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JPS60147477A - コ−テイング組成物 - Google Patents

コ−テイング組成物

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Publication number
JPS60147477A
JPS60147477A JP175884A JP175884A JPS60147477A JP S60147477 A JPS60147477 A JP S60147477A JP 175884 A JP175884 A JP 175884A JP 175884 A JP175884 A JP 175884A JP S60147477 A JPS60147477 A JP S60147477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
coating composition
compound
acrylic polymer
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP175884A
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English (en)
Inventor
Akio Takigawa
滝川 章雄
Noboru Otani
昇 大谷
Motoaki Yoshida
元昭 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication of JPS60147477A publication Critical patent/JPS60147477A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチック製品、木材製品、金机製品等の
表面硬度、耐候性、耐薬品性などの表面状態を改善し、
しかも被覆処理された物品の染色性を容易に制御できう
るコーティング組成物に関するものである。プラスチッ
ク成形体たとえば0R−J9 (ジエチレングリコール
ビスアリルカーボネートの重合体)、ポリカー−ボネー
ト、ポリメチルメタクリレート、ホ′リスチレン、ポリ
塩化ビニルなどはその透明性、軽量性、易加工性、耐a
ll性などにすぐれているが、耐摩耗性、耐溶剤性に乏
しく、表面に傷がつきやすくまた有機溶剤に侵されやす
いという欠点がある。これらの欠点を改良する方法とし
て種々の硬化性樹脂で被覆する方法が提案されている。
またこれらの表面被覆処理でおり、本発明者等もそれに
適するコーティング組成物及び物品を提案した。(特開
昭37−6763!; 。
特開昭37−1.7tt!;)他方片面のみ被覆処理さ
れたプラスチック製レンズ等であって被覆処理されない
面の染色性が極めて大きい場合には、染色処理後の両面
の染色度が異なるために美観が損なわれることがある。
これを避けるために被覆処理面の染色性を容易な方法で
低下させたいとの要望もある。これらの要望に答える為
には、下記組成物を適用することが望ましい。すなわち
コーティング組成物としては、染色性良好な硬化被覆を
形成しうる基本組成物と、特定添加成分とからなり、こ
の特定添加成分を添加することおよび/またほぞの添加
量を変動させることにより染色性の異なる種々の硬化被
覆を形成しうる各種のコーティング組成物を容易に調整
でき、それらで被覆処理することにより各種の染色性を
有する被覆処理面を形成しうるものから望まれる。
以上のことから本発明者らは鋭意研究を爪ねた結果、本
発明に到った。ずなわち本発明は、(A)■エポキシ基
含有有機珪素化合物および/またはその加水分解物。
■フロイダルシリ力、フロイダル酸化アンチモン、有機
チタン「ヒ合物および有機チタン化合物の加水分解物か
ら選ばれるすくなくとも1種ならびに山)官能基含有ア
クリルポリマーを含有するコーティング組成物である。
本発明で使用される成分(A)(i’rのエポキシ基含
有有機珪素化合物としては、下記の様な化合物が挙げら
れる。グリシドキシ基をlケ有する有機珪素化合物の具
体例としては、グリシドキシメチルトリメトキシシラン
グリシドキシメチルトリエトキシシラン。
β−グリシドキシエチルトリメトキシシラン。
β−グリシドキシエチルトリエトキシシラン。
r−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン。
r−グリシドキシプロビルトリエトキシシラン。
r−グリシドキシプロピルトリ(メトキシエトキシ)シ
ラン。
r−グリシドキシプロビルトリアセトキシシラン。
δ−グリシドキシブチルトリメトキシシラン。
δ−グリシドキシブチルトリエトキシシラン。
グリシドキシメチルジメトキシシラン。
グリシドキシメチル(メチル)ジメトキシシラン。
グリシドキシメチル(エチル)ジメトキシシラン。
グリシドキシメチル(フェニル)ジメトキシシラン。
グリシドキシメチル(ビニル)ジメトキシシラン。
グリシドキシメチル(ジメチル)メトキシシラン。
β−グリシドキシエチル(メチル)ジメトキシシラン。
β−グリシドキシエチル(エチル)ジメトキシシラン。
β−グリシドキシエチル(ジメチル)メトキシシラン。
r−グリシドキシプロピル(メチル)ジメトキシシラン
r−グリシドキシプロピル(エチル)ジメトキシシラン
r−グリシドキシプロピル(ジメチル)メトキシシラン
71゜ δ−グリシドキシ撃チル(メチル)ジメトキシシラン。
7″ δ−グリシドキシ■チル(エチル)ジメトキシシラン。
δ−グリシドキシ奪チル(ジメチル)メトキシシラン。
グリシドキシ基を2ケまたは3ケ有する有機珪素化合物
の具体例としては、 ビス(グリシドキシメチル)ジメトキシシラン。
ビス(グリシドキシメチル)ジェトキシシラン。
ビス(グリシドキシエチル)ジメトキシシラン。
ビス(グリシドキシプロピル)ジェトキシシラン。
トリス(グリシドキシメチル)メトキシシラン。
トリス(グリシドキシメチル)エトキシシラン。
トリス(グリシドキシエチル)メトキシシラン。
トリス(グリシドキシエチル)エトキシシラン。
トリス(グリシドキシプロピル)メトキシシラン。
トリス(グリシドキシプロピル)エトキシシラン。
グリシジル基を有する有機珪素化合物の具体例としては
、グリシジルメチルトリメトキシシラン。
グリシジルメチルトリエトキシシラン。
β−グリシジルエチルトリメトキシシラン。
β−グリシジルエチルトリエトキシシラン。
r−グリシジルプロピルトリメトキシシラン。
r−グリシジルプロビルトリエトキシシラン。
r−グリシジルプロビルトリ(メトキシエトキシ)シラ
ン。
r−グリシジルプロピルトリアセトキシシラン。
脂環式エポキシ基を有する有機珪素化合物の具体例とし
ては、 3、クーエポキシシクロヘキシルメチルトリメトキシシ
ラン。
3.4!−エポキシシクロヘキシルメチルトリエトキシ
シラン。
3、II−エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシ
シラン。
3.11−エポキシシクロヘキシルプロピルトリメトキ
シシラン。
J、f−エポキシシクロへキシルブチルトリメトキシシ
ラン。
等がある。
これらは単独で使用してもよく、また2種以上併用して
もよい。
tc分(A1.■のコロイダルシリカ、コロイダル酸化
アンチモンとは、分散媒たとえば水またはアルコール系
分散媒に無水珪酸あるいは五酸化アンチモンの超微粒子
を分散せしめたコロイド溶液であり市販されているもの
である。 r また成分(A)■のうち、有機チタン化合物としては、
テトラブチルチタネート、テトラインプロピルチタネー
ト、テトラキス(2−エチルヘキシル)チタネートの様
なアルコキシチ□タン及びそれらの縮合体であるアルコ
キシチタンポリマー、テトラステアリルチタネート、ト
リブトギシモノスデアリルチタネート等のチタンアシレ
ート;ジ−イソプロポキシ・ビス(アセチルナセトン)
チクネート。
ジブトキシ・ビス(トリエタノールアミン)チクネート
、ジヒドロキシ・ビス(ラフティクアシド)チタネート
、テトラオクチレングリコールチタネート等のチタンキ
レートが挙げられる。
成分(Al■のエホ゛キシ11(含有有機珪素化合物は
、そあまま用いても良いが加水分解物として成分(A)
■と併用する方が好ましい。エボ:ギシ基含イ1有機珪
素化合物の加水分解物とは、該□珪素化合物中のアルコ
キシ基、アルコキシアルコキシ基またはアシロオキシ基
の一部または全部が水酸基に置換されたものおよび置換
された水酸基同志が一部自然に縮合したものを含んでい
る。これらの加水分解物は、公知の様にたとえば水とア
ルコールのごとき混合溶媒中、酸の存在下で加水分解す
ることにょって得られる。
成分子A)■を加水分解物として用いる場合、あらかじ
め調整した成分(A)■の加水分解物を、成分((転)
■と混合し用いてもよいが、成分(A)■存在下で成分
(A)■の加水分解を実施する方が良好な結果を与える
場合が多い。
特に成分(A)■とじて有機チタン化合物を用いる場合
は、有機チタン化合物と成分(Alのを混合し、共加水
分解を実施する方が好ましい。
成分(A)■および成分(A)■を含有するコーティン
グ組成物に、更に後述の官能基含有アクリルポリマーを
添加し、その添加量を変化させることにより、耐摩耗性
が優れ、染色可能でしかも染色性を容易に制御できる塗
膜が形成される。
本発明において、成分(A)、■と成分(A)、■の混
合〔但し、固形分で計算し、コロイダルシリカ、コロイ
ダル酸化アンチモンは5i02 、5b205 として
計算された固形分で計算する。またチタン化合物はRc
−Ti−0(4−c/2) (但しR5は水酸基を含ま
ない非加水分解基、Cは/−4である。)として計算す
る。〕より好ましくは3〜/30重量部である。
成分(A)、■の合語が1重量部未満であると染色度合
が薄くなり、また300重量部より多く用いるとクラッ
クが発生しやすくなり、また付着性も低下しやすくなる
成分(A)、■と成分伝)、■を前記の如く併用したコ
ーティング組成物で基材を被覆処理することにより、染
色可能な被1゛−品が得られる。
次に本発明のコーティング組成物における成分(B)に
ついて記す。
すなわち成分(A)、■と成分(A)、■を含有するコ
ーティング組成物に、成分(B)を添加することにより
被膜の被染色性を減少させ、しかもその添加量を調整さ
せることにより、被覆処理された物品の染色性を制御で
きるコーティング組成物を容易に調整できる。成分(B
)として種々の化合物が考えられるが、成分(Alとの
相溶性、塗料の安定性硬化被膜の透明度、硬度、耐熱水
性、耐候性及び染色性等より本発明の官能基含有アクリ
ルポリマーが最適であることが見い出された。
成分(B)の官能基含有アクリルポリマーは、官能基と
して水酸基、カルボキシル基、アミノ基、エビキシ基、
アミド基、SH基、5O3H基及び5i(OR’)3基
CR4は炭素数lから20のアルキル基)から選ばれる
1種もしくは2種以上を有するアクリルポリマーである
。官能基含有アクリルポリマーは、前記官能基を有する
7種以上のアクリルモノマーおよび/またはメタクリル
モノマーの重合体であってもよく前記官能基を有する1
種以上のアクリルモノマーおよび/またはメタクリルモ
ノマーと前記の官能基を有さない1種以上、のアクリル
モノマーおよび/またはメタクリルモノマーとの共重合
体であってもよい。共重合体の場合には、その中に官能
基含有(メタ)アクリルモノマー単位がすくなくとも3
重量%含まれることが好ましい。 r官能基含有アクリ
ルモノマーおよび/またはメタクリルモノマーの具体例
として下記の様な化合物が挙げられる。
0H2−(3HOOOOH20H20H。
CH2=C(OH3)0000H20H20H。
CH2−CH0OOOH2(3H2000HtOH2=
=O(CH3)COOOH2CH2GH2(3H2GO
OH。
0H2=CHCOOOH20H2NH2。
CH2−(3CCjH3)OOOGH2GH20H2N
Hz lC1Hz=OHGOOCHzOHzCH20O
N)12゜CH2−0(OH3)000(OH2)6S
H、。
CH2=CH0OOCH2CH−GHz !0H2SO
3H。
OH2”C(OH3)Coo(3H2(H2GH2Si
 (OCH3)3また前記官能基を有さないアクリルモ
ノマーおよび/またはメタクリルモノマーの代表側とし
て、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチル
アクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメタ
クリレート、2−エチルへキシルメタクリレート等が挙
げられる。
成分(B)の官能基を有するアクリルポリマーの添加量
は成分(A)の合計100重量部に対し0゜/−!;0
瓜量部が好ましい。より好ましくは、1.0〜70重量
部である。官能基含有アクリルポリマーが共重合体であ
る場合、成分(A)の合計100重量部に対して官能基
含有(メタ)アクリルモノマー単位がすくなくとも0.
05重量部含まれることが好ましい。成分(B)の添加
量が0.1重量部未満だと添加効果すなわち硬化塗膜の
被染色性が減少する効果が認められす、また30重量部
を超えると硬化塗膜の可視光線透過率及び硬度が不充分
となる。
成分(A)の台用10O重量部に対し成分CB)の添加
量を0、/−30重量部の範囲で変化させたコーティン
グ組成物を種々調製し、それらで被覆処理することによ
り、染色性の異なった種々の被覆物品が得られる。
次に本発明のコーティング組成物において用いることが
好ましい。硬化触媒について詳述する。
すなわち、エポキシ基を有する珪素化合物の硬化触媒と
しては次の様な触媒がよく知られている。
すなわち過塩素酸、塩酸、1ij11酸、リン酸、硫酸
、スルホン酸、パラトルエンスルホン酸、E7ソ化ホウ
素及びその電子供与体との錯体。5n014.TZno
ls、FeCl3+AlG113+5bC1r rTi
c14などのルイス酸及びその錯体。酢酸ナトリウム、
す7テン酸亜鉛、す7テン酸コバルト、オクチル酸亜鉛
、オクチル酸スズ等の有機酸金属塩。ホウフッ化亜鉛ホ
ウ7ソ化スズ等のホウフッ化金属塩類。ホウ酸エチル、
ホウ酸メチル等のホウ酸有機エステル類。
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ類。テ
トラブトキシチタン、テトライソプロポキシチタン等の
チタネートエステル類。クロムアセチルアセトネート、
チタニルアセチルアセトネート、アルミニウムアセチル
アセトネート、コバルトアセチルアセトネート、ニッケ
ルアセチルアセトネート等の金属アセチルア七トネート
類。n−ブチルアミン、ジ−n−ブチルアミン、)IJ
−n−ブチルアミン、グアニジン、ビグアニド、イミダ
ゾール等のアミン類等がある。しがし過塩素酸は、顕在
性触媒のため塗料液のポットライフが極めで短い。また
、硬化塗膜の着色も著しい。塩酸、パラトルエンスルホ
ン酸1.?フッ化ホウ素モ/エチルアミンコンプレック
ス等のブレンステッド酸またはその電子供与体との錯体
。5n014 + ZnCA!2などのルイス酸。酢酸
ナトリウム、す7テン酸亜鉛、す7テン酸コバルト、オ
クチル酸亜鉛、オクチル酸スズ等の有機酸の金属塩。水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ類。テト
ラブトキシチタン、テトライソプロポキシチタン等のチ
タネートエステル類。クロムアセチルアセトネート。n
−ブチルアミン、ジ−n−ブチルアミン。
トリーn−ブチルアミン、イミダゾール等のアミン類で
は成分な硬化をおこす為には長時間高温で加熱しなけれ
ばならず実用的ではない。ホウ7ノ化亜鉛、ホウリ化ス
ズ等を用いた塗膜は、耐水 r性が不充分で熱水に浸漬
することにより硬度低下をきたしやすい。塗料、液のポ
ットライフが長く、しかも比較的低温でも短時間で充分
硬化し、更に付着性が良好な硬化触媒は潜在性触媒であ
る過塩素酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸アン
モニウム、硝酸アンモニウム、酢酸ナトリウム等□の無
機階あるいはカルボン酸の塩または高フツ化脂肪酸スル
フォン酸塩および高7ソ化脂肪族スル7ホニル化合物で
ある。最も好ましい触媒は過塩素酸アンモニウムである
。この硬化触媒の添加量は組成物の固形分〔成分(Al
+成分(B)〕に対して呪である。
コーティング組成物に含ませてよい溶剤としてはアルコ
ール類、ケトン類、エステル類、エーテル類、セロソル
ブ類、ハロゲン化物、カルボン酸類、芳香族化合物等を
あげることができ、これらのうち1種または2種以上の
混合溶剤として用い□ ることができる。特にメタノー
ル、エタノール。
プロパツール、イソプロパツール、ブタノール等の低級
アルコール。メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブ
チルセロソルブ等のセロソルブ類。
ギ酸、酢酸、プロピオン酸等の低級アルキルカルボン酸
類。トルエン、キシレン等の芳香族化合物。
および酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステルII等を単
独もしくは混合溶剤として用いることが好ましい。
更に必要に応じて平滑な塗膜をうるためにアルキレンオ
キシドとジメチルシロキサンとのブロック共重合体の7
0−コントロール剤たとえば日本ユニカー社製NUCシ
リコンY−700≦(商品名)等を添加することができ
る。これら70−コントロール剤の添加量は、少量で充
分でありコーティング組成物全体に対し0.0 /〜j
重量重量部上り好ましくは0.03〜3重量部%である
また、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を少量添加すること
もできる。本発明染色物品における塗料のコーティング
は通常おこなわれている浸漬法。
噴霧法、ローラコーティング法または70−コート法等
のコーティング方法によってコーテイング後、暴利の変
形温度(例えばi3o′c)以下の温度で、20分〜!
時間焼付け、硬化させることにょり耐摩耗性、染色性、
付着性及び耐候性が良好で、種々の染色性を有する塗膜
が得られる。
この塗膜の好ましい厚味は、1〜30ミクロン、より好
ましくは3〜15ミクロンである。7ミクロン以下であ
ると耐摩耗性が充分でなく、また、30ミクロン以上に
なるとクラックが発生しやすくなる。
本発明組成物はポリカーボネート、ポリメチルメタクリ
レ〜ト、ポリスチレン、ポリエステルおよび塩化レール
等のプラスチック基材に対し適用することができる。そ
れらのうち特に付着性が問題となる揚台は、プライマー
処理をすれば充分効果的な付着性を有する塗膜を得るこ
とができる。
以下実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本発
明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
なお実施例中の部、%はそれぞれ重量部1重量部%を示
す。
また塗装品の染色および染色部品の性能#l’ l1l
liは、下記の方法にておこなった。
すなわち染色は、−”鹸的な□分散染料であるSumi
karon Blue E−FBL (住人化学工業■
製)1部、および分散剤sumipon TF (住人
化学工業■製)7部を水300部に添加した染浴中でり
O℃30分間の条件で浸漬処理にて行なった。
なお染色サンプルの染色度合は、簡易な可視光線透過率
測定器(TOPCON Sunglass ’re8t
er:東京光学機械製)で測定した。
耐摩耗性; 4ooooスチールウールで摩擦し、傷の
つきにくさを調べ次の様に判定した。
A:強く摩擦しても傷がつかない。
B:強く摩擦すると少し傷がつく。
C:弱い摩擦でも傷がつく。
付着性;いわゆるクロスカットテープテストで塗膜表面
にナイフで/mm間隔で縦横に各11本の平行線を入れ
て100個のマス目をクロスカットし、その上にセロフ
ァン粘着テープを付着させた後テープを剥離して100
個のマス目の中で剥離しない一ス目の個数をも9て表示
した。 r 実施例/〜io、比較例1〜3 (1)・成分(蜀の合成(A−1) r−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン9#4’
、11部、コロイダルシリカ(日産化学工業t+m製ス
ノーテックス−〇、固形分20%)13!;、2部及び
1.2規定塩酸水溶液1.0部を混合し、to”cで3
時間還流後、1tir部の溶媒を演出温度ざ0〜90°
Cで演出した。得られた溶液は、 たr−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン加水分
解物1/%およびSio2として計算されたコロイダル
シリカIO%を含んでいた。この液をA−1とする。
(2)成分(A)の合成(A−2’) r−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン1119
部、コロイダルシリカ(日産化学工業■製。
ス・ノーテックス−C9固形分20%)351部及び3
規定塩酸水溶液io部を混合し、ざ0℃でg時間還流後
、弘3部の溶媒を演出温度ざO〜90″Cで演出した。
得られた溶液は、 r−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン加水分解
物23%5i02として計算されたコロイダルシリカ1
5%を含んでいた。この液をA−2とする。
(3)成分(B)の合成 エチルセロソルブ230部に2−とドロキシエチルメタ
クリレート30部、グリシジルメタクリレ−)70部と
アゾビスインブチ四ニトリA/(7,l1部を溶解し窒
素雰囲気下90″Cでt時間加熱攪拌して共重合させ官
能基含有アクリルポリマー(B−1)を合成した。
他の官能基含有アクリルポリマーも同様に合成し、表−
1にまとめ示した。
(4)塗料の調整 表−2に示す様に成分(A)と成分(B)を混合し、更
に硬化触媒、フローコントロール剤を少々加え、固形分
がIONllOMt量%となる様にエチルセロンルブで
希釈した。
(5)塗装及び塗装品の性能評価 あらかじめ洗浄したジエチレングリコールビスアリルカ
ーボネートの重合体(商品名0R−39’)平板に上記
塗料を浸漬法にて塗布し、123”Cで10分間加熱硬
化させた。
この様にして得られた塗装品の性能を表−2にまとめ示
した。
実施例ii 実施例2の塗料液をポリビンに密封し、30°C雰凹気
下にt週間保存後、実施例コと同様に塗布、硬化させた
。塗装品の性能は、外観、硬度、付着性とも良好で、染
色後の透過率はlざ、0%で、塗料液のポットライフは
極めて良好であった。
表−2 表一コつづき

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記(A)及び(B)を含有するコーティング組
    成物。 (A)■エポキシ基含有有機珪素化合物および/または
    その加水分解物ならびに ■コロイダルシリカ、コロイダル酸化アンチモン、有機
    チタン化合物および有機チタン化合物の加水分解物から
    選ばれるすくなくとも1種(B)官能基含有アクリルポ
    リマー
  2. (2)前記エポキシ基含有有機珪素化合物は一般式2b Rla−3i−(OR3)4−a−b (式中R1はエポキシ基を有する有機基、R2は水素、
    炭素数l−乙の炭費水素基またはビニル鋺3は炭素数1
    −!;の炭化水素基、アルコキシアルキル基または炭素
    数l〜lのアシル基、aは1〜3.bはO−Jであって
    a−1−b≦3である)で示される珪素化合物である特
    許請求の範囲第1項記載のコーティング組成物。
  3. (3) 前記珪素化合物はr−グリシドキシアルキルト
    リアルフキジシランまたは〔<3.a−エポキシシクロ
    ヘキシル)アルキル〕トリアルコキシシランである特許
    請求の範囲第2項記載のコーティング組成物。
  4. (4) 前記有機チタン化合物は、アルコキシチタン及
    びそれらの縮合体であるアルコキシチタンポリマー、チ
    タンアシレート、チタンキレートからなる群より選ばれ
    たすくなくとも1種である特許請求の範囲第1項記載の
    コーティング組成物。
  5. (5) 前記官能基含有アクリルポリマーは、官能基と
    して水酸基、カルボキシル基、アミ7基、エポキシ基、
    アミド基、SH基、5O3H基及び5i(OR’)3(
    R4は炭素数/から20のアルキル基)から選ばれる1
    種もしくは2種以上を有するアクリルポリマーである特
    許請求の範囲第1項記載のコーティング組成物。
  6. (6)前記(A)■エポキシ基含有有機珪素化合物およ
    び/またはその加水分解物100重量部に対して、前記
    (A)■コロイダルシリカ、コロイダル酸化アンチモン
    、有機チタン化合物および有機チタン化合物の加水分解
    物から選ばれるすくなくとも1種がl〜30−0重量部
    台まれ、前記(A)■と(A)■の合J]100重量部
    に対して前記(B)官能基含有アクリルポリマーが0.
    /−!;0重殴部含まれる特許請求の範囲第1項記載の
    コーティング組成物。
JP175884A 1984-01-09 1984-01-09 コ−テイング組成物 Pending JPS60147477A (ja)

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