WO2002018110A2 - Element d'attraction d'agrafes permettant d'attirer les agrafes bloquees - Google Patents

Description

【発明の名称】

ステーブル収納ュニット及びこれを備えるステ一ブラ装置 【発明の背景】

1 . 技術分野：

この発明は、 文房具として、 或いはプリン夕や複写機などの画像形成装置に取 り付けられシートを束ねるステ一ブラ装置に関するので、 特に、 ステープラ装置 フレームから引出し可能なステーブル収納ユニットにジャムしたステ一プルを吸 着させ、 確実にかつ容易に装置内部からジャムしたステ一プルを取り出すことの できるステーブル収納ュニヅト及びこれを備えるステープラ装置に関するもので ある。 従来の技術：

従来、 ステ一ブラ装置はロール状またはシート状に連結されたステ一プルをド ライバ手段によって 1本ずつ切り離し、 シートなどにこのステーブルを打ち込ん でいる。 一般に、 このステープルは鋼材等の軟磁性材で形成されている。 ところ で、 このステ一プルをドライバ手段で打ち込む際には、 ステ一プル 1本分の太さ よりも若干広めに前面壁 （フェースプレート） と後面壁で区画されたドライバ通 路にドライバ手段を移動して、 シ一トなどにステ一プルを打ち込むように構成し ている。例えば、 日本公開特許平成 9年 1 5 5 7 6 2号公報の図 5及び図 2 8等 にこの構成が示されている。 この装置は、 ドライバ手段によってス一プルを打ち込む際に、 比較的狭いドラ ィバ通路を介してステ一プルを打ち込むため、 厚いシートや適正な打ち込みが行 われなつた場合には、 このドライバ通路でステーブルのジャムが発生することが ある。 このため上記日本公開特許平成 9年 1 5 5 7 6 2号公報などに示される装 置では、 ドライバ通路をステープル収納ュニヅト （ステープルカ一トリヅジなど の着脱ユニット） に一体的に構成し、 ステ一プルのジャム発生時にはこのステ一 プル収納ュニヅトをステープラ装置ュニヅトから取り外して、 ジャムしたステー プルを除去するようにしている。

確認用写し なお、 日本公開特許平成 1 1年 2 5 4 3 4 8号に示される装置も同様に、 ステ —プル収納ユニットを取り外した後に前面壁を開放してジャムしたステ一プルを 除去することが示されている。 しかしながら、 ステ一プル収納ュニヅトをステープラ装置フレームから取り外 す際に、 ジャムしたステ一プルが確実にステーブル収納ュニヅト側に残存してい るとは限らず、 装置内部に落下し、 装置側に残されてしまう場合があった。 特に、 画像形成装置内部や画像形成装置の後処理装置にステ一ブラ装置が組み 込まれている場合には、 ジャムした残存ステーブルが、 例えば、 シートとともに 搬送されて別の機構部に入り込みこれらの機構部に二次的故障が生じることも考 えられる。 さらに、 ステーブル収納ユニットを装置フレームから取り出す過程で、 操作者 の扱い方によって、 このジャムしたステ一プルが落下し、 この処置が容易にでき ないとの問題点もあり、 環境にも良い影響を与えないものであった。

【発明の目的】

この発明の目的は、 上述の課題を解決するためになされたものであって、 ステ —ブラ装置フレームから引出し可能なステ一プル収納ュ二ヅトにジャムしたステ —プルを吸着して、 確実にかつ容易に装置内部からジャムしたステ一プルを取り 出すことのできるステ一プル収納ュニヅト及びこれを備えるステ一ブラ装置の提 供を目的としている。

【発明の概要】

この発明のステ一プル収納ュニヅトは、 ステープラ装置フレームに対して着脱 自在で、 ステ一プルを収納する収納部と、 この収納部内のステープルをステープ ル打ち込み部に案内する案内部と、 前記案内部のステ一プル打ち込み部側先端に ステーブル吸着材と、 を備えている。 また、 この発明のステ一プル収納ユニットの前記ステーブル吸着材は、 粘着材 からなつている。 また、 この発明のステ一プル収納ユニットの前記ステーブル吸着材は、 マグネ ヅト材からなつている。 したがって、 ステーブル打ち込み部のジャムしたステ一プルを容易に装置の外 に取り出して除去することができる。 更に、 この発明のステ一プル収納ユニットは、 ステープラ装置フレームに対し て着脱自在で、 ステ一プルを収納する収納部と、 ステーブルを打ち込む往復動可 能なドライバ手段を有するステ一プル打ち込み部にステープルを案内する案内部 と、 このステ一プル収納ュニットの少なくとも一部を前記ドライバ手段によって 打ち込まれるステーブルの移動をガイドするガイ 面として構成してこのガイド 面に配置したマグネット材を備えている。 また、 この発明のステ一プル収納ュニットの前記ガイド面は、 マグネット材を 覆う非磁性材から構威している。 また、 この発明のステ一プル収納ユニットの前記マグネット材は、 ドライバ手 段によって打ち込まれるステーブルのクラウン部分移動領域内に配置してある。 したがって、 確実かつ容易に、 ステーブル打ち込み部でジャムしたステ一プル を容易に装置の外に取り出して除去することができる。 さらには、 マグネット材 をステンレス等の非磁性材によってマグネット材を覆うことにより打ち込まれる ステ一プルが直接マグネット材に接することが防止してマグネット材の耐久性が 向上でき、 また、 磁性体でマグネットを覆う場合よりもマグネット材のステープ ルに対する磁力吸着を効率よく与えることができる。 更に、 この発明のステ一プル収納ユニットまたはステープラ装置は、 ステープ ル収納ュニッ トが、 ステーブルを収納するカートリッジとこの力一トリヅジを着 脱自在に支持する力一トリヅジホルダ一とから構成している。 したがって、 通常のスープル消費による力一トリヅジ交換の際は力一トリヅジ のみを取り出し、 ステ一プル打ち込み部でジャムが発生したときは力一トリヅジ ホルダ一を取り出してジャム除去が可能となり、 この場合にもジャムしたステー プルを容易に装置の外に取り出して除去することができる。 更に、 この発明のステープラ装置は、 ステ一プル収納ュニヅトを着脱自在で、 ステ一プルを収納する収納部と、 この収納部内のステ一プルをステ一プル打ち込 み部に案内する案内部と、 前記案内部のステーブル打ち込み部側先端に配置した ス一プル吸着部材とを備えている。 この発明のステ一ブラ装置の前記ステーブル吸着部材はマグネヅト材からなつ ている。 したがって、 ステ一プル打ち込み部でジャムしたステ一プルを確実かつ容易に 装置の外に取り出して除去することができる。 以上これらの発明によれば、 ステープラ装置フレームから引出し可能なステ一 プル収納ュニヅトにジャムしたステ一プルを粘着材またはマグネヅト材などによ り吸着して、 確実かつ容易に装置内部からジャムしたステ一プルを取り出すこと のできるステ一プル収納ュニヅトまたほこれを備えるステープラ装置を提供でき る o W

【図面の簡単な説明】 図 1は本発明によるステ一ブラの外観斜視図。

図 2は同ステ一ブラ装置のステーブル補給機構の部分分解斜視図。

図 3は同ステープラ装置の力一トリヅジホルダーの斜視図。

図 4は同ステ一ブラ装置の側面図。

図 5は同ステ一ブラ装置の正面図。

図 6は同ステ一ブラ装置の背面図。.

図 Ίは同ステ一ブラ装置の上面図。

図 8は同ステ一ブラ装置の待機状態における側面図。

図 9は同ステ一ブラ装置のシ一ト挟持状態における側面図。

図 1 0は同ステープラ装置のクリンチ完了状態における側面図。 . 図 1 1は同ステープラ装置のセヅトレバーが力一トリヅジをロックした状態を 説明する要部部分断面図。

図 1 2は同ステープラ装置のセヅトレバーが力一トリヅジの口ヅクを解除した 状態を説明する要部部分断面図。

図 1 3は同ステープラ装置をドライバ一駆動系を説明する概略構成図。

図 1 4は同ステープラ装置の一連動作を説明するタイミングチャート。

【最良の実施例の説明】

この発明は文房具として、 或いはプリン夕ゃ複写機などの画像形成装置に取り 付けられるステ一ブラ装置で、 そのカートリヅジの交換ができる好適なステープ ラ装置であって、 そのステープラ装置フレームから引出し可能なステーブル収納 ュニヅトを引き出すだけで、 ステ一ブラ装置内にジャムしたステ一プルをそのス テーブル収納ュニヅトに設けた粘着材またはマグネット材などにより吸着して、 確実かつ容易にステ一ブラ装置内部からそのジャムしたステ一プルを取り出すこ とのできる機能を有する。 そのためにこの発明は、 特に、 ステープラ装置フレームに対して着脱自在で、 ステープルを収納する収納部とこの収納部内のステープルをステ一プル打ち込み 部に案内する案内部とを備えたステ一プル収納ュニッ小において、 その案内部の ステーブル打ち込み部側先端にステ一プル吸着材を備えたことを特徴とする。 図 1はステ一ブラ装置の外観斜視図を示すもので、 1 0はステ一プル力一トリヅ ジ （収納部） 、 2 0は力一トリヅジホルダー （案内部） 、 3 0はアンビルュニヅト、 4 0はクリンチヤ、 5 0はぺ一パ一ガイドュニヅト、 6 0はジョイントレバ一、 7 0は紙厚吸収板バネ、 8 0は本体フレーム、 9 0はセットレバ一、 MOはモ一夕、 C Oはコネクタ一基板である。 尚、 ステープルカ一トリヅジ （収納部） 1 0とカー トリヅジホルダ一 （案内部） 2 0をステ一プル収納ュニヅトとしている。 図 2は同ステ一ブラ装置のステーブル補給機構を説明するための部分分解斜視図 で、 ステ一ブラ装置本体 1 0 0と、 力一トリヅジホルダ一 2 0と、 ステ一プル力一 トリッジ 1 0とからなり、 図 1で示すステープラ装置としては以下のように組み立 てられる。 まず、 図においてセヅトレバ一 9 0は下方の装着可能位置に保持された状態にあ つて、 カートリ ヅジホルダ一 2 0の左右装着つまみ 2 2を摘み、 カートリヅジホル ダ一 2 0をステープラ装置本体 1 0 0の装着ガイド 1 0 1にガイドさせ挿入する。 このカートリツジホルダー 2 0の前記装着ガイド 1 0 1への挿入により力一トリヅ ジホルダ一 2 0の係止爪 2 1がステープラ装置本体 1 0 0の係止孔 1 0 2に係止ざ れ保持される。 このカートリヅジホルダ一 2 0をステ一ブラ装置本体 1 0 0に取り付けた状態で、 ステ一プルカートリヅジ 1 0のステーブル 2 0 0を収納した収納部 1 3を摘んで、 ステープルカ一トリッジ 1 0のガイド突起 1 1を力一トリッジホルダー 2 0の装着 ガイ ド 2 3に沿わせながら、 ステープルカ一トリヅジ 1 0のステ一プル先端部 1 2 を力一トリヅジホルダー 2 0内に差し込み、 ステープルカ一トリヅジ 1 0をカート リヅジホルダ一 2 0に揷入する。 このステ一プ^/カートリヅジ 1 0のカートリッジホルダ一 2 0へに挿入で、 図 1 2で示すように、 まずステープルカ一トリヅジ 1 0のガイド突起 1 1.が連動レバ一 9 6の当接アーム 9 7に係合する。 そして、 このガイド突起 1 1が連動レバー 9 6 の当接アーム 9 7を押し込むことで、 その連動レバー 9 6が軸 8 4を中心に反時計 方向に揺動し、 この連動レバ一 9 6のがセヅトレパ一 9 0の口ヅク解除アーム 9 8 がロックビン軸 9 3を上方に押し上げ、 セヅトレバー 9 0のロック状態を解除する。 尚、 連動レバ -^ 9 6は、 後述するようにステ一プルカートリヅジ 1 0のステープ ル打ち込み部 1 0 3への装着に連動して付勢手段 2 0 5をステ一プル力一トリヅジ 1 0に作用させる連動手段を構成している。 そして、 図 1 1で示すように、 この解除されたセヅトレバー 9 0は補助フレーム 8 5の設けられた軸 8 7を中心に反時計方向に連結レバー 9 6により旋回されステ 一プルカートリヅジ 1 0の保持位置 （口ヅク位置） に移動する。 この保持位置への 移動によりセヅトレバー 9 0のロック爪 9 4がステ一プル力一トリヅジ 1 0のガイ ド突起 1 1を後方よりステーブル打ち込み部 1 0 3側に押し付けながら係合すると ともに、 セットレバー 9 0は前記軸 8 7に対しスリット孔 9 2で支持され、 またセ ヅトレバ一 9 0は付勢手段 2 0 5で付勢され、 更にセヅトレバ一 9 0の口ヅクピン 軸 9 3をガイドするカム溝 8 6によって、 セヅトレバ一 9 0はステーブル打ち込み 部 1 0 3側に移動できるようになつており、 このセヅトレバ一 9 0のステーブル打 ち込み部 1 0 3側への移動により、 力一トリヅジホルダー 2 0とステ一プルカート リヅジ 1 0がステープラ装置本体 1 0 0のステーブル打ち込み部 1 0 3側に常時付 勢された状態で保持され、 図 1で示すように組み立てることができる。 尚、 このステーブル補給機構の場合には、 カートリッジホルダ一 2 0の左右装着 つまみ 2 2を内側に摘んだ状態において装着が可能になるようにしているために、 最初にステ一ブルカートリッジ 1 0をカートリッジホルダ一 2 0に装着した状 IIに おいては、 カートリヅジホルダ一 2 0をステープラ装置本体 1 0 0に対し装着出来 ないように装着手順が決められており、 ステ一プル補給時に容易に力一トリヅジホ ルダ一 2 0がステープラ装置本体 1 0 0より脱着出来ないよう工夫されている。 また、 力一トリヅジホルダー 2 0とステープルカ一トリヅジ 1 0の付勢方法並び にセットレバ一 9 0によるロック方法については後述する図 1 1及び図 1 2の動作 説明にておいて詳細に説明する。 また、 ステ一プル力一トリヅジ 1 0は、 外観が力夕ヅムリのような形状をし、 ガ イド突起 1 1、 ステーブル先端部 1 2を左右 (こ持つ左右対称形状の左右に 2分割可 能なスデ一ブラケースで、 帯状に連結されたステーブルシートをロール状に巻き付 けたステ一プル 2 0 0を内装する収容部 1 3と、 そのステ一プル 2 0 0の先 ^^耑ステ 一プルが収容部 1 3の方に逆送しないように係止するステ一プル逆止爪 1 4 (図 9 参照） とを有し、 そのステ一プルの先端部はステーブル先端部 1 2に突き当てられ 位置決めされた状態でステ一プル力一トリヅジ 1 0に収納されている。 尚、 この場合、 力夕ヅムリ形状のステ一プラステ一プル力一トリヅジ 1 0を使つ てステーブル 2 0 0を収納するために、 ステーブル 2 0 0は帯状に連結し、 しかも ロール状に巻き付けたものであるが、 ステープラステープルカ一トリヅジ 1 0の構 造によっては帯状に連結したものをシ一ト状に積載したステ一プル 2 0 0であって も良い。 図 3は同ステ一ブラ装置の力一トリヅジホ ダ一 2 0の斜視図で、 この力一トリ ヅジホルダ一 2 0には、 上述した係止爪 2 1と、 装着つまみ 2 2と、 装着ガイ ド 2 3との他に次のものを備えている。 まず、 そのカートリヅジホルダー 2 0のステープラ装置本体 1 0 0への装着方向 先端でドライバ一がスライドする際のガイド面となりともなる先端部を有し、 この 先端部に、 シ一ト束へ打ち込むためにコの字に成形されたステ一プルの両端をつな ぐクランク部分が通過する位置の範囲内に対峙する様に配置され、 ステ一ブラ動作 時に綴じ不良したステ一プルを装置外部に排除するためのマグネヅト 2 4 Aを備え ている。 また前記先端部を抱え込むようにコの字状に形成されたステンレス材から成る非 磁性材のマグネヅト保持部材 2 4 Bとを備えている。 更にこのカートリヅジホルダー 2 0には、 左右側面部に揺動自在に支持され、 そ の揺動先端部にステープルカ一トリ、ジジ 1 0のステ一ブラを順次ステ一プル打ち込 み部 1 0 3に歩進させるステーブル送り爪 2 6とクリンチヤ 4 0の突起 4 4と係合 する係合部 2 7とを有するステ一プル送り爪手段 2 5ど、 このステープリレ送り爪手 段 2 5を歩進付勢する歩進押圧バネ 2 8と、 ステープルカ一卜リヅジ 1 0のステー プル先端部 1 2が突出する開口部 2 9とを備えている。 尚、 上記ステーブル移送手段としては、 ステ一プル送り爪 2 6からなるステーア ル送り爪手段 2 5に限ったものではなく、 ステ一プルをステーブル打ち込み位置に 順次クリンチヤに連動し繰り出し得ることが出来れば良いので、 ステ一プル送り爪 手段 2 5に代えシ一ト状に連結したステーブルに接して回転し必要に応じ空転可能 な摩擦ローラによっても出来る。 また、 上記ステ一プル移送手段はステ一プル送り 爪手段 2 5を歩進付勢する歩進押圧パネ 2 8を設けた構造と成っているが、 直接ク リンチヤに一端が支持され、 クリンチヤ動作でステープルに接する他端に送り爪を 設けステ一ブルを歩進し得るような構造のものであっても良い。 ここで、 綴じ不良によりステ一ブラ装置本体 1 0 0と力一トリヅジホルダ一 2 0 との間に詰まったステ一プルをステ一ブラ装置本体 1 0 0より装置外部へ排除する 動作について説明する。 尚、 各部材の形状と細かい動作については後述する図 1 1 及び図 1 2で詳細に説明する。 まず図 1の状態をにおいてセヅトレバー 9 0を一方の手を使って下方に押し込む。 このセヅトレパ一 9 0を押し込みにより図 1 1において、 付勢手段 2 0 5により ステ一プル打ち込み部 1 0 3側に付勢され、 また補助フレーム 8 5の軸 8 7とスリ ット孔 9 2との間に隙間を設けたセヅトレバー 9 0が、 付勢手段 2 0 5の付勢力に 逆らってカートリッジ取り出し方向に移動する。 この移動によりセヅトレバー 9 0 のロヅクピン軸 9 3が補助フレーム 8 5のカム溝 8 6のカム面をスライドしながら 下方へ移動する。 この移動でセヅトレバー 9 0は補助フレーム 8 5の軸 8 7を中心 に時計方向に揺動し、 セットレバ一 9 0の口ヅク爪 9 4がステープルカ一トリヅジ 1 0のガイド突起 1 1の係合を解除し、 ステ一プル力一トリヅジ 1 0の口ヅクが解 除されるとともに、 連動レバ一 9 6の当接ァ一ム 9 7がステ一プル力一トリヅジ 1. 0のガイド突起 1 1を押し、 ステ一プル力一トリヅジ 1 0がステープラ装置外方に 押し出され、 ステープルカートリッジ 1 0を力一トリヅジホルダ一 2 0から取り外 すことができる。 次に、 図 2で示す様に力一トリヅジホルダ一 2 0の装着つまみ 2 2を摘んでステ 一ブラ装置本体 1 0 0の係止孔 1 0 2よりその係止を解除した状態で、 カートリツ ジホルダー 2 0をステ一ブラ装置本体 1 0 0より引き出すことによって、 ステープ ラ装置本体 1 0 0と力一トリヅジホルダー 2 0との間が開き、 ジャムしたステープ ルがマグネヅト 2 4 Aに吸引され、 このカートリヅジホルダー 2 0をステープラ装 置本体 1 0 0からの引き出すことで、 ジャムしたステ™プルを装置外部へ取り出す ことが出来るようになつている。 尚、 ステ一プルは、 一般に断面 0 . 5 mm角前後の線材に延ばされたワイヤ鋼材 を長さ 2 5 mm程度に力ヅトしたものを樹脂系接着剤によりステープル側面同士を 合わせ接着し帯状にしたもので、 マグネヅト 2 4 Aに吸引し易い性質をもっている。 一方、 カートリツジホルダ一 2 0の先端部に設けられたマグネヅ ト 2 4 Aは、 こ の実施例の場合、 ステーブル自体の重さがほとんど無く吸引し易いため磁束密度で 4 0ガウス程度のもので十分である。 また、 この実施例ではマグネット 2 4 Aの磁気吸引力を利用したものであるが、 カートリヅジホルダー 2 0のステープラ装置本体 1 0 0からの引き出し動作によつ てジャムしたステ一プルを取り出し可能にすれば良く、 マグネット 2 4 Aの磁気吸 引力を利用する方法に代え、 粘着性のある粘着テープなどの粘着材をマグネット 2 4 Aまたはマグネヅト保持部材 2 4 Bのステ一プル対峙部分に代えることによって 同様に容易に実施し得る。 また、 この実施例ではマグネヅト 2 4 Aや粘着材等のステープル吸着材をカート リヅジホルダ一 2 0に取り付けたものであるが、 ステ一プル力一トリヅジ.1 0と力 —トリヅジホルダ一 2 0を一体化したステ一プル収納ュニヅトにおいても、 その際、 マグネヅト 2 4 Aが取り付けられたカートリヅジホルダー 2 0の先端部に相当する 位置に設けることによって達成できる。 図 4は同ステープラ装置の側面図、 図 5は同ステープラ装置の正面図、 図 6は同 ステープラ装置の背面図、 図 7は同ステープラ装置の上面図で、 この図 4乃至図 7 に基づきステープラ装置の部品構成について説明する。 ステ一プルカートリヅジ 1 0とカートリヅジホルダ一 2 0 (こはついては、 上記で 説明した通りのである。 まず、 アンビルュニット 3 0は、 図 5で示すように下方に配置するペイパーガイ ドュニヅト 5 0を上からかぶせるように下側が開放したコの字形の部材で、 ステ一 プル打ち込み部 1 0 3に望む揺動先端部 3 2と、 この先端部 3 2にはそれそれ逆方 向に同期して揺動し、 ステ一プル位置に繰り出されシ一ト束の適宜位置に打ち込ま れ貫通したステーブルの先端に係合して折り曲げるクリンチヤアーム 3 1と、 ステ 一プル打ち込み部 1 0 3に対しステ一プル力一トリヅジ 1 0を装着する方向に延び フレーム 8 0の左右側板に固定支持ざれた揺動支点軸 8 1に揺動自在に支持された 支持ァ一ム 3 3と、 その先端部にはフレーム 8 0との間に張設した引っ張りパネ 2 0 1の一端を係止する折り曲げ突起 3 4と、 常時ペイパーガイドュニット 5 0に対 し離れる方向に付勢するためのジョイントレバ一 6 0との間に張設した引っ張りバ ネ 2 0 2の一端を係止する折り曲げ突起 3 5と、 シ一ト束の厚さに応じモ一夕 M O との駆動連結を解除して装置破壊を防止するための紙厚吸収板パネ Ί 0を取り付け る板パネ取り付け部 3 6と、 ジョイントレバ一 6 0の姿勢を抑止するためにジョイ ントレバ一 6 0のスリヅト孔 6 3に嵌合する折り曲げ突起 3 7とを有している。 クリンチヤ 4 0は、 アンビルュニヅト 3 0と同様に下側が開放したコの字形の部 材で、 アンビルュニヅト 3 0のクリンチヤアーム 3 1を押圧してステーブルを折り 曲げるクリンチ部 4 1と、 アンビルュニット 3 0の揺動支点である揺動支点軸 8 1 に摇動自在に支持された支持アーム 4 2と、 ジョイントレバ一 6 0に連結しアンビ ルュニヅト 3 0と連動するための中央部を貫く連結軸 4 3と、 後述する図 1 0で示 す様に、 クリンチヤ動作でステ一プル送り爪手段 2 5の係合部 2 7に係合して、 ス テープルカートリヅジホルダ一 2 0のステ一プル送り爪手段 2 5を歩進駆動させる ： 突起 4 4とを有し、 この突起 4 4とステ一プル送り爪手段 2 5の係合部 2 7とでス テ一プル 2 0 0を歩進駆動するための連動手段 （ステーブル歩進用の連動手段） を 構成している。 ペーパーガイドュニヅト 5 0は、 装置フレーム 8 0に全体が支持され、 ステープ ル打ち込み部 1 0 3の先端部に一般に知られる構造で、 最初に真っ直ぐなステープ ルをコの字に成形するホーマ手段と、 このホーマ手段によりコの字に成形されたス テーブルをシート束に打ち込むドライバ一手段とを有している。 ジョイントレバ一 6 0は、 アンビルュニヅト 3 0とクリンチヤ 4 0とを紙厚吸収 板バネ 7 0を介し連結し、 モー夕 MOの回転力を受けアンビルュニヅト 3 0とクリ ンチヤ 4 0を揺動するもので、 上方に延びたクリンチヤ 4 0の連結軸 4 3に回動自 在に支持される連結アーム 6 1と、 アンビルュニット 3 0との間に張設した引っ張 りバネ 2 0 2の一端が係止する折り曲げ突起 6 2と、 アンビルュニット 3 0との姿 勢状態を抑止するためにアンビルユニット 3 0の折り曲げ突起 3 7が嵌合するスリ ッ卜孔 6 3と、 モ一夕 MOの回転力を受けアンビルュニヅト 3 0とクリンチヤ 4 0 を揺動するための摇動軸 2 0 3が嵌合するスリヅト孔 6 4とを有している。 紙厚吸収板バネ 7 0は、 ジョイントレバ一 6 0により揺動されるァンビルュニヅ ト 3 0がシート束に押圧しそれ以上揺動出来ない状態になったときに、 その後の摇 動連結を断ち、 このアンビルュニヅト 3 0により挟持されたシート束が打ち込まれ るステ一プルに対し逃げないように所定の挟持圧でシ一ト束を抑えるためのパネで、 その挾持するパネ圧を適宜に調整するために複数枚の板パネからなり、 一端が開放 され、他端がアンビルュニット 3 0の板パネ取り付け部 3 6に取り付けられている。 本体フレーム 8 0は、 図 5で示す様にステ一プル力一トリッジ 1 0、 カートリヅ ジホルダ一 2 0、 アンビルュニヅト 3 0、 クリンチヤ 4 0、 ぺ一パーガイドュニヅ ト 5 0を両側より包み込おように上方が闢放したコの字の形状で、 ステ一プル打ち 込み部 1 0 3側にペーパーガイドュニヅト 5 0を支持し、.その後方に図 1 2で示す ステ一ブラ駆動機構を配置支持している。 また、 型成形上から補助フレーム 8 5を 取付支持し、 この補助フレーム 8 5はカム溝 8 6、 軸 8 7、 8 8を有し後述する力 —トリヅジロヅク機構やスデ一プル無し/カートリヅジ装着共用検知センサ等の支 持をする。 セヅトレバー 9 0は、 ステ一プルカートリヅジ 1 0を後方より抱え込むようにス テープルカ一トリッジ 1 0を挟み込む略コの字状に形成された部材であって、 先に 図 2で説明したように、 ステ一プルカートリヅジ 1 0と力一トリヅジホルダ一 2 0 をステ一ブラ装置に装着するためのもので、 ステープルカ一トリッジ 1 0と力一ト リヅジホルダ一 2 0を装着状態でステーブル打ち込み部 1 0 3に側に常時付勢支持 するものである。 また、 このセットレバ一 9 0は、 図 1 1で示す様に、 補助フレーム 8 5に支持さ れ、 力一トリヅジロヅク機構を構成するもので、 このセットレバ一 9 0は、 ステー プルカートリッジ 1 0の離脱時に手で下方へ押し込むロック解除つまみ部 9 1と、 そのロック解除に際しセットレバ一 9 0自体が前後に揺動可能に設けられたスリヅ ト孔 9 2と、 補助フレーム 8 5のカム溝 8 6のステ一プル力一トリヅジ 1 0をロヅ クする保持位置 （口ヅク位置） とステープルカートリッジ 1 0を離脱可能とする退 避位置 （解除位置） とに変位移動する口ヅクビン軸 9 3と、 ステープルカ一トリヅ ジ 1 0のガイド突起 1 1を係止する口ヅク爪 9 4と、 退避位置においてステ一プル 無しノカートリヅジ装着共用検知センサ S Eの検出アーム S E 2を退避保持する 検出アーム退避用突起 9 5とを有し、 常時、 付勢手段である引っ張りコイルスプリ ングのバネ部材からなる付勢手段 2.0 5によりロックピン軸 9 3が補助フレーム 8 - 5のカム溝 8 6に当接するように揺動自在に支持されている。 また、 このカートリッジロヅク機構は、 ステ一プルカートリッジ 1 0を口ヅクす る保持位置にあるセヅトレパ一 9 0をステープルカ一トリヅジ 1.0の離脱に際し退 避位置へ変位させることによって時計方向にセヅ トレバー 9 0により揺動する連動 レバー 9 6を有する。 この連動レバ一 9 6は、 ステ一プル力一トリヅジ 1 0の装着に連動しセヅトレバ 一 9 0を退避位置から保持位置に変位解除するもので、 本体フレーム 8 0の軸 8 4 に回動自在に支持され、 一端側にステ一プル力一トリヅジ 1 0のガイド突起 1 1が 装着時に当接する当接アーム 9 7、 他端にセヅトレノ¹?—9 0のロックピン軸 9 3を 口ヅク位置から退避位置に変位させるロック解除ァ一ム 9 8を有している。 モ一夕 MOは、 ステープラの一連動作であるステ一プルのコの字折り曲げ、 ステ —プルのシート束への打ち込み、 その打ち込まれたステ一プルの折り曲げを行うた つた一つの駆動源で、 普通の D Cモ一夕の回転を減速し、 その回転でカム手段を制 御することによって各要素を駆動する。 コネクター基板 C Oは、 外部の制御回路とモ一夕 M O、 後述の図 1 3で示すステ —ブラホーム位置センサ H Pを接続するためのものである。 ステーブル無し/力一トリヅジ装着共用検知センサ S Eは、 図 1 1で示す様に 補助フレーム 8 5の軸 8 8に揺動自在に支持され、 常時付勢パネ S E 1により一 端部に延設した検出アーム S E 2がステーブル無しと力一トリヅジ装着有無を検 知可能な図示する位置に付勢され、 他端のセンサ検知突起 S E 3が図示せぬ検知 センサと共同し O N/O F Fの検出を行うことでステ一プル無しと力一トリヅジ 装着有無を検出する様にしている。 また、 回転軸近傍にはステ一プル力一トリヅジ 1 0の脱着時に退避位置に保持 されるためのセヅトレバー 9 0検出アーム退避用突起 9 5によって下方に押圧さ れる突起 S E 4する。 尚、 図示の状態はステーブルが力一トリッジに装填された ステ一プル有りもしくはステ一プルを有するカートリッジ装着時を検知するもの で、 検出ァ一ム S E 2がステーブルに当接した状態にあることを示している。. ステ一ブラホーム位置検知センサ H Pは、 図 1 3で示す様にモ一夕 M Oによつ て回動するドライバーカム回転体 C A 3 0の周面で初期位置に望む適宜位置に設け られた検知突起 CA 3 1とステープラ装置本体 1 0 0の適宜位置に配置された光学 式検知センサから成る。 図 8は同ステ一プラ装置のアンビルュニット 3 0がぺ一パ一ガイドュニヅト 5 0 から離間し待機状態にある側面図で、 図 1 3で説明するステ一ブラホーム位置セン サ H Pによりこの状態を常に検知可能で、 ステ一プル動作完了やジャ厶処理後等の ステーブル動作可能状態にあっては、 ステーブル打ち込み部 1 0 3は大きく口を開 きシート束を向かい入れるように待機状態にある。 図 9は同ステープラ装置のアンビルュニヅト 3 0がぺ一パ一ガイドュニヅト 5 0 に近接しシート束を挟み込む挟持状態にある側面図で、 最大の揺動限界を説明する ためにシ一トを挟持し無いゼロ枚の状態を示したもので、 実際のステーブル動作で はこの揺動範囲内でシ一ト束の厚さによって最大の揺動限界に至らぬ手前でアンビ ルュニヅト 3 0の揺動がまず阻止され、 引き続きクリンチヤ 4 0のクリンチ部 4 1 が更に揺動しクリンチヤアーム 3 1を揺動させる。 図 1 0は同ステープラ装置のクリンチヤ一 4 0によるクリンチ完了状態における 側面図で、 図 9の状態において更にクリンチヤアーム 3 1が揺動しステ一プルの先 端部を折り曲げるとともに、 クリンチヤ 4 0に形成した突起 4 4がステ一プル送り 爪 2 5の係合部 2 7と係合し、 ステ一プル送り爪 2 5を歩進押圧バネ 2 8の付勢力 に抗してチャージされる。 この際に、 たとえ逆止爪 1 4がステ一プルとステーブル の接合部と係合しておらずステ一プル半分逆戻りしたとしても、 このときには既に ステ一プルはシート束に打ち込まれた状態にあり、 このステ一プル半分逆戻りによ るドライバ一手段との係合位置のずれによるジャム発生が無い。 図 1 1は同ステープラ装置のセヅトレバー 9 0がステ一プルカートリヅジ 1 0を ロヅクした状態を説朋する要部部分断面図で、 図 3で示すステープルカ一トリヅジ 1 0のステ一ブラ装置本体 1 0 0への脱着におけるステ一プル力一ドリヅジ 1 0の ロヅク機構の要部を部分断面図で示したものであって、 図はステープルカ一トリ.ッ ジ 1 0が装着されステ一ブラ装置本体 1 0 0にロヅク保持された状態を示すもので、 セットレバ一 9 0は補助フレ一ム 8 5の軸 8 7とセットレバ一 9 0の口ックピン軸 9 3との闇に張り渡された引っ張りパネ部材のコイルスプリングからなる付勢手段 2 0 5によりステープル打ち込み部 1 0 3の方向に付勢され、 セヅトレク 一 9 0の ロック爪 9 4がステープルカートリヅジ 1 0のガイド突起 1 1と係合しステープル 打ち込み部 1 0 3の方向に付勢しており、 図ではセヅトレバー 9 0のスリヅト孔 9 2と補助フレーム 8 5の軸 8 7との間、 また補助フレーム 8 5のカム溝 8 6とセヅ トレバ一 9 0の口ヅクピン軸 9 3との間にはセヅトレバー 9 0がステープル打ち込 み部 1 0 3の方向に更に変位可能な隙閬が設けられており、 この隙間によってセヅ. トレノ 一 9 0が常時ガタ無くステ一プルカートリヅジ 1 0をロヅクする保持位置に 保持可能にしている。 尚、 上記のコイルスプリングからなる付勢手段 2 0 5は図 1 1の反対側にも同様 に位置し左右一対に張設されている。 図 1 2は同ステ一ブラ装置のセヅトレバー 9 0がステ一プルカートリヅジ 1 0の ロックを解除した状態を説明する要部部分断面図で、 図 1 1の状態において、 ステ ープラ装置本体 1 0 0と力一トリヅジホルダ一 2 0との間にステーブルが詰まった 時や、 ステーブル無し 力一トリヅジ装着共用検知センサ S Eの信号による使用 者へのステ一プル補充表示によって、 まずセヅトレパ一 9 0のロック解除つまみ部 9 1を一方の手で下方に押仕込む。 この押し込みでセヅトレバー 9 0が付勢手段 2 0 5の付勢力に逆らいスリット孔 9 2により摘み側に引き出された後、 口ヅクピン 軸 9 3が補助フレーム 8 5のカム溝 8 6に沿って下降し、 セヅトレバ一 9 0が補助 フレーム 8 5の軸 8 7を中心に下方へ揺動される。 そして、 セットレバ一 9 0は付 勢手段 2 0 5の付勢力により時計方向に付勢され、 セヅ トレバー 9 0は図の状態で 保持される。 この状態になる上記一連の動作過程において、 ロックピン軸 9 3はセットレバ一 を解除する連動レバー 9 6のロヅク解除アーム 9 8に当接してこの連動レバ一 9 6 を図示せぬ付勢パネに杭し時計方向に揺動する。 この揺動で連動レバ一9 .6の他端 に設けた当接アーム 9 7が図示の様に上方のステ一プルカートリヅジ 1 0のガイド 突起 1 1と係合する。 そして、 この当接アーム 9 7がステープルカ一トリヅジ 1 0 のガイド突起 1 1を押しステ一プル力一トリヅジ 1 0を装置外方へ突き出す。 その ステープルカ一トリヅジ 1 0を更に引き出しステ一ブラ装置本体から取り出し、 ス テ一プル力一トリッジ 1 0の交換もしくはステ一プルの補充を行う。 この状態において、 ステ プルの補充が行われたステープノレ力一トリッジ 1 ひを ステ一プラ装置本体 1 0 0に揷入することによって、 ステ一プル力一トリヅジ 1 0 のガイド突起 1 1がロック解除アーム 9 7に当接し、 ロヅク解除アーム 9 7を反時 計方向に押すことによって、 ロック解除アーム 9 7の係止アーム 9 8がセヅトレパ 一 9 0のロックピン軸 9 3を上方に押し上げ、 口ヅクピン軸 9 3が補助フレーム 8 5のカム溝 8 6に沿って図 1 1で示めすロヅクする保持位置に望む。 このときステープルカートリヅジ 1 0のガイド突起 1 1は係止アーム 9 8を通り 越した位置になっていて、 ガイド突起 1 1は係止アーム 9 8によって後方より係止 され、 付勢手段 2 0 5により常時ステーブル位置方向に付勢された図 1 1で示す口 ック状態となる。 尚、 口ヅク状態においてステ一プルカートリヅジ 1 0を常時ステ一プル位置方向 に付勢しているのは、 図 2で示す様にステーブル 2 0 0の先端が先端部： 1 2に保持 され無駄にステ一プルを引き出し得ないよう成っているために、 ステーブルの先端 が常にステ一プル打ち込み部 1 0 3のステーブル打ち込み位置に正確に位置するよ うにしたものである。 図 1 3は同ステ一ブラ装置のドライバ一駆動系を説明する概略構成図で、 このド ライパ一駆動系は、 直流モ一夕から成る駆動モータ MOと、 出力歯車 G A 1 0と、 第 1、 第 2減速歯車 GA 2 0と G A 3 0と、 第 3、 第 4減速歯車 G A 4 0と GA 5 0と、 第 5減速歯車 GA 6 0と、 クリンチヤ駆動偏芯カム ΌΑ.1 0と、アンビル駆 動偏芯カム CA 2 0と、係合ピン CA 3 1を形成したドライパーカム回転体 C A 3 0と、 係合ピン C A 3 1が嵌合する凹部 4 1とドライパ一駆動カム面 C A 4 2を形 成したドライバ一駆動偏芯カム C A 4 0とからなる。 またこのクリンチヤ駆動偏芯カム C A 1 0にはクリンチヤ 4 0を揺動する揺動軸 2 0 3が当接している。 またアンビル駆動偏芯カム CA 2 0にはアンビルュニヅト 3 0を揺動する摇動軸 2 0 4が当接している。 更にドライバ一カム回転体 C A 3 0にはホーム位置を検知する検知突起 C A 3 1 が設けられ、 この検知突起 C A 3 1はステープラ装置本体 1 0 0の適宜位置に配置 された光学式検知センサ H Pをホーム位置において光を遮る様に成って、 ドライバ 一カム回転体 C A 3 0の一回転においてステ一ブラ装置本体 1 0 0のホーム位置を 検出できるように光学式検知センサ H Pを制御する。 図 1 4は同ステ一ブラ装置の一連動作を説明するタイミングチヤ一トで、 この図 1 4と先の図 1 3の駆動系、 及び図 8乃至図 1 0を使ってその一連の動作を説明す ると、 駆動モ一夕 M 0が図示せぬ装置本体からステ一プル動作開始信号を受け回転 を開始し、 図 1 3で示すように駆動モー夕 MOの出力歯車 GA 1 0の回転を受け第 1乃至第 4減速歯車 GA 2 0— GA 5 0を介し最終段の第 5減速歯寧 GA 6 0が回 動を開始する。 この第 5減速歯車 GA 6 0の動きが図 1 4の駆動モー夕 MOの動きに相当し、 ま ずアンビル駆動偏芯カム C A 2 0に当接するアンビル摇動軸 2 0 4が揺動量の大き なアンビルュニヅト 3 0が揺動を闘始し、 このアンビルュニヅト 3 0は、 挟持する シート束の枚数が 2枚の最大揺動範囲 （第 6減速歯車 6 0の回転角 8 5 ° ) と、 図 中点線で示すシ一ト束枚数が許容する 5 0枚の揺動範囲との間でそのシート朿の厚 さに応じ揺動し、 アンビルュニヅト 3 0はシート束を挟持しその位置で保持される。 その際、 アンビルュニヅト 3 0がシート束に挟持状態になりそれ以上揺動できな いために、 アンビル駆動偏芯カム CA 2 0に当接するアンビル揺動軸 2 0 4の揺動 は紙厚吸収板パネ 7 0により吸収される。

—方、 ペーパーガイドユニット 5 0内に上下方向にスライド自在に支持され、 図 1 3で示すドライバ一駆動力ム C A 4 0により駆動される図示せぬホ一マと.ドライ ノ一がアンビルュニヅト 3 0の揺動に多少遅れて動き出しており、 ホーマが真つ直 ぐな先端ステ一プルをコの字に成形後、 引き続きドライバ一によりコの字に成形し た先の先端ステ一プルをシート束の適宜位置に打ち込む。 その後、 クリンチヤ駆動偏芯カム C A 1 0に当接する摇動軸 2 0 3によってクリ ンチヤ 4 0が揺動を開始しシート束に打ち込まれたステ一プルのシート束を貫いた スデ一プル先端部を適宜位置で折り曲げ、 その折り曲げ後、 クリンチヤ 4 0の復帰 と共にアンビルュニヅト 3 0とドライバ一とホ一マが復帰し一連のステ一プル動作 を完了させる。 尚、 ホーム位置センサ H Pは駆動モー夕 MOの回転開始後、 ドライバ一カム回転 体 C A 3 0の回転により多少遅れステープラ装置 1 0 0がホーム状態、 所謂初期状 態に無いことを検知し、 所定の時期に初期状態に復帰したか否か検知することによ つてステープラの一連動作をチェヅク確認するもので、 仮に所定の動作後にホーム 位置センサ H Pの出力が初期状態に復帰出来ない場合には異常と判断し処理する様 になっている。 また、 駆動モータ M 0の動きに対し多少遅れ動作開始を検知しているが同時に検 知しても差し支えは無い。 以上から、この発明のステ一ブラ装置によれば、 ステープラ装置フレームから 引出し可能なステ一プル収納ュニヅトにジャムしたステ一プルを粘着材またはマ グネヅト材などにより吸着して、 確実かつ容易に装置内部からジャムしたステー プルを取り出すことのできる優れた効果を呈する。 本発明をある程度詳細に最良の実施態様について説明したが、 その好ましい実 施態様についてのこの説明は構造の詳細については変えてあるので、 構成要素の 組み合わせと配列とは以下に請求する本発明の精神と範囲に反することなく種々 に改変することを妨げるものではない。

Claims

【特許請求の範囲】

1 . ステープルを収納する収納部と；

この収納部内のステープルをステ一プル打ち込み部に案内する案内部と；

前記案内部のステーブル打ち込み部側先端にステ一プル吸着材と；

を備えステープラ装置フレームに対して着脱自在のステ一プル収納ュニヅト。

2. 前記ステ一プル吸着材は粘着材からなることを特徵とする請求項 1に記載 のステ一プル収納ュニヅト。

3 . 前記ステープル吸着材はマグネヅト材からなることを特徴とする請求項 1 に記載のステ一プル収納ュニヅト。

4 . ステ一プルを収納する収納部と；

ステーブルを打ち込む往復動可能なドライバ手段を有するステ一プル打ち込み部 にステープルを案内する案内部と；

このステープル収納ュニヅトの少なくとも一部を前記ドライバ手段によって打 ち込まれるステープルの移動をガイドするガイド面として構成し、 このガイド面 に配置したマグネット材と；

を備えステープラ装置フレームに対して着脱自在のステーブル収納ュニヅト。

5 . 前記ガイド面は、 マグネット材を覆う非磁性材から構成したことを特徴 とする請求項 4に記載のステ一プル収納ュニット。

6 . 前記マグネット材をドライバ手段によって打ち込まれるステ一プルのク ラウン部分移動領域内に配置したことを特徴とする請求項 4に記載のステーブル 収納ュニヅト。

7 . 前記ステ一プル収納ュニヅトが、 ステ一プルを収納する力一トリヅジと この力一トリヅジを着脱自在に支持する力一トリヅジホルダーとから構成したこ とを特徴とする請求項 1または請求項 4に記載のステ一プル収納ュニヅト。

8 . ステーブルを収納する収納部と；

この収納部内のステ一プルをステーブル打ち込み部に案内する案内部と；

前記案内部のステーブル打ち込み部側先端に配置したスープノレ吸着部材と； を有するステ一プル収納ユニットを着脱自在に支持するステープラ装置において、

9 . 前記ステ一プル吸着部材はマグネ、ソト材からなることを特徴とする請求 項 8に記載のステ一ブラ装置。