WO1996038346A1 - Recipient a liquides - Google Patents

Description

明 糸田 β 液 体 容 器 技 術 分 野

本発明は、 シァノ アク リ レー ト系瞬間接着剤のよ う に空気中 の水分を吸収すると液が固化して使用できなく なるような水分 を嫌う液体や、 修正液などのように乾燥する と固化し、 再使用 に時間を要するような乾燥を嫌う液体を収容する液体容器に関 するものである。 背 景 技 術

従来、 この種の容器、 例えば瞬間接着剤用容器は、 ユーザー が使用を開始するまではキヤ ップと容器本体との間にス ト ッパ 一部材を介在させて吐出口を閉塞状態となし、 ユーザーが使用 する際にはス ト ッパー部材を除去し、 キャ ッ プ内天面中央に植 立した針ピンで穿孔して吐出口を形成するような構造と してい る ものが知られている （特開平 6— 1 3 5 4 5 0号） 。

また、 従来、 シァノ アク リ レー ト系瞬間接着剤のよ う に空気 中の水分を吸収する と液が固化して使用できな く なるような容 器の収納と しては、 「接着剤溶液を充填した柔弾性ボ トル中容 器と ； 当該柔弾性ボ トル中容器の少なく と も上端滴出嘴口を外 部に突出して収納する内部に密閉空間を擁して外部から押圧自 在に二重に収容密閉包装するスクイズ型柔弾性外装ケース本体 と ； 前記柔弾性ボ トル中容器先端滴出嘴口及び当該柔弾性外装 ケース本体上端部を一括被包し、 適宜位置に陥設した凹嵌部に ピン付開穴部材を嵌脱自在に嵌着した冠帽キャ ップとからなり、 前記柔弾性外装ケース本体は、 その底端と柔弾性ボトル中容器 の底端間に乾燥剤を封入自在に乾燥剤収容室を設けたワ ンプッ シュスクイズ式二重構造型接着剤包装容器」 が知られている

(特開平 5— 2 9 4 3 7 1号） 。

しかしながら、 上記特開平 6— 1 3 5 4 5 0号は、 使用を開 始する際にユーザーがス ト ツバ—部材を除去する必要があり、 操作性に問題があつた。

また、 特開平 5— 2 9 4 3 7 1号は、 柔弾性外装ケース本体 の底端と柔弾性ボ トル中容器の底端間に乾燥剤収容室を設け、 該乾燥剤収容室に乾燥剤を封入しているが、 この乾燥剤は、 柔 弾性外装ケース本体と柔弾性ボ トル中容器により形成される密 閉空間に配置される こ と となるので、 乾燥剤の効果は、 密閉空 間にのみしか及ばず、 キャ ップ内において効果を発揮するこ と はできなかった。 と ころが、 ユーザーが使用を開始するまで柔 弾性ボ トル中容器先端滴出嘴口は、 閉塞されている ものの一般 にこれらの容器は合成樹脂で形成されているため、 その程度は 別にして空気を透過するので、 内容物である瞬間接着剤が透過 した空気中の水分を吸収し液が固化して使用できなく なるとい う問題が内在していた。 即ち、 液体吐出孔周辺における液体の 固化が懸念されるという問題である。 尚、 この問題は、 ユーザ —が使用を開始した後においても懸念される問題である。 発 明 の 開 示 本発明の目的は、 最初に使用する際、 即ち、 吐出孔の針ピン による穿孔操作の操作性を向上した液体容器を提供するする こ とを第 1の目的と し、 又、 最初に使用するまで並びに使用開始 後において、 容器本体の首部先端の吐出孔周辺における液体の 固化を防止した液体容器を提供するこ とを第 2の目的とする も のであって、 第 1の目的に対しては、 水分を嫌う液体並びに乾 燥を嫌う液体の収容に好適であり、 第 2の目的に対しては、 水 分を嫌う液体の収容に好適である。

本発明の第 1の態様における液体容器は、 液体を収容する液 体収納室を内部に有し、 首部の先端に閉塞状態となした吐出孔 を有する容器本体、 これを収納する外容器本体及び外容器本体 に係合するキャ ップからなり、 容器本体の前記首部が外容器本 体から突出するように、 上記容器本体を上記外容器本体内に配 置し、 キャ ッ プはその内天面に針ピンを設け、 開口端に容器本 体の吐出孔方向への移動に連動して除去されるス ト ツバ—部を —体も しく は別体に設けたものであって、 該キャ ップを前記外 容器本体に移動可能に止着せしめた液体容器であって、 針ピン と吐出孔とが距離を保った使用開始前の状態においてキャ ッ プ 内面と外容器本体とによって外気を遮断する第 1 のエアータイ ト部を設ける と共に、 使用開始後の針ピンによる吐出孔の穿孔 状態においてキャ ッ プ内面と外容器本体とによって外気を遮断 する第 2のエア—タイ ト部を設けた液体容器である。

本発明の第 2の態様における液体容器は、 液体を収容する液 体収納室を内部に有し、 首部の先端に閉塞状態となした吐出孔 を有する容器本体、 これを収納する外容器本体及び外容器本体 に係合するキャ ッ プからなり、 容器本体の前記首部が外容器本 体から突出するように、 上記容器本体を上記外容器本体内に配 置し、 キヤ ップはその内天面に針ピンを設けたものであって、 該キャ ップを前記外容器本体に移動可能に止着せしめた液体容 器であって、 針ピンと吐出孔とが距離を保つた使用開始前の状 態においてキヤ ップ内面と外容器本体とによって外気を遮断す る第 1 のエア—タイ ト部を設ける と共に、 使用開始後の針ピン による吐出孔の穿孔状態においてキヤ ッ プ内面と外容器本体と によって外気を遮断する第 2のエアータイ ト部を設けた液体容 でめる。

本発明の第 3の態様における液体容器は、 水分を嫌う液体を 収容する液体収納室を内部に有し、 首部の先端に閉塞状態とな した吐出孔を有する容器本体、 これを収納する外容器本体及び 外容器本体に係合するキヤ ップからなり、 上記容器本体の前記 首部が上記外容器本体から突出させると共に上記キャ ップ内部 と連通する空間部を形成するように上記容器本体を配置し、 該 空間部に乾燥剤を配置せしめ、 キャ ッ プはその内天面に針ピン を設け、 開口端に容器本体の吐出孔方向への移動に連動して除 去されるス ト ツバ一部を一体も し く は別体に設けたものであつ て、 該キヤ ップを前記外容器本体に移動可能、 且つ、 キャ ップ 内部を前記空間部と連通するよ う に止着せしめた水分を嫌う液 体容器であって、 針ピンと吐出孔とが距離を保った使用開始前 の状態においてキヤ ップ内面と外容器本体とによって外気を遮 断する第 1のエアータイ ト部を設けると共に、 使用開始後の針 ピンによる吐出孔の穿孔状態においてキャ ップ内面と外容器本 体とによ って外気を遮断する第 2 のエア—タイ ト部を設けた水 分を嫌う液体容器である。

本発明の第 4の態様における液体容器は、 水分を嫌う液体を 収容する液体収納室を内部に有し、 首部の先端に閉塞状態とな した吐出孔を有する容器本体、 これを収納する外容器本体及び 外容器本体に係合するキヤ ップからなり、 上記容器本体の前記 首部が上記外容器本体から突出させると共に上記キャ ップ内部 と連通する空間部を形成するように上記容器本体を配置し、 該 空間部に乾燥剤を配置せしめ、 キャ ップはその内天面に針ピン を設けたものであって、 該キヤ ッ プを前記外容器本体に移動可 能、 且つ、 キャ ップ内部を前記空間部と連通するように止着せ しめた水分を嫌う液体容器であつて、 針ピンと吐出孔とが距離 を保った使用開始前の状態においてキヤ ップ内面と外容器本体 とによって外気を遮断する第 1 のエアータイ ト部を設けると共 に、 使用開始後の針ピンによる吐出孔の穿孔状態においてキヤ ップ内面と外容器本体とによって外気を遮断する第 2のエアー タイ ト部を設けた水分を嫌う液体容器である。

本発明において、 吐出孔の針ピンによる穿孔操作においては、 キャ ッ プを容器本体の吐出孔方向に移動させる こ とにより針ピ ンによ り閉塞状態の吐出孔を簡単に穿孔するこ とができる。 また、 容器本体の首部先端の吐出孔周辺における液体の固化防 止については、 外容器本体と容器本体間にキャ ップ内部と連通 する空間部を設け、 キャ ッ プは外容器本体と第 1及び第 2のェ ァータイ ト部によ り確実に密閉されるので、 外容器本体と容器 本体間に配置した乾燥剤の効果がキヤ ッ プ内部にも及ぶこと と なり、 容器本体の首部先端の吐出孔周辺における液体の固化を 防止する こ とができ る。 図 面 の 簡 単 な 説 明

図 1 は本発明の第 1実施例を示す右半分切断面図である。 図 2 は図 1 の吐出孔穿孔後の状態を示す右半分切断面図であ る 0

図 3 は図 1 のキヤ ップの斜視図である。

図 4 はキヤ ップの変形例を示す斜視図である。

図 5 はキャ ッ プの他の変形例を示す斜視図である。

図 6 は本発明の第 2実施例を示す右半分切断面図である。 図 7 は図 6の吐出孔穿孔後の状態を示す右半分切断面図であ o

図 8 は第 2実施例の変形例を示す要部断面図である。

図 9 は図 8の吐出孔穿孔後の状態を示す要部断面図である。 図 1 0 は本発明の第 3実施例を示す右半分切断面図である。 図 1 1 は図 1 0の吐出孔穿孔後の状態を示す右半分切断面図 である。

図 1 2 は本発明の第 4実施例を示す右半分切断面図である。 図 1 3 は図 1 2の吐出孔穿孔後の状態を示す右半分切断面図 である。 発 明 を実施 す る た め の 最良 の 形態 以下、 本発明を添付図面に基づき詳述する。

図 1乃至図 3 は本発明の第 1実施例である。 容器本体 1 は、 シァノ アク リ レー ト系瞬間接着剤のよ う に空 気中の水分を吸収すると液が固化して使用できなく なるような 液体や、 修正液などのように乾燥すると固化し、 再使用に時間 を要するような乾燥を嫌う液体を収容する液体収納室 2を内部 に有している。 液体収納室 2の前方にはその先端に吐出孔 3 (図 1 において吐出孔 3 は閉塞した状態となっているが、 後述 する図 2 に示すように、 使用開始時にキャ ップ 1 7を吐出孔方 向に移動する こ とによって、 その内天面に植立した針ピン 1 8 により穿孔される） を有する首部 4よりなる ものである。 この 容器本体 1 は、 ポ リ エチ レン、 ポ リ プロ ピレン、 ポ リ エチレ ン テレフタ レー ト、 ナイロ ン等より構成され、 少なく とも一部を 押圧することにより液体収納室 2を加圧し、 液体を吐出孔 3 に 導出し得るようにするために、 その少な く とも一部が弾性復元 力を有する合成樹脂により構成されている。 首部 4は一体成型 しても、 別体に成型した後一体化するこ とも可能である。

外容器本体 5は、 その先端部に細径部 6、 後部に尾栓 7を有 し、 容器本体 1を収納する ものであって、 外容器本体 5の尾栓 7 には底面環状突部 8が形成され、 この底面環状突部 8内には 寸法調整リ プ 9が形成されている。

容器本体 1 と外容器本体 5間には空間部 1 1が形成されてい る 0

また、 参照符号 1 4は第 1のエアータイ ト受部、 1 5 は第 2 のエア一タイ ト受部であるが、 これらについては後に詳細に述 ベる。 更に、 参照符号 1 6 は外容器本体 5の細径部 6 の外周に 形成した螺子部である。 尚、 外容器本体 5 としては、 容器本体 1 と同様ポリエチレン、 ポ リ プロ ピレ ン、 ポ リエチ レンテ レフタ レ一 ト、 ナイ ロ ン等の 材質よりなるが、 少なく と も一部を押圧するこ とにより容器本 体 1を介して液体収納室 2を加圧し、 液体を吐出孔 3 に導出し 得るようにするためにその少なく と も一部が弾性復元力を有す る合成樹脂により構成されている。

合成樹脂よ りなるキャ ッ プ 1 7 は、 その内天面に針ピン 1 8 を植立せしめ、 その開口端に容器本体 1 の吐出孔 3方向への移 動に連動して除去されるス ト ッパー部 1 9 (図 3参照） を一体 も し く は別体 （図中は一体） に形成している。 このキャ ッ プ 1 7 は、 前記外容器本体 5に移動可能に外容器本体 5の細径部 6 に止着されているが、 この止着は本例ではキャ ップ 1 7に螺子 部 2 0を形成し、 この螺子部 2 0を外容器本体 5 の細径部 6 の 外周に形成した螺子部 1 6に螺合させることによりなしている。 尚、 針ピン 1 8を合成樹脂よりな しキャ ッ プ 1 7 と一体成型し てもよい。

参照符号 2 1 は第 1 のエアータイ ト圧接部、 2 2 は第 2のェ ァ—タイ ト圧接部である。

上記構成において、 第 1 のエアータイ ト受部 1 4 と第 1のェ ァ—タイ ト圧接部 2 1 とにより第 1 のエア一タイ ト部 （空気遮 断部） 2 3を形成し、 ユーザ—が使用を開始する迄キャ ップ 1 7内の外気との連通を遮断し、 キャ ッ プ 1 7内を密封状態とな し、 第 2のエアータイ ト受部 1 5 と第 2のエアータイ ト圧接部 2 2 とにより第 2のエアータイ ト部 （空気遮断部） 2 4を形成 し、 ユーザーが使用を開始した後の保管時におけるキャ ップ 1 7内の外気との連通を遮断し、 キャ ッ プ 1 7内を密封状態と し ている。 次に、 本例におけるキャ ッ プ 1 7のス ト ッ ノ、。一部 1 9の形状と除去方法について述べる。 本例においては、 ス ト ツ パー部 1 9を肉薄部 1 9 aを介して一体成型したリ ング状とな し、 キャ ップ 1 7を容器本体 1方向に移動させると、 肉薄部 1 9 aが切断され、 更に、 キャ ップ 1 7を容器本体 1方向に移動 させると、 この動作に連動して針ピン 1 8が閉塞状態であつた 吐出孔 3を穿孔する こととなる （図 2参照） 。 その後、 切断さ れたス ト ッパー部 1 9を上方に引き上げ除去すればよい。

ス ト ッパー部の形状と除去方法については、 その他の方法も 種々採用可能である。 例えば、 図 4に示すように 3点以上 （図 中は 4点） の リ ブでス トッパー部 1 9を構成するようにしたり、 図 5に示すようにキャ ップ 1 7 とは別部材であり、 且つ、 キヤ ップ 1 7を容器本体 1方向に移動させたとき外方に拡開するよ うな C リ ングでス ト ツバ—部 1 9を構成し、 キャ ップ 1 7を移 動させ C リ ングを拡開した後 C リ ングをむしり取るようにする こ とも可能である。 このス トッパー部 1 9 としての C リ ングを、 キャ ッ プ 1 7を容器本体 1方向に移動させたとき、 外方に拡開 させるための手段と しては、 図 5 に示すようにキャ ッ プ 1 7の 外周にテーパー状突起 1 7 aを形成し、 キャ ッ プ 1 7を容器本 体 1方向に移動させた際、 テーパー状突起 1 7 a により C リ ン グを拡開させるようにする等、 要すればキャ ッ プ 1 7の下端及 び （又は） C リ ングの上端にテーパーを形成する等し、 キヤ ッ プ 1 7の長手方向の力を外周方向に変換する手段を採用すれば よい。 尚、 図 5 において、 キャ ップ 1 7 とス ト ツバ一部 1 9 は 一見一体のように示したが、 これは説明上そのように図示した したものであって、 実際には、 別体に形成されている。 もっ と も、 製作上面倒とはなるが、 キャ ップ 1 7 とス ト ッパー部 1 9 とを一体に形成しても良い。

図 6乃至図 9 は本発明の第 2実施例である。

第 1実施例との相違点は、 第 1実施例においては、 キャ ップ

1 7の開口端に一体も し く は別体にス ト ッパー部 1 9を形成し たが、 本例においては、 このス ト ッパー部を形成していない点 と、 第 1実施例においては、 キャ ップ 1 7の移動を外容器本体

5の螺子部 1 6 とキャ ップ 1 7内面に形成した螺子部 2 0 との 螺合により達成したが、 本例においては押し込みにより達成す るようにした点と、 第 1、 第 2のエア—タイ ト部の点である。 尚、 図中同一部位には同一符号を付した。

即ち、 本例においては、 ス ト ッパー部を設けず、 ユーザ一が 使用を開始する迄は、 キャ ップ 1 7の後端と外容器本体 5の肩 段部 5 a との間に間隔を設け、 キャ ップ 1 7の針ピン 1 8の先 端と吐出孔 3 とが接触しないようなしている。 更に、 外容器本 体 5の細径部 6には、 突部の前部傾斜状部により第 1 のエアー タイ ト受部 1 4を形成し、 キ ヤ ッ プ 1 7の内面には突部の後部 傾斜状部により第 1 のエア—タイ ト圧接部 2 1を形成し、 両者 の係合により第 1 のエアータイ ト部 2 3を構成している。

また、 キャ ップ 1 7を押し込んだ使用開始後 （針ピン 1 8 に よって吐出孔 3が穿孔される） においては、 キャ ップ 1 7の内 面の突部が外容器本体 5の細径部 6の突部を乗り越えた状態、 即ち、 外容器本体 5の細径部 6 に形成した突部の後部傾斜状部 によ り第 2のエア—タイ ト受部 1 5を形成し、 キャ ッ プ 1 7 の 内面に形成した突部の前部傾斜状部により第 2のエア—タイ 卜 圧接部 2 2を形成し、 両者の係合により第 2のエアータイ ト部 2 4を形成している。

第 1 と第 2のエア—タイ ト部 2 3、 2 4 は、 本例においては 外容器本体 5の細径部 6 とキヤ ップ 1 7の内面に各々一つの突 部を形成し、 この突部間の係合位置を変化させるこ とにより構 成したが、 エア—タイ ト部の構成は種々採用するこ とができる ものである。 例えば、 図 8 と図 9に示すように、 外容器本体 5 の細径部 6に 2個の凹みを形成し、 前方の凹みを第 1 のエア— タイ ト受部 1 4 とな し、 後方の凹みを第 2のエアータイ ト受部 1 5 となし、 又、 キャ ップ 1 7の内面に 1個の突部を形成して 該突部を第 1及び第 2のエアータイ ト圧接部 2 1、 2 2となし、 第 1 のエアータイ ト受部 1 4 と第 1 のエアータイ ト圧接部 2 1 により第 1のエア一タイ ト部 2 3を形成し、 第 2のエアータイ ト受部 1 5 と第 2 のエア—タイ ト圧接部 2 2 によ り第 2のエア 一タイ ト部 2 4を形成する等である。

尚、 第 2実施例においては、 第 1及び第 2のエアータイ ト部 を外容器本体 5の細径部 6 に設けた突部とキャ ップ 1 7の内面 に設けた突部との係合により形成したが、 該 2個の突部を単に 両者の掛止手段と して活用し、 第 1実施例と同一部位によって エア—タイ ト部を構成してもよいものである。

図 1 0及び図 1 1 は本発明の第 3実施例であり、 第 1実施例 の図 1及び図 2に対応する ものである。 第 1実施例と同一の部 材、 部位には、 第 1実施例と同一符号を付した。 第 1実施例との相違点は、 底面環状突部 8内の寸法調整リ ブ 9 と容器本体 1 の底部間に乾燥剤 1 0を載置した点と、 容器本 体 1 と外容器本体 5間に形成された空間部 1 1をキャ ッ プ 1 7 内部と連通し得るような構成と している点である。

乾燥剤 1 0 の配置位置と しては、 空間部 1 1であればよい。 この空間部 1 1 はキャ ップ 1 7内部と連通し得るような構成と されている。 本例では具体的には、 容器本体 1 と接している前 記細径部 6前端に形成した鍔孔 1 2、 細径部 6 に溝 1 3を形成 しているが、 その他リ ブの形成など空気流通を許容することが できる公知の各種手段が採用できる。 尚、 第 1実施例において もキャ ッ プ 1 7 は、 内部を容器本体 1 と外容器本体 5 により形 成される空間部 1 1 と連通するように図面上描いたが、 第 1実 施例においては、 キャ ップ 1 7の内部が空間部と連通するこ と は必須の要件ではないものである。

図 1 2及び図 1 3 は本発明の第 4実施例であり、 第 2実施例 の図 6及び図 7 に対応する ものである。 第 2実施例と同一の部 材、 部位には、 第 2実施例と同一符号を付した。

第 2実施例との相違点は、 前記第 3実施例における第 1実施 例の相違点と同様である。

本発明は、 容器本体と外容器本体間にキャ ッ プ内部と連通す る空間部を配したこ と、 使用開始前の針ピンと吐出孔とが距離 を保った状態においてキヤ ップ内面と外容器本体とによって外 気を遮断する第 1 のエア一タイ ト部を設けたこ と、 使用開始後 の針ピンによる吐出孔の穿孔状態においてキヤ ップ内面と外容 器本体とによって外気を遮断する第 2 のエアータイ ト部を設け たことによって、 キャ ッ プを容器本体の吐出孔方向に移動すれ ば針ピンによる吐出孔の穿孔操作が容易に行え、 又、 容器本体

1 と外容器本体 5間の空間部に乾燥剤を配置したことによって、 該乾燥剤は、 キャ ッ プ 1 7内部にもその効果が及ぶので、 首部 4先端の吐出孔 3周辺における液体の固化を防止するこ とがで きるという効果を有する。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 液体を収容する液体収納室を内部に有し、 首部の先端に 閉塞状態となした吐出孔を有する容器本体、 これを収納する外 容器本体及び外容器本体に係合するキヤ ップからなり、 上記容 器本体の前記首部が上記外容器本体から突出するように、 上記 容器本体を上記外容器本体内に配置せしめ、 上記キャ ッ プの内 天面に針ピンを設け、 開口端に上記容器本体の吐出孔方向への 移動に連動して除去されるス ト ッパー部を一体もしく は別体に 設け、 このキャ ップを前記外容器本体に移動可能に止着せしめ た液体容器であって、 上記針ピンと上記吐出孔とが距離を保つ た使用開始前の状態において上記キャ ップ内面と上記外容器本 体とによって外気を遮断する第 1 のエア一タイ ト部を設けると 共に、 使用開始後の上記針ピンによる上記吐出孔の穿孔状態に おいて上記キヤ ップ内面と上記外容器本体とによって外気を遮 断する第 2のエア—タイ ト部を設けた液体容器。

2 . 液体を収容する液体収納室を内部に有し、 首部の先端に 閉塞状態となした吐出孔を有する容器本体、 これを収納する外 容器本体及び外容器本体に係合するキャ ッ プからなり、 上記容 器本体の前記首部が上記外容器本体から突出するように、 上記 容器本体を上記外容器本体内に配置せしめ、 上記キャ ッ プの内 天面に針ピンを設け、 該キャ ッ プを前記外容器本体に移動可能 に止着せしめた液体容器であつて、 上記針ピンと上記吐出孔と が距離を保った使用開始前の状態において上記キャ ップ内面と 上記外容器本体とによって外気を遮断する第 1 のエアータイ ト 部を設けると共に、 使用開始後の上記針ピンによる上記吐出孔 の穿孔状態において上記キヤ ップ内面と上記外容器本体とによ つて外気を遮断する第 2のエアータイ ト部を設けた液体容器。

3 . 水分を嫌う液体を収容する液体収納室を内部に有し、 首 部の先端に閉塞状態となした吐出孔を有する容器本体、 これを 収納する外容器本体及び外容器本体に係合するキヤ ッ プからな り、 上記容器本体の前記首部が上記外容器本体から突出させる と共に上記キャ ッ プ内部と連通する空間部を形成するように上 記容器本体を配置し、 該空間部に乾燥剤を配置せしめ、 上記キ ャ ップはその内天面に針ピンを設け、 開口端に上記容器本体の 上記吐出孔方向への移動に連動して除去されるス ト ッパー部を —体も し く は別体に設けたものであって、 該キヤ ップを前記外 容器本体に移動可能、 且つ、 上記キャ ッ プ内部を前記空間部と 連通するように止着せしめた水分を嫌う液体容器であって、 上 記針ピンと上記吐出孔とが距離を保つた使用開始前の状態にお いて上記キャ ップ内面と上記外容器本体とによって外気を遮断 する第 1のエアータイ ト部を設けると共に、 使用開始後の上記 針ピンによる上記吐出孔の穿孔状態において上記キヤ ップ内面 と上記外容器本体とによって外気を遮断する第 2のエアータイ ト部を設けた水分を嫌う液体容器。

4 . 水分を嫌う液体を収容する液体収納室を内部に有し、 首 部の先端に閉塞状態となした吐出孔を有する容器本体、 これを 収納する外容器本体及び外容器本体に係合するキャ ッ プからな り、 上記容器本体の前記首部が上記外容器本体から突出させる と共に上記キャ ッ プ内部と連通する空間部を形成するように上 記容器本体を配置し、 該空間部に乾燥剤を配置せしめ、 キヤ ッ プはその内天面に針ピンを設けたものであって、 該キャ ップを 前記外容器本体に移動可能、 且つ、 上記キャ ッ プ内部を前記空 間部と連通するように止着せしめた水分を嫌う液体容器であつ て、 上記針ピンと上記吐出孔とが距離を保った使用開始前の状 態において上記キヤ ッ プ内面と上記外容器本体とによって外気 を遮断する第 1のエア—タイ ト部を設けると共に、 使用開始後 の上記針ピンによる上記吐出孔の穿孔状態において上記キヤ ッ プ内面と上記外容器本体とによって外気を遮断する第 2のエア 一タイ ト部を設けた水分を嫌う液体容器。

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