明細害
発明の名称 シ 一 ト部材のク リ ッ プ方法と ク リ ッ プ装置 発明の詳細な説明
産業上の利用分野
こ の発明は、 シー ト部材の端部をク リ プする シ 一 ト部材のク リ ッ プ方法と ク リ ッ プ装置に関する。 従来の技術
従来か ら、 シ ー ト部材の端部をク リ ッ プする ク リ ッ プ機が知ら れている (実公昭 4 7 — 1 2 0 8 9 号公報参照) 。
か力 る ク リ ッ プ機は、 図 6 3 および図 6 4 に示すよ う に、 ベー ス 1 の一端に回動可能に設けたハ ン ド ル 2 と、 ベ ー ス 1 とハ ン ド ル 2 との間に設けたカ バ一 3 と を備え、 ベー ス 1 の上面にガイ ド溝 4 を 形成 し、 こ の ガ イ ド溝 4 と カ バ ー 3 と の間に連結ク リ ッ プ部材 5 が 収納されて い る。 この連結ク リ ッ プ部材 5 は、 ク リ ッ プ部材 5 N を ホ ッ チ キ ス針のよ う に接着剤で連結した ものであ り、 各ク リ ッ プ部 材 5 N は U字状に折り 曲げられている。
連結ク リ ッ プ部材 5 の他端側 (後端部) は、 図 6 5 に示す押棒 6 に摺動可能に設けた金具 7 に当接されており、 この金具 7 は押棒 6 に設けたス プ リ ン グ 9 に よ っ て連結ク リ ッ プ部材 5 を左方向 (図 6 4 に お いて ) へ付勢している。 こ の付勢によ り、 連結ク リ ッ プ部材 5 の一端側 (先端部) が溝 4 の一端 4 A に当接 している。
ハ ン ド ル 2 の下面には押板 8 が設け られて お り、 ハ ン ド ル 2 を図 6 3 の実線位置か ら鎮線位置へ回動させる と、 押板 8 が連結ク リ ") ブ部材 5 の先端の ク リ ッ プ部材 5 Nの折曲基部に当接 し ク リ ッ プ部
5
材 5 N を連結ク リ ッ プ部材 5 か ら切り 離す。 そ して、 こ の切り離さ れた ク リ ッ プ部材 5 Nのみが押板 8 の押圧によ つ て さ らに圧縮変形 され、 矢印 P方向に差し込まれた複数枚の用紙の端部がク リ ッ プ部 材 5 N によ っ て ク リ ッ プ さ れる こ と と な る。 発明が解決 し ょ う とする課題
と こ ろで、 ク リ ッ プ部材 5 N によ る挟着を よ り確実な ものとす る ためには、 ク リ ッ プ部材 5 Nの幅を広 く する必要があ るが、 こ の幅 を広 く する と ク リ ッ プ部材 5 N を収納でき る枚数が少な く な り、 連 結ク リ ッ プ部材 5 を頻繁に補充 しなければな らず、 非常に不便な も のに な る と い う問題があ つ た。
こ の発明は、 上記問題点に鑑みてな された も ので、 その目的は、 ク リ ッ プ部材の幅が広い も のであ って も、 収納でき る ク リ ッ プ部材 の枚数を多 く する こ とができ る ク リ ッ プ方法 と ク リ ッ プ装置を提供 する こ と に あ る。 課題を解決す るための手段
こ の発明は上記目的を達成するため、 請求項 1 は、 平板状の複数 のク リ ッ プ部材を収納室に収納 してお き、 こ の収納室に収納されて いる ク リ ッ プ部材の一つを抜き 出 し、 こ の抜 き出した ク リ ッ プ部材 を折 り 曲げて シ一 ト部材の端部をク リ ッ プす る こ と を特徴とする。 ま た、 青求項 4 は、 ほぼ平板状の複数のク リ ッ プ部材を重ねて収 納す る収納室と、
こ の収納室に収納された ク リ ッ ブ部材の一つを収納室か ら抜き 出 して ク リ ッ ブ位匱へ送る送出手段と、
前記ク リ ッ ブ位置へ送り 出さ れたク リ ッ プ部材を折り曲げて、 前
記ク リ ッ プ位置へ差 し込 ま れた シ 一 ト 部材の端部を ク リ ッ プす る ク ラ ン プ手段 と を備えてい る こ と を特徴 と する。
請求項 9 は、 ほぼ平板状の複数の ク リ ッ プ部材を重ね台わせて収 納 し た収納室か ら ク リ ッ プ部材を送出手段に よ り抜 き 出 し て ク リ ッ プ位置へ送 り、 こ の ク リ ッ プ位置へ送 られた ク リ ッ プ部材を ク ラ ン プ手段によ り 折り 曲げて、 前記 ク リ ッ プ位置へ差 し込ま れた シ ー ト 束の端部を ク リ ッ プす る ク リ ッ プ装置であ っ て、
前記送出手段を駆動す る駆動手段と、
こ の駆動手段の動作に連動 し て回転 し てい く と と も に前記ク ラ ン プ手段を動作せ る駆動カ ム と、
前記シー ト 束の厚 さが厚い こ と によ り 前記 ク ラ ン ブ手段の動作が 中途で停止 し た際に、 前記駆動カ ム の回転が停止 し て し ま う こ と を 防止す る シ ー ト 厚調整手段と を設けた こ と を特徴と す る。
請求項 1 6 は、 ほぼ平板状の複数の ク リ プ部材を重ね合わせて 収納 し た収納室か ら ク リ ッ プ部材を送出手段に よ り 抜 き 出 して ク リ ッ プ位置へ送 り、 こ の ク リ ッ プ位置へ送 られた ク リ ッ プ部材を ク ラ ン プ手段に よ り 折 り 曲げて、 前記ク リ ツ プ位置へ差 し込ま れた シ 一 卜 束の端部を ク リ ッ プす る ク リ ッ プ装置であ っ て、
前記送出手段は、 ク リ ッ プ部材の前面の中央部に当接 し た状態で ク リ ッ プ位置へ送 る ス ラ イ ダと、
前記ス ラ イ ダに よ っ て ク リ ッ ブ部材がク リ ッ ブ位置へ送 り 出さ れ た際、 前記 ス ラ イ ダを ク リ ッ プ位置に一時停止 させてお く 停止手段 と、
前記ク リ ッ プ部材が前記ク ラ ン プ手段によ つ て折 り 曲げ られ始め た と き、 前記ス ラ イ ダを ク リ ッ プ位匱か ら退避させ る退避手段と を 備え、
前記ク ラ ン プ手段は、 前記停止手段によ っ て ス ラ イ ダがク リ ッ プ 位置に一時停止 している際、 ク リ ッ プ位置へ送り 出 された ク リ ッ プ 部材の両端を閉動作によ り挟み込みながら こ のク リ ッ ブ部材を ス ラ ィ ダへ押し付ける と と も に折り 曲げてい く 一対のク ラ ンプ部材を備 え、
前記ス ラ イ ダが前記退避手段によ っ てク リ ッ プ位置から退避し た と き、 前記ク ラ ン プ部材が閉動作によ り ク リ ッ プ部材をさ ら に折り 曲げて シー 卜 束の端部を ク リ ッ プする こ とを特徴とする。 作用
こ の発明は、 上記構成によ り、 請求項 1 では、 収納室に収納さ れ てい る複数の ク リ ッ プ部材の一つが抜き 出さ れ、 こ のク リ ッ プ部材 が折 り 曲げ られて シー ト 部材の端部を ク リ ッ ブする。
睛求項 4 では、 送出手段が収納室に収納さ れている ほ ぼ平板状の 複数の ク リ ッ プ部材の一つを抜き出 してク リ ッ プ位置へ送 り、 ク ラ ン プ手段がそ のク リ ッ プ部材を折り曲げて シー ト部材の端部をク リ ッ プする。
請求項 9 では、 駆動手段によ つて駆動された送出手段が収納室か ら ク リ ッ プ部材を送出手段によ り抜き 出 して ク リ ッ プ位置へ送り、 駆動カ ム に よ り駆動手段の動作に連動 して ク ラ ン プ手段が動作して、 ク リ ツ プ位匱へ送 られた ク リ ッ プ部材を折り 曲げてい き、 シー ト 部 材の端部を ク リ ッ プする。 そ して、 ク リ ッ プ部材の折り曲げ動作の 途中で、 シ一 ト 束の厚さ が厚い こ とによ り ク ラ ン プ手段の動作が中 途で停止し た際に、 シー ト厚調整手段が駆動カ ム の回転が停止して し ま う こ と を防止する。
請求項 1 6 では、 ス ラ ィ ダがク リ ッ プ部材の前面の中央部に当接
した状態で ク リ ツ プ部材を ク リ ッ プ位置へ送 り、 停止手段がス ラ イ ダを ク リ ッ プ位置に一時停止させてお き、 ク ラ ンプ部材がク リ ッ プ 位置にある ク リ ッ プ部材を ス ラ イ ダへ押 し付けなが ら折り 曲げてい き、 こ れに よ り ク リ ッ プ部材が折り曲げ られ始める と、 退避手段が ス ラ イ ダを ク リ ッ プ位置か ら退避させ、 こ の後、 ク ラ ン プ部材が閉 動作によ り ク リ ッ プ部材を さ ら に折り 曲げて シー ト 束の端部をク リ ッ プする。 図面の簡単な説明
図 1
こ の発明に係わる挟着装置の外観を示 した側面図である。
図 2
図 1 の挟着装置の構成を示す断面図である。
図 3
図 1 に挟着装置の正面図であ る。
図 4
図 1 に示す挟着装置の駆動機構を示 した説明図である。
図 5
図 1 の A — A線に沿っ た断面図であ る。
図 6
図 1 の挟着装置の送出機構を示 した斜視図である。
図 7
図 1 の挟着装置のハ ウ ジ ン グを示 した側面図である。
図 8
ハ ゥ ジ ン グを示 した正面図であ る。
図 9
図 8 の C - C線に沿っ た断面図であ る。
図 1 0
図 7 の B - B線に沿っ た断面図であ る。
図 1 1
( A ) カバ一板を示 した正面図であ る。
( B ) カ バ一板を示 した側面図であ る。
図 1 2
カ ー ト リ ッ ジを示 した斜視図であ る。
図 1 3
力 一 ト リ ッ ジを示 した正面図であ る。
図 1 4
ス プ リ ン グの配置を示 したカ ー ト リ ッ ジ の断面図である。
図 1 5
ス プ リ ン グと プ ッ シ ャ と の関係を示 した力 一 ト リ ッ ジの断面図で ある。
図 1 6
力 一 ト リ ッ ジの縱断面図であ る。
図 1 7
カ ー ト リ ッ ジ の横断面図であ る。
図 1 8
カ ー ト リ ッ ジ の隙間と ス ラ イ ダー と の位置関係を示 した拡大説明 図である。
図 1 9
力 一 ト リ ッ ジの先端の開口を示 した拡大図である。
図 2 0
突出部の説明図である。
図 2 1
駆動ギアおよび駆動力 ムを示 した斜視図であ る。
図 2 2
駆動ギアおよび駆動力 ムを示 した断面図であ る。
図 2 3
送出機構の構成を示 し た断面図であ る。
図 2 4
上記送出機構の ス ラ イ ダーを示 した斜視図である。
図 2 5
ク ラ ン プ機構を示 した側面図である。
図 2 6
ク ラ ン プ機構を示 した斜視図である。
図 2 7
ク ラ ンプ回動部材を示 した分解斜視図であ る。
図 2 8
ク ラ ンプ回動部材を示 した断面図であ る。
図 2 9
ク ラ ン プ部材を示 した斜視図である。
図 3 0
( A ) ク ラ ン プ部材を示 した側面図である。
( B ) ク ラ ン プ部材を示 した側面図である。
図 3 1
ク ラ ンプ部材と ス ラ イ ダ一と の関係を示し た説明図であ る, 図 3 2
ク ラ ンプ部材と ス ラ イ ダ一と の関係を示した説明図であ る < 図 3 3
W /35800
駆動カ ム と ク ラ ン プ部材 と の関係を示 し た説明図であ る。
図 3 4
ク ラ ンプ部材 と ス ラ イ ダ一 と の関係を示 し た説明図であ る。
図 3 5
ク ラ ン プ部材と ス ラ イ ダ一 と の関係を示 し た説明図であ る。
図 3 6
ク ラ ン プ部材と ス ラ イ ダ一 と の関係を示 し た説明図であ る。
図 3 7
ク ラ ン プ部材と ス ラ イ ダ一 と の関係を示 し た説明図であ る。
図 3 8
ク ラ ン プ部材と ス ラ イ ダ一 と の関係を示 し た説明図であ る。
図 3 9
ク ラ ン プ部材と ス ラ イ ダ一 と の関係を示 し た説明図であ る。
図 4 0
駆動力 ム と ク ラ ン プ部材 との関係を示 した説明図であ る。
図 4 1
シ ー ト材の厚さ が厚い場台の駆動カ ム と ク ラ ン プ部材と の関係を 示 し た説明図であ る。
図 4 2
シ ー ト材の厚さ 調整機構を示 し た説明図であ る。
図 4 3
一対の ロ ー ラ に よ り シ ー ト材 S を挟着板に向か っ て搬送 し, ク ラ ン プが挟着板を把持 して い る状態の説明図であ る。
図 4 4
—対の ロ ー ラ に よ り シ 一 ト材 S を挟着板に向かっ て搬送 し, ク ラ ンプを閉 じ て挟着板によ り シ ー ト 材 S を線 じ 合わせた状態の説明図
であ る。
図 4 5
ク ラ ンプの開いた先端部に挟着板を把持 し, 一対の ロ ー ラ によ り シー ト 材 S を搬送する状態の斜視図である。
図 4 6
ク ラ ンプ部材によ っ て挟着板が く 字状に折 り 曲た状態を示 した説 明図である。
図 4 7
ク ラ ンプ部材に取り付け られた押付部材を示 した説明図である。 図 4 8
押付部材が回動 した伏態を示 し た説明図であ る。
図 4 9
押付部材の構成を示 した断面図であ る。
図 5 0
押付部材を示 した斜視図であ る。
図 5 1
ク ラ ンプ部材に よ っ て挟着板が二つ折り の状態に折り 曲げらた状 態を示 した説明図である。
図 5 2
折り 曲げられた挟着板と押付部材と の関係を示し た説明図であ る 図 5 3
押付部材の他の例を示 した説明図であ る。
図 5 4
押付部材の他の例を示 した説明図である。
図 5 5
押付部材の他の例を示 した説明図であ る。
図 5 6
第 4 実施例のク リ ツ ブ装置の概略構成を示 した斜視図である。 図 5 7
ス ラ イ ダと ク ラ ンプ状態の遷移を示 した説明図である。
図 5 8
ク リ ッ プ装置と複写機本体と の位匱関係を示す模式図であ る。 図 5 9
( A ) は ガイ ドブレ一 ト を示 した斜視図であ る。
( B ) は ガイ ド ブ レ 一 ト の案内溝に ク リ ッ プ部材が入 っ た状態を 示し た斜視図であ る。
図 6 0
( A ) は ス ラ イ ダの変形例を示す説明図であ る。
( B ) は ス ラ イ ダの側面図である。
図 6 1
ク リ ッ プ部材がク ラ ン プ部材に よ っ て折り 曲げられた状態を示 し た説明図であ る。
図 6 2
( A ) 他の挟着板を示した正面図であ る。
( B ) 挟着板の作成方法を示 した説明図であ る。
( C ) ( A ) の挟着板を折り 曲げた状態を示 した説明図である。
図 6 3
従来の挟着装置を示 し た断面図であ る。
図 6 4
従来の挟着装置の概略構成を示 した断面図である。
図 6 5
図 6 3 に示す金具およ び押棒を示した説明図であ る。
実施例
以下、 こ の発明に係わ る ク リ ッ プ装置の実施例を図面に基づいて 説明する。
[第 1 実施例 ]
図 1 〜図 6 において、 1 0 は例えば複写機等に取り付け られる ク リ ッ プ装置であ り、 こ の ク リ ッ プ装置 1 0 は、 ノ、 ウ ジ ン グ 1 1 と、 こ のハ ウ ジ ン グ 1 1 のカ ー ト リ ッ ジ室 (収納室) 1 2 に着脱可能に 装着 される カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 と、 カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 に収納さ れ た平板状の ク リ ッ プ部材 1 0 5 (図 1 5 参照) をク リ ッ プ位置 1 3 へ送 り 出す送出機構 (送出手段) 3 0 と、 ク リ ッ プ位置 1 3 へ送 り 出さ れた ク リ ッ プ部材 1 0 5 を折り曲げる ク ラ ンプ機構 ( ク ラ ン プ 手段) 5 0 と、 送出機構 3 0 お よ びク ラ ン プ機構 5 0 を駆動さ せ る 駆動機構 (駆動手段) 8 0 とか ら構成されて い る。
[ハ ゥ ジ ン グ ]
ハ ウ ジ ン グ 1 1 は、 図 7 〜図 1 0 に示すよ う に、 底板 1 1 A の両 側に形成し た側壁 1 1 B , 1 1 C と、 側壁 1 1 B . 1 1 C の上部に連 铳形成された天板 1 1 D と、 底壁 1 1 A の中央部か ら上方に延びる と と もに左右方向 (図 9 において) に延びた区画壁 1 1 E と を有 し、 区画壁 1 1 E と側壁 1 1 B と の間に駆動室 1 4 を形成し、 区画壁 1 1 E と側壁 1 1 C との間にク ラ ン プ室 1 5 を形成した ものであ る。
1 1 G は側壁 1 1 B と区画壁 1 1 E と を連結 し且つ天板 1 1 D ま で 延びた補助壁であ る。 ま た、 ハ ウ ジ ン グ 1 1 の後部 (図 7 におい て 右側) は開口されている。
天板 1 1 D の下面には、 左右方向 (図 9 において) に延びて区画 壁 1 1 E と対向し た突出壁 1 1 Fが形成され、 こ の突出壁 1 1 F と
区画壁 1 1 E との間の空間がカ ー ト リ ッ ジ室 1 2 を形成している。 区画壁 1 1 E の上面と突出壁 1 1 Fの下面にはカー ト リ ッ ジ 1 0 0 を保持する ための突出部 1 1 a . 1 1 bが形成されている。
区画壁 1 1 E には、 後述する駆動モータ 8 1 (図 3 参照) の端部 が挿入される円形状の凹部 1 1 E U と、 軸孔 1 l E a~ l l E eと が 形成されている。 1 1 E fは駆動モー タ 8 1 を区画壁 1 1 E に取り付 ける ネ ジ孔である。
側壁 1 1 B には、 後述する アーム 3 2 が配置される開口 1 1 B K と、 蚰孔 1 1 B a〜 l 1 B eと、 ネ ジ孔 1 1 B f と が形成さ れている。 軸孔 1 1 B dは補助壁 1 1 G を介 して区画壁 1 1 E の軸孔 1 1 E dに 連通 してい る。 ま た、 軸孔 1 1 B eは補助壁 1 1 G およ び突出壁 1 1 Fを貫通 している。 1 1 V d. 1 1 V eは軸孔 1 1 B d. I 1 B eが形成 されている ボ スである。
ハ ウ ジ ン グ 1 1 の正面には、 複数枚の シー ト材 S の端部を載匱す るテーブル 1 6 0 を取り付けたテーブル受部 1 6 が設け られてお り、 こ の テ ー ブ ル受部 1 6 の上方に上前壁部 1 7 が設け られて い る。 こ のテ ー ブル受部 1 6 と上前壁部 1 7 と の間は カ ー ト リ ッ ジ室 1 2 と 連通 した開口 1 8 とな っ ている。 テ ー ブ ル受部 1 6 の後部および上 前壁部 1 7 の下面には左右方向 (図 8 において) に延びた凹部 1 9 , 2 0 が形成され、 こ の凹部 1 9 , 2 0 には後述する ス ラ イ ダー 3 4 (図 4 参照) を案内する左右方向 (図 8 において) に延びた係台溝 1 9 a, 2 0 aが形成さ れてい る。
ま た、 ハ ウ ジ ン グ 1 1 の正面の左側 (図 8 において) には、 ク ラ ンプ室 1 5 に連通 した縦長の長方形の開口 2 1 が形成され、 こ の開 口 2 1 と開ロ 1 8 とが連铳している。 こ の開ロ 2 1 の中央部がク ラ ン プ位匱 1 3 と して設定されている。
側壁 1 1 C の前端面 1 1 C aには凹部 2 2 が形成され、 凹部 2 2 の 底面 2 2 aがテ ー ブル 1 6 0 の上面と面一と な っ ており、 凹部 2 2 の 側面 2 2 bが シー ト材 S の端部に当接されて位置決めす る当接面と な つ て い る。
側壁 1 1 B には、 図 1 に示すカ バー板 2 5 力 ίネ ジ N 1によ っ て取り 付け られていて開口 1 1 B kを覆っ ている。 カバー板 2 5 の裏面には、 図 1 1 に示すよ う に、 後述する アー ム 3 2 を保持す る ための一対の 保持片 2 6 , 2 6 が形成されている。 カ バー板 2 5 には、 側壁 1 1 B に取 り付け る ためのネ ジ孔 2 7 と、 ボ ス孔 2 5 d . 2 5 eとが形成され てい る。
[ カ ー ト リ ッ ジ ]
カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 は、 図 1 2 〜図 1 6 に示すよ う に、 収納室 1 0 1 を有す る カー 卜 リ ッ ジ本体 1 0 2 と、 収納室 1 0 1 内に移動可 能に配置さ れたプ ッ シ ャ 1 0 3 とを備えてい る。 収納室 1 0 1 に は、 金厲製の長方形かつ平板状のク リ ッ プ部材 1 0 5 が重ね台わせた状 態で複数枚収納さ れている。
カ ー ト リ ッ ジ本体 1 0 2 の上面には突起 1 1 1 が設け ら れてお り、 カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 をノ、 ウ ジ ン グ 1 1 の カ ー ト リ ッ ジ室 1 2 に挿入 した際に、 ハ ウ ジ ン グ 1 1 に設けた軸 1 1 2 (図 1 参照) が突起 1 1 1 の傾斜面 1 1 l aを乗り 越えて突起 1 1 1 の後面 1 1 l bに当接 する よ う に な っ て い る。 こ れに よ り、 カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 は カ ー ト リ ッ ジ室 1 2 に固定される。 なお、 軸 1 1 2 は図示 しない ス プ リ ン グによ つて下方に付勢されている。
収納室 1 0 1 は、 図 1 7 に示すよ う に、 カ ー ト リ ッ ジ本体 1 0 2 の側壁 1 0 2 A , 1 0 2 B と、 側壁 1 0 2 A の内側に長手方向に沿 つ て形成された板部 1 2 1 , 1 2 2 と によ っ て区画形成さ れてい る。 板
部 1 2 1 , 1 2 2 の端部 1 2 1 a. 1 2 2 aと側壁 1 0 2 B と の間には 所定幅の間隙 Kが形成さ れ、 こ の間隙 K を介 してプ ッ シ ャ 1 0 3 の 係止部 1 0 3 A . 1 0 3 Bが板部 1 2 1 の上方およ び板部 1 2 2 の下 方へ突出している。 係止部 1 0 3 A に は ス プ リ ン グ 1 0 4 の一端が 係止 され、 ス プ リ ン グ 1 0 4 の他端が天板 1 0 2 aに係止されている c ま た、 係止部 1 0 3 B には ス プ リ ン グ 1 0 6 の一端が係止され、 ス プ リ ン グ 1 0 6 の他端が底板 1 0 2 bに係止されている。
ス プ リ ン グ 1 0 4 . 1 0 6 の中間部は、 カ ー ト リ ッ ジ本体 1 0 2 の 先端部に設け られた軸部 1 5 2 , 1 5 2 に巻回して折り返されており、 プッ シ ャ 1 0 3 を前方 (図 1 4 および図 1 5 において左側) へ付勢 している。 プ ッ シ ャ 1 0 3 の上下には ク リ ッ プ部材 1 0 5 の襄面の 上下に当接する突起 1 0 3 c. 1 0 3 dが形成されて い る。
プ ッ シ ャ 1 0 3 は、 そ の上下側力;' 2 つ の ス プ リ ン グ 1 0 4 . 1 0 6 によ って付勢されている ので、 プッ シ ャ 1 0 3 が傾いて し ま う こ と がな く、 こ のため ク リ ッ プ部材 1 0 5 を安定 した伏態で前方へ送 り 出す こ と力 で き る。
ま た、 側壁 1 0 2 A の内側には、 長手方向に延びる と と も に タ リ ッ ブ部材 1 0 5 の側面に当接す る互いに所定距離離間 した一対の突 条部 1 2 3 , 1 2 3 が設け られている。 こ の一対の突条部 1 2 3 , 1 2 3 によ っ て、 プ ッ シ ャ 1 0 3 によ り 前方へ送り 出される際のク リ ッ ブ部材 1 0 5 の摩擦抵抗が小さ く な る と と もに、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 の側面を上下でガイ ドする状態と な るの で、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 を傾ける こ とな く よ り 安定した状態で前方へ送り 出すこ と がで き 力 一 ト リ ッ ジ本体 1 0 2 の先端に設け られた前壁 1 0 7 の中間部 には、 収納宰 1 0 1 に連通 した開口 1 0 7 A が形成され、 開口 1 0
7 A の高さ H 2は、 図 1 8 に示すよ う に、 ス ラ イ ダ 3 4 の一部が入り 込め る よ う に設定されている。 そ して、 開口 1 0 7 A に連続して、 カー ト リ ッ ジ本体 1 0 2 の側壁 1 0 2 A に凹部 1 0 8 が形成されて い る。 こ の凹部 1 0 8 の奥行き H 3は、 図 1 9 に示すよ う に、 ク リ ツ プ部材 1 0 5 の厚さ よ り 大き く 設定さ れている。 こ れら開ロ 1 0 7 Aおよび凹部 (挿入開口) 1 0 8 A に よ り、 収納室 1 0 1 の最前部 にあ る ク リ ッ プ部材 1 0 5 Aの前面および側面の一部が露出 した状 態と な つている。
カ ー ト リ ッ ジ本体 1 0 2 の側壁 1 0 2 B の先端面 1 4 0 と前壁 1 0 7 と の間には、 ク リ ッ プ部材 1 0 ' 5 を抜き 出すための間隙 (抜出 開口) 1 1 0 が形成され、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 Aの側面を矢印 Z 方 向 (図 1 3 参照) から押す と、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A がそ の間隙 1 1 0 力 ら抜け出る よ う にな っ ている。 間隙 1 1 0 の幅 Wは、 凹部 1 0 8 の奥行き H 3よ り も大き く 設定されている。
側壁 1 0 2 Bの先端面 1 4 0 には、 上下に互いに所定距離離間す る と と も に、 ス ラ イ ダー 3 4 の突出部 3 5 A . 3 5 B に対向 し た一対 の突出部 1 4 1 , 1 4 1 が設け られてい る。 こ の突出部 1 4 1 . 1 4 1 の突出面 1 4 1 a. 1 4 l aと前壁 1 0 7 の裏面 1 0 7 bと の間の離 間距離 H 4は、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 の厚さ よ り大き く 設定されている c カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 は、 ハ ウ ジ ン グ 1 1 の カ ー ト リ ッ ジ室 1 2 に 装着 される と、 カ ー ト リ ッ ジ本体 1 0 2 の収納室 1 0 1 に収納さ れ てい る ク リ ッ プ部材 1 0 5 Aがス ラ イ ダー 3 4 の裏面に当接 して、 図 1 8 に示すよ う に、 位置決め される よ う にな ってい る。
[駆動機構]
駆動機構 8 0 は、 図 4 に示すよ う に、 駆動モー タ 8 1 と、 こ の駆 動モータ 8 1 の駆動軸 8 2 に設けたギア 8 3 と、 こ のギア 8 3 に嚙
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合 し た減速ギア 8 4 Aを有する減速ギア列 8 4 と、 減速ギア列 8 4 の '减速ギア 8 4 D に嗨合 した駆動ギア 8 5 と、 駆動カ ム 9 0 (図 2 1 参照) を備えている。 駆動モータ 8 1 の駆動軸 8 2 側の端部は区 画壁 1 1 E の凹部 1 1 E U に挿入されて ク ラ ン プ室 1 5 に取り付け られている。 そ し て、 駆動軸 8 2 が軸孔 1 1 E eを介して駆動室 1 4 に進入 してお り、 各ギア 8 3 ~ 8 5 は駆動室 1 4 に配匱され、 駆動 ギア 8 5 はギア 8 3 およ びギア列 8 4 を介 し て駆動モー タ 8 1 に よ つて時計方向 (図 4 において) へ回転 してい く ものであ る。
駆動ギア 8 5 の一側面 8 5 A には、 リ ン グ状の摺接面 8 5 B が設 定さ れてお り、 こ の摺接面 8 5 B上に軸方向に突出 した突出部 8 6 が設け られて い る。 こ の突出部 8 6 には、 図 2 0 に示すよ う に傾斜 面 8 6 A . 8 6 B と平坦状の頂部 8 6 C と が形成されている。 そ して、 頂部 8 6 C がス ラ イ ダ 3 4 をク リ ッ プ位置に一時停止させてお く 停 止手段と して機能 し、 傾斜面 8 6 B が ス ラ イ ダ 3 4 をク リ ッ プ位置 から退避さ せ る退避手段と して機能す る。
ま た、 駆動ギア 8 5 の他側面には図 2 1 および図 2 2 に示すよ う に軸部 8 7 を介 して駆動カ ム 9 0 がー体的に設けられている。 軸部 8 7 にはハ ウ ジ ン グ 1 1 の軸孔 1 1 B a , 1 1 E aに嵌挿された軸 8 8 が挿入され、 駆動ギア 8 5 が駆動カ ム 9 0 と と もに軸 8 8 に対 して 回転自在と な っている。
駆動カ ム 9 0 には、 図 2 5 に示すよ う に、 径が最小とな っている 小径部 R 1と、 怪が少 し大き く なる微增部 R 2と、 径が少し减少す る 微少部 R 3と、 怪が大き く な つ てい く 增大部 R 4と、 怪が最大と な つ てい る大怪部 R 5と、 怪が'减少してい く 減少部 R 6と が設定されてい る。 そ して、 図 4 に示すよ う に、 小怪部 R 1と駆動ギア 8 5 の傾斜面 8 6 A とが、 微増部 R 2と頂部 8 6 C とが、 微少部 R 3と傾斜面 8 6
B と がそれぞれ対応している。
[送出機構]
送出機構 3 0 は、 図 2 .図 6 .図 2 3 に示すよ う に、 アー ム 3 2 と、 こ のアー ム 3 2 の先端部 3 3 に保持さ れた ス ラ イ ダー (規制部材) 3 4 と を備えてい る。 アー ム 3 2 はハ ウ ジ ン グ 1 1 の側壁 1 1 B に 取り 付けた カ バ一板 2 5 の保持片 2 6 . 2 6 に枢支されている。 3 1 はア ー ム 3 2 を枢支 した軸であ り、 こ の軸 3 1 が保持片 2 6 . 2 6 に 取り付け られている。
アー ム 3 2 の後部には駆動ギア 8 5 の摺接面 8 5 B に当接 した突 起 3 2 aが設け られてお り、 アーム 3 2 と ハ ウ ジ ン グ 1 1 の補助壁 1 1 G と の間に ス プ リ ン グ 3 6 が設けれてい る。 こ の ス プ リ ン グ 3 6 の付势力によ ってアー ム 3 2 の突起 3 2 aが摺接面 8 5 B に常時当接 して い る。 そ して、 駆動ギア 8 5 が回転 して い く と ア ー ム 3 2 の突 起 3 2 aが駆動ギア 8 5 の摺接面 8 5 Bを摺接移動 してい く。 こ の摺 接移動によ り アー ム 3 2 の突起 3 2 aが摺接面 8 5 B の突出部 8 6 上 を移動 してい き、 アー ム 3 2 は軸 3 1 を支点に して図 2 3 に示す鎖 線位置まで揺動す る。
ア ー ム 3 2 の先端部 3 3 には コ字状の保持部 3 3 Aが形成され、 保持部 3 3 Aはス ラ イ ダー 3 4 の後端部を上下から図示 し ない軸に よ り 保持し、 ス ラ イ ダー 3 4 はその軸回り に回動可能とな っ てい る。 ス ラ イ ダー 3 4 は、 図 2 4 に示すよ う に、 側板 3 5 と、 こ の側板 3 5 の上部に連铳形成さ れた上板部 3 6 と、 側板 3 5 の下部に連続 形成された下板部 3 7 と を有し、 これら側板 3 5 およ び上下板部 3 6 , 3 7 によ っ て断面がコ字状とな っ てい る。 上下板部 3 6 , 3 7 の 上面および下面には長手方向に延びたガイ ド突条部 3 8 . 3 9 が設け られ、 側板 3 5 の後面に は長手方向に延びた 2 つの突条部 4 1 , 4 1
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が設け られている。
突条部 4 1 , 4 1 の厚さ H Iは ク リ ッ プ部材 1 0 5 の厚さ以下に設 定さ れ、 突条部 4 1 , 4 1 の端部は ク リ ッ プ部材 1 0 5 の側面に当接 する 当接面 4 1 A , 4 1 A と な っている。 その当接面 4 1 A , 4 1 A から側板 3 5 の先端面 3 5 aま での先端部 3 5 Aの長さ L 1は ク リ ッ プ部材 1 0 5 の幅 L 2 (図 1 7 参照) よ り長 く 設定され、 そ の先端部 3 5 A の後面側がカ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 の前壁 1 0 7 の開口 1 0 7 A 内に入っている と と もその後面がク リ ッ プ部材 1 0 5 Aの前面に当 接している。
側板 3 5 の先端部 3 5 A の下部側に は図 2 4 に示すよ う に孔 3 5 bが設け られており、 側板 3 5 の前面には ク リ ッ プ部材 1 0 5 の有無 を検知する セ ン サ 1 3 0 が取り 付け ら れてい る。 こ の セ ン サ 1 3 0 は、 孔 3 5 bか ら ク リ ッ プ部材 1 0 5 へ向けて光を射出する発光ダイ ォ一 ドと、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 で反射 された反射光を孔 3 5 bを介 し て受光する ホ ト ダイ ォー ド等と力 ら構成されている。 セ ン サ 1 3 0 は ノ、 ウ ジ ン グ 1 1 の テ ー ブ ル受部 1 6 と テ ー ブ ル 1 6 0 と の間に位 置 し、 ス ラ ィ ダー 3 4 の移動に支障を来さな いよ う に な っ ている。 ス ラ イ ダ ー 3 4 の上下扳部 3 6 , 3 7 は、 ハ ウ ジ ン グ 1 1 の テ 一 ブ ル受部 1 6 および上前壁部 1 7 の凹部 2 0 . 1 9 に挿入される と と も に上下板部 3 6 . 3 7 のガイ ド突条部 3 8 , 3 9 が凹部 2 0 . 1 9 の係 合溝 2 0 a. 1 9 aに係合されている。 そ して、 ス ラ イ ダー 3 4 は、 ガ ィ ド突条部 3 8 . 3 9 が係合溝 2 0 a. 1 9 aに案内される こ と に よ り ア ー ム 3 2 の揺動によ っ て左右方向へ移動す る よ う にな っ ている。 ま た、 ス ラ イ ダー 3 4 の側板 3 5 の前面 3 5 cが、 ハ ウ ジ ン グ 1 1 の側壁 1 1 C に設けた凹部 2 2 の側面 2 2 bと面一とな つ て い て、 シ ー ト 材 S の端部を当接させて位匱決めする当接面と な っ てい る。
[ ク ラ ン プ機構]
ク ラ ン プ機構 5 0 は、 図 2 5 〜図 2 8 に示すよ う に、 一対のク ラ ンプ部材 5 1 , 5 2 と、 こ の ク ラ ン プ部材 5 1 . 5 2 を挟み込んだ二 つ の ク ラ ン プ回動部材 5 3 . 5 4 と、 ク ラ ン プ回動部材 5 3 に取り付 け られ駆動カ ム 9 0 の周面に当接 した軸 6 2 と を備えてい る。
[ ク ラ ン プ回動部材]
ク ラ ンプ回動部材 5 3 は、 相対向した一対の側板部 5 5 . 5 6 と、 側板部 5 5 . 5 6 の上部 (図 2 5 〜図 2 8 において) を連結した連結 板部 5 7 とか ら構成され、 側板部 5 5 , 5 6 の下部と上部の後側には 相対向 した孔 5 5 a. 5 6 a. 5 5 b, 5 6 bが形成さ れてい る。 ま た、 連 結板部 5 7 にはネ ジ用の孔 5 7 aが形成さ れている。
側板部 5 5 , 5 6 の孔 5 5 a, 5 6 aには軸 6 3 が挿入されてお り、 こ の軸 6 3 は ハ ウ ジ ン グ 1 1 の側壁 1 1 B お よ び区画壁 1 1 E の軸 孔 1 1 B d . 1 1 E dに嵌挿さ れる と と もにハ ウ ジ ング 1 1 の側壁 1 1 Cの軸孔 1 1 C d (図 5 参照) に嵌挿されてい る。 そ し て、 ク ラ ン プ 回動部材 5 3 は軸 6 3 を支点に して回動可能と な っ ている。 ま た、 側板部 5 5 . 5 6 の孔 5 5 b. 5 6 bには、 カ ム フ ロ ア である軸 6 2 が 回動自在に取り付け られている。
ク ラ ン プ回動部材 5 4 は、 ク ラ ン プ回動部材 5 3 の側板部 5 5 , 5 6 の内側に入る と と もに相対向 した一対の側板部 5 8 , 5 9 と、 側板 部 5 8 , 5 9 の上部を連結した連結板部 6 0 とか ら構成さ れている。
側板部 5 8 . 5 9 の下部と上部の前後に は、 相対向し て孔 5 8 a. 5 9 a, 5 8 b, 5 9 b. 5 8 c, 5 9 cが形成され、 孔 5 8 c, 5 9 cには軸 6 4 が取り付け られ、 側板部 5 8 . 5 9 の下部間には連結軸 6 1 が設け られている。 また、 連結板部 6 0 には ネ ジ用の孔 6 0 aが形成さ れて いる。 側板部 5 8 . 5 9 の孔 5 8 b, 5 9 bの径は側板部 5 5 . 5 6 の孔
5 5 b. 5 6 bの径よ り 大き く 設定さ れ、 側板部 5 5 , 5 6 の孔 5 5 a,
5 6 aと側板部 5 8 . 5 9 の孔 5 8 a, 5 9 aとが相対向 し、 側板部 5 5 . 5 6 の孑し 5 5 b, 5 6 bと側扳部 5 8 , 5 9 の孔 5 8 b, 5 9 bと 力 ϊ相対 向している。
そ して、 ク ラ ン プ回動部材 5 3 の側板部 5 5 , 5 6 の孔 5 5 b, 5 6 bに取り 付け られた軸 6 2 力 i ク ラ ン プ回動部材 5 4 の側板部 5 8 . 5 9 の孔 5 8 b. 5 9 bを遊嵌している。 また、 ク ラ ンプ回動部材 5 3 の 側板部 5 5 , 5 6 の孔 5 5 a. 5 6 aに嵌挿された軸 6 3 力 ϊク ラ ン プ回 動部材 5 4 の側板部 5 8 , 5 9 の孔 5 8 a, 5 9 aを貫通 している。 ク ラ ン プ回動部材 5 3 の連結板部 5 7 の孔 5 7 aと ク ラ ン プ回動部 材 5 4 の連結板部 6 0 の孔 6 0 aに は ネ ジ 6 5 が挿入さ れ、 こ のネ ジ
6 5 にはナ ッ ト 6 6 が螺合 して連結板部 6 0 の下面に当接 してい る。 また、 ネ ジ 6 5 にはネ ジ 6 5 の頭 6 5 A と連結板部 5 7 と の間に ス プ リ ン グ 6 7 が介在され、 こ の ス プ リ ン グ 6 7 によ っ て ク ラ ン プ回 動部材 5 3 . 5 4 の連結板部 5 7 , 6 0 が互いに接近する方向に付勢 されていて、 ク ラ ン プ回動部材 5 4 力 s ク ラ ン プ回動部材 5 3 と と も に蚰 6 3 を支点に して一体的に回動す る よ う にな っ ている。 6 8 は 連結板部 5 7 . 6 0 間に配設された ヮ ッ シ ャ であ る。
ク ラ ン プ回動部材 5 4 は、 ク ラ ン プ回動部材 5 3 と と も に軸 6 3 を支点に して一体的に回動する よ う にな っている。 ま た、 側扳部 5 8 , 5 9 の孔 5 8 b. 5 9 bに軸 6 2 が遊嵌 しているので、 ク ラ ン プ回 動部材 5 3 はク ラ ンブ回動部材 5 4 に対 して軸 6 3 を支点に して ス プ リ ン グ 5 7 の付勢力に抗する こ と に よ り所定量だけ相対的に回動 可能 と な っ て い る。
ク ラ ン プ回動部材 5 4 の軸 6 1 に は ス プ リ ン グ 7 0 の一端が係止 され、 ス プ リ ン グ 7 0 の他端がハ ウ ジ ン グ 1 1 に設けた係止部(図示
せず)に係止さ れてい る。 そ して、 ク ラ ン プ回動部材 5 3 . 5 4 は、 軸 6 3 を支点に して時計方向 (図 2 5 に お い て) に付勢され、 こ の 付勢によ り ク ラ ンプ回動部材 5 3 に取 り付けた軸 6 2 が駆動カ ム 9 0 の周面に常時当接 している。
ク ラ ン プ回動部材 5 4 の側板部 5 8 , 5 9 間には、 ク ラ ン プ部材 5 1 , 5 2 が配置されている。
[ ク ラ ン プ部材 ]
ク ラ ン プ部材 5 1 は、 図 2 9 に示すよ う に、 平板状のアー ム部 7 1 の下部に軸受部 7 2 を設け、 ア ー ム部 7 1 の上部に前方へ突出す る と と もにアー ム部 7 1 の厚さ よ り厚い幅のほぼ方形状の ク ラ ン プ 部 7 3 を設け、 アーム部 7 1 の中間部に孔 7 1 Aを設けた も のであ る。 軸受部 7 2 に は ク ラ ン プ回動部材 5 3 . 5 4 の側板部 5 5 , 5 6 , 5 8 . 5 9 の孔 5 5 a. 5 6 a, 5 8 a. 5 9 aを貫通する軸 6 3 が貫通さ れ、 孔 7 1 A に は ク ラ ン プ回動部材 5 4 の側板部 5 8 . 5 9 の孔 5 8 c. 5 9 cに取り 付けた軸 6 4 力 ϊ嵌挿されている。 そ して、 ク ラ ン プ部 材 5 1 はク ラ ンプ回動部材 5 3 , 5 4 と と もに軸 6 3 を支点に して一 体的に回動する。
ク ラ ン プ部 7 3 の下面 ( ク ラ ン プ面) 7 3 A の前端には、 図 3 0 に示すよ う に、 下方に突出する と と も に左右方向 (軸 6 3 と平行) に延びた突起 7 3 B が形成され、 この突起 7 3 B の下面は平坦状に 形成されている。 そ の下面 7 3 A の後部側には下方に少 し膨らんだ 膨出部 7 3 bが形成さ れている。
ク ラ ン プ部材 5 2 は、 ク ラ ン プ部材 5 1 の ア ー ム部 7 1 に重ね台 つた平板状のアー ム部 7 5 と、 このアー ム部 7 5 の上部に軸受部 7 6 を設け、 ア ー ム部 7 5 の下部に前方へ突出する と と も にアーム部 7 5 の厚さ よ り厚い幅のほぼ方形状の ク ラ ン プ部 7 7 を設け、 マ ー
ム部 7 5 の中間部に円弧状の長孔 7 5 Aを設けた も のであ る。
軸受部 7 6 には、 ハ ウ ジ ン グ 1 1 の側壁 1 1 B の軸孔 1 1 B eおよ び側壁 1 1 C の軸孔 1 1 C c (図 5 参照) に嵌挿 された軸 7 8 が貫通 されてお り、 こ の軸 7 8 を支点に して ク ラ ン プ部材 5 2 が回動可能 と な っ てい る。 ま た、 ア ーム部 7 5 の長孔 7 5 A には、 ク ラ ン プ回 動部材 5 4 の側板部 5 8 . 5 9 の孔 5 8 c . 5 9 cに取 り付けた軸 6 4 が貫通 している。 蚰 6 4 は長孔 7 5 A に沿っ て相対移動可能とな つ てお り、 長孔 7 5 A は ク ラ ンプ部材 5 1 . 5 2 が対称的に動く よ う な 形状に形成されて い る。
し たがっ て、 ク ラ ン プ部材 5 1 がク ラ ンプ回動部材 5 3 . 5 4 と と もに軸 6 3 を支点に して反時計方向 (図 2 5 において) へ回動する と、 ク ラ ン プ部材 5 2 は軸 7 8 を支点に して時計方向 (図 2 5 に お いて) へ回動 してい く こ と と な る。
ク ラ ン ブ部 7 7 は ク ラ ン プ部材 5 1 の ク ラ ン ブ部 7 3 と 対向 し て お り、 ク ラ ン プ部 7 7 の上面 ( ク ラ ン プ面) 7 7 A の前端には上方 に突出する と と も に左右方向 (軸 7 8 と平行) に延びた突起 7 7 B が形成されて いる。 ク ラ ン プ部材 5 2 の突起 7 7 B と ク ラ ン プ部材 5 1 の突起 7 3 B と で、 ス ラ イ ダー 3 4 によ っ て力 一 ト リ ッ ジ 1 0 0 か ら引 き 出されたク リ ッ プ部材 1 0 5 の両端部を保持す る よ う に な っ ている。
突起 7 7 B の上面は平坦状に形成さ れ、 ク ラ ン プ部 7 7 の上面 7 7 A の後部側には上方に少 し膨らんだ膨出部 7 7 bが形成されている c そ し て、 ク ラ ンプ部材 5 1 , 5 2 が軸 6 3 , 7 8 を支点に し て回動す る と、 ク ラ ン プ部 7 3 , 7 7 が閉じ られて い き、 こ れに よ り ク リ ッ プ 部材 1 0 5 を折り 曲げてい く。 そ して、 折り 曲げられた ク リ ッ プ部 材 1 0 5 の折曲部を膨出部 7 3 b . 7 7 bがカ シ メ てい く も のであ る。
と こ ろ で、 駆動モータ 8 1 は図示し ない制御回路によ っ て制御さ れる も ので あ り、 こ の制御回路は例えば複写機本体か ら出力される ク リ ッ プ信号やセ ン サ 1 3 0 が出力す る検出信号に基づいて駆動モ —タ 8 1 を制御する ものである。
[動作]
次に、 上記のよ う に構成される挟着装置の動作について説明す る。 先ず、 カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 をハ ウ ジ ン グ 1 1 の カ ー ト リ ッ ジ室 1 2 に装着 してお く。 そ して、 駆動モー タ 8 1 が駆動される前では、 駆動ギア 8 5 およ び駆動カ ム 9 0 は図 4 およ び図 2 5 に示す初期位 置にあ る。 ス ラ イ ダー 3 4 は図 2 およ び図 3 1 に示すホー ム ポ ジ シ ョ ン に あ り、 ス ラ イ ダー 3 4 の先端部 3 5 A の後面がカ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 の前壁 1 0 7 の開口 1 0 7 A内に入っ ている と と も その後面 がク リ ッ プ部材 1 0 5 A の前面に当接 してい る。 セ ン サ 1 3 0 は力 — ト リ ッ ジ 1 0 0 に収納されている ク リ ッ プ部材 1 0 5 を検知 して いる。 また、 ク ラ ン プ部材 5 1 . 5 2 は図 2 5 および図 3 1 に示すホ 一ム ポ ジ シ ョ ン に あ る。
そ して、 図 1 および図 4 に示すよ う に、 数枚の シー ト材 S ( シ ー ト材 S の厚さ は薄い も の とする) の端部を、 ス ラ イ ダー 3 4 の側板 3 5 の前面 3 5 cとハ ウ ジ ン グ 1 1 の側壁 1 1 C に設けた凹部 2 2 の 側面 2 2 bに当接させて位匱決めする と と も に テ ー ブル 1 6 0 に載置 する。
複写機本体等か ら挟着信号が出力される と、 制御回路は、 セ ン サ 1 3 0 がカ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 に収納されてい る ク リ ッ プ部材 1 0 5 を検知 してい る の で、 その挟着信号に基づいて駆動モータ 8 1 を駆 動制御する。 駆動モータ 8 1 の駆動によ り ギア 8 3 および減速ギア 列 8 4 を介 して駆動ギア 8 5 が時計方向 (図 4 にお い て) へ回転 し
てい き、 ア ー ム 3 2 の突起 3 2 aがその回転と と も に駆動ギア 8 5 の 摺接面 8 5 B を摺接移動 してい く。
ア ー ム 3 2 の突起 3 2 aが突出部 8 6 の傾斜面 8 6 A を移動 してい く と、 アー ム 3 2 は軸 3 1 を支点に して時計方向 (図 2 3 において〉 へ回動 してい き、 アー ム 3 2 の時計方向への回動と と もに ス ラ イ ダ 一 3 4 が矢印 Q 1 (図 2 , 3 , 6 , 3 1 参照) 方向へ移動 してい く。 こ の ス ラ イ ダー 3 4 の移動によ り、 ス ラ イ ダー 3 4 の突条部 4 1 . 4 1 の当接面 4 1 A , 4 1 Aが力 一 ト リ ッ ジ 1 0 0 内のク リ ッ ブ部材 1 0 5 A の側面に当接 してク リ ッ プ部材 1 0 5 A をカ ー ト リ ッ ジ本体 1 0 2 の間隙 1 1 0 か ら抜き 出 してい く。
さ らに、 駆動ギア 8 5 が回転 してアー ム 3 2 の突起 3 2 aが突出部 8 6 の頂点 8 6 C に達す る と、 アー ム 3 2 は図 2 3 の鎖線位置ま で 回動 し、 ス ラ イ ダー 3 4 は図 3 2 に示す位置へ移動 してク リ ッ プ部 材 1 0 5 A をク リ ッ ブ位置 1 3 へ送り 出すこ と とな る。 ク リ ッ プ位 置 1 3 へ送 り 出さ れたク リ ッ プ部材 1 0 5 A は ク ラ ン プ部材 5 1 , 5 2 の突起 7 3 B . 7 7 B によ り保持される。
ク リ ッ プ部材 1 0 5 A が ク リ ッ プ位置 1 3 に送り 出された時点で は、 駆動カ ム 9 0 は図 3 3 に示す位置へ回転 してい る。 こ の時点ま では、 ク ラ ンプ回動部材 5 3 に取り付けた軸 6 2 は駆動カ ム 9 0 の 小径部 R 1の周面上を当接 してきて い る ので、 ク ラ ンブ部材 5 1 . 5 2 は回勳し ない。
そ して、 駆動カ ム 9 0 が駆動ギア 8 5 と と もに回転 して、 図 3 3 に示すよ う に、 駆動カ ム 9 0 の微增部 R 2の周面に軸 6 2 が当接 して く る と、 ク ラ ン プ回動部材 5 3 , 5 4 が軸 6 3 を支点に して反時計方 向 (図 3 3 において) へ少 し回動する。 この回動と と もに ク ラ ン プ 部材 5 1 . 5 2 が閉じ る方向へ少し回動する。 こ の と き、 アー ム 3 2
の突起 3 2 aが駆動ギア 8 5 の突出部 8 6 の頂点 8 6 C上を移動する ので、 ス ラ イ ダ一 3 4 は図 3 2 および図 3 4 に示す位匱に一時停止 する。
一方、 ク ラ ンプ部材 5 1 , 5 2 の回動によ り ク ラ ンプ部 7 3 , 7 7 の間が少し狭ま っ ていき ク リ ッ プ部材 1 0 5 Aが折 り 曲げ られてい く。 こ の と き、 ス ラ イ ダー 3 4 がク リ ッ プ部材 1 0 5 Aの前に一時 停止 してい る ので、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 Aは ス ラ イ ダー 3 4 に押 し 付けながら ベ ルク ラ ンプ伏に折 り曲げ られてい く こ と とな る。 こ の よ う に、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A は ス ラ イ ダー 3 4 に押 し付.けなが折 り曲げられてい く ので、 図 3 4 に示す右方向へ確実に折り 曲がっ て いき、 その折り曲げも容易な も の とな る。
ク リ ッ プ部材 1 0 5 A が図 3 4 に示すよ う にベル ク ラ ン ク 伏に折 り曲げられた と き に、 ク ラ ンプ回動部材 5 3 に取り付けた軸 6 2 は 駆動カ ム 9 0 の微少部 R 3の周面上を当接 してい く。 こ の当接によ り ク ラ ンプ回動部材 5 3 , 5 4 が軸 6 3 を支点に して時計方向 (図 3 3 にお いて) へ少し回動し、 ク ラ ンプ部材 5 1 . 5 2 が開 く 方向へ少し 回動する こ と によ り ク ラ ンプ部 7 3 . 7 7 の間が少 し開 く こ と と なる < 他方、 ク ラ ンプ回動部材 5 3 に取り 付けた軸 6 2 が駆動カ ム 9 0 の微少部 R 3の周面上を当接 してい る間に、 駆動ギア 8 5 の回転と と もにアー ム 3 2 の突起 3 2 aが駆動ギア 8 5 の突出部 8 6 の傾斜面 8 6 B を当接 してい く ので、 アー ム 3 2 は図 2 3 の鎖線位置から実線 位置まで回動 して戻り、 ス ラ イ ダー 3 4 はホ ー ム ポ ジ シ ョ ンへ戻 つ てい く。 こ の ス ラ イ ダー 3 4 がホ ー ム ポ ジ シ ョ ンへ戻 る際、 図 3 5 に示すよ う に、 ク ラ ンプ部材 5 1 . 5 2 が開 く 方向へ少 し回動する の で、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A によ る ス ラ イ ダー 3 4 への押 し付けが解 除さ れる。 こ のため、 ス ラ イ ダー 3 4 はホー ム -ポ ジ シ ョ ンヘ ス 厶 一
ズに戻る こ と と なる。
駆動ギア 8 5 の回転と と も に ク ラ ン プ回動部材 5 3 の軸 6 2 が駆 動カ ム 9 0 の增大部 R 4の周面上を当接 していく と、 ク ラ ン プ回動部 材 5 3 , 5 4 が軸 6 3 を支点に して反時計方向へ回動してい く。 こ の 回動 と と も に ク ラ ン プ部材 5 1 , 5 2 が閉 じ る方向へ回動 してい き、 ク ラ ンプ部 7 3 . 7 7 がべ ク ラ ン ク状に折り曲げられた ク リ ッ プ部 材 1 0 5 A を図 3 6 に示すよ う に折り 曲げて い く。 さ ら に、 駆動ギ ァ 8 5 が回転 して、 ク ラ ン プ回動部材 5 3 の軸 6 2 が駆動カ ム 9 0 の大怪部 R 5に向かっ て增大部 R 4の周面上を当接し てい く と、 さ ら に ク ラ ン プ部材 5 1 . 5 2 が閉じ る方向へ回動してい く の で、 ク ラ ン プ部 7 3 , 7 7 が図 3 7 に示すよ う に ク リ ッ プ部材 1 0 5 A を 2 つ折 の伏態 に折り 曲げて い く。
そ し て、 ク ラ ン プ回動部材 5 3 の軸 6 2 が駆動カ ム 9 0 の增大部 R 4と大径部 R 5の境界近 く の周面に到達する と、 さ らにク ラ ンブ部 7 3 . 7 7 が閉 じ るの で、 図 3 8 に示すよ う に、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 Aの両端部 1 0 5 a. 1 0 5 bが閉じて、 シ 一 ト材 S の端部を挟持する よ う になる と と も に折曲部 1 0 5 cが円弧状とな る。
さ ら に、 駆動ギア 8 5 が回転 して図 4 0 に示すよ う にク ラ ンプ回 動部材 5 3 の軸 6 2 が駆勅カ ム 9 0 の大怪部 R 5の周面に到達する と. ク ラ ンブ部材 5 1 , 5 2 はさ らに閉 じ る方向へ回動する。 こ の ク ラ ン ブ部材 5 1 , 5 2 の回動によ り、 ク ラ ン プ 7 3 . 7 7 の膨出部 7 3 b. 7 7 bが、 図 3 9 およ び図 4 0 に示すよ う に、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A の折曲部 1 0 5 cを カ シ メ て い く。 こ の カ シ メ に よ り、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A は シ ー ト材 S の端部を確実に挟着する こ と と なる。
と こ ろ で、 ク ラ ン プ部材 5 1 の ク ラ ン プ部 7 3 は軸 6 3 の上方に 位置 し、 ク ラ ンプ部材 5 2 の ク ラ ン プ部 7 7 は軸 7 8 の下方に位置
しているので、 ク ラ ンプ部材 5 1 . 5 2 が図 2 5 に示すよ う に矢印 Q 2. Q 3方向へ回動する と、 ク ラ ンプ部 7 3 . 7 7 はそ の回動と と も に 前方 (図 2 5 において左方向) へ移動 してい く 状態と なる。 すなわ ち、 ク ラ ン プ部材 5 1 , 5 2 は ク リ ッ プ部材 1 0 5 Aを前方へ押 し出 しな力 ら折 り 曲げてい く こ と と なる。
こ のため、 図 3 5 〜図 3 9 に示すよ う に、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A の折曲部 1 0 5 cを シー ト部材 S の端部に押 し当てながら ク リ ッ プ部 材 1 0 5 A を折り 曲げて い く こ と と な り、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A の 両端部 1 0 5 a. 1 0 5 bの部分だけで シー ト 材 S を挟着 して し ま う こ とを防止する こ とができ る。
駆動ギア 8 5 が回転して ク ラ ンプ回動部材 5 3 の軸 6 2 が駆動力 ム 9 0 の減少部 R 6の周面上を当接 してい く と、 ク ラ ン プ回動部材 5 3 . 5 4 が軸 6 3 を支点に して時計方向へ回動していき、 ク ラ ンプ部 材 5 1 . 5 2 は上記と は逆に開 く 方向へ回動 してい く。 そ して、 ク ラ ンプ回動部材 5 3 の軸 6 2 が駆動カ ム 9 0 の小径部 R 1の周面に達す る と、 すなわち、 駆動ギア 8 5 および駆動カ ム 9 0 がー回転する と、 ク ラ ン プ部材 5 1 , 5 2 は図 2 5 および図 3 1 に示すホ ー ム ポ ジ シ ョ ンに戻り、 駆動モー タ 8 1 の駆動は停止される。
こ のよ う に、 カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 に収納したク リ ッ プ部材 1 0 5 Aを ス ラ イ ダー 3 4 によ っ て抜き出 してク リ ッ プ位置 1 3 へ送り 出 し、 ク ラ ン プ部材 5 1 , 5 2 によ っ てその ク リ ッ プ部材 1 0 5 A を折 り曲げてシー ト材 S を挟着する ものであ るか ら、 カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 に収納する ク リ ッ プ部材 1 0 5 は平板状の も のでよいこ と と な る。 このため、 幅の広いク リ ッ プ部材 1 0 5 であ っ て も多数の ク リ ッ プ 部材 1 0 5 をカー ト リ ッ ジ 1 0 0 に収納する こ とがで き、 カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 の交換ゃク リ ッ ブ部材 1 0 5 の補充を頻繁に行う必要が
な い。
と こ ろで、 セ ン サ 1 3 0 は ス ラ イ ダー 3 4 に取り 付け ら れてい る ので、 ス ラ イ ダー 3 4 に よ っ て ク リ ッ プ部材 1 0 5 力 カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 か ら抜き 出 さ れて ク リ ッ プ位置 1 3 へ送 り 出 さ れて いれば、 セ ン サ 1 3 0 は ク リ ッ プ部材 1 0 5 を検知 し統け る こ と と な る。 す なわ ち、 セ ンサ 1 3 0 は、 カ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 内の ク リ ッ プ部材 1 0 5 の有無を検知す る他、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 がク リ ッ プ位匱 1 3 へ送 り 出さ れたか否かを確実に検知す る こ と ができ る。 こ の検知に よ り、 シ 一 ト 材 S がク リ ッ プ部材 1 0 5 に よ っ て挟着さ れな い こ と を未然に防止する こ とがで き る。
次に、 シ 一 ト 材 S の枚数が多 く そ の厚さが厚い場合につ いて説明 す る。
シ ー ト 材 S の枚数が多 く そ の厚さが厚い と、 図 4 1 に示すよ う に、 ク ラ ン プ回動部材 5 3 の軸 6 2 が駆動カ ム 9 0 の增大部 R 4の周面上 を当接 して い る途中で、 ク ラ ン プ回動部材 5 4 およ びク ラ ン プ部材 5 1 . 5 2 の回動が停止 して駆動カ ム 9 0 が ロ ッ ク さ れ る状態 と な る c しか し、 ク ラ ンプ回動部材 5 4 は ク ラ ン プ回動部材 5 3 に対 して軸 6 3 を支点に して回動可能と な っ てい る ので、 シ ー ト 材 S の厚さ に 応 じ て、 ス プ リ ン グ 6 7 を撓ま せて ク ラ ンプ回動部材 5 4 を ク ラ ン プ回動部材 5 3 に対 して変位さ せ る こ と によ り、 駆動カ ム 9 0 の回 転と と も に ク ラ ン プ回動部材 5 3 は回動 してい く。 こ のため、 図 4 2 に示すよ う に、 駆動カ ム 9 0 は ロ ッ ク さ れず、 そ の回転に支障を き たす こ と はない。
上記実施の形態では、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 をカ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 の収納室 1 0 1 に収納さ せてい る力 直接カ ー ト リ ッ ジ室 1 2 に収 納さ せる よ う に して もよ い。
[第 2 実施例 ]
図 4 3 〜図 4 5 は、 第 2 実施例のク ラ ン プ機構を示 した も のであ る。 こ の第 2 実施例は、 一対の ロ ー ラ によ り シー ト 材 S の綴 じ台わ せ の端部を ク リ ッ プ部材 1 0 5 A に向か っ て移動さ せ る機構を設け た も の であ る。
こ の ク ラ ン プ機構では、 ク ラ ン プ機構 5 0 と異な り、 ク ラ ン プ部 材 2 0 0 . 2 0 1 の構成がク ラ ン プ部材 5 1 , 5 2 と 異な っ ている。 ク ラ ン プ部材 2 0 0 . 2 0 1 はプラ イ ヤ型の構成と さ れてお り、 ク ラ ン プ部材 2 0 0 . 2 0 1 は軸 2 0 2 を中心に回動司能に支持さ れ、 ク ラ ン プ部材 2 0 0 , 2 0 1 の先端部 2 0 0 A . 2 0 1 A が牵由 2 0 2 を 中心 に し て開閉動作する。 こ の ク ラ ン プ部材 2 0 0 , 2 0 1 の 回動動 作は、 例えば、 ク ラ ン プ部材 2 0 0 , 2 0 1 の一端 (図 4 3 に お いて 左端部) に レ バ一を設け、 こ の レ バー を リ ン ク 機構又はカ ム機構な どに よ り開閉動作 さ せ る こ と に よ り行 う。
ク ラ ン プ部材 2 0 0 , 2 0 1 の先端部 2 0 O A . 2 0 1 A に対向す る側には シー ト 材 S を送 る一対の送り ロ ー ラ (押込手段) 2 1 0 . 2 1 0 が配設 さ れて い る。 送 り ロ ー ラ 2 1 0 . 2 1 0 間に は シ ー ト 材 S が例えば複写機本体側か ら搬送 さ れる。
シ ー ト 材 S は、 ク ラ ン プ部材 2 0 0 , 2 0 1 の先端部 2 0 0 A . 2 0 1 Aが閉 じ る と き に ク ラ ン プ部材 2 0 0 , 2 0 1 に把持さ れた ク リ ッ ブ部材 1 0 5 A の折曲部 1 0 5 A R に向力 つ て送 り ロ ー ラ 2 1 0 , 2 1 0 によ り 送 り 出 さ れる。
シー ト 材 S は、 送 り ロ ー ラ 2 1 0 . 2 1 0 に挟ま れる 前に、 綴 じ台 わせ る側の端部が例えばケ ー ス板やプ レー ト ' シ ャ フ ト等に よ り 揃 え ら れる。 そ して、 こ の後 シー ト 材 S は送り ロ ー ラ 2 1 0 , 2 1 0 に 挟ま れて待機位置 S 1で待機す る。 送 り ロ ー ラ 2 1 0 . 2 1 0 に挟 ま
れた シー ト 材 S の綴 じ台わせる端部は、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 Aカ> ら 距離 L aだけ離れている。 ま た、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A はク ラ ンプ部 材 2 0 0 , 2 0 1 によ っ て折り曲げ られる と、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A の折曲部 1 0 5 A Rが元の位置か ら L bだけ後退する こ と にな る ので、 送り ロ ー ラ 2 1 0 , 2 1 0 の送り量 L t は L a+ L bであ る。
送 り ロ ー ラ 2 1 0 , 2 1 0 は、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A 力;ス ラ イ ダ 3 4 に よ っ て送り 出 されて ク ラ ン プ 2 0 0 . 2 0 1 に把持され、 ス ラ イ ダ 3 4 がホー ムポ ジ シ ョ ンへ屎つ た と き、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A に 向けて シー ト材 S を送る。
こ の送り動作は、 ク ラ ン プ部材 2 0 0 , 2 0 1 に よ っ て ク リ ッ プ部 材 1 0 5 Aが折り 曲げられてい く 状態に合わせて シ一 ト材 S を送つ てい き、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 A が図 4 4 に示すよ う に折曲 したと き には、 シ一 ト 材 S の端部がク リ ッ プ部材 1 0 5 Aの折曲部 1 0 5 A Rに当接する よ う に、 ク ラ ンプ 2 0 0 . 2 0 1 の閉動作に連動させて 行う ものであ る。
[第 3 実施例]
図 4 6 〜図 4 9 は、 第 3 実施例のク ラ ン プ部材 5 1 . 5 2 を示 した も の で あ る。 ク ラ ン プ部材 5 1 の ク ラ ン プ部 7 3 の下面 ( ク ラ ン プ 面) 7 3 A には、 図 4 7 および図 4 9 に示すよ う に、 7 3 aを頂部と し て そ の両側に僅かに傾斜 した傾斜面 7 3 b. 7 3 cが形成されて い る c ま た、 ク ラ ン プ部 7 3 には、 図 5 0 に示すよ う に、 断面がほぼ U 字伏の押付部材 (揺動部材) 2 8 0 が取り付け られて い る。 押付部 材 2 8 0 は、 平板状の押付部 (押圧面) 2 8 1 と こ の押付部 2 8 1 の両側から延びた平板状の取付片 2 8 2 . 2 8 3 とから構成さ れ、 取 付片 2 8 2 . 2 8 3 に取り付けた軸 2 8 4 がク ラ ン プ部 7 3 を貫通 し てい る。 そ して、 図 4 7 および図 4 9 に示すよ う に、 押付部 2 8 1
の前部 2 8 1 Aがク ラ ン プ部 7 3 の傾斜面 7 3 bに当接 した り、 押付 部 2 8 1 の後部 2 8 1 B 力 ίク ラ ンブ部 7 3 の傾斜面 7 3 cに当接 した りす る よ う に押付部材 2 8 0 が軸 2 8 4 を中心に回動する よ う にな つ て い る。
押付部 2 8 1 の後部 2 8 1 B 力 ϊク ラ ン プ部 7 3 の傾斜面 7 3 cに当 接す る と、 押付部 2 8 1 の前端部 2 8 l aが下方へ突出する状態とな る。
ク ラ ンプ部材 5 2 の ク ラ ンプ部 7 7 の上面 7 7 A に は、 ク ラ ン プ 部 7 3 の頂部 7 3 aおよ び傾斜面 7 3 b, 7 3 cに対向 して同様な頂部 (図示せず)および傾斜面(図示せず)が形成さ れてい る。 ま た、 ク ラ ンプ部材 5 2 の ク ラ ンプ部 7 7 には、 押付部材 2 8 1 と同様な構成 の押付部材 2 8 5 が取り 付け られてお り、 軸 2 8 6 を中心に回動可 能と な っていて、 上記と 同様に して押付部 2 8 7 の前端部 2 8 7 aが 上方へ突出する状態とな つ てい る。
そ し て、 ク ラ ン プ部材 5 1 , 5 2 が軸 6 3 . 7 8 を支点に し て回動 する と、 ク ラ ンプ部 7 3 , 7 7 力 s閉 じ られていき、 図 4 6 に示すよ う に、 ク リ ツ プ部材 1 0 5 は前方へ押 し出されながら ベ ルク ラ ン ク 状 に折 り 曲げられてい く。 さ らに、 ク ラ ン プ部 7 3 . 7 7 が図 5 1 に示 すよ う に ク リ ッ プ部材 1 0 5 を 2 つ折り の状態に折 り 曲げてい く と、 押付部材 2 8 0 の押付部 2 8 1 の前部 2 8 1 A がク ラ ンブ部 7 3 の 傾斜面 7 3 bに当接す る (図 4 7 参照) 。 押付部材 2 8 5 も同様の状 態と なる。
そ し て、 さ らに ク ラ ン プ部 7 3 , 7 7 が閉 じ る と、 図 5 2 に示すよ う に、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 の折曲部 1 0 5 aが押付部材 2 8 0 の押付 部 2 8 1 の後部 2 8 1 B をク ラ ン プ部 7 3 の傾斜面 7 3 cに当接させ る。 こ のた め、 押付部 2 8 1 の前端部 2 8 1 aが下方へ突出する状態
とな る。 同様に して、 押付部材 2 8 5 の押付部 2 8 7 の前端部 2 8 7 aが上方へ突出する伏態と なる。
こ れによ り、 押付部材 2 8 0 . 2 8 5 の前端部 2 8 1 a, 2 8 7 aが ク リ ッ プ部材 1 0 5 の両端部 1 0 5 b. 1 0 5 cを上下か ら押圧 し た伏 態で、 ク ラ ンプ部材 5 1 , 5 2 が押付部 2 8 1 . 2 8 7 を介 して ク リ ッ プ部材 1 0 5 の折曲部 1 0 5 aをカ シ メ てい く ので、 ク リ ッ プ部材 1 0 5 は シー ト束 S に密着 した状態と な って折り曲げられて シー ト 朿 S を挟着する。 すなわ ち、 ク リ ッ ブ部材 1 0 5 の両端部 1 0 5 b, 1 0 5 cがシー ト 束 S 力 ら浮いて し ま う こ とが防止され、 シ一 ト 束 S を確実に挟着 して綴る こ とがで き る。
ま た、 図 5 3 に示すよ う に、 押付部材 3 2 7 の支持は軸 2 8 4 に よ ら ず、 ク ラ ン プ部 7 3 , 7 7 の両側にク ラ ン プ部 7 3 . 7 7 の長手 方向に延びる溝 3 2 6 を形成し、 こ の溝 3 2 6 に押付部材 3 2 7 の 両側部に形成した係止部 3 2 7 K を係合させて、 押付部材 3 2 7 が 揺動でき る よ ό に し、 さ ら に、 ク ラ ン プ部 7 3 , 7 7 の ク ラ ン プ面 7 3 A . 7 7 A に突起 3 2 5 を形成し、 こ の突起 3 2 5 を支点に し て押 付部材 3 2 7 を揺動する よ う に して も よ い。
ま た、 突起 3 2 5 の替わ り に、 図 5 4 およ び図 5 5 に示すよ う に、 押圧部材 3 2 7 の押圧部 3 2 7 Aや係止部 3 2 7 K に突起 3 2 8 , 3 2 9 を設けて もよ い。
[第 4 実施例]
図 5 6 は第 4実施例の ク リ ッ プ装置の概略構成を示 した も のであ る。 こ の ク リ ッ プ装置 5 1 0 は、 図 5 8 に示すよ う に、 例えば複写 機本体 5 1 1 の側壁部に設けた排出口 5 1 1 Aの近傍に備え付け ら れ、 排出口 5 1 1 Aか ら排出される シー ト部材と し ての コ ピー紙 S の端部がク リ ッ プ装匱 5 1 0 に設けた開口部 5 1 2 に入り込むよ う
に な つ て い る。
ク リ ッ プ装置 5 1 0 の ハ ウ ジ ン グ 5 1 3 内には、 コ ピー紙 S の端 部を挟み込んでコ ピー用紙 S を ク ラ ン プ部材 5 1 4 . 5 1 4 側へ送り 込んだり、 元の位置へ送 り 戻した りする一対の ロー ラ 5 1 5 , 5 1 5 と、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 を開閉動作させ る ク ラ ン プ開閉機構 5 1 6 と、 ク リ ッ プ部材 5 1 7 を収納する カ ー ト リ ツ ジ 5 1 8 と、 この カ ー ト リ ッ ジ 5 1 8 カ>ら ク リ ッ プ部材 5 1 7 を弓 I き抜いてク ラ ンプ部材 5 1 4 . 5 1 4 の前面位置に送る ス ラ イ ダ 5 1 9 と、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 の前面に送り 出された ク リ ッ プ部材 5 1 7 の前 面と 当接する曲げガイ ド 5 2 0 とが設け られている。
一対のロ ー ラ 5 1 5 . 5 1 5 は、 互いに接近 して コ ピ ー紙 S を把持 する よ う にな つている。 こ の接近は、 所定枚数のコ ピー紙 S が複写 機本体 5 1 1 の排出口 5 1 1 Aから出て きた と き に、 複写機本体 5 1 1 から出力される ク リ ッ ブ信号に基づいて行われる。 ま た、 ロ ー ラ 5 1 5 . 5 1 5 は、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 に て ク リ ッ プ部材 5 1 7 の折 り 曲げが完了 した ら、 コ ピー紙 S を複写機本体 5 1 1 側 に排出 して、 再び互いに離れる。
一対のク ラ ンプ部材 5 1 4 . 5 1 4 の上方にはカ ー ト リ ッ ジ 5 1 8 が配設されている。 カ ー ト リ ッ ジ 5 1 8 内には力一 ト リ ッ ジ 5 1 8 の長手方向に ク リ ッ プ部材 5 1 7 が多数積層 されて収納さ れて い る。 カー ト リ ッ ジ 5 1 8 内の ク リ ッ プ部材 5 1 7 は図示 しないパネ によ り カ ー ト リ ッ ジ 5 1 8 の前面側へ付勢されている。 カ ー ト リ ',. ジ 5 1 8 の前面には、 ク リ ッ プ部材 5 1 7 を下方に引き抜 く 開口部 5 1 8 Aが設け られてお り、 こ の開口部 5 1 8 A 内 に ス ラ イ ダ 5 1 9 の —部が入り込んでいる。 ス ラ イ ダ 5 1 9 は開口部 5 1 8 A に沿 っ て 上下方向に移動可能に設け られている。
ス ラ イ ダ 5 1 9 は、 図 5 8 の位匱か ら下に向かっ て移動する と、 ク リ ッ プ部材 5 1 7 を カ ー ト リ ッ ジ 5 1 8 力 ら抜き 出 して ク ラ ン プ 部材 5 1 . 5 1 4 の前面位置 ( ク リ ッ プ位置) へ送り 出す。
ス ラ イ ダ 5 1 9 は リ ン ク レバー 5 2 1 によ り上下動する も のであ り、 リ ン ク 一 5 2 1 は軸 5 2 1 C に蚰支されてお り、 カ ム 5 2 3 の回転によ り揺動する よ う にな っ ている。 リ ン ク レ バー 5 2 1 の 先端部には、 図 5 8 に示すよ う に、 長穴 5 2 1 Aが開口 さ れ、 こ の 長穴 5 2 1 A には ス ラ イ ダ 5 1 9 に設けた軸部 5 1 9 A の両端部が 長孔 5 2 1 A に沿って移動可能に保持されている。 リ ン ク レバ一 5 2 1 の下端部には ピ ン 5 2 1 B が設け られてお り、 こ の ピ ン 5 2 1 B に回動自在にロ ー ラ 5 2 1 Rが取り 付け られてい る。 そ して、 こ の ロ ー ラ 5 2 1 R がカ ム 5 2 3 に当接 し てい る。
リ ン ク レ バー 5 2 1 は、 圧縮パネ 5 2 3 A によ り 時計方向に付勢 さ れていて カ ム 5 2 3 と ロ ー ラ 5 2 1 R とが当接 し ている。 5 1 9 B は、 ス ラ イ ダ 5 1 9 を上下方向にガイ ドする ガイ ドであ る。 こ の ガイ ド 5 1 9 B はハ ウ ジ ン グ 5 1 3 の図示 しな い フ レ ー ム に固定さ れている。
ク ラ ンプ部材 5 1 4 . 5 1 4 の前方には ガイ ド プ レー ト 5 2 2 が設 け ら れてお り、 ガイ ドプ レー ト 5 2 2 には、 図 5 9 ( A ) およ び図 5 9 ( B ) に示すよ う に、 ク リ ッ プ部材 5 1 7 を上か ら下に摺接す るよ う に案内する案内溝 5 2 2 A と、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 . 5 1 4 の 先端部を通すための開口部 5 2 2 B , 5 2 2 B と が形成されて い る。 5 2 2 C は壁であ る。
ス ラ イ ダ 5 1 9 に係止 さ れた ク リ ッ ブ部材 5 1 7 は、 案内溝 5 2 2 A に沿っ て案内される。 案内溝 5 2 2 Aの下端の縁部 5 2 2 bは、 挟着部材 5 1 7 の下端面と当接 して挟着部材 5 1 7 をク リ ッ プ位置
に位置決めす る当接面と さ れている。 ガイ ド ブ レー 卜 5 2 2 の中央 部両側には、 曲げガイ ド 5 2 0 の先端部 5 2 0 Bが出入する凹部 5 2 2 D , 5 2 2 Dが形成されている。
ス ラ イ ダ 5 1 9 は、 挟着部材 5 1 7 を図 5 6 に示すよ ό に ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 の前面側に送 り込んだ後は、 速やかに上昇 して 元の位置 (図 5 8 に示す位置) に戻っ て待機する。
一対のク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 は、 軸 5 1 4 Αに枢止されてお り、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 の後端部にはク ラ ン プ開閉機構 5 1 6 が設け ら れてい る。 ク ラ ンプ部材 5 1 4 , 5 1 4 は ク ラ ンプ開閉機 構 5 1 6 に よ り開閉する。 一対の ク ラ ン プ部材 5 1 4 . 5 1 4 は、 閉 じな 力; ら ガ イ ドブ レー ト 5 2 2 の開口部 5 2 2 Β . 5 2 2 Β か ら突出 して ク リ ッ プ部材 5 1 7 を折り 曲げてい く よ う にな ってい る。 5 1 4 Β はク ラ ン プ部材 5 1 4 . 5 1 4 が所定量以上開かな いよ う にする ための ス ト ッ パであ る。
ク ラ ンプ開閉機構 5 1 6 は、 リ ン ク レバー 5 2 4 , 5 2 5 . 5 2 6 と カ ム機構 5 2 7 と によ り構成されて い る。 ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 は、 リ ン ク レ ノ、 '一 5 2 4 , 5 2 5 に ピ ン 5 2 4 Α . 5 2 5 Α を介 してそれぞれ結合 してい る。 リ ン ク レ ノ 5 2 4 , 5 2 5 は ビ ン 5 2
4 Β を介して リ ン ク レバ一 5 2 6 に結合している。 リ ン ク レバ一 5 2 6 は軸 5 2 6 Α を中心に揺動 し、 フ レ ー ム に取り付け られた圧縮 バネ 5 2 8 A によ り リ ン ク レバー 5 2 6 は反時計方向に付勢されて カ ム 5 2 8 に当接 している。 リ ン ク レバー 5 2 6 の上端部には長孔
5 2 6 C が形成され、 こ の長孔 5 2 6 C に ビ ン 5 2 4 B が挿入さ れ てい る。 こ の長孔 5 2 6 C によ り、 リ ン ク レ バー 5 2 6 が時計方向 へ回動 してい く 際に一定時間の間ク ラ ンプ部材 5 1 4 , 5 1 4 が関い た状態を保 っ てク リ ッ プ部材 5 1 7 を保持す る こ と がで き る よ う に
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な っ ている。
カ ム機構 5 2 7 は、 回転軸 5 2 9 を備えてお り、 回転軸 5 2 9 は ギア機構を介 してモータ 5 3 0 によ り 回転する。 回転軸 5 2 9 には 前述のカ ム 5 2 3 , 5 2 8 が固定して取り 付け られてい る。 なお、 リ ン ク レ バー 5 2 1 , リ ン ク レ ノ、 '一 5 2 6 は カ ム 5 2 3 , 5 2 8 に常時 当接する ピ ン 5 2 1 B . 5 2 6 Bを備えている。
曲げガイ ド 5 2 0 は、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 . 5 1 4 の左右両側に位 置す る よ う に配設されてお り、 曲げガイ ド 5 2 0 は軸 5 2 0 A に軸 支さ れていて先端部 5 2 0 Bが開閉す る よ う にな っ ている。 曲げガ ィ ド 5 2 0 の先端部 5 2 0 B は、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 が閉じ てい く 際に、 ク リ ッ プ部材 5 1 7 の前面に当接する こ と によ って、 ク リ ッ プ部材 5 1 7 が左方向 (図 5 6 に お い て) へ折り曲がるよ う にする ものである。
こ の実施例では、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 の先端部が閉 じ る と、 そ の先端部がク リ ッ プ部材 5 1 7 の上下部を前方へ押 し出 して い き、 これによ り ク リ ッ プ部材 5 1 7 を折り 曲げてい く も のであ る。 そ し て、 ク ラ ン ブ部材 5 1 4 , 5 1 4 が図 2 の④に示すよ う に ク リ ッ プ部 材 5 1 7 を折曲 し たと き、 曲げガイ ド 5 2 0 の先端部 5 2 0 B は図 示 しないソ レ ノ ィ ド等によ り開いてク リ ッ プ部材 5 1 7 の折曲部か ら離れる。 そ し て、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 . 5 1 4 は完全に閉じて ク リ ッ プ部材 5 1 7 の折曲部がカ シ メ られてコ ピー紙 S をク リ ッ プす る。 こ の後、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 の開放と ロ ー ラ 5 1 5 , 5 1 5 の逆転によ り、 ク リ ッ プされたコ ピー紙 S は、 複写機本体 5 1 1 の排出口 5 1 1 A の中央部側に移動さ れ、 こ の後ス タ ッ ク 用 の ト レ ィ の上に搬送される。
曲げガイ ド 5 2 0 の後端部同士間に はパネ 5 3 1 が設け られてお
り、 曲げガイ ド 5 2 0 の先端部 5 2 0 B , 5 2 0 B は常時接近する方 向に付勢さ れて い る。 曲げガイ ド 5 2 0 の先端部 5 2 0 B , 5 2 0 B は、 ス ラ イ ダ 5 1 9 がク リ ッ プ部材 5 1 7 を送り 出すまで開いた状 態を維持し、 ク ラ ンプ部材 5 1 4 . 5 1 4 が閉じてい く と き には、 そ の先端部 5 2 0 B . 5 2 0 B は閉 じ られる。 そ し て、 ク ラ ン プ部材 5
1 4 , 5 1 4 が所定位置まで閉 じ られる と、 そ の先端部 5 2 0 B , 5 2 0 B は開かれる。 こ の曲げガイ ド 5 2 0 の開閉動作は、 図示 し な ぃ リ ン ク機構によ っ てカ ム機構 5 2 7 に連動させて行う も のであ る。
[動 作]
次に、 こ の ク リ ッ プ装置 5 1 0 の動作を簡単に説明する。
ま ず、 所定部数の複写が行われてス タ ッ ク 用の ト レイ に所定枚数 のコ ピー紙 S が積層される前ま での状態をク リ ッ プ装置 1 0 の初期 状態とする と、 初期状態においては、 図 5 7 の①に示すよ う に、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 の先端部が開いており、 ス ラ イ ダ 5 1 9 は 力 一 ト リ ツ ジ 5 1 8 の開口部 5 1 8 A の上部に待機 し、 曲げガイ ド 5 2 0 の先端部 5 2 0 B は互いに開いて離れた状態と な っ ている。 所定枚数の複写を完了 してス タ ッ ク 用 ト レ イ に所定枚数の コ ピー 紙 S が積層 されて、 複写機本体 5 1 1 から ク リ ッ プ信号が出力さ れ る と、 ロー ラ 5 1 5 , 5 1 5 が積層された コ ピー紙 S の端部を挟み込 み、 こ の後に回転 してコ ビー紙 S をク ラ ン プ部材 5 1 4 . 5 1 4 側に 送る (図 5 7 の①.②参照) 。
ロ ー ラ 5 1 5 . 5 1 5 力 ίコ ビー紙 S をク ラ ン プ部材 5 1 4 . 5 1 4 側へ所定距離送っ た ら、 カ ム 5 2 3 の回転によ り リ ン ク レ バ一 5 2 1 が揺動して ス ラ イ ダ 5 1 9 が下降を開始する。 ス ラ イ ダ 5 1 9 の 下降によ り ク リ ッ プ部材 5 1 7 がカー ト リ ッ ジ 5 1 8 から弓 I き出 さ れて、 図 5 7 の③および図 5 6 に示すよ う に、 ク ラ ン プ部材 5 1 4
. 5 1 4 の前面に送り 出される。
こ の後、 ス ラ イ ダ 5 1 9 は上昇 してカ ー ト リ ッ ジ 5 1 8 の開口部 5 1 8 Aの上部にて待機する。 他方、 ス ラ イ ダ 5 1 9 の上昇と と も に、 曲げガ イ ド 5 2 0 の先端部 5 2 0 B は互いに接近 して ク リ ッ プ 部材 5 1 7 の前面に位置する。
そ して、 リ ン ク レバー 5 2 6 の揺勛によ り ク ラ ン プ部材 5 1 4 . 5 1 4 の先端部が閉 じてい く。 曲げガイ ド 5 2 0 の先端部 5 2 0 B 力; ク リ ッ プ部材 5 1 7 の前面に位匱 してい る ので、 ク ラ ンプ部材 5 1 4 . 5 1 4 が閉 じ る こ と によ り、 ク リ ッ プ部材 5 1 7 は図 5 7 の④に 示すよ う に折り曲げられてい く。
曲げガイ ド 5 2 0 は、 曲げガイ ド 5 2 0 の先端部に ク ラ ンブ部材 5 1 4 , 5 1 4 の挟みつける力が強力に加わ って抜けな く なる前 (す なわ ち、 ク ラ ンプ部材 5 1 4 . 5 1 4 が完全に閉 じ る前) に開 き、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 . 5 1 4 は曲げガイ ド 5 2 0 の開いた後に完全に閉 じ る。 こ の後、 図 5 7 の①に示すよ う に ク ラ ンプ部材 5 1 4 . 5 1 4 は開いて待機する。
ク ラ ンプ部材 5 1 4 . 5 1 4 が図 5 7 の①の待機状態に戻っ た ら、 ロ ー ラ 5 1 5 . 5 1 5 が逆回転して コ ピー紙 S を戻し、 この後、 D — ラ 5 1 5 , 5 1 5 は互いに離反 して図 5 6 に示すよ う に待機す る。 な お、 ク リ ッ プされた コ ピ一用紙 S は図示 しないロー ラ によ っ て排出 ト レ イ に排出される。
図 6 0 および図 6 1 は、 ス ラ イ ダ 5 1 9 およびク リ ッ プ部材 5 1 7 の変形例を示した ものであ る。 図 6 0 およ び図 6 1 に示すス ラ イ ダ 5 4 0 は、 ク ラ ンプ部材 5 1 4 . 5 1 4 で折曲す る と き の折曲補助 手段と の機能を有 してい る。
ス ラ イ ダ 5 4 0 には、 ク リ ッ プ部材 5 4 3 の幅よ り やや大き めの
幅を有する矩形状の切欠 5 4 1 が形成されて お り、 ス ラ イ ダ 5 4 0 の下部には、 その切欠 5 4 1 の両側に下方に突出 した突出部 5 4 2 がそれぞれ形成さ れてい る。 こ の突出部 5 4 2 の裏面側に は係止溝 5 4 2 Aが形成さ れてい る。
ク リ ッ プ部材 5 4 3 の中央部の左右側縁部には係止突起 5 4 3 B . 5 4 3 B が形成されている。 ス ラ イ ダ 5 4 0 の突出部 5 4 2 の係止 溝 5 4 2 A は ク リ ッ プ部材 5 4 3 の係止突起 5 4 3 B . 5 4 3 B に係 台 して、 ク リ ッ プ部材 5 4 3 をカ ー ト リ ッ ジ 5 1 8 力、ら弓 Iき抜 く も のであ る。
そ し て、 ク リ ッ プ部材 5 4 3 が折り 曲げら れる際に、 ク リ ッ プ部 材 5 4 3 の係止突起 5 4 3 B , 5 4 3 Bを ス ラ イ ダ 5 4 0 の係止溝 5 4 2 に係台さ せてお く こ と によ り、 ク ラ ンプ部材 5 1 4 . 5 1 4 を閉 じていけば図 6 1 に示す状態に ク リ ッ プ部材 5 4 3 を折り 曲げてい く こ と がで き る。
こ の実施例によれば、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 . 5 1 4 の開閉動作の方 向に沿って ク リ ッ ブ部材 5 1 7 , 5 4 3 を送るので、 ク リ ッ プ装置 5 1 0 の幅 (図 5 8 において紙面と直交する方向) を薄 く す る こ と が でき、 複写機本体内ゃフ ァ ク シ ミ リ本体内な どに装着 し易い もの と な り、 複写機本体ゃ フ ァ ク シ ミ リ 本体の小型化を図 る こ と ができ る。 さ ら に、 ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 の開閉方向に沿 っ て ク リ ッ プ 部材 5 1 7 . 5 4 3送 り 出すので、 コ ピー紙 S を ク ラ ン プ部材 5 1 4 , 5 1 4 の間に送る際にカ ー ト リ ッ ジ 5 1 8 が邪魔にな らず、 コ ピー 紙 S の端部の自由な位置を ク リ ツ プす る こ と ができ る。
ま た、 ク リ ッ プ部材 5 1 7 と コ ビ一紙 S と を相対的に接近させ る こ と によ り、 コ ビー紙 S の端部をク リ ッ プ部材 5 1 7 の折曲部の奥 に位置させ る こ とができ、 このため、 ク リ ッ プ部材 5 1 7 のク リ ツ
プ力が向上す る と共に、 コ ビー紙 S の端部か ら ク リ ッ プ部材 5 1 7 の折 り曲げ部が突出 して引 つかかり やすい等の不都合を解消でき る。
[第 5 実施例]
図 6 2 ( A ) は他の例の ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 を示 した も のであ る。 こ のク リ ッ プ部材 1 2 0 5 は 4 角の一つ に切欠部 1 2 0 6 を設 けた も ので あ る。 こ のよ う にす る こ と によ り、 ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 をカ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 に収納さ せた際、 各ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 の表面 1 2 0 5 aを力 一 ト リ ッ ジ 1 0 0 の先端側に向けて収納する こ と がで き る。
こ れは、 図 6 2 ( B ) に示すよ う に、 板 1 2 1 0 を所定の長さ毎 にカ ッ ター 1 2 2 0 で切断 してク リ ッ ブ部材 1 2 0 5 を作成 してい く と、 ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 の下面 (表面) 1 2 0 5 aにバ リ 1 2 0 5 Vが発生 し、 上面 (禀面) 1 2 0 5 bの端部が少し湾曲 し た状態と な る。 こ の ため、 ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 の表面 1 2 0 5 aをカ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 の先端側に向けて収納 しておけば、 ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 の表面 1 2 0 5 aが シ一 ト材 S を挟持す る状態とな る ので、 シ 一 ト 材 S の挟着がよ り 確実な ものと な る。 ま た、 ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 がカ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 か ら抜き 出される と き、 ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 の裏面 1 2 0 5 bの端部が少し湾曲 した伏態と な つているので、 ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 はカ ー ト リ ッ ジ 1 0 0 の間隙 1 1 0 に引 つかか る こ とな く、 ス ムー ズにその間隙 1 1 0 から抜き出 されてい く こ と と な る。
ま た、 ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 をク ラ ン プ部材 5 1 . 5 2 (図 2 5 参 照) によ っ て折り 曲げた際、 切欠 1 2 0 6 のある ク リ ッ ブ部材 1 2 0 5 の端部は中央部に比べて曲げ剛性が低く な ってい る ので、 図 6 2 ( C ) に示すよ う に、 ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 の折曲部 1 2 0 7 の
怪 1 2 0 7 R が大き く な り、 端部 1 2 0 8 , 1 2 0 9 に おけ る シー ト 材 S の保持力が増す こ と と な る。 なお、 折曲部 1 2 0 7 を潰 し た と き に は面で シー ト 材 S を挟み込むので保持力 は増す。
ま た、 挟着 された シー ト 材 S を ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 力 ら外 し て、 再度そ の ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 で シー ト 材 S を挟着 さ せ る場台、 ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 の切欠部 1 2 0 6 の と こ ろで先端部がずれた状 態と な つ て い る ので、 シー ト材 S は ク リ ッ プ部材 1 2 0 5 の端部 1 2 0 8 . 1 2 0 9 間に差 し入れ易い も の と な る。
発明の効果
以上説明 し た よ う に、 こ の発明によ れば、 ク リ ッ プ部材の幅が広 い も のであ っ て も 多数の ク リ ッ ブ部材を収納室に収納する こ とがで き、 ク リ ッ プ部材の補充を頻繁に行 う 必要がな く な る。