WO2003035084A1 - Dispersion aqueuse extra fine de metal precieux pour le massage de la tete - Google Patents

Description

へッドマッサージ用の貴金属超微分散水 技術分野

本発明は、 頭皮に塗布して頭部をマッサージケアするのに適した貴金属の超微 粒子の超微分散したへッドマッサージ処理液に関する。 背景技術

金、 白金、 銀などの貴金属は、 古来から貴重な金属として重用され、 主として 装飾や財宝の形態で使用されてきたが、 近年には人体の健康増進への効能も認識 され、純金ブレスレツトゃ金箔入りの日本酒などとして利用されていた。 し力 し、 これらの健康製品は、高価な貴金属を含んでいるという高級感は感受していても、 実際的な健康面への効能は十分に知得されていなかった。

ところ力 最近、 健康志向の社会的風潮に応じて、 貴金属の健康機能が再び注 目されはじめ、 貴金属の金属単体や金箔のような装飾に用いるよりも貴金属ィォ ンゃ貴金属微粒子などの形態での使用が、 健康増進機能が顕著であるころが知ら れるに至った。

貴金属イオンや貴金属微粒子の健康増進機能や病気治癒効果の可能性は注目度 が高く、 貴金属の健康面への寄与の大きいことも知られており、 応用面では貴金 属イオンや貴金属の微粒子の水溶液や水分散液の利用が重要ではあるが、 これら の実用化においてはいくつかの解決されるべき問題点があり、 今後の技術展開が 期待されるところであった。

すなわち、 従来、 貴金属イオンや貴金属微粒子を水に溶け込ますのは極めて難 しく、 そのため生産コストや経済性を満たすことができず、 しかも健康増進機能 において十分な効果が検証されないなどの問題が残つていた。

一方、 頭皮のマッサージも種々の方法でおこなわれており （特開平 7— 1 6 3 0 4号公報）、 マッサージを行う機器の開発もされてきた （特開平 8— 6 8 8号 公報、 特開平 1 1一 4 7 2 1 1号公報、 特開平 1 1— 1 9 6 9 2 5号公報） 力 いずれも頭髪の育毛促進を目的とする方法に関するものであり、 頭皮を清潔にし たり、 育毛剤や熱を加えて頭皮下の血行を良くすることと頭部のマッサージを併 用して育毛促進することを目的とするものであった。 発明の開示

本発明者らは、 貴金属の超微粒子を水に超微分散する方法として、 貴金属箔を 浮遊させた高圧水中で酸素と水素の混合ガスを燃焼させ、 その燃焼ガスで貴金属 箔片を加熱 ·溶融する方法や貴金属電極とその対極との間で、 プラズマ水中放電 させて生ずる貴金属イオン蒸気を水と接触 ·超微分散さる方法を新規に開発し、 貴金属超微粒子の超微分散水を得ることが可能となったことに鑑み、 貴金属の健 康増進機能や病気治癒効果の可能性への適用の一つとしてこの貴金属超微粒子の 超微分散水を頭皮に塗布してへッドマッサージをする脳の活性化に有効な貴金属 超微粒子の超微分散水を作成することに成功した。

すなわち、 本発明では、 貴金属超微粒子の電気安定性に優れていることを利用 して、 貴金属の超微粒子の超微分散水を頭部に塗布後にへッドマッサージするこ とにより神経の電気伝達をスムーズにし、 脳と神経による全身コントロールを向 上させて自律神経の健全化、 ホルモンバランスの安定、 運動機能 .感覚機能の向 上を図る貴金属超微粒子の超微分散水を得ることに成功した。

本発明は、 貴金属電極と対極の間でプラズマ水中放電させて生ずることによつ て、 目的とする貴金属超微粒子の超微分散液からなるへッドマッサージ液が得ら れる。

本発明では、 上記貴金属超微粒子の超微分散液を頭部に塗布し、 頭皮をシャン ブー操作で、 洗浄 ·乾燥後、 貴金属の超微粒子を含んでなるへッドマッサージケ ァを施すことにより脳を活性化することができる。

貴金属材料の応用態様の基本は、 ィオンや微粒子の水溶液か水分散液である ί これらの実用化においていくつかの解決されるべき問題点があって、 貴金 属のイオンや微粒子を水に溶け込ますのが困難で、 今までは、 水に金箔か金粉 を混入させるか又は金の電気分解液による方法しかなく、 これらの従来方法で は、 生産コス トが経済性を満たさず、 健康増進機能において充分な効果が奏さ れていなかった。

本発明者らは、 このような従来技術の改良を鋭意検討し、 貴金属の超微粒子の 超微分散水の製造を研究した。 すなわち、 本発明では、 貴金属の微粒子よりさら に微小のミクロンからナノスケールの貴金属の超微粒子を微分散させれば上記の 諸欠点を改良できるものと考え、 試行錯誤の結果、 高圧放電発生装置に備えられ た貴金属電極と対極との間で水中プラズマ放電させて生じた貴金属イオン蒸気が 水と接触し、 超微分散するすることにより貴金属の超微粒子を微分散した水を製 造できる技術を完成し、 本発明に至った。

本発明の特徴は、 上述するように貴金属の通常の微粒子の粒径からさらに細分 化したミクロンからナノオーダーの微細な貴金属の超微粒子が超微分散した水の 製造とその利用を実現したもので、 単に貴金属箔又は貴金属の微粒子が浮遊した 水に比べて長期間沈殿することなく、 安定な状態の超微分散水が製造でき、 得ら れた水は物性的に通常の水と同様に生体への安全であり、 健康増進などの高能性 を有している。 図面の簡単な説明

「図 1」

本発明の貴金属の超微粒子の微分散水を得るためのフローチャート

「図 2」

上記貴金属の超微粒子超微分散水を製造するための装置

符号の説明.

2 高圧 ·高電流放電用電源

3 水収容タンク

4

5

6

7 対極

8 水収容タンクへの水供給口 9 貴金属超微粒子の超微分散水排出口

0 貴金属超微粒子の超微分散水排出ポンプ

2 発明を実施するための最良の形態

本発明では、 上述するような方法によって、 水中に貴金属の超微粒子が分散 した、 超微分散水水からなるへッドマッサージ処理液にて頭部を処理するもの で、 へッドマッサージ処理液により頭部をマッサージすることにより脳を活性 化することができる。

貴金属の微粒子は、 水に溶解せず、 貴金属の微粒子を水に分散させても分散 性が悪かったが、 本方法によれば、 純度がきわめて高く、 形状や粒径の均一性 に優れた貴金属の微粉末の分散液を効率良く製造できる。 これらの微粉末 （微 粒子） は、 通常の微粉末よりきわめて粒径が小さいもので超微粒子ともいうべ きものである。

本発明の特徴の一つは、 貴金属の微粒子からさらに進んで、 ミクロンからナ ノオーダーの極小の超微粒子を利用するもので、 微粒子よりも、 分散性や健康 機能の効能などの点において格段に優れるものである。 本発明においては、 新 しい材料である上記'超微粒子'が分散した液を 「超微分散水液」 としている。 本発明における貴金属材料が何故にへッドマッサージ処理液として効能を有 し、 いかなる生理活性作用を呈するのかは、 現在では未だ不明であるけれども、 現在解明を進めているところである。

本発明者らは、 これら貴金属材料の健康増進機能や病気治療効能を実用化し て有効な新規な技術に発展させるために、 本発明者による先に出願した金属超 微粒子の分散水の製法 （特願 2 0 0 1— 3 1 5 2 0 5号） を利用すれば、 貴金 属超微粒子分散液の製法の活用になると共に、 貴金属のこれらの機能を有効に 実体化できることを着想し、 さらに、 これらの機能の実体化の対象を衣料など の頭部製品にすると、 前記した健康増進や清潔化への社会的な要望にも充分に 応えることができること'に思い至り、 本発明の開発に成功した。 本発明は、 金、 銀、 白金などの貴金属の超微粒子が分散した超微分散水水を 生要な構成とするものであって、 この超微分散水水は、 本発明者による下記の 貴金属超微粒子の分散液の方法によって製造される。

貴金属の中でも金やプラチナの粒子は、 水に溶解や分散せず、 金やプラチナの 微粒子を水に分散させても、 混入させた金やプラチナの重量の割りには表面積が 少なく、 コスト効率が悪く、 また、 沈殿も発生し、 いずれの方法も技術的に満足 されるものではない。

本発明における貴金属の超微粒子の微分散液の製造法の概要は、 図 1に示され る。

本発明の基本的製造法は、 収容タンク内に水を連続的又は間欠的に注入し、 水 中で貴金属から形成された電極と対極との間でプラズマ放電することにより貴金 属電極が高温加熱されて貴金属蒸気を作り、 生じた貴金属ィオン蒸気が水と瞬間 的に接触し、 超微分散し、 水中に分散する。 このときにミクロンからナノスケ一 ルの非常に細かい貴金属の超微粒子が生成され、 超微分散した状態になる。 その際、 水収容タンク内で高圧放電発生装置の貴金属電極とその対極を振動又 は摺動させることにより貴金属電極の溶着を防ぎ、 瞬間的アークを発生させるた め超微分散量の制御が簡単に行える。 この際、 貴金属電極は超微粒子として消耗 されるので、 棒状又は線状の電極として提供される。 また、 カーボン等の対極の 径及び長さを変えることにより容易に回路に流れる電流量を変更することができ るため電源の選択の必要性が無くなる。

製造された水は、 排出ポンプにより排出口から出て、 ろ過することなくそのま ま利用することができるし、 またその用途によりフィルターなどでろ過すること により、 超微粒子より大きめの微量の貴金属微粒子が除去され、 超微粒子のみが 超微分散した超微分散水が得られる。 フィルターで残渣となるような貴金属微粒 子は適宜逆洗により回収し、 再使用することにより経済性を改善する。

貴金属の水中での燃焼は、 水素と酸素の混合ガスが最も効率的で安定燃焼で き、 その安定燃焼のために高圧が必要となる。

なお、 高圧水中の燃焼ガス中で貴金属材料が瞬間的に溶解し、 超微粒子とな る物理化学的な理由を解明中である。 得られた貴金属の分散水が、 本発明におけるへッドマッサージ処理液の原料 として活用される。 生成した貴金属の超微粒子は、 疎水性が非常に強く、 安定 した分散状態となり、 長期間にわたって凝集や沈殿などの分離を起さず、 安定 した状態を保持する。

この貴金属の超微粒子は、 イオン放射効果や超微粒子の有する非常に大きな 活性表面積、 あるいは貴金属の単体が本来有している貴金属としての特異性な どが相まって、 さらには、 水分子との相互微作用などにより、 ヘッドマッサ一 ジによるマッサージ効果により貴金属の超微粒子が肌に直接接触して人体の細 胞に賦活作用が施され、 あるいは、 人体の主要部の生理的なッボを通じて筋肉 の新陳代謝作用や血液の浄化作用などが促進されるのではないかと推察される。

「実施例」

次に、 実施例に基づき、 図面に沿って、 本発明の実施の態様を説明するが、 本発明はこれらに限定されるものではない。

ヘッドマッサージ処理液の製造；

図 2の製造装置を用いて本発明の貴金属微分散水を製造する。

図 2における高圧 ·高電流放電用電源 2、 貴金属電極 6と対極 7を備えた高圧 放電発生装置 1、 水収容タンク 3、 水収容タンクへの水供給口 8と生成した貴金 属超微粒子の超微分散水の排出口 9と排出ポンプ 1 0を備えた、 水中に貴金属の 超微粒子が超微分散する超微分散水を製造する装置である。付設するものとして、 高圧放電発生装置の電極対を供給する電極供給装置 4及び電極を振動又は摺動さ せる電極振動又は摺動装置 5、得られた超微分散水の濾過装置 1 1が設置される。 本発明における製造容器は、 金属製、 好ましくはスチール製の水収容タンク 3 であり、 水が供給口 8より供給され、 高圧放電発生装置 1の貴金属電極 6と対極 7は水中に浸漬した状態になっている。この状態で電極間に通電することにより、 プラズマ放電して貴金属電極から貴金属が瞬時にイオン化し、 水中に超微分散し て、 水中に貴金属の超微粒子が超微分散する水が製造される。

この貴金属電極と対極間で水中でのプラズマ放電させる際に、 両極を振動又は 摺動することにより電極の溶着を防ぎ、 瞬間的アークを発生させるため超微分散 量の制御が簡単に行える。 得られた超微分散水は、 そのまま利用してもよいし、 排出ポンプ 1 0にて濾過 装置 1 1を通過し、 製品 1 2として送出される。 フィルタ一としては、 超微粒子 のみをろ過させるために、 イオン交換膜や逆浸透膜よりも、 中空糸膜のミクロン ォーダ一のものが好適に使用される。

なお、 本発明では、 製造スケールを大きくしても、 パルス状にプラズマ放電す ることによりほぼ連続的に貴金属超微粒子の超微分散水を製造することができる ため、 装置をコンパクトにすることができ、 効率的な製造法といえる。 このよう に簡単な装置により過度の耐圧を要しないことから安全性も優れている。

本装置においては、 生成した超微分散水の中の粒径の比較的大きな貴金属微粒 子を除去する必要のあるときには、 濾過装置 1 1を付設することが好適である。 生成水の精製は、 上述のように中空糸膜のミクロンオーダーのものを配設した 濾過装置 1 1により行なわれ、適宜、生成した貴金属の微粒子をろ過すればよい。 ろ過することにより、 食品衛生規格にも合致した飲料水や化粧品原料基準に合 致した化粧水を得ることができる。 中空糸膜フィルターによるろ過は、 一例とし て、 先ず生成液が反応タンクより排出された場所に 5 0ミクロン、 次に 2 5ミク ロン、 3ミクロン、 0 . 5ミクロン、 0 . 1ミクロンの中空糸膜で順次にろ過を 行なう。 フィルターでろ過された貴金属微粒子は、 逆洗により回収し、 再使用し て経済性に寄与させる。

貴金属電極として、 金や白金棒を用い、 対極には同種の金属又はカーボンを使 用し、 1時間通電する。 また、 電極は、 固定した板状のものでも良いし、 補助装 置によつて棒状又は線状のものを順次補充するように押し出すようにしてもよ い。 いずれにしろ、 両電極は、 電極振動又は摺動装置 5により電極が振動又は摺 動されるようにし、 高圧放電発生装置 1に通電して貴金属電極と対極の間で水中 プラズマ放電を行わせる。

頭の仕組みと貴金属超微粒子の超微分散液の作用

頭の仕組みは、 頭蓋骨の中に脳があって、 体内の各種機関を総合的にコント口 ールしており、 また、 感情も脳内から生ずるとと考えられている。 脳の中の大脳 は脳全体の 8 0 %を占めており、 身体の各部から情報を集めて身体の各部に指令 を送る重要な役目を果たしている。 一方、 小脳は、 大脳から出る運動命令を調節 して、 体の各部分に発信しており、 脳幹には神経繊維が集中している。 このよう な神経系の働きは、 細胞や組織、 臓器の機能を統御し、 体内外の変化に人体を適 応させる情報伝達の役割を担っている。

貴金属超微粒子の超微分散液に含まれている貴金属は、 電気安定性に特に優れ ており、 上記した神経の電気伝達をスムーズにすることで脳と神経による全身コ ントロールの働きを向上させる効果がある。

具体的な効果としては、 自立神経の健全化、 ホルモンバランスの安定化、 運動 機能 ·感覚機能の向上がある。

頭皮のマッサージの仕方

頭皮に貴金属の超微粒子超微分散液を塗布するだけでは、 脳の活性化効果は顕 著でなく、 頭部のマッサージを併用することによりその効果が倍増される。 マツ サージ法については、 種々の器具を活用して頭皮のマッサージにより薬液浸透を 助けて頭皮を活性化して育毛を促進する方法 （特開平 1一 1 4 6 5 5 1号公報） ゃ溶存酸素が 1 6 p p mである活性水により頭皮を湿潤させて可視光線、 レーザ 一光線をそれぞれ照射して後、 育毛剤を塗布し、 空気圧を利用したマッサージェ 程を行う方法 （特開平 7— 1 6 3 0 4号公報） などが公知となっているが、 鋭意 研究した結果、 貴金属を超微粒子として超微分散した水を用いて頭皮に塗布後、 へッドマッサージをして脳を活性ィ匕する方法を新規に開示するに至った。

貴金属超微粒子の超微分散液を塗布後のマッサージの仕方の一例を挙げると、 下記の （A) 〜 （C ) で示される。

(A) 頭全体に手のひらを当てて温度を高め、 貴金属の超微粒子を超微分散した 超微分散液を頭皮に馴染ませる。

( B ) 指を髪の毛の中に入れ上に持ち上げるようにし、 頭皮をたるませる。 この 際、 最初は頭頂部から行い、 次に目尻が持ち上がるように頭の側部を摘むように 上へ持ち上げる。

( C ) 硬くなった頭皮がゆるんで柔らかくなったのを確認する。

本発明では、 新規な貴金属の超微粒子の超微分散液を用いて頭皮に塗布し、 へ ッドマッサージをすることにより、 毛根を伝わって頭皮内の毛髪組織に該溶液が 浸透して毛母細胞及び毛乳頭部分に及ぶ結果、 組織の神経、 毛細血管に該分散液 の影響が伝わり、 脳の活性ィヒを促す作用効果は著しいものであった。

貴金属超微粒子の超微分散液の効果の確認

本発明における頭皮のマッサージの手順を具体的に示すと、 まず、 頭皮をシャ ンプー操作で洗浄後、 濡れた頭髪をタオルやドライヤーで乾燥させる。

すなわち、 頭部をシャプ一台に突きだしてシャンプー VIDAL SASSOON (マ ックスフアクター （株） 製） を用いて 5分間手で擦りながら洗浄して後、 温水で 十分シャンプーを洗い流した。 水で濡れている毛髪を乾燥するために温風ドライ ヤーで 3分間処理して、 1 0分間風乾した。 顔を上に向け、 スポンジに吸わせた 金超微粒子を超微分散した超微分散液が垂れないように注意しながら頭皮に念入 りに塗布した。 その後、 指圧法により 1 0分間へッドマッサージを行った。

貴金属の超微粒子を超微分散した超微分散液を頭皮に塗布後、 へッドマッサ一 ジした場合の効果について貴金属の一例として金を用いた場合を検討した。

マッサージ法

マッサージ法としては、 圧迫法、 指圧法、 叩打法、 軽擦法、 揉撚法など種々の 方法が可能であるが、 自律神経のッボ、 神経のッボなどを対象とするとその効果 も大きい。 これらのマッサージにより、 ストレスの解消、 イライラの解消、 自律 神経の安定等を解消するマッサージ法であれば貴金属の超微粒子を超微分散した 超微分散液を塗布後のマッサージ法として特に限定されない。

金超微粒子の超微分散液の頭部散布が横方向胴体視力に及ぼす影響

横方向動体視力 （D VA) の測定は、 横 （水平） 方向に移動する対象物を見る 際に要求される能力を測定する意味合いから、 日常生活や車の運転の際に移動す る対象物を正確に認識するという不可欠 ·最も重要な視機能を測定することであ る。 ここでは、 貴金属として金を用いた超微分散液の効果を確認した。

横方向動体視力への効果確認試験

〇対象者； 1 9〜2 5歳の女性 1 0名

〇事前に実験内容や用いた試料水の內容の説明は行わず、測定法は十分説明し、 5回の練習試行を行った。 対象者は、 いずれの年齢層においても平常の D V A値は標準の範囲を示した。

〇測定装置とその設定；眼前 9 0 c mに設置された円弧状のスクリーン上に、 視力値 0 . 0 2 5に相当するランドルト環が水平方向に移動提示される横方 向動体視力計一 1 0を用いた。 初期回転数を 4 0 r p mとし、 その後回転数 が徐々に低下する設定とした。

〇判定条件；顔面を顎台に固定し、 対象者が、 ランドルト環の切れ目の方向を 認識した瞬間にスィツチを押して、 その時点の回転数をデジタル表示した。 ランドルト環の切れ目が正しく識別された際の提示回数を検査成とし、 5回 の本試行を行い、 この測定値を D VA値とした。

〇金超微粒子の超微分散液の頭部散布条件；金微粒子超微分散液は使用量 5 m

Lを朝夕 2回頭部に散布した。

使用期間は、 3 0日とし、 1 0日毎に D VAの測定を行った。

なお、 コントロール水として、 通常水道水をプラセボ水として使用した。 〇結果；表 1に経時による金超微粒子の超微分散液とプラセボ水を用いた場合 の D VAの値を示す。

表 1 経時日数 金微粒子超微分散液使用 プラセボ水使用 初期 3 4 . 0 3 3 . 4

1 0曰 3 4 . 6 3 3 . 6

2 0曰 3 5 . 0 3 4 . 4

3 0曰 3 5 . 4 3 4 . 4 表 1の結果から 3 0日経時の金超微粒子の超微分散液条件は、 初期値に対して も 5 %水準の有意な差が認められ、 金超微粒子の超微分散液を 1日 2回頭部に 3 0日間散布使用することにより D VA値が向上することが明らかになった。 すな わち、 金超微粒子の超微分散液は、 視機能及び脳の情報処理能力に何らかの効果 的な影響を及ぼすものと推察される。

金微粒子超微分散液の頭部散布が大脳疲労に及ぼす影響

大脳疲労値は、 思考判断などの精神的な部位を含めた広範囲な脳の機能の低下 を反映すると理解されており、 大脳疲労計を用いて測定した。

〇対象者； 2 0〜 2 6歳の健康な成人男子 1 2名

〇予備検査； 2 0日間にわたって行い、 平常時大脳疲労値を求めた。 対象者に は、 金超微粒子の超微分散液の内容やプラセボを導入していることを知らせ ないブラインド試験とした。

〇測定方法と判定；眼前 5 0 c mに置かれた測定器の 0〜 9までの順序ある電 光数字の 1力所を入れ替え、 その数字の点灯周期を 1〜1 0ヘルツで 0 . 5 ヘルッ刻みで刺激提示して制限時間内に判断させる。

正答した場合には、 点灯周期を 1ヘルツずつ増加し、 判断が困難になった時 点のへルツを大脳疲労値とした。

〇金微粒子超微分散液散布条件；朝夕 2回 3 0日間にわたって継続散布し、 1

0日毎に大脳疲労値を測定した。

〇結果とその判定；表 2に大脳疲労値を示す。

表 2 経時日数 金微粒子超微分散液散布 プラセボ散布 初期 6 . 7 6 . 7

1 0曰 7 . 2 7 . 1

2 0曰 7 . 4 7 . 3

3 0曰 8 . 1 7 . 4 以上の結果から、 2 0日では顕著な差は認められなかったが、 3 0日経過で量 条件の間に 5 %水準の有意な差が認められ、 このことから、 金超微粒子の超微分 散液の 3 0日継続使用は大脳疲労に対する抑制効果が認められた。

金超微粒子の超微分散液の頭部散布が脳波に及ぼす影響

最近、 心身のス トレスを解消するために様々な自律訓練法がもちいられている が、 このス トレス解消のための訓練が、 逆に強い心理的ストレッサーとなること が指摘されている。 そこで、 最近の自律試験訓練法では、 メンタル面のコント口 ールの大切さが認識されてきた。 メンタルマネージメントとして自律訓練法を行 つた場合、 脳のどの機能とどのようにかかわっているかについては解決されてい ない部分も多い。 現在、 脳の機能的状態を最も反映していることが知られている 脳波シーター波を指標として金超微粒子の超微分散液の頭部散布がシーター波の 出現にどのような影響を持つか、 もしシーター波の出現に有効であれば、 G水の 頭部散布は、 合理的なメンタルマネージメントの有力な具体的方法となり得る。

〇脳波試験方法；脳波試験方法では、 FmS波をマーカーとし、 この Fm0波 は、 精神作業中に前頭正中線部に出現する 4〜 7 c/ s e cの波で 1秒以上 持続し、 振幅は、 男性 18± 1. 2、 女性 22± 1. とされている。 この脳波には特有の脳波感覚があり、 一般的に 20%の人しか出現せず、 さらに持続的に出現するのはその中の 20%程度である。

〇対象者； 19〜25歳の成人女性 7名

予めインフォームドコンセントを実施し、 初期レベルを設定するための予備 検査を行った。

試験の目的、 內容について知らせないダブルブラインドを行った。

〇実験条件；試験対象の金超微粒子の超微分散液及びプラセボとして一般水 道水の頭部散布を行った。

散布条件は、 それぞれの試験水を 1日朝夕 2回、 30日間継続散布した。 1

0日毎に検査した。

〇実験手順；まず、 通常脳波の測定において、 Fmeの出現率を算出し、 この 値をベースラインとし、 その後、 心理検査、 安静開眼脳波、 クレペリン連続 加算作業 1分連続加算作業 10分、 安静 10分、 心理検査の準で検査した。 検查結果とそれに基づく評価は以下のとおりである。

なお、 表中の数値は、 Fm0値の経時の数を示す。 表 3 経時日数 金微粒子超微分散液散布 プラセボ散布 初期 2 9 5 2 9 . 5

1 0曰 3 1 0 2 8 . 0

2 0曰 3 7 0 3 4 . 0

3 0曰 4 2 0 3 2 . 0 以上の結果から、 3 0日経過で 1 %水準の有意な差が認められ、このことから、 金超微粒子の超微分散液散布の 3 0日継続使用は、 F m Θ波の有意な出現をもた らし、 脳神経系の機能や、 精神活動特に注意集中力に対して効果的な影響を与え ることが示唆される。

(なお、 上記へッドマッサージの効能試験の詳細は、 平成 1 3年 1 0月 3 0日提 出の上申書によってより明らかにすることができる） 産業上の利用可能性

本発明では、 貴金属電極と対極の間でプラズマ水中放電させて得られる貴金属 の超微粒子を含んだ処理液を用いて頭皮に塗布し、 へッドマッサージをすること により、 毛根を伝わって頭皮内の毛髪組織に該溶液が浸透して毛母細胞及び毛乳 頭部分に及ぶ結果、 組織の神経、 毛細血管に該分散液の影響が伝わり、 脳の活性 化を促す作用効果は著しいものであった。

Claims

請求の範囲 貴金属電極と対極の間でプラズマ水中放電させて生ずる貴金属超微粒子の超 微分散液であることを特徴とするヘッドマッサージ処理液。

貴金属の超微粒子を含んでなる超微分散水を頭皮に塗布して、 ヘッドマツ サージすることを特徴とする頭部処理方法。