WO1996008169A2 - Methode d'elevage de bovins par alimentation a elements nutritifs hautement condenses - Google Patents

Description

明 細 書 高濃度栄養飼料給餌に よ る 乳牛飼育方法 (技術分野）

本発明 は乳牛用高濃度栄養飼料及 び こ れを乳牛 に 給餌す る 乳 牛飼育方法 に 関す る 。

(背景技術）

乳牛用 の 飼料に 関 し 、 乳量増加及 び乳質の 向上の 目 的で種 々 改善 さ れて き た。 こ の よ う な 目 的で は、 古典的 に は乳牛に牧草 を主体 と し 、 こ れ に ト ウ モ ロ コ シ 、 ふす ま 、 大豆粉な どを加え 更 に は 蛋 白 質 を よ り 多 く 供 袷 す る た め に 魚 粉 や 血 粉 も 投 与 し 、 加 え て 無 機物 、 尿素、 ビ タ ミ ン 、 糖、 脂質等各種栄養剤 も 供給 し て い る 。 さ ら に 、 特開昭 4 7 — 3 8 4 6 7 及 び U S P 3 9 5 9 4 9 3 は反す う 動物の 消化器官の特殊性を加味 し 、 第 1 胃 中 に存在す る 間 は泌乳牛 に と っ て の栄養物が保護 さ れ、 第 4 胃以降の 消 化管で こ れ ら が有効 に吸収 さ れ る 様 に 工夫 し た反 す う 動物第 1 胃保護飼料添加物を 開示 し て い る 。 特開昭 4 7 - 7 7 6 2 及 び U S P 3 6 5 5 8 6 4 は蛋 白 質の成分で あ る ア ミ ノ 酸 に 注 目 し 、 泌乳牛の乳質向上の 目 的で ア ミ ノ 酸 に 注 目 し た 反す う 動物第 1 胃保護飼料添加物を 開示 し て い る U S P 5 2 1 9 5 9 6 は泌乳量生産量の増加の た め の 4 種類 の配合飼料 （基本配合、 混合配合、 濃厚配合及び完全配合） と そ の組成を 開示す る と 共に 、 こ れ ら に含 ま れ る 4 種の必須 ァ ミ ノ 酸、 す な わ ち 、 リ ジ ン 、 メ チ ォ ニ ン 、 ヒ ス チ ジ ン 、 及 び フ エ 二 ル ァ ラ ニ ン に つ い て、 泌乳牛の 食餌飼料中 に存在 し た こ れ ら の ア ミ ノ 酸が泌乳牛の特定消化部位 （第 4 胃） に 分解 さ れず に 到達 し た量 と 泌乳牛の 第 1 胃 中 に 生息 し て い る 微生物 に よ り 合 成 さ れた ァ ミ ノ 酸 と の 合計量を計算式に よ り 求め た れ に よ る 曰 に 第 4 胃 に 到達す る 必要な ア ミ ノ 酸量 は、 そ れぞれ、 リ ジ ン 6 9 〜 3 3 2 g 、 メ チ ォ ニ ン 2 0 0 5 g 、 ヒ ス チ ジ ン 2 2 〜 3 g 及び フ エ 二 ル ァ ラ ニ ン 4 4 〜 2 2 5 g と な る し か し 、 こ の結果 と し て の泌乳牛の ミ ル ク 生産の增加量及 び泌 乳牛の 飼育記録 は示 さ れて い な い。 ま た、 泌乳牛 に対す る 具体 的な 飼料投与方法、 投与期間、 第 4 胃 に お け る ア ミ ノ 酸の到達 量等 は 示 さ れて い な い。

反 す う 動 物 の ァ ミ ノ 酸 必 要 量 及 び 飼 料 か ら の ァ ミ ノ 酸 供 給量 の 算 出 に は 、 牛 の 食餌算定 の た め の 炭水化物 と 蛋 白 質 系 に 関す る コ ー ネ ノレ モ デ ル （ Se a r ch : Ag r i cu l t u r e. I t ha ca, NY :

Co rn e l l Un i v. A g r. Exp. , No. 34, 128 . 1990, I S SN 0362 - 2754 こ こ に 引 用 し て 本明細書の一部 と す る ） が知 ら れて い る 。 こ れ は乳牛の ァ ミ ノ 酸要求量や飼料利用 の予測の た め の モ デル と し て、 経 曰 変化す る 泌乳牛の必要栄養量の調整 と こ れを基礎 と し た飼料組成 と 配合、 乳牛の 繁殖調整、 飼育管理、 乳牛の排泄物 の抑制 に よ る 環境に 対す る 影響への配慮等、 幅広 い変化 に対す る 利用 を計算す る こ と を意図 し て提唱 さ れた も の で あ る 。 こ の モ デル は コ ン ピ ュ ー タ 一 ス プ レ ツ ド シ ー ト に 有効で異 な る レ べ ル と 生産 タ イ プで 肉牛 と 乳牛の両方 に 応用 出来 る 。 コ ー ネ ルモ デル に よ り 、 乳牛各個体の特定 な 状況下 （す な わ ち 、 乳牛が維 持サ イ ク ル に い る か、 授乳期 い る か、 増殖期 に い る か等） で、 種類、 出産時体重、 総体重等 に基づ き 、 乳牛の代謝蛋 白 質を計 算出来 る 。 さ ら に 、 こ の モ デル は 、 飼料組成、 消化率、 消化性 蛋 白 質 （前 胃 の作用 の影響 を の がれた 消化性蛋 白質や消化 さ れ た細菌の 蛋 白 質の両方） 等 に基づ い て与え ら れた飼料 に乳牛が 反応す る よ う 考慮 さ れて い る 。 特定の反す う 動物が必要 と す る 代謝蛋 白質 は こ の よ う に 計算 さ れ、 与え ら れ た飼料 に よ っ て供 給 さ れ る 代謝性蛋 白質の計算量 と 比絞出来 る 。 生理状態、 授乳 期 な ど を 考 慮 し た 特定 の 乳牛 に 必要 と す る 量 よ り 少 な い 消 化 性蛋 白 質量を与え た場合 は、 上記の 泌乳牛の 第一胃保護 ァ ミ ノ 酸を 含有 し た 飼料添加物を必要 レ ベ ル ま で補充す る 。

基礎飼料 に加え る 第一胃保護ア ミ ノ 酸の飼料添加壘 は 、 飼料 中 に不足 し て い る 消化性蛋 白 質量を前胃の作用 か ら 保護 さ れた メ チ ォ ニ ン お よ び ま た は リ ジ ン を こ の不足分 に 代え る こ と で 計算 さ れ る 。 こ の転化 は、 C h a l u p a ら （ 1 9 9 1年飼料製造の た め の コ ー ネ ル会議。 こ こ に 引 用 し て本明細書の一部 と す る ） が提唱 し た上記の コ - ネ ルモ デル に よ り 消化性蛋 白 質 （飼料か ら 供給 さ れた） の ア ミ ノ 酸分析を行 う こ と で可能 と な る 。 乳牛 の第 1 乃至 3 の前胃 で分解 さ れた 飼料の蛋 白質分画 と 、 前胃 で 分解 さ れな い 蛋 白 質分画 を ま ず最初に 分 け 、 かつ コ ー ネ ルモ デ ル に よ っ て計算 さ れた授乳 と 維持に必要 な メ チ ォ ニ ン と リ ジ ン の量を 合計す る こ と で特定の反す う 動物が必要 と す る メ チ ォ ニ ン と リ ジ ン の 量を算定出来 る 。

上述以外の コ ン ピ ュ ー タ ー モ デル も 含め、 こ れ ら の解析か ら 泌乳牛 に対す る 必須 ァ ミ ノ 酸の種類 と 泌乳牛 に と っ ての、 の 不足量を詳 し く 知 る こ と が出来 る 。 し か し 、 こ れ ら は計算上の 結果で あ っ て現実的で な い。 例え ば、 泌乳牛 は分娩 に よ り 体力 を消耗す る 結果、 分娩直後 に は体力が落 ち 、 飼料の摂取量が平 均 2 0 %程度減少す る の よ う に 、 実際 に 泌乳牛を飼育 し 、 泌乳牛の泌乳量、 乳質及 び健康状態を観察す る コ ン ビ ユ ー タ ー モ デルで得 た理想的 な 飼育経過を示 さ な い。 し か し 、 現実 に 泌乳量 は ほ ぼ期待通 り の生産量を維持 し て お り 、 乳質 も 極端 に 低下す る こ と は な い。 こ れ は泌乳牛が本能的 に泌乳期間中 に 必要量の ミ ル ク を生産 し 続 け る 努力 を し て い る こ と に よ る 。 こ の結果、 泌乳牛 に と っ て は体力的 に負担がか力、 り 、 各種 ス ト レ ス 及 び体力 を 消耗 し 、 次年度以降で の泌乳量生産への影響が懸 念 さ れ た

(発明の 開示）

本発明 は従来 コ ン ビ タ ー モ デル に よ り 得 ら れ た泌乳量增 産の た め の ァ ミ ノ 酸の種類 と そ の 量 に修正を加え、 さ ら に実際 の乳牛の 飼育 に 適合 し た現実的 な 乳牛の 飼育方法を提案す る こ と に あ る

本発明者 ら は ミ ル ク の 増産 と 乳質の 向上を 目 的 に 乳牛を繰 り 返 し 飼 育 し 、 各種 の 改良研究 を 行 っ て き た 。 飼 育観察 の 過程 で、 乳牛が分娩を境 に そ の前後 に お い て飼料摂取置が少な く な る こ と 及 び こ の 飼料摂取量の 減少 は分娩後 8 〜 9 週間経過す る 完全 に 回復す る こ と に 注 目 し た の 飼料摂取量の減少 は乳 牛の 栄養供給の観点か ら は マ イ ナ ス の効果で あ り 、 当然乳量の 生産 に 影響す る こ と を予測 し た し て、 の現象を改善す る た め に は こ の 期間 に 特 に 乳牛の体力 に影響の大 き い 蛋白 質を効 率的 に補給す る た め に乳牛 に と っ て摂取 し やす い 各種ァ ミ ノ 酸 を摂取 さ せ る と よ い こ と 、 さ ら に そ の量 につ て も 分娩前 に あ つ て は乳牛の ァ ミ ノ 酸要求量の 5 〜 3 倍、 分娩後の期間 に あ て は要求量の 2 倍量 ま でが ミ ル ク 生産 に 効果があ る こ と を見 い だ し 、 本発明 を 完成 さ せ た

す な わ ち 、 本 発 明 は 、 第 1 に 、 乳牛 の 第 1 胃 で保護 さ れ た (r ume n -p r o t e c t e d) ア ミ ノ 酸で あ っ て リ ジ ン 、 メ チ ォ ニ ン 、 ィ ソ ロ イ シ ン 、 ノ、' リ ン 、 ア ル ギニ ン 及 び ヒ ス チ ジ ン を最多種 と す る ア ミ ノ 酸 （1) 及 び飼料中の ア ミ ノ 酸 （2) を用 い 、 ア ミ ノ 酸の 総量が乳牛の 第 4 胃乃至小腸で乳牛が吸収す る ァ ミ ノ 酸要求量 の 5 〜 3 倍置含 ま れ る よ う に し た高濃度 ァ ミ ノ 酸飼料を乳 牛の予定分娩 曰 3 週間前か ら 分娩 日 ま で乳牛に 連 日 給餌す る こ と を特徴 と す る 乳牛飼育方法、 及び第 2 に 、 前記第一の発明 に お け る 給餌 に 引 続 き 、 泌乳牛の 第 1 胃 で保護 さ れ た ア ミ ノ 酸で あ っ て リ ジ ン 、 メ チ ォ ニ ン 、 イ ソ ロ イ シ ン 、 バ リ ン 、 ア ル ギニ ン 及 び ヒ ス チ ジ ン を最多種 と す る ア ミ ノ 酸 （1) 及 び飼料中 の ァ ミ ノ 酸 （ 2 ) を用 い 、 ア ミ ノ 酸の総 Sが泌乳牛の 第 4 胃乃至小腸 で泌乳牛が吸収す る ァ ミ ノ 酸要求量の 〜 2 倍含 ま れ る よ う に し た 澳厚 ァ ミ ノ 酸飼料を 泌乳牛の分娩直後か ら 分娩後最長 6 週間迄、 泌乳牛 に連 日 袷餌す る こ と を特徴 と す る 泌乳牛飼育 方法 に 関す る 。

前述の コ ー ネ ルモ デル に よ り 泌乳牛が要求す る ァ ミ ノ 酸量を 求め る と 以下の よ う に な る 。 例 え ば、 3. 05 の粗蛋 白 質を含む 乳を 1 日 当 た り ボ ン ド産生す る 泌乳牛 は、 88ボ ン ド X 453. 6 g 3. 05¾ = 122DgZ 日 の粗蛋 白質を 1 日 分の 産生乳中 に補袷す る の に必要 と す る 。 産生乳中の メ チ ォ ニ ン と リ ジ ン の含有量 は 分析す る こ と がで き 、 産生乳 に必要な 最少の リ ジ ン と メ チ ォ 二 ン を 供給す る た め に は、 産生乳に 必要な 粗蛋 白 質量を增やす こ に よ っ て 出 来 る の量 は、 摂取す る メ チ ォ ニ ン と リ ジ ン に 対す る 泌乳牛の 代謝効率で調整 さ れ る 。 例え ば、 蛋 白質の メ チ ォ ニ ン 力、' 2. 7 及 び リ ジ ン 力、' 8. 3 %で あ る 乳で は、 泌乳牛の メ チ ォ ニ ン と リ ジ ン の 消化効率 は 75 で あ る か ら 、 泌乳牛の 1 曰 分の 乳産生に必要 な メ チ ォ ニ ン の 量 は、 122 Q g /日 X 0. 027 ÷ 0. 75 = 43. 9 と な る 。 リ ジ ン の量 も 同様 に し て計算 と 135. 0 gと な る 。

も ち ろ ん、 泌乳牛 自 身の体調維持に必要な ア ミ ノ 酸量 は 上記 の コ — ネ ル モ デル に 基づ き 、 特定の泌乳牛が必要 と す る ス カ ー フ 、 尿、 及 び糞便蛋 白 質の 合計 と し て計算出来 る 。 こ の牛の維 持用 蛋 白質盘 に 0. 0 2 8を掛 け て メ チ ォ ニ ン必要量を決定 し 、 そ し て 0. 0 8 2を掛 け て リ ジ ン 必要量を決定す る 。 コ ー ネ ルモ デル に よ る 代 謝 可 能 な 蛋 白 質 S を 完 全 に 算 出 す る に は 、 上 記 の ス カ ー フ 、 尿、 及 び II便蛋 白 質量に 0. 0 2 8 ( メ チ ォ ニ ン ） 及 び 0. 0 8 2 ( リ ジ ン ） を掛 け て メ チ ォ ニ ン 及び リ ジ ン の そ れぞれの 総必要量を得 る 。

泌乳牛 に供給 さ れ る 代謝可能な ァ ミ ノ 酸 も コ ー ネ ルモ デル に よ っ て計算 さ れ、 こ れは、 細菌由来の 蛋 白質の リ ジ ン と メ チ ォ ニ ン 量及 び飼料由来の前胃 を通過 し て き た リ ジ ン と メ チ ォ ニ ン 量の 合計か ら な る 。 コ ー ネ ルモ デル は、 反す う 動物が下部の 胃 で受 け る 細菌 由来の 総蛋 白 質の 決定 に も 適用 さ れ、 メ チ ォ ニ ン は こ の総蛋 白 質量に 0. 0 2 8、 そ し て リ ジ ン は 0. 0 8 2を掛 け る こ と で概算出 来 る 。 同様に 、 コ ー ネ ルモ デル は 、 特定の 飼料組成 に基づ く 飼料 由来の 、 前 胃 を通過す る 総蛋 白質量の 決定に つ い て も 適用 さ れ、 消化 さ れ た メ チ ォ ニ ン と リ ジ ン の量 は、 特定の 飼料組成分の 各 々 の 消化性蛋 白質分画 に 含 ま れ る メ チ ォ ニ ン と リ ジ ン の量を も と に 計算出来 る

飼料 に よ っ て反す う 動物に 供給 さ れ る ア ミ ノ 酸量は、 コ ー ネ ル モ デルで示 さ れ、 飼料成分の ァ ミ ノ 酸含量の 合計に よ り 計算 出来 る 。 こ こ に 言 う ァ ミ ノ 酸含量 は蛋 白 の ァ ミ ノ 酸成分表や そ の他の文献又 は ア ミ ノ 酸分析か ら 算出 出来 る 。 飼料 に よ っ て供 給 さ れ る ア ミ ノ 酸 は、 代謝効率等 に よ っ て換算 さ れ、 反す う 動 物 に よ っ て代謝 さ れた微生物粗蛋 白質に 由来す る ァ ミ ノ 酸量 に 加え ら れ、 総 ァ ミ ノ 酸量 と し て反す う 動物に 供給 さ れ る 。

例え ば、 上記の 反す う 動物用 の 以下の飼料組成 （微生物蛋 白 質を含む） 、 す な わ ち 、 ァ ノレ フ ア ル フ ァ サ イ レ ー ジ （乾物摂取 量 1 日 当 り 8 . 2 k g 、 粗 蛋 白 含 有 量 1 7 . 6 % ) 、 千 草 (同 2 . 7 k g 、 同 1 6 % ) 、 H M コ ー ン （同 9 . 3 k g 、 同 9 . 5 6 % ) 及 び濃厚飼料 （同 3 . 4 k g 、 同 3 6 . 4 % ) 、 に つ い て は、 前胃 を通過す る メ チ ォ ニ ン量 （前胃 を通過 し 、 反 す う 動物に よ り 代謝 さ れ る メ チ ォ ニ ン量） の算定 は 、 52. 5g で あ る 。 そ れゆ え、 上記飼料 は コ 一 ネ ルモ デル に よ り 算定 し た必 要量 よ り 6. 5g/ 日 少 な い メ チ ォ ニ ン （ 1 日 当 た り 必要量の Π« ) を供給 し て い る か ら 、 上記の 飼料に 第 1 胃 の作用 か ら 保護 さ れ た メ チ ォ ニ ン 6. 5g/ 日 を補充す る こ と 〖こ な る 。 リ ジ ン必要量、 飼料 に よ っ て供給 さ れ る リ ジ ン 量、 及び リ ジ ン 補充必要量 も メ チ ォ ニ ン の場合 と 同様 に 算定 さ れ る 。 こ れ ら の モ デル に よ り 得 ら れ た ア ミ ノ 酸量 は、 乳牛が健康 な 状態で飼育 さ れ し か も 分娩等で体力 の消耗並び に 精神的 ス ト レ ス も 生 じ な い と の 大前提の も と で初め て可能 と な る 。 泌乳量 レ ベ ル及 び分娩前後の経 日 を基準 に し て コ — ネ ルモ デル に基 い て 設計 さ れ た乳牛 に投与す る 飼料組成 と そ の ァ ミ ノ 酸バ ラ ン ス を 下記表 1 ~ 6 に 例示す る 。 こ れ ら の表 に ア ミ ノ 酸バ ラ ン ス が マ ィ ナ ス と な る ア ミ ノ 酸種が示 さ れて い る 。 通常 は こ の 不足分を 補充す る こ と が試み ら れた。 し か し な 力 < ら 、 乳牛 は分娩に よ り 体力を 消耗 し 、 精神的 な ス ト レ ス も 受 け る 。 さ ら に は、 分娩か ら ミ ル ク を 産 出 し 始め る の に符合 さ せ て高蛋 白含有飼料 に切 り 替え て給餌す る た め、 乳牛 に と っ て も 今 ま での 天然系飼料素材 と は異な り 食餌に若干の抵抗を伴 う 。 こ れ ら が原因 と な り 、 分 娩直後 に は飼料摂取量の減少を き たす。 そ の躉 は分娩 9 〜 1 0 週経過時を 1 0 0 と す る と 、 分娩か ら 分娩後 2 週間 は平均 5 0 % と 急激 に 減少す る 。 そ の後徐 々 に摂取量 は増加す る も の の 、 3 〜 4 週間 目 で は 7 0 %、 5 〜 6 週間 目 で は 8 0 % 、 そ し て 8 週間 目 で 9 0 %余で あ る 。 表 1 ： 飼料組成 （そ の 1 ) ミ ノレ ク 生産量 7 0 . 0 ポ ン ド Z 日 （粗蛋 白 含有量 1 4 % )

現物給餌量 / 曰 乾物給餌量 Z 曰

( ボ ン ド ） ( ポ ン ド ） 大豆粕 3 . 3 3 3 . 0 0 大豆皮 2 . 2 2 2 . 0 0 ミ ネ ラ ノレ 及 び ビ 夕 ン 5 8 1 . 5 0 ア ル フ ァ ノレ フ ァ （開花期） 3 6 . 8 4 4 . 0 0 コ ー ン サ イ レ ー ジ （ 5 0 % G R ) 2 8 . 5 7 0 . 0 0 ト ウ モ ロ コ シ （ 5 6 グ レ イ ン ） 8 . 1 8 6 . 0 0 ン グ ル テ ン ミ ー ル 0 . 0 0 0 . 0 0 コ ー ン グ ノレ テ ン フ ィ 一 ド 0 . 0 0 0 . 0 0 血粉 0 . 0 0 0 . 0 0 無機質 0 . 0 0 0 . 0 0

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2 ア ミ ノ 酸 < ラ ン ス （ そ の 1 ) ル ク 生産 S 7 0 . 0 ポ ン ド 日 （粗蛋白 含有量 1 4 % )

A B C D

( B - C ) 供給 ア ミ ノ 酸 十二指腸 ア ミ ノ 酸 過 く 足

吸収量 要求量

g Z 曰 g Z 曰 g 曰 g 曰 メ チ ォ ニ ン 51. 0 39. 5 47. 0 -7. 5 リ ジ ン 1 5. 6 118. 2 143. 1 24. 5 ア ル ギ ニ ン 126. 5 107. 4 89. 6 17. 9 ス レ オ ニ ン 103. 1 86. 2 82. 6 3. 6 ロ イ シ ン 183. 0 151. 7 145. 3 6. 3 イ ソ ロ イ シ ン 111. 6 91. 5 112. Ί 20. 9 バ リ ン 125. 3 101. 2 111. 6 10. 4 ヒ ス チ ジ ン 53. 4 44. 7 49. 1 -4. 4 フエ二ルァラニン 109. 9 88. 4 82. 6 5. 8 Mプトファ ン 25. 5 18. 0 28. 4 N A

N A ； no t a va i l ab l e ミ 3

表 3 ： 飼料組成 （ そ の 2 ) ル ク 生産量 7 0 . 0 ポ ン ド 日 (粗蛋 白含有量 1 8 % ) ン 現物袷餌量 曰 乾物給餌量 / 曰

( ボ ン ド ） ( ポ ン ド ） 大豆粕 7 . 6 6 . 4 5 大豆皮 4 4 3 0

5 8 5 0 ァ メレ フ ァ ノレ ァ ( 花 H) 2 7 . 8 9 0 6 0 コ ー ン サ イ レ ー ジ （50%GR) 3 4 . 8 6 1 2 2 0 卜 ゥ モ ロ コ シ （56グレイン） 4 7 7 1 3 0 0 コ ー ン グ ル テ ン ル 6 0 4 5 コ ー ン グ ノレ テ ン フ ィ 一 ド 0 . 0 0 0 0 0 血粉 0 . 0 0 0 0 0 無機質 0 . 0 0 0 0 0

4

表 4 : ア ミ ノ 酸バ ラ ン ス （ そ の 2 ) ル ク 生 産 量 7 0 . 0 ポ ン ド 日 （粗蛋 白 含有量 1 8 % )

A B C D

( B - C ) 供給 ア ミ ノ 酸 十二指腸 ア ミ ノ 酸 過 不足量 吸収量 要求量

g / 曰 g 曰 g Z曰 g 曰 メ ォ ニ ン 56. 0 44. 7 45. 7 - 1. 0 リ ジ ン 157. 9 131. 3 139. 4 -8. 1 ア ル ギ ニ ン 148. 6 130. 1 86. i 43. 7 ス レ オ ニ ン 112. 4 96. 2 80. 1 16. 1 π イ シ ン 225. 9 196. 0 1 1. 9 54. 0 イ ソ ロ イ シ ン 127. 6 108. 3 109. 8 -1. 5 ベ リ ン 140. 0 116. 9 108. 8 8. 1 ヒ ス ジ ン 62. 4 54. 0 i 7. 9 6. 1 フエ二ルァラニン 129. 4 108. 8 80. 2 28. 5 リプトファン I 8 11. 5 27. 7 N A 5 ―

表 5 ： 飼 料組成 （ そ の 3 )

ミ ル ク 生 産 S 5 5 ポ ン ド Z 日 （基礎飼 料）

現物給餌量 / 曰 乾 物袷餌量 曰

( ポ ン ド ） ( ボ ン ド ） 大豆 柏 3 . 3 8 3 0 9 大豆 皮 0 . 0 0 0 0 0 ミ ネ ラ ノレ 及 び ビ タ ミ ン 0 . 5 0 4 9 ア ル フ ァ ノレ フ ァ （ 花期） 6 2 9 2 2 3 1 コ ー ン サ イ レ ー ジ （50¾GR) 9 5 7 6 0 1 ト ウ モ ロ コ シ （56グレイン） 5 . 2 5 9 4 4 コ 一 ン グ ノレ テ ン ミ ー ル 0 . 0 0 0 0 0 コ ー ン グ ノレ テ ン フ ィ 一 ド 3 . 6 6 3 2 5 血粉 0 . 4 5 0 3 9 無機質 0 ， 1 2 0 1 2

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ミ ル ク 生産量表 5 5 ポ ン ド Ζ 日 （基礎飼料）

A B C D

( B - C ) 供給 ア ミ ノ 酸 十二指腸 ア ミ ノ 酸 過不足 fi 吸収量 要求量

g 曰 g Z 日 g 曰 g 曰 メ チ ォ ニ ン 53. 4 i 1. 0 1. 7 - 0. 1 リ ジ ン 161. 2 131. ス8 126. 6 5. 2 ア ル ギ ニ ン 139. 4 119. 81. 6 37. 5

の

ス レ オ ニ ン 106. 8 89. 74 3. 0 15. 2 ロ イ シ ン 178. 1 1 5. 128. 2 17. 5 イ ソ ロ イ シ ン 111. 6 90. 98. 5 - 7. 8 ベ リ ン 126. 5 101. 98. 5 3. 2 ヒ ス チ ジ ン 59. 3 49. 8 43. 4 6. i フエ二ルァラニン 114. 9 92. 3 73. 4 18. 9 トリプトフ 7 ン 28. 0 19. 7 25. 0 N A 摂取量が減少す る 時期の泌乳牛の必須 ァ ミ ノ 酸 1 0 種に つ い て不足量を コ ー ネ ル モ デルで求め、 こ の結果を下記表 7 に 示す こ の結果 は高泌乳牛 に つ い て飼料中 に 含 ま れ る ア ミ ノ 酸量、 乳 牛の十二指腸での 吸収量、 乳牛の ア ミ ノ 酸要求量、 及 び分娩直 後の 飼料摂取の 減少量 と か ら 計算で求め た も の で あ る 。 こ れに よ る と 、 分娩後 6 週間 目 ま で は 1 0 種の ア ミ ノ 酸 は い ずれ も 不 足す る 。 分娩後 ？ 〜 8 週 目 と な っ て初 め て ア ルギニ ン 、 フ ヱ ニ ル ァ ラ ニ ン 及 び ト リ ブ ト フ ア ン の 3 種の ア ミ ノ 酸の み力くア ミ ノ 酸要求量を満 た し て い る に す ぎ な い。 従 っ て、 こ れ ら の期間 に 不足す る 量を供給 し て や れば乳牛の ミ ル ク 生産量が分娩直後か ら 急增産並び に 泌乳牛の 体重減少の歯止め、 延 い て は健康維持 が よ り 顕著 に 現わ れ る こ と に な る 。

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： 必須 ァ ミ ノ 酸不足 ミ ル ク 生産量 0 0 ポ ン ド （粗蛋 白質 1 4 % ) ア ミ ノ 酸摂取量 （不足 i) ( g Z曰 ） 分 娩 後 の 経 過 期 間

0 2週 5 〜 6週 7 〜 8週 乾物摂取量 正常摂取量 （％ )

5 0 8 0 9 0 メ チ ォ ニ ン 19. 8 (27. 3) 31. 5 (15. 4) 35. 6 (11. 5) リ ジ ン 59. 1 ( . 0) 94. 6 (15. 4) 106. 4 (36. 6) ア ルギニ ン 53. 7 (21. 3) 86. 0 ( 3. 6) 96. T ( + 7. 1) ス レ オ ニ ン 44. 6 (38. 0) 68. 8 (13. 8) 77. 6 ( 5. 0) ロ イ シ ン 75. 9 ( 69. 5 ) 121. (23. 9) 136. 5 ( 8. 5) イ ソ ロ イ シ ン 45. 8 ( 66. 7) 73. 2 ( 39. 2 ) 82. 4 ( 30. 0 ) バ リ ン 50. 5 (61. 1) 81. 0 (30. 3) 91. 1 (20. 5) ヒ ス チ ジ ン 22. 3 ( 25. 6 ) 36. 0 (13. 3) 40. 2 ( 8. 9) フ ヱ ニ ノレ ア ラ ニ ン 44. 2 (38. 4) ]0. 7 (11. 9) 80. 0 (+ 2. 6) ト リ プ 卜 フ ァ ン 9. 9 (19. 4) 14. 4 ( 6. 0) 16. 2 (+7. 8)

+ ； 過剰分 （ g Z曰 ） こ れ ら の不足 ァ ミ ノ 酸全量を第 1 胃保護 さ れた ァ ミ ノ 酸 （ル 一メ ン ノく ノヽ ス ァ ：； ノ 酸、 r ume n by-pa s s am i no a c i d = r u m e n - p r o t e c t e d am i no a c i d (R P A A) ) と し て飼料添加物の形で泌乳牛 に 袷餌す る こ と も で き る が、 大部分の ア ミ ノ 酸の補充 に は通常 用 い ら れて い る 蛋 白質 と し て与え る 方が良 い。 蛋 白 質 と ア ミ ノ 酸組成 と の 関係 を下記表 8 に示す。 こ れで も な お不足す る ァ ミ ノ 酸を ル ー メ ン バ イ パ ス ァ ミ ノ 酸 と し て与え る 方が飼育者の 立 場か ら すれば好都合で あ る 。

表 8 ： 蛋 白 質 と ア ミ ノ 酸組成 と の 関係 ア ミ ノ 酸含有量 （ ％ )

血粉 羽 粉 魚 粉 大豆柏 綿 実 柏 ナ タ ネ 柏

； C P 60¾) 乾物 （ ) 90. i 92. 0 92. 1 88. 3 88. 5 87. 7 粗蛋 置 ( %) 84. 1 84. 5 67. 4 46. 1 35. 4 3 T. 1 アルギニン 3. 68 5. 81 . 00 3. 36 3. 96 2. 17 グリシン 3. 85 0. 68 4. 68 1. 94 1. 90 1. 90 ヒスチジン 5. 60 0. 73 1. 71 1. 20 0. 89 0. 97 イソ シン 1. 25 4. 20 2. 92 2. 05 1. 42 1. 50

0イシン 11. 27 1. 04 4. 95 3. 38 2. 09 2. 62 リ ジ ン 8. 14 2. 29 5. 28 2. 9 1 1. 45 2. 00 メチ才ニン 1. 12 0. 68 2. 00 0. 52 0. 53 0. 69 シ ス チ ン 0. 63 3. 12 0. 56 0. 70 0. 60 0. 70 フ 二ルァラニン 6. 27 4. 1 1 2. 68 2. 28 1. 84 1. 53 チ ロ シ ン 2. 72 2. 4 1 2. 17 1. 52 0. 96 1. 01 スレオニン 3. 78 4. 03 2. 86 1. 74 1. 17 1. 60 トリプトフ 7ン 1. 21 0. 49 0. 71 0. 64 0. 46 0. 44 パ リ ン 7. 02 6. 49 3. 46 2. 0 T 1. 70 1. 93 セ リ ン 4. 05 9. 55 2. 76 2. 19 1. 77 1. 55 c

C P ； 粗 蛋 白 質 （ c〖 u d e r o t e i n 分娩直後の ァ ミ ノ 酸不足 Sを蛋 白質 と ル ー メ ン バ イ パ ス ァ ミ ノ 酸を用 い て補充す る 場合、 次の よ う に し て供給ァ ミ ノ 酸量を 求め る こ と が 出来 る 。 表 7 に 示 し た不足 ア ミ ノ 酸量を表 8 に 示 し た 蛋 白 質で補充す る 量を 決定す る 。 但 し こ の場合、 全て の ァ ミ ノ 酸の不足がな い よ う に 決定す る と 不都合な こ と に過剰 な ァ ミ ノ 酸が出現す る こ と と な る 。 こ の 過剰 ァ ミ ノ 酸 は乳牛 に摂取 さ れ た場合で も 乳牛 に は栄養的 に 不要で あ る の で乳牛の体内 に 栄養 と し て吸収 さ れ る こ と な く 、 体外へ排出 さ れて し ま う 。 つ ま り 、 無駄 な 投与を し た ばか り で な く 、 こ れ ら が多量に な れば 排泄物中 に 含 ま れ る 窒素等が環境へ悪影響を及 ぼ し かね な い。 従 っ て、 不足 ア ミ ノ 酸を全量蛋 白 質で補充す る こ と な く 、 大部 分の ァ ミ ノ 酸 を補 い、 かっ こ の ァ ミ ノ 酸 は泌乳牛の要求 ァ ミ ノ 酸量の過剰分を最少限 に な け れば な ら な い。 こ れで も 不足す る ア ミ ノ 酸 は 、 ノレ 一 メ ン ノ イ ノ、。 ス ア ミ ノ 酸 と し て蛋 白 質 と は別 に 飼料添加物 と し て与え る 。

一方、 分娩前の乳牛 は胎内 の胎児の育成 と 乳牛 自 身の体力維 持 に必要な栄養を摂取 し て い る 。 こ の よ う な 時期の 飼育の た め の飼料袷餌方法 と し て は 、 乾乳期初期 か ら 中期 に か け て は天然 系の粗飼料中心に 、 中期か ら 後期 に かけ て次第に 蛋 白 含有量を 高 め て行 く 高蛋 白 含有飼料 に 切 り 替え て飼育 さ れ る の 時期 に コ ー ネ ル モ デル に よ り 求め ら れ た ァ ミ ノ 酸要求量の 5 〜

3 倍量を投与す る こ と に よ り 乳牛の分娩 に よ る ス ト レ ス の 軽減 健康維持並 び に 分娩直後か ら の ミ ル ク 生産の従来以上の増加が 見 ら れ た。

供飼方法 と 袷餌期間 と の 関係 に お い て、 前述の 内容に 限定 さ れ る も の で は な く 、 こ れ ら の高澳度 ァ ミ ノ 酸飼料や高濃度及び 澳厚 ァ ミ ノ 酸飼料を分娩前後 に わ た っ て併せ て用 い る こ と も で き る 。 よ り 具体的 に は、 高港度 ア ミ ノ 酸飼料を乳牛の予定分娩 日 3 週間前か ら 分娩 ま で乳牛 に給餌す る こ と も で き る し 、 又高 濃度 ァ ミ ノ 酸飼料を分娩前 3 週間袷餌 し た後濃厚 ァ ミ ノ 酸飼料 を分娩後 6 週間 に わ た っ て 引 続 き 給餌す る こ と も で き る 。 濃厚 ア ミ ノ 酸飼料の み を分娩後 6 週間引 続 き 袷餌す る こ と も 可能で あ る が、 ミ ル ク 生産量 と 乳牛の 健康状態か ら 判断す る と 、 前述 の給餌方法 に比較す れば効果 は認め ら れ る も の の 、 期待 し た ほ ど で も な 力、 た

泌乳牛が必要 と す る ァ ミ ノ 酸で あ る 制限ァ ミ ノ 酸 は 1 0 種類 あ り 、 そ れ ら は メ チ ォ ニ ン 、 リ ジ ン 、 ァ ノレ ギ ニ ン 、 ス レ オ ニ ン ロ イ シ ン 、 イ ソ ロ イ シ ン 、 リ ン 、 ヒ ス チ ジ ン 、 フ エ ニ ノレ ア ラ ニ ン 及 び ト リ ブ ト フ ァ ン で あ る 。 前記 コ 一 ネ ノレモ デル に よ る 計 算結果 に よ る と 、 こ の う ち 特に 不足す る ア ミ ノ 酸 と し て は メ チ ォ ニ ン 、 リ ジ ン 、 イ ソ ロ イ シ ン 、 リ ン 、 ヒ ス チ ジ ン 及 び ま た は ア ルギニ ン が挙げ ら れ る 。

(発明 を実施す る た め の最良の形態）

( a ) 以下 に 、 乳牛 ま た は泌乳牛 に与え る ル ー メ ン バ イ パ ス ァ ミ ノ 酸の製造例 を先ず示す。 し か し 、 そ の 製造法 は こ の製造例 に 限定 さ れ る も の で は な く 、 現在公知の ま た将来開発 さ れ る で あ ろ う 方法に よ り 製造 さ れ る ル ー メ ン バ イ パ ス ァ ミ ノ 酸 は 全て 本発明 に お い て使用 で き る 。 そ の製造 に 当 っ て は、 同時に前記 ア ミ ノ 酸を全て一挙 に 混合 し て製造 し て も 良 い し 、 ま た各 々 の ァ ミ ノ 酸を個 々 に 若 し く は 2 〜 3 種類づっ 別 々 に製造 し て お い て、 こ れ ら を適宜配合 し 、 計算 さ れた量 に達す る よ う に投与 し て も 良 い。

製造例 1 ： ノレ ー メ ン バ イ パ ス ア ミ ノ 酸 の製造 （ そ の 1 )

L — リ ジ ン 塩酸塩 3 2 5 g 、 メ チ ォ ニ ン 9 9 . 5 g 、 イ ソ 口 イ シ ン 2 7 3 g 、 バ リ ン 1 3 5 . 7 g 、 ヒ ス チ ジ ン 5 7 . 4 g タ ル ク 1 7 2 . 5 g カ ノレ ボ キ シ メ チ ノレ セ ル ロ ー ス ナ ト リ ウ ム 2 . 5 g 及 び 水 1 3 5 g を ニ ー ダ 一 に 仕込み 、 混練 し た 後、 1 . 5 m m <i) の 目 開 き の ス ク リ ー ン を有す る 押 し 出 し 造粒機を 用 い て 円 柱状の 顆粒を得た。 得 ら れた顆粒を球形化装置 「マ ル メ ラ イ ザ 一」 （不二バ ウ ダル社製） を用 い て整粒 し 、 球形に 近 い 顆 粒 と し た 。 得 ら れ た 球 状 顆 粒 を 流 動 乾 燥 し 、 粒 径 1 〜

2 . 5 m m の粒度分布 （平均粒径 5 m m ) を 有す る L — リ ジ ン塩酸塩を含有す る 核を得 た

硬化牛脂 9 8 . 3 2 重量部 と リ パ ー ゼ A 「ァ マ ノ 6 」 （天野 製薬社製） 6 8 重量部 よ り な る 混合物 （保護物質） を溶融 し 、 こ れを前記の核 1 0 0 重量部に対 し て 3 5 . 8 重量部の割 合で使用 し て前記核 に 被 8 し 、 次 い で被覆核 1 0 0 重量部を、 こ れ に対 し て 7 . 2 重量部の割合で溶融 し た硬化牛脂 （保護物 質） を 使用 し て再被覆 し た。

こ の被 3粒子に つ い て、 下記評価試験を行 っ た結果、 第 1 胃 溶出率 9 %、 そ し て消化器官相 当溶出率 7 6 %で あ っ た。

因み に 、 評価試験法の 詳細 は次の通 り で あ る 。 （ a ) 先ず 被 粒子中の ァ ミ ノ 酸含有量 は、 5 g の サ ン プルを 1 0 O m 1 の水 に て煮沸 し て溶融 し 、 自 動 ア ミ ノ 酸分析計 に て定量 し た。

( b ) ま た 、 同 じ 被覆粒子か ら 別 に サ ン プル 5 g を と り 、 こ れ を 3 9 の蒸留水 1 0 O m 1 中で 6 時間振通 し 、 液相 を 同 じ く 自 動 ア ミ ノ 酸分析計 に て分析 し 、 得 ら れ た ア ミ ノ 酸量の 、 （ a ) で得 ら れ た ア ミ ノ 酸量 に対す る 割合 （％ ) を第 1 胃溶出率 と し た。 （ c ) ま た 、 同 じ 被覆粒子か ら 更 に 別 に サ ン プ ル 5 g を と り 、 こ れを 3 9 。Cの ペ プ シ ン — ク レ ア チ ン緩衝液 1 0 O m l 中 で 6 時間振通 し 、 液相 を ア ミ ノ 酸分析 に付 し 、 得 ら れた ァ ミ ノ 酸量の 、 （ a ) で得 ら れ た ア ミ ノ 酸量に 対す る 割合 （％ ) を 消 化器官相 当溶 出率 と し た。

製造例 2 ： ル ー メ ン バ イ パ ス ア ミ ノ 酸の製造 （そ の 2 )

L 一 リ ジ ン塩酸塩 6 1 6 g 、 メ チ ォ ニ ン 1 9 6 g 、 ア ル ギ ニ ン 3 1 6 g 、 タ ル ク 1 7 2 . 5 g 、 カ ル ボキ シ メ チ ルセ ル 口 一 ス ナ ト リ ウ ム 2 . 5 g 及 び水 1 3 5 g を 二 一 ダ 一 に 仕込み 、 混 練 し た後、 5 πι ιη φ の 目 開 き の ス ク リ ー ン を有す る 押 し 出 し 造粒機を 用 い て 円柱状の顆粒を 得 た。 得 ら れ た顆粒を球形化 装置 「マ ル メ ラ イ ザ 一 」 （不二バ ウ ダル社製） を用 い て整粒 し 球形に 近い顆粒 と し た。 得 ら れた球状顆粒を流動乾燥 し 、 粒径

〜 2 . 5 m m の粒度分布 （平均粒径 5 m m ¾r有す る L リ ジ ン塩酸塩を含有す る 核を得 た

硬化牛脂 9 8 . 3 2 重量部 と リ パ ー ゼ A 「 ァ マ ノ 6 」 （天野 製薬社製） 6 8 重量部 よ り な る 混合物 （保護物質） を溶融 し 、 こ れを前記の 核 1 0 0 重 S部 に対 し て 3 5 . 8 重量部の割 合で使用 し て前記核 に被 8 し 、 次い で被覆核 1 0 0 重量部を、 こ れ に対 し て 2 重量部の割合で溶融 し た硬化牛脂 （保護物 質） を使用 し て再被 8 し た

こ の 被 5粒子に つ い て、 製造例 1 に お け る と 同 じ 評価試験を 行 っ た 結 果 、 第 1 胃 溶 出 率 9 % 、 そ し て 消 化器官相 当 溶 出 率

7 2 % で あ っ た

( ) 次 に 、 本発明 に よ る 乳牛飼育方法の具体例 を示す 実施例

ホ ル ス タ イ ン 種 2 産以上の経産牛 8 0 頭を 2 群 に分 け 、 供試 し た。 コ ン ト ロ ー ル区の 4 0 頭 は表 9 に 示 し た乾乳期の完全混 合飼料 を 乳牛の分娩前 3 週間前 よ り 分娩 日 ま で投与 し た。 該飼 料の ア ミ ノ 酸バ ラ ン ス を 表 1 0 の コ ン ト ロ ー ル区 （ D 檷） に示 - 2 1 -

し た 。 一方 、 他 の 4 0 頭の ル ー メ ン バ イ パ ス ァ ミ ノ 酸投与 区 ( R P A A 投与区） に は、 表 9 に 示 し た乾乳期の 完全混合飼料 に加え て製造例 2 に よ り 得 た ル ー メ ン バ イ パ ス ァ ミ ノ 酸を分娩 前 3 週間前 よ り 分娩 日 ま で投与 し た。 こ の場合の 改善 さ れた ァ ミ ノ 酸バ ラ ン ス を表 1 0 の R P A A 投与区 （ E 攔） に併せ て示 し た。 分娩後 は、 コ ン ト ロ ー ル区及 びル ー メ ン バ ィ パ ス ア ミ ノ 酸投与区共 に 表 1 1 に示 し た泌乳期の完全混合飼料を 供与 し た R P A A 投 与 区 で あ っ て も 特 に ル ー メ ン パ イ ノ、' ス ア ミ ノ 酸 ( R P A A ) は投与 し な か っ た。 こ の飼料由来 に よ る ア ミ ノ 酸 バ ラ ン ス を表 1 2 に 示 し た。

両区の計 8 0 頭 に よ る 各区の乳生産量の 変化を表 1 3 に 示 し た。 コ ン ト 一ノレ区 に 比較 し 、 ノレ一メ ン バ ィ パ ス ア ミ ノ 酸を投与 し た 区の乳牛の 乳量が多 く 、 分娩前 に 高濃度 ア ミ ノ 酸飼料を投 与す る こ と の効果を 示 し た レ 表 9 ： 乾乳期完全混合飼料組成

ヽ、 、

乾物 （％ ) 乾物摂取量 （ ポンド/日 ） ヽ

大豆粕 （粗蛋 白 % ) 0 0 0 2 2

綿実 7 . 8 0 7 6

コ ー ン サ イ レ ー ジ 酸 2 6 5 0 6 0 0

高水分 コ ー ン 2 0 3 0 0

コ ー ン 発酵柏 3 9 0 0 8 7

ナ タ ネ 柏 2 0 0 2 6

ビ ー ル柏 （乾燥品） 7 1 0 6 0

血粉 3 1 8 0 7 8

ヘ イ レ ー ジ 6 4 0 4 4

へ ィ 7 0 7 5

牛 脂 0 . 4 0 0

コ ー ン グ ル テ ン ミ ー ル 0 . 8 0 0

ミ ネ ラ ル 及 び ビ タ ミ ン 2 . 6 3 0 . 6 4

¾. 7 . 6 0 3 9 8

0 . 6 0

粗蛋 白 含有量 16. 8%、 投与期間 ： 分娩前 3 週間前〜分娩 曰 口ン

ン

ン

表 1 0 ： 乾乳期完全混合飼料の ア ミ ノ 酸 ン ス

A B C D E

( B / C )

供給 ノ酸 小吸 g 過 剰 量 過 剰 量 収\ コントロールお R P A A投与区 g 曰 量腸日 ( % ) ( % ) メチ才ニン 29. 5 22. 5 要 g了 16. 1 139 110

86. 5 69. 4 4 ?. 量酸 1日 1 7 181 アルギニン 76. 4 64. 1 47. 7 134 151 スレ才ニン 60. 0 49. 6 30. 3 164 164

103. 5 84. 1 49. 1 169 169

63. 0 50. 8 28. 0 181 181 バリン 75. 5 60. 5 34. 0 118 178 匕スチジン 34. 1 28. 2 16. 1 175 115 二ルァラニン 67. 3 53. 7 27. 1 198 198 ト ¹ Jブトファン 15. 4 10, 9 7. 0

泌乳期完全混合飼料 乾物 （％ ) 乾物摂取量 （ ボンド/日 ） 大豆粕 （粗蛋白 49 ) 4 . 2 0 2 . 0 綿実 6 . 6 0 3 9 コ ー ン サ イ レ ー ジ 1 9 9 0 9 6 2 高水分 コ ー ン 2 8 4 0 3 7 5 コ ー ン 発酵柏 5 0 0 7 8 ナ 夕 ネ 粕 0 6 0 0 3 1 ビ ー ル柏 （乾燥品 ） 3 5 0 6 8 血粉 1 0 0 5 3

ヘ イ レ ジ 2 4 5 0 8 2 牛脂 0 1 0 0 0 7

コ ー ン グ メレ テ ン ミ ル 3 0 0 6 4

ミ ネ ラ ル 及 び ビ タ ミ ン 2 2 0 0 8 4 8 0 2 3 1 尿素 0 1 0 0 0 4 魚 fcj 0 2 0 0 0 8

MEGALAC l u s 0 4 0 0 1 8

MEGALAC ( ル ン保護脂肪酸） 0 . 6 0 0 . 2 7 粗蛋 白含有置 1 8 . 3 %、 ミ ル ク 生産 0 5 ボ ン ド Z 日 投与期間 ： 分娩 日 〜分娩後 6 週間 一 3

表 1 2 ： 泌乳期 完全混 合 飼 料 の ァ ミ ノ 酸 バ ラ ン ス

A B C D

(B/C) 供給 酸 小 腸 過剰 s 吸収量

g 曰 g Z曰 ( % ) メ チ ォ ニ ン 56. 6 46. 6 53. 6 87 リ ジ ン 177. 3 151. 4 164. 6 92 ア ル ギ ニ ン 166. 8 145. 8 94. 7 154 ス レ オ ニ ン 12 5 107 要 g了 91. 5 117 求 \:

α イ シ ン 227. 7 198. 169. 酸量8日 117 イ ソ ロ イ シ ン 133. 7 113. 132. 2 86 バ リ ン 159. 2 134. 129. 3 104 ヒ ス チ ジ ン 75. 8 66 57. 0 116 フ ヱ ニ ル ァ ラ ニ ン 143. 9 122 93. 4 131 ト リ ブ ト フ ァ ン 28. 0 19. 8 32. 9 N A

表 1 3 ： 乳生産量

8 週 目 コ ン ト ロ ー ノレ区 （C) 33. 7 38. 4 42. 3 42. 1

R P A Α 投与区 （R) 36. 2 45. 3 47. 2 48. 8

2

乳量生産増産率 （R- C) /C ( ) 1. 4 18. 0 11. 6 15. 9

巨 生 4

実施例 2 産分週

量目

ホ ル ス タ イ ン種 2 経産乳牛 （ ミ ル ク 生産量 1 0 , 0 0 0 k g

K 6

Z頭 · 年、 予定乾物換算飼料摂取量 2 4 k g ノ 日 週） g 4 5 頭を リ 後 \目

ジ ン 及 び メ チ ォ ニ ン 欠乏飼料区 （ コ ン ト ロ ー ル区） 、 蛋曰 白補充 飼料区 （蛋 白補充区） 及 びル ー メ ン バ イ パ ス ァ ミ ノ 酸補充飼料 区 （ R P A A 補充区） の 1 5 頭づっ 3 群に 分 け た。 分娩前の乾 乳期 に あ っ て は 表 1 4 に示 し た乾乳期配合飼料を 3 群 に分挽前 3 週間 よ り 分娩 日 ま で そ れぞれ投与 し 、 引 続 き 泌乳期 に あ っ て は表 1 5 に 示 し た泌乳期配合飼料を 3 群 に そ れぞれ与え た。 乾 乳期 の リ ジ ン 及 び メ チ ォ ニ ン 欠乏飼料及 びル 一 メ ン バ イ パ ス ァ ノ 酸 （ R P A A ) 補充飼料の ア ミ ノ 酸バ ラ ン ス を 表 1 6 に、 乾乳期の 蛋 白補充飼料の ァ ミ ノ 酸バ ラ ン ス を表 に、 泌乳期 の リ ジ ン 及 び メ チ ォ ニ ン欠乏飼料並 びに ル ー メ ン バ イ パ ス ァ ミ ノ 酸補充飼料の ア ミ ノ 酸バ ラ ン ス を表 1 8 に 、 そ し て泌乳期の 蛋 白補充飼料の ア ミ ノ 酸バ ラ ン ス を表 1 9 に そ れ ぞれ示 し た。 R P A A 補充区の乳牛 につ い て は分娩前 は前記期間、 製造例 2 で得 た ル 一 メ ン バ ィ パ ス ア ミ ノ 酸を 、 そ し て泌乳期 は前記期間 製造例 1 で得 た ル 一 メ ン バ ィ パ ス ア ミ ノ 酸を表 1 4 及 び 1 5 に 示 し た虽を投与 し た。

こ の飼育記録 と し て乾物換算飼料摂取量を表 2 0 に 、 乳牛の 体重を 表 2 1 に 、 乳牛の 健康状態及 び肥満度 を 5 段階法で 目 視 観察 し 点数化 し た値を表 2 2 に 、 そ し て泌乳量を表 2 3 に 、 そ れぞれ、 示す。 R P A A 投与区 は乾乳期の ア ミ ノ 酸バ ラ ン ス で は メ チ ォ ニ ン 、 リ ジ ン 及 び ア ルギニ ン が改善 さ れ し カヽ も イ ソ 口 ィ シ ン 、 バ リ ン 及 び ヒ ス チ ジ ン を加え た計 6 種の ア ミ ノ 酸バ ラ ン ス が い ずれ も 1 5 0 % を超 え て い る こ と が乳牛の栄養バ ラ ン ス に良 い影響 を も た ら し 、 泌乳量が 3 区中最 も 多 い。 蛋 白 補充 飼料供給区 は 、 ァ ミ ノ 酸バ ラ ン ス でみ る と メ チ ォ ニ ン 及 び ア ル ギニ ン が乾乳期 に 不足 し 、 かつ 泌乳期 に あ っ て は メ チ ォ ニ ン 及 び イ ソ ロ イ シ ン が欠乏 し た こ と で R P A A 補充区 よ り 泌乳量生 産 に 不充分な 結果 と な っ た。 表 1 4 ：乾乳期配合飼料 リ ジン及び オニン ルーメ ンバイパス 蛋白補充飼料 (*2) 欠乏飼料 (*1) アミノ酸補充飼料

乾物量 乳牛摂取置 乾物量 乳牛摂取量 乾物量 乳牛摂取量 組 成 （ポント'/日） 組 成 （ポンド/曰） 組 成 （ボント' /曰）

(%) 乾物換算 (%) 物換算 (%) 乾物換算 大豆粕 0. 73 0. 18 0. 73 0. 18 1. 43 0. 38 グラスサイレージ 40. 01 10. 01 36. 70 10. 00 40. 00 10. 00 バイパス油脂 0. 73 0. 18 0. 73 0. 18 0. 72 0. 18 コーン発酵柏 3. 91 0. 98 3. 88 0. 98 0. 48 0. 12 コーン 4. 88 1. 22 4. 84 1. 22 5. 64 1. 41 大麦 4. 88 1. 22 4. 84 1. 22 5. 96 1. 49 ビ夕ミン及びミネラル 0. 84 0. 21 0. 83 0. 21 0. 71 0. 18 乾草 （オート麦） 40. 01 10. 00 36. 70 10. 00 40. 00 10. 00 高水分コーン 4. 00 1. 00 3. 97 1. 00 4. 00 1. 00 バイパスァミノ酸 0. 78 0. 20

骨付肉粉 0. 48 0. 12 血粉 0. 34 0. 08 魚 0. 24 0. 06

*1 粗蛋白質含有置 （乾物換算） 1 4. 1 %

*2 粗蛋白質含有量 （乾物換算） 1 4. 8 % 表 1 5 ：泌乳期配合飼料 リジン及びメチォニン ルーメンバィパス 蛋白補充飼料 欠乏飼料 (*1) アミノ酸補充飼料 (*2) 乾物量 乳牛摂取量 乾物量 乳牛摂取量 乾物量 乳牛摂取量 組 成 （ポント'/日） 組 成 （ポント'/曰） 組 成 （ポンド/曰） (%) 乾物換算 %) 乾物換算 （％) 乾物換算 大豆粕 （粗蛋白 49 ) 2. 84 1. 50 2. 81 1. 50 5. 81 3. 00 グラスサイレージ 32. 22 I I 50 32. 13 17. 50 31. 78 17. 00 バイパス油脂 2. 82 1. 50 2. 80 1. 50 2. 80 1. 50 コーン発酵柏 15. 16 8. 00 15. 01 8. 00 1. 87 1. 00 コーン 18. 96 10. 00 18. 78 10. 00 22. 08 11. 80 大麦 18. 95 10. 00 18. 78 10. 00 23. 36 12. 50 ビタミ ン及びミネラル 3. 35 1. 11 3. 32 1. 77 5. 61 3. 00 乾草 (アルフアルファ） 5. 69 3. 00 5. 64 3. 00 2. 80 1. 50 バイパスァミノ酸 0. U 0. 40 骨付肉粉 1. 87 1. 00 血粉 1. 31 0. 70 漁粉 0. 93 0. 50

* 1 粗蛋白質含有量 （乾物換算） I I 5%

*2 粗蛋白質含有量 （乾物換算） 18. 6% ジ

ンシ

ン 1 6 ： 乾乳期 リ ジ ン 及び メ チ ォ ニ ン 欠乏飼料及 び R P A A 補 充飼料の ァ ミ ノ 酸バ ラ ン ス

A B C D E

(B/C)

供給 ノ 酸 過剰量 過剰量

小吸 K- コントロールお R P A A補充区 g 曰 収\ ( % ) ( % )

腸量日

メチォニン 29. 5 22. 2 15. 1 141 169

要 g了

. 1 88. 7 40求. \: 0 145 114

酸量日

アルギニン 72. 6 60. 1 45. 3 133 151 スレ才ニン 50. 3 49. 5 30. 0 185 185

97. 9 77. 8 48. 0 151 157 イソ πイシン 74. 0 51. 9 29. 4 118 118 バリン 29. 9 58. 5 34. 3 171 111 ヒスチジン 53. 8 24. 1 15. 6 155 155 二ルァラニン 83. 8 50. 0 27. 1 194 194 トリブトファン 18. 0 11. 3 1. 4 153 153 表 1 7 ： 乾乳期蛋 白補充飼料の ァ ミ ノ 酸バ ラ ン ス

A B D

供給 7 酸 過剰量 吸収量 (B/C) g / 日 g /曰 ( % ) メ チ ォ ニ ン 30. 2 23. 0 15. 1 147 リ ジ ン 89. 1 62. 8 40. 0 157 ア ル ギ ニ ン . 1 63. 9 45. 3 1 1 ス レ オ ニ ン 62. 2 51. 6 30. 0 172 要 g了

求 \：：、 C

ロ イ シ ン 100. 8 81. 1 48. 酸量 0日 169 イ ソ ロ イ シ ン 66. 2 53. 8 29. 4 183 バ リ ン ？6. 4 61. 4 34. 3 179 ヒ ス チ ジ ン 31. 7 26. 4 15. 6 168 フ エ 二 ル ァ ラ ニ ン 66. 3 52. 6 27. 1 194 ト リ ブ ト フ ァ ン 16. 2 11. 3 7. 4 N A

ン 1 8 ： 泌乳期 リ ジ ン 及 び メ チ ォ ニ ン 欠乏飼 料並 び に R P A A 補充 飼 料 の ア ミ ノ 酸 バ ラ ン ス

A B C D E

(B/C)

供給 7 酸 小 腸 過剰置 過剰量 吸収量 コントロールお R P A補 充 g 曰 g ノ 曰 ( % ) ( メチォニン 88. 8 52. 0 58. 3 89 10

186. 8 150. 3 1要7 gァ 8. 3 85 10

求 \:

アルギニン 177. 2 150. 0 106. 2酸量日 1 3 43 スレ才ニン 1 2. 2 119. 6 00. 5 118 18 πイシン 259. 9 216. 7 183. 3 118 18 イソロイシン 152. 5 125. 7 142. 9 89 10 バリン 182. 2 149. 5 140. 2 107 13 匕スチジン 75. 8 83. 6 81. 7 102 15 二ルァラニン 159. 8 130. 3 102. 0 128 28 トリブトフ 7ン 32. 0 22. 6 35. 8 N A N A 表 1 9 ： 泌乳期蛋 白補充飼料の ァ ミ ノ 酸 ン ス

A B C D

供給了 / 酸 小 腸 7 JWt 過剰量 吸収量 要求量 （B/C) 日 日 g Z 曰 （ ％ ) メ チ ォ ニ ン 72. 2 59. 5 58. 3 102 リ ジ ン 234. 0 198. 5 178. 8 111 ア ルギニ ン 211. 7 190. 1 106. 2 119 ス レ オ ニ ン 160. 6 139. 7 100. 5 139 ロ イ シ ン 289. 3 247. 5 183. 3 135 イ ソ ロ イ シ ン 167. 6 141. 5 142. 9 99 バ リ ン 206. 9 Π 4. 1 140. 2 124 ヒ ス チ ジ ン 94. 1 107. 8 81. 7 132 フ エ 二 ル ァ ラ ニ ン 183. 2 155. 0 102. 0 152 ト リ プ 卜 フ ァ ン 34. 3 24. 3 35. 8 N A

表 20：表 14及び 15飼料の乾物摂取置 （DMI) (k _gZ日） 分 娩 前 分 娩 後

3週間 2週間 1週間 2週目 4週目 6週目 8週目 リジン及びメチォニン欠乏区 13.0 10.3 9.1 11.1 16.4 18. 18.2 蛋白質供給区 13.1 10.4 9.0 14.3 17.0 Π.4 Π.0

RPAA投与区 12.9 10.2 8.4 13.3 16.1 21.2 21.0 ホルスタイン種 （15頭 Z区） 、 2経産以上、 ミルク生産量 OOOkgZ頭， 年、 飼料給餌量 24kg (乾物換算）

表 21 ：飼育乳牛の体重 (kg) 分 娩 前 分 娩 後

3週間 2週間 1週間 2週目 4週目 6週目 8週目 リジン及びメチォニン欠乏区 730 750 730 580 550 560 580 蛋白質供給区 700 720 720 580 540 530 550

RPAA投与区 750 T40 750 630 600 620 610

4 表 22 ：飼育乳牛のボディコンディションスコア一 （B C S)

分 娩 前 分 娩 後

3週間 2週間 1週間 2週目 4週目 6週目 8週目 リジン及びメチォニン欠乏区 4.0 4.0 4.0 3.2 2.6 2.5 2.6 蛋白質供給区 4.1 4.0 3.8 3.2 2.5 2.2 2. 5 RPAA投与区 4.0 i 0 4. 0 3.4 2.8 2.6 2.5

表 23 ：飼育乳牛の泌乳量 （k gZ曰）

分 娩 後

2週目 4週目 6週目 8週目 リジン及びメチォニン欠乏区（C) 27.5 29.0 37.0 38.5 蛋白質供給区 (P) 31.5 38.2 40.1 42.8 尺？八八投与区 ） 31.5 38.3 43.5 45.0 乳量増産率 W (R-0/C 14.5 32.1 17.6 16.9

(R - P)/P 0.0 0.3 8.5 5.1

(P-C) /C 14.5 31.1 8.4 11.2 実施例 3

ホ ル ス タ イ ン 種 2 産以上の経産牛 8 0 頭を 2 群 に 分 け て供試 し た 。 コ ン ト ロ ー ノレ 区 の 4 0 頭及 びル ー メ ン ノ、' イ ノ、。 ス ア ミ ノ 酸 投与区 （ R P A A 投与区） の 4 0 頭は いずれ も 実施例 1 の表 9 で示 し た乾乳期の 完全混合飼料を乳牛の分娩予定 日 の 3 週間前 よ り 投与 し た。 分娩後か ら 分娩後 6 週間 は 同 じ く 実施例 1 の 表 1 1 に 示 し た 泌乳期 の完全混合飼料を投与 し た。 ル ー メ ン バ イ パ ス ア ミ ノ 酸 投 与 区 に 対 し て は 、 乾 乳 期 に は 製 造 例 2 で 得 た ル ー メ ン バ イ パ ス ア ミ ノ 酸 を 0 . 6 0 ポ ン ド Z 日 投与 し 、 さ ら に泌乳期 に は製造例 1 で得た ル ー メ ン バ イ パ ス ア ミ ノ 酸を 0 . 9 8 ボ ン ド Z 日 投与 し た。 泌乳期 に お い て は コ ン ト ロ ー ル 区 に も ノレ ー メ ン バ イ パ ス ア ミ ノ 酸を 0 . 6 0 ボ ン ド Z 日 投与 し た。 こ の 時の乾乳期 の コ ン ト ロ ー ル区及び ル ー メ ン バ イ パ ス ァ ミ ノ 酸投与区の ァ ミ ノ 酸バ ラ ン ス は、 表 1 0 に示 し た も の と 同 じ で あ る 。 分娩後の コ ン ト ロ ー ル区及 び ル ー メ ン バ イ パ ス ア ミ ノ 酸投与区の ァ ミ ノ 酸バ ラ ン ス を下記表 2 4 に示す。

こ の泌乳牛 に よ る 泌乳量を表 2 5 に 示 し た。 分娩前の乾乳期 の短期間 に乳牛の要求す る ァ ミ ノ 酸バ ラ ン ス の 1 . 5 倍以上の ア ミ ノ 酸を パ ラ ン ス 良 く 投与す る こ と に よ り 乳牛の 栄養状態を 良 く し 、 分娩 に よ る 体 力 減少 を 押 さ え 、 乳量生産 に 良 い 結果 を 与 え て い る も の で あ る

表 24 ：泌乳期完全混合飼料及び RP A A投与区のァミノ酸バランス

A B C D E

(B/C)

供給アミノ酸 小 腸 アミノ酸 過剰置 過剰 S 吸収量 要求量 コント α-ル区 RPAA投与区 gZ曰 日 gZ日 （％) (%) メチォニン 7 7 59. 0 53. 6 10 10 リジン 215. 9 184. 4 64. 6 12 12 アルギニン 66. 8 45. 8 94， 7 54 54 スレオニン 24. 5 07. 94. 5 17 17 ロイシン 227. 7 98. 7 169. 8 17 イソロイシン 72. 5 46. 32. 2 バリン 74. 5 47. 4 129. 3 14 114 ヒスチジン 82. 3 71. 8 57. 0 26 126 フエ二ルァラニン 143. 9 122. 4 93. 4 31 131 トリブトファン 28. 0 9. 8 32. 9 NA NA 表 2 5 ： 飼育乳牛の泌乳量 （ k g Z 曰 ） 分 5¾ 後

2 週 目 4 週 目 6 週 目 8 週 目 コ ン 卜 ロ ー ノレ区 （ C )

36. 1 1. 2 45. 1 45. 8 (分娩後 RPAA投与） 尺 ？ 八 八 投与区 （10

37. 5 44. 4 48. 8 H. 5 (分娩前後 RPAA投与） 乳置生産増加率 ） 3. 9 5. 5 8. 2 5. 9

比絞例 表 2 6 に 示 し た 完全配合飼料を乳牛の分娩前投与 し た の 時の ア ミ ノ 酸 ン ス を 表 2 7 に 示 し た。 分娩後に は表 2 8 に 示 し た 泌乳期完全配合飼料を投与 し 、 かつ 、 R P A A 投与区 に は製造例 2 で得 た R P A A を所定量投与 し た。 こ の時の ァ ミ ノ 酸バ ラ ン ス を表 2 9 に 示 し た 泌乳 Sを 表 3 0 に 示 し た。 泌乳量 は コ ン ト ロ ー ル区 に比較 し 若干の增加を 示 し て い る も の の分娩前の ァ ミ ノ 酸バ ラ ン ス が本 発明の所定躉 に 達 し て い な い た め実施例で示 し た よ う に 著 し い 増加 は み ら れ な か っ た 表 2 6 ： 乾乳期完全配合飼料組成

乾物 （％ ) 乾物摂取 ( ポン ド/曰 ） 大豆柏 （粗蛋 白 49 ¾ )ン 0 7 8 0 . 7

ビ ー ト モ ラ セ ス 0 . 5 0 2

ヘ イ レ ー ジ 4 0 . 2 8 9 . 0 0

0 8 0 7

M E G A L A C 0 7 6 0

コ ー ン 粉 6 6 2 6

ナ タ ネ 柏 3 . 8 6 0 . 8 6

大麦 7 2 5 9

乾草 4 0 . 2 6 9 . 0 0

粗蛋 白 含有量 1 6 . 8 %、 投与期間 ： 分娩前 3 週間前〜分娩 曰

表 2 7 ： 乾乳期配合飼料の ア ミ ノ 酸バ ラ ン ス

A B C D

供給 酸 小 腸 アミノ酸 過剰量 吸収量 要求量 (B/C) g 曰 g Z曰 g 曰 ( % ) メ チ ォ 二 ン 29. 8 22. 0 15. 8 139 リ ジ ン 87. 1 68. 5 46. 3 1 8 ア ルギ 二 ン 74. 6 61. 4 45. 5 135 ス レ オ 二 ン 61. 1 50. 3 30. 1 167 ロ イ シ ン 95. 0 75. 5 48. 1 157 イ ソ α イ シ ン 67. 2 54. 1 28. 8 188 バ リ ン 74. 1 58. 3 33. 9 172 ヒ ス チ ジ ン 30. 1 25. 0 14. 7 159 フ エ ニ ノレ ア ラ ニ ン 58. 0 45. 0 27. 1 166 ト リ ブ ト フ ァ ン 15. 8 12. 4 7， 3 N A

表 2 8 ： 泌乳期完全配合飼料組成

乾物 （％ ) 乾物摂取量 （ ポント 7曰 ） 大豆粕 （粗蛋 白 49 )ン 8 . 5 2 4 . 5 3

ビ ー ト モ セ ス 2 . 2 7 1 . 2 0

ヘ イ レ ー ジ 2 7 ， 3 7 4 . 6 0

1 . 9 9 1 . 0 7

M E G A L A C 2 . 0 4 1 . 0 9

コ ー ン 粉 2 1 . 5 7 1 . 5 1

ナ タ ネ 柏 5 . 0 0 2 . 6 7

大麦 1 3 ， 7 9 7 . 3 6

乾草 1 6 . 0 7 8 . 5 8

R P A A 1 . 3 9 0 . 3 3

粗蛋 白含有量 1 8 . 0 % . 投与期間 ： 分娩 日 〜分娩後 6 週間

表 29 ：泌乳期配合飼料のァミノ酸バランス

A B C D E

供給アミノ酸 小 腸 アミノ酸 過剰量 過剰量 吸収量 要求量 (B/C)

曰 gZ曰 曰 (%) メチォニン 82. 0 67. 1 55. 5 08 21 リジン 228. 0 93. 70. 03 13 アルギニン 87. 61. 6 00. 7 60 60 スレオニン 45. 3 23. 4 95. 9 28 28 □イシン 289. 6 249. 6 4. 4 43 43 イソロイシン 207. 3 56. 35. 7 01 15 バリン 83， 5 52. 3 133. 3 07 14 ヒスチジン 80. 6 69. 3 58. 7 18 フヱニルァラニン 162. 2 35. 4 97. 39 39 トリブトファン 35. 0 25. 0 34. 0 NA NA

表 3 0 ： 飼育乳牛の泌乳量 （ k g , 曰 ） 分 娩 後

2 週 目 4 週 目 6 週 目 8 週 目 2 0 週 目 コントロール区（C) 33. 0 36. 0 36. 0 37. 0 33. 5 分娩後 RPAA

35. 0 37. 5 39. 0 37. 5 34. 5 投与区 （R) 乳量生産増加率 6. 1 2 8. 3 1. 3 3. 0

(%) (R-C) /C

(産業上の利用 可能性） 本発明 は 乳牛の 第 1 胃 で保護 さ れ た ァ ミ ノ 酸で あ っ て リ ジ ン メ チ ォ ニ ン 、 イ ソ ロ イ シ ン 、 バ リ ン 、 ア ル ギ ニ ン 及 び ヒ ス チ ジ ン を最多種 と す る ア ミ ノ 酸 （1) 及 び飼料中の ア ミ ノ 酸 （2) を 用 い 、 ァ ミ ノ 酸の総量が乳牛の第 4 胃乃至小腸で乳牛が吸収す る ァ ミ ノ 酸要求量の 5 〜 3 倍量含 ま れ る よ う に し た高澳度 ァ ミ ノ 酸飼料を乳牛の予定分娩 日 3 週間前か ら 分娩 日 ま で乳牛 に 連 日 給餌す る 乳牛飼育方法 に 特徴があ り 、 乳牛母胎への栄養バ ラ ン ス が満 た さ れ る こ と か ら 分娩後の飼料摂取の 減少 に起因す る 体力の衰え 、 ス ト レ ス の增加を緩和 し 乳量生産を高 レ ベ ルで 維持で き る 効果が あ る

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 乳牛 の 第 1 胃 で保護 さ れた リ ジ ン 、 メ チ ォ ニ ン 、 イ ソ 口 イ シ ン 、 パ リ ン 、 ヒ ス チ ジ ン 及 び ア ルギニ ン を最多種 と す る ァ ミ ノ 酸 （ 1 ) 及 び飼料中 の ア ミ ノ 酸 （ 2 ) の ア ミ ノ 酸合計 Sが 乳牛の 第 4 胃 乃至小腸で乳牛が吸収す る ァ ミ ノ 酸要求量の 1 . 5 〜 3 倍量含 ま れ る よ う に し た高澳度 ァ ミ ノ 酸飼料を乳牛の予 定分娩 日 3 週間前か ら 分娩 日 ま で乳牛 に連 日 給餌す る こ と を特 徴 と す る 乳牛飼育方法。

2 乳牛の 第 1 胃 で保護 さ れ た リ ジ ン 、 メ チ ォ ニ ン 、 イ ソ 口 イ シ ン 、 バ リ ン 、 ヒ ス チ ジ ン 及 び ア ルギニ ン を最多種 と す る ァ ミ ノ 酸 （ 1 ) 及 び飼料中の ア ミ ノ 酸 （ 2 ) の ア ミ ノ 酸合計量が 乳 牛 の 第 4 胃 乃 至 小 腸 で 乳 牛 が 吸 収 す る ァ ミ ノ 酸 要 求 量 の 1 . 5 〜 3 倍量含 ま れ る よ う に し た高濃度 ア ミ ノ 酸飼料を乳牛 の予定分娩 曰 3 週間前か ら 分娩 日 ま で連 日 、 そ の後引 き 続 き 、 該ァ ミ ノ 酸が泌乳牛の 第 4 胃 乃至小腸で泌乳牛が吸収す る ァ ミ ノ 酸要求量 の 〜 2 倍量含 ま れ る よ う に し た 濃厚ァ ミ ノ 酸 飼料を泌乳牛の分娩直後か ら 分娩後最長 6 週間 目 迄連 日 、 乳牛 に袷餌す る こ と を特徴 と す る 乳牛飼育方法