5〜10員へテロアリール基、下記 D1群力 選択される 1〜3個の置換基を有していて もよい C6— 10ァリールメチル基または下記 D1群力も選択される 1〜3個の置換基を 有していてもよい 5〜10員へテロアリールメチル基である、前記〔1〕〜〔13〕のいずれ か一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物:
< D1群 >
水酸基、ハロゲン原子、シァノ基、ニトロ基、カルボキシ基、力ルバモイル基、 C2— 7アルキルカルボ-ル基、 C1 6アルキル基、 1〜3個のハロゲン原子を有する C1— 6アルキル基、 C1— 6アルコキシ基、 C1— 6アルキルチオ基、 C1— 6アルキルスルホ -ル基、アミノ基、モノ(C 1—6アルキル)アミノ基、ジ(C 1—6アルキル)アミノ基、モノ (C2— 7アルキルカルボ-ル)アミノ基、ジ(C2— 7アルキルカルボ-ル)アミノ基、フ ェニル基、フエノキシ基、ベンジルォキシ基、 5ーテトラゾリル基、ピロリル基およびモ ルホリノ基力 なる群。
〔15〕 R3が、フエ-ル基、インダゾリル基、フリル基、ピリジル基、 N—ォキシピリジル 基、ピリミジニル基、チェニル基、ピラジュル基、ベンゾトリァゾリル基、ピリドニル基、
ベンジル基、ピリジルメチル基またはチェニルメチル基である、前記〔1〕〜〔13〕のい ずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物(ただし、当該 R3 は、下記 D2群力も選択される 1〜3個の置換基を有していてもよい。 ):
< D2群 >
水酸基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、シァノ基、ニトロ基、カルボキシ基、力 ルバモイル基、ァセチル基、メチル基、ェチル基、トリフルォロメチル基、メトキシ基、 エトキシ基、 n—プロポキシ基、イソプロポキシ基、ベンジルォキシ基、フエノキシ基、メ チルチオ基、メチルスルホ -ル基、アミノ基、メチルァミノ基、ジメチルァミノ基、ァセチ ルァミノ基、フ -ル基、 5—テトラゾリル基、ピロリル基およびモルホリノ基力 なる群
〔16〕 R3が、(1)水酸基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、シァノ基、ニトロ基、力 ルポキシ基、ァセチルァミノ基、メチルスルホニル基およびメトキシ基カゝらなる群から 選択される基を有していてもよいフエニル基、(2)フッ素原子、塩素原子、臭素原子、 メチル基、ジメチルァミノ基およびカルボキシ基力 なる群力 選択される基を有して いてもよいピリジル基、(3) N—ォキシピリジル基、(4)ピリミジ -ル基、(5) N—メチル ピリドニル基、(6)ピリジルメチル基または(7)チェ-ルメチル基である、前記〔1〕〜〔 13〕のいずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物。
〔17〕 R3が、 2 ピリジル基、 3 ブロモピリジン一 2—ィル基、 3—カルボキシピリジ ン 2—ィル基、 3 メチルピリジン 2—ィル基、 3 ピリジル基、 2 クロ口ピリジン 3—ィル基、 2 フルォロピリジンー3—ィル基、 2 メチルピリジンー3—ィル基、 4 —クロ口ピリジン— 3—ィル基、 4—メチルピリジン— 3—ィル基、 2— (ジメチルァミノ) ピリジンー3—ィル基、 4 ピリジル基、 3—ブロモピリジンー4ーィル基、 3—クロ口ピリ ジンー4ーィル基、 3—フルォロピリジンー4ーィル基、 3—メチルピリジンー4ーィル 基、 2 ピリミジ -ル基、(ピリジン— N—ォキシド)— 3—ィル基、(ピリジン— N—ォキ シド) 2—ィル基、 3 ピリジルメチル基、 3 チェ-ルメチル基、 N—メチルー 2— ピリドンー5—ィル基、 N—メチルー 4 ピリドンー3—ィル基、フエ-ル基、 2 ブロモ フエ-ル基、 2—クロ口フエ-ル基、 2—フルオロフェ-ル基、 2—シァノフエ-ル基、 2 カルボキシフエ-ル基、 2— -トロフエ-ル基、 2—メトキシフエ-ル基、 2—メチルス
ルホ -ルフヱ-ル基、 4 ァセチルァミノフエ-ル基または 4 ヒドロキシフヱ-ル基で ある、前記〔1〕〜〔13〕のいずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれら の水和物。
〔18〕 前記〔1〕〜〔17〕のいずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれら の水和物を含有する医薬。
〔19〕 前記〔1〕〜〔17〕のいずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれら の水和物を含有する、血栓形成に起因する疾患の治療または予防剤。
〔20〕 前記〔1〕〜〔17〕のいずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれら の水和物を含有する、下記 E1群力 選択される疾患の治療または予防剤: <E1群 >
血栓症、深部静脈血栓症、肺塞栓症、脳梗塞、心筋梗塞、血管再狭窄、播種性血 管内血液凝固症候群および悪性腫瘍からなる群。
〔21〕 前記〔1〕〜〔17〕のいずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれら の水和物を含有する、下記 E2群力 選択される疾患の治療または予防剤: <E2群 >
血栓症、深部静脈血栓症、肺塞栓症、脳梗塞、心筋梗塞、血管再狭窄および播種 性血管内血液凝固症候群からなる群。
〔22〕 一般式(1 2)
[化 3]
(式中、 R41は水素原子または C 1—6アルキル基を意味する。 T1および T2はそれぞ れ独立して、メチン基または窒素原子を意味する。)で表わされる基を意味する(当該 Z4Gは、前記〔1〕記載の A1群力も選択される 1〜3個の置換基を有していてもよい。 )
Rla、 Rlb、 Rlc、 Rld、 R2、 Z Z2および Z3は、前記〔1〕記載の Rla、 Rlb、 Rlc、 Rld、 R2 、 Z Z2および Z3とそれぞれ同意義である。 ]で表される化合物もしくはその塩または それらの水和物。
〔23〕 Rla、 Rlb、 Rlcおよび Rldが、水素原子である、前記〔22〕に記載の化合物もしく はその塩またはそれらの水和物。
〔24〕 Z1が、水素原子である、前記〔22〕または〔23〕に記載の化合物もしくはその塩 またはそれらの水和物。
〔25〕 Z2が、水素原子である、前記〔22〕〜〔24〕の 、ずれか一項に記載の化合物も しくはその塩またはそれらの水和物。
〔26〕 Z3が、水素原子である、前記〔22〕〜〔25〕の 、ずれか一項に記載の化合物も しくはその塩またはそれらの水和物。
[27] R2が、下記 A2群力も選択される 1〜3個の置換基を有していてもよいフエニル 基である、前記〔22〕〜〔26〕の 、ずれか一項に記載の化合物もしくはその塩または それらの水和物:
< A2群 >
下記 B2群から選ばれる基を有していてもよい CI 6アルコキシ基、 C1— 6アルキ ル基、 C1 6アルコキシ C1 6アルキル基、 C3— 8シクロアルキルォキシ基、 C2— 6ァルケ-ルォキシ基、 C2— 6アルキ-ルォキシ基、ベンジルォキシ基、ピリジルメト キシ基、水酸基およびハロゲン原子からなる群。
< B2群 >
フッ素原子、 C1— 6アルコキシ基、アミノ基、モノ(C 1—6アルキル)アミノ基、ジ(C1 6アルキル)アミノ基、力ルバモイル基、モノ(C1 6アルキル)ァミノカルボ-ル基 およびジ(C1 6アルキル)ァミノカルボ-ル基からなる群。
〔28〕 R2が、下記 A3群力も選択される 2〜3個の置換基を有するフエニル基である、 前記〔22〕〜〔26〕の 、ずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水 和物:
<A3群 >
下記 B3群から選ばれる基を有して!/、てもよ!/、C1— 6アルコキシ基、 C2— 6ァルケ -ルォキシ基、水酸基およびハロゲン原子力もなる群。
< B3群 >
フッ素原子、 C1— 6アルコキシ基、アミノ基、モノ(C 1—6アルキル)アミノ基、ジ(C1 6アルキル)アミノ基およびジ(C1 6アルキル)ァミノカルボ-ル基からなる群。 〔29〕 R2が、下記 A4群力も選択される 2〜3個の置換基を有するフエニル基である、 前記〔22〕〜〔26〕の 、ずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水 和物:
<A4群 >
メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、 n—プロポキシ基、ジメチルァミノカルボ -ルメトキシ基、 2—ジメチルアミノエトキシ基、 2—アミノー 2—メチルプロポキシ基、 2 ージメチルアミノー 1 メチルエトキシ基、 2—メトキシェトキシ基、ァリルォキシ基、水 酸基、フッ素原子および 2 -フルォロエトキシ基力 なる群。
〔30〕 R2が、式
[化 5]
(式中、 R ま、水素原子またはフッ素原子を意味する。
R2bは、水素原子、メトキシ基、イソプロポキシ基、 n—プロポキシ基、ァリルォキシ基 または 2—フルォロェトキシ基を意味する。
R2eおよび R2dはそれぞれ独立して、水素原子、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキ シ基、 n—プロポキシ基、ジメチルァミノカルボ-ルメトキシ基、 2—ジメチルァミノエト キシ基、 2—アミノー 2—メチルプロポキシ基、 2—ジメチルアミノー 1 メチルエトキシ 基、 2—メトキシェトキシ基、ァリルォキシ基、水酸基、フッ素原子および 2—フルォロ エトキシ基を意味する。 )で表わされる 2〜3個の置換基を有するフエニル基である、 前記〔22〕〜〔26〕の 、ずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水 和物。
〔31〕 R2が、 3 エトキシー4ージメチルァミノカルボ-ルメトキシフエ-ル基、 3, 4— ジァリルォキシフエ-ル基、 3 エトキシー4一(2 ジメチルアミノエトキシ)フエ-ル 基、 3 エトキシー 4一(2—メトキシエトキシ)フエ-ル基、 3, 4 ジエトキシフエ-ル 基、 3, 5—ジメトキシ一 4—ヒドロキシフエ-ル基、 3—エトキシ一 6—フルォロ一 4—ィ ソプロポキシフエ-ル基、 3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル基、 3—メトキシー 4 イソプロポキシフエ-ル基、 3, 4—ジメトキシー 6—フルオロフェ-ル基、 3, 4, 5 ートリメトキシフエ-ル基、 3—メトキシ—5—n—プロポキシー6—フルオロフェ-ル基 、 3—メトキシ一 5—ァリルォキシ 6—フルオロフェ-ル基、 3—メトキシ一 5—イソプ 口ポキシ—6—フルオロフェ-ル基、 3—メトキシ— 5— (2—フルォロエトキシ)—6— フルオロフェ-ル基、 4— (2 アミノー 2—メチルプロポキシ)—3 エトキシフエ-ル 基または 4— (2—ジメチルァミノ— 1—メチルエトキシ)—3 エトキシフエ-ル基であ る、前記〔22〕〜〔26〕の 、ずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれら の水和物。
〔32〕 前記〔22〕〜〔31〕の ヽずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれ らの水和物を含有する医薬。
〔33〕 前記〔22〕〜〔31〕の ヽずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれ らの水和物を含有する、血栓形成に起因する疾患の治療または予防剤。
〔34〕 前記〔22〕〜〔31〕の ヽずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれ らの水和物を含有する、下記 E1群力 選択される疾患の治療または予防剤: <E1群 >
血栓症、深部静脈血栓症、肺塞栓症、脳梗塞、心筋梗塞、血管再狭窄、播種性血 管内血液凝固症候群および悪性腫瘍からなる群。
〔35〕 前記〔22〕〜〔31〕の ヽずれか一項に記載の化合物もしくはその塩またはそれ らの水和物を含有する、下記 E2群力 選択される疾患の治療または予防剤: <E2群 >
血栓症、深部静脈血栓症、肺塞栓症、脳梗塞、心筋梗塞、血管再狭窄および播種 性血管内血液凝固症候群からなる群。
[0010] 以下、本発明の内容について詳細に説明する。
[0011] 本明細書中にお!、ては、化合物の構造式が便宜上一定の異性体を表すことがある 力 本発明には化合物の構造上生ずる総ての幾何異性体、光学異性体、立体異性 体、互変異性体等の異性体および異性体混合物を含み、便宜上の式の記載に限定 されるものではなぐいずれか一方の異性体でも混合物でもよい。従って、本発明の 化合物には、光学活性体およびラセミ体が存在することがありえる力 本発明におい ては限定されず、いずれもが含まれる。また、結晶多形が存在することもあるが同様 に限定されず、いずれかの結晶形の単一物であっても混合物であってもよぐそして 、本発明に係る化合物には無水物と水和物とが包含される。
[0012] 以下、本明細書において使用する用語、記号等の意義を説明し、本発明を詳細に 説明する。
[0013] 「血栓形成に起因する疾患」とは、血栓形成が直接的または間接的原因で発症す る疾患であれば特に限定されないが、具体例としては、例えば血栓症、深部静脈血 栓症、肺塞栓症、脳梗塞、心筋梗塞、血管再狭窄、播種性血管内血液凝固症候群
または悪性腫瘍を意味し、好適には、深部静脈血栓症、肺塞栓症、脳梗塞、心筋梗 塞、血管再狭窄または播種性血管内血液凝固症候群を挙げることができる。
[0014] 「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を意味する。「 ノ、ロゲン原子」の好適例としては、例えばフッ素原子、塩素原子等を挙げることができ る。
[0015] 「C1— 6アルキル基」とは、炭素数 1〜6個の直鎖状または分枝鎖状のアルキル基 を意味し、具体例としては、例えばメチル基、ェチル基、 1 プロピル基 (n—プロピル 基)、 2—プロピル基 (i—プロピル基)、 2—メチルー 1 プロピル基 (i—ブチル基)、 2 メチル 2—プロピル基(t ブチル基)、 1 ブチル基(n ブチル基)、 2 ブチル 基(s ブチル基)、 1 ペンチル基、 2 ペンチル基、 3 ペンチル基、 2—メチルー 1 ブチル基、 3—メチルー 1 ブチル基、 2—メチルー 2 ブチル基、 3—メチルー 2 ブチル基、 2, 2 ジメチルー 1 プロピル基、 1一へキシル基、 2 へキシル基、 3 一へキシル基、 2—メチルー 1 ペンチル基、 3—メチルー 1 ペンチル基、 4ーメチ ルー 1 ペンチル基、 2—メチルー 2 ペンチル基、 3—メチルー 2 ペンチル基、 4 ーメチルー 2 ペンチル基、 2—メチルー 3 ペンチル基、 3—メチルー 3 ペンチル 基、 2, 3 ジメチル— 1—ブチル基、 3, 3 ジメチル— 1—ブチル基、 2, 2 ジメチ ルー 1 ブチル基、 2 ェチルー 1 ブチル基、 3, 3 ジメチルー 2 ブチル基、 2, 3 ジメチル 2 ブチル基等が挙られる。
[0016] 「C2— 6アルケニル基」とは、二重結合を 1個含んでいる、炭素数 2〜6個の有する 直鎖状または分枝鎖状のアルケニル基を意味し、具体例としては、例えばビニル基( ェテュル基)、ァリル基(2—プロべ-ル基)、 1 プロべ-ル基、イソプロべ-ル基(1 ーメチルビ-ル基)、 1ーブテュル基、 2 ブテュル基、 3 ブテュル基、ペンテニル 基、へキセ -ル基等が挙げられる。
[0017] 「C2— 6アルキニル基」とは、三重結合を 1個有する、炭素数 2〜6個の直鎖状また は分枝鎖状のアルキ-ル基を意味し、具体例としては、例えばェチニル基、 1 プロ ピニル基、 2—プロピ-ル基、ブチュル基、ペンチニル基、へキシニル基等が挙げら れる。
[0018] 「C3— 8シクロアルキル基」とは、炭素数が 3ないし 8個の単環の飽和脂肪族炭化水
素基を意味し、具体例としては、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロべ ンチル基、シクロへキシル基、シクロへプチル基、シクロォクチル基等が挙げられる。
[0019] 「C6— 10ァリール基」とは、炭素数が 6ないし 10個の芳香族の炭化水素環式基を 意味し、具体例としては、例えばフエニル基、ナフチル基が挙げられる。
[0020] 「5〜 10員へテロアリール基」とは、環を構成する原子の数が 5〜 10であり、環を構 成する原子中に 1〜5個のへテロ原子を含有する芳香族性の環式基を意味し、具体 例としては、例えばフリル基、チェニル基、ピロリル基、イミダゾリル基、トリァゾリル基、 テトラゾリル基、チアゾリル基、ピラゾリル基、ォキサゾリル基、イソォキサゾリル基、イソ チアゾリル基、フラザニル基、チアジアゾリル基、ォキサジァゾリル基、ピリジル基、ピ ラジニル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、トリアジ-ル基、プリニル基、プテリジ- ル基、キノリル基、イソキノリル基、ナフチリジニル基、キノキサリニル基、シンノリニル 基、キナゾリニル基、フタラジュル基、イミダゾピリジル基、イミダゾチアゾリル基、イミダ ゾォキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾォキサゾリル基、ベンゾイミダゾリル基 、インドリル基、イソインドリル基、インダゾリル基、ピロ口ピリジル基、チェノビリジル基 、フロピリジル基、ベンゾチアジアゾリル基、ベンゾォキサジァゾリル基、ピリドピリミジ -ル基、ベンゾフリル基、ベンゾチェ-ル基、ベンゾ [1, 3]ジォキソール基、チェノフ リル基等が挙げられる。
[0021] 「5または 6員非芳香族へテロ環式基」とは、(1)環を構成する原子の数が 5または 6 であり、(2)環を構成する原子中に 1〜2個のへテロ原子を含有し、(3)環中に二重 結合を 1〜2個含んで 、てもよく、(4)環中にカルボ-ル基を 1〜2個含んで 、てもよ い、(5)非芳香族性の環式基を意味し、具体例としては、例えばピロリジニル基、ピぺ リジ-ル基、モルホリニル基、チオモルホリニル基、テトラヒドロフリル基、テトラヒドロピ ラニル基、ピリドニル基等が挙げられる。
[0022] 「じ1 6ァルコキシ基」とは、前記定義の「じ1 6ァルキル基」が結合したォキシ基 であることを意味し、具体例としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、 1 プロピルォ キシ基、 2—プロピルォキシ基、 2—メチルー 1 プロピルォキシ基、 2—メチルー 2— プロピルォキシ基、 1 ブチルォキシ基、 2—プチルォキシ基、 1 ペンチルォキシ基 、 2 ペンチルォキシ基、 3 ペンチルォキシ基、 2—メチルー 1 ブチルォキシ基、
3—メチルー 1 ブチルォキシ基、 2—メチルー 2 ブチルォキシ基、 3—メチルー 2 ブチルォキシ基、 2, 2—ジメチル 1 プロピルォキシ基、 1 へキシルォキシ基 、 2 へキシルォキシ基、 3 へキシルォキシ基、 2—メチルー 1 ペンチルォキシ基 、 3—メチルー 1 ペンチルォキシ基、 4ーメチルー 1 ペンチルォキシ基、 2—メチ ルー 2 ペンチルォキシ基、 3—メチルー 2 ペンチルォキシ基、 4ーメチルー 2 ぺ ンチルォキシ基、 2—メチルー 3 ペンチルォキシ基、 3—メチルー 3 ペンチルォキ シ基、 2, 3 ジメチルー 1 ブチルォキシ基、 3, 3 ジメチルー 1 ブチルォキシ基 、 2, 2 ジメチルー 1 ブチルォキシ基、 2 ェチルー 1 ブチルォキシ基、 3, 3— ジメチルー 2 ブチルォキシ基、 2, 3 ジメチルー 2 ブチルォキシ基等が挙げられ る。
[0023] 「C3 - 8シクロアルキルォキシ基」とは、前記定義の「C3 - 8シクロアルキル基」が 結合したォキシ基であることを意味し、具体例としては、例えばシクロプロピルォキシ 基、シクロブチルォキシ基、シクロペンチルォキシ基、シクロへキシルォキシ基、シク 口へプチルォキシ基、シクロォクチルォキシ基等が挙げられる。
[0024] 「C2— 6ァルケ-ルォキシ基」とは、前記定義の「C2— 6ァルケ-ル基」が結合した ォキシ基であることを意味し、具体例としては、例えばビニルォキシ基 (エテュルォキ シ基)、ァリルォキシ基(2—プロべ-ルォキシ基)、 1 プロべ-ルォキシ基、イソプロ ぺ-ルォキシ基( 1ーメチルビ-ルォキシ基)、 1 ブテュルォキシ基、 2—ブテュル ォキシ基、 3—ブテニルォキシ基、ペンテ-ルォキシ基、へキセ -ルォキシ基等が挙 げられる。
[0025] 「C2— 6アルキ-ルォキシ基」とは、前記定義の「C2— 6アルキ-ル基」が結合した ォキシ基であることを意味し、具体例としては、例えばェチニルォキシ基、 1 プロピ -ルォキシ基、 2—プロピ-ルォキシ基、ブチュルォキシ基、ペンチ-ルォキシ基、 へキシニルォキシ基等が挙げられる。
[0026] 「C1 6アルキルチオ基」とは、前記定義の「じ1 6ァルキル基」が結合したチォ基 であることを意味し、具体例としては、例えば、メチルチオ基、ェチルチオ基、 1 プロ ピルチオ基、 2—プロピルチオ基、プチルチオ基、ペンチルチオ基等が挙げられる。
[0027] 「C1 6アルキルスルフィエル基」とは、前記定義の「じ1 6ァルキル基」が結合し
たスルフィエル基であることを意味し、具体例としては、例えば、メチルスルフィ -ル基
、ェチルスルフィ-ル基、 1 プロピルスルフィエル基、 2—プロピルスルフィエル基、 ブチルスルフィ-ル基、ペンチルスルフィ -ル基等が挙げられる。
[0028] 「C1 6アルキルスルホ-ル基」とは、前記定義の「C1 6アルキル基」が結合した スルホ-ル基であることを意味し、具体例としては、例えば、メチルスルホ -ル基、ェ チノレスノレホニノレ基、 1 プロピノレスノレホニノレ基、 2—プロピノレスノレホニノレ基、ブチノレス ルホニル基、ペンチルスルホ -ル基等が挙げられる。
[0029] 「C2— 7アルキルカルボ-ル基」とは、前記定義の「C 1—6アルキル基」が結合した カルボニル基であることを意味し、具体例としては、例えば、ァセチル基、プロピオ- ル基、イソプロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、 ビバロイル基等が挙げられる。
[0030] 「C6— 10ァリールォキシ基」とは、前記定義の「C6— 10ァリール基」が結合したォ キシ基であることを意味し、具体例としては、例えばフエニルォキシ基、 1 ナフチル ォキシ基、 2—ナフチルォキシ基が挙げられる。
[0031] 「5〜10員へテロアリールォキシ基」とは、前記定義の「5〜10員へテロアリール基」 が結合したォキシ基であることを意味し、具体例としては、例えばフリルォキシ基、チ ェニルォキシ基、ピロリルォキシ基、イミダゾリルォキシ基、ピリジルォキシ基、ピラジ -ルォキシ基等が挙げられる。
[0032] 「5または 6員非芳香族へテロ環ォキシ基」とは、前記定義の「5または 6員非芳香族 ヘテロ環式基」が結合したォキシ基であることを意味し、具体例としては、例えばピロ リジ-ルォキシ基、ピベリジ-ルォキシ基、モルホリニルォキシ基、チオモルホリニル ォキシ基、テトラヒドロフリルォキシ基、テトラヒドロビラニルォキシ基等が挙げられる。
[0033] 「C6— 10ァリールメチル基」とは、前記定義の「C6— 10ァリール基」が結合したメ チル基であることを意味し、具体例としては、例えばべンジル基、 1 ナフチルメチル 基、 2—ナフチルメチル基が挙げられる。
[0034] 「C6— 10ァリールアミノ基」とは、前記定義の「C6— 10ァリール基」が結合したアミ ノ基であることを意味し、具体例としては、例えばフエ-ルァミノ基、 1 ナフチルァミノ 基、 2—ナフチルァミノ基が挙げられる。
[0035] 「5〜 10員へテロアリールメチル基」とは、前記定義の「5〜 10員へテロアリール基」 が結合したメチル基であることを意味し、具体例としては、例えばフリルメチル基、チ ェニルメチル基、ピロリルメチル基、イミダゾリルメチル基、ピリジルメチル基、ピラジュ ルメチル基等が挙げられる。
[0036] 「5〜10員へテロアリールアミノ基」とは、前記定義の「5〜10員へテロアリール基」 が結合したアミノ基であることを意味し、具体例としては、例えばフリルアミノ基、チェ -ルァミノ基、ピロリルアミノ基、イミダゾリルァミノ基、ピリジルァミノ基、ピラジュルアミ ノ基等が挙げられる。
[0037] 「モノ(C1— 6アルキル)アミノ基」とは、前記定義の「C 1—6アルキル基」が 1つ結合 したアミノ基であることを意味し、具体例としては、例えばメチルァミノ基、ェチルァミノ 基等が挙げられる。
[0038] 「ジ(C1 6アルキル)アミノ基」とは、前記定義の「C1 6アルキル基」が 2つ結合し たァミノ基であることを意味し、具体例としては、例えばジメチルァミノ基、メチルェチ ルァミノ基等が挙げられる。
[0039] 「モノ(C1— 6アルキル)ァミノカルボ-ル基」とは、前記定義の「モノ(C1— 6アルキ ル)アミノ基」が結合したカルボ-ル基であることを意味し、具体例としては、例えばメ チルァミノカルボニル基、ェチルァミノカルボニル基等が挙げられる。
[0040] 「ジ(C1— 6アルキル)ァミノカルボ-ル基」とは、前記定義の「ジ(C1— 6アルキル) アミノ基」が結合したカルボ-ル基であることを意味し、具体例としては、例えばジメチ ルァミノカルボ-ル基、メチルェチルァミノカルボ-ル基等が挙げられる。
[0041] 「モノ(C2— 7アルキルカルボ-ル)アミノ基」とは、前記定義の「C2— 7アルキル力 ルポ二ル基」が 1つ結合したアミノ基であることを意味し、具体例としては、例えばァセ チルァミノ基、ェチルカルボ-ルァミノ基等が挙げられる。
[0042] 「ジ(C2— 7アルキルカルボ-ル)アミノ基」とは、前記定義の「C2— 7アルキルカル ボニル基」が 2つ結合したアミノ基であることを意味し、具体例としては、例えばジァセ チルァミノ基、ジ (ェチルカルボ-ル)アミノ基等が挙げられる。
[0043] 「ジメチルァミノ C1 6アルコキシ基」とは、前記定義の「ジメチルァミノ基が結合し た「C 1—6アルコキシ基」を意味し、具体的には 2 ジメチルァミノ—エトキシ基、 3—
ジメチルァミノ プロポキシ基等が挙げられる。
[0044] 「C1— 6アルコキシ C1— 6アルキル基」とは、前記定義の「C1— 6アルコキシ基」が 結合した「C 1—6アルキル基」を意味し、具体的にはメトキシメチル基、エトキシメチル 基等が挙げられる。
[0045] 「ピリジルメトキシ基」とは、ピリジル基が結合したメトキシ基を意味し、具体的には 2 —ピリジルメトキシ基、 3—ピリジルメトキシ基、 4—ピリジルメトキシ基が挙げられる。
[0046] 「インダゾリル基」とは、インダゾール環力 任意の位置の水素原子を 1個除 、て誘 導される一価の基を意味し、具体的には 1 インダゾリル基、 3 インダゾリル基等が 挙げられる。
[0047] 「フリル基」とは、フラン環から任意の位置の水素原子を 1個除いて誘導される一価 の基を意味し、具体的には 2 フリル基、 3 フリル基が挙げられる。
[0048] 「ピリジル基」とは、ピリジン環力も任意の位置の水素原子を 1個除いて誘導される 一価の基を意味し、具体的には 2 ピリジル基、 3 ピリジル基、 4 ピリジル基が挙 げられる。
[0049] 「N—ォキシピリジル基」とは、環中の窒素原子が酸ィ匕された、前記「ピリジル基」を 意味し、具体的には N—ォキシ—2 ピリジル基、 N—ォキシ—3 ピリジル基、 N— ォキシー4 ピリジル基が挙げられる。
[0050] 「ピリミジニル基」とは、ピリミジン環から任意の位置の水素原子を 1個除いて誘導さ れるー価の基を意味し、具体的には 2 ピリミジニル基、 4 ピリミジ -ル基、 5 ピリミ ジニル基等が挙げられる。
[0051] 「チェニル基」とは、チォフェン環力 任意の位置の水素原子を 1個除 、て誘導され る一価の基を意味し、具体的には 2 チェニル基、 3 チェニル基が挙げられる。
[0052] 「ピラジュル基」とは、ピラジン環から任意の位置の水素原子を 1個除 、て誘導され る一価の基を意味する。
[0053] 「ベンゾトリァゾリル基」とは、ベンゾトリアゾール環から任意の位置の水素原子を 1 個除いて誘導される一価の基を意味し、具体的には 4一べンゾトリァゾリル基等が挙 げられる。
[0054] 「ピリドニル基」とは、ピリドン環力も任意の位置の水素原子を 1個除いて誘導される
一価の基を意味し、具体的には式
[化 6]
で表わされる基が挙げられる。
「N—メチルピリドニル基」とは、環中の窒素原子にメチル基が結合した、前記「ピリ ドニル基」を意味し、具体的には式
[化 7]
で表わされる基が挙げられる。
「ピリジルメチル基」とは、前記定義の「ピリジル基」が結合したメチル基を意味し、具 体的には 2—ピリジルメチル基、 3—ピリジルメチル基、 4—ピリジルメチル基が挙げら れる。
[0057] 「チェニルメチル基」とは、前記定義の「チェ-ル基」が結合したメチル基を意味し、 具体的には 2 チェニルメチル基、 3 チェニルメチル基が挙げられる。
[0058] 「置換基を有して 、てもよ 、」とは、置換可能な部位に、任意に組み合わせて 1また は複数個の置換基を有してもょ 、ことを意味する。
[0059] [Z4Gの意義]
Z4°は、モルホリノ基、式
[化 8]
(式中、 R41は水素原子または C 1—6アルキル基を意味する。 T1および T2はそれぞ れ独立して、メチン基または窒素原子を意味する。)で表わされる基を意味する(当該 Z4Gは、前記〔1〕記載の A1群力も選択される 1〜3個の置換基を有していてもよい。 ) z4Gの好適例としては、例えば式
[化 9]
で表わされる基をあげることができる。
[0060] 本明細書における「塩」とは、本発明に係る化合物と塩を形成し、かつ薬理学的に
許容されるものであれば特に限定されず、例えば、無機酸塩、有機酸塩、無機塩基 塩、有機塩基塩、酸性または塩基性アミノ酸塩などがあげられる。
[0061] 無機酸塩の好ま 、例としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、 リン酸塩などがあげられ、有機酸塩の好ましい例としては、例えば酢酸塩、コハク酸 塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、クェン酸塩、乳酸塩、ステアリン酸塩、安 息香酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、 p—トルエンスルホン酸塩、ベ ンゼンスルホン酸塩などがあげられる。
[0062] 無機塩基塩の好ましい例としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金 属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、ァ ンモ -ゥム塩などがあげられ、有機塩基塩の好ましい例としては、例えばジェチルァ ミン塩、ジエタノールアミン塩、メグルミン塩、 N, N,一ジベンジルエチレンジァミン塩 などがあげられる。
[0063] 酸性アミノ酸塩の好ましい例としては、例えばァスパラギン酸塩、グルタミン酸塩な どが挙げられ、塩基性アミノ酸塩の好ましい例としては、例えばアルギニン塩、リジン 塩、オル-チン塩などがあげられる。
発明の効果
[0064] 本発明の化合物は、優れた血液凝固第 Vila因子の阻害作用、抗血液凝固作用を 有するので、血栓形成に伴う疾患 (例えば、深部静脈血栓症、肺塞栓症、脳梗塞、 心筋梗塞、血管再狭窄または播種性血管内血液凝固症候群など)の予防、治療剤と し飞 用である (Johannes Ruef & Hugo A Katus, New antithrombotic drugs on the n orizon, Expert Opin. Investig. Drugs (2003) 12(5): 781—797)。
[0065] また、血液凝固第 Vila因子阻害作用を有する物質が悪性腫瘍の転移抑制や縮小 等に効果があることが報告されている。したがって優れた血液凝固第 Vila因子の阻 害作用を有する本発明化合物は、悪性腫瘍等の予防、治療剤として有用である (Ma ttias Belting et al" Regulation of angiogenesis by tissue factor cytoplasmic domain si gnaling, Nature Medicine (2004) 10(5): 502—509; X Jiang et al" Formation of tissue f actor-factor Vila-factor Xa complex promotes cellular signaling and migration of hu man breast cancer cells, J Thromb Haemost, (2004) 2: 93—101; Hembrough TA. Swa
rtz GM. Papathanassiu A. Vlasuk GP. Rote WE. Green SJ. Pribluda VS., Tissue fact or/ factor Vila inhibitors block angiogenesis and tumor growth through a nonhemosta tic mechanism.Cancer Research. (2003) 63(11):2997— 3000)。
[0066] 本発明の化合物は、優れた血液凝固の抑制作用を有し、より安全で、適度な物理 化学的な安定性を有するので、医薬、特に血栓形成に伴う疾患の治療および Zまた は予防剤として有用である。
発明を実施するための最良の形態
[0067] [本発明化合物の一般的製造方法]
本発明の化合物は、以下に記載する方法により製造することができる。但し、本発 明の化合物の製造方法は、これらに限定されるものではない。
本発明の化合物(1)は、下記 A法、 B法または C法により製造することができる。特 に、本発明の化合物(1)のうち、 Z1および Z2が水素原子の化合物(la)は、下記 C法 により製造することができ、また、本発明の化合物(1)のうち、 Xが式—CO 基、式 CS 基または SO—基の化合物(lb)は、下記 B法により製造することができる 以下、各方法について説明する。
[0068] [A法]
[化 10]
上記において、 Rla、 Rlb、 Rlc、 Rld、 R2、 R3 x、 z z z3および z4は、前述と同意 義である。
以下、 A法の各工程について説明する。
[0069] (第 A— 1工程)縮合
本工程は、溶剤中、活性エステル化剤存在下または非存在下、縮合剤存在下、塩
基存在下または非存在下、化合物(2)と化合物(3)とを反応することにより本発明の 化合物(1)を製造する工程である。
用いる化合物(2)は、フリー体でも塩でも用いることができる。その化合物(2)の塩 は特に限定はないが、具体的には、塩酸塩 (アミジン部分)、トリフルォロ酢酸塩 (アミ ジン部分)、リチウム塩 (カルボン酸部分)、ナトリウム塩 (カルボン酸部分)などがあげ られる。
用いる化合物(3)は、フリー体でも塩でも用いることができる。その化合物(3)の塩 は特に限定はないが、具体的には、塩酸塩のなどがあげられる。化合物 (3)の塩酸塩 を用いる場合、トリェチルァミン等の塩基存在下で行う。
活性エステル化剤存在下では、化合物(2)、化合物(3)および活性エステル化剤 が共存させて反応することも、まずィ匕合物(2)と活性エステル化剤とを反応し、次いで 化合物(3)を反応混合液中へ加え、反応することもできる。
使用される溶剤としては、反応を阻害せず、原料化合物及び試薬をある程度溶解 するものであれば、特に限定はないが、例えば、ハロゲンィ匕炭化水素類 (ジクロ口メタ ン、クロ口ホルムなど)、エーテル類(ジェチルエーテル、テトラヒドロフランなど)、アミ ド類 (ジメチルホルムアミド、ジメチルァセトアミドなど)等を挙げられ、好適には、ジク ロロメタン、テトラヒドロフランまたはジメチルホルムアミドである。
使用される縮合剤としては、ジシクロへキシルカルポジイミド (DCC)、 1, 1 '—ォキ ザリルジイミダゾール、 2, 2'ージピリジルジサルファイド、 N, N,ージサクシンィミジル カーボネート、ジフエ-ルリン酸アジド(DPPA)、ジェチルシアノリン酸(DEPC)、 N, N,一ビス(2—ォキソ 3—ォキサゾリジ-ル)ホスフィニッククロリド(BOP— CI) , N, N,一カルボ-ルジイミダゾール、 N, N,ージサクシンィミジルォキザレート(DSO)、 N, N,—ジフタールイミドォキザレート(DPO)、 N, N,—ビス(ノルボルネ-ルサクシ ンィミジル)ォキザレート(BNO)、 1, 1,一ビス(ベンゾトリァゾリル)ォキザレート(BB TO)、 1, 1,一ビス(6 クロ口べンゾトリァゾリル)ォキザレート(BCTO)、 1, 1,一ビス (6—トリフルォロメチルベンゾトリアゾリル)ォキザレート(BTBO)、ブロム—トリス―ピ ロリジノーホスホ-ゥム へキサフルォロ ホスフェート(PyBrOP)、 1 -ェチル 3 - (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド (WSCD)、 1—ェチル 3— (3 ジメ
チルァミノプロピル)カルポジイミド塩酸塩 (WSCD-HC1)、ベンゾトリァゾール一 1― ィルォキシトリス(ジメチルァミノ)ホスホ-ゥム へキサフルォロホスフェート(BOP)が 挙げられ、好適には、 1ーェチルー 3—(3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド塩 酸塩 (WSCD · HC1)である。
使用される塩基としては、トリェチルァミン、 N—メチルモルホリンのような 3級有機ァ ミンが挙げられ、好適には、トリェチルァミンである。
使用される活性エステル化剤としては、 N ヒドロキシサクシイミド、 1—ヒドロキシべ ンゾトリァゾール、 N ヒドロキシ 5 ノルボルネン 2, 3 ジカルボキシイミドのよう な N—ヒドロキシ化合物が挙げられ、好適には、 1ーヒドロキシベンゾトリアゾールであ る。
反応温度は、出発原料、溶剤、縮合剤、活性エステル化剤等により異なるが、活性 エステル化工程では、通常、 10〜25°Cであり、好適には、 5〜10°Cである。続く アミド化の工程では、通常、 0〜40°Cであり、好適には、 10〜30°Cである。
反応時間は、出発原料、溶剤、縮合剤、活性エステル化剤、反応温度等により異な る力 通常、 0. 5〜72時間であり、好適には、 1〜24時間である。
[B法]
[化 11]
上記において、 Rla、 Rlb、 Rlc, Rld、 R2、 R3、 Z1および Z2は、前述と同意義である。
Pro1は、ァミノ基の保護基 (好適には、 t—ブチルォキシカルボ-ル基など)であり、 X aは、—CO 基、—CS 基または— SO—基であり、 L1は、水酸基、塩素原子、臭
2
素原子、ヨウ素原子または式 S— CH— CO Hで表わされる基である。
2 2
以下、 B法の各工程について説明する。
[0072] (第 B— 1工程)
本工程は、溶剤中、活性エステル化剤存在下または非存在下、縮合剤存在下、塩 基存在下または非存在下、化合物(2)と化合物 (4)とを反応する縮合反応の工程で ある。
用いる化合物(2)は、フリー体でも塩でも用いることができる。その化合物(2)の塩 は特に限定はないが、具体的には、塩酸塩 (アミジン部分)、トリフルォロ酢酸塩 (アミ ジン部分)、リチウム塩 (カルボン酸部分)、ナトリウム塩 (カルボン酸部分)などがあげ られる。
なお、本工程は、前述の A—1工程に準じて行うことができる。
[0073] (B— 2工程)
本工程は、溶剤中、前述の B— 1工程で得られる化合物中の保護基を脱保護し、 化合物(5)を製造する工程である。
保護基の除去はその種類によって異なるが、一般に有機合成化学の技術において 周知の方法、例 _は、 T.W.Greene, (Protective uroups in Organic Syntnesis) , John Wiley & Sons:J.F.W.McOmis, (Protective Groups in Organicし hemistry) , Plenum Pre ssに記載の方法により以下のように行うことができる。
ァミノ基の保護基としては例えば、置換されてもよい脂肪族ァシル基、置換されても ょ 、芳香族ァシル基、置換されてもょ 、アルコキシカルボニル基又はシッフ塩基を形 成する置換されたメチレン基を用いることができ、好適には、 t—プチルォキシカルボ -ル基である。
前述の B— 1工程で得られる化合物中の保護基が、このアミノ基の保護基である場 合には、溶剤中、酸または塩基の存在下に、前述の B— 1工程で得られる化合物を 反応することにより、化合物(5)を製造することができる。
使用される溶剤としては、反応を阻害せず、原料化合物及び試薬をある程度溶解
するものであれば、特に限定はないが、例えば、アルコール類 (メタノール、エタノー ル、 n プロパノール、イソプロパノール、 n—ブタノール、イソブタノール、 tーブタノ ール、イソアミルアルコール、ジエチレングリコール、グリセリン、ォクタノール、シクロ へキサノール、メチルセ口ソルブなど)、エーテル類(ジェチルエーテル、ジイソプロピ ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジォキサン、ジメトキシェタン、ジエチレングリコール ジメチルエーテルなど)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、 1, 2—ジクロ口エタ ン、クロ口ホルムなど)、水、又は水と上記溶剤との混合溶剤であり、好適には、エー テル類 (特に好適には、ジォキサン)またはアルコ一ル類 (特に好適には、エタノール )である。
使用される酸としては、例えば、無機酸 (臭化水素酸、臭化水素、塩酸、塩化水素、 フッ化水素、硫酸、過塩素酸、燐酸又は硝酸など)、あるいは有機酸(トリフルォロ酢 酸、トリフルォロメタンスルホン酸など)等であり、好適には、塩ィ匕水素またはトリフルォ 口酢酸である。
使用される塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩類 (炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、 炭酸カリウムなど)、アルカリ金属水酸ィ匕物類 (水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水 酸ィ匕カリウムなど)、金属アルコキシド類 (リチウムメトキシド、ナトリウムメトキシド、ナトリ ゥムェトキシド、カリウム t—ブトキシドなど)、またはアンモニア類 (アンモニア水、濃 アンモニア一メタノールなど)等である。
反応温度は、出発原料、溶剤、脱保護剤等により異なるが、通常、 0〜150°Cであり 、好適に ίま、 10〜60°Cである。
反応時間は、出発原料、溶剤、脱保護剤、反応温度等により異なるが、通常、 1〜7 2時間であり、好適には、 1〜24時間である。
(B— 3工程)
本工程は、 L1の種類により、方法が異なる。
用いる化合物(5)は、フリー体でも塩でも用いることができる。その化合物(5)の塩 は特に限定はないが、具体的には、塩酸塩、トリフルォロ酢酸塩などがあげられる。 用いる化合物(6)がカルボン酸である場合、フリー体でも塩でも用いることができる 。その化合物(6)の塩は特に限定はないが、具体的には、リチウム塩、ナトリウム塩な
どがあげられる。
[L1が水酸基の場合]
本工程は、溶剤中、塩基および縮合剤の存在下、化合物(5)と化合物 (6)とを反応 することによりィ匕合物(lb)を製造する工程である。
なお、本工程は、前述の A—1工程に準じて行うことができる。
[L1が脱離基 (好適には、塩素原子、臭素原子のようなハロゲン原子)の場合] 本工程は、溶剤中、塩基の存在下、化合物(5)と化合物(6)とを反応することにより 化合物(lb)を製造する工程である。
使用される溶剤としては、反応を阻害せず、原料化合物及び試薬をある程度溶解 するものであれば、特に限定はないが、例えば、ハロゲンィ匕炭化水素類 (クロ口ホル ム、ジクロロメタン、 1, 2—ジクロ口エタン、四塩化炭素など)、芳香族炭化水素類 (ベ ンゼン、トルエン、クロ口ベンゼンなど)、エーテル類(ジェチルエーテル、ジイソプロピ ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジォキサン、ジメトキシェタン、ジエチレングリコール ジメチルエーテルなど)、二トリル類(ァセトニトリル、プロピオ-トリルなど)、スルホキ シド類 (ジメチルスルホキシドなど)等の有機溶剤ある 、はこれらの混合溶剤が挙げら れ、好適には、 1, 2—ジクロロェタンおよびジメチルスルホキシドの混合溶剤である。 使用される塩基としては、 目的の化合物を得ることができ、かつ、分離不可能な副 生成物を生成しないものであれば特に限定はないが、具体的には、 N メチルモル ホリン、トリエチルァミン、トリプロピルァミン、トリブチルァミン、ジイソプロピルェチルァ ミン、 N—メチノレピペリジン、ピリジン、 4 ピロリジノピリジン、ピコリン、 4 (N, N ジ メチルァミノ)ピリジン、 2, 6 ジ(t—ブチル) 4—メチルピリジン、キノリン、 N, N— ジメチルァ-リン、 N, N ジェチルァ-リン、 1, 5 ジァザビシクロ [4. 3. 0]ノナ一 5 ーェン(DBN)、 1, 4ージァザビシクロ [2. 2. 2]オクタン(DABCO)、 1, 8 ジァザ ビシクロ [5. 4. 0]ゥンデ力一 7 ェン (DBU)のような有機塩基類が挙げられ、好適 には、トリェチルァミンまたはピリジンである。
反応温度は、出発原料、溶剤、塩基等により異なるが、通常、 10〜50°Cであり、 好適には、 0〜40°Cである。
反応時間は、出発原料、溶剤、塩基、反応温度等により異なるが、通常、 0. 5〜72
時間であり、好適には、 '36時間である c
[0075] [C法]
[化 12]
上記において、 Rla、 Rlb、 Rle、 Rld、 R2、 R3、 X、 Z3および Z4は、前述と同意義であ る。
以下、 C法の各工程について説明する。
[0076] (C— 1工程)
本工程は、溶剤中、活性エステル化剤存在下または非存在下、縮合剤存在下、塩 基存在下または非存在下、化合物(7)と化合物(3)とを反応することにより化合物 (8 )を製造する工程である。
なお、本工程は、前述の A—1工程に準じて行うことができる。
[0077] (C— 2工程)
本工程は、化合物(8)から、本発明の化合物(la)を製造する工程であり、(1)溶剤 中、酸および金属試薬の存在下、または(2)溶剤中、接触還元触媒の存在下で行う ことができる。
[酸および金属試薬の存在下での反応]
使用される溶剤としては、反応を阻害せず、原料化合物及び試薬をある程度溶解 するものであれば、特に限定はないが、例えば、アルコール類 (メタノール、エタノー
ル、 n プロパノール、イソプロパノール、 n—ブタノール、イソブタノール、 tーブタノ ール、イソアミルアルコール、ジエチレングリコール、グリセリン、ォクタノール、シクロ へキサノール、メチルセ口ソルブなど)、エーテル類(ジェチルエーテル、ジイソプロピ ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジォキサン、ジメトキシェタン、ジエチレングリコール ジメチルエーテルなど)、水、または水と上記有機溶剤との混合溶剤であり、好適に は、アルコ一ル類と水の混合溶剤(最も好適には、メタノールと水)である。
使用される酸としては、例えば、無機酸 (臭化水素水溶液、塩化水素水溶液、硫酸 、過塩素酸、燐酸又は硝酸など)、あるいは有機酸 (酢酸、トリフルォロ酢酸、トリフル ォロメタンスルホン酸など)等であり、好適には、塩ィ匕水素水溶液または酢酸である。 使用される金属試薬としては、例えば、鉄、亜鉛、スズ等が挙げられ、好適には、鉄 である。
反応温度は、出発原料、溶剤、酸、金属試薬等により異なるが、通常、 10〜100°C であり、好適には、 30〜60°Cである。
反応時間は、出発原料、溶剤、酸、金属試薬、反応温度等により異なるが、通常、 1 〜48時間であり、好適には、 1〜12時間である。
[接触還元触媒の存在下での反応]
使用される溶剤は、本反応に不活性なものであれば特に限定はないが、例えば、 エステル類(酢酸メチル、酢酸ェチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジェチル)、 エーテル類(ジェチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジォキ サン、ジメトキシェタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルなど)、アルコール類( メタノール、エタノール、 n プロパノール、イソプロパノール、 n—ブタノール、イソブ タノール、 tーブタノール、イソアミルアルコール、ジエチレングリコール、グリセリン、ォ クタノール、シクロへキサノール、メチルセ口ソルブなど)、有機酸類(酢酸など)、水、 または上記溶剤と水との混合溶媒であり、好適には、アルコール類、エーテル類、有 機酸類または水(最も好適には、アルコール類又は有機酸類)である。
使用される触媒は、好適には、ノラジウム 炭素、ラネーニッケル、酸ィ匕白金、白金 —黒、ロジウム—酸化アルミニウム、トリフエ-ルホスフィン—塩化ロジウム、パラジウム 硫酸バリウムが用いられる。
圧力は、特に限定はないが、通常、 1〜: LO気圧で行なわれる。
反応温度は、原料化合物、触媒、圧力、溶剤等により異なるが、通常、 0°C 100
°Cである。反応時間は、原料化合物、触媒、溶剤、反応温度等により異なるが、通常 1時間〜 72時間である。
[0078] 上記 A法、 B法または C法における中間体である、化合物(2)、化合物(3)、化合物
(4)、化合物(6)または化合物(7)は、市販のものを使用するか、また、市販のものか ら、当業者が通常行う方法により容易に製造できることができる。特に、化合物(2)お よび化合物(7)につ 、ては、以下に述べる D法 (D1— 1および D2— 1工程)または E 法 (E1— 1および E2— 1工程)により製造することもできる。
[0079] [D法]
[化 13]
(9)
[化 14]
上記において、 Rla Rlb Rlc, Rld R2 Z1および Z2は、前述と同意義である。 上記化合物(9)、化合物(10)、およびィ匕合物(11)は、市販のものを使用するか、 また、市販のものから、当業者が通常行う方法により容易に製造できることができる。 用いる化合物(9)は、フリー体でも塩でも用いることができる。その化合物(9)の塩 は特に限定はないが、具体的には、塩酸塩、トリフルォロ酢酸塩などがあげられる。 以下、 D法の各工程について説明する。
[0080] (D1— 1工程)
本工程は、適当な溶剤中、ルイス酸の存在下、化合物(9)、化合物(10)およびイソ
シアンィ匕物類を反応することによりエステル体を製造する工程 (前半の工程)と、その 得られるエステル体を加水分解し、化合物(2)を製造する工程 (後半の工程)である 前半の工程で、使用される溶剤としては、例えば、アルコール類 (メタノール、ェタノ ール、 n—プロパノール、イソプロパノール、 n—ブタノール、イソブタノール、 tーブタ ノール、イソアミルアルコール、ジエチレングリコール、グリセリン、ォクタノール、シクロ へキサノール、メチルセ口ソルブなど)であり、好適には、メタノールである。
使用されるルイス酸としては、ボロントリフルオリド 'ジェチルエーテル錯体、塩化ァ ルミ-ゥム、塩化亜鉛、塩化スズ、四塩ィ匕チタンなどが挙げられ、好適には、ボロントリ フルオリド ·ジェチルエーテル錯体である。
使用されるイソシアン化物としては、(4—トリルスルホ -ル)メチルイソシアニド (パラ トルエンスルホ-ルメチルイソシアニド)、 2- (4—モルホリ -ル)ェチルイソシアニド が挙げられ、好適には、(4—トリルスルホ -ル)メチルイソシアニドである。
反応温度は、出発原料、溶剤、イソシアンィ匕物等により異なるが、通常、— 10°C〜 100°Cであり、好適には、 0°C〜60°Cである。
反応時間は、出発原料、溶剤、イソシアンィ匕物、反応温度等により異なるが、通常、 1〜72時間であり、好適には、 1〜12時間である。
後半の工程で使用される溶剤としては、反応を阻害せず、原料化合物及び試薬を ある程度溶解するものであれば、特に限定はないが、例えば、アルコール類 (メタノー ル、エタノール、 n—プロパノール、イソプロパノール、 n—ブタノール、イソブタノール 、 tーブタノール、イソアミルアルコール、ジエチレングリコール、グリセリン、ォクタノー ル、シクロへキサノール、メチルセ口ソルブなど)、アミド類(ホルムアミド、ジメチルホル ムアミド、ジメチルァセトアミド、へキサメチルリン酸トリアミド、 N—メチルピロリドン)、ェ 一テル類(ジェチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジォキサ ン、ジメトキシェタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルなど)、スルホキシド類( ジメチルスルホキシドなど)、あるいは、これらの混合溶媒が挙げられ、好適には、ァ ルコール類 (好適には、メタノール)である。
後半の工程で使用される塩基としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸ィ匕
カリウム、水酸ィ匕カルシウムなどが挙げられ、好適には、水酸ィ匕ナトリウムである。 後半の工程の反応温度は、出発原料、溶剤、塩基等により異なるが、通常、—10 〜150°Cであり、好適には、 0〜60°Cである。
後半の工程で反応時間は、出発原料、溶剤、塩基、反応時間等により異なるが、通 常、 1〜72時間であり、好適には、 1〜24時間である。
[0081] (D2—1工程)
本工程は、適当な溶剤中、ルイス酸の存在下、化合物(11)、化合物(10)およびィ ソシアンィ匕物類を反応した後、得られたエステルを加水分解し、化合物(7)を製造す る工程である。
なお、本工程は、前述の D1— 1工程に準じて行うことができる。
[0082] [E法]
[化 15]
(9) ( 14)
[化 16]
上記 El— 1、または E2— 1において、 Rla、 Rlb、 Rlc、 Rld、 R2、 Z1および Z2は、前述 と同意義である。
Pro2は、カルボキシル基の保護基 (好適には、 C1— 6アルキル基、特に、メチル、 ェチル、イソプロピル基など)を意味する。
上記化合物(14)は、市販のものを使用するか、また、市販のものから、当業者が通 常行う方法により容易に製造できることができる。
以下、 E法の各工程について説明する。
(El— 1工程)
本工程は、溶剤中、金属触媒の存在下、化合物(9)と化合物(14)とを反応するェ 程 (前半の工程)と、その得られた化合物中の保護基を加水分解反応により除去して 、化合物(2)を製造する工程 (後半の工程)である。
前半の工程で使用される溶剤としては、反応を阻害せず、原料化合物及び試薬を ある程度溶解するものであれば、特に限定はないが、例えば、脂肪族炭化水素類( ペンタン、へキサン、ヘプタンなど)、芳香族炭化水素類(トルエン、ベンゼン、キシレ ン、メシチレン、ニトロベンゼンなど)、二トリル類 (ァセトニトリルなど)、ハロゲンィ匕炭化 水素類 (ジクロロメタン、クロ口ホルム、四塩ィ匕炭素など)あるいは、これらの混合溶媒 が挙げられ、好適には、トルエンである。
前半の工程で使用される金属触媒としては、酢酸ロジウム、トリフルォロ酢酸ロジゥ ム、塩ィ匕ロジウム、硫酸銅、塩化銅、ジァセチルアセトン銅などが挙げられ、好適には 、酢酸ロジウムである。
前半の工程の反応温度は、出発原料、溶剤、金属触媒等により異なるが、通常、 10〜150。Cであり、好適には、 30〜120。Cである。
前半の工程で反応時間は、出発原料、溶剤、金属触媒、反応温度等により異なる 力 通常、 1〜72時間であり、好適には、 1〜12時間である。
後半の工程で使用される溶剤としては、反応を阻害せず、原料化合物及び試薬を ある程度溶解するものであれば、特に限定はないが、例えば、アルコール類 (メタノー ル、エタノール、 n—プロパノール、イソプロパノール、 n—ブタノール、イソブタノール 、 tーブタノール、イソアミルアルコール、ジエチレングリコール、グリセリン、ォクタノー ル、シクロへキサノール、メチルセ口ソルブなど)、アミド類(ホルムアミド、ジメチルホル ムアミド、ジメチルァセトアミド、へキサメチルリン酸トリアミド、 N—メチルピロリドンなど )、エーテル類(ジェチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジォ キサン、ジメトキシェタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルなど)、二トリル類( ァセトニトリルなど)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシドなど)、あるいは、これらの 混合溶媒が挙げられ、好適には、アルコール類 (好適には、エタノール)である。 後半の工程で使用される塩基としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸ィ匕
カリウム、水酸ィ匕カルシウムなどが挙げられ、好適には、水酸ィ匕ナトリウムである。 後半の工程の反応温度は、出発原料、溶剤、塩基等により異なるが、通常、—10 〜150°Cであり、好適には、 0〜60°Cである。
後半の工程の反応時間は、出発原料、溶剤、塩基、反応温度等により異なるが、通 常、 1〜72時間であり、好適には、 6〜24時間である。
[0084] (E2—1工程)
本工程は、溶剤中、金属触媒の存在下、化合物(11)と化合物(14)とを反応し、さ らに、保護基を除去して、化合物(7)を製造する工程である。
なお、本工程は、前述の E1— 1工程に準じて行うことができる。
上記 D法および E法の化合物(11)および化合物(14)は、以下の方法によっても 製造することができる。
[0085] [F法]
[化 17]
Id
上記において、 Rla、 Rlb、 および Riaは、前述と同意義であり、 Pro ま、アミノ基
の保護基 (好適には、 t—プチルォキシカルボ-ル基など)を意味する。 以下、 F法の各工程について説明する。
[0086] (F— 1工程)
本工程は、溶剤中、化合物(15)のアミノ基を保護して、化合物(16)を製造するェ 程である。
保護基の導入はその種類によって異なるが、一般に有機合成化学の技術において 周知の方法、例 _は、 T.W.Greene, (Protective uroups in Organic Syntnesis) , John Wiley & Sons:J.F.W.McOmis, (Protective Groups in Organicし hemistry) , Plenum Pre ssに記載の方法により以下のように行うことができる。
例えば、保護基力 ¾—ブチルォキシカルボ-ル基の場合には、 N, N—ジメチルアミ ノビリジン等の塩基の存在下、化合物(15)とジー tーブチルジカーボネートなどを反 応することにより、化合物(16)を製造することができる。
[0087] (F— 2工程)
本工程は、溶剤中、塩基の存在下、化合物(16)とヒドロキシルァミン塩酸塩とを反 応することにより、化合物(17)を製造する工程である。
使用される溶剤としては、反応を阻害せず、原料化合物及び試薬をある程度溶解 するものであれば、特に限定はないが、例えば、アルコール類 (メタノール、エタノー ル、 n—プロパノール、イソプロパノール、 n—ブタノール、イソブタノール、 tーブタノ ール、イソアミルアルコール、ジエチレングリコール、グリセリン、ォクタノール、シクロ へキサノール、メチルセ口ソルブなど)、アミド類(ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、 ジメチルァセトアミド、へキサメチルリン酸トリアミド、 N—メチルピロリドンなど)、エーテ ル類(ジェチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジォキサン、ジ メトキシェタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルなど)、スルホキシド類(ジメチ ルスルホキシドなど)、あるいは、これらの混合溶媒が挙げられ、好適には、アルコー ル類 (好適には、エタノール)である。
使用される塩基としては、トリェチルァミン、 N—メチルモルホリンのような 3級有機ァ ミンが挙げられ、好適には、トリェチルァミンである。
反応温度は、出発原料、溶剤、塩基等により異なるが、通常、 0〜150°Cであり、好
適に ίま、 50〜: LOO°Cである。
反応時間は、出発原料、溶剤、塩基、反応温度等により異なるが、通常、 1〜96時 間であり、好適には、 1ない 24時間である。
[0088] (F— 3工程)
本工程は、溶剤中、塩基の存在下、化合物(17)とァセチル化剤とを反応すること により、化合物(18)を製造する工程である。
使用される溶剤としては、反応を阻害せず、原料化合物及び試薬をある程度溶解 するものであれば、特に限定はないが、例えば、脂肪族炭化水素類 (ペンタン、へキ サン、ヘプタンなど)、芳香族炭化水素類(トルエン、ベンゼン、キシレン、メシチレン、 ニトロベンゼンなど)、エステル類(酢酸メチル、酢酸ェチルなど)、アミド類(ホルムァ ミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルァセトアミド、へキサメチルリン酸トリアミド、 N—メ チルピロリドンなど)、エーテル類(ジェチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テト ラヒドロフラン、ジォキサン、ジメトキシェタン、ジエチレングリコールジメチルエーテル など)、ケトン類 (アセトン、メチルェチルケトンなど)、二トリル類 (ァセトニトリルなど)、 ノ、ロゲン類(ジクロロメタン、 1, 2—ジクロロエタン、クロ口ホルムなど)、あるいは、これ らの混合溶媒が挙げられ、好適には、ジクロロメタンとテトラヒドロフランの混合溶媒で ある。
使用されるァセチル化剤としては、ァセチルクロリド、無水酢酸が挙げられ、好適に は、ァセチルクロリドである。
使用される塩基としては、トリェチルァミン、 N—メチルモルホリンのような 3級有機ァ ミンが挙げられ、好適には、トリェチルァミンである。
反応温度は、出発原料、溶剤、ァセチル化剤等により異なる力 通常、— 10〜100 。。であり、好適には、 25〜60。Cである。
反応時間は、出発原料、溶剤、ァセチル化剤、反応温度等により異なるが、通常、 1〜72時間であり、好適には、 1〜12時間である。
[0089] (F— 4工程)
本工程は、溶剤中、化合物(18)と塩基とを反応することにより化合物(19)を製造 する工程である。
使用される溶剤としては、反応を阻害せず、原料化合物及び試薬をある程度溶解 するものであれば、特に限定はないが、例えば、エーテル類 (ジェチルエーテル、ジ イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジォキサン、ジメトキシェタン、ジエチレング リコールジメチルエーテル)、ケトン類(アセトン、メチルェチルケトン)、二トリル類(ァ セト-トリルなど)、ハロゲン類(ジクロロメタン、 1, 2—ジクロロエタン、クロ口ホルムなど )、スルホキシド類(ジメチルスルホキシドなど)、あるいは、これらの混合溶媒が挙げら れ、好適には、テトラヒドロフランである。
使用される塩基としては、テトラプチルアンモ -ゥムフルオリド、トリェチルァミン等の 有機塩基が挙げられ、好適には、テトラプチルアンモ -ゥムフルオリドである。
反応温度は、出発原料、溶剤、塩基等により異なるが、通常、 10〜150°Cであり 、好適には、 0〜100。Cである。
反応時間は、出発原料、溶剤、塩基、反応温度等により異なるが、通常、 1〜72時 間であり、好適には、 6〜24時間である。
[0090] (F 5工程)
本工程は、溶剤中、化合物(19)中の保護基を脱離させ、化合物(11)を製造する 工程である。
なお、本工程は、前述の B— 2工程に準じて行うことができる。
[0091] 以下の方法によって、化合物(14)を製造することができる。
[G法]
[化 18]
Ν θ
つ/^ G-1 G-2 | R2へ ΟΟΗ > R2へ OOPro2 ^ Ν ©
R" ^COOPro2
(19) (20)
(14) 本方法は、化合物(14)の製造方法である。
上記において、 R2は、前述と同意義であり、 Pro2は、カルボキシル基の保護基 (好 適には、 C1 6アルキル基であり、より好適には、メチル基、ェチル基、イソプロピル 基などである。)を意味する。
以下、 G法の各工程について説明する。
[0092] (G— 1工程)
本工程は、溶剤中、化合物(19)のカルボキシル基を保護して、化合物(20)を製 造する工程である。
保護基の導入はその種類によって異なるが、一般に有機合成化学の技術において 周知の方法、例 _は、 T.W.Greene, (Protective uroups in Organic Syntnesis) , John Wiley & Sons:J.F.W.McOmis, (Protective Groups in Organicし hemistry) , Plenum Pre ssに記載の方法により以下のように行うことができる。
例えば、保護基がメチル基、ェチル基、およびイソプロピル基等の場合には、塩基 の存在下、化合物(19)とハロゲン化アルキル(好適には、ョードメタン、ョードエタン 、 2—ョードプロパンなど)とを反応することにより、化合物 (20)を製造することができ る。
[0093] (G— 2工程)
本工程は、溶剤中、塩基の存在下、化合物(20)とジァゾィ匕試薬とを反応することに よりィ匕合物(14)を製造する工程である。
使用される溶剤としては、反応を阻害せず、原料化合物及び試薬をある程度溶解 するものであれば、特に限定はないが、例えば、脂肪族炭化水素類 (ペンタン、へキ サン、ヘプタン)、芳香族炭化水素類(トルエン、ベンゼン、キシレン、メシチレン、 -ト 口ベンゼンなど)、エステル類(酢酸メチル、酢酸ェチルなど)、アミド類(ホルムアミド、 ジメチルホルムアミド、ジメチルァセトアミド、へキサメチルリン酸トリアミド、 N—メチル ピロリドンなど)、エーテル類(ジェチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒド 口フラン、ジォキサン、ジメトキシェタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルなど) 、ケトン類(アセトン、メチルェチルケトンなど)、二トリル類(ァセトニトリルなど)、ハロゲ ン化炭化水素類(ジクロロメタン、 1, 2—ジクロ口エタン、クロ口ホルムなど)、スルホキ シド類 (ジメチルスルホキシドなど)、あるいは、これらの混合溶媒が挙げられ、好適に は、ァセトニトリルである。
使用されるジァゾ化試薬としては、 4ーァセチルァミノベンゼンスルホ-ルアジド、 4 メチルベンゼンスルホ-ルアジド、 2—ナフタレンスルホ-ルアジド、ベンゼンスルホ
-ルアジド、トリフルォロメチルスルホ-ルアジドが挙げられ、好適には、 4ーァセチル ァミノベンゼンスルホ-ルアジドである。
使用される塩基としては、目的の化合物を得ることができ、かつ、分離不可能な副 生成物を生成しないものであれば特に限定はないが、具体的には、 N メチルモル ホリン、トリエチルァミン、トリプロピルァミン、トリブチルァミン、ジイソプロピルェチルァ ミン、 N—メチノレピペリジン、ピリジン、 4 ピロリジノピリジン、ピコリン、 4 (N, N ジ メチルァミノ)ピリジン、 2, 6 ジ(t—ブチル) 4—メチルピリジン、キノリン、 N, N— ジメチルァ-リン、 N, N ジェチルァ-リン、 1, 5 ジァザビシクロ [4. 3. 0]ノナ一 5 ーェン(DBN)、 1, 4ージァザビシクロ [2. 2. 2]オクタン(DABCO)、 1, 8 ジァザ ビシクロ [5. 4. 0]ゥンデ力一 7 ェン (DBU)のような有機塩基類が挙げられ、好適 には、 1, 5 ジァザビシクロ [4. 3. 0]ノナ一 5 ェン(DBN)、 1, 4 ジァザビシクロ [2. 2. 2]オクタン(DABCO)、または 1, 8 ジァザビシクロ [5. 4. 0]ゥンデカー 7 ーェン(DBU)である。
反応温度は、出発原料、溶剤、ジァゾィ匕試薬等により異なるが、通常、 10〜150 °Cであり、好適には、 0〜40°Cである。
反応時間は、出発原料、溶剤、ジァゾ化試薬、反応温度等により異なるが、通常、 1 〜72時間であり、好適には、 1〜16時間である。
[0094] 本発明の化合物(1— 2)は、下記、 Y法、 Z法により製造することができる。特に、本 発明の化合物(1 2)のうち、 Z1および Z2が水素原子の化合物(1 2a)は、下記 Z 法により製造することができる。
以下、各方法について説明する。
[0095] [Y法]
[化 19]
上記において、 R
la、 R
lb、 R , R
ld、 R Z Z Z
3および Z
4°は、前述と同意義であ る。
以下、 Y法の各工程について説明する。
[0096] (第 Y— 1工程)
本工程は、溶剤中、活性エステル化剤存在下または非存在下、縮合剤存在下、塩 基存在下または非存在下、化合物(2)と化合物(3z)とを反応することにより本発明の 化合物(1 2)を製造する工程である。
なお、本工程は、前述の A—1工程に準じて行うことができる。
[0097] [Z法]
[化 20]
上記において、 Rla、 Rlb、 Rle、 Rld、 R2、 Z3および Z4°は、前述と同意義である。 以下、 Z法の各工程について説明する。
[0098] (Z— 1工程)
本工程は、溶剤中、活性エステル化剤存在下または非存在下、縮合剤存在下、塩 基存在下または非存在下、化合物(7)と化合物(3z)とを反応することにより化合物( 8z)を製造する工程である。
なお、本工程は、前述の A—1工程に準じて行うことができる。
[0099] (Z— 2工程)
本工程は、化合物(8z)から、本発明の化合物(1 2a)を製造する工程であり、 (1) 溶剤中、酸および金属試薬の存在下、または(2)溶剤中、金属触媒の存在下、接触 還元の存在下で行うことができる。
なお、本工程は、前述の C— 2工程に準じて行うことができる。
上記各方法において、各工程の反応終了後、各工程の目的化合物は常法に従い
、反応混合物から採取することができる。
例えば、反応混合物全体が液体の場合、反応混合物を所望により室温に戻すか、 氷冷し、適宜、酸、アルカリ、酸化剤または還元剤を中和し、水と酢酸ェチルのような 混和せずかつ目的化合物と反応しない有機溶剤を加え、目的化合物を含む層を分 離する。次に、得られた層と混和せず目的化合物と反応しない溶剤を加え、目的化 合物を含む層を洗浄し、当該層を分離する。力 []えて、当該層が有機層であれば、無 水硫酸マグネシウムまたは無水硫酸ナトリウム等の乾燥剤を用いて乾燥し、溶剤を留 去することにより、目的化合物を採取することができる。また、当該層が水層であれば 、電気的に脱塩した後、凍結乾燥することにより、目的化合物を採取することができる また、反応混合物全体が液体であって、かつ、可能な場合には、常圧または減圧 下、目的化合物以外のもの (例えば、溶剤、試薬等)を留去することのみにより、目的 化合物を採取することができる。
さらに、目的化合物のみが固体として析出している場合、または、上記反応混合物 全体が液体の場合であって、採取の過程で目的化合物のみが固体として析出した 場合、まず、ろ過法により目的化合物をろ取し、ろ取した目的化合物を適当な有機ま たは無機溶剤で洗浄し、乾燥することで母液を上記反応混合物全体が液体の場合と 同様に処理することにより、さらに目的化合物を採取することができる。
またさらに、試薬または触媒のみが固体として存在するか、または、上記反応混合 物全体が液体の場合であって、採取の過程で試薬または触媒のみが固体として析 出した場合であって、かつ、目的化合物が溶液に溶解している場合、まず、ろ過法に より試薬または触媒をろ去し、ろ去した試薬または触媒を適当な有機または無機溶 剤で洗浄し、得られる洗浄液を母液と合わせ、得られる混合液を上記反応混合物全
体が液体の場合と同様に処理することにより、目的化合物を採取することができる。 特に、反応混合物に含まれる目的化合物以外のものが次工程の反応を阻害しない 場合、特に目的化合物を単離することなぐ反応混合物のまま、次の工程に使用する ことちでさる。
[0101] 上記方法で採取した目的化合物の純度を向上させるため、適宜、再結晶法、各種 クロマトグラフィー法、蒸留法を実施することができる。
採取した目的化合物が固体の場合、通常、再結晶法により目的化合物の純度を向 上させることができる。再結晶法においては、目的化合物と反応しない単一溶剤また は複数の混合溶剤を用いることができる。具体的には、まず目的化合物を、目的化 合物と反応しない単一または複数の溶剤に、室温または加熱下に溶解する。得られ る混合液を氷水などで冷却する力または室温にて放置することにより、その混合液か ら目的化合物を晶出させることができる。
採取した目的化合物が液体の場合、各種クロマトグラフィー法により目的化合物の 純度を向上させることができる。一般的には、メルク社製シリカゲル 60 (70— 230me shまたは 340— 400mesh)または富士シリシァ化学株式会社製 BW— 300 (300me sh)のような弱酸性のシリカゲル類を用いることができる。目的化合物が塩基性を有し 、上述のシリカゲル類では吸着が激し過ぎる場合などは、富士シリシァ化学株式会社 製のプロピルアミンコーティングシリカゲル(200— 350mesh)などを用いることもでき る。また、目的化合物が双極性を有する場合またはメタノールなどの高極性溶剤での 溶出が必要な場合などは、ナム研究所製 NAM— 200Hまたは NAM— 300Hを用 いることもできる。これらのシリカゲルを用いて、目的化合物と反応しない単一または 複数の溶剤で目的化合物を溶出させ、溶剤を留去することにより、純度が向上した目 的化合物を得ることができる。
採取した目的化合物が液体の場合、蒸留法によっても目的化合物の純度を向上さ せることができる。蒸留法においては、目的化合物を室温または加熱下に減圧するこ とにより、目的化合物を留出させることができる。
[0102] 以上が本発明にかかる化合物(1)および(1— 2)の製造方法の代表例であるが、 本発明化合物の製造における原料化合物 ·各種試薬は、塩や水和物あるいは溶媒
和物を形成していてもよぐいずれも出発原料、使用する溶剤等により異なり、また反 応を阻害しない限りにおいて特に限定されない。用いる溶剤についても、出発原料、 試薬等により異なり、また反応を阻害せず出発物質をある程度溶解するものであれ ば特に限定されないことは言うまでもない。本発明に係る化合物(1)、(1— 2)がフリ 一体として得られる場合、前記の化合物(1)、(1 2)が形成していてもよい塩または それらの水和物の状態に常法に従って変換することができる。
本発明に係る化合物(1)、(1 2)が化合物(1)、(1 2)の塩または化合物(1)、 ( 1 2)の水和物として得られる場合、前記の化合物(1)、(1 2)のフリー体に常法 に従って変換することができる。
また、本発明に係る化合物(1)、(1 2)について得られる種々の異性体 (例えば 幾何異性体、光学異性体、回転異性体、立体異性体、互変異性体等)は、通常の分 離手段、例えば、再結晶、ジァステレオマー塩法、酵素分割法、種々のクロマトグラフ ィー(例えば薄層クロマトグラフィー、カラムクロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー 等)を用いることにより精製し、単離することができる。
[0103] 本発明の化合物を医薬として使用する場合、通常、本発明の化合物と適当な添加 剤とを混和し、製剤化したものを使用する。ただし、前記は、本発明の化合物を原体 のまま医薬として使用することを否定するものではな 、。
[0104] 上記添加剤としては、一般に医薬に使用される、賦形剤、結合剤、滑沢剤、崩壊剤 、着色剤、矯味矯臭剤、乳化剤、界面活性剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、 緩衝剤、防腐剤、抗酸化剤、安定化剤、吸収促進剤等を挙げることができ、所望によ り、これらを適宜組み合わせて使用することもできる。
上記賦形剤としては、例えば乳糖、白糖、ブドウ糖、コーンスターチ、マン-トール、 ソルビトール、デンプン、 α化デンプン、デキストリン、結晶セルロース、軽質無水ケィ 酸、ケィ酸アルミニウム、ケィ酸カルシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、リン酸 水素カルシウム等を挙げることができる。
上記結合剤としては、例えばポリビュルアルコール、メチルセルロース、ェチルセル ロース、アラビアゴム、トラガント、ゼラチン、シェラック、ヒドロキシプロピルメチルセル ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビ
-ルピロリドン、マクロゴール等を挙げることができる。
上記滑沢剤としては、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、フ マル酸ステアリルナトリウム、タルク、ポリエチレングリコール、コロイドシリカ等を挙げる ことができる。
上記崩壊剤としては、例えば結晶セルロース、寒天、ゼラチン、炭酸カルシウム、炭 酸水素ナトリウム、クェン酸カルシウム、デキストリン、ぺクチン、低置換度ヒドロキシプ 口ピノレセノレロース、カノレボキシメチノレセノレロース、カノレボキシメチノレセノレロースカノレシ ゥム、クロスカルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチ、カルボキシメチルスタ ーチナトリウム等を挙げることができる。
上記着色剤としては、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄、カルミン、カラメル、 β一力口 チン、酸化チタン、タルク、リン酸リボフラビンナトリウム、黄色アルミニウムレーキ等、 医薬品に添加することが許可されているものを挙げることができる。
上記矯味矯臭剤としては、ココア末、ハツ力脳、芳香散、ハツ力油、竜脳、桂皮末等 を挙げることができる。
上記乳化剤または界面活性剤としては、ステアリルトリエタノールァミン、ラウリル硫 酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸、レシチン、モノステアリン酸グリセリン、ショ糖 脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等を挙げることができる。
上記溶解補助剤としては、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、安息香酸 ベンジル、エタノール、コレステロール、トリエタノールァミン、炭酸ナトリウム、クェン酸 ナトリウム、ポリソルベート 80、ニコチン酸アミド等を挙げることができる。
上記懸濁化剤としては、前記界面活性剤のほか、ポリビニルアルコール、ポリビ- ノレピロリドン、メチノレセノレロース、ヒドロキシメチノレセノレロース、ヒドロキシェチノレセノレ口 ース、ヒドロキシプロピルセルロース等の親水性高分子を挙げることができる。
上記等張化剤としては、ブドウ糖、塩ィ匕ナトリウム、マン-トール、ソルビトール等を 挙げることができ、
上記緩衝剤としては、リン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クェン酸塩などの緩衝液を挙げ ることがでさる。
上記防腐剤としては、メチルパラベン、プロピルパラベン、クロロブタノール、ベンジ
ルアルコール、フエネチルアルコール、デヒドロ酢酸、ソルビン酸等を挙げることがで きる。
上記抗酸化剤としては、亜硫酸塩、ァスコルビン酸、 a—トコフエロール等を挙げる ことができる。
上記安定化剤としては、一般に医薬に使用されるものを挙げることができる。
上記吸収促進剤としては、一般に医薬に使用されるものを挙げることができる。
[0105] また、上記製剤としては、錠剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤、シロップ剤、トローチ剤 、吸入剤のような経口剤;坐剤、軟膏剤、眼軟膏剤、テープ剤、点眼剤、点鼻剤、点 耳剤、パップ剤、ローション剤のような外用剤または注射剤を挙げることができる。 上記経口剤は、上記添加剤を適宜組み合わせて製剤化する。なお、必要に応じて これらの表面をコーティングしてもよ 、。
上記外用剤は、上記添加剤のうち、特に賦形剤、結合剤、矯味矯臭剤、乳化剤、 界面活性剤、溶解補助剤、懸濁化剤、等張化剤、防腐剤、抗酸化剤、安定化剤また は吸収促進剤を適宜組み合わせて製剤化する。
上記注射剤は、上記添加剤のうち、特に乳化剤、界面活性剤、溶解補助剤、懸濁 ィ匕剤、等張化剤、緩衝剤、防腐剤、抗酸化剤、安定化剤または吸収促進剤を適宜組 み合わせて製剤化する。
[0106] 本発明にかかる医薬の投与量は、症状の程度、年齢、性別、体重、投与形態'塩の 種類、薬剤に対する感受性差、疾患の具体的な種類等に応じて異なるが、通常、成 人の場合は 1日あたり経口投与で約 lmg〜約 lOOOmg (好ましくは約 lOmg〜約 30 Omg)、外用剤の場合には、約 lmg〜約 lOOOmg (好ましくは約 10〜約 300mg)、 注射剤の場合には、体重 lkgあたり、約 1 μ g〜約 3000 g (好ましくは約 3 g〜約 3000 /z g)を 1日に 1回投与または 2〜6回に分けて使用する。
なお、上記経口剤および注射剤については、実際に投与する値を、また、外用剤 につ 、ては、実際に生体に吸収される値を示して 、る。
実施例
[0107] 本発明の化合物(1)または(1 2)は、例えば、以下の実施例に記載した方法によ り製造することができ、また、当該化合物の効果は、以下の試験例に記載した方法に
より確認することができる。ただし、これらは例示的なものであって、本発明は、如何 なる場合も以下の具体例に制限されるものではなぐまた本発明の範囲を逸脱しない 範囲で変化させてもよい。
文献名等が記載されている化合物は、その文献等に従って製造したことを示す。
[0108] 以下の実施例において、逆相高速液体クロマトグラフィーでの精製とは、特に説明 が無い限り以下の条件にて行った。
[0109] [使用したカラム]
以下のいずれかのカラムを選択して、もしくは組み合わせて使用することができる。 会社: SHISEIDO
名称: CAPCELL PAK C18
サイズ: 50mm X 20mmI.D.
タイプ: ACR
カタログ: 91702
[0110] 会社: YMC
名称: YMC CombiPrep ODS- A
サイズ: 50mm x 20mmI.D.
タイプ:
カタログ: CCAAS05- 0520WT A- 340 - CC
[0111] 会社: WAKO
名称: WAKOpak Combi ODS-A
サイズ: 50mm x 20mmI.D.
[0112] [移動相]
下記(1)と(2)とを 100: 0〜0: 100の比の範囲でグラジェントをかけて、液体クロマ トグラフィ一の移動層として使用した。
(1) 1%CH CN-H O (0. 1%トリフルォロ酢酸)
3 2
(2) 99. 9%CH CN (0. 1%トリフルォロ酢酸)
3
[0113] 以下の参考例、実施例中の「室温」は通常約 10°Cから 35°Cを示す。%は特記しな い限り重量パーセントを示す。その他の本文中で用いられてレ、る略号は下記の意味
を示す。
s : シングレット (singlet)
d : ダブレット(doublet)
t : トリプレット(triplet)
q : クァノレテツト (quartet)
m : マルチプレット (multiplet)
br : ブロード (broad)
sept :セプテツト (septet)
J : カップリンク疋'数、 coupling constant)
Hz : ヘルツ(Hertz)
CDC1 : 重クロロホノレム
3
d -DMSO : 重ジメチルスルホキシド
6
CD OD : 重メタノール
3
'H-NMR : プロトン核磁気共鳴
[0114] ( 施例 1 ) 4一 ( ( (3—エトキシー4一イソプロポキシフエニル)一(N,一フエニルヒドラ ジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 21]
[0115] (la) (4一カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ一 4一イソプロポキシフエ ニル)酢酸 メチルエステル
[化 22]
3—エトキシ一 4—イソプロポキシベンズアルデヒド(2. 0g、 9. 6mmol)、4—ァミノ ベンズアミジン 二塩酸塩(2. Og、 9. 6 lmmol)およびメタノール(40ml)の混合物 を、 60°Cで 30分間攪拌した。ついで、反応混合物を室温まで冷却した後、パラトル エンスルホ-ルメチルイソシアニド(2. 25g、 11. 5mmol)を加えた。更に、反応混合 物を 0°Cに冷却した後、ボロントリフルオリド 'ジェチルエーテル錯体(3. 65ml、 28. 8mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜攪拌した後、ヘプタンをカ卩ぇメタノール 層を分取し、減圧濃縮した。得られた残渣に酢酸ェチル、およびアンモニア水を加え 不溶物を濾去した。濾液を減圧濃縮し、得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグ ラフィー(NHシリカゲル(富士シリシァ製)、酢酸ェチルーメタノール—アンモニア水) にて粗く精製し、黄色固体として標記化合物(3. 7g、収率 116%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 30 (d, J = 6. 4 Hz, 6H) , 1
3
. 38 (t, J = 7. 2 Hz, 3H) , 3. 73 (s, 3H) , 4. 04 (q, J = 5. 2 Hz , 2H) , 4. 51 (sept, J = 6. 0 Hz, 1H) , 5. 22 (s, 1H) , 6. 77 (d , J = 8. 8 Hz, 2H) , 6. 93 (d, J = 8. 4 Hz, 1H) , 7. 00 (dd, J = 2 . 0, 8. 0 Hz, 1H) , 7. 07 (d, J = 2. 0 Hz, 1H) , 7. 58 (d, J = 8. 8 Hz, 2H)
(lb) (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4—イソプロポキシフエ ニル)酢酸 塩酸塩
[化 23]
実施例 laで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ一 4 イソプロポキシフエ-ル)酢酸 メチルエステル(3. 7g、 9. 64mmol)をテトラヒドロ フランおよび、メタノールの混合溶媒(50ml)に溶解し、 5N水酸ィ匕ナトリウム水溶液( 2. 5ml)を加えた。反応混合物を 30°Cで 2時間攪拌した後、減圧濃縮した。得られた 濃縮物をテトラヒドロフランに懸濁し、 1N塩酸水溶液(20ml)をカ卩え、懸濁液を減圧 濃縮した。得られた残渣を酢酸ェチルおよび、メタノールの混合溶媒で洗浄し、淡黄 色固体として標記化合物(2. 55g、収率 65%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 29 (d, J = 6. 0 Hz, 6H) , 1
3
. 37 (t, J = 6. 8 Hz, 3H) , 4. 01—4. 07 (m, 2H) , 4. 51 (sept, J = 6. 0 Hz, 1H) , 5. 13 (s, 1H) , 6. 77 (d, J = 9. 2 Hz, 2H) , 6 . 93 (d, J = 8. 4 Hz, 1H) , 7. 03 (dd, J = 2. 4, 8. 8Hz, 1H) , 7. 10 (d, J = 2. 4 Hz, 1H) , 7. 58 (d, J = 8. 8 Hz, 2H)
(lc) 4— ( ( (3—エトキシ一 4—イソプロポキシフエ-ル)一(N,一フエ-ルヒドラジノカ ルポ-ル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 24]
実施例 lbで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4 —イソプロポキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(68mg、0. 167mmol)を N, N ジメチル ホルムアミド(2. 5ml)に溶解して、 5°Cに冷却した。反応液に 1—ヒドロキシベンゾ トリァゾールー水和物(30mg、 0. 196mmol)、および 1ーェチルー 3—(3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(39mg、0. 202mmol)をカ卩えて 30分間攪 拌した後、更に、フエ-ルヒドラジン(0. 02ml、 0. 203mmol)の N, N ジメチルホ ルムアミド(lml)溶液を加えた。反応混合物を室温にて終夜攪拌した後、酢酸ェチ
ル(50ml)、および水(20ml)をカ卩ぇ有機層を分取した。この有機層を無水硫酸マグ ネシゥムにて乾燥した。乾燥剤を濾去して、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を逆 相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、淡褐色固体として標記化合物(29.9mg 、収率 39%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.31 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.38 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 4.06 (q, J = 7.2 Hz, 2H) , 4.55 (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.12 (s, 1H), 6.56 (d, J = 9.6 Hz, 2 H), 6.71-6.78 (m, 2H), 6.83 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.99 ( d, J = 8.8Hz, 1H), 7.01— 7.13 (m, 3H), 7.18 (d, J = 2.0 Hz , 1H), 7.63 (d, J = 8.8 Hz, 2H) ; Mass spectrum (ESI) m/z:
462 (M+H) +
(実施例 2)4—(((3 エトキシー 4 イソプロポキシフ ニル)一(Ν' ピリジン 2 ーィルヒドラジノカルボニル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 25]
実施例 lbで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4 —イソプロポキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(50mg、0.135mmol)を N, N ジメチル ホルムアミド(lml)に溶解して、 5°Cに冷却した。反応液に 1—ヒドロキシベンゾトリ ァゾールー水和物(55mg、 0.405mmol)、および 1ーェチルー 3—(3 ジメチルァ ミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(78mg、0.405mmol)をカ卩えて 30分間攪拌し た後、更に、 2 ヒドラジノピリジン (44mg、 0.405mmol)をカ卩えた。反応混合物を 室温にて終夜攪拌した後、酢酸ェチル、および水を加え有機層を分取した。この有 機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。乾燥剤を濾去して、濾液を減圧濃縮し
た。得られた残渣を逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、淡褐色固体として標 記化合物(78mg、収率 21 %)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 30 (d, J = 5. 2 Hz, 6H) , 1
3
. 39 (t, J = 6. 8 Hz, 3H) , 4. 07 (q, J = 6. 8 Hz, 2H) , 4. 52 (s ept, J = 5. 2 Hz, 1H) , 5. 33 (s, 1H) , 6. 86 (d, J = 8. 4 Hz, 2 H) , 6. 97 (d, J = 8. 0 Hz, 2H) , 7. 09— 7. 19 (m, 3H) , 7. 61 ( d, J = 8. 4 Hz, 2H) , 8. 01 (br, 2H) ; Mass spectrum (ESI) / z : 463 (M+H) +
(実施例 3) 2—(Ν'— (2- (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)ー2—(3 ェトキ シー 4 イソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノ)安息香酸 トリフルォロ醉酴塩
[化 26]
実施例 lbで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4 —イソプロポキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(40mg、0. 098mmol)を N, N ジメチル ホルムアミド (0. 5ml)に溶解して、 5°Cに冷却した。反応液に 1—ヒドロキシベンゾ トリァゾールー水和物(45mg、 0. 294mmol)、および 1ーェチルー 3—(3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(56mg、0. 294mmol)をカ卩えて 30分間攪 拌した後、更に、 2 ヒドラジノ安息香酸(55mg、 0. 294mmol)を加えた。反応混合 物を室温にて終夜攪拌した後、酢酸ェチル、および水を加え有機層を分取した。こ の有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。乾燥剤を濾去して、濾液を減圧濃 縮した。得られた残渣を逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、淡褐色固体とし て標記化合物(27mg、収率 45%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 32 (d, J = 6. 4 Hz, 6H) , 1
. 38 (t, J = 6. 8 Hz, 3H), 4. 06 (q, J = 7. 6 Hz, 2H) , 4. 55 (s ept, J = 6.4 Hz, 1H), 5. 13 (s, 1H), 6.44 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 6. 74-6. 77 (m, 2H), 6. 83 (d, J = 6. 8 Hz, 2H), 7. 00 ( d, J = 8.4 Hz, 1H), 7. 12 (dd, J = 2. 0, 10. 0 Hz, 1H), 7. 16
(d, J = 2. 0 Hz, 1H), 7. 62 (d, J = 8. 8 Hz, 2H), 7. 88 (dd, J=l. 2, 7. 6 Hz, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 506 (M+H)
(実施例 4)4一(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)—2— (Ν'—(1ーメ チルー 6 ォキソ 1. 6 ジヒドロピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソ ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 27]
(4a) N' (2- (4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) 2—(3 エトキシ プロポキシフエ-ル)ァセチル)ヒドラジンカルボン酸 t ブチルエステル
[化 28]
実施例 lbで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4 —イソプロポキシフエ-ル)酢酸(300mg、 0. 735mmol)を N, N ジメチルホルム アミド(15ml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ヒドロキシベンゾトリァゾー
ルー水和物(338mg、 2.21mmol)、および 1ーェチルー 3—(3 ジメチルアミノプ 口ピル)カルボジイミド 塩酸塩 (423mg、2.21mmol)をカ卩えて 1時間攪拌した後、 更に、ヒドラジンカルボン酸 t—ブチルエステル(291mg、 2.21mmol)を加えた。反 応混合物を室温にて 5日間攪拌した後、反応混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフ ィー (NHシリカゲル(富士シリシァ製)、ジクロロメタン一メタノール)にて粗く精製し、 黄色固体として標記化合物(357mg、収率 102%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.29 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.38 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 1.46 (brs, 9H), 4.03—4. 11 (m, 2 H), 4.49 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) , 5.00 (s, 1H) , 6.79 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.92 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.04 (dd, J = 2.0 , 8.4Hz, 1H), 7.15 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 8.8 Hz, 2H)
(4b)4— (((3 エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル) ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩
[化 29]
実施例 4aで得られた N,一(2—(4一カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ー2—(3— エトキシ一 4—イソプロポキシフエ-ル)ァセチル)ヒドラジンカルボン酸 t—ブチルェ ステル(365mg、 0.752mmol)をエタノール(3ml)に溶解し、 40%塩化水素ェタノ ール(3ml)を加えて室温で 10時間攪拌した。反応混合物を濃縮し、粗生成物として 標記化合物(345mg、収率 108%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.29 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 4.07 (q, J = 6.8 Hz, 2H) , 4.52 (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.19 (s, 1H), 6.83 (d, J = 9.2 Hz, 2
H), 6.96 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.07 (dd, J = 2.4, 8.4Hz, 1 H), 7.14 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 9.2 Hz, 2H) (4c) 4- (1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ー2—(N,一(1 メチル 6 ォキソ 1, 6 ジヒドロピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 30]
1ーメチルー 6 ォキソ 1, 6 ジヒドロピリジンー3—力ルボン酸(4mg、 0.0872 mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(0.25ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液 に 1ーェチルー 3—(3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(4mg、0.0 209mmol)、および 1—ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(5mg、 0.0326mmo 1)をカ卩えて 1時間攪拌した後、実施例 4bで得られた 4— (((3—エトキシ一 4—イソプ 口ポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(10 mg、 0.0218mmol)、およびトリェチルァミン(0.01ml)を加えた。反応混合物を室 温にて 3日間攪拌した後、反応混合物を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて 精製し、標記化合物(2.8mg、収率 20%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.29 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.39 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 3.59 (s, 3H), 4.09 (q, J = 7.2 Hz , 2H), 4.52 (sept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.14 (s, 1H), 6.53 (d , J = 9.6 Hz, 1H), 6.86 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 6.96 (d, J = 8 .0 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 8.0Hz, 1H), 7.21 (s, 1H), 7.63 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.88 (d, J=9.6 Hz, 1H), 8.30 (s, 1H ); Mass spectrum (ESI) m/z: 521 (M+H) +
(実施例 5)4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)—2— (Ν'—(1ーメ チルー 4 ォキソ 1.4ージヒドロピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソ ーェチルァミノ)一べンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 31]
1—メチル 4—ォキソ 1, 4 ジヒドロピリジン一 3—カルボン酸(5mg、 0. 109m mol)を N, N ジメチルホルムアミド(0. 25ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(5mg、 0. 026 lmmol)、および 1ーヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(6mg、 0. 0407mmol) をカロえて 1時間攪拌した後、実施例 4bで得られた 4— (((3 エトキシ— 4—イソプロ ポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩( 10mg 、 0. 0218mmol)、およびトリェチルァミン(0. 01ml)を加えた。反応混合物を室温 にて終夜攪拌した後、反応混合物を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製 し、標記化合物(1. 6mg、収率 9%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1. 29 (d, J = 6. 0 Hz, 6H), 1
3
. 39 (t, J = 6. 8 Hz, 3H), 3. 59 (s, 3H), 4. 08 (q, J = 6. 8 Hz , 2H), 4. 52 (sept, J = 6. 0 Hz, 1H), 5. 13 (s, 1H), 6. 53 (d , J = 9. 6 Hz, 1H), 6. 86 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 6. 95 (d, J = 8 . 4 Hz, 1H), 7. 09 (d, J = 8. 4Hz, 1H), 7. 20 (s, 1H), 7. 63 (d, J = 8. 8 Hz, 2H), 7. 87 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8. 30 (s, 1H ); Mass spectrum (ESI) m/z: 521 (M+H) +
(実施例 6) 2—(4一 (1— (4一カルバムイミドイルフエニルァミノ)ー2—(N, 一 (2 ク ロロべンゾィル)ヒドラジノ)— 2—ォキソェチル) _ 2—エト _キシフエノキシ〕 N._N—
ジメチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 32]
(6a) (4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)一(4 ジメチルカルバモイルメトキシ エトキシフエ-ル)酢酸 メチルエステル
[化 33]
2- (2 エトキシ— 4 ホルミルフエノキシ) N, N ジメチルァセトアミド [C AS : 9 3475- 19- 51 (6. 471g、 25. 75mmol)、 4 ァミノべンズアミジン 二塩酸塩(5. 36g、 25. 75mmol)およびメタノール(100ml)の混合物を、 60°Cで 30分間攪拌し た。ついで、反応混合物を室温まで冷却した後、パラトルエンスルホ-ルメチルイソシ アニド(6. 00g、 30. 90mmol)を加えた。更に、反応混合物を 0°Cに冷却した後、ボ ロントリフルオリド 'ジェチルエーテル錯体(9. 8ml、 77. 26mmol)をカ卩えた。反応混 合物を室温で終夜攪拌した後、ヘプタンを加えメタノール層を分取し、減圧濃縮した 。得られた残渣に炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸ェチルにて抽出した。有機 層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧濃縮し、得られた残渣を シリカゲルカラムクロマトグラフィー(NHシリカゲル(富士シリシァ製)、酢酸ェチルー メタノール—水)にて粗く精製し、黄色固体として標記化合物(399mg、収率 3. 6%)
を得た。
(6b) (4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)一(4 ジメチルカルバモイルメトキシ エトキシフ ニル)酢酸 塩酸塩
[化 34]
実施例 6aで製造された (4—カルバムイミドイル一フエ-ルァミノ) - (4—ジメチルカ ルバモイルメトキシ— 3 エトキシフエ-ル)酢酸 メチルエステル(379mg、 0.885 mmol)をメタノール(5ml)に溶解し、 5N水酸化ナトリウム水溶液(0.2ml)をカ卩えた 。反応混合物を室温で終夜攪拌した後、 5N塩酸 (0.2ml)を加え、懸濁液を減圧濃 縮し、淡黄色固体として標記化合物(397mg、収率 109%)を粗生成物として得た。 'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.38 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2
3
.96 (s, 3H), 3.10 (s, 3H), 4.02—4. 13 (m, 2H), 4.78 (s, 2H), 5.14 (s, 1H), 6.75 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 6.90 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.02 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H), 7.12 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 9.2 Hz, 2H)
(6c) 2- (4— (1— (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)—2— (N, - (2 クロ口べ ンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチル) 2—エトキシフエノキシ) N, N ジメチ ルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 35]
実施例 6bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4—ジメチルカル バモイルメトキシ— 3 エトキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(8. Omg、0. O15mmol)を N , N—ジメチルホルムアミド (0.5ml)に溶解して、 5°Cに冷却した。反応液に 1—ヒ ドロキシベンゾトリァゾールー水和物(7. Omg、 0.045mmol)、および 1ーェチルー 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(9. Omg、 0.045mmol)を 加えて 30分間攪拌した後、更に、 2 クロ口—安息香酸ヒドラジド(7.7mg、 0.045 mmol)を加えた。反応混合物を室温にて終夜攪拌した後、反応混合物を直接、逆 相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物(2.54mg、収率 25%)を得 た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2
3
.95 (s, 3H), 3.10 (s, 3H), 4.12 (q, J = 7.2 Hz, 2H) , 4.8 0 (s, 2H), 5.15 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.93 ( d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.09 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H), 7.23 (d , J = 2.0 Hz, 1H), 7.36-7.41 (m, 1H), 7.42— 7.51 (m, 2H ), 7.57-7.60 (m, 1H), 7.63 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 8.22 (br , 1H), 8.78 (br, 1H)
Mass spectrum (ESI) m/z: 567 (M+H) +
(実施例 7) 2—(4一(1— (4 カルバムイミドイル フエニルァミノ)ー2 ォキソー2 一(Ν' (ピリジンー2—カルボニル)ヒドラジノ)ーェチル)ー2—エトキシフエノキシ) — Ν. Ν ジメチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 36]
実施例 6bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4—ジメチルカル バモイルメトキシ— 3 エトキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(8. Omg、0. O15mmol)を N , N—ジメチルホルムアミド (0.5ml)に溶解して、 5°Cに冷却した。反応液に 1—ヒ ドロキシベンゾトリァゾールー水和物(7. Omg、 0.045mmol)、および 1ーェチルー 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(9. Omg、0.045mmol)をカロ えて 30分間攪拌した後、更に、ピリジン一 2—カルボン酸ヒドラジド(6.2mg、 0.045 mmol)を加えた。反応混合物を室温にて終夜攪拌した後、反応混合物を直接、逆 相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物(3.09mg、収率 32%)を得 た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2
3
.96 (s, 3H), 3.11 (s, 3H), 4.20—4.38 (m, 2H), 4.80 (s, 2H), 5.18 (s, 1H), 6.87 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 6.94 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H), 7.25 (d, J =2.0 Hz, 1H), 7.57 (ddd, J=l.2, 4.8, 8.0 Hz, 1H), 7.6 3 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.96 (dt, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H), 8.0 7 (dt, J=l.2, 8.0Hz, 1H), 8.23 (br, 1H), 8.63 (ddd, J = 0 .8, 1.6, 4.4 Hz, 1H), 8.78 (br, 1H)
Mass spectrum (ESI) m/z: 534 (M+H) +
(実施例 8) 2— (4- (1— (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ) 2—ォキソ 2— ( N' (ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチル)ー2 エトキシーフエノキシ) N . N—ジメチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 37]
実施例 6bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4—ジメチルカル バモイルメトキシ— 3 エトキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(8. Omg、0. O15mmol)を N , N—ジメチルホルムアミド (0.5ml)に溶解して、 5°Cに冷却した。反応液に 1—ヒ ドロキシベンゾトリァゾールー水和物(7. Omg、 0.045mmol)、および 1ーェチルー 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(9. Omg、 0.045mmol)を 加えて 30分間攪拌した後、更に、ピリジン— 4—カルボン酸ヒドラジド(6.2mg、 0.0 45mmol)を加えた。反応混合物を室温にて終夜攪拌した後、反応混合物を直接、 逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物(3.26mg、収率 34%)を 得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2
3
.96 (s, 3H), 3.11 (s, 3H), 4.13 (q, J = 7.2 Hz, 2H) , 4.8 0 (s, 2H), 5.17 (s, 1H), 6.88 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 6.94 ( d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H), 7.25 ( d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.64 (d, J=6.8 Hz, 2H), 7.92 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 8.77 (d, J = 6.0Hz, 2H)
Mass spectrum (ESI) m/z: 534 (M+H) +
(実施例 9) N— (4- (2- (2- (4 カルバムイミドイルフ ニルァミノ) 2—(3 ェ トキシー 4 イソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノスルホニル)フエニル)ァセト アミド、 トリフルォロ酢酸塩
[化 38]
実施例 4bで製造された 4— ( ( (3—エトキシ一 4—イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノ カルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、0.0327mmol)をァセ トニトリル(0.8ml)とジメチルスルホキシド(0.2ml)の混合液に溶解して、—30°Cに 冷却した。混合溶液にトリェチルァミン(7mg、 0.0654mmol)、および 4ーァセチル ァミノベンゼンスルホユルクロリド(7.7mg、0.0327mmol)をカ卩え、同温で 1時間攪 拌した後に、反応液を室温に昇温した。 10時間攪拌した後に、反応液を直接、逆相 高速液体クロマトグラフィーにて精製し、黄色油状物として標記化合物(2.99mg、 収率 16%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.34 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2.15 (s, 3H), 4.02 (q, J = 7.2 Hz , 2H), 4.58 (sept, J = 6.0 Hz, 1H), 4.90 (s, 1H), 6.68 (d , J = 8.8 Hz, 2H), 6.88 (dd, J=8.4, 2.4 Hz, 1H), 6.95 (d , J = 8.4 Hz, 1H), 6.98 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.42— 7.44 (m , 2H), 7.49-7.51 (m, 2H), 7.58 (d, J = 8.8 Hz, 2H) ; Mas s spectrum (ESI) m/z: 583 (M+H) +
(実施例 10)4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2— (2-((2- メタンスルホ -ル)フエ-ルスルホ -ル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズァ ミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 39]
実施例 4bで製造された 4— ( ( (3—エトキシ一 4—イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノ カルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、0.0327mmol)をァセ トニトリル(0. 8ml)とジメチルスルホキシド(0. 2ml)の混合液に溶解して、—30°Cに 冷却した。混合溶液にトリェチルァミン(7mg、 0.0654mmol)、および 2 メタンス ルホ-ルベンゼンスルホ-ルクロリド(8.4mg、 0.0327mmol)を加え、同温で 1時 間攪拌した後に、反応液を室温に昇温した。 10時間攪拌した後に、反応液を逆相高 速液体クロマトグラフィーにて精製し、黄色油状物として標記化合物(3. 98mg、収 率 20%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1. 36 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.42 (t, J = 7. 2 Hz, 3H), 3. 35 (s, 3H), 3. 99 (q, J = 7. 2 Hz , 2H), 4. 59 (sept, J = 6.0 Hz, 1H), 4.84 (s, 1H), 6.66 (d , J = 8.8 Hz, 2H), 6.85— 6.86 (m, 1H), 6.86 (s, 1H), 6. 9 4 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7. 33 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.46 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7. 57 (d, J = 8. 8 Hz, 2H), 7. 74 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 8. 20 (d, J = 7.6 Hz, 1H) ; Mass spectrum (ESI) / z: 604 (M + H) +
(実施例 11)4一(1— (4 イソプロポキシー3 メトキシフエニル)ー2—ォキソー2— (Ν' (ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォ 口酢酸塩
[化 40]
(11a) (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4—イソプロポキシ 3—メトキシフ ェニル)酢酸 トリフルォロ酢酸塩
[化 41]
4 ヒドロキシ一 3—メトキシベンズアルデヒド(70mg、 0. 46mmol)を N, N ジメ チルホルムアミド(1. 5ml)に溶解し、これに 2 ョードプロパン(0. 070ml、0. 72m mol)、炭酸カリウム(125mg、 0. 9mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜攪拌 後、反応混合物に 1N塩酸を加え、酢酸ェチルにて抽出した。得られた有機層を濃 縮し、 4—イソプロポキシ—3—メトキシベンズアルデヒドを粗生成物として得た。 これをメタノール(1. 5ml)に溶解し、 4 ァミノべンズアミジン 二塩酸塩(100mg、 0. 48mmol)を加え、 60°Cで 6時間攪拌した。ついで、反応混合物を室温まで冷却 した後、パラトルエンスルホ-ルメチルイソシアニド(120mg、 0. 62mmol)をカ卩えた 。更に、反応混合物を 0°Cに冷却した後、ボロントリフルオリド 'ジェチルエーテル錯 体 (0. 175ml, 1. 38mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜攪拌した後、ヘプ タンを加えメタノール層を分取した。得られたメタノール層に酢酸ェチル、および飽和 炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸ェチルにて抽出し、得られた有機層を濃縮し
た。
得られた粗生成物をメタノール(1. 5ml)に溶解し、 5N水酸ィ匕ナトリウム水溶液 (0. 25ml)を加えた。室温にて 3時間攪拌後、反応混合物を 5N塩酸にて中和した。この ものを逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物(39. 3mg、 18%)を 得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 30 (d, J = 6. 0 Hz, 6H) , 3
3
. 81 (s, 3H) , 4. 52 (sept, J = 6. 0 Hz, 1H) , 5. 14 (s, 1H) , 6 . 77 (d, J = 8. 8 Hz, 2H) , 6. 93 (d, J = 8. 4Hz, 1H) , 7. 03 (dd , J = 8. 4, 2. 4 Hz, 1H) , 7. 11 (d, J= 2. 4 Hz, 1H) , 7. 58 (d, J = 8. 8 Hz, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z : 358 (M+H) + (l lb) 4—(1— (4 イソプロポキシー3—メトキシフエ-ル)ー2 ォキソー2—(N, (ピリジンー4 カルボ-ル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 42]
実施例 11aで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4—イソプロボ キシ— 3—メトキシフエ-ル)酢酸 トリフルォロ酢酸塩(10mg、 0. 0212mmol)を N , N—ジメチルホルムアミド(lml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応液に 1ーヒドロキ シベンゾトリアゾールー水和物(10mg、 0. 0635mmol)、および 1—ェチル 3— ( 3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(12mg、0. 0635mmol)をカロえ て 90分間攪拌した後、更に、イソニコチン酸ヒドラジド(9mg、 0. 0635mmol)をカロえ た。反応混合物を室温にて終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマト
グラフィ一にて精製し、淡黄色油状物として標記化合物(7.29mg、収率 58%)を得 た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.31 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 3
3
.87 (s, 3H), 4.55 (sept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.17 (s, 1H), 6 .87— 6.91 (m, 2H), 6.97 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 7.25 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.63— 7.66
(m, 2H), 7.89-7.90 (m, 2H), 8.75— 8.77 (m, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 477 (M+H) +
(実施例 12) 4— (l-(3.4 ビスァリルォキシフエニル)一 2— (N,一(2 クロ口べ ンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩 [化 43]
(12a) (3, 4 ビスァリルォキシフエ-ル)一(4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) 酢酸 メチルエステル
[化 44]
3, 4 ビスァリルォキシベンズアルデヒド(2.96g、 13.6mmol)、 4 ァミノべンズ アミジン 二塩酸塩(2.97g、 14.3mmol)およびメタノール(50ml)の混合物を、 70 °Cで 2時間攪拌した。ついで、反応混合物を室温まで冷却した後、パラトルエンスル
ホ-ルメチルイソシアニド(3. 32g、 17mmol)を加えた。更に、反応混合物を 0°Cに 冷却した後、ボロントリフルオリド 'ジェチルエーテル錯体(5. 16ml、 40. 8mmol)を 加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した後、ヘプタンを加えてメタノール層を分取 した。得られたメタノール層に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、酢酸ェチル で抽出した。分取した有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した 。乾燥剤を濾去して、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト グラフィー(NHシリカゲル(富士シリシァ製)、酢酸ェチルークロロホルム メタノール )で精製して、淡黄色固体の標記化合物(1. 93g、収率 36%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 3. 72 (s, 3H) , 4. 55—4. 57 (
3
m, 4H) , 5. 20- 5. 25 (m, 3H) , 5. 35— 5. 42 (m, 2H) , 5. 99— 6. 11 (m, 2H) , 6. 75 (d, J = 9. 2 Hz, 2H) , 6. 94 (d, J = 8. 4 Hz, 1H) , 7. 02 (dd, J = 8. 4, 2. 0 Hz, 1H) , 7. 09 (d, J = 2. 0 Hz, 1H) , 7. 57 (d, J = 9. 2 Hz, 2H)
(12b) (3, 4 ビスァリルォキシフエ-ル)一(4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) 酢酸 塩酸塩
[化 45]
実施例 12aで製造された(3, 4 ビスァリルォキシフエ-ル)一(4—カルバムイミド ィルフヱ-ルァミノ)酢酸 メチルエステル(1. 93g、 4. 88mmol)をメタノール(50ml )に溶解して、 2N水酸ィ匕ナトリウム水溶液(2. 56ml、 5. 12mmol)をカ卩えた。反応混 合物を室温で終夜撹拌した後、 5N塩酸で中和した。この混合物にジェチルエーテ ルおよびテトラヒドロフランを加えて、析出している固体を濾取した。得られた固体を テトラヒドロフランに懸濁させて、 2N塩酸水溶液 (8ml)を加えて減圧濃縮した。得ら れた残渣を酢酸ェチルおよび、ジクロロメタンの混合溶媒で洗浄して、黄色固体の標
記化合物(2.04g、収率 78%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :4.53-4.59 (m, 4H), 5.13 (
3
s, 1H), 5.18-5.26 (m, 2H), 5.34— 5.43 (m, 2H), 5.99— 6 . 11 (m, 2H), 6.76 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.95 (d, J = 8.8 H z, 1H), 7.05 (dd, J = 8.8, 2.4 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 2.4 H z, 1H), 7.58 (d, J = 8.8 Hz, 2H)
(12c)4- (1— (3, 4 ビスァリルォキシフエ-ル) 2— (N, - (2 クロ口べンゾィ ル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 46]
実施例 12bで製造された(3, 4 ビスァリルォキシフエ-ル) - (4—カルバムイミド ィルフエ-ルァミノ)酢酸 塩酸塩(15mg、0.036mmol)、 1ーェチルー 3—(3 ジ メチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(21mg、0. 108mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(16.5mg、0.108mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に 2—クロ口安息香酸ヒ ドラジド(18mg、 0.106mmol)をカ卩えて、室温で終夜攪拌した。反応液を逆相高速 液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体の標記化合物(11.84mg、収率 51 %)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :4.57 (dt, J = 5.2, 1.6 Hz, 2
3
H), 4.60 (dt, J = 5.2, 1.6 Hz, 2H), 5.13(s, 1H), 5.20— 5. 25 (m, 2H), 5.36— 5.44 (m, 2H), 6.01— 6.12 (m, 2H), 6. 87 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.97 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.13 (dd , J = 8.4, 2.0 Hz, 1H), 7.23 (d, J=2.0 Hz, 1H), 7.35— 7. 61 (m, 4H), 7.63 (d, J = 8.8 Hz, 2H) ; Mass spectrum (ESI)
m/z: 534 (M+H)
(実施例 13) 4— (l-(3.4 ビスァリルォキシフエニル)ー2—(N,一(4ーヒドロキシ ベンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩 [化 47]
実施例 12bで製造された(3, 4 ビスァリルォキシフエ-ル) - (4—カルバムイミド ィルフエ-ルァミノ)酢酸 塩酸塩(15mg、0.036mmol)、 1ーェチルー 3—(3 ジ メチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(21mg、0. 108mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(16.5mg、0.108mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に 4ーヒドロキシ安息香 酸ヒドラジド(16mg、 0. 105mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した。反応液を逆相 高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体の標記化合物(13.57mg、収 率 60%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :4.56 (dt, J = 5.2, 1.6 Hz, 2
3
H), 4.58-4.62 (m, 2H), 5. 15 (s, 1H), 5.20— 5.26 (m, 2 H), 5.36— 5.44 (m, 2H), 6.01— 6.12 (m, 2H), 6.82 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.86 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.96 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.14 (dd, J = 8.4, 2.4 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.73 (d, J = 8.8 Hz, 2 H); Mass spectrum (ESI) m/z: 516 (M + H) +
(実施例 14)4一(1— (2 フルオロー 4.5 ジメトキシフエニル)ー2—(Ν'—(3 メ チルピリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
(14a) (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (2—フルオロー 4, 5—ジメトキシフ ニル)酢酸 メチルエステル
[化 49]
2—フルオロー 4, 5—ジメトキシベンズアルデヒド(2. 5g、 13. 6mmol)、4—ァミノ ベンズアミジン 二塩酸塩(2. 97g、 14. 3mmol)およびメタノール(50ml)の混合物 を、 60°Cで 4時間攪拌した。ついで、反応混合物を室温まで冷却した後、パラトルェ ンスルホ-ルメチルイソシアニド(3. 32g、 17mmol)をカ卩えた。更に、反応混合物を 0°Cに冷却した後、ボロントリフルオリド 'ジェチルエーテル錯体(5. 16ml, 40. 8m mol)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した後、ヘプタンを加えてメタノール 層を分取した。得られたメタノール層に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、酢 酸ェチルで抽出した。分取した有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナ トリウムで乾燥した。乾燥剤を濾去して、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカ ゲルカラムクロマトグラフィー(NHシリカゲル(富士シリシァ製)、酢酸ェチルークロロ ホルム—メタノール)で粗く精製して、黄色固体の標記化合物(754mg)を得た。 (14b) (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (2—フルオロー 4, 5—ジメトキシフエ ニル)酢酸 塩酸塩
実施例 14aで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (2 フルォ口— 4, 5—ジメトキシフエ-ル)酢酸 メチルエステルの粗生成物(754mg)をメタノール( 2ml)に溶解して、 2N水酸ィ匕ナトリウム水溶液(1. lml、 2. 2mmol)を加えた。反応 混合物を室温で終夜撹拌した後、 2N塩酸で中和した。この混合物にジェチルエー テルおよびテトラヒドロフランをカ卩えて、析出している固体を濾取した。得られた固体 をテトラヒドロフランに懸濁させて、 2N塩酸(1. 5ml)を加えて減圧濃縮した。得られ た残渣を酢酸ェチルおよび、ジクロロメタンの混合溶媒で洗浄して、黄色固体の標記 化合物(560mg、 2段階収率 11%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 3. 76 (s, 3H) , 3. 83 (s, 3H)
3
, 5. 43 (s, 1H) , 6. 78 (d, J = 9. 2 Hz, 2H) , 6. 83 (d, J= l l. 2 Hz, 1H) , 6. 97 (d, J = 7. 2 Hz, 1H) , 7. 59 (d, J = 9. 2 Hz, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z : 348 (M+H) +
(14c) N, - (2- (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)—2— (2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)ァセチル)ヒドラジンカルボン酸 t ブチルエステル
[化 51]
実施例 14bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(250mg、 0. 651mmol)、 1—ェチル 3 — (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(374mg、 1. 95mmol)、 1— ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(299mg、 1. 95mmol)および N, N ジメチ
ルホルムアミド(5ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液にヒドラジンカル ボン酸 t—ブチルエステル(258mg、 1. 95mmol)をカ卩えて、室温で終夜攪拌した。 反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (NHシリカゲル(富士シリシァ製)、酢酸 ェチルージクロロメタン メタノール)で粗く精製して、無色固体の標記化合物(277 mg、収率 92%)を得た。
[0145] (14d) 4—( ( (2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル) ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩
[化 52]
実施例 14cで製造された N, - (2- (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - 2- ( 2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)ァセチル)ヒドラジンカルボン酸 t ブチル エステル(277mg、 0. 600mmol)およびエタノール(2ml)の混合物に 40%塩化水 素エタノール溶液(2ml)を加えた。室温で終夜攪拌した後、反応液を減圧濃縮した 。残渣をジクロロメタンで洗浄して、黄色固体の標記化合物(250mg、収率 96%)を 得た。
Mass spectrum (ESI) m/z : 362 (M+H) +
[0146] (14e) 4— (1— (2 フルォロ— 4, 5 ジメトキシフエ-ル)—2— (N, - (3—メチル ピリジン一 2—カルボ-ル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 53]
3—メチルピリジン— 2—カルボン酸(4.5mg、0.0328mmol)、 1—ェチル 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0. O318mmol)、 l —ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0. O320mmol)および N, N— ジメチルホルムアミド(1ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 1 4dで製造された 4 (((2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ- ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(14mg、 0.0322mmol)を加えて、室温 で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の 標記化合物(5.47mg、収率 29%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :2.60 (s, 3H), 3.83 (s, 3H)
3
, 3.85 (s, 3H), 5.50 (s, 1H), 6.85 (d, J=ll.6 Hz, 1H), 6.89 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 7.26 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.44
(dd, J = 8.0, 4.4 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 7.72
— 7.76 (m, 1H), 8.42— 8.43 (m, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 481 (M+H) +
(実施例 15) 4— (2- (Ν'—(3 ブロモピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 1
(2 フルオロー 4.5 ジメトキシフエ-ル) 2—ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 54]
3 ブロモピリジン— 2—カルボン酸(6.5mg、 0.0322mmol)、 1—ェチル 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 l —ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N— ジメチルホルムアミド(1ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 1 4dで製造された 4 (((2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-
ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(14mg、 0.0322mmol)を加えて、室温 で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の 標記化合物(6.66mg、収率 31%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :3.83 (s, 3H), 3.84 (s, 3H)
3
, 5.49 (s, 1H), 6.85 (d, J=ll.6 Hz, 1H), 6.89 (d, J = 9. 2 Hz, 2H), 7.24 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.44 (dd, J = 8.0, 4. 8 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 8.16 (dd, J = 8.0, 1. 6Hz, 1H), 8.57 (dd, J = 4.8, 1.6 Hz, 1H) ; Mass spectrum ( ESI) m/z: 545 (M+H) +
(実施例 16)4—(1— (2 フルオロー 4.5 ジメトキシフエニル)ー2—(Ν'—(2— フルォロピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズアミジ ン トリフルォロ酢酸塩
[化 55]
2 フルォロニコチン酸(4.5mg、0.0319mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 14dで製造さ れた 4 (((2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)ァ ミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(14mg、 0.0322mmol)を加えて、室温で終夜攪拌 した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合物 (5.24mg、収率 27%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :3.834 (s, 3H), 3.837 (s, 3
3
H), 5.48 (s, 1H), 6.86 (d, J=ll.6 Hz, 1H), 6.89 (d, J =
8.8 Hz, 2H), 7.23 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.42— 7.46 (m, 1 H), 7.65 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.27— 8.32 (m, 1H), 8.35— 8.37 (m, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 485 (M+H) +
(実施例 17)4—(1— (2 フルオロー 4.5 ジメトキシフエニル)ー2—(Ν'—(3— フルォロピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズアミジ ン トリフルォロ酢酸塩
[化 56]
3 フルォロイソニコチン酸(4.5mg、 0.0319mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメ チルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、 0.0318mmol)、 1ーヒドロキ シベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N—ジメチルホ ルムアミド(1ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 14dで製造 された 4 (((2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル) ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(14mg、 0.0322mmol)を加えて、室温で終夜攪 拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、黄色固体の標記化合 物(6. 13mg、収率 32%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :3.83 (s, 6H), 5.48 (s, 1H)
3
, 6.86 (d, J=ll.6 Hz, 1H), 6.89 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 7.2 2 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 7.72 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 8.53 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.62 (d, J=l.6 Hz, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 485 (M + H) +
(実施例 18)4— (2- (Ν'—(3 クロ口ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ー1一( 2 フルオロー 4.5 ジメトキシフエ-ル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 57]
3 クロ口イソニコチン酸(5.2mg、0.0330mmol)、 1—ェチル 3— (3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0. O318mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0. O320mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 14dで製造さ れた 4 (((2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)ァ ミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(14mg、 0.0322mmol)を加えて、室温で終夜攪拌 した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、黄色固体の標記化合物 (6.24mg、収率 32%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :3.825 (s, 3H), 3.831 (s, 3
3
H), 5.47 (s, 1H), 6.86 (d, J=ll.6 Hz, 1H), 6.89 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.21 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 5.2 H z, 1H), 7.65 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.58 (d, J = 5.2 Hz, 1H) , 8.69 (s, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 501 (M+H) +
(実施例 19)4一 (1— (3 エトキシー4一イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν'—(3— メチルピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 58]
3—メチルイソニコチン酸(4.5mg、0.0328mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0. O318mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0. O320mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造され た 4一(((3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)アミ ノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)を加えて、室温で終夜攪拌し た。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合物( 2.45mg、収率 12%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.29 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.39 (t, J = 6.4 Hz, 3H), 2.48 (s, 3H), 4.13 (q, J = 7.2 Hz , 2H), 4.52 (sept, 6.4 Hz, 1H), 5.15 (s, 1H), 6.88 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 6.98 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 2.4 , 8.4 Hz, 1H), 7.22 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.57 (d, J=4.8 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 8.52 (d, J= 5.2 Hz, 1H), 8.57 (s, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 505 (M+H) + (実施例 20)4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν'—(4 メトキシピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズアミジ ン トリフルォロ酢酸塩
[化 59]
4—メトキシニコチン酸 リチウム塩(8mg、0.0503mmol)、 1—ェチル—3— (3— ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 1ーヒドロ キシベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N ジメチル ホルムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造
された 4一 ( ( (3—エトキシー4一イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル) ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)を加えて、室温で終夜攪 拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合 物(8.5mg、収率 41%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.29 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3.96 (s, 3H), 4.10 (q, J = 7.2 Hz , 2H), 4.52 (sept, 6.4 Hz, 1H), 5.15 (s, 1H), 6.85 (dd, J = 0.8, 8.8 Hz, 1H), 6.88 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 6.96 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H), 7.22 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.08 (dd, J = 2.4 , 8.8 Hz, 1H), 8.65 (d, J= 2.0 Hz, 1H) ; Mass spectrum ( ESI) m/z: 521 (M+H) +
(実施例 21) 4—(2—(Ν'—(3 ブロモピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシ 4 イソプロポキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 60]
3 ブロモピリジン— 2—カルボン酸(6.5mg、 0.0322mmol)、 1—ェチル 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 l —ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N— ジメチルホルムアミド (0.5ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施 例 4bで製造された 4— ( ( (3—エトキシ一 4—イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカル ボ -ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、0.0327mmol)を加えて、 室温で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固
体の標記化合物(8.24mg、収率 37%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.29 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.39 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 4.07—4.14 (m, 2H), 4.52 (sept, 6.4 Hz, 1H), 5.16 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.9 6 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H), 7.2
3 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.43 (dd, J=4.4, 8.0 Hz, 1H), 7.6
4 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 8.15 (dd, J=l.2, 8.0 Hz, 1H), 8.5 6 (d, J= 1.6, 4.4 Hz, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 569
(M + H) +
(実施例 22)4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν'—(2— フルォロピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズアミジ ン トリフルォロ酢酸塩
[化 61]
2 フルォロニコチン酸(4.8mg、0.0340mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド (0.5ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造 された 4一 ( ( (3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル) ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)を加えて、室温で終夜攪 拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合 物(3.69mg、収率 18%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.29 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.39 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 4.10 (q, J = 6.8 Hz, 2H) , 4.52 (s
ept, 6.4 Hz, 1H), 5.15 (s, 1H), 6.88 (d, J = 9.2 Hz, 2H) , 6.96 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) , 7.22 (d, J=2.4 Hz, 1H), 7.42— 7.45 (m, 1H), 7.64 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 8.26-8.32 (m, 1H), 8.34— 8.38 (m, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 509 (M+H) +
[0155] (実施例 23)4— (2- (N,一(2 クロ口べンゾィル)ヒドラジノ) 1 (2 フルオロー 4.5 ジメトキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 62]
実施例 14bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(10mg、0.0261mmol)、 1—ェチル 3 — (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(15mg、0.0783mmol)、 1 ーヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(12mg、 0.0783mmol)および N, N ジ メチルホルムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に 2—クロ口 安息香酸ヒドラジド(13mg、 0.0783mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した。反応 液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体の標記化合物(9.57 mg、収率 60%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :3.82 (s, 3H), 3.83 (s, 3H)
3
, 5.48 (s, 1H), 6.85 (d, J=ll.6 Hz, 1H), 6.89 (d, J = 8. 8 Hz, 2H), 7.22 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.37— 7.41 (m, 1H), 7.40-7.50 (m, 2H), 7.58— 7.60 (m, 1H), 7.65 (d, J = 8.
8 Hz, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 500 (M + H) +
[0156] (実施例 24) 4 し 1—し 2 フルォロ一 4L 5 ジメヒキシフエ-ル — 2—ォキソ 2— (
N' (ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォ 口酢酸塩
[化 63]
実施例 14bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(10mg、0.0261mmol)、 1—ェチル 3 — (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(15mg、0.0783mmol)、 1 ーヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(12mg、 0.0783mmol)および N, N ジ メチルホルムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液にイソ-コチ ン酸ヒドラジド(llmg、 0.0783mmol)をカ卩えて、室温で終夜攪拌した。反応液を逆 相高速液体クロマトグラフィーで精製して、黄色固体の標記化合物(9.88mg、収率 65%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :3.835 (s, 3H), 3.842 (s, 3
3
H), 5.49 (s, 1H), 6.86 (d, J=ll.2 Hz, 1H), 6.89 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 7.24 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.8 H z, 2H), 7.91 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 8.77 (d, J = 6.4 Hz, 2H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 467 (M+H) +
(実施例 25)4— (2- (Ν'—(4 クロ口ピリジンー3 カルボニル)ヒドラジノ)ー1一( 3 エトキシ 4 イソプロポキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 64]
4 クロ口ニコチン酸(5mg、 0.0317mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノ プロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 1—ヒドロキシベンゾト リアゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N ジメチルホルムアミド( lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造された 4— (( (3—エトキシ一 4—イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)ァミノ)ベン ズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)をカ卩えて、室温で終夜攪拌した。反 応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、黄色固体の標記化合物(2.84 mg、収率 14%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 4.10 (q, J = 7.2 Hz, 2H) , 4.53 (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.15 (s, 1H), 6.88 (d, J = 9.2 Hz, 2 H), 6.96 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 8.4, 2.4 Hz, 1 H), 7.21 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.60 (d, J= 5.6 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 8.57 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 8.71 ( s, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 525 (M+H) +
(実施例 26)4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν'—(2— メチルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 65]
2—メチルニコチン酸(4.6mg、 0.0335mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチル ァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 1—ヒドロキシべ ンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N ジメチルホルム アミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造された 4一(((3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)ァミノ) ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した 。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体の標記化合物( 14.82mgゝ収率 73%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2.80 (s, 3H), 4.10 (q, J = 7.2 Hz 2H), 4.53 (sept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.17 (s, 1H), 6.88 (d J = 9.2 Hz, 2H), 6.96 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 8 4, 2.0 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.64 (d, J= 9 2 Hz, 2H), 7.70 (dd, J = 8.0, 5.6 Hz, 1H), 8.33 (dd, J = 8.0, 1.6 Hz, 1H), 8.69 (dd, J = 5.6, 1.6 Hz, 1H) ; Mass s pectrum (ESI) m/z: 505 (M+H) +
(実施例 27)4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν'—(4 メチルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 66]
4—メチルニコチン酸 塩酸塩(5. 7mg、0. 0328mmol)、 1—ェチル—3— (3— ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(6. lmg、0. O318mmol)、 1ーヒドロ キシベンゾトリァゾールー水和物(4. 9mg、0. O320mmol)および N, N ジメチル ホルムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造 された 4一 ( ( (3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル) ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0. 0327mmol)を加えて、室温で終夜攪 拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合 物(10. 99mg、収率 54%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1. 30 (d, J = 6. 0 Hz, 6H), 1
3
40 (t, J = 7. 2 Hz, 3H), 2. 61 (s, 3H), 4. 10 (q, J = 7. 2 Hz 2H), 4. 53 (sept, J = 6. 0 Hz, 1H), 5. 16 (s, 1H), 6. 88 (d J = 8. 8 Hz, 2H), 6. 96 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7. 10 (dd, J = 8 4, 2. 0 Hz, 1H), 7. 23 (d, J = 2. 0 Hz, 1H), 7. 60 (d, J= 5 6 Hz, 1H), 7. 64 (d, J = 8. 8 Hz, 2H), 8. 58 (d, J = 5. 6 Hz 1H), 8. 72 (s, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 505 (M+H)
(実施例 28)4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)—2— (Ν'—(3— フルォロピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズアミジ ン トリフルォロ酢酸塩
[化 67]
3 フルォロイソニコチン酸(4.8mg、 0.0340mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメ チルァミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造され た 4一(((3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)アミ ノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)を加えて、室温で終夜攪拌し た。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体の標記化合物 (5.20mg、収率 26%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 4.10 (q, J = 7.2 Hz, 2H) , 4.53 (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.15 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2 H), 6.96 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1 H), 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7 .71 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 8.52 (dd, J=4.8, 0.8 Hz, 1H), 8 .61 (d, J=l.6 Hz, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 509 (M + H) +
(実施例 29)4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキソー2— (Ν'—(1 ォキシピリジンー3 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 68]
1—ォキシニコチン酸(4.5mg、0.0323mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチル ァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 1—ヒドロキシべ ンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0. O320mmol)および N, N ジメチルホルム アミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造された 4一(((3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)ァミノ) ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した 。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体の標記化合物( 9. llmg、収率 45%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.41 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 4.10 (q, J = 7.2 Hz, 2H) , 4.53 (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.15 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2 H), 6.96 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1 H), 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.61— 7.60 (m, 3H), (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.94-7.97 (m, 1H), 8.44— 8.47 (m, 1H), 8 .68-8.70 (m, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 507 (M+H) + (実施例 30)4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν'—(4 ヒドロキシベンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォ 口酢酸塩
[化 69]
実施例 lbで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4 —イソプロポキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(20mg、0.0490mmol)、 1—ェチル 3 — (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(28mg、0. 145mmol)、 l— ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(22mg、 0. 145mmol)および N, N ジメチ ルホルムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に 4ーヒドロキシ 安息香酸ヒドラジド(22mg、 0. 145mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した。反応液 を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無 cn色固体の標記化合物(15. 79mg 、収率 52%)を得た。
¾— NMR (400 MHz, CD OD) δ :1. 30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.40 (t, J = 7. 2 Hz, 3H), 4.09 (q, J = =7. 2 Hz, 2H), (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 5. 15 (s, 1H), 6.82 (d, J = 8.8 Hz, 2
H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2H), (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7
O L
. 11 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1H), 7. 21 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7
. 63 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7. 72 (d, J = =8.8 Hz, 2H); Mass sp ectrum (ESI) m/z: 506 (M+H)
(実施例 31)4— (2- (Ν' - (2 シァノベンゾィル)ヒドラジノ)—1— (3 エトキシ— 4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 70]
2 シァノ安息香酸(4.7mg、0. O319mmol)、 1ーェチルー 3—(3 ジメチルァ ミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0. O318mmol)、 1—ヒドロキシベン ゾトリァゾールー水和物(4.9mg、 0. O320mmol)および N, N ジメチルホルムァ ミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造され た 4一(((3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)アミ ノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)を加えて、室温で終夜攪拌し た。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合物( 2.27mg、収率 11%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.33 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 4.17 (qd, J = 7.2, 2.4 Hz, 2H), 4 .57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) , 5.23 (s, 1H), 6.91 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.01 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 8.8 Hz, 2 H), 7.86-7.93 (m, 4H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 515 (M + H) +
(実施例 32)4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν'—(2— ニトロべンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
2 -トロ安息香酸(5.3mg、0. O317mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチルアミ ノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0. O318mmol)、 1—ヒドロキシベンゾ トリァゾールー水和物(4.9mg、0. O320mmol)および N, N—ジメチルホルムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造された 4 一 ( ( (3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)ァミノ) ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した 。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体の標記化合物( 1.95mg、収率 9%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.40 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 4.09 (q, J = 6.8 Hz, 2H) , 4.52 (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.16 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2 H), 6.96 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1 H), 7.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7 .69— 7.81 (m, 3H), 8.12 (dd, J = 8.0, 0.8 Hz, 1H); Mass s pectrum (ESI) m/z: 535 (M+H) +
(実施例 33) 4— (2- (Ν'—(3 クロ口ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ) 1一( 3 エトキシ 4 イソプロポキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 72]
3 クロ口— 4 ピリジンカルボン酸(5. Omg、0. O317mmol)、 1—ェチル 3— ( 3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0. O318mmol)、 l— ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0. O320mmol)および N, N ジメ チルホルムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4 bで製造された 4一 ( ( (3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ- ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)を加えて、室温 で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体 の標記化合物(3.91mg、収率 19%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 4.10 (q, J = 7.2 Hz, 2H) , 4.53 (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.14 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2 H), 6.96 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.09 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1 H), 7.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.58 (dd, J=4.8, 0.8 Hz, 1 H), 7.64 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.57 (d, J=4.8 Hz, 1H), 8 .68 (d, J = 0.8 Hz, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 525 (M + H) +
(実施例 34) 4—(2—(Ν'—(3 ブロモピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 73]
3 ブロモ—4 ピリジンカルボン酸(6. 5mg、 0. 0321mmol)、 1—ェチル 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0. 0318mmol)、 l —ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(4. 9mg、0. O320mmol)および N, N— ジメチルホルムアミド (0. 6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施 例 4bで製造された 4— ( ( (3—エトキシ一 4—イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカル ボ -ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩( 〇15mg、0. 0327mmol)を加えて、 室温で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色 固体の標記化合物(4. 30mg、収率 19%)を得た。
¾— NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 30 (d, J = 6. 4 Hz, 6H) , 1
3
. 40 (t, J = 6. 8 Hz, 3H) , 4. 10 (q, J = = 6. 8 Hz, 2H) , 4. 53 (s ept, J = 6. 4 Hz, 1H) , 5. 15 (s, 1H) , 6. 88 (d, J = 8. 8 Hz, 2
H) , 6. 96 (d, J = 8. 4 Hz, 1H) , (dd, J = 8. 4, 2. 0 Hz, 1
H) , 7. 21 (d, J = 2. 0 Hz, 1H) , 7. 57 (d, J=4. 8 Hz, 1H) , 7
. 64 (d, J = 8. 8 Hz, 2H) , 8. 60 (d, J = =4. 8 Hz, 1H) , 8. 79 (s
, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z : 569 (M+H)
(実施例 35) 4— (2- (Ν' - (2 クロ口ピリジン— 3 カルボニル)ヒドラジノ)—1— ( 3 エトキシ 4 イソプロポキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 74]
2 クロ口ニコチン酸(5. Omg、0.0317mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチルァ ミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0. O318mmol)、 1—ヒドロキシベン ゾトリァゾールー水和物(4.9mg、 0.0320mmol)および N, N ジメチルホルムァ ミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造され た 4一(((3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)アミ ノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)を加えて、室温で終夜攪拌し た。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体の標記化合物 (1.93mg、収率 9%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 4.10 (q, J = 7.2 Hz, 2H) , 4.53 (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.14 (s, 1H), 6.88 (d, J = 9.2 Hz, 2 H), 6.96 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.09 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1 H), 7.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.47 (dd, J = 7.6, 4.8 Hz, 1 H), 7.64 (d, J= 9.2 Hz, 2H), 8.02 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1H), 8.47 (dd, J = 4.8, 2.0 Hz, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 525 (M+H) +
(実施例 36)4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν'—(3— メチルピリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 75]
3—メチノレピコリン酸(4.4mg、0. O320mmol)、 1—ェチノレ一 3— (3 ジメチノレア ミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(6. lmg、 0. O318mmol)、 1—ヒドロキシベンゾ トリァゾールー水和物(4.9mg、0. O320mmol)および N, N—ジメチルホルムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 4bで製造された 4 一 ( ( (3—エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)ァミノ) ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した 。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体の標記化合物( 5.89mg、収率 29%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2.61 (s, 3H), 4.08—4.14 (m, 2H) , 4.53 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) , 5.17 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8 .8 Hz, 2H), 6.96 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 8.4, 2 .0 Hz, 1H), 7.24 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.44 (dd, J = 7.6, 4 .8 Hz, 1H), 7.63 (d, J= 8.4 Hz, 2H), 7.74 (dd, J = 7.6, 0.8 Hz, 1H), 8.42 (dd, J = 4.8, 0.8 Hz, 1H) ; Mass spectru m (ESI) m/z: 505 (M+H) +
(実施例 37)4— (2- (Ν'—(2 ブロモベンゾィル)ヒドラジノ)ー1 (3 エトキシー 4—インプロボキ フエ-ル) _ 2— ソェチルアミ Ζ)ベンズアミジン トリフルォロ i¾
実施例 4bで製造された 4— ( ( (3—エトキシ一 4—イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノ カルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0. 0327mmol)、ァセ トニトリル(lml)およびジメチルスルホキシド(0. lml)の混合物に 2—ブロモ安息香 酸クロリド(10mg、 0. 0456mmol)およびトリェチルァミン(2滴)を順次加えて、室温
O C 〇
で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体 の標記化合物(2. 08mg、収率 9%)を得た。
H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1. 30 (d, J = 6. 0 Hz, 6H)
3
. 40 (t, J = 6. 8 Hz, 3H), (q, J = 6. 8 Hz, 2H), 4. 52 (s ept, J = 6. 0 Hz, 1H), 5. 14 (s, 1H), 6. 88 (d, J = 9. 2 Hz, 2
H), 6. 96 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7. 09 (dd, J = 8.4, 2. 0 Hz, 1
H), 7. 21 (d, J = 2. 0 Hz, 1H), 7. 37 (ddd, J = 7. 6, 7. 6, 1. 6
Hz, 1H), 7. 43 (ddd, J = =7. 6, 7. 6, 1. 2 Hz, 1H), 7. 56 (dd
, J = 7. 6, 1. 6 Hz, 1H), (d, J=9. 2 Hz, 2H), 7. 65 (dd
, J = 7. 6, 1. 2 Hz, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 568 (M +
H) +
(実施例 38)N— (4- (Ν'— (2- (4 カルバムイミドイルフ ニルァミノ) 2—(3— エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノカルボニル)フエニル)ァ セトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 77]
実施例 4bで製造された 4— ( ( (3—エトキシ一 4—イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノ カルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0327mmol)、ァセ トニトリル(lml)およびジメチルスルホキシド(0. lml)の混合物に 4 ァセチルァミノ 安息香酸クロリド(10mg、 0.0506mmol)およびトリェチルァミン(2滴)を順次加え て、室温で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡 黄色固体の標記化合物(2.40mg、収率 11%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.40 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 2.14 (s, 3H), 4.10 (q, J = 6.8 Hz , 2H), 4.52 (sept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.15 (s, 1H), 6.88 (d , J = 8.8 Hz, 2H), 6.96 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 8 .0, 2.0 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8. 8 Hz, 2H), 7.67 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.81 (d, J = 8.8 Hz, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 547 (M+H) +
(実施例 39)4— (((3 エトキシー4 イソプロポキシフ ニル)一(Ν' ピリミジン— 2—ィルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 78]
実施例 lbで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4
—イソプロポキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(20mg、0.0490mmol)、 1—ェチル 3 — (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(28mg、0. 145mmol)、 l— ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(23mg、 0.150mmol)および N, N ジメチ ルホルムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液にピリミジン— 2 —ィルヒドラジン(16mg、 0.145mmol)をカ卩えて、室温で終夜攪拌した。反応液を 逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合物(20.15mg、 収率 71%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.40 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 4.08 (q, J = 7.2 Hz, 2H) , 4.52 (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.16 (s, 1H), 6.83 (t, J=4.8 Hz, 1 H), 6.87 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 6.95 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7 . 10 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7 .62 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 8.38 (d, J = 4.8 Hz, 2H) ; Mass sp ectrum (ESI) m/z: 464 (M+H) +
(実施例 40)4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキソー2— (Ν'—(2 チオフ ン 3—ィルァセチル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 79]
実施例 lbで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4 —イソプロポキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(20mg、0.0490mmol)、 1—ェチル 3 — (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(28.2mg、0.147mmol)、 1—ヒドロキシベンゾトリアゾール(22.5mg、0.147mmol)および N, N ジメチル ホルムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液にチォフェン 3—
ィル酢酸ヒドラジド(23mg、 0.147mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した。反応液 を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合物(18.02mg 、収率 59%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.29 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3.59 (s, 2H), 4.07 (q, J = 7.2 Hz , 2H), 4.51 (sept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.07 (s, 1H), 6.83 (d , J = 9.2 Hz, 2H), 6.94 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.04— 7.07 (m , 2H), 7. 15 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.24— 7.25 (m, 1H), 7.3 3 (dd, J = 4.8, 3.2 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 9.2 Hz, 2H) ; Mas s spectrum (ESI) m/z: 510 (M+H) +
(実施例 41)4一(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2 ォキソー2— (Ν'—(2 ピリジンー3—ィルァセチル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 80]
実施例 lbで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4 —イソプロポキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(20mg、0.0490mmol)、 1—ェチル 3 — (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(28.2mg、0.147mmol)、 1—ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(22.5mg、0.147mmol)および N, N— ジメチルホルムアミド(1ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液にピリジン —3—ィル酢酸ヒドラジド(Australian Journal of Chemistry, 1985, 38 ( 10) , 1491. ) (22.2mg、 0.147mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した。反応 液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合物(20.20m g、収率 67%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1. 29 (d, J = 6. 0 Hz, 6H), 1
3
.38 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3.85 (s, 2H), 4.06 (q, J = 7.2 Hz , 2H), 4.51 (sept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.09 (s, 1H), 6.82 (d , J = 9.2 Hz, 2H), 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.05 (dd, J = 8 .4, 2.0 Hz, 1H), 7. 16 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 9. 2 Hz, 2H), 7.90-7.94 (m, 1H), 8.43— 8.46 (m, 1H), 8.6 9-8.73 (m, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 505 (M+H) + (実施例 42)4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキソー2— (Ν' (ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォ 口酢酸塩
[化 81]
実施例 lbで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4 —イソプロポキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(20mg、0.0490mmol)、 1—ェチル 3 — (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(28.2mg、0.147mmol)、 1—ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(22.5mg、0.147mmol)および N, N— ジメチルホルムアミド(1ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液にイソニコ チン酸ヒドラジド(20.2mg、 0.147mmol)をカ卩えて、室温で終夜攪拌した。反応液 を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、黄色固体の標記化合物(23.44mg 、収率 79%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.4 Hz, 6H), 1
3
.41 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 4.10 (q, J = 6.8 Hz, 2H) , 4.53 (s ept, J = 6.4 Hz, 1H), 5.17 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2
H), 6.97 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1
H), 7. 23 (d, J = 2. 0 Hz, 1H), 7. 63 (d, J = 8. 8 Hz, 2H), 7 . 94— 7. 96 (m, 2H), 8. 79 (d, J = 5. 2 Hz, 2H); Mass spectru m (ESI) m/z: 491 (M+H) +
(実施例 43)4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキソー2— (Ν' (ピリジン 3—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォ 口酢酸塩
[化 82]
実施例 lbで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4 —イソプロポキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(20mg、0. 0490mmol)、 1—ェチル 3 — (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(28. 2mg、0. 147mmol)、 1—ヒドロキシベンゾトリアゾール(22. 5mg、0. 147mmol)および N, N ジメチル ホルムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液にニコチン酸ヒドラ ジド(20. 2mg、 0. 147mmol)をカ卩えて、室温で終夜攪拌した。反応液を逆相高速 液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体の標記化合物(21.48mg、収率 73 %)を得た。
¾- NMR (400 MHz, CD OD) δ :1. 30 (d, J = 6. 0 Hz, 6H), 1
3
. 41 (t, J = 6. 8 Hz, 3H), 4. 10 (q, J = 6. 8 Hz, 2H), 4. 53 (s ept, J = 6. 0 Hz, 1H), 5. 17 (s, 1H), 6. 88 (d, J = 8. 8 Hz, 2
H), 6. 97 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7. 12 (dd, J = 8.4, 2.4 Hz, 1
H), 7. 23 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7. 64 (d, J = 8. 8 Hz, 2H), 8
. 33 —8. 39 (m, 1H), 8. 72— 8. 79 (m, 1H), 9. 03 (brs, 1H)
+
Mass spectrum (ESI) m/z: 491 (M+H)
(実施例 44) 2 し N, -し 2—し 4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) _ 2— (3 エトま
シー4 イソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノ)ニコチン酸 トリフルォロ酢酸 塩
[化 83]
実施例 lbで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4 —イソプロポキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(20 00mg、0.0490mmol)、 1—ェチル 3 — (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩に酸塩(28.2mg、0.147mmol)、 1—ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(22.5mg、0.147mmol)および N, N— ジメチルホルムアミド(1.25ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に 2— ヒドラジノニコチン酸(9mg、 0.0588mmol)をカ卩えて、室温で終夜攪拌した。反応 液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、淡黄色固体の標記化合物(3.11 mg、収率 10%)を得た。
¾- NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.30 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.39 (t, J =6.8 Hz, 3H), 4.08 (q, J = =6.8 Hz, 2H), 4.53 (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 5.24 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2
H),
(dd, J = 8.0, 4.8 Hz, 1H), 6.96 (d, J = 8.0 Hz, 1
H), 7.12 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 2.0 Hz, 1
H), (d, J = 8.8 Hz, 2H), (dd, J=4.8, 2.0 Hz, 1
H), 8.37 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H); Mass spectrum (ESI) m
/z: 507 (M + H) +
(実施列 45)4—(2.2.2 卜リフノレ才ロー 1一(4ーメ卜キシー 3.5 ジメチノレフエ二 ル) 1一(Ν' フエ-ルヒドラジノカルボ-ル)ェチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 84]
(45a) 3, 3, 3—トリフルォロ— 2—ヒドロキシ
フエ-ル)プロピ才ン酸 ェチノレエステノレ
[化 85]
窒素の雰囲気下、 2, 6—ジメチルフエノール(3. 96g、 32. 4mmol)およびトリフル ォロピルビン酸ェチルエステル(5. 00g、 29. 4mmol)の四塩化炭素(30ml)溶液 にトリエチルァミン (0. 148g、 1. 46mmol)を加え、室温で 20時間攪拌した後、反応 液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (メルク、酢酸 ェチルーヘプタン)にて精製し、白色の固体として標記化合物(7. 96g、収率 84%) を得た。
'H-NMR (400MHZ, CDCl ) δ : 1. 39 (t, J = 7. 3Hz, 3H) , 2. 27 (
3
s, 6H) , 4. 20 (s, 1H) , 4. 36—4. 50 (m, 2H) , 4. 76 (s, 1H) , 7. 37 (s, 2H)
(45b) 2- (3, 5—ジメチルー 4—ォキソシクロへキサ一 2, 5—ジェ-リデン)一3, 3 , 3—トリフルォロプロピオン酸 ェチルエステル
窒素の雰囲気下、実施例 45aで製造された 3, 3, 3 トリフルォロ 2 ヒドロキシ 2—(4ーヒドロキシ—3, 5 ジメチルフエ-ル)プロピオン酸ェチルエステル(2. 9 2g、 lOmmol)の塩化チォ -ル(30ml)溶液にピリジン(2. 37g、 30mmol)を加え、 6時間加熱還流した。次いで、反応混合物を室温まで冷却した後、減圧濃縮した。得 られた濃縮物を酢酸ェチル: t ブチルメチルエーテルの 1: 1混合溶媒(300ml)お よび 5%硫酸水溶液(100ml)に溶解し、有機層を分取した。この有機層を無水硫酸 マグネシウムにて乾燥した。乾燥剤を濾去して、濾液を減圧濃縮し、粗生成物として 標記化合物(2. 80g、収率 102%)を得た。
'H-NMR (400MHZ, CDCl ) δ : 1. 39 (t, J = 7. 3 Hz, 3H) , 2. 26
3
(s, 6H) , 4. 33—4. 41 (m, 2H) , 7. 16 (s, 2H)
(45c) 2- (4—シァノフエ-ルァミノ) 3, 3, 3 トリフルォロ一 2— (4—ヒドロキシ一 3、 5—ジメチルフエ-ル)プロピオン酸ェチルエステル
[化 87]
窒素の雰囲気下、実施例 45bで製造された 2— (3, 5 ジメチル— 4—ォキソシクロ へキサ— 2, 5 ジェ-リデン)—3, 3, 3 トリフルォロプロピオン酸 ェチルエステ ル(2. 80g、 10. 2mmol)、 4 ァミノべンゾ-トリル(2. 41g、 20. 4mmol)およびト ルェン(20ml)の混合物を 80°Cで 16時間、更に 100°Cで 24時間攪拌した。次いで 、反応混合物を室温まで冷却した後、酢酸ェチル(800ml)および 0. 5N塩酸(200 ml)を加え、有機層を分取した。この有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。
乾燥剤を濾去して、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ ラフィー (メルク、酢酸ェチル—ヘプタン)にて精製し、無色の粘稠性固体として標記 化合物(2.84g、収率 71%)を得た。
'H-NMR (400MHZ, CDCl ) δ :1.18 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2.22
3
(s, 6H), 4.15-4.23 (m, 1H), 4.29—4.37 (m, 1H), 4.83 (s, 1H), 5.72 (s, 1H), 6.45 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.07 (s,
2H), 7.27 (d, J = 8.8Hz, 2H)
(45d) 2— (4—シァノフエ-ルァミノ)一 3, 3, 3—トリフルォロ一 2— (4—メトキシ一 3 、 5—ジメチルフエ-ル)プロピオン酸 ェチルエステル
[化 88]
窒素の雰囲気下、実施例 45cで製造された、 2- (4—シァノフエ-ルァミノ)—3, 3 , 3—トリフルオロー 2—(4ーヒドロキシ—3, 5—ジメチルフエ-ル)プロピオン酸ェチ ルエステル(0.786g、 2. Ommol)の N, N—ジメチルホルムアミド(20ml)溶液に炭 酸カリウム(0.332g、 2.4mmol)およびヨウィ匕メチル(0.426g、 3. Ommol)を加え た後、室温で 18時間攪拌した。次いで、酢酸ェチル(100ml)および水(100ml)を 加え、有機層を分取した。この有機層を水(50ml)で 2回洗浄し、無水硫酸マグネシ ゥムにて乾燥した。乾燥剤を濾去して、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカ ゲルカラムクロマトグラフィー (メルク、酢酸ェチル—ヘプタン)にて精製し、無色の粘 稠性固体として標記化合物 (0.748g、収率 92%)を得た。
'H-NMR (400MHZ, CDCl ) δ :1.18 (t, J = 7.2Hz, 3H), 2.26 (
3
s, 6H), 3.73 (s, 3H), 4.16—4.23 (m, 1H), 4.30—4.38 (m , 1H), 5.71 (s, 1H), 6.45 (d, J = 8.9Hz, 2H), 7.11 (s, 2 H), 7.27 (d, J = 8.9Hz, 2H)
[0182] (45e) 3, 3, 3 トリフルォロ一 2— (4— (N ヒドロキシカルバムイミドイル)フエ-ル ァミノ) 2—(4ーメトキシ 3, 5 ジメチルフエ-ル)プロピオン酸ェチルエステル [化 89]
窒素の雰囲気下、実施例 45dで製造された、 2—(4 シァノフエ-ルァミノ)—3, 3 , 3 トリフルォロ 2— (4—メトキシ— 3, 5 ジメチルフエ-ル)プロピオン酸ェチル エステル(0. 748g、 1. 84mmol)のメタノール(20ml)溶液に塩化ヒドロキシルアン モ-ゥム(0. 511g、 7. 36mmol)およびトリェチルァミン(1. 28ml, 9. 2mmol)を 加え、 60°Cで 18時間攪拌した。次いで、酢酸ェチル(300ml)および水(100ml)を 加え、有機層を分取した。この有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。乾燥剤 を濾去して、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (メルク、酢酸ェチル—ヘプタン)にて精製し、白色の固体として標記化合物(0. 671 g、収率 83%)を得た。
'H-NMR (400MHZ, CDCl ) δ : 1. 18 (t, J = 7. 2Hz, 3H) , 2. 26 (
3
s, 6H) , 3. 72 (s, 3H) , 4. 16—4. 23 (m, 1H) , 4. 26—4. 34 (m , 1H) , 4. 71 (s, 2H) , 5. 35 (s, 1H) , 6. 47 (d, J = 9. 0Hz, 2 H) , 7. 16 (s, 2H) , 7. 28 (d, J = 9. 0Hz, 2H)
[0183] (45f) 2- (4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)—3, 3, 3 トリフルオロー 2—(4 メトキシ—3, 5—ジメチルフエ-ル)プロピオン酸 ェチルエステル 酢酸塩
[化 90]
実施例 45eで製造された、 3, 3, 3 トリフルォロ一 2— (4— (N—ヒドロキシカルバ ムイミドイル)フエ-ルァミノ) - 2- (4—メトキシ— 3, 5—ジメチルフエ-ル)プロピオ ン酸 ェチルエステル(0. 671g、 1. 53mmol)の酢酸(20ml)溶液に無水酢酸(3m 1)およびパラジウム カーボン粉末(10%、 0. 069g)を加え、水素の雰囲気下、室 温で 13時間攪拌した。触媒を濾去して、濾液を減圧濃縮して、粗生成物として標記 化合物(0. 848g、収率 112%)を得た。
'H -NMR (400MHZ, CD OD) δ : 1. 15 (t, J = 7. 2Hz, 3H) , 2. 25
3
(s, 6H) , 3. 73 (s, 3H) , 4. 19—4. 35 (m, 2H) , 6. 70 (d, J = 9. 0Hz, 2H) , 7. 26 (s, 2H) , 7. 50 (d, J = 9. 0Hz, 2H)
[0184] (45g) 2— (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)— 3, 3, 3 トリフルォロ 2— (4 ーメトキシー 3, 5—ジメチルフエ-ル)プロピオン酸 トリフルォロ酢酸塩
[化 91]
実施例 45fで製造された、 2— (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)一 3, 3, 3 ト リフルオロー 2—(4ーメトキシ 3, 5 ジメチルフエ-ル)プロピオン酸ェチルエステ ル 酢酸塩(0. 109g、 0. 226mmol)のメタノール(4ml)溶液に 5N水酸化ナトリウム 水溶液 (0. 50ml)を加えた。室温で 3時間撹拌した後、逆相高速液体クロマトグラフ ィ一にて精製し、白色の固体として標記化合物(0. 058g、収率 50%)を得た。
'H -NMR (400MHZ, CD OD) δ : 2. 24 (s, 6H) , 3. 73 (s, 3H) ,
3
6. 77 (d, J = 9. 0Hz, 2H) , 7. 25 (s, 2H) , 7. 48 (d, J = 9. 0Hz, 2H)
[0185] (45h) 4- (2, 2, 2 トリフルォロ一 1— (4—メトキシ一 3, 5 ジメチルフエ-ル)一 1 一(N, 一フエ-ルヒドラジノカルボ-ル)ェチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 92]
(4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3—エトキシ— 4—イソプロポキシフエ- ル)酢酸に代えて、実施例 45gで製造された、 2—(4 カルバムイミドイルフエ-ルァ ミノ) 3, 3, 3 トリフルオロー 2— (4—メトキシ— 3, 5 ジメチルフエ-ル)プロピオ ン酸 トリフルォロ酢酸塩(58mg、 0. 146mmol)を用いて、実施例 lcと同様に反応 し、無色の固体として標記化合物(29mg、収率 41%)を得た。
'H-NMR (400MHZ, CD OD) δ :2. 28 (s, 6H), 3. 38 (s, 3H),
3
6.54 (d, J = 7.9Hz, 2H), 6.75 (d, J = 9Hz, 2H), 6.77 (t, J
=7.9Hz, 1H), 7.08 (d, J = 7.9Hz, 2H), 7.32 (s, 2H), 7.5
3 (d, J = 9.0Hz, 2H), 8.23 (s, 2H), 8.80 (s, 2H), 9.85 (s
, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 486 (M+H) +
(実施例 46)4— (((4 ヒドロキシ一 3.5 ジメトキシフエニル)一(Ν'—フエ二ルヒド ラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 93]
(46a) (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4 ヒドロキシ一 3, 5 ジメトキシフ ェニル)酢酸 トリフルォロ酢酸塩
[化 94]
4一(t ブチルジメチルシラ -ルォキシ)—3, 5 ジメトキシベンズアルデヒド(100 mg、0. 33mmol)、 4 ァミノべンズアミジン 二塩酸塩(50mg、 0. 24mmol)およ びメタノール(1. 5ml)の混合物を、 60°Cで 4時間攪拌した。ついで、反応混合物を 室温まで冷却した後、パラトルエンスルホ-ルメチルイソシアニド(50mg、 0. 25mm ol)をカ卩えた。更に、反応混合物を 0°Cに冷却した後、ボロントリフルオリド'ジェチル エーテル錯体 (0. lml、 0. 79mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜攪拌した 後、ヘプタンを加えメタノール層を分取した。得られたメタノール層に酢酸ェチル、お よび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸ェチルにて抽出し、得られた有機層 を濃縮した。得られた粗生成物をメタノール(1. 5ml)に溶解し、 5N水酸ィ匕ナトリウム 水溶液を (0. 25ml)加えた。室温にて 3時間攪拌後、反応混合物を 5N塩酸にて中 和、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物を得た。
Mass spectrum (ESI) m/z : 346 (M+H) +
(46b) 4— ( ( (4 ヒドロキシ一 3, 5 ジメトキシフエ-ル)一(N,一フエニルヒドラジノ カルボ-ル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 95]
実施例 46aで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4ーヒドロキシ - 3, 5 ジメトキシフエ-ル)酢酸 トリフルォロ酢酸塩(8mg、 0. 017mmol)を N, N ジメチルホルムアミド (0. 5ml)に溶解して、 5°Cに冷却した。反応液に 1—ヒド
ロキシベンゾトリアゾール(8mg、 0. O52mmol)、および 1—ェチル 3— (3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(10mg、0. O52mmol)をカ卩えて 30分間攪 拌した後、更に、フエ-ルヒドラジン(10mg、 0.092mmol)の N, N ジメチルホル ムアミド (0.2ml)溶液を加えた。反応混合物を室温にて終夜攪拌した後、反応混合 物を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物(2.36mg、収 率 25%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :3.89 (s, 6H), 5.13 (s, 1H)
3
, 6.63 (m, J = 7.2 Hz, 2H), 6.72— 7.24 (m, 3H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.92 (s, 2H), 7.68 (d, J = 8.8 Hz, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 436 (M+H) +
(実施例 47)4— (((3.4 ビスァリルォキシフエニル)―(Ν'—ピリジン— 2—ィルヒ ドラジノカルボニル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 96]
(47a) (3, 4 ビスァリルォキシフエ-ル)一(4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) 酢酸 トリフルォロ酢酸塩
[化 97]
3, 4—ジヒドロキシベンズアルデヒド(100mg、 0. 72mmol)を N, N—ジメチルホ ノレムアミド(2. Oml)に溶解し、これにァリノレブロミド(0. 157ml、 1. 8mmol)、炭酸力 リウム(250mg、 1. 8mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜攪拌後、反応混合 物に 1N塩酸を加え、酢酸ェチルにて抽出した。得られた有機層を濃縮し、 3, 4—ビ スァリルォキシベンズアルデヒドを粗生成物として得た。これをメタノール(1. 5ml)に 溶解し、 4—ァミノべンズアミジン 二塩酸塩(150mg、 0. 72mmol)を加え、 60°Cで 5時間攪拌した。ついで、反応混合物を室温まで冷却した後、パラトルエンスルホ- ルメチルイソシアニド(180mg、 092mmol)を加えた。更に、反応混合物を 0°Cに冷 却した後、ボロントリフルオリド 'ジェチルエーテル錯体(0. 28ml、 2. 2mmol)を加え た。反応混合物を室温で終夜攪拌した後、ヘプタンを加えメタノール層を分取した。 得られたメタノール層に酢酸ェチル、および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 酢酸ェチルにて抽出し、得られた有機層を濃縮した。得られた粗生成物をメタノール (1. 5ml)に溶解し、 5N水酸ィ匕ナトリウム水溶液 (0. 25ml)をカ卩えた。室温にて 3時 間攪拌後、反応混合物を 5N塩酸にて中和した。この混合液を逆相高速液体クロマト グラフィ一にて精製し、標記化合物 (45mg、 13%)を得た。
Mass spectrum (ESI) m/z : 382 (M+H) +
(47b) 4- ( ( (3, 4—ビスァリルォキシフエ-ル)一(N,一ピリジン一 2—ィル一ヒドラ ジノカルボ-ル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 98]
実施例 47aで製造された(3, 4—ビスァリルォキシフエ-ル)―(4—カルバムイミド ィルフエ-ルァミノ)酢酸 トリフルォロ酢酸塩(20mg、 0. 040mmol)を N, N—ジメ チルホルムアミド(1. Oml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ヒドロキシベン
ゾトリァゾールー水和物(20mg、 0.130mmol)、および 1—ェチル 3— (3 ジメ チルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(26mg、0.135mmol)をカ卩えて 0°Cにて 、 1時間攪拌した。ピリジン一 2—ィル一ヒドラジン(15mg、 0.138mmol)の N, N— ジメチルホルムアミド(lml)溶液を加え、室温にて終夜攪拌した後、反応混合物を直 接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物(19.74mg、収率 85 %)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :4.61 (m, 4H), 5.24— 5.46 (
3
m, 4H), 5.34 (s, 1H), 6.05— 6.14 (m, 2H), 6.87 (d, J = 8 .8 Hz, 2H), 6.96-7.24 (m, 5H), 7.65 (d, J = 8.8 Hz, 2H) , 8.02-8.08 (m, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 473 (M + H) +
[0192] (実施例 48) 4— (((3.4 ジエトキシフエニル)一(Ν' ピリジン 2—ィルヒドラジノ カルボニル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 99]
[0193] (48a) (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3, 4 ジェトキシフ
リフルォロ酢酸塩
[化 100]
3, 4—ジヒドロキシベンズアルデヒド(100mg、 0. 72mmol)を N, N—ジメチルホ ノレムアミ、(2. Oml)に溶解し、これにヨウィ匕ェチノレ(0. 135ml、 1. 8mmol)、炭酸力 リウム(250mg、 1. 8mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜攪拌後、反応混合 物に 1N塩酸を加え、酢酸ェチルにて抽出した。得られた有機層を濃縮し、 3, 4—ジ エトキシベンズアルデヒドを粗生成物として得た。これをメタノール(1. 5ml)に溶解し 、 4—ァミノべンズアミジン 二塩酸塩(150mg、 0. 72mmol)を加え、 60°Cで 5時間 攪拌した。ついで、反応混合物を室温まで冷却した後、パラトルエンスルホ-ルメチ ルイソシアニド(180mg、 0. 92mmol)をカ卩えた。更に、反応混合物を 0°Cに冷却し た後、ボロントリフルオリド 'ジェチルエーテル錯体(0. 28ml、 2. 2mmol)を加えた。 反応混合物を室温で終夜攪拌した後、ヘプタンを加えメタノール層を分取した。得ら れたメタノール層に酢酸ェチル、および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液をカ卩え、酢酸 ェチルにて抽出し、得られた有機層を濃縮した。得られた粗生成物をメタノール(1. 5ml)に溶解し、 5N水酸ィ匕ナトリウム水溶液 (0. 25ml)をカ卩えた。室温にて 3時間攪 拌後、反応混合物を 5N塩酸にて中和した。この混合液を逆相高速液体クロマトダラ フィ一にて精製し、標記化合物(65mg、 19%)を得た。
Mass spectrum (ESI) m/z : 358 (M+H) +
(48b) 4- ( ( (3, 4ージエトキシフエ-ル)一(N,一ピリジンー2—ィルーヒドラジノカ ルポ-ル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 101]
実施例 48aで製造された(3, 4—ジエトキシフエ-ル)一(4—カルバムイミドイルフ ェ-ルァミノ)酢酸 トリフルォロ酢酸塩(30mg、 0. 063mmol)を N, N—ジメチルホ ルムアミド(1. Oml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ヒドロキシベンゾトリア
ゾールー水和物(28mg、 0. 183mmol)、および 1ーェチルー 3—(3 ジメチルアミ ノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩 (40mg、0. 208mmol)をカ卩えて 1時間攪拌した 後、更に、ピリジン— 2—ィルヒドラジン(23mg、 0. 211mmol)の N, N—ジメチルホ ルムアミド(lml)溶液を加えた。反応混合物を室温にて終夜攪拌した後、反応混合 物を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物(19. 32mg、収 率 54%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 43 (m, 6H) , 4. 10 (m, 4
3
H) , 5. 34 (s, 1H) , 6. 87 (d, J = 8. 8 Hz, 2H) , 6. 98— 7. 22 ( m, 5H) , 7. 65 (d, J = 8. 8 Hz, 2H) , 8. 06 (d, J = 6. 8 Hz, 2H ); Mass spectrum (ESI) m/z : 449 (M+H) +
(実施例 49) 4一(1— (4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエニル) 2 ーォキソ 2—(Ν' (ピリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 102]
(49a) (4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)一(4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル)酢酸 メチルエステル
[化 103]
3 エトキシ一 4— (2 ジメチルアミノエトキシ)ベンズアルデヒド [CAS. No. 8675 9- 23- 1] (3. 3g、 13. 906mmol)、 4 ァミノべンズアミジン 二塩酸塩(2. 9g、 1 3. 923mmol)およびメタノール(50ml)の混合物を、 60°Cで 30分間攪拌した。つい で、反応混合物を室温まで冷却した後、パラトルエンスルホ-ルメチルイソシアニド(3 . 3g、 16. 687mmol)をカ卩えた。更に、反応混合物を 0°Cに冷却した後、ボロントリフ ルオリド'ジェチルエーテル錯体(5. 3ml、41. 718mmol)をカ卩えた。反応混合物を 室温で 2日間攪拌した後、反応混合物をろ過し、濾液を濃縮した。得られた残渣を、 シリカゲルカラムクロマトグラフィー(NHシリカゲル(富士シリシァ製)、酢酸ェチルー メタノール—アンモニア水)にて粗く精製し、黄色固体として標記化合物 (4. 76g、収 率 83%)を得た。
(49b) (4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)一(4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3—エトキシフヱ-ル)酢酸 トリフルォロ酢酸塩
[化 104]
実施例 49aで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4— (2 ジメチ ルアミノエ卜キシ)—3 ェ卜キシフエ-ル)酢酸 メチルエステル(4. 76g、 11. 483m mol)をメタノール(20ml)に溶解し、 5N水酸化ナトリウム水溶液(2. 5ml)をカ卩えた。
反応混合物を室温で終夜攪拌した後、 5規定塩酸を加え、混合物を中和し、次いで 濃縮し、標記化合物の粗生成物(5. 25g)を得た。この粗生成物の一部を逆相高速 液体クロマトグラフィーにて精製し、淡褐色固体として標記化合物を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 42 (t, J = 7. 2 Hz, 3H) , 3
3
. 03 (s, 6H) , 3. 57 (t,
J = 5. 2 Hz, 2H) , 4. 08—4. 15 (m, 2H) , 4. 32 (t, J = 5. 2 Hz, 2 H) , 5. 18 (s, 1H) , 6. 76 (d, J = 9. 2 Hz, 2H) , 7. 03— 7. 10 ( m, 2H) , 7. 18 (d, J= l. 6 Hz, 1H) , 7. 58 (d, J = 8. 8 Hz, 2H) (49c) 4一(1— (4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル) 2—ォキ ソー2—(N, 一(ピリジン 2—カルボ-ル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン ト リフルォロ酢酸塩
[化 105]
実施例 49bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4— (2 ジメチ ルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル)酢酸 トリフルォロ酢酸塩(10mg、 0. 017 mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(lml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応液に 1ーヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(10mg、 0. 065mmol)、および 1ーェチ ルー 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(13mg、 0. 067mmol )をカ卩えて 1時間攪拌した後、更に、ピリジン— 2—カルボン酸ヒドラジド(10mg、 0. 0 73mmol)を加えた。反応混合物を室温にて終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相 高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無色固体として標記化合物(6. 13mg、収 率 57%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 43 (t, J = 6. 8 Hz, 3H) , 3
.04 (s, 6H), 3.58 (t, J = 5.2 Hz, 2H), 4.15—4.23 (m, 2H) , 4.33 (t, J=4.8 Hz, 2H), 5.22 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.08 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.17 (dd, J=l.6, 8.8 Hz, 1H), 7.33 (d, J=l.6 Hz, 1H), 7.55— 7.59 (m, 1H), 7 .65 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.96 (dt, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H), 8 .07 (dt, J = 0.8, 8.4 Hz, 1H), 8.63 (dt, J = 2.0, 4.8 Hz, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 520 (M+H) +
(実施例 50) 4—(1— (4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエニル) 2 ーォキソー2—(Ν' (ピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 106]
実施例 49bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4— (2 ジメチ ルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル)酢酸 トリフルォロ酢酸塩(10mg、 0.017 mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(lml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応液に 1ーヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(10mg、 0.065mmol)、および 1ーェチ ルー 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(13mg、0.067mmol )をカ卩えて 1時間攪拌した後、更に、ピリジン— 3—カルボン酸ヒドラジド(10mg、 0.0 73mmol)を加えた。反応混合物を室温にて終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相 高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無色固体として標記化合物(7.55mg、収 率 70%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.43 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3
.04 (s, 6H), 3.59 (t, J = 5.2 Hz, 2H), 4.15—4.21 (m, 2H) , 4.34 (t, J = 5.2 Hz, 2H), 5.21 (s, 1H), 6.89 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 7.09 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.17 (dd, J=l.6, 8.4 Hz, 1H), 7.33 (d, J=l.6 Hz, 1H), 7.59— 7.64 (m, 1H), 7 .66 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.07 (dt, J=l.2, 8.0 Hz, 1H), 8 .74 (dd, J=l.6, 4.8 Hz, 1H), 9.00 (dd, J = 0.8, 2.0 Hz, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 520 (M+H) +
(実施例 51)4—(1— (4一(2 ジメチルアミノエトキシ)ー3 エトキシフエニル)—2 ーォキソー2—(Ν' (ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 107]
実施例 49bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4— (2 ジメチ ルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル)酢酸 トリフルォロ酢酸塩(10mg、 0.017 mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(lml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応液に 1ーヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(10mg、 0.065mmol)、および 1ーェチ ルー 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(13mg、0.067mmol )をカ卩えて 1時間攪拌した後、更に、ピリジン— 4—カルボン酸ヒドラジド(10mg、 0.0 73mmol)を加えた。反応混合物を室温にて終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相 高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無色固体として標記化合物(7.91mg、収 率 74%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.43 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3
3
.04 (s, 6H), 3.59 (t, J=4.8 Hz, 2H), 4.15—4.21 (m, 2H)
, 4.33 (t, J=4.8 Hz, 2H), 5.21 (s, 1H), 6.88 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 7.09 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.17 (dd, J=l.6, 8.4 Hz, 1H), 7.33 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.8 Hz, 2 H), 7.85 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 8.74 (d, J = 6.0 Hz, 2H) ; M ass spectrum (ESI) m/z: 520 (M+H) +
(実施例 52) 4—(1— (4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエニル) 2 ーォキソー 2—(Ν'—(4 メチルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ) ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 108]
(52a)N'-(2- (4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ー2—(4一(2 ジメチルァ ミノエトキシ) 3- -エトキシフエ-ル)ァセチル)ヒドラジンカルボン酸 t—ブチルエス テノレ
[化 109]
実施例 49bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4— (2 ジメチ ルアミノエトキシ)— 3 エトキシフエ-ル)酢酸 トリフルォロ酢酸塩(318mg、 0.50 6mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(2.5ml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応
液に 1—ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(310mg、 2. 02mmol)、および 1— ェチル—3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(390mg、2. 03m mol)を加えて 1時間攪拌した後、更に、ヒドラジンカルボン酸 t ブチル(270mg、 2 . 02mmol)を加えた。反応混合物を室温にて 3日間攪拌した後、反応混合物をシリ 力ゲルカラムクロマトグラフィー(NHシリカゲル(富士シリシァ製)、ジクロロメタン一メ タノール)にて粗く精製し、黄色固体として標記化合物(370mg、収率 142%)を得た
(52b) 4- ( ( (4- (2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル)ヒドラジノカル ボ -ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二トリフルォロ酢酸塩
[化 110]
実施例 52aで製造された N, - (2- (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)—2— ( 4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル)ァセチル)ヒドラジンカルボ ン酸 t—ブチルエステル (370mg、 0. 719mmol)を 40%塩ィ匕水素エタノール溶 液 (30ml)に溶解した。反応混合物を室温にて 1時間攪拌した後、反応液を濃縮し、 残渣を逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無色固体として標記化合物(86 mg、収率 19%)を得た。
(52c) 4 (1— (4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル) 2—ォキ ソー2—(N,一(4 メチルピリジン 3 カルボ-ル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 111]
4—メチルニコチン酸塩酸塩(4mg, 0.023mmol)を N, N ジメチルホルムアミド (0.25ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノ プロピル)カルボジイミド 塩酸塩(4mg、0.0209mmol)、および 1—ヒドロキシベン ゾトリァゾールー水和物(5mg、 0.0326mmol)をカ卩えて 1時間攪拌した後、実施例 52bで製造された 4— (((4— (2 ジメチルアミノエトキシ)—3 エトキシフエ-ル)ヒ ドラジノカルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二トリフルォロ酢酸塩(10mg、 0.0 155mmol)の N, N ジメチルホルムアミド(0.1ml)溶液をカ卩えた。反応液を室温で 終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無色 固体として標記化合物(3.72mg、収率 37%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.43 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 2
3
.54 (s, 3H), 3.03 (s, 6H), 3.58 (t, J=4.8 Hz, 2H), 4. 12 —4.21 (m, 2H), 4.33 (t, J=4.8 Hz, 2H), 5.20 (s, 1H), 6 .88 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.09 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7. 17 (d d, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H), 7.33 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.49 (d , J = 5.6 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.53 (d, J = 5 .2 Hz, 1H), 8.65 (s, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 534 ( M + H) +
(実施例 53) 4—(1— (4一 (2 ジメチルアミノエトキシ)一 3 エトキシフエニル)一 2 ーォキソ 2—(Ν'—(3 フルォロピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ ノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 112]
〇 O C
3 フルォロイソニコチン酸(4mg, 0. 029mmol)を N, N ジメチルホルムアミド( 0. 25ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノ プロピル)カルボジイミド 塩酸塩(4mg、0. 0209mmol)、および 1—ヒドロキシベン ゾトリァゾールー水和物(5mg、 0. 0326mmol)をカ卩えて 1時間攪拌した後、実施例 52bで製造された 4— ( ( (4— (2 ジメチルアミノエトキシ)—3 エトキシフエ-ル)ヒ ドラジノカルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二トリフルォロ酢酸塩(10mg、 0. 0 155mmol)の N, N ジメチルホルムアミド(0. 1ml)溶液をカ卩えた。反応液を室温で 終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無色 固体として標記化合物(3. 60mg、収率 36%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 43 (t, J = 7. 2 Hz, 3H) , 3
. 04 (s, 6H) , 3.
, 4. 33 (t, J = 5.
Hz, 1H) ,
H) , (t, J=
H) , 8. 61 (d, J =
8 (M + H)
(実施例 54) 4— (1— (4— (2 ジメチルァミノヱトキシ)—3 ヱトキシフエ-ル)—2 ーォキソー2—(Ν'—(3 メチルピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/) ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 113]
3—メチルイソニコチン酸(4mg, 0.029mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(0. 25ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノプロ ピル)カルボジイミド 塩酸塩(4mg、 0.0209mmol)、および 1—ヒドロキシベンゾトリ ァゾールー水和物(5mg、 0.0326mmol)をカ卩えて 1時間攪拌した後、実施例 52b で製造された 4— (((4— (2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル)ヒドラ ジノカルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二トリフルォロ酢酸塩(10mg、 0.015 5mmol)の N, N ジメチルホルムアミド(0.1ml)溶液をカ卩えた。反応液を室温で終 夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無色固 体として標記化合物(3.41mg、収率 34%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.43 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 2
3
.48 (s, 3H), 3.03 (s, 6H), 3.58 (t, J=4.8 Hz, 2H), 4.18 (q, J = 6.8 Hz, 2H), 4.33 (t, J = 4.8 Hz, 2H) , 5.19 (s, 1H) , 6.88 (d, J=8.8 Hz, 2H), 7.09 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.17 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H), 7.33 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.56 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.52 (d, 5 .2 Hz, 1H), 8.57 (s, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 534 ( M + H) +
(実施例 55) 4—(1— (4一 (2 ジメチルアミノエトキシ)一 3 エトキシフエニル)一 2 ーォキソー2—(Ν'—(3 クロ口ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ) ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 114]
O C
3 クロ口イソニコチン酸(4mg, 0.025mmol)を N, N—ジメチルホルムアミド(0. 25ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノプロ ピル)カルボジイミド 塩酸塩(4mg、 0.0209mmol)、および 1—ヒドロキシベンゾトリ ァゾールー水和物(5mg、 0.0326mmol)をカ卩えて 1時間攪拌した後、実施例 52b で製造された 4— (((4— (2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル)ヒドラ ジノカルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二トリフルォロ酢酸塩(10mg、 0.015 5mmol)の N, N ジメチルホルムアミド(0.1ml)溶液をカ卩えた。反応液を室温で終
O L
夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマトグラフィー0 0にて精製し、無色固 体として標記化合物(3.22mg、収率 32%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.43 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 3
.03 (s, 6H),
(t, J = 5.2 Hz, 2H), 4. 18 (
2H), 4. 33 (t, J=4.4 Hz, 2H), 5. .19 (s , 1H),
.8 Hz, 2H),
(d, J = =8.0 Hz, 1H),
.4 Hz, 1H), (d, J = =2.0 Hz, 1H),
.4 Hz, 1H), (d, J = =9.2 Hz, 2H), 8.56
H), 8.68 (s, 1H); Mass spectrum (ESI) mZ z:
(実施例 56)4— (((4—(2 ジメチルァミノヱトキシ)ー3 ヱトキシフエニル)一(Ν' 一(2—メトキシフエニル)ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフル ォロ酢酸塩
[化 115]
実施例 49bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4— (2 ジメチ ルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル)酢酸 トリフルォロ酢酸塩(10mg、 0.017 mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(0.35ml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応 液に 1—ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(10mg、 0. O65mmol)、および 1— ェチル—3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(13mg、0.067m mol)を加えて 1時間攪拌した後、更に、 2—メトキシフエ二ルヒドラジン塩酸塩(10mg 、 0.057mmol)とトリェチルァミン(8 1, 0.057mmol)をカ卩えた。反応混合物を室 温にて終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し 、無色固体として標記化合物(5.04mg、収率 50%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.41 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 3
3
.04 (s, 6H), 3.59 (t, J=4.8 Hz, 2H), 3.83 (s, 3H), 4. 12 ( q, J = 7.2 Hz, 2H), 4.34 (t, J = 5.2 Hz, 2H) , 5.16 (s, 1H) , 6.37 (dd, J=l.6, 8.0 Hz, 1H), 6.61 (dt, J=l.6, 7.6 Hz , 1H), 6.76 (dq, J=l.6, 8.4 Hz, 1H) , 6.83 (d, J = 9.2 Hz , 2H), 6.82-6.87 (m, 1H), 7.10 (d, J = 8.0 Hz, 1H)ゝ 7.1 6 (dd, J=2.4, 8.4 Hz, 1H), 7.24 (d, J= 2.0 Hz, 1H), 7. 63 (d, J = 9.2 Hz, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 521 (M + H) +
(実施例 57) 4—(((4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエニル)一(Ν' ピリジン 2—ィルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 116]
実施例 49bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (4— (2 ジメチ ルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ-ル)酢酸 トリフルォロ酢酸塩(10mg、 0.017 mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(0.35ml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応 液に 1—ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(10mg、 0. O65mmol)、および 1— ェチル—3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(13mg、0.067m mol)を加えて 1時間攪拌した後、更に、ピリジン一 2—ィル一ヒドラジン(10mg、 0.0 92mmol)を加えた。反応混合物を室温にて終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相 高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無色固体として標記化合物(2.58mg、収 率 26%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.41 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3
3
.03 (s, 6H), 3.58 (t, J = 4.8 Hz, 2H), 4. 13 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 4.33 (t, J = 5.2 Hz, 2H), 5.31 (s, 1H), 6.84 (d, J = 8 .0 Hz, 1H), 6.85 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.00 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 7.09 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.16 (dd, J=l.6, 8.4 Hz, 1H), 7.25 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.87 (dt, J=l.6, 6.8 Hz, 1H), 8.03 (d, J = 5.2 Hz, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 492(M+H) +
(実施例 58) 2—(4一(1— (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)ー2—(N,一(2— メトキシピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ)ー2—ォキソェチル)ー2 エトキシフエ ノキシ) N. N ジメチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 117]
(58a) N, 一 (2- (4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ー2—(4 ジメチルカルバ モイルメトキシ 3—エトキシフエ-ル)ァセチル)ヒドラジノカルボン酸 tーブチルェ ステル
[化 118]
実施例 6bで製造された (4—カルバムイミドイル一フエ-ルァミノ) - (4—ジメチルカ ルバモイルメトキシ— 3 エトキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩(397mg、 0. 885mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(3ml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ヒドロ キシベンゾトリァゾールー水和物(406mg、 2. 655mmol)、および 1ーェチルー 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(510mg、 2. 655mmol)をカロえ て 1時間攪拌した後、更に、ヒドラジンカルボン酸 t—ブチル(351mg、 2. 655mmol )を加えた。反応混合物を室温にて 3日間攪拌した後、反応混合物をシリカゲルカラ ムクロマトグラフィー(NHシリカゲル(富士シリシァ製)、ジクロロメタン一メタノール)に て粗く精製し、黄色固体として標記化合物(378mg、収率 81%)を得た。
(58b) 2—(4一((4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ヒドラジノカルボ-ルメチル) —2—エトキシフエノキシ)—N, N ジメチルァセトアミド 二塩酸塩
[化 119]
実施例 58aで製造された N, - (2- (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)—2— ( 4 ジメチルカルバモイルメトキシ 3—エトキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノカルボ ン酸 t ブチルエステル (378mg、 0. 715mmol)を 4N塩化水素ジォキサン溶液 (5ml)とメタノール(lml)の混合溶媒に溶解した。反応混合物を室温にて 1時間攪 拌した後、反応液を濃縮し、黄色固体として標記化合物 (450mg、収率 126%)を得 た。
(58c) 2—(4一 (1— (4一カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)一 2—(N, 一 (2—メトキ シピリジン 3 カルボ-ル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチル) 2 エトキシフエノキシ )— N, N ジメチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 120]
2—メトキシニコチン酸(6mg, 0. 039mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(0. 2 8ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノプロ ピル)カルボジイミド 塩酸塩(4mg、 0. 0209mmol)、および 1—ヒドロキシベンゾトリ ァゾールー水和物(5mg、 0. 0326mmol)をカ卩えて 1時間攪拌した後、実施例 58b
で製造された 2—(4— ((4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ヒドラジノカルボ-ルメ チル)—2—エトキシフエノキシ) N, N—ジメチルァセトアミド 二塩酸塩(10mg、 0 . O15mmol)の N, N ジメチルホルムアミド(0.1ml)溶液をカ卩えた。反応液を室温 で終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無 色固体として標記化合物(2.30mg、収率 17%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.41 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2.
3
96 (s, 3H), 3.11 (s, 3H), 4.05 (s, 3H), 4.10—4.15 (m, 2H), 4.80 (s, 2H), 5.18 (s, 1H), 6.86 (d, J = 9.2 Hz, 2H ), 6.93 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.08— 7.14 (m, 2H), 7.23 (d , J = 2.0 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 8.27— 8.34 (m , 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 564(M+H) +
(実施例 59) 2—(4一(1— (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)ー2—(N,一(4 メチルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチル) 2 エトキシフエノ キシ)—N. N ジメチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 121]
4—メチルニコチン酸(6mg、 0.044mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(0.28 ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノプロピ ル)カルボジイミド 塩酸塩(4mg、0.0209mmol)、および 1—ヒドロキシベンゾトリア ゾールー水和物(5mg、 0.0326mmol)を加えて 1時間攪拌した後、実施例 58bで 製造された 2— (4— ((4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ヒドラジノカルボ-ルメチ ル)—2—エトキシフエノキシ) N, N ジメチルァセトアミド 二塩酸塩(10mg、 0.0 15mmol)の N, N ジメチルホルムアミド(0.1ml)溶液をカ卩えた。反応液を室温で
終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無色 固体として標記化合物(1. 38mg、収率 10%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 41 (t, J = 7. 2 Hz, 3H) , 2
3
. 55 (s, 3H) , 2. 96 (s, 3H) , 3. 11 (s, 3H) , 4. 13 (q, J = 7. 2 Hz, 2H) , 4. 82 (s, 2H) , 5. 16 (s, 1H) , 6. 87 (d, J = 8. 8 H z, 2H) , 6. 93 (d, J = 8. 4 Hz, 1H) , 7. 09 (dd, J = 2. 0, 8. 4 H z, 1H) , 7. 24 (d, J = 2. 4 Hz, 1H) , 7. 48 (d, J = 5. 2 Hz, 1H) , 7. 63 (d, J=8. 8 Hz, 2H) , 8. 52 (d, J = 5. 2 Hz, 1H) , 8. 64 (s, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z : 548 (M+H) +
(実施例 60) 2—(4一(1— (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)ー2—(N,一(3— フルォロピリジン 4 カルボニル) ヒドラジノ) 2—ォキソェチル) 2 エトキシ フエノキシ)— N. N ジメチルーァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 122]
3 フルォロイソニコチン酸(6mg、 0. 044mmol)を N, N ジメチルホルムアミド( 0. 28ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノ プロピル)カルボジイミド 塩酸塩(4mg、0. 0209mmol)、および 1—ヒドロキシベン ゾトリァゾールー水和物(5mg、 0. 0326mmol)をカ卩えて 1時間攪拌した後、実施例 58bで製造された 2—(4— ( (4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ヒドラジノカルボ -ルメチル)—2—エトキシフエノキシ)—N, N ジメチルァセトアミド 二塩酸塩(10 mg、 0. 015mmol)の N, N ジメチルホルムアミド(0. 1ml)溶液をカ卩えた。反応液 を室温で終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製 し、無色固体として標記化合物(1. 20mg、収率 9%)を得た。
H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.41 (t, J = 6.8 Hz, 3H) , 2
3
.96 (s, 3H), 3.11 (s, 3H), 4.13 (q, J = 7.2 Hz, 2H) , 4.8 0 (s, 2H), 5.15 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.93 ( d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.09 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.23 (s, 1H) , 7.63 (d, J=8.8 Hz, 2H), 7.71 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 8.52
(d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.61 (s, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m /z: 552(M+H) +
(実施例 61) 2— (4- (1一(4 カルバムイミドイルフ ニルァミノ) -2- (Ν'—(3— クロ口ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ー2—ォキソェチル)ー2 エトキシフエノ キシ)—Ν. Ν ジメチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 123]
3 クロ口イソニコチン酸(6mg、 0.038mmol)を N, N—ジメチルホルムアミド(0. 28ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノプロ ピル)カルボジイミド 塩酸塩(4mg、 0.0209mmol)、および 1—ヒドロキシベンゾトリ ァゾールー水和物(5mg、 0.0326mmol)をカ卩えて 1時間攪拌した後、実施例 58b で製造された 2—(4— ((4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ヒドラジノカルボ-ルメ チル)—2—エトキシフエノキシ) N, N—ジメチルァセトアミド 二塩酸塩(10mg、 0 .015mmol)の N, N ジメチルホルムアミド(0.1ml)溶液をカ卩えた。反応液を室温 で終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無 色固体として標記化合物(1.80mg、収率 13%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.41 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 2
.96 (s, 3H), 3.11 (s, 3H), 4.12 (q, J = 7.6 Hz, 2H) , 4.8 0 (s, 2H), 5.15 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.93 ( d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.08 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H), 7.23 ( d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.58 (d, J=4.8 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8 .8 Hz, 2H), 8.57 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.68 (s, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 568(M+H) +
(実施例 62) 2—(4一(1— (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)ー2—(N,一(3— メチルピリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチル) 2—エトキシフエノ キシ) N. N ジメチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 124]
3—メチルピコリン酸(6mg、 0.044mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(0.28 ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノプロピ ル)カルボジイミド 塩酸塩(4mg、0.0209mmol)、および 1—ヒドロキシベンゾトリア ゾールー水和物(5mg、 0.0326mmol)を加えて 1時間攪拌した後、実施例 58bで 製造された 2— (4— ((4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ヒドラジノカルボ-ルメチ ル)—2—エトキシフエノキシ) N, N ジメチルァセトアミド 二塩酸塩(10mg、 0.0 15mmol)の N, N ジメチルホルムアミド(0.1ml)溶液をカ卩えた。反応液を室温で 終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無色 固体として標記化合物(2.12mg、収率 16%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.41 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2
3
.60 (s, 3H), 2.96 (s, 3H), 3.11 (s, 3H), 4.14 (dq, J = 2. 4, 6.8 Hz, 2H), 4.80 (s, 2H), 5.18 (s, 1H), 6.86 (d, J
= 9. 2 Hz, 2H), 6. 93 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.08 (dd, J = 2.0 , 8.4 Hz, 1H), 7. 26 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.43 (dd, J=4.8 , 8.0 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 9. 2 Hz, 2H), 7. 73 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.42 (d, J = 4.4 Hz, 1H) ; Mass spectrum (ESI) / z: 548(M + H) +
(実施例 63) 2—(4一(1— (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)ー2—(N,一(3— メチルピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチル) 2 エトキシフエノ キシ) N. N ジメチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 125]
3—メチルイソニコチン酸(6mg、 0.044mmol)を N, N ジメチルホルムアミド(0. 28ml)に溶解し、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ェチル—3— (3 ジメチルァミノプロ ピル)カルボジイミド 塩酸塩(4mg、 0.0209mmol)、および 1—ヒドロキシベンゾトリ ァゾールー水和物(5mg、 0.0326mmol)をカ卩えて 1時間攪拌した後、実施例 58b で製造された 2—(4— ((4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ヒドラジノカルボ-ルメ チル)—2—エトキシフエノキシ) N, N—ジメチルァセトアミド 二塩酸塩(10mg、 0 .015mmol)の N, N ジメチルホルムアミド(0. 1ml)溶液をカ卩えた。反応液を室温 で終夜攪拌した後、反応液を直接、逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製し、無 色固体として標記化合物(1.67mg、収率 12%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.41 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 2
3
.48 (s, 3H), 2. 96 (s, 3H), 3. 11 (s, 3H), 4. 12 (q, J = 7. 2 Hz, 2H), 4. 80 (s, 2H), 5. 16 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 H z, 2H), 6. 93 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.09 (dd, J = 2.0, 8.4 H
z, 1H), 7.24 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 5.2 Hz, 1H) , 7.63 (d, J=8.8 Hz, 2H), 8.51 (d, J=4.8 Hz, 1H), 8.56
(s, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 548(M+H) +
(実施例 64)4— (2- (Ν'—(3 クロ口ピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 1一( 5 エトキシ 2 フルォロ 4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチルァミノ) ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 126]
(64a) 5 エトキシー2 フルオロー 4 イソプロポキシベンズアルデヒド
[化 127]
3 エトキシー4 イソプロポキシベンズアルデヒド(440mg、 2. llmmol)をァセト 二トリル(6. lml)に溶解し、これに SELECTFLUOR™(Air Products and Ch emicals, Inc. ;787mg、 2.22mmol)、をカ卩え、反応混合物を 70°Cで 3時間攪拌 した。反応混合物を室温まで冷却した後、反応混合物に水を加え、酢酸ェチルにて 抽出した。得られた有機層を濃縮し、粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにて精 製し、標記化合物(88mg、 18%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.43 (d, J = 6.0 Hz, 6H), 1
3
.45 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 2H) , 4.60 (s ept, J = 6.0 Hz, 1H), 6.62 (d, J=12 Hz, 1H), 7.27 (d, J=
8. 8 Hz, 1H) , 10. 19 (s, 1H)
(64b) 4— ( ( (5 エトキシ 2 フルォロ 4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカ ルボニルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩
[化 128]
実施例 64aで製造された 5—エトキシ 2 フルォロ 4 イソプロポキシベンズァ ルデヒド(1. 34g、5. 92mmol)をメタノール(50ml)に溶解し、 4 ァミノべンズアミ ジン 二塩酸塩(1. 54g、 7. 4mmol)を加え、 80°Cで 6時間攪拌した。ついで、反応 混合物を室温まで冷却した後、パラトルエンスルホ-ルメチルイソシアニド(1. 44g、 7. 4mmol)を加えた。更に、反応混合物を 0°Cに冷却した後、ボロントリフルオリド' ジェチルエーテル錯体(2. 03ml、 17. 8mmol)を加えた。反応混合物を室温で終 夜攪拌した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。次にヘプタンを加えメタノー ル層を分取した。得られたメタノール層に酢酸ェチル、および水を加え、酢酸ェチル で 2度抽出した。さらに、水層を濃縮し、これに酢酸ェチルを加え再抽出した。合わせ た有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、乾燥剤を濾去後、濃縮した。得られた残渣を カラムクロマトグラフィー(NHシリカゲル(富士シリシァ製)、クロ口ホルム一メタノール) で粗く精製した。
得られた粗生成物をメタノール(5ml)に溶解し、 1N水酸ィ匕ナトリウム水溶液(3ml) を加えた。室温にて 16時間攪拌後、反応混合物を 1N塩酸にて中和した。これにジ ェチルエーテルをカ卩え、析出した固体を濾取した。得られた固体を風乾し、精製せ ず次の反応へと用いた(29 lmg)。
得られた粗生成物(291mgのうちの 200mgを用いた)を N, N—ジメチルホルムァ ミド(2ml)に溶解して、 0°Cに冷却した。反応液に 1—ヒドロキシベンゾトリァゾールー 水和物(208mg、 1. 54mmol)、および 1ーェチルー 3—(3 ジメチルァミノプロピ
ル)カルポジイミド 塩酸塩(300mg、 1. 56mmol)をカ卩えて 30分間攪拌した後、更 に、ヒドラジンカルボン酸 t—ブチルエステル(203mg、 1. 54mmol)を加えた。反応 混合物を室温にて終夜攪拌した後、反応液をカラムクロマトグラフィー (NHシリカゲ ル(富士シリシァ製)、クロ口ホルム一メタノール)にて粗く精製した。
得られた粗生成物をメタノール(3ml)に溶解し、室温にて 4N塩ィ匕水素—ジォキサ ン溶液(lml)を滴下した。同温で 5時間撹拌後、反応液を減圧濃縮した。残渣にテト ラヒドロフランを加え、超音波粉砕した。混合液をしばらく静置し、上澄みを除去した。 残存溶媒を減圧留去し、黄色固体として標記化合物(178mg)を得た。
Mass spectrum (ESI) m/z : 404 (M+H) +
(64c) 4- (2— (N, - (3 クロ口ピリジン一 4—カルボ-ル)ヒドラジノ) 1— (5 ェ トキシ 2 フルォロ 4 イソプロポキシフエ-ル) 2 ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 129]
3 クロ口イソニコチン酸(5. Omg、0. 0314mmol)、 1—ェチル 3— (3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. 6mg、0. 0346mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(5. 3mg、0. 0346mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド (0. 8ml)の混合物を 0°Cで 30分撹拌した。この反応液に実施例 64bで製造 された 4 - ( ( (5 エトキシ 2 フルォロ 4 イソプロポキシフエ-ル)ヒドラジノカ ルボニルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩
(15mg、 0. 0314mmol)をカ卩えて、室温で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体ク 口マトグラフィ一で精製して、標記化合物(2. 55mg、収率 15%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 21 (d, J = 6. 4 Hz, 6H) , 1
.35 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 4.01—4.08 (m, 2H), 4.57 (sept, J = 6.4 Hz, 1H), 5.46 (s, 1H), 6.84 (d, J=ll.6 Hz, 1H), 6.87-6.90 (m, 2H), 7.20 (d,
J = 7.2 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.64— 7.67 (m, 2H), 8.58 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 543 (M+H) +
(実施例 65) 2—(4一(1— (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)ー2—(N,一(2— フルォ口べンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチル) 2—エトキシフエノキシ) N. N -ジメチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 130]
2 フルォロ安息香酸(2.6mg、0.0186mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチル ァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(3.5mg、0.0183mmol)、 1—ヒドロキシべ ンゾトリァゾールー水和物(2.8mg、0.0183mmol)および N, N ジメチルホルム アミド (0.8ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 58bで製造さ れた 2—(4— ((4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ヒドラジノカルボ-ルメチル) 2 エトキシフエノキシ) N, N ジメチルァセトアミド 二塩酸塩(10mg、0.0199 mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで 精製して、無色固体の標記化合物(3.05mg、収率 23%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.41 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2
3
.96 (s, 3H), 3.30 (s, 3H), 4.12 (q, J = 7.2 Hz, 2H) , 4.8 0 (s, 2H), 5.16 (s, 1H), 6.87 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 6.93 ( d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.09 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1H), 7.19—
7. 24 (m, 2H) , 7. 28 (td, J = 7. 6, 1. 2 Hz, 1H) , 7. 53— 7. 59 (m, 1H) , 7. 63 (d, J = 9. 2 Hz, 2H) , 7. 76 (td, J = 7. 6, 2. 0 Hz, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m/z : 551 (M + H) +
[0224] (実施例 66) 4— (2- (Ν'—(2 クロ口べンゾィル)ヒドラジノ)ー2 ォキソー1 (3 ^.4, 5 -トリメトキシフエニル)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 131]
[0225] (66a) (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3, 4, 5 トリメトキシフ
メチルエステル
[化 132]
3, 4, 5 トリメトキシベンズァノレデヒド(3. Og、 15. 3mmol)、 4 ァミノべンズアミ ジン 二塩酸塩(3. 34g、 16. lmmol)およびメタノール(50ml)の混合物を、 70°C で 2時間攪拌した。ついで、反応混合物を室温まで冷却した後、パラトルエンスルホ 二ルメチルイソシアニド(3. 73g、 19. lmmol)をカ卩えた。更に、反応混合物を 0°Cに 冷却した後、ボロントリフルオリド 'ジェチルエーテル錯体(5. 81ml、 45. 9mmol)を 加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した後、ヘプタンを加えてメタノール層を分取 した。得られたメタノール層に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、酢酸ェチル で抽出した。分取した有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで 乾燥した。乾燥剤を濾去して、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラ ムクロマトグラフィー(NHシリカゲル(富士シリシァ製)、酢酸ェチルークロロホルム
メタノール)で粗く精製して、黄色固体の標記化合物(874mg)を得た。
[0226] (66b) (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3, 4, 5 トリメトキシフエ-ル)酢酸 塩酸塩
[化 133]
実施例 66aで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)—(3, 4, 5—トリメ トキシフヱ-ル)酢酸 メチルエステルの粗生成物(871mg)をメタノール(10ml)に溶 解して、 2N水酸ィ匕ナトリウム水溶液(1. 28ml、 2. 56mmol)を加えた。反応混合物 を室温で終夜撹拌した後、 5N塩酸で中和した。この混合物にジェチルエーテルおよ びテトラヒドロフランを加えて、析出している固体を濾取した。得られた固体をテトラヒド 口フランに懸濁させて、 5N塩酸を加えた。これを減圧濃縮して、淡黄色固体の標記 化合物(552mg、 2段階収率 9. 1%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 3. 75 (s, 3H) , 3. 83 (s, 6H)
3
, 5. 17 (s, 1H) , 6. 78 (d, J = 8. 8 Hz, 2H) , 6. 84 (s, 2H) , 7. 59 (d, J = 8. 8 Hz, 2H)
[0227] (66c) 4— (2— (N, - (2 クロ口べンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソ 1— (3, 4, 5
-トリメトキシフヱ-ル)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 134]
実施例 66bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)—(3, 4, 5—トリメ トキシフヱ-ル)酢酸 塩酸塩(10mg、 0. 0253mmol)、 1ーェチルー 3—(3 ジメ
チルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(14. 5mg、0. 0758mmol)、 1ーヒドロ キシベンゾトリァゾールー水和物(11. 6mg、0. 0758mmol)および N, N ジメチ ルホルムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に 2—クロ口安息 香酸ヒドラジド(12. 9mg、 0. 0756mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した。反応液 を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合物(10. 49mg 、収率 66%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 3. 74 (s, 3H) , 3. 86 (s, 6H)
3
, 5. 17 (s, 1H) , 6. 89 (d, J = 8. 8 Hz, 2H) , 6. 94 (s, 2H) , 7. 36- 7. 60 (m, 4H) , 7. 64 (d, J = 8. 8 Hz, 2H); Mass spectru m (ESI) m/z : 512 (M+H) +
[0228] (実施例 67) 4— (2- (Ν'—(2 クロ口べンゾィル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー 4一(2 メトキシエトキシ)フエニル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 135]
[0229] (67a) 3 エトキシー 4一(2 メトキシェトキシ)ベンズアルデヒド
[化 136]
3 エトキシ一 4 ヒドロキシベンズアルデヒド(5. 32g、 32mmol)、 2 ブロモェチ ルメチルエーテル(1. 5ml、 16mmol)、炭酸カリウム(4. 42g、 32mmol)、ヨウ化テ
トラブチルアンモ -ゥム(118mg、 0. 32mmol)および N, N ジメチルホルムアミド( 50ml)の混合物を室温で終夜撹拌した。反応液に水を加えて、酢酸ェチルで抽出し た。分取した有機層を 0. 5N水酸化ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄後 、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾去して、濾液を減圧濃縮した。得られた 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘプタン 酢酸ェチル)で精製して、無色 固体の標記化合物(2. 79g、 78%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 47 (t, J = 7. 2 Hz, 3H) , 3
3
. 47 (s, 3H) , 3. 80— 3. 84 (m, 2H) , 4. 14 (q, J = 7. 2 Hz, 2H ) , 4. 23-4. 26 (m, 2H) , 6. 99 (d, J = 8. 0 Hz, 1H) , 7. 38— 7. 42 (m, 2H) , 9. 82 (s, 1H)
(67b) (4 カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)一(3 エトキシー4一(2—メトキシエト キシ)フエ-ル)酢酸 メチルエステル
[化 137]
実施例 67aで製造された 3 エトキシ一 4— (2—メトキシエトキシ)ベンズアルデヒド (2. 79g、 12. 4mmol)、 4 ァミノべンズアミジン 二塩酸塩(2. 71g、 13mmol)お よびメタノール(50ml)の混合物を、 70°Cで 3時間攪拌した。ついで、反応混合物を 室温まで冷却した後、パラトルエンスルホ-ルメチルイソシアニド(3. 03g、 15. 5mm ol)をカ卩えた。更に、反応混合物を 0°Cに冷却した後、ボロントリフルオリド'ジェチル エーテル錯体 (4. 71ml, 37. 2mmol)をカ卩えた。反応混合物を室温で終夜撹拌し た後、ヘプタンを加えてメタノール層を分取した。得られたメタノール層に飽和炭酸水 素ナトリウム水溶液を加えて、酢酸ェチルで抽出した。分取した有機層を水、飽和食 塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾去して、濾液を減圧 濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (NHシリカゲル(富士シ リシァ製)、酢酸ェチルークロロホルム メタノール)で粗く精製して、淡黄色固体の
標記化合物(1. 396g)を得た。
(67c) (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3 エトキシ— 4— (2—メトキシエト キシ)フ ニル)酢酸ナトリウム
[化 138]
実施例 67bで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3 ェトキシ— 4一(2—メトキシエトキシ)フエ-ル)酢酸 メチルエステル(1. 396g)をメタノール(1 Oml)に溶解して、 2N水酸化ナトリウム水溶液(1. 74ml、 3. 48mmol)を加えた。反 応混合物を室温で終夜撹拌した後、析出している固体を濾取した。得られた固体をメ タノールで洗浄して、無色固体の標記化合物(936mg、 2段階収率 18%)を得た。 Mass spectrum (ESI) m/z : 388 (M+H) +
(67d) 4—(2—(N, 一 (2 クロ口べンゾィル)ヒドラジノ)一 1 (3 エトキシー4一 (2 —メトキシエトキシ)フエ-ル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 酢酸塩
[化 139]
実施例 67cで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3 ェトキシ— 4— (2—メトキシエトキシ)フエ-ル)酢酸ナトリウム(10mg、 0. 0244mmol)、 1—ェ チル— 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(14. lmg、 0. 0737 mmol)、 1—ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(11. 3mg、 0. 0737mmol)およ び N, N ジメチルホルムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液
に 2 クロ口安息香酸ヒドラジド(12.6mg、 0.0737mmol)をカ卩えて、室温で終夜攪 拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合 物(10.76mg、収率 67%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.38 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3
3
.41 (s, 3H), 3.71-3.75 (m, 2H), 4.05—4.14 (m, 4H), 5.
15 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.98 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 8.8, 2.4 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.36-7.60 (m, 4H), 7.63 (d, J = 8.8 Hz, 2H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 540 (M+H) +
(実施例 68)4— (1— (3 エトキシ— 4— (2 メトキシエトキシ)フエニル)—2—ォキ ソ 2—(Ν' (ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズアミジン ト リフルォロ酢酸塩
[化 140]
実施例 67cで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3 ェトキシ— 4— (2—メトキシエトキシ)フエ-ル)酢酸ナトリウム(10mg、 0.0244mmol)、 1—ェ チル— 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(14. lmg、 0.0737 mmol)、 1—ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(11.3mg、 0.0737mmol)およ び N, N ジメチルホルムアミド(lml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液 にイソニコチン酸ヒドラジド(10. lmg、 0.0737mmol)を加えて、室温で終夜攪拌し た。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、黄色固体の標記化合物( 12.2mg、収率 81%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3
3
.42 (s, 3H), 3.72-3.76 (m, 2H), 4.07—4.15 (m, 4H), 5. 17 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.99 (d, J = 8.0 Hz,
1H), 7.14 (dd, J = 8.0, 2.4 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.00 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 8.82 (d, J = 6.4 Hz, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 507 ( M + H) +
(実施例 69)4— (1— (2 フルォロ一 4.5 ジメトキシフエニル) 2— (Ν' - (3 メ チルピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 141]
3—メチルイソニコチン酸(3.2mg、0.0233mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(4.4mg、 0.0230mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(3.5mg、0.0229mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 14dで製造 された 4 (((2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル) ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(10mg、 0.0230mmol)を加えて、室温で終夜攪 拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合 物(2. 16mg、収率 16%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :2.49 (s, 3H), 3.827 (s, 3H
3
), 3.833 (s, 3H), 5.48 (s, 1H), 6.86 (d, J=ll.6 Hz, 1H) , 6.89 (d, J=8.8 Hz, 2H), 7.23 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.52 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.57 (s, 1H) ; Mass spectrum (ESI) m/z: 48 1 (M + H) +
(実施例 70) 4 し 1—し 2 フルォロ一 4t 5 ジメト シフエ-ル i— 2— (Ν' - (2 メ
トキシピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 142]
2—メトキシニコチン酸(3.5mg、0.0229mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチル ァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(4.4mg、 0.0230mmol)、 1—ヒドロキシべ ンゾトリァゾールー水和物(3.5mg、0.0229mmol)および N, N ジメチルホルム アミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 14dで製造さ れた 4 (((2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)ァ ミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(10mg、 0.0230mmol)を加えて、室温で終夜攪拌 した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合物 (3.76mg、収率 27%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :3.832 (s, 3H), 3.835 (s, 3
3
H), 4.06 (s, 3H), 5.51 (s, 1H), 6.85 (d, J=ll.6 Hz, 1H ), 6.89 (d, J=8.8 Hz, 2H), 7.08— 7.12 (m, 1H), 7.23 (d , J = 7.6 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.26— 8.34 (m , 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 497 (M+H) +
(実施例 71)4— (2- (Ν'—(2 ジメチルァミノピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (2 フルオロー 4.5 ジメトキシフエ-ル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズァ ミジン トリフルォロ i¾酸塩
2 ジメチルァミノニコチン酸リチウム(7mg、 0.0407mmol)、 1—ェチル—3— (3 —ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(4.4mg、 0.0230mmol)、 1—ヒ ドロキシベンゾトリァゾールー水和物(3.5mg、0.0229mmol)および N, N—ジメ チルホルムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 1 4dで製造された 4 (((2 フルオロー 4, 5 ジメトキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ- ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(10mg、 0.0230mmol)を加えて、室温 で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の 標記化合物 (4.43mg、収率 31%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :3.18 (s, 6H), 3.82 (s, 3H)
3
, 3.83 (s, 3H), 5.46 (s, 1H), 6.86 (d, J=10.8 Hz, 1H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.93 (dd, J = 7.2, 6.0 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.05
(dd, J = 7.2, 2.0 Hz, 1H), 8. 10 (dd, J = 6.0, 2.0 Hz, 1H) ;
Mass spectrum (ESI) m/z: 510 (M+H) +
(実施例 72)4— (2- (Ν'—(2 ブロモベンゾィル)ヒドラジノ) 1一(2 フルォロ -4.5 ジメトキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
2 ブロモ安息香酸(4. 6mg、0. 0229mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチルァ ミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(4.4mg、 0. 0230mmol)、 1—ヒドロキシベン ゾトリァゾールー水和物(3. 5mg、 0. 0229mmol)および N, N ジメチルホルムァ ミド (0. 6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 14dで製造され た 4— ( ( (2—フルオロー 4, 5—ジメトキシフエ-ル)ヒドラジノカルボ-ルメチル)ァミノ )ベンズアミジン 二塩酸塩(10mg、 0. 0230mmol)を加えて、室温で終夜攪拌した 。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標記化合物(1. 54mg、収率 10%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :3. 825 (s, 3H), 3. 831 (s, 3
3
H), 5.48 (s, 1H), 6. 85 (d, J=ll. 6 Hz, 1H), 6. 89 (d, J = 8. 8 Hz, 2H), 7. 21 (d, J = 6. 8 Hz, 1H), 7. 36— 7.46 (m, 2 H), 7. 57 (dd, J = 7. 6, 1. 6 Hz, 1H), 7. 63— 7. 68 (m, 3H) ; Mass spectrum (ESI) /z: 544 (M+H) +
[0238] (実施例 73)4—(1— (3 エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル)ー2—(Ν' 一(3 メチルピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 145]
[0239] (73a)N, - (2— (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)—2— (3 エトキシ— 4— (2 ーメトキシエトキシ)フエ-ル)ァセチル)ヒドラジンカルボン酸 t—ブチルエステル
実施例 67cで製造された (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ) - (3 ェトキシ— 4— (2—メトキシエトキシ)フエ-ル)酢酸ナトリウム(400mg、 0.977mmol)、 1—ェ チル— 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(562mg、2.93mm ol)、 1—ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(449mg、 2.93mmol)および N, N —ジメチルホルムアミド(5ml)の混合物を 0°Cで 1時間 30分撹拌した。この反応液に ヒドラジンカルボン酸 t—ブチルエステル(387mg、 2.93mmol)を加えて、室温で終 夜攪拌した。反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (NHシリカゲル(富士シリシ ァ製)、酢酸ェチルージクロロメタン メタノール)で粗く精製して、淡黄色固体の標 記化合物(523mg、収率 107%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.38 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1
3
.46 (brs, 9H), 3.42 (s, 3H), 3.71— 3.74 (m, 2H), 4.05—4 . 13 (m, 4H), 5.01 (s, 1H), 6.78 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.9
4 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.05 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 7.1
5 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 8.8 Hz, 2H)
(73b)4— (((3 エトキシー4一(2—メトキシエトキシ)フエ-ル)ヒドラジノカルボ-ル メチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩
[化 147]
実施例 73aで製造された N, - (2- (4—カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)—2— ( 3 エトキシー 4一(2—メトキシエトキシ)フエ-ル)ァセチル)ヒドラジンカルボン酸 t
ブチルエステル(523mg、 1.04mmol)およびメタノール(2ml)の混合物に 40%塩 化水素エタノール溶液(2ml)を加えた。室温で終夜攪拌した後、反応液を減圧濃縮 した。残渣をテトラヒドロフランで洗浄して、黄色固体の標記化合物 (493mg、収率 1 02%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.38 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3
3
.42 (s, 3H), 3.71-3.75 (m, 2H), 4.03—4.13 (m, 4H), 5. 18 (s, 1H), 6.82 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.98 (d, J = 8.4 Hz,
1H), 7.08 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 2.0 Hz,
1H), 7.63 (d, J = 8.8 Hz, 2H)
(73c)4- (1— (3 エトキシ一 4— (2—メトキシエトキシ)フエ-ル) 2— (N, - (3 —メチルビリジン一 2—カルボ-ル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジ ン トリフルォロ酢酸塩
[化 148]
3—メチルピリジン— 2—カルボン酸(4.5mg、0.0328mmol)、 1—ェチル 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 l —ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N— ジメチルホルムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施 例 73bで製造された 4— (((3 エトキシ一 4— (2—メトキシエトキシ)フエ-ル)ヒドラ ジノカルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、0.0316mmol)を 加えて、室温で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して 、無色固体の標記化合物(9.33mg、収率 47%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2
3
.60 (s, 3H), 3.42 (s, 3H), 3.71— 3.76 (m, 2H), 4.06—4.
16 (m, 4H), 5. 18 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.98 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 8.4, 2.4 Hz, 1H), 7.24 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.43 (dd, J = 8.0, 4.4 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.72-7.77 (m, 1H), 8.40— 8.44 (m, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 521 (M+H) +
(実施例 74) 4—(2—(Ν'—(3 ブロモピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 1
(3 エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 149]
3 ブロモピリジン— 2—カルボン酸(6.5mg、 0.0322mmol)、 1—ェチル 3— (3 ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 l —ヒドロキシベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N— ジメチルホルムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施 例 73bで製造された 4— (((3 エトキシ一 4— (2—メトキシエトキシ)フエ-ル)ヒドラ ジノカルボ-ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、0.0316mmol)を カロえて、室温で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して 、無色固体の標記化合物(12.31mg、収率 56%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3
3
.42 (s, 3H), 3.72-3.75 (m, 2H), 4.09—4.15 (m, 4H), 5.
17 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.98 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.43 (dd, J = 8.0, 4.8 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.15 (dd, J = 8.0, 1.2 Hz, 1H), 8.56 (dd, J=4.8, 1
.2 Hz, 1H); Mass spectrum (ESI) m/z: 585 (M+H)
(実施例 75)4—(1— (3 エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル)ー2—(N, 一(2 フルォロピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベン ズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 150]
2 フルォロニコチン酸(4.5mg、0.0319mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0. O318mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0. O320mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 73bで製造 された 4 (((3 エトキシー4一(2—メトキシエトキシ)フエ-ル)ヒドラジノカルボ-ル メチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0316mmol)を加えて、室温で 終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標 記化合物(10.61mg、収率 53%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3
3
.41 (s, 3H), 3.72-3.75 (m, 2H), 4.09—4.15 (m, 4H), 5. 15 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.98 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H), 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.41-7.46 (m, 1H), 7.64 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.25 — 8.37 (m, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 525 (M+H) +
(実施例 76)4—(1— (3 エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル)ー2—(Ν' 一(4 メチルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
4—メチルニコチン酸 塩酸塩(6.5mg、0.0374mmol)、 1—ェチル—3— (3— ジメチルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 1—ヒド ロキシベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、 0.0320mmol)および N, N ジメチ ルホルムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 73b で製造された 4— (((3 エトキシ一 4— (2—メトキシエトキシ)フエ-ル)ヒドラジノカル ボ -ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、0.0316mmol)を加えて、 室温で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固 体の標記化合物 (4.78mg、収率 24%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2
3
.54 (s, 3H), 3.42 (s, 3H), 3.72— 3.75 (m, 2H), 4.09—4.
15 (m, 4H), 5. 16 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.99 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 8.4, 2.4 Hz, 1H), 7.22 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.47 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 7.64 (d, J
= 8.8 Hz, 2H), 8.52 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 8.64 (s, 1H) ; M ass spectrum (ESI) m/z: 521 (M+H) +
(実施例 77)4—(1— (3 エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル)ー2—(Ν' 一(3 フルォロピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベン ズアミジン トリフルォロ酢酸塩
H
3 フルォロイソニコチン酸(4.5mg、 0.0319mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメ チルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、 0.0318mmol)、 1ーヒドロキ シベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N—ジメチルホ ルムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 73bで製 造された 4— (((3 エトキシ一 4— (2—メトキシエトキシ)フエ-ル)ヒドラジノカルボ- ルメチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0316mmol)を加えて、室温 で終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の 標記化合物(6.40mg、収率 32%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3
3
.42 (s, 3H), 3.72-3.74 (m, 2H), 4.07—4.15 (m, 4H), 5.
15 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.99 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.71 (t, J = 5.6 Hz, 1H),
8.52 (dd, J=4.8, 0.8 Hz, 1H), 8.61 (d, J=2.0 Hz, 1H) ;
Mass spectrum (ESI) m/z: 525 (M+H) +
(実施例 78)4— (2- (Ν'—(3 クロ口ピリジンー4一カルボニル)ヒドラジノ)ー1一 (
3 エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
3 クロ口イソニコチン酸(5.2mg、0.0330mmol)、 1—ェチル 3— (3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0. O318mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0. O320mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 73bで製造 された 4 (((3 エトキシー4一(2—メトキシエトキシ)フエ-ル)ヒドラジノカルボ-ル メチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0316mmol)を加えて、室温で 終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標 記化合物(5.70mg、収率 28%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.39 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 3
3
.42 (s, 3H), 3.72-3.75 (m, 2H), 4.07—4.15 (m, 4H), 5.
15 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.99 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.58 (d, J=4.8 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.58 (d, J=4.8 Hz, 1H), 8.68 (s, 1H) ; Mass spectrum (ES
I) m/z: 541 (M+H) +
(実施例 79) 4— (2- (Ν'—(3 ブロモピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 154]
3 ブロモイソニコチン酸(6.5mg、 0.0322mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 73bで製造
された 4 (((3 エトキシー4一(2—メトキシエトキシ)フエ-ル)ヒドラジノカルボ-ル メチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0316mmol)を加えて、室温で 終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標 記化合物(7.08mg、収率 32%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 3
3
.41 (s, 3H), 3.72-3.75 (m, 2H), 4.07—4.14 (m, 4H), 5.
15 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.99 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 8.4, 1.6 Hz, 1H), 7.21 (d, J=l.6 Hz, 1H), 7.56 (d, J=4.8 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 8.60 (d, J=4.8 Hz, 1H), 8.79 (s, 1H) ; Mass spectrum (ES
I) m/z: 585 (M+H) +
(実施例 80)4—(1— (3—エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル)ー2—(Ν' 一(3 メチルピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 155]
3—メチルイソニコチン酸(4.5mg、0.0328mmol)、 1—ェチル—3— (3 ジメチ ルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(6. lmg、0.0318mmol)、 1—ヒドロキシ ベンゾトリァゾールー水和物(4.9mg、0.0320mmol)および N, N ジメチルホル ムアミド (0.6ml)の混合物を 0°Cで 1時間撹拌した。この反応液に実施例 73bで製造 された 4 (((3 エトキシー4一(2—メトキシエトキシ)フエ-ル)ヒドラジノカルボ-ル メチル)ァミノ)ベンズアミジン 二塩酸塩(15mg、 0.0316mmol)を加えて、室温で 終夜攪拌した。反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、無色固体の標 記化合物(5.06mg、収率 25%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.39 (t, J = 6.8 Hz, 3H), 2
3
.47 (s, 3H), 3.42 (s, 3H), 3.72— 3.75 (m, 2H), 4.07—4.
15 (m, 4H), 5. 15 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.99 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 8.4, 2.0 Hz, 1H), 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.51 (d, J=4.8 Hz, 1H), 7.64 (d, J
= 8.8 Hz, 2H), 8.49 (d, J=4.8 Hz, 1H), 8.54 (s, 1H) ; M ass spectrum (ESI) m/z: 521 (M+H) +
[0249] (実施例 81 )4-(l-(2-フルォロ 5 メトキシ 3 プロポキシフエニル) 2— ォキソ 2—「Ν' - (ピリジン一 4 カルボニル)ヒドラジノ Ίェチルアミノ}ベンズアミジ ン トリフルォロ酢酸塩
[化 156]
Ο
、ΟΗ
[0250] (81 a) 3 ジメトキシメチル 2 フルォロ 5 メトキシフエノ
2 フルオロー 5—メトキシベンズアルデヒド(5g、 32.4mmol)をメタノール(300m 1)に溶解し、これにオルトギ酸トリメチル(35mL、 320mmol)、パラトルエンスルホン 酸 一水和物(840mg, 4.88mmol)をカ卩え、反応混合物を 50°Cで終夜攪拌した。 さらに、反応混合物にパラトルエンスルホン酸 一水和物(840mg, 4.88mmol)を 加え、外温 90°Cで 9時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷却した後、トリェチルァ ミン(2.3mL)をカ卩え、溶媒を減圧留去した。得られた残渣にジェチルエーテルと希 塩酸を加え、ジェチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和炭酸水素ナトリ
ゥム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾 去後、濃縮した。
得られた粗精製物(6. 91g)と N, N, N,, N,, N,,一ペンタメチルジェチレントリア ミン(6. 77mL, 32. 4mmol)をテトラヒドロフラン(200ml)に溶解し、この混合液を — 78°Cで冷却撹拌した。混合液に n—ブチルリチウム(1. 54Mへキサン溶液, 22. lmL, 34mmol)を徐々に滴下し、同温で 3時間撹拌した。さらに反応混合液にほう 酸トリメチル(7. 36mL, 64. 8mmol)を徐々に滴下した後に、外温を室温まで昇温 し、 2時間撹拌した。反応混合液を 0°Cに冷却後、酢酸(5. lmL, 89. lmmol)を徐 々に滴下し、 0°Cで 30分撹拌した。反応混合液に 30%過酸ィ匕水素水(5. 51mL, 4 8. 6mmol)を徐々に滴下後、氷浴を除き、終夜撹拌した。混合液に飽和亜硫酸ナト リウム水溶液 (50mL)を加え、撹拌を停止した。溶媒を減圧留去後、得られた残渣に 水を加え、酢酸ェチルで 2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫 酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾去後、濃縮した。得られた残渣をシリカゲル クロマトグラフィー (メルク、酢酸ェチル—ヘプタン)にて精製し、標記化合物 (4. 13g 、 59%)を黄色油状物として得た。
'H-NMR (400 MHz, CDC1 ) δ : 3. 38 (s, 6Η) , 3. 76 (s, 3H) ,
3
5. 23 (br, 1H) , 5. 55 (s, 1H) , 6. 55 (dd, J = 6. 8, 3. 2 Hz, 1H) , 6. 60 (dd, J=4. 8, 3. 2 Hz, 1H)
(81b) 2-フルォロ 3 ヒドロキシ - 5 メトキシベンズアルデヒド
実施例 8 laで製造された 3 -ジメトキシメチルー 2 -フルォロ 5 メトキシフエノー ル(4. 13g, 19. lmmol)に酢酸(lOmL)と水(5mL)をカ卩え、外温 60°Cで終夜撹 拌した。反応混合液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え空冷後、撹拌を停止し た。混合液に酢酸ェチルを加え 2回抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウム で乾燥した。乾燥剤を濾去後、溶媒を減圧留去した。得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー (メルク、酢酸ェチル—ヘプタン)にて精製し、標記化合物(2. 98 g、 92%)を淡灰色固体として得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 3. 77 (s, 3H) , 6. 74— 6. 78 (
3
m, 2H) , 10. 24 (s, 1H)
(81c) (4—シァノフエ-ルァミノ) - (2—フルオロー 5—メトキシ一 3—プロポキシフエ -ル)酢酸ェチル
[化 159]
実施例 8 lbで製造された 2—フルォロ— 3—ヒドロキシ - 5—メトキシベンズアルデヒ ド(1. 5g、 8. 82mmol)を N, N—ジメチルホルムアミド(30mL)に溶解し、これに炭 酸カリウム(2. 58g, 18. 7mmol)と 1—ョードプロパン(3. 17g, 18. 7mmol)をカロ え、室温で終夜撹拌した。反応混合液に水を加え、ジェチルエーテルで 2回抽出し た。合わせた有機層を水と飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。乾 燥剤を濾去後、溶媒を減圧留去した。
得られた粗精製物をエタノール(30ml)に溶解し、 4—ァミノべンゾ-トリル(1. 16g 、 9. 79mmol)と 4— (2—イソシァノエチル)モルホリン(1. 35mL、 9. 79mmol)を 加えた。更に、反応混合物を 0°Cに冷却した後、ボロントリフルオリド'ジェチルェ—テ ル錯体 (4. 28ml, 37. 4mmol)を加えた。反応混合物を室温で 3時間攪拌した後、 水(3. 4mL)を加え、外温 50°Cで終夜撹拌した。反応混合液を濃縮後、得られた残 渣に水をカ卩え、酢酸ェチルで 2回抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで 乾燥し、乾燥剤を濾去後、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ 一 (メルク、酢酸ェチル—ヘプタン)にて精製し、標記化合物(2. 32g、 64%)を淡黄 色固体として得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ : 1. 06 (t, J = 7. 6 Hz, 3H) , 1
3
. 21 (t, J = 6. 8 Hz, 3H) , 1. 78— 1. 87 (m, 2H) , 3. 71 (s, 3H)
, 3. 97 (t, J = 6. 8 Hz, 2H) , 4. 15—4. 25 (m, 2H) , 5. 48 (s, 1H) , 6. 48 (dd, J=4. 4, 2. 8 Hz, 1H) , 6. 58 (dd, J = 7. 2, 2. 8 Hz, 1H) , 6. 69-6. 72 (m, 2H) , 7. 38— 7. 41 (m, 2H)
(81 d) 4— { 1— (2 フルォロ 5—メトキシ一 3 プロポキシフエ-ル) 2 ォキソ - 2- [N, - (ピリジン— 4—カルボ-ル)ヒドラジノ]ェチルアミノ}ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 160]
実施例 81cで製造された (4—シァノフエ-ルァミノ) - (2—フルオロー 5—メトキシ 3 プロポキシフエ-ル)酢酸ェチル(2. 32g, 5. 99mmol)をエタノール(20mL) に溶解し、これにヒドロキシノレアミン 塩酸塩(1. 66g, 24. Ommol)と卜リエチノレアミ ン(2. 74g, 24. Ommol)を加え、外温 70°Cで終夜撹拌した。反応混合液を濃縮後 、水を加え、酢酸ェチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシ ゥムで乾燥した。乾燥剤を濾去後、溶媒を減圧留去した。
得られた粗精製物を酢酸(30mL)に溶解し、これに無水酢酸(3mL)と 10%パラジ ゥム—カーボン(lg)をカ卩えた。この混合物を、室温下、常圧、水素雰囲気下で 2時間 反応させた。反応混合液をセライトを用いて濾過し、濾液を減圧濃縮した。
得られた粗精製物をメタノール(30ml)に溶解し、 5N水酸ィ匕ナトリウム水溶液(7. 5 ml)を加えた。室温にて 10時間攪拌後、反応混合物を塩酸にて中和した。これにジ ェチルエーテルを加え、析出した固体を濾取した。得られた固体を少量のジェチル エーテルと少量の水で洗浄後、風乾し、精製せず次の反応へと用いた。
得られた粗精製物の一部(5mg)を 0°Cに冷却した。これに 1 ヒドロキシベンゾトリ ァゾ—ル 一水和物(5. 6mg、 0. 0364mmol)、および 1—ェチル 3— (3 ジメ
チルァミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(7. Omg、 0.0364mmol)の N, N ジメ チルホルムアミド (0. 8ml)溶液を加えて、同温で 1時間攪拌した。更に、反応混合液 にイソニコチン酸ヒドラジド(5mg、 0.0364mmol)を加えた。反応混合液を室温にて 終夜攪拌した後、その反応液を逆相高速液体クロマトグラフィーで精製して、黄色油 状物の標記化合物 (4.49mg、 61%)を得た。
'H-NMR (400 MHz, CD OD) δ :1.06 (t, J = 7. 2 Hz, 3H), 1
3
. 78-1.87(m, 2H), 3. 78 (s, 3H), 3. 99 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 5 . 56 (s, 1H), 6.63 (dd, J = 7. 2, 3. 2 Hz, 1H), 6. 74 (dd, J = 4. 8, 3. 2 Hz, 1H), 6.88— 6. 92 (m, 2H), 7.64— 7. 67 (m, 2 H), 7. 94 (dd, J=4.8, 1. 2 Hz, 2H), 8. 78 (dd, J=4.8, 1. 2 Hz, 2H); Mass spectrum (ESI) m/z: 495 (M+l) +
[0254] 上記、本発明化合物の一般的製造方法、上記実施例と同様の方法にて、以下の 化合物を製造した。
[0255] (実施例 X— 1)4 (2- (Ν'—(3 ブロモピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (2 フルオロー 4. 5 ジメトキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 161]
Mass spectrum (ESI) m/z: 545 (M+H)
(実施例 X 2)4— (2- (Ν' (6 ァセチルビリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 533 (M+H)
(実施例 X— 3) 4— (2- (Ν' - (4 ジメチルァミノピリジン— 3 カルボニル)ヒドラ ジノ)一 1一(3 エトキシー 4一イソプロポキシフエニル)一 2—ォキソェチルァミノ)ベ ンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 163]
Mass spectrum (ESI) m/z : 534 (M+H)
(実施例 X—4) 4— (2- (Ν'—(2 ジメチルァミノピリジンー3 カルボニル)ヒドラ ジノ)一 1一(3 エトキシー 4一イソプロポキシフエニル)一 2—ォキソェチルァミノ)ベ ンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 164]
Mass spectrum (ESI) m/z : 534 (M+H)
(実施例 X— 5) 4— (2- (Ν'—(3 アミノビリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 1 - 一エト _キシ一 4—イソプロポキシフエ-ル _}—2—ォキソェチルァミノ) _べンズアミ
ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 165]
Mass spectrum (ESI) m/z : 506 (M+H)
(実施例 X— 6) 4—(2—(N ' ベンゾィルヒドラジノ) 1一(3. 4 ビスァリルォキ シフエ-ル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 166]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 500 (M+H)
(実施例 X— 7) 4— (1— (3. 4 ビスァリルォキシフエニル)—2— (Ν' - (フラン 2—カルボニル)ヒドラジ ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 167]
Mass spectrum (ESI) m/z : 490 (M + H)
(実施例 X— 8) 4—(1— (3. 4 ビスァリルォキシフエ二ル)— 2—ォキソ—2— (Ν' - (ピリジン一 2 -カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 168]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 501 (M+H)
(実施例 X— 9) 4—(1— (3. 4 ビスァリルォキシフエ二ル)一 2 ォキソ 2— (Ν' (ピリジンー3—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 169]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 501 (M+H)
(実施例 X—10) 4—(l—(3. 4 ビスァリルォキシフエニル) 2 ォキソ 2— (N ,一 (ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 麵塩
[化 170]
Mass spectrum (ESI) m/z: 501 (M+H)
(実施例 X—ll)4— (1— (3. 4 ビスァリルォキシフエニル)ー2—(Ν'—(3 メチ ルビリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 171]
Mass spectrum (ESI) /z: 515 (M+H)
(実施例 X— 12) 4—(1一(3. 4 ビスァリルォキシフエニル) 2—(N '—(3 ブ ロモピリジン 2—力ノレボニノレ)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ )_ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 172]
Mass spectrum (ESI) m/z: 579 (M+H)
(実施例 X—13)4— (1 - (3^ 4 ビスァリルォキシフエニル) 2— (N,一(2 フ
ルォロピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 173]
Mass spectrum (ESI) m/z : 519 (M+H)
[0268] (実施例 X—14) 4—(1— (3. 4 ビスァリルォキシフエニル)ー2—(Ν'—(4ーメチ ルビリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 174]
Mass spectrum (ESI) m/z : 515 (M+H)
[0269] (実施例 X— 15) 4— (1— (3. 4 ビスァリルォキシフエニル)ー2—(Ν'—(4 クロ 口ピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 175]
Mass spectrum (ESI) m/z: 535 (M + H)
( 施例 X— ί6)4— (1—(3. 4 ビスァリルォキシフエニル)—2— (Ν'—(3 フ ルォロピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 176]
Mass spectrum (ESI) m/z: 519 (M + H)
(実施例 X— 17)4— (1—(3. 4 ビスァリルォキシフエニル) 2— (N,—(3 クロ 口ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 177]
Mass spectrum (ESI) /z: 535 (M+H)
( 施例 X— 18) 4—〔1一 4 ビスァリルォキシフエニル) 2— (N,—(3 メチ
ルビリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 178]
Mass spectrum (ESI) m/z : 515 (M+H)
(実施例 X— 19) 4一(((3 エトキシー 4 イソプロポキシフ ニル)一(Ν'—(2 メ トキシフエ二ル)ヒドラジノカルボニル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 179]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 492 (M+H)
(実施例 X—20) 4— ( ( (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)一(Ν'—(3 メ トキシフ ニル)ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 180]
Mass spectrum (ESI) m/z: 492 (M+H)
(実施例 X— 21)4— (((3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)一(Ν'—(4ーメ トキシフ ニル)ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 181]
Mass spectrum (ESI) m/z: 492 (M+H)
(実施例 X— 22)4—(((3 エトキシー 4 イソプロポキシフ ニル)一(Ν'— (2- フルオロフェニル)ヒドラジノカルボニル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 182]
Mass spectrum (ESI) m/z: 480 (M+H)
(実施例 X— 23)4—(((3 エトキシー 4 イソプロポキシフ ニル)一(Ν'—(3— フルオロフェニル)ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
Mass spectrum (ES m/z: 480 (M+H)
[0278] (実施例 X— 24)4—(((3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)一(Ν'—(4 フルオロフェ -ル)ヒドラジノカルボ-ル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 184]
Mass spectrum (ESI) m/z: 480 (M + H)
[0279] (実施例 X— 25)4 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2 ォキ ソー2—(2—(フエニルスルホニル)ヒドラジノ)ェチル)アミ/)ベンズアミジン トリフノレ ォロ酢酸塩
[化 185]
Ή-NMR (400MHz, CD OD) δ :1.33 (d, J = 6.1Hz, 6H), 1.40
3
(t, J = 7.2Hz, 3H), 4.22 (q, J = 7.2Hz, 2H) , 4.55 (sept, J =6. 1Hz, 1H), 4.99 (s, 1H), 6.70 (d, J = 9.2Hz, 2H), 6.9
0-6.97 (m, 3H), 7.27 (t, J = 8.0Hz, 2H), 7.46— 7.53 (m, 3H), 7.58 (d, J = 9.2Hz, 2H)
(実施例 X— 26)4 ( ( (ベンジリデンヒドラジノカルボニル)一(3 エトキシー 4ーィ ソプロポキシフエニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 186]
Mass spectrum (ESI) m/z: 474 (M+H)
(実施例 X— 27)4—(((3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル)一(Ν' メチル —N' フエニルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 187]
Mass spectrum (ESI) m/z: 476 (M+H)
(実施例 X—28)4— (((3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)一(Ν'—キノリ ン 2—ィルヒドラジノカルボニル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩 [化 188]
Mass spectrum (ESI) m/z : 513 (M+H)
(実施例 X—29) 4—" (3. 5—ビスァリルォキシフエニル)一(Ν' フエニルヒドラ ジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 189]
Mass spectrum (ESI) m/z : 472 (M+H)
(実施例 X— 30) 4— ( ( (Ν'—フエニルヒドラジノカルボ二ル)一(3. 4. 5 トリスァリ ルォキシフエニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 528 (M+H)
(実施例 X— 31) 4—(((4ーァリルォキシ 3 ブロモフエニル)一(Ν' フエニルヒ ドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 191]
Mass spectrum (ESI) m/z: 494 (M+H)
施例 X— 32)4— ( ( (3. 5—ビスァリルォキシフエニル)―(Ν' - (2—メトキシフ ェニル)ヒドラジノカルボュル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 192]
Mass spectrum (ESI) m/z: 502 (M+H)
[0287] (実施例 X— 33)4— (((3—エトキシ— 4—ヒドロキシフエニル)―(N,—フエニルヒ ドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 193]
Mass spectrum (ESI) m/z: 420 (M+H)
[0288] (ま施例 X— 34)4— (((2—べンジルォキシ—4. 5—ジメトキシフエ二ル)一(Ν'—
フエニルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 194]
Mass spectrum (ESI) m/z: 526 (M+H)
(実施例 X—35)4— (((5 エトキシー4 イソプロポキシー2 (ピリジンー2—ィ ルメトキシ)フエニル)一(Ν' フエニルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z: 569 (M+H)
(実施例 X— 36)4— (((3.4 ジメトキシフエ二ル)一(Ν'—ピリジン一 2—ィルヒド ラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 196]
Mass spectrum (ESI) m/z : 421 (M+H)
施例 X— 37) 2— (Ν' - (2- (3. 4—ビスァリルォキシフエ-ル)—2— (4—力 ルバムイミドイルフエニルァミノ)ァセチル)ヒドラジノ)安息呑酴 トリフルォロ酢酸塩 [化 197]
Mass spectrum (ESI) m/z : 516 (M+H)
( 施例 X—38) 2— (N,一(2—(4一カルバムイミドイルフエ-ルアミ/)一 2—(3. 4—ジエトキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノ)安息呑酸 トリフルォロ酢酸塩
[化 198]
Mass spectrum (ESI) m/z : 492 (M + H)
施例 X— 39) 2— (N, - (2— (4—カルバムイミドイルフエニルァミノ)—2— (3.
4 -ジメトキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノ)安息呑酸 トリフルォロ酢酸塩
[化 199]
Mass spectrum (ESI) m/z : 464 (M+H)
(実施例 X— 40) 4— ( ( (Ν' —ピリジン一 2—ィルヒドラジノカルボニル)一(3. 4. 5 -トリメトキシフエニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 200]
Mass spectrum (ESI) m/z : 451 (M+H)
施例 X— 41) 4— (N, - (2— (4—カルバムイミドイルフエニルァミノ)—2— (3— エトキシー 4一イソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノ)安息呑酸 トリフルォロ酢 酸塩
[化 201]
Mass spectrum (ESI) m/z : 507 (M + H)
(実施例 X— 42) 4— ( ( (3—エトキシー4一イソプロポキシフエニル)一(Ν'― (4—ト
リフルォロメチルピリミジン 2—ィル)ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 202]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 532 (M+H)
(実施例 X— 43) 4—(((4ーァリルォキシ一 3. 5—ジメチルフ ニル)一 (Ν' フエ ニルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 203]
Mass spectrum (ESI) m/z : 444 (M+H)
(実施例 X— 44) 4— ( ( (4—ヒドロキシ一 3. 5—ジメトキフエ二ル)一(Ν'—ピリジン 2—ィルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩 [化 204]
Mass spectrum (ESI) m/z : 437 (M+H)
(実施例 X—45) 2—(Ν'—(2—(4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)ー2—(4 ヒドロキシー 3. 5—ジメトキシフエ二ル)ァセチル)ヒドラジノ)安息呑酸 トリフルォロ酢 酸塩
[化 205]
Mass spectrum (ESI) m/z : 480 (M+H)ナ
(実施例 X— 46) 4— ( ( (2—エトキシ一4. 5 ジメトキシフエニル)一(N,一フエ二 ルヒドラジノカルボ-ル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酴塩
[化 206]
Mass spectrum (ESI) m/z : 464 (M+H)
施例 X— 47) 4— ( ( (2—(2 ブチュルォキシ)一 4. 5 ジメトキシフエエル)一 ( N' フエニルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 207]
Mass spectrum (ESI) m/z : 488 (M+H)
(実施例 X— 48) 4— ( ( (4. 5 ジメトキシ— 2 プロポキシフエ二ル)—(Ν'—フエ ニルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 208]
Mass spectrum (ESI) m/z : 478 (M+H)
(実施例 X— 49) 2—(4 カルバムイミドイルフエニルァミノ) 2—(3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル) N— (2 メチルー 2. 3 ジヒドロインドールー 1 ィル) ァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 209]
Mass spectrum (ESI) m/z : 502 (M+H)
(実施例 X— 50) 4—(((Ν'—(2. 5 ジクロロフ ニル)ヒドラジノカルボニル)一(3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 210]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 530 (M+H)
(実施例 X—51) 4— ( ( (Ν'—シクロへキシルヒドラジノカルボニル)一(3 エトキシ 4 イソプロポキシフエニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩 [化 211]
(実施例 X— 52) 4—(((3 エトキシー 4一イソプロポキシフエニル)一 (Ν' メチル ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 212]
Mass spectrum (ESI) m/z: 400 (M+H) +
[0307] (実施例 X— 53)4—(((3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル) N メチルヒ ドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 213]
Mass spectrum (ESI) m/z: 400 (M+H)
(実施例 X—54)4— (((3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)一(Ν'—ェチ ルーヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 214]
Mass spectrum (ESI) m/z: 414 (M+H)
[0309] (実施例 X—55)4— (((3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)一(N ェチル ヒドラジノカルボニル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩 [化 215]
Mass spectrum (ESI) m/z : 414 (M+H)
(実施例 X— 56) 4— (2- (Ν'—(6 ジメチルァミノピリジン 3 カルボニル)ヒド ラジノ) 1一(3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ) ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 216]
Mass spectrum (ESI) m/z : 534 (M+H)
(実施例 X— 57) 4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν'— (4ーメトキシ 2 メチルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルァ ミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 217]
Mass spectrum (ESI) m/z : 535 (M+H)
(実施例 X—58) N— (4— (Ν'—(2—(4 カルバムイミドイルフエニルァミノ) 2 一(3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノカルボニル)ピリジ ン 3—ィル)ァセトアミド、 トリフルォロ醉酴塩
[化 218]
Mass spectrum (ESI) m/z: 548 (M+H)
(実施例 X— 59)4—(1一(3 エトキシー 4 イソプロポキシカルボニルフエニル) — 2 (N ' ( 1 メチル 2 ォキソ 1. 2 ジヒドロピリジン 3 カルボニル)ヒド ラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 219]
Mass spectrum (ESI) m/z: 521 (M+H)
(実施例 X— 60)4— (2- (Ν'—(3 ジメチルァミノピリジン 4 カルボニル)ヒド ラジノ) 1 3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチルアミ/) ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 220]
Mass spectrum (ESI) m/z : 534 (M+H)
(実施例 X— 61) 4— (2- (Ν'—(3 シァノピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 221]
Mass spectrum (ESI) m/z : 516 (M+H)
(実施例 X— 62) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν'— (5 -メチルピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルァミノ)ベンズァ ミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 222]
Mass spectrum (ESI) m/z : 505 (M+H)
(実施例 X— 63) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν'— (5 ブロモピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズァ ミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 223]
Mass spectrum (ESI) m/z: 569 (M+H)
(実施例 X— 64)4— (((3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) Ν'—メチ —N' ピリジン 2—ィルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 224]
Mass spectrum (ESI) m/z: 477 (M+H)
(実施例 X—65)3— (Ν' 2—(4 カルバムイミドイルフエニルアミ/)ー2—(3— エトキシー 4 イソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノ)安息呑酸 トリフルォロ酢 酸塩
[化 225]
Mass spectrum (ESI) m/z : 506 (M+H)
(実施例 X— 66) 4— (2- (Ν' ベンゾィルヒドラジノ) 1一(3 エトキシー 4ーィ ソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩 [化 226]
Mass spectrum (ESI) m/z : 490 (M+H)
(実施例 X— 67) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2 ォキソ — 2—(Ν' (ピリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 227]
Mass spectrum (ESI) m/z : 491 (M+H)
(実施例 X— 68) 4—(((Ν'—(2 ブロモフ ニル)ヒドラジノカルボニル)一(3 ェ トキシー 4 イソプロポキシフエニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 228]
Mass spectrum (ESI) m/z: 540 (M+H)
(実施例 X— 69)4—(((Ν'—(2 クロ口フ ニル)ヒドラジノカルボニル)一(3 ェ トキシー 4 イソプロポキシフエニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 229]
Mass spectrum (ESI) m/z: 496 (M+H)
(実施例 X—70)2—(4 カルバムイミドイルフエニルァミノ) -2- (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)—N—モルホリンー4ーィルァセトアミド トリフルォロ酢酸 塩
[化 230]
Mass spectrum (ESI) m/z : 456 (M+H)
(実施例 X— 71) 4— ( ( (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)一(Ν'—(2 ト リフルォロメチルフエニル)ヒドラジノカルボニル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 231]
Mass spectrum (ESI) m/z : 530 (M + H)
( 施例 X— 72) 4—(((3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル)一(Ν'—(5— ニトロピリジン 2—ィル)ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフル ォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z: 508 (M + H)
(実施例 X— 73)4— (((3.4—ジイソプロポキシフエニル)一(Ν'—フエニルヒドラ ジノカルボニル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 233]
Mass spectrum (ESI) m/z: 476 (M+H)
(実施例 X— 74)4— ( ( (3.4—ジイソプロポキシフエニル)―(Ν'—ピリジン— 2- ィルヒドラジノカルボニル)メチル)アミ/)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 234]
Mass spectrum (ESI) m/z: 477 (M+H)
(実施例 X—75)4— (((3.4 ジイソプロポキシフ ニル)一(Ν'—(2 メトキシフ 工ニル)ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 235]
Mass spectrum (ESI) m/z: 506 (M+H)
(実施例 X— 76)4— (1— (3.4 ジイソプロポキシフ 二ル)一 2—ォキソ 2— (N (ピリジンー2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 236]
Mass spectrum (ESI) m/z: 505 (M+H)
(実施例 X—77)2— (Ν' (2—(4 カルバムイミドイルフ ニルァミノ) -2-(3. 4—ジイソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノ)安息香酸 トリフルォロ醉酴塩 [化 237]
Mass spectrum (ESI) m/z: 520 (M+H)
(実施例 X—78)3— (Ν'—(2—(4 カルバムイミドイルフエニルァミノ) -2-(3- エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノ)ー2 クロ口安息香酸 ト リフルォロ酢酸塩
[化 238]
Mass spectrum (ESI) m/z: 540 (M+H)
(実施例 X— 79)4—((2—(2—((2 シァノフ ニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1 一(3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチル)アミ/)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 239]
Mass spectrum (ESI) m/z : 551 (M +H)
(実施例 X— 80) 4—((2—(2—((2 二トロフエニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシ 4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチル)アミノ)ベンズアミジ ン トリフルォロ酢酸塩
[化 240]
Mass spectrum (ESI) /z : 571 (M +H) +
(実施例 X— 81) 4—((2—(2—((2 フルオロフヱニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1一(3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチル)ァミノ)ベンズァ ミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 241]
Mass spectrum (ESI) m/z : 544 (M+H)
(実施例 X— 82) 4—((2—(2—((2 ブロモフ ニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1 一(3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチル)ァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 242]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 604 (M+H)
(実施例 X— 83) 4—((2—(2—((2 メチルフ ニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1 一(3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチル)ァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 243]
Mass spectrum (ESI) m/z: 540 (M+H)
[0338] (実施例 X—84)N—べンゾトリァゾールー 1ーィルー 2—(4一カルバムイミドイルフ ェ-ルァミノ)一 2—(3—エトキシー 4一イソプロポキシフエニル)ァセトアミド トリフル ォロ麵塩
[化 244]
Mass spectrum (ESI) m/z: 488 (M+H)
「03391 ( 施例 X— 85)4— ((2—(2— ((2.4—ジフルオロフェニル)スルホニル)ヒドラジ
ノ)ー1一(3—エトキシー4一イソプロポキシフエニル)ー2—ォキソェチル)ァミノ)ベ ンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 562 (M+H)
(実施例 X— 86) 4—((2—(2—((3 フルオロフ ニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1一 (3 エトキシー4一イソプロポキシフエニル)一 2—ォキソェチル)アミ/)ベンズァ ミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 246]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 544 (M+H)
(実施例 X 87) 4—((2—(2—((4 フルオロフヱニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1一 (3 エトキシー4一イソプロポキシフエニル)一 2—ォキソェチル)ァミノ)ベンズァ ミジン トリフルォロ i¾酸塩
[化 247]
Mass spectrum (ESI) m/z: 544 (M+H)
(実施例 X— 88) 4— ((2—(2— ((3 メトキシフエニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1 一(3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチル)ァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 248]
Mass spectrum (ESI) m/z: 556 (M+H)
(実施例 X— 89)4— ((2—(2— ((4 メトキシフエニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1 一(3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチル)ァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 249]
Mass spectrum (ESI) m : 556 (M+H)
(実施例 X— 90) 4—((2—(2—((3 ブロモフ ニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1 一(3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチル)ァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 250]
Mass spectrum (ESI) m/z : 604 (M+H) +
(実施例 X— 91) 4一((2—(2—((4 ブロモフ ニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1 一(3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチル)ァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 251]
Mass spectrum (ESI) m/z : 604 (M+H)
(実施例 X— 92) 4—((2—(2—((3 シァノフ ニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1
3 ェト_キシ 4 イソプロポキシフエ-ル) 2 ォキソェチル _)アミ/)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 252]
Mass spectrum (ESI) m/z : 551 (M+H)
(実施例 X— 93) 4- LL2- (2- ( A一二トロフ ニル)スルホニル)ヒドラジノ)
(3 エトキシ 4 イソプロポキシフエ-ル) 2 ォキソェチル)アミノ)ベンズアミジ ン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 571 (M +H) +
(実施例 X 94) 4一((2—(2—((4ーァセチルフエニル)スルホニル)ヒドラジノ) 1一(3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチル)ァミノ)ベンズァ ミジン トリフルォロ i¾酸塩
[化 254]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 568 (M +H)
(実施例 X— 95) 3—((2—(2—(4 カルバムイミドイルフ ニルァミノ) 2—(3— エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノ)スルホニル)ベンズアミド トリフルォロ 塩
[化 255]
Mass spectrum (ESI) m/z: 569 (M+H)
(実施例 X— 96)4— (1— (4 ヒドロキシ 3. 5 ジメトキシフエ二ル) 2 ォキソ -2- (Ν' (ピリジン— 3—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 256]
Mass spectrum (ESI) m/z: 465 (M+H)
WM X— 97)4— (1— (2 クロロー 3.4 ジメトキシフエ二ノレ)一 2—ォキソ 2 一(Ν' (ピリジンー2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズアミジン トリフル ォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 483 (M+H)
[0352] (実施例 X—98) 4—(l—(2 クロロー 3, 4 ジメトキシフエ二ノレ) 2 ォキソ 2
— (N,一 (ピリジン 3—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフル ォロ酢酸塩
[化 258]
Mass spectrum (ESI) m/z : 483 (M+H)
「03531 (実施例 X— 99) 4—(1— (2 クロロー 3. 4 ジメトキシフエ二ノレ)ー2 ォキソー2
一(N,一(ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフル ォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 483 (M+H)
[0354] (実施例 X— 100) 4— (2— (N,—ベンゾィルヒドラジノ)—1— (2—クロロー 3. 4—
2 hキシフエ-ル) _— -ォキソェチルアミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 260]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 482 (M+H)
[0355] (実施例 X— 101) 2—(N,一(2—(4一カルバムイミドイルフエニルァミノ)一 2— (2
一クロロー 3. 4—ジメトキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノ)ニコチン酸 トリフルォロ酢 酸塩
[化 261]
Mass spectrum (ESI) m/z: 499 (M+H)
[0356] (実施例 X— 102)4— (1— (2 クロ口一 3. 4 ジメトキシフエ二ル)一 2— (Ν'— ( フラン 2—カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 262]
Mass spectrum (ESI) m/z: 472 (M+H)
(実施例 X— 103)4— ( ( (3 エトキシ 4 イソプロポキシフエニル) - (N,—チォ ベンゾィルヒドラジノカルボニル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩 [化 263]
Mass spectrum (ESI) m/z: 506 (M+H)
[0358] (実施例 X— 104)4—(1一(3—(3 ジメチルアミノー 2. 2 ジメチルプロポキシ) —5 ェチルフエニル) 2—ォキソ 2— (Ν' - (ピリジン一 3 カルボニル)ヒドラジ ノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 546 (M+H)
( 施例 Χ—ί05) 4—(ί一(4 イソプロポキシー3 メトキシフエニル)ー2—ォキ ソー2—(Ν' (ピリジンー2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズアミジン ト リフルォロ酢酸塩
[化 265]
Mass spectrum (ESI) m/z : 477 (M+H)十
(実施例 X— 106) 4—(1一 (4一イソプロポキシー3 メトキシフエニル)ー2—ォキ ソー2—(Ν' (ピリジンー3 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズアミジン ト リフルォロ齚酸塩
[化 266]
Mass spectrum (ESI) m/z : 477 (M+H)
(実施例 X— 107) 4—(1— (5 エトキシー2 フルオロー 4 イソプロポキシフエ二 ル)ー2—ォキソー2—(Ν' (ピリジンー2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベ ンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 267]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 509 (M+H)
(実施例 X— 108) 4—(1— (5 エトキシー2 フルオロー 4 イソプロポキシフエ二 ル)ー2—ォキソー2—(Ν' (ピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベ ンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z: 509 (M+H) +
[0363] (実施例 X— 109)4—(1— (5—エトキシー2 フルオロー 4 イソプロポキシフコ ル) 2 ォキソ 2—(N,一(ピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ) _ ンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 269]
Mass spectrum (ESI) m/z: 509 (M+H)T
「0364] (実施例 X—110)4—(2—(N,一ベンゾィルヒドラジノ)一 1一(5—エト—キシ—2- フルオロー 4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z: 508 (M+H)
[0365] (実施例 Χ—111)4— (2— (Ν'— (2 クロ口べンゾィル)ヒドラジノ)—1— (5 エト キシ 2 フルォロ 4 イソプロポキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ醉酸塩
[化 271]
Mass spectrum (ESI) m/z: 542 (M+H)
[0366] (実施例 X— 112)4—(1一(5 エトキシ 2 フルォロ 4 イソプロポキシフエ二 ル)—2— (Ν' (フラン 2—カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルアミ/)ベン ズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 272]
Mass spectrum (ESI) m/z : 498 (M+H) +
(実施例 X—113) 4—(l—(5 ェトキシ 2 フルォロ 4 イソプロポキシフエ二 ル) 2—(Ν'—(4ーヒドロキシベンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベン ズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 273]
Mass spectrum (ESI) m/z : 524 (M+H)
(実施例 X— 114) 4— ( (2— (2 (フエニルスルホニル)ヒドラジノ) 1 (5 エト キシ 2 フルォロ 4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチル)アミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 274]
Mass spectrum (ESI) /z: 544 (M+H)
(実施例 X— 115) 4—(((3 エトキシ一 4一イソプロポキシフエニル)一 (N '— o ト リルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 275]
Mass spectrum (ESI) m/z: 476 (M+H)
(実施例 X— 116)4— (((Ν'—(6 クロ口ピリダジン 3 ィル)ヒドラジノカルボ二 ル)一 (3—エトキシー 4 イソプロポキシフエニル)メチル)アミ/)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 276]
Mass spectrum (ESI) m/z: 498 (M+H)
[0371] (実施例 X—117) 4— ( ( (Ν'—(6 クロ口ピリジンー2 ィル)ヒドラジノカルボニル )一(3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 277]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 497 (M+H)
[0372] ( 施例 X— 118) 4—(((Ν'—(2 シァノフエニル)ヒドラジノカルボニル)一(3— エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 278]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 487 (M+H)
[0373] ( 施例 X— 119) 4— ( ( (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)一(Ν'—(5— トリフルォロメチルピリジン一 2—ィル)ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ齚酸塩
[化 279]
Mass spectrum (ESI) m/z : 531 (M+H)
(実施例 X— 120) 2— (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)—N—(l. 3 ジォキ ソ 1. 3 ジヒドロイソインドールー 2 ィル)ー2—(3 エトキシー4 イソプロポキ シフエニル)ァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 280]
Mass spectrum (ESI) m/z : 516 (M+H)
(実施例 X— 121) 4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν' (フラン 2—カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 281]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 480 (M+H)
(実施例 X— 122) 4— ( ( (3 エトキシ— 4—イソプロポキシフエニル)―(Ν' - (2, 4. 6—トリメチルフエニル)ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 282]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 504 (M+H)
(実施例 X— 123) 4— (1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2— (Ν' - (2—ヒドロキシベンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 283]
Mass spectrum (ESI) m/z : 506 (M+H)
(実施例 X— 124) 4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキ ソ 2—(N ' フエ-ルァセチルヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 麵塩
[化 284]
0
Mass spectrum (ESI) m/z : 504 (M+H)
(実施例 X— 125) 2— ( (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)一(3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル)ァセチル) N フエニルヒドラジンカルボキサミド トリフ ルォロ酢酸塩
[化 285]
Mass spectrum (ESI) m/z : 505 (M + H)
(実施例 X— 126) 2— ( (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ) 3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル)ァセチル) N— (4—メトキシフエニル)ヒドラジンカルボチ オアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 286]
Mass spectrum (ESI) m/z : 551 (M+H)
(実施例 X—127) 2—(N'— (2— (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)—2—(5
エトキシ 2 フルオロー 4 イソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノ)安息香 酸 トリフルォロ酢酸塩
[化 287]
Mass spectrum (ESI) m/z: 524 (M+H)
(実施例 X— 128)4— (((5—エトキシー2 フルオロー 4 イソプロポキシフエニル )一(Ν' ピリジン 2—ィルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 288]
Mass spectrum (ESI) m/z: 481 (M+H)
(実施例 X—129)4—(((N'— (2.6 ジクロ口フ ニル)ヒドラジノカルボニル)一( 3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 289]
Mass spectrum (ESI) m/z : 530 (M+H)
[0384] (実施例 X— 130) 4— ( ( (3 エトキシー4一イソプロポキシフエニル)一 (Ν'—(2— ニトロフエニル)ヒドラジノカルボニル)メチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 290]
Mass spectrum (ESI) m/z : 507 (M+H)
(実施例 X— 1 31 ) 4— ( ( (3 エトキシー4一イソプロポキシフエニル)一 (Ν' ピリ ジン 4ーィルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 291]
Mass spectrum (ESI) m/z : 463 (M+H)
[0386] (実施例 Χ—ί32) 4— ( ( (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) ヒドラジノカ
ルボニルメチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 292]
Mass spectrum (ESI) m/z: 386 (M+H)
(実施例 X— ί33)4—(1— (3 エトキシ— 4—イソプロポキシフエニル)—2— (Ν' 一(2—フルォロベンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 293]
Mass spectrum (ESI) /z: 508 (M+H)
(実施例 X— 134)4— ( ( (Ν'—ビフエ二ルー 2—ィルヒドラジノカルボニル)一(3— エトキシー4 イソプロポキシフエ-ル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z: 538 (M + H)
[0389] (実施例 X— 135) 4— ( ( (3 エトキシ— 4—イソプロポキシフエニル)一 (Ν' - (2— フエノキシフエニル)ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 讀塩
[化 295]
Mass spectrum (ESI) m/z : 554 (M+H)
(実施例 X— ί36) 4— (1— (3 エトキシ— 4—イソプロポキシフエニル)—2— (Ν' 一(4 フルォロベンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 296]
Mass spectrum (ESI) m/z : 508 (M+H)
[0391] (実施例 X— 137) 4— (1— (3 エトキシ— 4—イソプロポキシフエニル)—2— (Ν' 一(2—メトキシベンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 297]
Mass spectrum (ESI) m/z : 520 (M+H)
( 施例 Χ—ί38) 4—(1一(3—エトキシー4一イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν' - (3-メトキシベンゾィル)ヒドラジノ)一 2—ォキソェチルアミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 298]
Mass spectrum (ESI) m/z : 520 (M + H)
[0393] ( 施例 Χ—ί39) 4— Π —(3—エトキシー4一イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν' 一(4ーメトキシベンゾィル)ヒドラジノ)一 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 299]
Mass spectrum (ESI) m/z : 520 (M+H)
[0394] (実施例 X— 140) 4—(1— (3—エトキシー4一イソプロポキシフエエル)ー2—(N
一(3 フルォ口べンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 300]
Mass spectrum (ESI) m/z : 508 (M+H)
(実施例 X— 141) 4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(N 一(4一二トロべンゾィル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 301]
Mass spectrum (ESI) m/z : 535 (M+H)
(実施例 X— 142) 4—(2—(Ν'—(3 ブロモベンゾィル)ヒドラジノ) 1一(3 ェ トキシー 4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 302]
Mass spectrum (ESI) m/z : 568 (M+H)
(実施例 X— 143) 4—(2—(Ν'—(4一ブロモベンゾィル)ヒドラジノ)一 1一 (3 ェ トキシー 4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 303]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 568 (M+H)
(実施例 X— 144) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν' 一(5 メチルー 1H イミダゾールー 4 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチル ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 304]
Mass spectrum (ESI) m/z : 494 (M+H)
(実施例 X— 145) 4—(1一(3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキ ソー 2—(N, 一(チォフェン 3 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 305]
Mass spectrum (ESI) m/z : 496 (M+H)
[0400] ( 施例 X 146) 4— (2 (N,一(2 ジメチルァミノべンゾィル)ヒドラジノ) 1
(3 エトキシ 4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチルアミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 306]
Mass spectrum (ESI) m/z : 533 (M+H)
( 施例 X— 147) 4— (1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキ ソ 2— (Ν' (ピリミジン一 4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 307]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 492 (M+H)
[0402] (実施例 X— 148) 4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキ
ノ、 ー 2— (Ν' (ピリミジン一 5—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 308]
Mass spectrum (ESI) m/z : 492 (M+H)
(実施例 X— 149) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキ ソー2—(Ν' (ピラジン 2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 309]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 492 (M+H)
(実施例 X— 150) 4— (2- (Ν'—(2 シァノピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 310]
Mass spectrum (ESI) m/z : 516 (M+H)
(実施例 X— 151) 4— (2- (Ν'—(2 ブロモピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 311]
Mass spectrum (ESI) m/z : 569 (M+H)
(実施例 X— 152) 4— (2- (Ν'—(2 クロ口ピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 312]
Mass spectrum (ESI) m/z : 525 (M+H)
(実施例 X— 153) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν' 一(2 メトキシピリジンー3 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 313]
Mass spectrum (ESI) m/z : 521 (M+H)
(実施例 X— 154) 4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキ ソー2—(Ν'—(4 トリフルォロメチルピリジンー3 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァ ミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 559 (M+H)
(実施例 X— 155) 4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキ ソー2—(Ν'—(6 トリフルォロメチルピリジンー3 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァ ミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 315]
Mass spectrum (ESI) m/z : 559 (M+H)
(実施例 X— 156)_4— (1— (3 ェ上キシ— 4—イソプロポキシフエ-ル 1— 2—
一(4 ェチルピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 316]
Mass spectrum (ESI) m/z : 519 (M+H)
(実施例 X— 157) 4— (2- (Ν'—(6 ブロモピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 317]
Mass spectrum (ESI) m/z : 569 (M+H)
(実施例 X— 158) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν' 一(6 メチルピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 318]
Mass spectrum (ESI) m/z : 505 (M+H)
(実施例 X— 159) 4—(1一(3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキ ソー 2—(N,一(チォフェン 2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 319]
Mass spectrum (ESI) m/z : 496 (M+H)
(実施例 X— 160) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(N 一(3 二トロべンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 320]
Mass spectrum (ESI) m/z : 535 (M+H)
(実施例 X— 161) 4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキ ソ 2—(Ν'—(1 ォキシピリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 507 (M+H)
(実施例 X— 162) 4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキ ソー 2—(Ν'—(1 ォキシピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 322]
Mass spectrum (ESI) m/z : 507 (M+H)
(実施例 X— 163) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν' 一(2—メタンスルホニルベンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルアミ/)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 568 (M+H)
(実施例 X— 164)_4— (1— (3—ェ上キシ— 4—イソプロポキシフエ-ル 1— 2—ォキ
ソ一 2— (N,一(2—ピロール - 1—ィルベンゾィル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズァ ミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 324]
Mass spectrum (ESI) m/z : 555 (M+H)
(実施例 X— 165) 4—(1一(3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキ ソー2—(Ν'— (2- (1H—テトラゾールー 5 ィル)ベンゾィル)ヒドラジノ)ェチルアミ ノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 325]
Mass spectrum (ESI) m/z : 558 (M+H)
(実施例 X— 166) N—(4一(Ν'— (2- (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ) 2 一(3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ァセチル)ヒドラジノカルボニル)ピリジ ン 2—ィル)ァセトアミド、 トリフルォロ醉酴塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 548 (M+H)
(実施例 X— 167) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν' 一(2 メチルスルファ二ルビリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチル ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 327]
Mass spectrum (ESI) m/z : 537 (M+H)
(実施例 X— 168) 4— (2- (Ν'—(5 ブロモピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 328]
Mass spectrum (ESI) m/z : 569 (M+H)
(実施例 X— 169) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν' - (5—メチノレピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ)— 2— ソェチルア^ Ζ)ベンズ
アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 329]
Mass spectrum (ESI) m/z : 505 (M+H)
(実施例 X— 170) 4—(1— (3—エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν' 一(6 メチルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 330]
Mass spectrum (ESI) m/z : 505 (M+H)
(実施例 X— 171) 4— (2- (Ν'—(6 クロ口ピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 331]
Mass spectrum (ESI) m/z : 525 (M+H)
(実施例 X— 172) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(N: 6 モルホリン 4ーィルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 332]
Mass spectrum (ESI) m/z : 576 (M+H)
(実施例 X— 173) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキ ソー 2—(Ν'—(3 プロポキシピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベ ンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 333]
Mass spectrum (ESI) m/z : 549 (M+H)
(実施例 X— 174) 4— (2- (Ν'—(4 クロ口ピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 334]
Mass spectrum (ESI) m/z : 525 (M+H)
[0429] (実施例 X— 175) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキ ソー2—(N,一(2—フエノキシベンゾィル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン ト リフルォロ酢酸塩
[化 335]
Mass spectrum (ESI) m/z : 582 (M+H)
[0430] (実施例 X— 176) 4—(2—(N '—(2 ベンジルォキシベンゾィル)ヒドラジノ) 1 一(3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 336]
Mass spectrum (ESI) m/z : 596 (M+H)
(実施例 X— 177)_2— N,—(2— (4—カルバムイミドイルフエニルァミノ) 2- (2
一フルオロー 4, 5—ジメトキシフエ二ル)ァセチル)ヒドラジノ)安息呑酸 トリフルォロ 塩
[化 337]
Mass spectrum (ESI) m/z : 482 (M+H)
(実施例 X— 178) 4— (2— (Ν'—ベンゾィルヒドラジノ)ー1ー(2—フルオロー 4. 5 ージメトキシフエニル)一 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩 [化 338]
Mass spectrum (ESI) m/z : 466 (M+H)
(実施例 X— 179) 4— (1—(2—フルオロー 4. 5—ジメトキシフエニル)一 2—(Ν' - (フラン— 2—カルボュル)ヒドラジノ)—2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 456 (M + H)
(実施例 X— 180) 2—(4 カルバムイミドイルフエニルァミノ) N—(1. 3 ジォキ ソ一 1. 3 ジヒドロイソインドール一 2—ィル) 2— (2 フルォロ一 4. 5 ジメトキシ フエ-ル)ァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 340]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 492 (M+H)
(実施例 X— 181) 4—((2— (2- (フ ニルスルホニル)ヒドラジノ)一 1一 (2 フル オロー 4. 5 ジメトキシフエ-ル) 2—ォキソェチル)アミ/)ベンズアミジン トリフル ォロ酢酸塩
[化 341]
Mass spectrum (ESI) m/z : 502 (M+H)
(実施例 X—182) 4—(l—(2 フルオロー 4. 5 ジメトキシフ ニル)ー2 ォキソ 2—(N, 一(ピリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z: 467 (M+H)
(実施例 X— 183)4—(1一 (2 フルオロー 4. 5 ジメトキシフ ニル)一 2 ォキソ — 2—(Ν' (ピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 343]
Mass spectrum (ESI) m/z: 467 (M+H)
(実施例 X— 184)4— (2- (Ν'—(2 クロ口べンゾィル)ヒドラジノ) 1一(3 エト キシー4 イソプロポキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリフル ォロ酢酸塩
[化 344]
Mass spectrum (ESI) m/z: 524 (M+H)
(実施例 X— 185)4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(Ν' -(3-ヒドロキシベンゾィル)ヒドラジノ) -2-ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン
フルォロ酢酸塩
[化 345]
Mass spectrum (ESI) m/z : 506 (M+H)
(実施例 X—186) 4—(2—(N'— (3. 6 ジクロ口ピリジン 2 カルボニル)ヒドラ ジノ) 1 3 エトキシー 4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチルアミ/)ベ ンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 346]
Mass spectrum (ESI) m/z : 559 (M+H)
(実施例 X— 187) 2—(4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)—N—(l. 3 ジォキ ソ 1. 3 ジヒドロピロ口「3. 4— clピリジンー2—ィノレ)ー2—(3 エトキシー4 イソ プロポキシフエニル)ァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 347]
Mass spectrum (ESI) m/z : 517 (M+H)
(実施例 X— 188) 4— ( (2—(2 (ピリジン 2 スルホニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—ォキソェチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 348]
Mass spectrum (ESI) m/z : 527 (M+H)
(実施例 X— 189) 4— ( (2- (2- (ピリジン 3 スルホニル)ヒドラジノ) 1 3 ェトキシ 4 イソプロポキシフエニル) 2 ォキソェチル)アミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 349]
Mass spectrum (ESI) m/z : 527 (M+H)
(実施例 X— 190) 4— (2- (Ν'—(6 クロ口ピリジンー2 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 525 (M+H)
(実施例 X— 191) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(N 一(2 モルホリン 4ーィルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 351]
Mass spectrum (ESI) m/z : 576 (M+H)
(実施例 X— 192) 4—(1— (3 エトキシー4 イソプロポキシフエニル)ー2—(N モルホリン 4ーィルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 352]
Mass spectrum (ESI) m/z : 576 (M+H)
(実施例 X—193) 4—(l—(2 フルオロー 4. 5 ジメトキシフエニル)—2—(Ν' 一 (4一メチルピリジン一 3 カルボニル)ヒドラジノ)一 2—ォキソェチルァミノ)ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 353]
Mass spectrum (ESI) m/z : 481 (M+H)
(実施例 X— 194) 2—(4一 (1— (4一カルバムイミドイルフエ-ルァミノ)ー2—(Ν' 一(6 メチルピリジン 2 カルボニル) ヒドラジノ) 2—ォキソェチル) 2 エト キシフエノキシ)—Ν. Ν ジメチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 354]
Mass spectrum (ESI) m/z : 548 (M+H)
(実施例 X— 195) 4—(2—(Ν'—(2 クロ口べンゾィル)ヒドラジノ) 1一(4 (2 ージメチルアミノエトキシ)ー3 エトキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズァ ミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 355]
Mass spectrum (ESI) m/z : 553 (M+H)
[0450] (実施例 X— 196) 4— (1— (4—(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ二 ル) 2—ォキソ 2—(Ν'—(2 メトキシピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ)ェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 356]
Mass spectrum (ESI) m/z : 550 (M+H)
[0451] (実施例 X— 197) 4— (1— (4—(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエ二 ル)ー2—ォキソー2—(Ν'—(3 メチルピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ)ェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 534 (M+H)
(実施例 X— 198) 4—(((4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエニル) 一(N ' (フエニルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 358]
(実施例 X— 199) 4一(((4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエニル) 一(Ν'—(2—フルオロフ工ニルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 359]
Mass spectrum (ESI) m/z: 509 (M + H)
( 施例 X— 200) 4 (((4~ (2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエニル) 一(N,一(2—クロ口フエニルヒドラジノカルボニル)メチル)アミ/)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 360]
Mass spectrum (ESI) m/z: 525 (M+H)
施例 X— 201)4—(((4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエニル) 一(Ν'—(2—ブロモフエニルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 361]
Mass spectrum (ESI) m/z : 569 (M+H)
(実施例 X— 202) 4—(((4一(2 ジメチルアミノエトキシ) 3 エトキシフエニル) 一(Ν'—(2—トリフルォロメチルヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 559 (M+H)
(実施例 X— 203) 2—(3— ( (4 カルバムイミドイルフ ニルァミノ)一(Ν'—(2— メトキシフエニル)ヒドラジノカルボニル)メチル) 5—エトキシフエノキシ) Ν. Ν ジ メチルァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 363]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 535 (M+H) τ
(実施例 X— 204) 4—(((3—(2 ジメチルアミノエトキシ) 5 エトキシフエニル) 一(Ν'—(2—メトキシフエニル)ヒドラジノカルボニル)メチル)ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 521 (M+H)
(実施例 X— 205) 4—(1— (3—(2 ジメチルアミノエトキシ) 5 エトキシフエ二 ル)ー2—ォキソー2—(Ν' (ピリジンー2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベ ンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 365]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 520 (M+H)
(実施例 X— 206) 2- (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ) -N- (1. 3 ジォキ ソ一 1. 3 ジヒドロイソインドール 2 ィル) 2— (5—エトキシ一 2 フルォロ 4 イソプロポキシフエニル)ァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 366]
Mass spectrum (ESI) m/z : 534 (M+H)
(実施例 X— 207) 4—(1— (5 エトキシー2 フルオロー 4 イソプロポキシフエ二 ル) 2—(Ν'—(3 メチルピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 367]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 523 (M+H)
(実施例 X— 208) 4— (2- (Ν'—(3 ブロモピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (5 エトキシー2 フルオロー 4 イソプロポキシフエニル)ー2 ォキソェチル ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 368]
Mass spectrum (ESI) m/z : 587 (M+H)
(実施例 X— 209) 4—(1— (5—エトキシー2 フルオロー 4 イソプロポキシフエ二 ル)ー2—(Ν'—(4 メチルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 369]
Mass spectrum (ESI) m/z : 523 (M+H)
(実施例 X— 210) 4—(1— (5 エトキシー2 フルオロー 4 イソプロポキシフエ二 ル) 2—(Ν'—(2 フルォロピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 370]
Mass spectrum (ESI) m/z : 527 (M+H)
(実施例 X— 211) 4—(1— (5 エトキシー2 フルオロー 4 イソプロポキシフエ二 ル) 2—(Ν'—(3 メチルピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 371]
Mass spectrum (ESI) m/z: 523 (M+H)
[0466] (実施例 X— 212)4—(1— (5 エトキシー2 フルオロー 4 イソプロポキシフエ二 ル)ー2—(Ν'—(3 フルォロピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 372]
Mass spectrum (ESI) m/z: 527 (M+H)
[0467] (実施例 X— 213)4—(2—(Ν'—(3 ブロモピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ)
— 1—し 5 エトキシ 2 フルォロ 4 イソプロポキシフエ-ル) _ 2 -ォキソェチル ァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 373]
Mass spectrum (ESI) m/z: 587 (M+H)
(実施例 Χ-214)_4-(2-(Ν'-ベンゾィルヒ ジ L— 2 -: ¾ソ 1— (3.4.
5 -トリメトキシフエ-ル)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 478 (M+H)
[0469] (実施例 X— 215) 4—(2—(Ν'—(4ーヒドロキシベンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキ ソ— 1— (3. 4. 5 トリメトキシフエニル)ェチルアミ/)ベンズアミジン ヒリフルォロ J
[化 375]
Mass spectrum (ESI) m/z : 494 (M+H)
(実施例 X—216) 2—(4ーカルバムィミドィルフェ-ルァミノ)ーN—(1. 3 ジォキ ソ一 1. 3 ジヒドロイソインドール一 2—ィル) 2— (3. 4. 5 トリメトキシフエニル)ァ セトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 376]
Mass spectrum (ESI) m/z : 504 (M+H)
[0471] (実施例 X— 217) 4—(2—(Ν' (フラン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキ ソ一 1— (3. 4. 5 トリメトキシフ ニル)ェ ルア^)ベンズア ジン トリフルォロ酢
[化 377]
Mass spectrum (ESI) m/z : 468 (M+H)
(実施例 X— 218) 4—(2 ォキソ 2—(Ν' (ピリジン 2 カルボニル)ヒドラジ ノ) 1一(3. 4. 5 トリメトキシフエニル)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 378]
Mass spectrum (ESI) m/z : 479 (M+H)
(実施例 X— 219) 4—(2 ォキソ 2—(Ν' (ピリジン 3 カルボニル)ヒドラジ ノ) 1一(3. 4. 5 トリメトキシフエニル)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢 酸塩
[化 379]
Mass spectrum (ESI) m/z : 479 (M+H)
(実施例 X— 220) 4—(2 ォキソ 2—(Ν' (ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジ ノ)ー1ー(3. 4. 5 トリメトキシフエ-ル)ェチルアミ/)ベンズアミジン トリフノレオ口酢
酸塩
[化 380]
Mass spectrum (ESI) m/z: 479 (M+H)
[0475] (実施例 X— 221)4— (2— (Ν'—ベンゾィルヒドラジノ) 1— (3, 4 ジエトキシフ ェニル) 2—ォキソェチルァミノ iベンズアミジン hUフルォロ
[化 381]
Mass spectrum (ESI) m/z: 476 (M+H)
(実施例 X— 222)4— (2- (Ν' - (2—クロ口べンゾィル)ヒドラジノ) (3,4- ジエトキシフエニル) 2—ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩 [化 382]
Mass spectrum (ESI) m/z: 510 (M+H)
[0477] (実施例 X— 223)4—(1— (3.4 ジエトキシフエ二/レ)ー2—(N,一(4ーヒドロキ シベンゾィル)ヒドラジノ)— 2—ォキソェチルァミノ 1ベンズアミジン トリフルォロ酢酸
[化 383]
Mass spectrum (ESI) m/z : 492 (M+H)
( 施例 X— 224) 2—(4 カルバムイミドイルフエニルアミ/) 2—(3. 4 ジエト キシフエ-ル)一 N— (1. 3 ジォキソ一" 1 . 3 ジヒドロイソインドールー 2—ィル)ァ セトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 384]
Mass spectrum (ESI) m/z : 502 (M+H)
( 施例 X— 225) 4— (1— (3. 4 ジェトキシフエニル) 2— (Ν' (フラン一 2— カルボニル)ヒドラジノ) 2—ォキソーェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 385]
466 (Μ+Η)
(実施例 X— 226) 4—(1— (3. 4—ジエトキシフエニル)—2—ォキソ—2— (Ν' - ( ピリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 386]
Mass spectrum (ESI) m/z : 477 (M+H)
(実施例 X— 227) 4— (1— (3. 4 ジエトキシフ ニル)—2—ォキソ—2— (Ν' - ( ピリジン 3—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 387]
Mass spectrum (ESI) m/z : 477 (M+H)
(実施例 X— 228) 4— (1 - (3. 4 ジエトキシフエニル)—2—ォキソ—2— (Ν' - ( ピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸 塩
[化 388]
Mass spectrum (ESI) m/z: 477 (M+H)
(実施例 X— 229) 4—(2—(Ν' ベンゾィルヒドラジノ)一 1一 (4一イソプロポキシ 3 メトキシフエ-ル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩 [化 389]
Mass spectrum (ESI) m/z: 476 (M+H)
(実施例 X— 230) 4—(2— (N,一(2 クロ口べンゾィル)ヒドラジノ)ー1 (4 イソ プロポキシ 3 メトキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリフル ォロ酢酸塩
[化 390]
Mass spectrum (ESI) m/z: 510 (M+H)
(実施例 X— 231)4— (2— (Ν'— (4 ヒドロキシベンゾィル)ヒドラジノ)—1— (4 イソプロポキシー3 メトキシフエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 391]
Mass spectrum (ESI) m/z : 492 (M+H)
(実施例 X—232) 2- (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ) -N- (1. 3 ジォキ ソ一 1. 3 ジヒドロイソインドール一 2—ィル) 2— (4—イソプロポキシ 3 メトキシ フエニル)ァセトアミド トリフルォロ醉酴塩
[化 392]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 502 (M+H)
(実施例 X— 233) 4— (2- (Ν' (フラン 2 カルボニル)ヒドラジノ) 1一(4 イソプロポキシ 3 メトキシフエニル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 393]
Mass spectrum (ESI) m/z : 466 (M+H)
(実施例 X— 234)_4— (2— (N,—ベンゾィルヒ ジノ) _ 1— —エト _キシ— 4— (
2—メトキシエトキシ)フエニル) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ 塩
[化 394]
Mass spectrum (ESI) m/z : 506 (M+H)
(実施例 X— 235) 4—(1— (3 エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル)—2 一(Ν'—(4ーヒドロキシベンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 395]
Mass spectrum (ESI) m/ z : 522 (M+H)
(実施例 X— 236) 2- (4 カルバムイミドイルフエニルァミノ) -N- (1. 3 ジォキ ソ一 1. 3 ジヒドロイソインドール一 2—ィル) 2— (3 エトキシ一 4— (2 メトキシ エトキシ)フエニル)ァセトアミド トリフルォロ酢酸塩
[化 396]
Mass spectrum (ESI) m/z : 532 (M+H)
(実施例 X— 237) 4—(1— (3 エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル)ー2 一 (Ν' (フラン一 2—カルボニル)ヒドラジノ)一 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジ ン トリフルォロ酢酸塩
[化 397]
Mass spectrum (ESI) m/z : 496 (M+H)
(実施例 X— 238) 4—(1— (3 エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル)ー2 ーォキソ 2—(Ν' (ピリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 398]
Mass spectrum (ESI) m/z : 507 (M+H)
(実施例 X— 239) 4—(1— (3 エトキシー4一(2 メトキシエトキシ)フエニル)ー2 ーォキソー2—(Ν' (ピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ)ェチルァミノ)ベンズアミ ジン トリフルォロ酢酸塩
[化 399]
Mass spectrum (ESI) m/z: 507 (M+H)
(実施例 X— 240)4—(1一(2 フルオロー 4. 5 ジメトキシフ ニル) 2 ォキソ — 2—(Ν'— (1—ォキシピリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチルアミ/)ベンズァ ミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 400]
Mass spectrum (ESI) m/z: 483 (M+H)
(実施例 X— 241)4— (2- (Ν'—(4 クロ口ピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 1 (2 フルオロー 4. 5 ジメトキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズァ ミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 401]
Mass spectrum (ESI) m/z: 501 (M+H)
(実施例 X—242)4—(l—(2 フルオロー 4. 5 ジメトキシフエ二ル)ー2—(Ν' -(4-モルホ ン— 4 レビ 2ジン 3 カルボニル)ヒドラジノ) 2 -ォ ソェ!:
ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 552 (M+H)
(実施例 X— 243) 4—(2—(Ν'—(2 フルォロベンゾィル)ヒドラジノ) 1一(2— フルオロー 4. 5 ジメトキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリ フルォロ酢酸塩
[化 403]
Mass spectrum (ESI) m/z : 484 (M+H)
(実施例 X—244) 4—(l—(2 フルオロー 4. 5 ジメトキシフエニル)ー2—(Ν' 一(2—二トロべンゾィル)ヒドラジノ) 2—ォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフ ルォロ酢酸塩
[化 404]
Mass spectrum (ESI) m/z: 511 (M+H)
[0499] (実施例 X— 245) 4—(2—(Ν'—(2 ジメチルァミノべンゾィル)ヒドラジノ) 1
(2 -フルォロ 4 5 ジメト_キシフエ-ル) _ 2 ォキソェチルアミ/)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 405]
Mass spectrum (ESI) m/z: 509 (M+H)
(実施例 X— 246) 2—「Ν'—「2—(4 カルバムイミドイルフ ニルァミノ) 2— (4 ジメチルカルバモイルメトキシ 3—エトキシフエニル)ァセチル Ίヒドラジノ Ί安息香 酸 トリフルォロ酢酸塩
[化 406]
Mass spectrum (ESI) m/z: 549 [(M+l) (M+1)T
[0501] (実施例 ー247)4—「1ー「4ー(2—ァミノー2 メチルプロポキシ) 3 エトキシ フエニル 1 2—「Ν'—(2—クロ口べンゾィル) ヒドラジノ Ί 2—ォキソェチルァミノ Ί ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化術]
Mass spectrum (ESI) m/z: 554 (M+l)
(実施例 X— 248) 4一「1一「4一(2 アミノー 2 メチルプロポキシ)一 3 エトキシ フエニル Ί 2 「Ν' (3 フルォロピリジンー4 カルボニル) ヒドラジノ Ί 2— ォキソェチルァミノ 1ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z: 538 (M+l)
(実施例 X— 249) 2—「Ν'—「2—「4一(2 アミノー 2 メチルプロポキシ) 3— エトキシフエニル Ί 2—(4 カルバムイミドイルフエニルァミノ)ァセチル Ίヒドラジノ Ί 安息呑酴 トリフルォロ酢酸塩
[化 409]
Mass spectrum (ESI) m/z: 535 (M+l)
(実施例 X— 250) 2—(Ν'—(2—(4 カルバムイミドイルフ ニルァミノ)ー2—(3 —エトキシ— 4— (2—メトキシエトキシ)フエニル)ァセチル)ヒドラジノ)安息香酸 トリ フルォロ酢酸塩
[化 410]
Mass spectrum (ESI) m/z : 522 (M+ l)
(実施例 X— 251) 2—(Ν'—(2—(4 カルバムイミドイルフ ニルァミノ) 2—(4 一(2 ジメチルアミノー 1 メチルエトキシ) 3 エトキシフエニル)ァセチル)ヒドラ ジノ) ^ ^南、 トリフルォロ i¾酸塩
[化 411]
Mass spectrum (ESI) m/z : 549 (M+ l)
(実施例 X— 252) 4—(2—(Ν'—(2 クロ口べンゾィル)ヒドラジノ) 1一(4 (2 ージメチルアミノー 1 メチルエトキシ) 3 エトキシフエ-ル) 2—ォキソェチルァ ミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
Mass spectrum (ESI) m/z : 567 (M+ l)
(実施例 X— 253) 4—(1一(4一(2 ジメチルアミノー 1 メチルエトキシ) 3 ェ トキシフエニル) 2—ォキソ 2—(Ν' (ピリジン 2—カルボニル)ヒドラジノ)ェチ ルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 413]
Mass spectrum (ESI) m/z : 534 (M+ l)
(実施例 X— 254) 4—(1一(4一(2 ジメチルアミノー 1 メチルエトキシ) 3 ェ トキシフエニル)ー2—(Ν'—(3 フルォロピリジンー4 カルボニル)ヒドラジノ) - 2 ーォキソェチルァミノ)ベンズアミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 414]
Mass spectrum (ESI) m/z : 552 (M+ l J
(実施例 X— 255) 4— i l一(2 フルォロ 5 メトキシ 3 プロポキシフエニル) - 2-ォキソ— 2— [N, ^ジン— 2—カルボニル)ヒドラジノ Ίェチルァミノ 1ベンズ
アミジン トリフルォロ i¾酸塩
[化 415]
Mass spectrum (ESI) m/z : 495 (M+ l)
(実施例 X— 256) 4— 一(2 フルオロー 5 メトキシー 3 プロポキシフエニル) 2—ォキソー2—「Ν' (ピリジンー3 カルボニル)ヒドラジノ Ίェチルアミノ}ベンズ アミジン トリフルォロ酢酸塩
[化 416]
Mass spectrum (ESI) m/z : 495 (M+ l)
(実施例 X— 257) 4—「2—「Ν'—(2 クロ口べンゾィル)ヒドラジノ Ί 1一(2 フ ルォロ 5 メトキシ 3 プロポキシフエ-ル) 2 ォキソェチルアミノ 1ベンズアミ ジンン 塩酸塩
[化 417]
Mass spectrum (ESI) m/z: 528 (M+l)
(実施例 Χ—258)2—ίΝ'—「2— (4 カルバムイミドイルフ ニルァミノ) 2—(2 フルォロ 5—メトキシ 3—プロポキシフエニル)ァセチル Ίヒドラジノ }安息香酸 請塩
[化 418]
HCI
Mass spectrum (ESI) /z: 510 (M+l)"
(実施例 X— 259) 4— il 2 フルォロ 5 メトキシ 3 プロポキシフエニル) -2-「Ν' (3 メチルピリジンー2 カルボニル)ヒドラジノ Ί 2—ォキソェチルァ ミノ 1ベンズアミジン 塩酸塩
[化 419]
HCI
Mass spectrum (ESI) m/z: 509 (M+l) +
(実施例 X— 260)4—「2—「Ν'—(3 ブロモピリジン 2 カルボニル)ヒドラジノ Ί 1 (2 フルオロー 5 メトキシー3 プロポキシフエニル)ー2 ォキソェチルアミ ノ Ίベンズアミジン 塩酸塩
HCI
Mass spectrum (ESI) m/z: 573 (M+l) +
(実施例 X— 261)4— il 2 フルォロ 5 メトキシ 3 プロポキシフエニル) — 2 Ν'— (4 メチルピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ Ί 2—ォキソェチルァ ミノ 1ベンズアミジン 塩酸塩
[化 421]
HCI
Mass spectrum (ESI) m/z: 509 (M+l) +
(実施例 X— 262)4—「2—「Ν'—(4 クロ口ピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ Ί 1 (2 フルオロー 5 メトキシー3 プロポキシフエニル)ー2 ォキソェチルアミ ノ Ίベンズアミジン 塩酸塩
[化 422]
HCI
Mass spectrum (ESI) m/z: 529 (M+l) +
(実施例 X— 263) 4— il一(2 フルォロ 5 メトキシ 3 プロポキシフエニル) — 2—「Ν'— (2 フルォロピリジン 3 カルボニル)ヒドラジノ Ί 2 ォキソェチル アミ べンズアミジン 塩酸塩
[化 423]
HCI
Mass spectrum (ESI) m/z: 513 (M+l) +
[0518] (実施例 X— 264) 4 ί 1一(2 フルォロ 5 メトキシ 3 プロポキシフエニル)
- 2 -ΓΝ ' - (3 メチノレピリジン― 4 カルボニル)ヒドラジノ Ί 2 -ォキソェチルァ ミノ 1ベンズアミジン 塩酸塩
[化 424]
HCI
Mass spectrum (ESI) m/z: 509 (M+l)"
[0519] (実施例 X— 265)4— ί_1— (2—フルオロー 5—メト_キシ一 3 プロポキシフエ-ル i
2—「Ν'—(3 フルォロピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ Ί 2 ォキソェチル ァミノ 1ベンズアミジン 塩酸塩
[化 425]
HCI
Mass spectrum (ESI) m/z: 513 (M+l)"
[0520] (実施例 X— 266)4—「2—「Ν'—(3 クロ口ピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ Ί
— 1 し 2 フルォロ 5 メトキシ 3 プロポキシフエ-ル) _ 2 ォキソェチルアミ
ノ Ίベンズアミジン 塩酸塩
[化 426]
HCI
Mass spectrum (ESI) m/z : 529 (M + l) +
[0521] (実施例 X— 267) 4—「2—「Ν '—(3 ブロモピリジン 4 カルボニル)ヒドラジノ Ί
— 1 し 2 フルォロ 5 メトキシ 3 プロポキシフエ-ル) _ 2 ォキソェチルアミ ノ Ίベンズアミジン 塩酸塩
[化 427]
HCI
Mass spectrum (ESI) m/z : 573 (M + l) "
[0522] (薬理試験例 1)
[血液凝固第 Vila因子に対する阻害活性]
[0523] ( 1)方法
本発明化合物の濃度が lOmmolZLであるジメチルスルホキシド(DMSO)溶液を 調製した( lOmmolZLィ匕合物溶液)。
トリス一ヒドロキシメチルァミノメタン一プレセット(Trisプレセット)(SIGMA社製 力 タログ番号 T8293)—包、塩化ナトリウム(NaCl) 8. 8g、ゥシ血清アルブミン(BSA) lgを水 1Lに溶解し、 Tris- BSA緩衝液 (100mmol/L Tris,0.15mol/L NaCl, 0.1% BSA, pH7.4)を調製した。
上記 lOmmolZL化合物溶液(20 L)に上記 Tris- BSA緩衝液(180 L)を加え
た。当該混合溶液に対して、上記 Tris-BSA緩衝液を用いて 10倍希釈系列を実施し 、化合物の濃度が 1. Ommol/L, 100、 10、 1および 0.: L molZLである各溶液 をそれぞれ作製した(1. Ommol〜0.: L molZLの各化合物溶液)。
DMSOを上記 Tris-BSA緩衝液で 10倍に希釈した溶液をコントロールとして準備し た(コントロール 10%溶液)。
Trisプレセット一包、 NaCl(8. 8g)、: BSA(lg)を水(約 900mL)に溶解し、次いで ImolZL塩化カルシウム(CaCl )水溶液(15mL)、 lmgZmLセフアリン(Cephalin
2
)水溶液(30mL)をカ卩え、全量が 1Lになるように水をカ卩えた。次いでこの溶液に、ヒト 組織因子 (TF)標品(Calbiochem社製,カタログ番号 612151)の濃度が lOnmol /Lとなるように TF標品(450 μ g)を加え、次!、で、ヒト血液凝固第 7因子 (Factor VII a)精製標品 (Enzyme Research Laboratories社製,カタログ番号 HFVIIa)の濃度が 5n mol/Lとなるように Factor Vila精製標品(250 μ g)を加え、酵素溶液を調製した (10 Ommol/L Tris— HC1, 0.15mol/L NaCl, 15mmol/L CaCl , 30 μ g/mLし ephalin, lmg/m
2
L BSA, lOnmol/L TF, 5nmol/L Factor Vila )。
上記酵素反応液 110 Lに 1. Ommol〜0. 1 molZLの上記各化合物溶液を 1 5 μ Lカロえ、次いで 1. OmmolZLの合成発色基質溶液 (spectrozyme VII)を 25 μ L 加え、室温にて 40分間静置した。その後、溶液中に遊離した 4—二トロア-リドの量 を吸光度測定 (405nm)により定量した。
上記化合物溶液のかわりに上記コントロール 10%溶液を用いて、コントロールとし て同様に測定した。
当該測定により本発明の各化合物 100 molZLから 1. OnmolZL存在下での酵 素反応阻害率を得た。これらの各化合物濃度での酵素反応阻害率につ!、て非線形 回帰分析し、各化合物の血液凝固第 Vila因子に対する阻害活性の IC50値を算出 した。
[0524] (2)結果
表 1に、各化合物における、血液凝固第 Vila因子に対する阻害活性の IC50値 (IC 50 FVIIa /z M))を示す。
[0525] [表 1]
IC50 of FVHa (mM) 1C50 of FVHa (mM) 実施例 2 0. 096 実施例 60 0. 203
実施例 3 0. 051 実施例 61 0. 1 84
実施例 9 0. 31 6 実施例 72 0. 259
実施例 1 0 0. 233 実 例76 0. 1 69
実施例 23 0. 255 実施例 78 0. 049
実施例 25 0. 084 実施例 81 0. 078
実施例 27 0. 069 実施例 X— 246 0. 1 65 実施例 32 0. 1 1 0 実施例 X— 24フ 0. 336
実施例 33 0. 057 実施例 X— 248 0. 1フ3
実施例 34 0. 063 実施例 X— 251 0. 1 66
実施例 53 0. 1 64 実施例 X— 252 0. 098
実施例 56 0. 1 98 実施例 X— 254 0. 050
[0526] (薬理試験例 2)
[血液凝固時間延長作用]
[0527] (1)方法
本発明化合物の濃度が lOmmolZLであるジメチルスルホキシド(DMSO)溶液を 調製した( lOmmolZLィ匕合物溶液)。
トリス一ヒドロキシメチルァミノメタン一プレセット(Trisプレセット)(SIGMA社製 力 タログ番号 T8293)—包、塩化ナトリウム(NaCl) 8. 8g、ゥシ血清アルブミン(BSA) lgを水 1Lに溶解し、 Tris- BSA緩衝液 (100mmol/L Tris,0.15mol/L NaCl, 0.1% BSA, pH7.4)を調製した。上記 lOmmolZL化合物溶液(20 L)に上記 Tris-BSA緩衝液( 180 L)をカ卩えた。当該混合溶液に対して、上記 Tris- BSA緩衝液を用いて 1000, 300, 100, 30, 10, 3および 1 mol/Lのィ匕合物溶液を作製した。
DMSOを上記 Tris-BSA緩衝液で 10倍に希釈した溶液をコントロールとして準備し た(コントロール 10%溶液)。
外因系凝固の指標であるプロトロンビン時間の測定はヒト正常血漿 90 μ Lに上記化 合物溶液 10 Lを加え、 37°Cにて 3分以上インキュベーションした。そこに 37°Cにカロ 温しておいた 0. 5単位 ZmLのヒトトロンボプラスチン溶液(トロンボレル S、ディドべ
一リングマールブルグ社製、カタログ番号: GTS— 200A)を 100 /z Lカ卩え、血液を凝 固させた。血液凝固時間はスチールボール法により計測した。
当該 S'J定により本発明の各ィ匕合物 100、 30、 10、 3、 1、 0. 3および 0. 1 μ mol/L 存在下での血液凝固時間を測定した。これらの各化合物濃度での血液凝固時間に ついて、コントロールの凝固時間と比べて 10%延長する化合物濃度を算出した。
[0528] (2)結果
表 2に、各化合物における血液凝固時間について、コントロールの凝固時間と比べ て 10%延長する化合物濃度 (h PT xl .1( M))を示す。
[0529] [表 2]
産業上の利用可能性
[0530] 本発明の化合物は、優れた血液凝固の抑制作用を有し、より安全で、適度な物理 化学的な安定性を有するので、医薬、特に血栓形成に伴う疾患の治療または予防に 有用な医薬となり得る。