WO2003018268A1 - Mecanisme de detection d'agrafes d'une agrafeuse electrique - Google Patents

Description

明 細 書 電動ホッチキスにおけるステープルの検出機構 技術分野

本発明は電動ホッチキスにおいて、 ステープルカ一トリッジに収納されたステ 一プルの有無を検出するステーブル検出機構に関する。 背景技術

一般に、 ステープルカ一トリッジに真直状の多数のステープルをシ一ト状に連 結して成るシートステープルを収納しておき、 このステープルカ一トリッジをホ ツチキス本体のマガジン部に形成されたカートリッジ装着用の通路に揷脱させ、 ステープルカ一トリッジを挿入して取り付けた後にシートステーブルの前部のス テ一プルから順次に両側を折り曲げて打ち出す電動ホッチキスが知られている。 このような方式の電動ホッチキスにおいては、 ステープルカ一トリッジ内にシー トステーブルの残量がわずかになったときには、 カートリッジをマガジン部から 抜き出して新しいものに交換する必要がある。 そのためには、 ホッチキス本体内 にステープルカ一トリッジ内のシートステープルの残量を検出するステープル検 出センサを設ける必要がある。

しかしながら、 ホッチキス本体に設けられたステ プルカートリッジ装着用の 通路のスペースは狭く小さいので、 既存のマイクロスィッチを取り付けても、 ス イッチのス トロークが短かすぎ、 わずかな動きで作動してしまう。 例えば、 ステ 一プルカートリッジ内に十分にステープルが残っている場合でも、 シートステー プルが反って変形しているようなときは、 スィツチのァクチユエータが作動して しまう。 このため、 検知の信頼性は低くならざるを得ない。 また、 スィッチを上 記通路に配置する場合、 ァクチユエータは通路に直角に突出するように配置する と、 ステープルカートリッジの挿脱作業の障害になるから、 挿入時の突出を防止 する機構が必要になり、 ますますその設置が困難になる。 さらに、 センサをステ 一プルカートリッジの導入口に近い位置に配置するときは、 揷脱時にステーブル カートリッジを通路に対して斜めにするので、 カートリッジ揷脱の際、 ステープ ルカートリッジとァクチユエータとが引つかかり、 両者が破損するおそれがある から、 ァクチユエータの逃げ代を大きく取らなければならない。

このように、 通常のスィッチでは小さなスペースしかないホッチキス本体に設 置することは非常に難しかつた。 発明の開示

本発明は上記欠点を解消し、 ァクチユエータの形状や作動態様を改善すること により、 小さなスペースでも確実にステーブルの残量を検出することができる電 動ホッチキスにおけるステープルの検出機構を提供することをその課題とする。 前記課題を解決するため、 本発明に係る電動ホッチキスにおけるステーブルの 検出機構は、 ホッチキス本体のマガジン部に、 ステープルカートリッジを揷脱さ せる通路を形成し、 上記ステープルカ一トリッジには真直状の多数のステーブル をシート状に連結して成るシートステーブルを収納し、 該シートステーブルの前 部のステープルから順次に両側を折り曲げて打ち出す電動ホッチキスにおいて、 ァクチユエータの先端両側部が先細になるように形成したステーブル検出センサ を、 上記両側部が上記通路の出入り口を向き、 上記先端が上記通路内に装着され たステープルカ一トリッジのシートステープル上面又は下面に係合するように配 置するとともに、 上記ァクチユエータを、 上記通路の長手方向に対して直角方向 に回動して起倒可能に取り付け、 常時斜めに起立するようにバネ付勢したことを 特徴とする。 図面の簡単な説明

図 1は、 電動ホッチキスのホッチキス本体の斜視図である。

図 2は、 電動ホッチキスのホッチキス本体の側面の簡略図である。

図 3は、 電動ホツチキスのホツチキス本体の背面図である。

図 4は、 ステープルカートリッジの上面からの斜視図である。 図 5は、 上記ステープルカ一トリッジの下面からの斜視図である。

図 6は、 シートステープルの一部の斜視図である。

図 7 ( a ) 及び図 7 ( b ) は、 それぞれ検出センサにステープルカートリッジ が当たる状態を側面側から見た説明図及びステープルカ一トリッジが装着された 状態を背面側から見た説明図である。

図 8は、 ホッチキス本体にステープルカートリッジが装着された状態の概要側 面図である。

図 9は、 ホッチキス本体にステープルカ一トリッジが装着された状態の概要背 面図である。

なお、 図中の符号、 1はホッチキス本体、 3はステープルカートリッジ、 4は 通路、 8はァクチユエータである。 発明を実施するための最良の形態

図 1は電動ホッチキスのホッチキス本体の斜視図、 図 2はその側面の簡略図で あり、 図 3は背面図である。

上記電動ホッチキスは、 ホッチキス本体 1のマガジン部 2に、 図 4及び図 5に 示すステープルカートリ ッジ 3を揷脱自在に設けたもので、 ステープルカートリ ッジ 3には図 6のように真直状の多数のステープルをシ一ト状に連結して成るシ 一トステーブル a (図 6参照） を複数段に積層して収納している。 また、 ホツチ キス本体 1のマガジン部 2には、 カートリッジ装着用の通路 4が形成されている 。 そして、 上記通路 4に上記ステープルカートリッジ 3を挿入して取り付け、 取 り付け後にホッチキス本体 1に設けられたドライバプレート 5を上方に駆動して シートステーブル aの前端のステーブルを被綴り材 （用紙） に貫通させ、 さらに その上方のアーム 1 2を下方に駆動して貫通したステーブルの両側を折り曲げ、 綴り終了後にドライバプレート 5とアーム 1 2とを初期位置に下降及び上動させ 、 図示しない送り手段によりシートステーブルを前方に送り出して次の綴りの準 備をする。 以下、 これを繰り返して前部のステーブルから順次に両側を折り曲げ て打ち出すのである。 なお、 シートステーブルの前端のステープルの両側を折り 曲げて打ち出す機構は公知であるから、 ここでは説明を省略する。

次に、 上記マガジン部 2の通路 4のカートリッジ導入部側の近傍にはステープ ノレ検出用のセンサ 7が配置されている。

このセンサ 7は、 スィツチ本体 7 aに設けられたァクチユエータ 8が作動する ことによってスィッチがオンオフするもので、 ァクチユエータ 8の先端両側部 8 a、 8 bは先細になるように形成されている。 このように、 ァクチユエータ 8は 三角形又は台形の板状に形成されている。 また、 ァクチユエータ 8はスィッチ本 ■ 体 7 aに対して起倒可能に取り付けられている。 起倒方向はァクチユエータ 8の 面に対して直角の方向で、 起立したときは直立状態よりもやや傾く状態になって いる。 また、 ァクチユエータ 8は図示しないパネにより常時起立するように付勢 されている。

次に、 上記検出センサ 7は、 上記通路 4のカートリッジ 3導入部 （入り口） 側 の近傍に配置されている。 このとき、 ステーブル検出センサ 7を、 上記両側部 8 a、 8 bが上記通路 4の出入り口に向くように取り付けられる。 このとき、 ァク チユエータ 8は上記通路 4内に突出する。

これに対し、 上記ステープルカートリッジ 3には、 図 4及び図 5に示されるよ うに、 シートステープル aの案内通路 1 0とつまみ部 1 1が形成され、 案内通路 1 0の下面には、 ホッチキス本体 1のマガジン部 2に揷入して装着されたときに 上記検出センサ Ίに対応する後方、 すなわちつまみ側の位置には開口部 9が形成 され、 この開口部 9から内部のシートステープル aの下面が露出している。 ここで上記ホッチキス本体 1の通路 4内に揷入すると、 通路 4內には上記ステ ープノレ検出センサ 7のァクチユエータ 8が突出しているので、 図 7 ( a ) に示す ように、 ステープルカ一トリッジ 3の先端がァクチユエータ 8の後ろ側の傾斜側 部 8 aに当たって押圧する。 ァクチユエータ 8は斜めに起立しているから、 傾斜 した側部 8 aが押圧されると、 ァクチユエータ 8はパネの力に抗して、 図 7 ( b ) のように、 上記通路 4の長手方向に対して直角方向に回動して倒れる。 図 8及 び図 9はステ^"プルカートリッジ 3が装着された状態の側面図及ぴ背面図である 。 そして、 ステープノレカートリッジ 3が所定の位置に装着されると、 上記ァクチ ユエータ 8はパネの力によりステープルカ一トリッジ 3の下部の開口部 9から力 ートリッジ 3の内部に進入するが、 図 7 ( b ) のようにカートリッジ 3内に収納 されたシートステーブル aの下面に係合して倒れ状態に保持される。

ステープルカートリッジ 3を装着した後に、 ホッチキス本体 1に設けられたド ライバプレート 5を上下方向に駆動してシートステープル aの前部のステープル a 1から順次に両側を折り曲げて打ち出していくと、 ステープルカートリッジ 3 内のステープル aが少しずつ消費されていく。 そして、 ステープル aの残量が少 なくなって最後のシートステープル aの後端がステープル検出センサ 7を通過す ると、 ァクチユエータ 8は押えを失い、 図 7 ( b ) に点線で示すように、 パネの 力で回動して斜めに起立する。 これによつてステープル a 1が無くなったことが 検出されるから、 ステープルカ一ト Vッジ 3を挿入と反対方向に抜き出して新し ぃステープルカ一トリッジ 3に交換すればよい。 抜き出し時にステープルカ一ト リッジ 3の開口部 9の縁 9 a (図 5参照） がァクチユエータ 8の前側の傾斜側部 8 bに当たって押圧する。 ァクチユエータ 8は斜めに起立しているから、 傾斜し た側部 8 bが押圧されると、 ァクチユエータ 8は再びパネの力に抗して回動して 倒れて逃げる。 したがって、 ァクチユエータ 8はステープルカートリッジ 3の揷 脱時の障害になることはないから、 ステープルカートリッジ 3の着脱は円滑かつ 確実に行なわれる。

なお、 上述の例は、 ステープルカートリッジ 3がシートステーブルを複数段に 積層して収納して上段のものから順次に消費する例であるが、 下段のものから順 に消費する場合や長いシートステーブルを渦巻き状に巻いて収納する例もあり、 このような場合は、 ステーブル検出センサを上記通路の上側に配置し、 ァクチュ エータを上から下に突出するように構成してもよい。

また、 この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、 この発明の技術的 範囲内において種々の改変が可能であり、 この発明がそれらの改変されたものに 及ぶことは当然である。

本出願は、 2 0 0 1年 8月 2 3日出願の 3本特許出願 （特願 2 0 0 1— 2 5 3 5 2 8 ) に基づくものであり、 その内容はここに参照として取り込まれる。 産業上の利用可能性

上述のように、 上記検出センサのァクチユエータ 8は通路 4に対して直立状態 で出没する構成でなく、 倒れるように構成されているから、 ァクチユエータ 8の 作動ス トロークは大きくなる。 したがって、 通路 4のスペースが狭く小さくても 、 ァクチユエータ 8が誤作動することがなく、 確実にステーブルの有無を検出す ることができるので、 検知の信頼性も高い。

また、 ァクチユエータは先端両側部 8 a、 8 bが先細になるように形成され、 . 起倒自在に設けられているので、 ステープルカートリッジ 3が当たると、 逃げる ように動くことができるので、 ステープルカ一トリッジ 3の揷脱作業の障害にな ることがないから、 ァクチユエータ 8の逃げ代を大きく取る必要はない。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . ステープルカートリッジと、 ホッチキス本体のマガジン部に形成された 前記ステープルカートリッジを揷脱させる通路と、 シート状に連結された真直状 の多数のステープルにより形成されて前記ステープルカ一トリッジに収納される シートステーブルとからなり、 前記シートステープルの前部のステープルから順 次に両側を折り曲げて打ち出す電動ホッチキスのためのステーブル検出機構であ つて、

先端に向けて先細になるように形成した両側部を具備するァクチユエ一 タと、

前記ァクチユエータにより作動されるステーブル検出センサと からなり、

前記ァクチユエータの前記両側部が前記通路の出入り口を向き、 前記通路内に装着されている前記ステープルカ一トリッジに収納された 前記シートステープルの上面又は下面に係合するように、 前記ァクチユエ一夕の 前記先端が配置され、

前記ァクチユエータは、 回動することにより前記通路の長手方向に対し て直角方向に起倒可能に取り付けられ、 斜めに起立するようにパネ付勢されてい る電動ホッチキスのためのステープル検出機構。

2 . 前記ァクチユエータは三角形の板状に形成されている請求項 1記載の電 動ホッチキスのためのステープル検出機構。

3 . 前記ァクチユエータは台形の板状に形成されている請求項 1記載の電動

.めのステーブル検出機構。