WO1998039979A1

WO1998039979A1 - Composition d'edulcorant au goût ameliore

Info

Publication number: WO1998039979A1
Application number: PCT/JP1997/003500
Authority: WO
Inventors: Shoichi Ishii; Tetsuji Shimizu
Original assignee: Ajinomoto Co., Inc.
Priority date: 1997-03-10
Filing date: 1997-10-01
Publication date: 1998-09-17
Also published as: CN1245400A; TW376304B; US20020037350A1; EP0974272A1; CA2277766A1; DE69739895D1; ATE368391T1; KR20000062426A; EP1852020A1; ATE468760T1; BR9714881A; ID20943A; EP0974272A4; AU727199B2; ES2288307T3; EP0974272B1; CN1103559C; AU4398097A; DE69737976T2; EP1852020B8

Description

明細改善された呈味を有する甘味料組成物

(技術分野）

本発明は高甘味度甘味料である N— [ N— ( 3 , 3 —ジメチルブチル） — L一 α —ァスパルチル] 一 L—フエ二ルァラニン 1 一メチルエステル（以下、「 D M B— Α Ρ Μ」と略記する。）とアミノ酸系甘味料であるアスパルテーム（Aspartame。以下、「A PM」と略記する。）及び Z又はアセスルフヱーム K ( Acesul fame K。以下、「A c e K：」と略記する。）とを含有することを特徴とする自然な甘味を有する、優れた甘味質の甘味料に関する。

(背景技術）

高甘味度甘味料である DM B— A PMの甘味強度はスクロースと比較して、重量比で 1 0, 0 0 0倍（特表平 8— 5 0 3 2 0 6 )、また、アミノ酸系甘味料 A PMの甘味強度はスクロースと比較して、重量比で約 2 0 0倍（特公昭 4 7 — 3 1 0 3 1 ) と報告されている（濃度や共存する成分の種類等により、この重量比は変化する）。

D M B - A P Mの甘味質特性の詳細は報告されていないが、本発明者の知見によれば、さき味（口に含んだときに甘味をスクロースと同じ様に早く感じること）が極端に弱く、あと味（口に含んだときに甘味がスクロースより遅く感じられること）が極端に強い。又、渋味が強い。従ってスクロースに比べて甘味質特性のバランスが悪い。一方、 A P Mに関しても、その甘味質特性は DM B— A P M程ではない力、さき味が弱く、あと味が強い。従って、両者のいずれも、スクロースを自然な甘味とする場合には、さき味が弱く、あと味が強い違和感のある甘味質特性を有する。

A P Mの甘味質特性の改善については、主にあと味の改善に関する種々の提案がなされており（例えば、特開昭 5 6— 1 4 8 2 5 5、 5 8— 1 4 1 7 6 0、 5 8— 2 2 0 6 6 8等）、また、スクロースを A P Mと併用する等、スクロースにより近い自然な甘味質を得る方法の提案もみられる（特開昭 5 7— 1 5 2 8 6 2 ) 。

一方、 A c e K (甘味強度： A P Mと同じく、重量比でスクロースの 2 0 0倍程度）は、 DMB— A P Mや A PMに比べて、あと味、苦味、渋味、くせおよび刺激が強いというように甘味質が更に劣り、 A P Mとの併用による甘味質の改善（米国特許第 4 1 5 8 0 6 8号）を始め、種々の改善が提案されてきた。

このような従来技術の背景下に、本発明の課題は、上に記載の DMB 一 A P Mの甘味質特性に鑑み、先味を強め、あと味を弱め、かつ渋味を弱めることにより、 DM B— A P Mの甘味質特性を改善し、これをスクロースに類似した優れた甘味質の高甘味度甘味料組成物として提供するにめる。

(発明の開示）

本発明者は、前記課題を達成する為、鋭意検討の結果、高甘味度甘味料 D M B— A P Mとアミノ酸系甘味料 A P M及び/又は A c e Kとを特定の量比で組み合わせることにより、さき味を強め（すなわち、口に含んだときに甘みをスクロースと同じ程度に早く感ずるようにし）、あと味は弱め（すなわち、口に含んだときに甘みをスクロースと同じ程度に早く感じるようにし）、かつ渋味を弱めたなど、甘味質特性のバランスがとれた甘味料組成物が得られることを見い出し、本発明を完成するに至った。

さき味の改善は、さき味の強い甘味料（例えば、グリチルリチン等）を併用すれば可能との類推は容易であるが、実際には、それほど単純ではなく、 DMB— A PMに、 D M B— A P M程ではないがさき味の弱い A P Mを組合せることにより、 DM B— A P Mのさき味とともに A PM のさき味も改善されるという予想外の結果となること、従って、 DMB 一 A P Mおよび A P Mはそれぞれ単独の場合よりもさき味が改善され、全体として甘味質特性のバランスの良い、スクロースにより近い甘味質の高甘味度甘味料組成物が得られること、更に、甘味質で劣る A c e K を組合わせることにより、甘味質特性のバランスが良好な甘味料組成物が得られることは、従来の知見からは、予想が極めて困難である。

本発明の甘味料組成物は、 DMB— A P Mと A P M及び/又は A c e Kとを、それらのいずれよりもスクロースに近い甘味質を与える割合で含有してなるものである。

本発明の甘味料組成物が甘味成分として D MB— Α Ρ Μおよび Α ΡΜ を含有する場合、両者の量比は、両者の合計重量に占める DM B— Α Ρ Μの比率が 0. 1〜 3 5重量％でぁる。 DM B— Α Ρ Μの比率が 0. 1 %を下回る又は 3 5 %を上回る組成物の場合、併用効果、即ち、各々単独の場合に比べてのさき味、後味及び渋みの改善効果に欠ける。従って. DM B— Α Ρ Μ力;'、 DM B— A PMと Α Ρ Μの合計重量に占める比率は. 0. 1 〜 3 5重量％の範囲で甘味質特性の改善された甘味料組成物が得られ、更に好ましくは 0. 3〜 3重量％で甘味質特性のバランスが極めてよくとれた、スクロースに類似した甘味料組成物が得られる。同様に、 D M B— A P Mおよび A PMに加えて更に A c e Kを併用しても、甘味質特性の改善された甘味料組成物を得ることができる。この場合、 DM B— A P Mと A P Mと A c e Kの合計重量に対し A c e Kを 0. 5〜 8 5重量％、好ましくは 1 〜 7 5重量％の割合で併用すると、さき味を強め、あと味を弱め、かつ渋味を弱め、甘味質特性のバランスがよくとれた、コクのある甘味料組成物を得る。

また、本発明の甘味料組成物が甘味成分として D MB— A PMおよび A c e Kを含有する場合、両者の量比は、両者の合計重量に占める DM B— A PMの比率が 3〜 8 0重量％である。 DMB— A P Mの比率が 3 %を下回る又は 8 0 %を上回る組成物の場合、併用効果、即ち、各々単独の場合に比べてのさき味、後味及び渋みの改善効果に欠ける。従って、 DM B— A P M力、 DMB— A P Mと A c e Kの合計重量に占める比率は、 3〜 8 0重量％の範囲で、甘味質特性の改善された甘味料組成物が得られ、更に好ましくは 3. 5〜 6 0重量％で甘味質特性のバランスがよくとれた、スクロースに類似した甘味料組成物が得られる。

本発明の甘味料組成物は、所定の甘味成分の粉体混合物そのままの形態で流通に置くことのできることはもちろんである。また、使い勝手を良くするために、従来の高甘味度甘味料組成物の場合と同じように、糖アルコール類、オリゴ糖類、食物繊維などの希釈剤や陚形剤を配合することができ、また顆粒ゃタブレットなどの剤形をとることができる。この場合の希釈剤ゃ賦形剤にはスクロース、ブドウ糖などの低甘味度甘味料も含まれる。

本発明の甘味組成物は、従来の高甘味度甘味料、例えば Α Ρ Μ、と同じょうに卓上甘味料、炭酸および非炭酸飲料、冷菓、ゼリー、ケーキ、パン、キャンディ一、チューインガムをはじめとする各種の飲食品、歯磨き剤をはじめとする口腔用組成物、医薬品等に配合されたときに、これらに、従来の高甘味度甘味料組成物に比べて、よりスクロースに近い、自然でバランスのよくとれた甘味質を与えることができる。就中、 DM B— A P Mを溶液状態で味わうこととなる炭酸飲料をはじめとする各種飲料において、本発明の甘味料組成物の有用性が十分に発揮される。

(発明を実施するための最良の形態）

以下、実験例および実施例により本発明を更に具体的に説明する。実験例 1

市水をイオン交換した後蒸留して得た純水（以降、純水と称する）を用いて調製した溶液を使用して以下の実験をした。

濃度 1 0 %のスクロース水溶液に相当する甘味強度（以後、 P S E (P oint of substance equivalent) 1 0 %と称する）を有する D M B— A P M水溶液を調製し、これを先味、くせ、しつつこさ、刺激、苦味、あと味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9項目について、濃度 1 0 %のスクロース水溶液と比較評価した。上記 DM B— A PM水溶液は、さき味が極端に弱く、あと味が極端に強く、そして渋味が強かった。更に、くせおよびしつつこさが強く、味のバランスが極端に崩れていて悪かつた。

同様に、 P S E 1 0 %の A PM水溶液と濃度 1 0 %のスクロース水溶液とを比較評価したところ、この A PM水溶液は、前記 DMB— A P M 水溶液程ではなかったが、先味が弱く、そして後味が強い甘味質特性をした。

一方、 DM B— A P Mと A P Mの混合割合を甘味強度比で 1 ： 9〜 9 1 の範囲で変化させ、しかし、 P S E 1 0 %は一定として、两者の混合水溶液を数種類調製し、濃度 1 0 %のスクロース水溶液と比較評価したところ、これらの混合水溶液は、いずれも、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が低減された、くせおよび苦味はややあるも、大幅に甘味質の改善された、バランスのよく取れた優れた甘味質特性を呈した。実験例 2

炭酸ガス入り P S E 1 0 %の DMB— A P Mのコーラ溶液を調製し、炭酸ガス入りスクロース濃度 1 0 %のコーラ溶液と比較評価した。前者の溶液は、後者の溶液に較べて、実験例 1 における水溶液での比較評価結果よりは、くせおよびしつつこさが弱まっているカ^ 先味が弱く、後味が強く、そして渋味が強かった。

同様に、炭酸ガス入り P S E 1 0 %の A P Mのコーラ溶液を調製し、これと炭酸ガス入りスクロース濃度 1 0 %のコーラ溶液と比較評価したところ、前者の溶液は、 D M B _ A P Mの場合ほどではなかったが、先味が弱く、後味が強く、そしてまろやかさが弱かった。

一方、 DM B— A PMと A PMの混合割合を甘味強度比で 1 ： 9〜 9 1 の範囲で変化させ、しかし、 P S E 1 0 %は一定として、炭酸ガス入り両者の混合コーラ溶液を数種類調製し、これらを炭酸ガス入りスクロ —ス濃度 1 0 %のコーラ溶液と比較評価した。これら炭酸ガス入り両者の混合コーラ溶液は、いずれも、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が弱まって、大幅に甘味質の改善された、バランスのよく取れた優れた甘味質特性を呈した。特に、 D M B— A P M ： A P Mの割合が 5 ： 5〜 1 ： 9の範囲の比率の場合、さき味が強まり、スクロースの先味の程度と同じになり、バランスのよく取れた優れた甘味質特性を示した。実験例 3

実験例 2 におけると同様にして、ただし P S E 5 %の炭酸ガス入り D MB— A P Mのコーラ溶液を調製し、炭酸ガス入りスクロース濃度 5 % のコーラ溶液と比較評価した。前者は後者に較べて先味が弱く、後味が強く、そして渋味が強かった。

一方、 DM B— A P Mと A PMの混合割合を甘味強度比で 1 ： 9〜 9 1 の範囲で変化させ、しかし、 P S E 5 %は一定として、炭酸ガス入り両者の混合コーラ溶液を調製し、これらを炭酸ガス入りスクロース濃度 5 %のコーラ溶液と比較評価したところ、これらは、いずれも、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が弱まって、大幅に甘味質特性が改善され、バランスのよく取れた優れた甘味質特性を示した。特に、実験例 2 におけると同様に A P Mの割合が大きい方が、さき味を強めてスクロースと同程度となり、バランスのよく取れた優れた甘味質特性を示した。

実験例 4

D MB— A P Mと A P Mとの混合物に A c e Kを加えて検討した。 D M B— A P Mと A P Mの全量と A c e Kの混合割合を甘味強度比で 1 : 9〜 9 : 1 の範囲で変化させ、しかし、 P S E 1 0 %は一定として、これら甘味成分 3者の炭酸ガス入りコーラ溶液を調製し、これらを炭酸ガス入りスクロース濃度 1 0 %のコーラ溶液と比較評価した。その際、 DM B— A P Mと A P Mの甘味強度の比率も変化させた。上記 DM B— A P Mと A P Mの全量と A c e Kとの混合比率が 9 ： 1 〜 6 ： 4の範囲では（すなわち、 P S E換算で A c e Kが 4 0 %以下のときは）先味を強め、そして渋味を弱め、甘味質の改善効果があった。特に、 DMB— A P Mと A P Mの甘味強度の割合で A PMの大きい方が改質効果が顕著であり、バランスの良い優れた甘味質特性を示した（例えば、 P S E換算で DMB— A P M : A PM : A c e Kが 2 ： 7 ： 1 の場合）。 A c e Kが多い場合は、先味が少し強まる力苦味、くせ、しつつこさ、刺激、渋味および後味が極端に強くなり、すっきりおよびまろやかが極端に弱くなって、甘味質特性のバランスが崩れた。

実施例 1

甘味強度がスクロースの 8 00 0倍と想定して、甘味強度 P S E 1 0 %の濃度になるように希釈した D M B— A P Mの水溶液を調製した。別に濃度力；（ a ) 6. 94 %、 ( b ) 8. 3 3 %, ( c ) 1 0. 0 %、 ( d ) 1 2. 0 %、及び（ e ) 1 4. 4 %の各スクロース水溶液を調製し、上記 DM B— A P Mの水溶液が、甘味強度について、どのスクロース水溶液と似ているかを、パネラー 2 0名（以降、 n = 2 0 と表現）に試飲して官能評価させた。

溶液（ a ) 、（ b ) 、（ c ) 、（ d ) および（ e ) を選択したときに、それぞれ、 1 点、 2点、 3点、 4点、および 5点を与え、それらの平均点を求めた結果は 2. 4点であった。次の計算（ 1 ) により、前記 DM B - A P Mの水溶液の甘味強度は P S E 9. 0 %であった。

( 1 0. 0— 8. 3 3 ) X ( 2. 4 - 2 ) + 8. 3 3 = 9. 0 · · · ( 1 ) 従って、 DM B _ A P Mの甘味強度はスクロースの 7 2 0 0 (= 8 0 00 X 9 Z 1 0 ) 倍であった。

この結果に基づいて、 P S E 1 0 %の DM B— A P M水溶液を調製した（ DMB— A P M 1 3. 9 m gをとり、純水で 1， 0 0 0 m l にフィルアップ）。又、濃度 1 0 %のスクロース水溶液を調製した（スクロ —ス 1 0 0 gをとり、純水で 1 , 0 00 m l にフィルアップ）。

この P S E 1 0 %の DMB— A P M水溶液を、濃度 1 0 %のこのスクロース水溶液をコント口一ルとして、先味、くせ、しつつこさ、刺激、苦味、後味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9項目について比較評価した（ n = 2 0 ) 。その結果、 DMB— A P M水溶液の甘味質は先味が極端に弱く、後味が極端に強く、そして渋味が強かった（ n = 2 0 ) 。

D M B— A P Mと A P M(P S E換算 5 ： 5 )の P S E 1 0 %水溶液を調製した。すなわち、 DMB— A P M 6. 9 m g (= 5 / 7 2 0 0 (g / d l ))と、 A P M 3 9 5 m gを秤取し、純水で 1 0 0 m l にフィルアツプし、これを純水で 1 0倍に希釈した。この水溶液は甘味強度 P S E 1 0 %であった（n = 2 0 )。このときの DM B— A P Mと A PMの全重量に対する DM B— A P Mの重量は 1. 7 %である。 A PMの重量（ g ) と甘味強度（ P S E %) の関係には、次式（ 2 ) を使用した（以後、同じ）。

Y (甘味強度 P S E %)= 4 6. 0 6 X ( A P M重量（ g ⁶⁸⁷ · · · ( 2 ) この DMB— A P Mと A P M(P S E換算 5 ： 5 )の P S E 1 0 %水溶液を、濃度 1 0 %のスクロース水溶液をコントロールとして、先味、くせ、しつつこさ、刺激、苦味、後味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9項目について比較評価した。

その結果、 DM B— A PMと A P Mの併用により甘味質は改善され、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が弱まり、バランスのとれた甘味質特性を示すことが判明した（ n = 2 0 ) 。

実施例 2

炭酸ガス入り溶液の甘味強度を正しく官能評価するのは大変難しい。そこで、本発明の炭酸ガス入りコーラ溶液についても、炭酸ガスを封入する前の溶液（以下、コーラベース溶液と称する。）で甘味強度を調整した（ P S E 1 0 %) 後、その液に炭酸ガスを含ませた。このようにして調製した炭酸ガス入りのコーラ溶液で甘味質比較を行った。

( 1 ) コ一ラベ一ス溶液の調製： 1， 0 0 0 m l のメスフラスコに、クェン酸（結晶） 0. 2 5 g、クェン酸ナトリウム 0. l g、 8 5 %リン酸 0. 3 g、コーラベース香料 2 m l、およびコーラエッセンス l m l を採り、これに甘味料を所望する計算量を加え、純水で 1， 0 0 0 m l にフィルアップしてコーラべース溶液を調製する（ p H 2. 8 ) 。

( l b ) スクロースコーラベース溶液の調製：

甘味料として、スクロースを（ a ) 6 9. 4 g、（ b ) 8 3. 3 g、 ( c ) 1 0 0 g、 ( d ) 1 2 0 g、および（ e ) 1 4 4 gを、 1， 0 0 O m l のメスフラスコに各々採ったことを除いては、上記（ 1 ) のコーラベース溶液の調製法に従ってスクロースコーラべ一ス溶液を 5種類調製した。

( 2 ) D M B _ A P Mの P S E 1 0 %コーラベース溶液の調製： D M B— A P M 1 3. 9 m gを 1 0 0 m l メスフラスコに採り、純水でフィルアップした（推定 P S E 1 0 0 % ) 。このものを甘味料として採用したことを除いては、前記（ 1 ) のコーラベース溶液の調製法に従って DMB— A PMコーラベース溶液を調製した（推定 P S E 1 0 %) _c この DMB— A P Mコーラベース溶液の甘味強度力 ^s、上記スクロースコーラべ一ス溶液のいずれの甘味強度に近いかを実施例 1 におけると同様にして官能評価し、それらの平均点を求めた結果 2. 4 5点であり ( n = 2 0 ) 、 P S Eの計算値は 9. 1 %であった。従って、 DM B— A P Mの甘味強度は、コーラべ一ス溶液中では、スクロースの 6 6 0 0 倍であった。

そこで、 D M B— A P Mの P S E 1 0 %コーラベース溶液を再度調製した。すなわち、 D M B— A PM 1 5. 2 m gを 1 0 0 m l メスフラスコに採り、純水でフィルアップした（推定 P S E 1 0 0 % ) 。このものを甘味料として採用したことを除いては、前記（ 1 ) のコーラべ一ス溶液の調製法に従って、所期の DM B— A P Mコーラべ一ス溶液を調製した。

この DMB — A P Mコーラベース溶液の甘味強度力'、上記スクロースコーラべ一ス溶液のいずれに近いかを実施例 1 におけると同様にして官能評価し、それらの平均点を求めところ、 2. 7 5点であり（ η = 2 0 ) 、 P S Ε 1 0 %が確認できた。

( 2 a ) D MB— A P Mと A P M ( P S E換算 5 ： 5 ) の P S E I O

%コーラべ一ス溶液の調製：

D M B— A P M 7 m gおよび A PM 3 9 5 m gを 1 00 m l メスフラスに採り、純水でフィルアップした（推定 P S E 1 0 0 %) 。このものを甘味料として採用したことを除いては、前記（ 1 ) のコーラべ一ス溶液の調製法に従ってコーラベース溶液を調製した。このコーラべ一ス溶液の甘味強度を、実施例 1 におけると同様にして求めたところ、 2. 5 8点であり、 P S E 9. 3 %が確認された。

そこで、 D M B— A P Mと A P Mの P S E 1 0 %コーラべ一ス溶液を再度調製した。すなわち、 DMB— A PM 7. 5 m gおよび A P M4 2 5 m gを 1 0 0 m l メスフラスコに採り、純水でフィルアップした (推定 P S E 1 0 0 %) 。このものを甘味料として採用したことを除いては、前記（ 1 ) のコーラベース溶液の調製法に従って所期のコーラべース溶液を調製した。実施例 1 におけると同様にして官能評価し、それらの平均点を求めた結果 3. 1 7点であった（計算により、 P S E 1 0 % ) 。このときの D MB— A PMと A PMの全重量に対する DMB— A P Mの含量は 1. 7 %である。

( 3 ) 炭酸ガス入りコーラ溶液の調製：上記で得られた、各種コーラべ一ス溶液 1， 0 0 0 m l を、各々、炭酸ガス封入ボンベに入れ、これに炭酸ガスを封入し、冷蔵庫にて 1 夜放置して各コーラベース溶液に炭酸ガスを含ませた。充分冷えたところで、静置のまま、開栓し、直ちにその溶液を 2 4 O m l 容の缶に封入した。

( 4 ) 甘味質評価：

上記（ 3 ) の方法で得られた炭酸ガス入りの DM B— A PMの P S E 1 0 %コーラ溶液を、炭酸ガス入りのスクロース濃度 1 0 %コーラ溶液をコントロールとして、先味、くせ、しつつこさ、刺激、苦味、後味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9項目について比較評価した結果、炭酸ガス入り DMB— A P Mのコーラ溶液の甘味質は、先味が極端に弱く、後味が極端に強く、そして渋味が強かった（ n = 2 0 ) 。

また、上記（ 3 ) の方法で得られた炭酸ガス入りの DM B— A P Mと A P M(P S E換算 5 ： 5 )の P S E 1 0 %コーラ溶液を、炭酸ガス入りのスクロース濃度 1 0 %コーラ溶液をコントロールとして、先味、くせ、しつつこさ、刺激、苦味、後味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9 項目について比較評価したところ、炭酸ガス入り DM B— A P Mのコ一ラ溶液の場合とは異なり、甘味質は改善され、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が弱まり、バランスのとれた甘味質特性を示した（ n = 2 0 ) 。

実施例 3

( 1 ) DM B— A P Mと A P Mと A c e K (P S E換算 4 ： 4 ： 2 )の

P S E 1 0 %水溶液の調製：

D M B - A P M 5. 6 m g (= 4 / 7 2 00 (g / d l )), A P M 2 8 5 m gおよび A c e K 4 9 m gを採り、純水で 1 , 0 0 0 m l にフィルアップした。この水溶液を、実施例 1 におけると同様にして官能評価し、それらの平均点を求めたところ、 3. 1 点であり（ n = 2 0 ) 、その甘味強度は P S E 1 0 %であることを確認した。

このときの DMB— A P Mと A P Mと A c e Kの全重量に対する DM B— A PM含量は 8 %である。 A c e Kの重量（ g ) と甘味強度 ( P S E %) の関係は次式を使用した（以後、同じ）。

Y (甘味強度％) = 1 9. 0 9 X (A c e K重量（g )) ° ⁴ · · . ( 3 ) この DMB— A P Mと A P Mと A c e K ( P S E換算 4 ： 4 ： 2 ) の P S E 1 0 %水溶液を、スクロース 1 0 %水溶液をコントロールとして、先味、くせ、しつつこさ、刺激、苦味、後味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9項目について比較評価したところ、やや苦味は残るものの、甘味質は改善され、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が弱まり、バランスのとれた甘味質特性を示した（ n = 2 0 ) 。

( 2 ) DM B— A PMと A PMと A c e K (P S E換算 4 ： 4 ： 2 )の

P S E 1 0 %コーラベース溶液の調製：

D M B— A P M 6. l m g (= 4 / 6 6 0 0 (g Z d l ))と、 A PM 2 8 5 m g と、 A c e K 4 9 m gを採り、これらの全体を甘味料としたことを除いては、実施例 2の（ 1 ) のコーラベース溶液の調製法に従つて、コ一ラベ一ス溶液を調製した（推定 P S E 1 0 %) 。

このコーラベース溶液を、実施例 1 におけると同様にして官能評価し、それらの平均点を求めたところ、 3. 6 7点（ n = 2 0 ) であり、その甘味強度は P S E 1 し 3 %であった。

そこで、 P S E 1 0 %コ一ラベース溶液を再度調製した。すなわち、 D M B - A P M 5. 4 m g と、 A PM 2 5 2 m g と、 A c e K 4 3 m gを採採り、これらの全体を甘味料としたことを除いては、実施例 2の（ 1 ) のコーラベース溶液の調製法に従って、コーラベース溶液を調製した（推定 P S E 1 0 % ) 。

実施例 1 におけると同様にして官能評価し、それらの平均点を求めた結果は、 3. 2点であり、計算により、甘味強度は P S E 1 0 %であつた。このときの DM B— A P Mと A P Mと A c e Kの全重量に対する D M B— A P Mの含量は 1. 8 %である。

( 3 ) 炭酸ガス入りコーラ溶液の調製：

上記（ 2 ) で得られたコーラベース溶液 1， 0 0 0 m l を炭酸ガス封入ボンベに入れ、これに炭酸ガスを封入し、冷蔵庫にて 1 夜放置して炭酸ガスを含ませた。充分冷えたところで、静置のまま、開栓し、直ちにその溶液を 2 4 0 m 1 容の缶に封入した。

( 4 ) 甘味質評価：

上記（ 3 ) の方法で得られた炭酸ガス入りの DMB— A P Mと A PM と A c e K ( P S E換算 4 ： 4 ： 2 ) の P S E 1 0 %コーラ溶液を、炭酸ガス入りのスクロース濃度 1 0 %コーラ溶液をコントロールとして、先味、くせ、しっこさ、刺激、苦味、後味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9項目について比較評価したところ、甘味質は改善され、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が弱まり、バランスのとれた甘味質特性を示した（ n = 2 0 ) 。

実施例 4

上記実施例 3の（ 3 ) におけると同様の方法を用いて甘味成分が下記第 1 表に示す割合のコーラ飲料を試作した。第 1 表

試作 DMB-APM ： A P M tに対する

No. P S E比（％) 重量比（m g /dl) DMB- APMの含量（50

1 9 0.15 : 92.9 0 1 6

2 2 ： 8 0.24 ： 62.3 0 3 8

3 * 5 ： 5 0.75 ： 42.5 1 7

4 8 ： 2 1.2 ： 10.4 1 0 3

5 9 1.4 3.8 2 7 0

6 * * 4.5 : 0.5 0.68 ： 1.38 3 3 0

* 実施例 2で記述済み、木 * P S E 5 %とした場合。試作 N o . 1 , 2 , 4〜 6 の各炭酸ガス入りコーラ溶液を、炭酸ガス入りスクロース濃度 1 0 %コーラ溶液をコントロールとして、先味、くせ、しっこさ、刺激、苦味、後味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9項目について比較評価した結果、いずれも、甘味料として D M B — A P Mを単独使用した炭酸ガス入りコーラ溶液の場合と異なり、甘味質は改善され、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が弱まり、バランスのとれた甘味質特性を示すことが分かった。なお、 A P Mの比率が高まるにつれ、甘味質の改善効果は大きかった（ n = 2 0 ) 。

実施例 5

上記実施例 3 の（ 3 ) における方法を用いて甘味成分が下記第 2表に示す割合の炭酸ガス入りコーラ溶液を試作した。第 2表

試作 DMB - APM ： A P M ： A C e K 全重量に対する

No. J¾,

P S E比 (% ) 里比 (m g /dl) A c e Kの含量（％)

1 7 ： 2 二 1 1. 1 二 10. 4 ： 1.0 8

2 2 ： 7 ： 1 0. 3 ： 56. 0 ： 0.8 1. 4

3 1 - 8 ： 1 0. 15 .7 o. ί . 0.95 1. Δ

4 * 4 ： 4 ： 2 0. 5 ： 25. 1 ： 4.3 1 4. 4

5 4 ： 2 ： 4 0. 6 ：： 10. 4 ： 25.1 6 9. 5

6 2 ： 4 ： 4 0. 3 ：： 28. 5 ： 25. 1 4 6. 6

7 4 ： 1 ： 5 0. 6 ：： 3. 8 ：： 42.4 9 0. 6

8 1 ： 1 ： 8 0. 15 ： 3. 8 ： 9 7. 7

* 実施例 3で記述済み。試作 N o. 1 〜 3および 5〜 8の各炭酸ガス入りコーラ溶液を、炭酸ガス入りスクロース濃度 1 0 %のコーラ溶液をコントロールとして、先味、くせ、しつつこさ、刺激、苦味、後味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9項目について比較評価した。その結果、試作 N o. 1〜 3、 5および 6 ( P S E換算比で A c e Kが 1 ~ 4の場合）のものは、いずれも、甘味料として DM B— A PMを単独使用した炭酸ガス入りコーラ溶液の場合と異なり、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が弱まり、バランスのとれた甘味質特性を示すことが分かった。なお、 A PM の比率が高まるにつれ、甘味質の改善効果は大きかった。

試作 N 0. 7および 8 ( P S E換算比で A c e Kが 5以上の場合）のものは、各々、先味が強まるものの、後味、渋味、苦味、およびくせが極端に強く、すっきり、およびまろやかが極端に弱くなり、バランスの崩れた甘味質特性を示した。特に、 A c e Kの比率が高まるにつれ、大きく甘味質特性のバランスを崩した（ n = 2 0 ) 。

実施例 6

DM B— A P Mと A c e K (P S E換算 8 ： 2 )の P S E 1 0 %水溶液を、スクロース 1 0 %水溶液をコントロールとして、先味、くせ、しつつこさ、刺激、苦味、後味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9項目について比較評価した。その結果、 DMB— A PMは、 A c e Kとの併用により甘味質特性が改善され、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が弱まり、バランスのとれた甘味質特性を示すことが判明した（ n = 2 0 ) 。

実施例 7

( 1 ) DM B— A PMと A c e K ( P S E換算 8 : 2 ) の P S E 1 0

%コーラベース溶液の調製：

D M B - A P M 1 l m gおよび A c e K 4 9 m gを甘味料として 1 , 0 0 0 m l メスフラスに採ったことを除いては、実施例 2の（ 1 ) のコ一ラベ一ス溶液の調製法に従って、コーラべ一ス溶液を調製した（推定 P S E 1 0 % ) 。このコーラベース溶液を実施例 2 におけると同様にして官能評価し、それらの平均点を求めたところ、 2. 0 5点であり、その甘味強度は P S E 8. 4 %であった。そこで、 P S E 1 0 %になるように、比較計算により、 DM B— A PMおよび A c e Kを增量した。すなわち、 DM B— A PM 1 3 ( = 1 1 x 1 0 / 8. 4 ) m gおよび A c e K 5 8 ( = 4 9 x 1 0 / 8. 4 ) m gを甘味料として上記と同様にしてコーラべ一ス溶液を再調製した。このコーラべ一ス溶液の甘味強度は P S E 1 0 %であることを上記と同様にして確認した。このときの DM B— A P Mと A c e Kの全重量に対する DM B _ A P Mの重量は 1 8. 3 %である。

( 2 ) 炭酸ガス入りコーラ溶液の調製：

上記で得られた、コーラべ一ス溶液 1 , 0 0 0 m l を炭酸ガス封入ボンべに入れ、これに炭酸ガスを封入し、冷蔵庫にて 1 夜放置して炭酸ガスを含ませた。充分冷えたところで、静置のまま、開栓し、直ちにその溶液を 2 4 0 m 1 容の缶に封入した。

( 3 ) 甘味質評価：

上記（ 2 ) の方法で得られた炭酸ガス入りの DM B— A P Mと A c e K (P S E換算 8 ： 2 )の P S E 1 0 %コーラ溶液を、炭酸ガス入りスクロース濃度 1 0 %のコーラ溶液をコントロールとして、先味、くせ、しつっこさ、刺激、苦味、後味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9項目について比較評価した。その結果、 DMB— A P Mは、 A c e Kとの併用により甘味質特性は改善され、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が弱まり、バランスのとれた甘味質特性を示した（ n = 2 0 ) 。実施例 8

上記実施例 7 におけると同じ方法を用いて甘味成分が下記第 3表に示す割合の炭酸ガス入りコーラ溶液を試作した。

第 ! 3表

試作 DMB-APM ： A c e K 全重量に対する No. P S E比（％) 重量比 ( m g DMB—APMの含量（％)

1 9 ： 1 1.4 1.0 5 8. 3

2 * 8 ： 2 1.3 5.8 1 8. 3

3 6 ： 4 1.1 30.5 3. 5 4 5 ： 5 0.8 42.4 1. 9 5 2 ： 8 0.4 ： 169.2 0 2

6 1 : 9 0.15 ： 169.7 0 1

7 * * 4.5 : 0.5 0.68 ： 0. 19 7 8 2

* 実施例 7で記述済み、 * * P S E 5 %とした場合。試作 N o . 1、 3および 7 の各炭酸ガス入りコーラ溶液を、炭酸ガス入りスクロース濃度 1 0 %のコーラ溶液をコントロールとして、先味、くせ、しっこさ、刺激、苦味、後味、渋味、すっきり、およびまろやかの 9項目について比較評価した。その結果、 D M B — A P Mは、 A c e Kとの併用により甘味質特性は改善され、先味が強まり、後味が弱まり、そして渋味が弱まり、バランスのとれた甘味質特性を示した（ n = 2 0 ) 。又、試作 N o . 4 〜 6の各炭酸ガス入りコーラ溶液（ P S E換算比で A c e Kが 5以上の場合）を、炭酸ガス入りスクロース濃度 1 0 %のコ —ラ溶液をコントロールとして、同様に比較評価した。 D M B — A P M は、 A c e K との併用により、甘味質は改善され、いずれも、先味が強まるものの、後味、渋味、苦味、およびくせが極端に強く、すっきり、およびまろやかが極端に弱くなり、バランスの崩れた甘味質特性を示した。特に、 A c e Kの甘味強度比率が高まるにつれ、大きくバランスを崩した（ n = 2 0 ) 。

(産業上の利用可能性）

本発明のによれば、 DMB— A P Mや A P M、それに A c e Kそれぞれの単独使用では得られない良質のバランスのよく取れた甘味質特性を有する高甘味度甘味料組成物が極めて容易に提供される。この分野で常用される希釈剤や賦形剤（スクロース等も含む）との併用も勿論可能である。特に炭酸ガス入りコーラ溶液では本発明の甘味料組成物はその優位性を発揮する力これに限定されず、すべての用途で、改善された甘味質の組成物として使用可能である。

Claims

請求の範囲

1. N— [ N - ( 3， 3 —ジメチルブチル） — L— α —ァスパルチル] — L一フエ二ルァラニン 1 —メチルエステルとアスパルテーム及び Ζ又はアセスルフヱーム Κとを、それらのいずれよりもスクロースに近い甘味質を与える割合で含有することを特徴とする甘味料組成物。

2. Ν - [ Ν - ( 3, 3 — ジメチルブチル）一 L— α —ァスバルチル] — Lーフ二ルァラニン 1 —メチルエステル及びアスパルテームを、これら両者の合計重量に対する Ν— [Ν— （ 3, 3 _ジメチルプチル）一 L一 α — ァスノルチル] 一 L—フエ二ルァラニン 1 ーメチルェステルの割合が 0. 1 〜 3 5重量％である割合で含有することを特徴とする甘味料組成物。

3. Ν - [Ν— ( 3, 3 —ジメチルブチル）一 L— α —ァスバルチル] — L一フヱニルァラニン 1 —メチルエステル、アスパルテーム及びアセスルフヱ一ム Κを、これら三者の合計重量に対するアセスルフエーム Κの割合が 0. 5〜 8 5重量％である割合で含有することを特徴とする甘味料組成物。

4. Ν - [Ν— （ 3, 3 —ジメチルプチル）一 L— α —ァスパルチル] 一 L一フヱニルァラニン 1 —メチルエステル及びアセスルフエーム Κを、これら両者の合計重量に対する Ν— [Ν— （ 3, 3—ジメチルブチル）一 L一 α—ァスパルチル] — L一フヱニルァラニン 1 ーメチルエステルの割合が 3〜 8 0重量％である割合で含有することを特徴とする甘味料組成物。

5. 請求の範囲第 1 〜 4項のいずれかの甘味料組成物を含有してなることを特徴とする飲料。

6. 飲料が炭酸飲料であることを特徴とする請求の範囲第 5項記載の飲料。