明細書 ブックマークシステム 技術分野
ブックマークを用いてサイ 卜へ案内するブックマークシステムに関す る。 背景技術
ブラウザ等でインター.ネッ ト上のウェブサイ 卜 (ウェブページ) ヘア クセスする際には、 アクセスするサイ トを特定するためにそのサイ 卜の ア ド レスを指定する必要がある。 このア ド レスは、 例えば 「http:〃 qwert.asdfg.zxcvb.com/rfvedc/rfvijn/wsxrf.html」のよつな U Rしで 表される。 したがって、 サイ 卜にアクセスしょうとするたびにこのよう に覚えにくく長いァドレスを入力することとすれば非常に手間がかかつ てしまう。 そこで、 利用者の指示に応じて、 サイ 卜のアドレスとそのサ ィ 卜を利用者が識別するためのィンデックスとを関連付けてブックマー クとして記憶しておくブックマーク機能を一般的なブラウザは備えてい る。
このようなブラウザは、 利用者からの指示に応じて、 ブックマークと して記憶したインデックスを表示し、 マウスのクリック等によって 1 の インデックスが選択された場合に、 選択されたィンデックスに関連付け られたアドレスにアクセスする。 このような機能によって、 利用者はい ちいちサイ 卜のアドレスを覚えたり、 書き留めたリ、 入力したりせずに サイ 卜へのアクセスを容易に行うことができる。
そしてさらに、 自己のブックマークをインターネッ卜を介して端末か
らサーバに送信し、 サーバで端末のブックマークを受信して記憶してお き、 この記憶したブックマークをインターネッ 卜を介して端末に提供す るブックマークシステムが知られている。 このようなブックマークシス テムでは、 サーバーが記憶したブックマークをリンクとして端末のブラ ゥザに送信し、 ブラウザはこのリンクを受信して表示する。 そして、 マ ウス等でこのリンクがクリックされると、 そのリンクの示すァドレスの サイ 卜へアクセスする。
このようなブックマークシステムによれば、 自己のブックマークをィ ンターネッ 卜に接続したすべて端末のブラウザから利用できるようにな る。 すなわち、 オンラインブックマークシステムにアクセスできる端末 さえあれば、 ブックマークの提供者は、 いちいちブックマークを利用す るためにブックマークを行った端末に行ってアクセスしたり、 他の端末 にブックマークをコピー等しなくても自己のブックマークを利用するこ とができる。
そして、 このようなブックマークシステムには、 提供者が提供したブ ックマークを、 提供者とは別の利用者に公開できるものがある。 このよ うにすることで、 提供者の提供したブックマークを、 提供者とは別の利 用者も利用することができる。
しかしながら、 このように提供者が別の利用者に対して自己のブック マークを公開することは、提供者のボランティア精神に負う面が大きく、 多くの提供者を得ることが困難な場合があった。 すなわち、 ブックマー ク提供者が利用者に対してブックマークを公開したとしても提供者に生 じるメリッ 卜がない場合が多い。
また、 このようなシステムにおいて、 例えば、 バナー広告等をサイ 卜 上に掲載することで広告料を得てシステムの運営費を捻出しょうとすれ ば、 上述のような理由により多くのブックマークが得られないために、
公開されたブックマークのページの閲覧者数が増えずその結果広告料が 多く得られないという悪循環に陥るおそれがあった。 発明の開示
そこで本発明は、 上述した問題点を解決するブックマークシステムを 提供することを目的とする。
上述した問題点を解決するためになされた請求項 1 に記載のブックマ 一クシステムによれば、 インターネッ 卜を介して提供者端末からブック マークを入力し、 入力されたブックマークを記憶する。 そして、 記憶し たプックマークをインターネッ卜を介して利用者端末へ供給する。また、 ブックマークを供給した場合、 または、 供給したブックマークに対して 所定のァクションがあった場合の少なくともいずれか一方の場合に、 そ のブックマークの提供者に対してボイン卜を付与する。
ここでブックマークとは、最低限ァドレスを含んだ情報であればよい。 アドレスとはコンテンツの所在を特定するための情報であり、 例えば U L (Uniform Resource Locator)などを用いるとよい。 またアドレスの他 に、 例えばそのァドレスに存在するコンテンツの内容が連想できるよう な識別情報 (インデックス) を含むようにしてもよい。 インデックスと しては、 例えばコンテンツのページタイ 卜ル等を用いるとよい。
また、 ポイントとは、 提供者にとって有益なものでぁリ、 数値そのも ののような抽象的なものでもよいし、 対象を具体的に指し示す数値 (例 えば、 金額、 マイレージの距離) でもよい。 例えば、 ポイントの対象と しては、 商品購入権、 現金、 商品券、 航空券、 有料番組の無料視聴権、 インターネッ 卜有料サイ卜の無料利用権、 電話の無料利用権、 割引券な どがあげられる。 また、 ポイントを付与して、 そのポイントが所定の値 に達した時にのみ特典として上述の商品購入権、 現金、 商品券、 航空券、
有料番組の無料視聴権、 インターネット有料サイ 卜の無料利用権、 電話 の無料利用権、 割引券などを付与するようにしてもよい。 また、 例えば ボイン卜を金額と対応させ、 所定の期間毎ないしは所定のポイントに達 する毎に提供者の口座に振り込んだリ、 ネッ 卜ワーク等において使用可 能な電子マネーとして付与してもよい。
このようにすれば、 ブックマークの提供者には、 ブックマークを他者 に提供することによってポイン卜が付与され、 メリットが生じる。 した がって、 従来はブックマークを進んで提供 (公開) しょうとしなかった 人も、 ポイン卜を得るためにブックマークを提供するようになる。 また、 ブックマークの供給または所定のァクションの少なくともいずれか一方 に応じてポイントが付与されるので、 提供者がポイントを多く得るため には多くのブックマークを提供するか、 利用者にとって有益な良質のブ ックマークを提供する必要がある。 したがって、 ブックマークシステム においては、 多数のブックマークを得やすくなるとともに、 ブックマー クの質の向上を図ることができる。 そして、 このようなプックマークを 利用者に供給することで、 利用者にとって利便性の高いブックマークを 提供することが可能となり、 その結果、 ブックマークシステムの利用を 促進することができる。
なお、 ブックマークの供給の方法は自由に決めることができ、例えば、 提供したブックマークの一覧を表示する提供者毎のページを利用者に供 給し、 供給した際にその提供者に対して所定のボイン卜を付与するよう にしてもよい。 また、 提供されたブックマークのジャンル別にブックマ ークを提供するようにし、 そのジャンル内に含まれるブックマークのす ベての提供者に所定のボイン卜を付与するようにしてもよい。
そして所定のアクションとは、 例えば、 そのブックマークをマウスで クリックするなどして選択指定した場合や、 その選択指定によってその
ブックマークのリンク先のページが表示された場合や、 そのリンク先の ページで商品が購入された場合等を含む。 このようにすることで、 これ らのァクションに応じてポイントを提供者に付与することができる。 こうして提供者にポイントを付与する場合には、 請求項 2に示すよう に、 供給するブックマークの提供者以外の利用者にブックマークを供給 した場合のみボイン卜を付与するようにするとよい。このようにすれば、 提供者が自己が供給したブックマークに対してボイン卜を得るためにわ ざとブックマークの供給を受けたり、 例えば自己が提供したブックマー クをポイン卜を得るために頻繁にクリックするなどの行為を防止するこ とができる。
さて、 このようにポイン卜を付与するためには、 例えばそのポイント を付与するための財源や仕組みを確保する必要がある場合がある。 もち ろんプックマークシステムの運営者がそのボイン卜の付与のための財源 や仕組みを確保すればよいが、 請求項 3に示すように、 広告料によって 確保し、 この広告料を自動的に算出するとよい。 すなわち、 ブックマー クを広告情報とともに供給し、 広告情報を供給した場合またはその広告 情報に対して利用者端末から所定のァクションがあった場合の少なくと もいずれか一方の場合に、 その広告情報の広告主に対する広告料を算出 する。 このようにすれば、 ブックマークシステムの運営者はポイン卜の 財源を広告料から得ることができる。 また、 前述のようにしてブックマ ークシステムの利用を促進することができるため、 広告情報の閲覧者数 や閲覧回数を増やすことができ、 従来に比べてよリ多くの広告料を得る ことができる。 また広告主に対しては、 例えば広告の供給状況等に応じ て広告料を算出することができるので広告効果に沿った広告料が請求可 能となる。
なお、 ここで所定のアクションとは、 例えば、 その広告情報をマウス
でクリックするなどして選択指定した場合や、 その選択指定によってそ の広告情報のリンク先のページが表示された場合や、 そのリンク先のぺ ージで商品が購入された場合等を含む。 このようにすることで、 これら のァクションに応じて広告料を加算することができる。
そして、 さらに広告の効果を高めるため請求項 4に示すようにすると よい。 すなわち、 ブックマークをそのブックマークに関連する広告情報 とともに供給する。 例えば、 複数のブックマークをまとめて供給する場 合には、ビジネスに関連するブックマークが多く含まれる場合であれば、 ビジネス関係の広告を供給するようにし、 旅行に関連するブックマーク が多く含まれる場合であれば、 旅行会社の広告をともに供給するように する。 また同様に、 例えば各ブックマーク毎に関連する広告を付加して 供給するようにしてもよい。 このようにすれば、 広告の効果をよリ高め ることができる。 なぜなら、 ブックマークに興味をもった利用者はその ブックマークに関連する広告にも興味を持つ可能性が高いからである。 したがって、 ブックマークシステムの運営者は、 ょリ多くの広告料を得 ることができる。
また広告に興味を持った利用者はそれに関連するブックマークにも興 味を持つ可能性が高く、 相乗効果を発揮する。 したがって、 ブックマー クの利用も促進することができ、 利用者にとって利便性の高いシステム となる。
このようにして得た広告料は、 請求項 5に示すようにポイン卜に関す る費用とプックマークシステムの運営にかかる費用とで分配するとよい, このようにすれば、 広告料の分配を容易に行うことができる。
そして、 請求項 6に示すように、 供給するブックマークが、 供給する 広告情報の広告主に関連する場合には、 そのブックマークを相対的に利 用者の目に付きやすい位置に配置して供給するようにするとよい。 例え
ば、 ブラウザにブックマークを表示させた際に、 広告主へのプックマー クは他のブックマークより上位に配置されるように供給するとよい。 こ のようにすれば、 広告主へのブックマークがクリックされる可能性を高 めることができる。 したがって、 広告主はサイ 卜へのアクセスを増やす ことができ、 本装置の運営者は広告料をより多く得ることができる。 さらに、 請求項 7に示すようにして、 ブックマークの提供者だけでな く利用者に対してポイントを付与してもよい。 このようにすれば、 ボイ ントを得るために利用者が増え、 ブックマークや広告情報の供給量が増 える。 また供給した広告情報に対して例えばクリック等の所定のァクシ ヨンがなされる可能性を高めることができる。 したがって、 広告主はさ らに広告効果を高めることができる。 図面の簡単な説明
図 1 は、 実施例のブックマークシステムの構成を示すブロック図であ り、
図 2は、 ブックマークを行うサイ 卜を表示させた際のブラウザを示す 説明図であり、
図 3は、 ブックマークの指示を入力する場合のブラウザを示す説明図 であり、
図 4は、 ブックマークメニューがクリックされた際の処理を示すフロ 一チヤ一卜であり、
図 5は、 オンラインブックマーク登録確認ダイアログを示す説明図で あり、
図 6は、 提供者登録ページを示す説明図であり、
図 7は、 提供者登録ページへの入力例を示す説明図であり、 図 8は、 提供者情報データベースを示す説明図であり、
図 9は、 認証情報設定ダイアログを示す説明図であり、 図 1 0は、 ブックマークダイアログを示す説明図であり、
図 1 1 は、 新規ジャンル作成の際のブックマークダイアログを示す説 明図でぁリ、
図 1 2は、 ジャンルの指定を説明する説明図であり、
図 1 3は、 提供者用ブックマークページを示す説明図であり、 図 1 4 A , Bは、 共有ブックマークページを示す説明図であり、 図 1 5は、 提供者用メインページを示す説明図であり、
図 1 6は、 提供者用ブックマークページを示す説明図であり、 図 1 7は、 共有ブックマークメインページを示す説明図であり、 図 1 8は、 共有ブックマークページを示す説明図であり、
図 1 9は、 ブックマークページ生成処理を示す説明図であり、 図 2 0は、 広告情報データベースを示す説明図でぁリ、
図 2 1 は、 指定ジャンルブックマークテーブルを示す説明図であり、 図 2 2は、 登録したブックマークを利用する場合の説明図でぁリ、 図 2 3は、提供者別共有ブックマーク一覧ページを示す説明図であリ、 図 2 4は、 利用ボイン卜を含む共有ブックマークページを示す説明図 であり、
図 2 5 A, B, Cは、 ブックマークメニューを示す説明図であり、 そ して
図 2 6は、 携帯電話における実施例を説明する説明図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。 な お、 本発明の実施の形態は、 下記の実施例に何ら限定されることなく、 本発明の技術的範囲に属する限リ種々の形態を採リうることは言うまで
もない。
図 1 に示すように、 本実施例のブックマークシステム 1 は、 インター ネット 1 0とインターネッ卜 1 0に接続されたサーバ 1 2及び複数の端 末を備える。 これら複数の端末のうち、 図 1 には、 2つの端末を図示し ている。 すなわち、 ブックマークをサーバ 1 2に対して提供する提供者 側端末 1 4と、 サーバ 1 2からブックマークの供給を受けブックマーク を利用可能な利用者側端末 1 6である。
サーバ 1 2、 提供者側端末 1 4及び利用者側端末 1 6は、 それぞれ図 示しない C P U、 Iノ0等の制御装置及び R 0 M、 R A M、 ハードディ スク等の記憶装置、 ディスプレイ、 キーボード、 マウス、 プリンタ等の 周辺装置を備えた一般的なコンピュータシステムとして構成されており, ウェブブラウザ機能と電子メール機能を備える。
また、 サーバ 1 2は、 ウェブサーバとして機能しており、 インターネ ッ卜 1 0を介して要求があった場合に要求されたウェブページを記憶装 置から読み出してインターネッ ト 1 0を介して要求元に出力する。また、 サーバ 1 2は提供者側端末 1 4からブックマークの提供を受け、 提供さ れたブックマークを記憶装置に記憶しておき、 利用者側端末 1 6からの 要求に応じて記憶したブックマークを利用者側端末 1 6に供給する。
まず、 提供者側端末 1 4を操作する提供者がブックマークをサーバ 1 2に提供する際の手順とそのときの各装置の動作について図を参照して 説明する。
提供者は、 マウスやキーボードを操作してブラウザを起動し、 ブック マークしたいページを提供者側端末 1 4の表示装置に表示させる。なお、 以下の説明において、 ブラウザとは画面表示及び処理を含む意味で使用 する。よって例えば、 「ブラウザのアドレス欄」や「ブラウザが検出する」 のような表現を使用する。
図 2 は、 ブラウザ 4 0 のア ド レス欄 4 3 に示されるア ド レス 「http:〃 www.xyz-ryokou.eom/J のページを表示させた例である。 提供者 がこのページのアドレスをブックマークとして保存する場合には、 図 3 に示すように、 メインメニュー 4 2の 「ブックマーク」 メニューをクリ ックし、 表示されたブックマークプルダウンメニュー 4 5の中からブッ クマークメニュー 4 5 aをクリックする。
以下、 ブックマークメニュー 4 5 aがクリックされた際のブラウザ 4 0の処理を図 4に示し、 参照しながら説明する。 ブラウザ 4 0は、 ブッ クマークメニュー 4 5 aのクリックを検出すると、 プックマークの登録 がこれまでになされたか否かを判定し(図 4の S 1 1 0を参照)、 ブック マークの登録がなされていない場合には (S 1 1 0 : Y E S )、 図 5に示 すオンラインブックマーク登録確認ダイアログ 4 9を表示する。 この才 ンラインブックマーク登録確認ダイアログ 4 9は、 ブックマークをサー バ 1 2に登録するオンラインブックマークサ一ビスを利用するか否かを 入力するダイアログであり、 このダイアログで 「利用しない J が選択さ れた場合には (S 1 2 0 :利用しない)、 以後ブックマークメニュー 4 5 aのクリックが検出された場合にはオンラインブックマークを利用しな いように設定する (S 1 9 0 )。 すなわち、 一般的なブラウザのブックマ ークと同様に提供者側端末 1 4の記憶装置にブックマークを記録するよ うにする。 そして、 ブックマークを提供者側端末 1 4の記憶装置に記憶 する図示しない一般的なブックマークダイアログを表示する(S 2 0 0 ) t この場合は、 一般的なブラウザと同様の処理を行うので、 以後の説明を 省略する。
一方、 サーバ 1 2にブックマークを登録するオンラインブックマーク サービスを利用する場合には、 サーバ 1 2に提供者情報の登録を行い提 供者 I Dを得る必要がある。 すでに提供者が提供者情報の登録をして提
供者 I Dを得ている場合には、 図 5のオンラインブックマーク登録確認 ダイアログ 4 9において、 「利用する (提供者登録済)」 をクリックし、 未だ提供者 I Dを得ていない場合には、 「利用する (新規提供者登録)」 をクリックする。
このオンラインブックマーク登録確認ダイアログ 4 9で「利用する(提 供者登録済)」のクリックが検出された場合には(S 1 2 0:利用する(提 供者登録済))、 S 1 5 0へ移行する。
一方、 「利用する (新規提供者登録)」 のクリックが検出された場合に は ( S 1 2 0 :利用する (新規提供者登録))、 S 1 3 0へ移行する。
S 1 3 0では、 サーバ 1 2の提供者登録ページにアクセスし、 提供者 登録ページをブラウザ 4 0に表示する。 この提供者登録ページ表示した ブラウザ 4 0を図 6に示す。 提供者はこの提供者登録ページの各項目に 自己の情報を入力して登録ボタンをクリックする。 この項目には 「希望 I D J、 「パスワード」、 「メールアドレス」、 Γ氏名」、 「住所」、 Γ振込口 座」 がある。 「希望 I D J と 「パスヮード」 は、 提供者側端末 1 4からサ ーバ 1 2へブックマークを登録する際や、 提供者側端末 1 4でポイント を受け取る際に必要となる認証情報を得るための項目である。 また 「氏 名」 「住所」は、各種の郵便等による連絡やポイントが貯まった際に特典 を送る際の送リ先の情報を得るための項目でぁリ、 振込口座はポイント を現金化して振り込む場合の口座の情報を得るための項目である。
図 7は、 図 6の提供者登録ページへの入力例である。 各項目の内容を 入力したら、 提供者は登録ポタンをクリックする。 登録ボタンのクリツ クを検出したブラウザ 4 0は、 これらの各項目の入力内容をサーバ 1 2 へ送信し、 サーバ〗 2ではこれらの入力内容を受信して、 希望 I Dがす でに他者によって登録されているか否かを判定する。 未だ登録されてい ない場合には、 受信した各項目の内容を、 図 8に示すような形式で、 サ
ーバ 1 2の記憶装置内の提供者情報データベース 2 1 に記憶する。 そし て、 その I Dが提供者 I Dである旨と登録完了の旨を記載したページを 提供者側端末 1 4に送信する。 なお、 すでに登録されている場合には再 度希望 I Dを入力するためのページを利用者側端末 1 6へ送信する。
このようにしてサーバ 1 2への提供者情報の登録が完了すると (S 1
4 0 : Y E S )、 ブラウザ 4 0は、 図 9に示す認証情報設定ダイアログ 6 0を表示する。 なお、 図 5に示したオンラインブックマーク登録確認ダ ィァログ 4 9で「利用する(提供者登録済) Jがクリックされた場合も(S 1 2 0 :利用する (提供者登録済))、 この認証情報設定ダイアログ 6 0 を表示する。
この認証情報設定ダイアログ 6 0は、 提供者情報として登録した提供 者 I Dを入力する提供者 I D欄 6 2と登録したパスヮードを入力するパ スヮード欄 6 3を備える。 提供者が登録済のこれらの項目を入力し O K ボタンをクリックすると (S 1 6 0 : Y E S )、 ブラウザ 4 0は、 サーバ 1 2から共有ブックマーク情報を取得して(S 1 7 0 )、 図 1 0に示すブ ックマークダイアログ 5 0を表示する (S 1 8 0 )。 なお、 すでに上述の S 1 2 0 ~ S 1 6 0の処理による設定を行っている場合には ( S 1 1 0 : N O )、 図 3に示したブックマークメニュー 4 5 aのクリックが検出 された場合にすぐにこのブックマークダイアログ 5 0を表示する。
ブックマークダイアログ 5 0は、 追加ボタン 5 1 、 キャンセルボタン
5 2、 設定ポタン 5 3、 インデックス入力欄 5 4、 アドレス入力欄 5 5、 ローカルブックマーク欄 5 6、 サーバブックマーク欄 5 7を備える。 インデックス入力欄 5 4は、 ブックマークを利用する際にインデック スとして表示する内容を入力する欄であリ、 デフオル卜ではブックマー クメニュー 4 5 aのクリックが検出された際のページのタイ トルを挿入 する。 したがって、 図 1 0のインデックス入力欄 5 4には、 図 3のタイ
卜ル表示攔 4 1 に表示されたタイ トルが挿入されている。
またアドレス入力欄 5 5は、 ブックマークするアドレスを入力する欄 であリ、 デフォルトでは、 ブックマークメニュー 4 5 aのクリックが検 出された際のページのァドレスである図 3のアドレス欄 4 3の内容が挿 入されている。
なお、 インデックス入力欄 5 4やアドレス入力攔 5 5にデフォルトで 挿入された内容は、 キーボード等から変更可能である。 特に、 インデッ クス入力欄 5 4は、 インデックスを表示させた場合に、 そのインデック スでサイ 卜が識別できる内容に変更するとよい。
ローカルブックマーク攔 5 6及びサーバブックマーク欄 5 7は、 ブッ クマークの保存先を指定する欄であり、 サーバブックマーク攔 5 7は、 提供者用ブックマーク欄 5 7 aと共有ブックマーク欄 5 7 bとからなる t 提供者用ブックマーク攔 5 7 aは、 各提供者毎にサーバ 1 2の記憶装置 に記憶された提供者プックマークのジャンルを表示し、 提供者ブックマ ークのどのジャンルにブックマークを保存するかを指定する欄である。 なお提供者ブックマークは前述の提供者 I Dとパスワードで保護されて ぉリ、 これらの認証情報を知る利用者以外はその内容を閲覧することが できない。 すなわち、提供者用ブックマーク欄 5 7 aを表示する際には、 サーバ 1 2に対して提供者 I Dとパスヮードと提供者ブックマーク取得 要求を送信し、 サーバ 1 2は提供者 I Dとパスワードが登録済のものと —致するか否かを判定して、 一致する場合のみ、 その提供者 I Dの提供 者の提供者ブックマークのジャンルに関する情報を提供者側端末 1 4の ブラウザ 4 0に送信する。 そしてブラウザ 4 0では受信した提供者ブッ クマークのジャンルに関する情報に基づいて、 提供者用プックマーク欄 5 7 aにそのジャンルを表示する。
一方、 共有プックマーク欄 5 7 bは、 サーバ〗 2にアクセス可能なす
ベての端末から利用可能なブックマークである共有ブックマークのジャ ンルをッリ一形式で表示し、 共有ブックマークのどのジャンルにブック マークを保存するかを指定する欄である。 共有ブックマークに提供者が ブックマークを提供した場合、 他の利用者もそのブックマークを見るこ とができる。 したがって共有ブックマーク欄 5 7 bを表示する際には、 サーバ 1 2に対して共有ブックマークのジャンルの取得要求を送信し、 サーバ 1 2は記憶している共有ブックマークのジャンルを提供者側端末 1 4のブラウザ 4 0に送信する。 そしてブラウザ 4 0ではそのジャンル を受信して共有ブックマーク欄 5 7 bに表示する。 前述の S 1 7 0の共 有ブックマークの取得はこのようにして行い、 取得した共有ブックマー クのジャンルを共有ブックマーク欄 5 7 bに折畳展開可能なツリー形式 で表示している (図 1 0及び図 1 2参照)。 この共有ブックマークのジャ ンルは、 サーバ 1 2の管理者のみが作成可能でぁリ、 提供者はこれらジ ャンルの中から、 自己が提供するブックマークのジャンルに近いジヤン ルを選択する。
一方、 ローカルブックマーク欄 5 6及び提供者用ブックマーク攔 5 7 aはそれぞれブックマークをジャンル別に分類して格納するために、 図 1 1 に示すように新規ジャンルを作成することができる。 図 1 0に示す ように、 ローカルブックマーク欄 5 6または、 提供者用ブックマーク欄 5 7 aでマウスの右ポタンをクリックするとポップアップメニュー 5 8 が表示される。 このメニューから 「新規ジャンル」 を選択するとジヤン ル名が入力可能となる。 ここでは、 ジャンル名として 「旅行 j を入力し、 ジャンル 「旅行」 を作成している。 ローカルブックマーグ欄 5 6にてこ のような新規ジャンルの作成指示が入力された場合には、 提供者側端末 1 4 (ローカル) の記憶装置に指示されたジャンルが作成される。 一方、 サーバプックマーク欄 5 7にて新規ジャンル作成の指示が入力された場
合には、 サーバ 1 2に新規ジャンルの作成要求が送信され、 サーバ 1 2 に新規ジャンルが作成される。 このようにしてブックマークを格納する ジャンルを必要に応じて作成し、 保存先のジャンルを選択することがで さる。
図 1 2は、 保存先のジャンルとして、 ローカルブックマーク欄 5 6で 「旅行 J を、 提供者用ブックマーク欄 5 7 aで 「旅行」 を、 共有ブック マーク欄 5 7 で 「旅行」 の中の 「旅行会社 j を選択した例である。 こ のようにブックマークの保存先毎にジャンルを指定した状態で、 追加ボ タン 5 1 をクリックすると、 指定された保存先にインデックス入力欄 5 4とアドレス入力欄 5 5の内容を関連付けてブックマークとして記憶す る。
すなわち、 ローカルブックマーク欄 5 6では、 「旅行」が選択されてい るので、 提供者側端末 1 4の記憶装置内の 「旅行」 のジャンルにブック マークを記憶する。 そして、 通常のブラウザにおけるブックマークと同 様、 図 2 5 Aに示すように、 記憶したインデックスをメニューに表示す ることでブックマークとして機能する。 つまリ、 図 2 5 Aにおいて Γ Χ Y Z旅行トップページ」 と表示されたインデックスをクリックすること で、 このインデックスに関連付けて記憶された Γ http:〃 www.xyz- ryokou.comJ にアクセスすることができる。
また、 提供者用ブックマーク欄 5 7 aでは 「旅行」 が選択されている ので、 ブラウザ 4 0は、 サーバ 1 2に対して、 保存先のジャンルである 「旅行」 と、 図 1 0に示したアドレス入力欄 5 5の内容であるァドレス I http://www.xyz-ryokou.comJ と、 インデックス入力欄 5 4の内容であ るインデックス 「X Y Z旅行トップページ」 と、 図 9に示して説明した 認証情報設定ダイアログ 6 0に入力されている提供者 I Dとパスヮード とを含むブックマーク関連情報を送信する。
サーバ 1 2では、 このようなブックマーク関連情報を受信した場合に ブックマーク受信処理を行う。 この処理を図 1 3のフローチャートを参 照して説明する。
図 1 3に示す S 3 1 0では、 このブックマーク関連情報を受信する。 そして S 3 2 0では、 受信したブックマーク関連情報から提供者 I りと パスヮードを得て、 図 8に示した提供者情報データベース 2 1 に登録さ れている提供者 I D及びパスワードと比較し、 登録されているか否かを 判定する。 登録されている場合には (S 3 2 0 : Y E S )、 受信したブッ クマークを、 図 1 4 Aに示す提供者用ブックマークデータベース 2 2に 記憶する (S 3 3 0 )。 この提供者用ブックマークデータベース 2 2は、 ジャンル、 インデックス、 アドレス、 提供者 I Dの各項目を備える。 上 述のブックマーク関連情報を受信した場合には、 受信した保存先ジヤン ノレ 「旅行」 と、 アドレス I http:〃 www.xyz-ryokou.comJ と、 インアツク ス Γ Χ Y Z旅行トップページ」 と、 提供者 I D rClientl4」 とをそれぞれ 記憶する。
また同様に、 図〗 2の共有ブックマーク欄 5 7 bでは 「旅行」 の中の 「旅行会社」 のジャンルが選択されているので、 ブラウザ 4 0は、 サー バ 1 2に対して、 このジャンル 「旅行一旅行会社」 と、 図 1 0に示した アドレス入力欄 5 5の内容であるアドレス 「http:〃 www.xyz-ryokou.com J と、 インデックス入力欄 5 4の内容であるインデックス Γ Χ Υ Ζ旅行卜 ップページ」 と、 図 9に示して説明した認証情報設定ダイアログ 6 0に 入力されている提供者 I Dとパスワードとを含むブックマーク関連情報 を送信する。
サーバ 1 2では、 このようなブックマーク関連情報が送信されてきた 場合に前述の図 1 3のブックマーク受信処理と同様の処理を行い、 受信 したブックマーク関連情報を図 1 3 ( b ) に示す共有ブックマークデー
夕ベース 2 3に記憶する。 なおポイントの値は 0に設定する。 このボイ ン卜の値は、 後述のブックマーク提供処理の際に加算される。
このようにして、 ローカルの記憶装置と、 サーバ 1 2の記憶装置内の 提供者用ブックマークデータベース 2 2と、 サーバ 1 2上の記憶装置内 の共有ブックマークデータベース 2 3に、 ブックマークを登録すること ができる。 なお、 図 1 2に示したブックマークダイアログ 5 0では、 口 一カルブックマーク欄 5 6、 提供者用ブックマーク攔 5 7 a、 共有ブッ クマーク欄 5 7 bのすベての欄で保存先のジャンルを選択しているが、 これらのうちいずれか〗以上のジャンルを選択して、 希望する場所に記 憶させることができる。
このようにサーバ 1 2に記憶したブックマークは、 サーバ 1 2のゥェ ブサーバ機能によって、 ブックマークをリンクとして示したウェブべ一 ジとして提供される。 このページを以下、 ブックマークページと称する。 ブックマークページへのアクセスを容易にするため、 図 1 5に示すよ うに、 提供者用メインページ 6 9がサーバ 1 2によって提供される。 こ の提供者用メインページ 6 9は、 提供者情報の登録が完了した際にサー バ 1 2で生成され、 このページのアドレスが図 8の提供者情報データべ ース 2 1 に記憶された電子メールアドレスに送信されている。
この図 1 5に示す提供者用メインページ 6 9において 「提供者用ブッ クマーク」 のリンクがクリックされた場合には、 図 1 6に示す提供者用 ブックマークページにアクセスしてその内容を受信して表示する。なお、 このときブラウザ 4 0は、 サーバ 1 2に対して提供者 I Dとパスヮード を送信して認証を行う。
提供者ブックマークページは、 図 1 6に示すように提供者ブックマー クジャンル表示欄 7 Ί と提供者ブックマーク内容表示欄 7 2のフレーム からなる。 提供者ブックマークジャンル表示欄 7 1 は、 ブラウザ 4 0か
ら送信された提供者 I Dのブックマークの保存されているジャンルを表 示する欄であり、 サーバ 1 2は、 図 1 4 Aに示した提供者用ブックマー クデータベース 2 2から提供者 I Dがー致するジャンルを抽出して表示 する。 例えば、 clientl4 がアクセスした場合には、 ジャンル 「旅行」 が 抽出される。 そして、 このジャンルを提供者ブックマークジャンル表示 欄 7 1 に表示させるための H T M Lファイルを生成して送信し、 ブラウ ザ 4 0はこの H T M Lファイルを受信して、 提供者プックマークジャン ル表示欄 7 1 に表示する。 このとき提供者ブックマーク内容表示攔 7 2 はブランクページが表示される。
提供者ブックマークジャンル表示攔 7 1 に表示されたジャンルがクリ ックされると、 ブラウザ 4 0はそのクリックされたジャンルのジャンル 名を提供者 I D及びパスワードとともにサーバ〗 2へ送信する。 サーバ 1 2では、 受信した提供者 I Dとパスワードによって認証を行った後、 提供者用ブックマークデータベース 2 2からその提供者 I Dを持つ行を 抽出し、 提供者用テーブルを生成する。 そして、 提供者用テーブルから、 対応するインデックスとァドレスを取り出しリンクとして H T M Lファ ィルを生成してブラウザ 4 0へ送信する。 ブラウザ 4 0ではそのリンク をクリックすることで、 そのァドレスにアクセスすることができる。 例えば、 clientl4が前述のジャンル 「旅行」 をクリックした場合には、 そのクリックされたジャンル名の 「旅行」 と提供者 I D rclientl4J とパ スワードがサーバ 1 2に送信される。サーバ 1 2ではこれらを受信して、 提供者 I Dとパスワードから認証を行った後、 提供者用ブックマークデ 一夕ベース 2 2から、 提供者 I 。が Clientl4の行をすベて取り出して、 提供者用テーブルを生成する。 図 1 4 Aに図示した提供者用ブックマー クデータベース 2 2では、 clientl4 の行は 1 行のみであるので、 この行 が抽出され提供者用テーブルとなる。 もちろん、 clientl4 が複数のブッ
クマークを提供者用ブックマークに登録した場合には、 複数の行が抽出 されることとなる。 そして、 抽出した行のインデックスである Γ Χ Υ Ζ 旅行卜ップぺージ J とアドレス 「http:〃 www.xyz-ryokou.com J を利用し て 「<A HREF="http:〃 www.xyz-ryokou.com" > X Y Z旅行トップページ </A>J といったリンクのタグを含む H T M Lファイルを生成して送信す る。 このようにして、 ブラウザ 4 0には図 1 6の提供者ブックマーク内 容表示欄 7 2に示す内容が表示される。
ブラウザ 4 0のこの Γ Χ Υ Z旅行卜ップページ J のリンクがクリック された場合には、 ブラウザ 4 0は、 上記タグ中に含まれるア ドレス 「http:〃 www.xyz-ryokou.com J にアクセスして、 そのページの内容を表 示する。 このようにして、 提供者はブラウザを操作して提供者用ブック マークを利用することができる。
一方、 図 1 5に示した提供者用メインページ 6 9において、「共有ブッ クマーク」 のリンクがクリックされた場合には、 ブラウザ 4 0は図 1 7 に示す共有ブックマークメインページにアクセスして、 その内容を受信 して表示する。 この共有ブックマークメインページは、 サーバ 1 2の共 有プックマークのジャンルの一部を一覧形式でリンクとして表示したぺ ージであり、 これらの中からいずれかのリンクのクリックが検出された 場合には、図 1 8に示すような共有ブックマークページにアクセスする。 なお、 この共有ブックマークメインページではキーワードを入力してそ のキーワードの含まれるジャンルを検索することもできる。 また、 提供 者以外の利用者もブラウザからアドレス Γ http:〃 www.serverl2.com/」 を 指定して直接この共有ブックマークメインページを表示させることがで きる。
図 1 8は、 図 1 7の共有ブックマークメインページでリンク Γ旅行会 社 J がクリックされた場合の共有ブックマークページの表示例である。
この共有ブックマークページは、 共有ブックマークジャンル表示欄 8 0 と共有ブックマーク内容表示欄 9 0のフレームからなる。
共有プックマークジャンル表示欄 8 0は、 ブラウザ 4 0から送信され た共有ブックマークのジャンルを表示する欄であり、 サーバ 1 2は、 記 憶装置に記憶した共有ブックマーク用ジャンルのリス卜を階層構造 (折 畳展開可能なツリー形式) のデータとして送信する。 この時、 図 1 8に 示すように、 共有ブックマークメインページでクリックされたリンクで ある 「旅行会社 J のジャンルが見えるようにこの部分のツリーを展開す る。 なお、 これらのジャンルはクリック可能であり、 クリックされた場 合にはその旨がブラウザ 4 0からサーバ 1 2へ送信され、 サーバ 1 2で は、 受信したクリックされたジャンル内にさらにサブのジャンルがある 場合には、 クリックされたジャンルを展開してそのサブのジャンルを表 示するページをブラウザ 4 0へ送信する。 また、 そのジャンルの中にリ ンクが含まれる場合には、 そのリンクを含むページを共有ブックマーク 内容表示欄 9 0のフレームのページとして生成して送信する。
この共有プックマーク内容表示欄 9 0は、 図 1 8に示すように、 上部 に広告表示部 9 8を備え、 その下に、 上下方向の列として、 リンク列 9 2、 ポイント列 9 4、提供者 I D列 9 6からなるリンク表示部を備える。 以下にこの共有ブックマーク内容表示欄 9 0のページをサーバ 1 2が生 成する処理について、 図 1 9を参照して説明する。
まず S 4 1 0で、 図 1 7に示した共有ブックマークメインページのリ ンクで示されるジャンル、 または、 図 1 8に示した共有ブックマークジ ヤンル表示欄 8 0に表示されたジャンルのクリックが検出された場合に は、 広告情報データベース 2 4の広告挿入ジャンルを参照して挿入すベ き広告を抽出する。
この広告情報データベース 2 4は、 図 2 0に示すように前述の図 7に
示した提供者情報の登録と略同様にして登録した広告主の広告の情報を 記憶するデータベースであリ、 広告挿入ジャンル、 広告主 I D、 広告情 報 U R L、 広告料の各項目を記憶する。 広告挿入ジャンルは、 どのジャ ンルの情報の情報を利用者に提供した場合に広告を挿入するかを記憶す る列である。 また、 広告主 I Dはその広告を提供する広告主の I Dであ る。 また、 広告情報 U R Lはバナー広告を格納した U R Lである。 そし て、 広告料はこれまでに課金された広告料を記憶する列である。
例えば、 図 1 8のように 「旅行」 ジャンル内の 「旅行会社」 がクリツ クされたことを検出した場合には、サーバ 1 2は、 「旅行一旅行会社」の 広告挿入ジャンルを持つ行を広告情報データベース 2 4から抽出する。 そしてこの行の広告情報 U R Lを、 H T M Lファイルである送信用べ一 ジに挿入する。 例えば図 2 0では、 広告挿入ジャンルが 「旅行一旅行会 社」 の行が、 行 2 4 aと行 2 4 bであるので、 所定のルールに従って、 いずれか一方を挿入する広告として選ぶ。 今、 行 2 4 aを選んだとする と、 行 2 4 aの広告情報 U R Lを送信用ページに挿入する(S 4 2 0 )。 その結果、 後のステップでこの送信用ページを送信した際に、 ブラウザ 4 0には、 図 1 8の広告表示部 9 8に示す広告が表示される。 なお、 所 定のルールとは、 例えば最も挿入頻度の低いものを選ぶルールや、 ラン ダムに選ぶルールや、 広告情報データベース 2 4に記憶されている順に 選ぶルールなどがある。
そして、 続く S 4 2 5では挿入した広告情報 U R Lの行の広告料の値 を加算する。 加算する広告料は予め定めた固定の値でもよいし、 状況に 応じて変化するようにしてもよい。 このようにして、 広告を挿入する毎 に広告料を加算することができる。
続く S 4 3 0では、 指定されたジャンルのインデックス及びァドレス をテーブルとして抽出する。 すなわち、 共有ブックマークデータベース
2 3からその指定されたジャンルと一致するジャンルの行を抽出して、 テーブルを生成する。
例えば、 指定されたジャンルが 「旅行一旅行会社」 である場合は、 図 Ί 4 Bの共有ブックマークデータベース 2 3から、 ジャンルが 「旅行— 旅行会社」 の行を抽出してテーブルを生成する。 例えば、 図 1 4 Bには、 共有ブックマークデータベース 2 3の一部を示しているが、少なくとも、 ィンデックスが「△〇口観光」 の行 2 3 a、 「H I J K 卜ラベル」 の行 2
3 b、 Γ Α B C D 卜ラベル」 の行 2 3 cと Γ Χ Υ Z旅行卜ップページ J の 行 2 3 dとを含むテーブルが生成される。 このように抽出されたテープ ルである抽出ジャンルブックマークテーブル 2 5を図 2 1 に示す。
S 4 4 0では、 S 1 0で抽出した行 2 4 a及び行 2 4 bの広告情報 U R Lからドメイン名を抽出し、 そのドメイン名を含む行が指定ジヤン ルブックマークテーブル 2 5のアドレスの中にある場合には、 その行か ら順に取り出してインデックスとアドレスからリンクを生成し、 送信用 ページに挿入する。 つまリ、 図 2 0に示す広告情報データベース 2 4か ら抽出 した行 2 4 a と行 2 4 b の広告情報 U R L はそれぞれ 「http:〃 www. hijktravel.com」. 「http:〃 www. aaryokou.com」 であるので、 こ れらのドメイン名を含む行を指定ジャンルブックマークテーブル 2 5か ら抽出する。 図 2 1 に示すように指定ジャンルブックマークテーブル 2 5の行 2 5 aのアドレスには Γ hup:〃 www.hijktravel.com」 が含まれるの で、 この行 2 5 aのインデックスとアドレスをリンクとして送信用べ一 ジに揷入する。 またそのリンクに並べて、 この行 2 5 aからポイン卜と 提供者 I Dを取り出して送信用ページに挿入する。 その結果、 後のステ ップで送信用ページを送信した際には、 ブラウザ 4 0には、 図 1 8に示 すようにリンク 9 2 a、 ポイント 9 4 a、 提供者 I D 9 6 aがブラウザ
4 0内の上位の目に付きやすい位置に表示されることとなる。 そして、
同様にして広告情報データベースに記憶されたすベてのそのジャンルの 広告情報に関連するブックマークをページの上位に挿入する。
広告情報に関連するブックマークを上位に挿入したら、 広告情報に関 達しないその他のブックマークについて、 ポイン卜順に指定ジャンルテ 一ブル内の行を並べ替えて送信用ページへ挿入する。
続く S 4 5 0では、 送信用ページをブラウザ 4 0に送信する。
そして、 S 4 6 0では、 送信先が提供者であるか否かを判定する。 送 信先が提供者である場合には (S 4 5 0 : Y E S )、 これで処理を終了す る。 一方、 送信先が提供者でない場合には (S 4 5 0 : N O )、 S 4 7 0 へ移行する。
S 4 7 0では、 送信したブックマークを提供した提供者にポイントを 分配して付与する。 このポイン卜の分配は、 広告を配信した際に広告主 に対して加算した広告料から、 ブックマークシステム 1 の運営にかかる 経費を差し引き、 残りの額を、 送信したページ内のブックマークの提供 者で按分し、 その額に対応するポイント値を求めることで行う。
例えば、 広告を 1 回配信する毎に広告料を 1 0円を加算する場合であ つて、 運営経費を広告料の 2 0 %ととし、 ページ内の提供者数が図 1 8 に示すように 8名である場合には、 1 0円の 2 0 %である 2円がブック マークシステム 1 の運営にかかる費用として算出され、 残りの 8円が提 供者 8名で分配される。 したがって、 提供者 1 人当たり 1 円に相当する ポイン卜が得られる。 この 1 円に相当するポイン卜を 1 ポイントとすれ ば、 各提供者には 1 ポイントが付与される。 したがって、 図 2 1 の抽出 ジャンルブックマークテーブル 2 5の各行のボイン卜に 1 ポイントを加 算する。 その結果、 このテーブルと連動した図 1 4 Bに示す共有ブック マークデータベース内の該当する行のボイン卜が加算されることとなる。 このようにして、 ブックマークの提供者に対してポイントを付与するこ
とができる。
このように付与されたポイントは、 図 1 5に示した提供者用メインべ ージ 6 9の Γポイント確認」をクリックして確認したり、「ポイント利用」 をクリックして利用することができる。
ポイント確認がクリックされた場合には、 サーバ〗 2は、 提供者 I D とパスワードを受信して、 共有ブックマークデータベース 2 3からその 提供者 I Dのポイントを抽出して合算してブラウザ 4 0へ出力する。 し たがって、 ブラウザ 4 0には、 現在のその提供者のポイントの合計値が 表示される。
また、 「ポイント利用」がクリックされた場合には、 ポイントの利用可 能先を示すリンクの一覧が表示され、 その中からポイン卜の利用先を指 定することでポイン卜を利用することができる。
ポイン卜の利用可能先としては、 例えば、 商品購入権、 現金、 商品券、 航空券、 有料番組の無料視聴権、 インターネッ ト有料サイ 卜の無料利用 権、 電話の無料利用権、 割引券などがあげられる。 また、 ポイントを付 与して、 そのポイン卜が所定の値に達した時にのみ特典として上述の商 品購入権、 現金、 商品券、 航空券、 有料番組の無料視聴権、 インターネ ッ卜有料サイ 卜の無料利用権、 電話の無料利用権、 割引券などを付与す るようにしてもよい。 また例えばポイントを金額と対応させ、 所定の期 間毎ないしは所定のポイント値に達する毎に提供者情報データベース 2 1 に記憶された提供者の口座に振り込んだり、 ネッ卜ワーク等において 使用可能な電子マネーとして付与してもよい。 そして、ポイントとして、 ボイン卜を現金としてそのまま使えるようにしてもよいし、 これらが 5 0 0ポイン卜、 1 0 0 0ポイント等のまとまった値になって初めて特典 として使用可能にしてもよい。 またこのような場合には、 所定の値にポ ィン卜が達した時や、 所定期間毎に現在のボイン卜を利用者に対して、
提供者情報データベース 2 1 に記憶された電話番号や電子メールァドレ スを利用してボイントを知らせるようにするとよい。このようにすれば、 利用者はあと何ボイン卜で特典が得られるのか知ることができるため、 そのポイントを獲得を目指すようになり、 さらにブックマークの提供を 促進させることができる。
このようにして、 提供者が提供した共有ブックマークが他の利用者に 配信される毎に、 提供者にはポイン卜が付与される。 したがって提供者 はポイントを得るためにブックマークを進んで提供するようになる。 こ のように提供 (公開) されるブックマークの数が増えることで利用者の 利便性を向上させることができる。 その結果、 ブックマークシステム 1 の利用者数を増やすことができ、 広告の出稿量も増えることとなリ、 ブ ックマークシステム 1 の運営経費も捻出することができる。 また、 これ ら広告料の集計と、 運営経費の分配、 ポイン卜の集計が自動的に行われ るため、 管理のコストを抑えることができる。
なお、 本実施例において、 S 3 1 0及び S 3 3 0の処理がブックマー ク入力手段としての処理に相当し、 共有ブックマークデータベース 2 3 がブックマーク記憶手段に相当し、 S 4 5 0の処理がプックマーク供給 手段としての処理に相当する。 また、 S 4 2 5が広告料算出手段として の処理に相当し、 S 4 7 0の処理がボイン卜付与手段及び分配手段とし ての処理に相当する。
[別実施例]
( 1 ) 上記実施例において、 認証情報設定ダイアログ 6 0を表示して提 供者 I Dやパスヮードを入力してもらうこととしたが、 クッキー等を使 つて提供者 I Dとパスヮードをブラウザ 4 0側に記憶しておき、 記憶し た提供者 I Dとパスワードを利用するようにするとよい。
( 2 ) 上記実施例においては、 提供者ブックマークと共有ブックマーク
を設けることとしたが、 共有ブックマークのみとしてもよい。
また、 図 1 0に示して説明したブックマークダイアログ 5 0では、 口 一カルブックマーク欄 5 6、 提供者用ブックマーク欄 5 7 a、 共有ブッ クマーク欄 5 7 bを設けることとしたが、 共有ブックマーク攔 5 7 bの みを設けるようにしてもよい。 また、 これらのいずれを表示するかを選 択できるようにしてもよい。
また上記実施例においては、 ブックマーク時に図 1 0に示すブックマ ークダイアログ 5 0を表示し、 ブックマーク先のジャンルを指定するこ ととしたが、 ジャンルの指定は後から行うようにしてもよい。 つまりと リあえず提供者側端末 1 4の記憶装置にブックマークを記憶しておき、 後にその記憶したブックマークの共有ブックマークにおけるジャンルを 指定することで、 共有ブックマークデータベース 2 3に記憶させるよう にしてもよい。 例えば共有プックマーク欄 5 7 bのような形式で共有ブ ックマークのジャンルを表示し、 この表示されたジャンルの欄に既存の ブックマークをドラッグアンドドロップ等してサーバ 1 2にブックマー クを送信するようにすればよい。
( 3 ) 記憶したブックマークは削除、 編集できるようにするとよい。 例 えば、 図 1 1 に示すようにフォルダの削除、 コピー、 ペース卜を可能と し、 図 1 2に示すローカルブックマーク欄 5 6、 提供者用ブックマーク 欄 5 7 a、 共有ブックマーク欄 5 7 b間でジャンルをドラッグアンドド ロップ等して、 各ジャンル間または各保存先間 (ブックマーク欄間) で 移動またはコピーできるようにするとよい。 またジャンル名を変更でき るようにするとよい。
また、 ブックマークページ間でドラッグアンドドロップすることでジ ヤンルゃブックマークをコピーまたは移動可能とするとよい。 例えば、 図 1 6に示した提供者用ブックマークページと、 図 1 8に示した共有ブ
ックマークページ間でリンクまたはジャンルをドラッグアンドドロップ することによリ、 コピーするようにするとよい。
このようにコピーまたは移動をする場合には、 ブラウザ 4 0において これらの操作を検出して、 その操作内容をサーバ 1 2に送信し、 サーバ 1 2で、 操作内容に応じて、 図 1 4 A, Bの各行のジャンルの内容を変 更することで移動したり、 提供者用プックマークデータベース 2 2の行 を取り出し、 そのジャンル変更して共有ブックマークデータベース 2 3 にコピーすることで提供者用ブックマークから共有プックマークへとコ ピーすればよい。
( 4 ) 上記実施例では、 表形式のデータベースにブックマーク関連情報 を記憶することとしたが、 もちろんその他のデータベース等を用いても よい。 例えば、 ファイルシステムを利用して、 ジャンルをディレク トリ (フォルダ) に対応させ、 ブックマークをファイル (いわゆるショー卜 カツ卜、 エイリアス等や、 その他所定形式のファイル) に対応させても よい。
( 5 ) サーバ 1 2にて記憶しているジャンルは、 各ジャンルにおける広 告の出稿量や、 ブックマークの登録数に応じて、 サーバ 1 2において細 分化させていくとよい。 この時、 細分化した旨をそのジャンルの提供者 に電子メール等で報知してもよい。 このようにすれば、 ポイントの分配 率を高めるため、 新たなジャンルに登録したブックマークを移動するよ うになる。
( 6 ) 上記実施例において広告情報は、 広告情報 U R Lで示したサーバ Ί 2以外のサーバに記憶しているが、 もちろんんサーバ 1 2内の記憶装 置に記憶してもよい。 このようにすれば、 サーバ 1 2の管理者による審 査を通過した広告のみを提供することも可能となる。
( 7 ) 上記実施例において広告はバナー広告としたが、 バナー広告のよ
うな画像による広告でなくてもよい。 例えば、 テキストや、 映像、 音声 等による広告でもよい。 この場合は、 テキス卜データ、 映像データ、 音 声データ等の U R Lを広告情報 U R Lとして指定すればよい。
( 8 ) 上記実施例においては、 図 2 0に示した広告情報データベースの 「広告挿入ジャンル」 にしたがって広告を挿入するジャンルを決定して いるが、 広告内容に関連があるジャンルを決定できれば、 どのような方 法で決定してもよい。 例えば、 広告情報 U R Lの一部を含むブックマー クを共有ブックマークデータベース 2 3から抽出し、 そのブックマーク のジャンルを挿入するジャンルとしてもよい。 また、 広告がテキス卜で あれば、 そのテキス卜中に含まれる文字列からジャンルを推定してもよ い。
( 9 ) 上記実施例において、 S 4 4 0で示したブックマークの挿入順位 を決定して送信用ページに挿入する際に、 いずれのブックマークを上位 に挿入するかはドメイン名で判断することとしたが、 ドメイン名の一部 を利用するようにしてもよい。 このようにすれば、 同一の企業内で複数 のドメインを利用している場合であっても、 その企業の広告ァドレスが 広告情報データベースにある場合には、 上位にブックマークが表示され る。
例えば、 abcdef 社の広告情報データベース内の広告情報ァドレスが 「http:〃 cm.abcdef.co.jp」 であれば、 その一部である 「abcdef.co.jp」 の含 まれる行を指定ジャンル一テーブルからを抽出して、 送信用ページの上 位に挿入する。 このようにすれば、 例えば、 ブックマークとして http://www.abcdef.co.ip/ 飞" httD:〃 service.abcdef.co.ip/ ftp://ftp.abcdef.co.jp がある場合でもこれらのリンクを上位に配置するこ とができる。
また、 上位に挿入すべきブックマークの U R Lを各広告毎に登録でき
るようにしてもよい。 例えば、 図 2 0に示した広告情報データベース 2 4に広告の挿入対象の U R Lを記憶する列を設け、 この広告挿入対象 U R Lが図 2 1 の指定ジャンルブックマークテーブル 2 5のアドレスに存 在する場合には、 そのアドレスのリンクを上位に挿入する。 このように すれば、 広告主は所望のブックマークを上位に配置することができ、 広 告情報または所望のブックマークがクリックされる可能性を高めること ができる。
( 1 0 ) 上記実施例では、 挿入する広告情報が挿入すべきジャンルに複 数ある場合には、 いずれか一方を所定のル ルに従って選んでその広告 情報 U R Lを挿入し、 例えば図 1 8の広告表示部 9 8に示すように表示 されることとしたが、 例えば図 2 2に示すように複数表示されるように 挿入してもよい。 また挿入する位置は上部に限らず、 ブラウザ 4 0上で 目に付きやすい位置であればよい。 そしてさらに関連するブックマーク を目立つようにするため、 サイン 9 9を設けるとよい。 サイン 9 9は例 えば色を付けたり、 点滅させたり、 例えば 「おすすめ」 などの文字列を 入れるよい。 またサイン 9 9に広告を入れても良い。
( 1 1 ) ポイン卜付与の際の分配の方法は自由に決めることができる。 例えば、 挿入した広告に関連したプックマークの提供者のみに分配する ようにしてもよいし、 これらの提供者に対しては分配率を高くするよう にしてもよい。 また、 提供者に対してもポイン卜を付与するようにして もよい。
( 1 2 ) 上記実施例においては、 提供者が提供した共有ブックマークを 他の利用者に配信する毎に、 広告料を加算し提供者にポイントを付与す ることとしたが、 広告を配信する際ではなく、 広告がクリックされた際 や、 広告がブラウザに表示された際、 さらには、 広告先のサイ 卜で商品 を購入したり、 アンケー卜に答えたりした際などの所定の付与条件を満
たした際に付与するようにするとよい。 なお所定の付与条件を満たした か否かの検出は、 サーバ 1 2で行ってもよいし、 ブラウザまたは広告主 のサイ 卜で行ってその結果をサーバ 1 2へ送るようにして行ってもよい, これらの 「所定の付与条件が満たされた場合」 が特許請求の範囲におけ る 「利用者端末から所定のアクションがあった場合」 に相当する。
なお、 これらの付与条件のいずれかが満たされた場合に広告料を加算 しポイントを付与するようにしてもよいし、 付与条件の 1 つが満たされ る毎に広告料を加算しポイン卜を付与するようにしてもよい。 その場合 には、 付与条件毎に異なる広告料及びポイントとするとよい。 例えば、 広告を配信した場合には広告料を 1 0円としてポイントを 1 ポイント付 与し、 広告をクリックした場合には広告料を 2 0円としポイントを 2ポ イン卜付与し、 広告主のサイ 卜で商品を購入した場合には、 広告料を 1 0 0円としポイントを 1 0ポイント付与するなどのようにするとよい。
( 1 3 ) 図 1 8に示した共有ブックマークページにおいて、 さらに提供 者 I D列の提供者 I Dをクリックした場合にその提供者 I Dのブックマ ークを共有ブックマークデータベース 2 3から抽出して、 その提供者 I Dの提供者の提供したブックマークの一覧を示す提供者別共有ブックマ ーク一覧ページを送信するようにしてもよい。図 2 3は図 1 8において、 提供者 I D 9 6 aの rusagu がクリックされた場合の提供者別共有ブッ クマーク一覧ページの例である。 このページは、 共有ブックマークデー タベース 2 3から提供者 I Dが usagi の行を抽出し、 抽出した行の各項 目のデータを挿入して生成したものである。
このように提供者毎のページを表示可能とすれば、 提供者は自己のポ イン卜の一覧を得ることができる。 したがって、 図 1 5の 「ポイント確 認 J がクリックされた際には、 図 2 3の提供者別共有ブックマーク一覧 ページにさらにポイン卜の合計値を加えて送信するようにするとよい。
このように提供者別共有ブックマーク一覧ページを他の利用者が表示 させた際には、 そのページに表示された広告の広告料はすべてその提供 者のものとなる。 したがって、 提供者が良質のブックマークを提供すれ ば、 提供者のページへのアクセスが増え、 その提供者のポイントがより 加算されるようになる。 また例えば、 提供者が特定の用途に関するブッ クマークを集めて提供すれば、 その用途に興味のある利用者はこの提供 者のページを利用するようになる。
( 1 4 ) 上記実施例においては、 提供者にポイントを付与することとし たが、 利用者に対してもポイントを付与するようにしてもよい。 この場 合は、図 7に示した提供者登録ページを利用者登録ページとして利用し、 図 8の提供者情報データベースに対して付与されたポイントを記憶する 利用ポイント列を設けた利用者情報データベースを備える。 そして、 図 1 8におけるリンクが利用者によってクリックされた場合にその利用者 に対して利用ポイントを加算する。 この利用ポイントの加算量は、 広告 料から分配して決定してもよい。
また、 例えば、 図 1 8の共有ブックマークページの代わりに図 2 4に 示すような共有ブックマークページを生成して送信してもよい。 すなわ ち、 図 2 4に示すように利用者に付与される利用ボイン卜 1 0 0を明示 するとよい。 この利用ポイント 1 0 0の値は、 広告料から自動的に算出 してもよいし、 広告主が広告情報データベース 2 4に設定できるように してもよい。 また、 図 2 4に示すように利用ポイントは付与条件毎 (ァ クシヨン毎) に異なるものとしてもよい。
( 1 5 ) 上記実施例においては、 提供者が提供したブックマークは図 1 6に示した提供者用ブックマークページや図 1 8に示した共有ブックマ ークページなどでリンクとして表示することで利用可能としたが、 提供 者用ブックマークデータベース 2 2や共有ブックマークデータベース 2
3の内容をブラウザに取り込んで、 図 2 5 Bまたは図 2 5 Cに示すよう にブラウザのメニューからブックマークを利用可能としてもよい。 図 2 5 Bは図 1 6の提供者用ブックマークページに対応し、 図 2 5 Cは図 1 8の共有ブックマークページに対応する。 この場合、 メニュー (インデ ックス)がクリックされた際に広告を別のウインドウで表示するとよい。 またこのメニューのリンク (インデックス及びアドレス) は、 所定時間 毎にサーバ 1 2から取り込んだり、 取り込みメニュー 4 5 bがクリック された時に取り込むとよい。
( 1 6 )上記実施例における提供者側端末 1 4及び利用者側端末 1 6は、 種々の装置として実現可能である。 例えば、 パソコン、 携帯情報端末、 情報家電、 ゲーム機、 携帯電話等である。 それぞれの端末の表示能力に 応じて提供するページの形態を変えればよい。 例えば、 携帯電話の場合 には図 2 6に示すようにするとよい。 産業上の利用可能性
以上のように本発明のブックマークシステムによれば、 従来はプック マークを進んで提供 (公開) しょうとしなかった人も、 ポイントを得る ためにブックマークを提供するようになる。 従って、 多数のブックマー クを得やすくなリ、 ブックマークの質の向上が図られることにより、 利 用者にとって利便性の高いブックマークを提供することが可能となり、 その結果、 ブックマークシステムの利用を促進することができる。