JP6635789B2 - 血液成分量の測定方法 - Google Patents
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Description
第1の作用極と第1の対極とを有する第1の電極系と、
第2の作用極と第2の対極とを有する第2の電極系と、
前記第1の電極系の少なくとも一部を覆うが、前記第2の作用極は覆わない形態に配置された試薬部とを備えたバイオセンサを用いて、血液中の血液成分量を算出する血液成分量の測定方法であって、
前記第1の電極系に第1の電圧を印加し、かつ前記第1の電圧印加中に前記第2の電極系に第2の電圧を印加している期間において、前記第1の電極系に流れる第1の電流値を検出し、前記第1の電流値に基づき、前記血液中の見かけの血液成分量を算出する第1の工程と、
次いで、前記第1の電極系に第1の電圧を印加することを停止し、かつ前記第2の電極系に第3の電圧を印加し、第2の電流値を検出する第2の工程と、
前記見かけの血液成分量と、前記第2の電流値とを用いて、真の血液成分量を算出する工程を含む血液成分量の測定方法(本文中「第1の血液成分量の測定方法」と呼ぶことがある)である。
第1の作用極と第1の対極とを有する第1の電極系と、
第2の作用極と第2の対極とを有する第2の電極系と、
前記第1の電極系の少なくとも一部を覆う形態に配置された試薬部と、
を備えたバイオセンサを用いて、血液中の血液成分量を算出する血液成分量の測定方法であって、
前記第2の対極が、前記第1の電極系とは独立した場所に設けられ、前記試薬部が、前記第2の対極の少なくとも一部を覆う形態にも配置され、
前記第1の電極系に第1の電圧を印加し、かつ前記第1の電圧印加中に前記第2の電極系に第2の電圧を印加している期間において、前記第1の電極系に流れる第1の電流値を検出し、前記第1の電流値に基づき、前記血液中の見かけの血液成分量を算出する第1の工程と、
次いで、前記第1の電極系に第1の電圧を印加することを停止し、かつ前記第2の電極系に第3の電圧を印加し、第2の電流値を検出する第2の工程と、
前記見かけの血液成分量と、前記第2の電流値とを用いて、真の血液成分量を算出する工程を含む血液成分量の測定方法(本文中「第2の血液成分量の測定方法」と呼ぶことがある)である。
第2の作用極と第2の対極とを有する第2の電極系と、
前記第1の電極系の少なくとも一部を覆うが、前記第2の作用極は覆わない形態に配置された試薬部とを備えたバイオセンサを用いて、血液中の血液成分量を算出する血液成分量の測定方法であって、
前記第1の電極系に第1の電圧を印加し、かつ前記第1の電圧印加中に前記第2の電極系に第2の電圧を印加している期間において、前記第1の電極系に流れる第1の電流値を検出し、前記第1の電流値に基づき、前記血液中の見かけの血液成分量を算出する第1の工程と、
次いで、前記第1の電極系に第1の電圧を印加することを停止し、かつ前記第2の電極系に第3の電圧を印加し、第2の電流値を検出する第2の工程と、
前記見かけの血液成分量と、前記第2の電流値とを用いて、真の血液成分量を算出する工程を含む血液成分量の測定方法(第1の血液成分量の測定方法)である。
第1の作用極と第1の対極とを有する第1の電極系と、
第2の作用極と第2の対極とを有する第2の電極系と、
前記第1の電極系の少なくとも一部を覆う形態に配置された試薬部と、
を備えたバイオセンサを用いて、血液中の血液成分量を算出する血液成分量の測定方法であって、
前記第2の対極が、前記第1の電極系とは独立した場所に設けられ、前記試薬部が、前記第2の対極の少なくとも一部を覆う形態にも配置され、
前記第1の電極系に第1の電圧を印加し、かつ前記第1の電圧印加中に前記第2の電極系に第2の電圧を印加している期間において、前記第1の電極系に流れる第1の電流値を検出し、前記第1の電流値に基づき、前記血液中の見かけの血液成分量を算出する第1の工程と、
次いで、前記第1の電極系に第1の電圧を印加することを停止し、かつ前記第2の電極系に第3の電圧を印加し、第2の電流値を検出する第2の工程と、
前記見かけの血液成分量と、前記第2の電流値とを用いて、真の血液成分量を算出する工程を含む血液成分量の測定方法(第2の血液成分量の測定方法)である。
前記第3の作用極は前記第2の作用極と共用され、前記第3の対極は前記第1の電極系および第2の電極系とは独立した場所に設けてもよい。
前記試薬部が、前記第3の対極の少なくとも一部を覆うが、前記第3の作用極は覆わない形態に配置され、
前記第2の工程において、前記第2の電極系に前記第3の電圧を印加する代わりに、前記第3の電極系に前記第3の電圧を印加するのが好ましい。
図1、図2および図3に、本発明の測定方法において用いる血液成分測定用センサの一例を示す。図1は、前記センサの分解斜視図であり、図2は断面図であり、図3は平面図であり、前記三図において、同一部分には同一符号を付している。このセンサは、一例として、血液成分としてグルコースを測定するためのセンサである。
電極Dと電極Eの両電極間に電圧を印加し、血液の導入に伴う電流値の変化により血液の導入を検知する。血液の導入を確認したら、以降のステップを開始する。ステップ1での印加電圧は、例えば、0.05〜1Vである。そして、血液中のグルコースとグルコース酸化還元酵素とを一定時間反応させる。
血液中のグルコースとグルコース酸化還元酵素とを一定時間反応させた後、第1の電極系(作用極としての電極Cと、対極としての電極Dおよび電極Eを含む)の両電極に第1の電圧を印加し、かつ、第2の電極系(作用極としての電極Fと、対極としての電極Gとを含む)の両電極に第2の電圧を印加する(第1の工程)。前記のように前記バイオセンサの電極C(第1の電極系の作用極)、電極D(第1の電極系の対極)、および電極E(第1の電極系の対極)が形成する電極部の一部を覆うように試薬層11が形成されており、酵素反応により第1の電極系の電極Cの上に生じた還元状態のメディエータを酸化し、その酸化電流(第1の電流値)を検出する。この酸化電流(第1の電流値)に基づき、前記血液中の見かけのグルコース量(見かけの血液成分量)を算出する。なお、前記第1の電圧を印加する時間と前記第2の電圧を印加する時間は、同一である。前記グルコースと酸化還元酵素との反応時間は、例えば、0〜60秒、好ましくは0〜30秒、より好ましくは0〜10秒である。ステップ2(第1の工程)での第1の電圧は、例えば、0.05〜1.0V、好ましくは0.1〜0.8V、より好ましくは0.2〜0.6Vであり、第1の電圧の印加時間は、例えば、0.05〜30秒、好ましくは0.1〜10秒、より好ましくは0.5〜5秒である。また、ステップ2(第1の工程)での第2の電圧は、例えば、0.5〜5V、好ましくは1〜3V、より好ましくは1.5〜2.5Vであり、第2の電圧の印加時間は、例えば、0.01〜5秒、好ましくは0.01〜2.5秒、より好ましくは0.1〜1秒である。
第1の電極系に第1の電圧を印加することを停止し、かつ、第2の電極系(作用極としての電極Fと、対極としての電極Gとを含む)の両電極に第3の電圧を印加することにより、グルコースの電解酸化反応に基づくHct値に依存する電流(第2の電流値)が検出することができる(第2の工程)。なお、検出した電流(第2の電流値)からHct値への換算は、予め検量線または検量線テーブルを求めておくことにより行うことができる。この補正では、予め作成された電流とHct値との検量線から求めたHct値を使用してもよいし、検出された電流をそのまま使用してもよい。ステップ3(第2の工程)での第3の電圧は、例えば、0.1〜10V、好ましくは0.1〜6.5V、より好ましくは0.5〜2.5Vであり、第3の電圧の印加時間は、例えば、0.05〜10秒、好ましくは0.1〜5秒、より好ましくは0.2〜1秒である。このステップ3において、作用極である電極Fにはメディエータが配置されず、かつ電極Gと電極Fとの間は一定の間隙があり、この間隙にはメディエータなど試薬が配置されておらず血液のみ存在するので、試薬の影響を受けることなくHct値に依存した酸化電流が検出できる。なお、電極Fの表面に高分子材料等による被覆をしない場合においても、測定は可能である。このステップ3(第2の工程)は、ステップ2(第1の工程)の直後に行われてもよいし、ステップ2(第1の工程)の後、間隔を開けて行われてもよい。前記間隔は、例えば、0〜10秒、好ましくは0.05〜5秒、より好ましくは0.1〜1秒である。また、このステップ3における第3の電圧は、ステップ2における第2の電圧と同一であっても、異なっていてもよい。
ステップ3(第2の工程)で検出したHct値により、ステップ2(第1の工程)で得られたグルコース量を補正する。この補正は、予め作成した検量線(検量テーブルを含む)に基づき行うことが好ましい。補正されたグルコース量は、測定装置に表示若しくは記憶される。なお、上述のように一旦、Hct値を求めてからグルコース量を補正するのではなく、ステップ3(第2の工程)にて検出したHct値に依存した電流値(第2の電流値)をそのまま用いてグルコース量を補正してもよい。
本実施例では、実施例1と同様にして図1〜3に示すセンサを作製し、電極Cを第1の電極系における作用極、電極Dおよび電極Eを第1の電極系における対極、電極Fを第2の電極系における作用極、ならびに電極Gを第2の電極系における対極として用いて、血液中の血液成分量を変化させた場合の応答電流および感度差を測定した。また、併せて、比較例1として、同じセンサを用い、電極Cを第1の電極系における作用極、電極Dおよび電極Eを第1の電極系における対極、電極Fを第2の電極系における作用極、ならびに電極Gを第2の電極系における対極として用いて、血液中の血液成分量を変化させた場合の応答電流および感度差を測定した。なお、検体(血液)および血液成分(グルコース)の測定、ならびに血液成分の補正は、実施例1と同様にして行った。なお、試薬層は、グルコースデヒドロゲナーゼ、フェリシアン化カリウム(量:60mM)、タウリン(80mM)を、CMC水溶液(0.1wt%)に溶解して調製した試薬液を、電極上に滴下した後、乾燥させて作製した。作用極および対極の間の距離は、0.1mm以上とした。また、Hct値を、25%、45%および65%に調整した、3種類の血液試料をそれぞれのグルコース濃度につき、準備した。これら3つの血液試料について、前記センサにより、第1の電圧が400mVで印加時間3秒から5秒、第2の電圧が2500mVで印加時間4.5秒から5秒、第3の電圧が2500mVで印加時間5秒から5.5秒の条件で、前記各センサの前記両電極に流れる電流を測定し、Hct値の測定における応答電流値および感度差の測定をおこなった(図5参照)。図5中、「Glu(C−DE)」が、第1の電極系への印加、「Hct(F−G)」が、第2の電極系への印加を意味する。この場合、4.5秒から5秒がステップ2(第1の工程)、5秒から5.5秒がステップ3(第2の工程)に該当する。3秒から4.5秒は、前工程に対応する。
比較例1としては、前記3つの血液試料について、前記センサにより、第1の電圧が400mVで印加時間3秒から5秒、第2の電圧が2500mVで印加時間5秒から5.5秒の条件で、前記各センサの前記両電極に流れる電流を測定し、Hct値の測定における応答電流値および感度差の測定をおこなった(図4参照)。図4中、「Glu(C−DE)」が、第1の電極系への印加、「Hct(F−G)」が、第2の電極系への印加を意味する。ただし、図4から理解できるように、第1の電極系へ電圧を印加した後、第2の電極系へ電圧を印加している。すなわち、本発明のステップ2におけるように、第1の電極系に第1の電圧を印加し、かつ、第2の電極系に第2の電圧を同時に印加しているのではない。
本実施例では、第1の電圧が400mVで印加時間3秒から5秒、第2の電圧が2000mVで印加時間4.5秒から5秒、第3の電圧が2500mVで印加時間5秒から5.5秒の条件で、前記各センサの前記両電極に流れる電流を測定し、血液試料の血液成分(グルコース)濃度が75mg/dlである以外は、実施例2と同様にして、Hct値の測定における応答電流値および感度差の測定をおこなった(図6参照)。図6中、「Glu(C−DE)」が、第1の電極系への印加、「Hct(F−G)」が、第2の電極系への印加を意味する。この場合、4.5秒から5秒がステップ2(第1の工程)、5秒から5.5秒がステップ3(第2の工程)に該当する。3秒から4.5秒は、前工程に対応する。
本実施例では、電極Cを第1の電極系における作用極、電極Dおよび電極Eを第1の電極系における対極、電極Fを第2の電極系における作用極、電極Aを第2の電極系における対極、電極Fを第3の電極系における作用極、ならびに電極Gを第3の電極系における対極として用いて、第1の電圧が400mVで印加時間3秒から5秒、第2の電圧が2000mVで印加時間4.5秒から5秒、第3の電圧が2500mVで印加時間5秒から5.5秒の条件で、前記各センサの前記両電極に流れる電流を測定した以外は、実施例2と同様にして、Hct値の測定における応答電流値および感度差の測定をおこなった(図20(a)参照)。図20(a)中、「Glu(C−DE)」が、第1の電極系への印加、「Hct(F−A)」が、第2の電極系への印加、「Hct(F−G)」が、第3の電極系への印加を意味する。この場合、4.5秒から5秒がステップ2(第1の工程)、5秒から5.5秒がステップ3(第2の工程)に該当する。3秒から4.5秒は、前工程に対応する。なお、電極C、D、EおよびGの一部を覆うように試薬層11が配置されている。この例においては、前記第2の工程において、前記第2の電極系に前記第3の電圧を印加する代わりに、前記第3の電極系に第3の電圧を印加する。
本実施例では、電極Cを第1の電極系における作用極、電極D、電極Eおよび電極Gを第1の電極系における対極、電極Fを第2の電極系における作用極、電極D、電極E、電極Gを第2の電極系における対極として用いて、第1の電圧が400mVで印加時間3秒から5秒、第2の電圧が1000mVで印加時間4.5秒から5秒、第3の電圧が2500mVで印加時間5秒から5.5秒の条件で、前記各センサの前記両電極に流れる電流を測定した以外は、実施例2と同様にして、Hct値の測定における応答電流値および感度差の測定をおこなった(図25(a)参照)。図25(a)中、「Glu(C−DEG)」が、第1の電極系への印加、「Hct(F−DEG)」が、第2の電極系への印加を意味する。この場合、4.5秒から5秒がステップ2(第1の工程)、5秒から5.5秒がステップ3(第2の工程)に該当する。3秒から4.5秒は、前工程に対応する。なお、電極C、D、EおよびGの一部を覆うように試薬層11が配置されている。
本実施例では、電極Cを第1の電極系における作用極、電極D、電極Eおよび電極Gを第1の電極系における対極、電極Fを第2の電極系における作用極、電極D、電極E、電極Gを第2の電極系における対極として用いて、第1の電圧が400mVで印加時間3秒から5秒、第2の電圧が2000mVで印加時間4.5秒から5秒、第3の電圧が2500mVで印加時間5秒から5.5秒の条件で、前記各センサの前記両電極に流れる電流を測定した以外は、実施例2と同様にして、Hct値の測定における応答電流値および感度差の測定をおこなった(図26(a)参照)。図26(a)中、「Glu(C−DEG)」が、第1の電極系への印加、「Hct(F−DEG)」が、第2の電極系への印加を意味する。この場合、4.5秒から5秒がステップ2(第1の工程)、5秒から5.5秒がステップ3(第2の工程)に該当する。3秒から4.5秒は、前工程に対応する。なお、電極C、D、EおよびGの一部を覆うように試薬層11が配置されている。
図35、図36および図37に、本発明の測定方法において用いる血液成分測定用センサの一例を示す。図35は、前記センサの分解斜視図であり、図36は断面図であり、図37は平面図であり、前記三図において、同一部分には同一符号を付している。
電極Dと電極Eの両電極間に電圧を印加し、血液の導入に伴う電流値の変化により血液の導入を検知する。血液の導入を確認したら、以降のステップを開始する。ステップ1での印加電圧は、例えば、0.05〜1Vである。そして血液中のグルコースとグルコース酸化還元酵素とを一定時間反応させる。
血液中のグルコースとグルコース酸化還元酵素とを一定時間反応させた後、第1の電極系(作用極としての電極Bと、対極としての電極Eおよび電極Gを含む)の両電極に第1の電圧を印加し、かつ、第2の電極系(作用極としての電極Fと、対極としての電極A、電極C、電極Dとを含む)の両電極に第2の電圧を印加する(第1の工程)。前記のように前記バイオセンサの電極A(第2の電極系の対極)、電極B(第1の電極系の作用極)、電極C(第2の電極系の対極)、電極D(第2の電極系の対極)、電極E(第1の電極系の対極)および電極G(第1の電極系の対極)が形成する電極部の一部を覆うように試薬層21が形成されており、酵素反応により第1の電極系の電極Cの上に生じた還元状態のメディエータを酸化し、その酸化電流(第1の電流値)を検出する。この酸化電流(第1の電流値)に基づき、前記血液中の見かけのグルコース量(見かけの血液成分量)を算出する。なお、前記第1の電圧を印加する時間と前記第2の電圧を印加する時間は、同一である。前記グルコースと酸化還元酵素との反応時間は、例えば、0〜60秒、好ましくは0〜30秒、より好ましくは0〜10秒である。ステップ2(第1の工程)での第1の電圧は、例えば、0.05〜1.0V、好ましくは0.1〜0.8V、より好ましくは0.2〜0.6Vであり、印加時間は、例えば、0.05〜30秒、好ましくは0.1〜10秒、より好ましくは0.5〜5秒である。また、ステップ2(第1の工程)での第2の電圧は、例えば、0.5〜5V、好ましくは1〜3V、より好ましくは1.5〜2.5Vであり、印加時間は、例えば、0.01〜5秒、好ましくは0.01〜2.5秒、より好ましくは0.1〜1秒である。
第1の電極系に第1の電圧を印加することを停止し、かつ、第2の電極系(作用極としての電極Fと、対極としての電極A、電極Cおよび電極Dとを含む)の両電極に第3の電圧を印加することにより、グルコースの電解酸化反応に基づくHct値に依存する電流(第2の電流値)が検出することができる(第2の工程)。なお、検出した電流(第2の電流値)からHct値への換算は、予め検量線または検量線テーブルを求めておくことにより行うことができる。この補正では、予め作成された電流とHct値との検量線から求めたHct値を使用してもよいし、検出された電流をそのまま使用してもよい。ステップ3(第2の工程)での第3の電圧は、例えば、0.1〜10V、好ましくは0.1〜6.5V、より好ましくは0.5〜2.5Vであり、第3の電圧の印加時間は、例えば、0.05〜10秒、好ましくは0.1〜5秒、より好ましくは0.2〜1秒である。このステップにおいて、作用極である電極Fにはメディエータが配置されず、かつ電極Cおよび電極Dと電極Fとの間は一定の間隙があり、この間隙にはメディエータなど試薬が配置されておらず血液のみ存在するので、試薬の影響を受けることなくHct値に依存した酸化電流が検出できる。なお、電極Fの表面に高分子材料等による被覆をしない場合においても、測定は可能である。このステップ3(第2の工程)は、ステップ2(第1の工程)の直後に行われてもよいし、ステップ2(第1の工程)の後、間隔を開けて行われてもよい。前記間隔は、例えば、0〜10秒、好ましくは0.05〜5秒、より好ましくは0.1〜1秒である。また、このステップ3における第3の電圧は、ステップ2における第2の電圧と同一であっても、異なっていてもよい。
ステップ3(第2の工程)で検出したHct値により、ステップ2(第1の工程)で得られたグルコース量を補正する。この補正は、予め作成した検量線(検量テーブルを含む)に基づき行うことが好ましい。補正されたグルコース量は、測定装置に表示若しくは記憶される。なお、上述のように一旦、Hct値を求めてからグルコース量を補正するのではなく、ステップ3(第2の工程)にて検出したHct値に依存した電流値(第2の電流値)をそのまま用いてグルコース量を補正してもよい。
本実施例では、実施例7と同様にして図35〜37に示すセンサを作製し、電極Bを第1の電極系における作用極、電極Eおよび電極Gを第1の電極系における対極、電極Fを第2の電極系における作用極、ならびに電極A、電極Cおよび電極Dを第2の電極系における対極として用いて、血液中の血液成分量を変化させた場合の応答電流および感度差を測定した。また、併せて、比較例2として、同じセンサを用い、電極Bを第1の電極系における作用極、電極Eおよび電極Gを第1の電極系における対極、電極Fを第2の電極系における作用極、ならびに電極A、電極Cおよび電極Dを第2の電極系における対極として用いて、血液中の血液成分量を変化させた場合の応答電流および感度差を測定した。なお、検体(血液)および血液成分(グルコース)の測定、ならびに血液成分の補正は、実施例7と同様にして行った。なお、試薬層は、グルコースデヒドロゲナーゼ、フェリシアン化カリウム(量:60mM)、タウリン(80mM)を、CMC水溶液(0.1wt%)に溶解して調製した試薬液を、電極上に滴下した後、乾燥させて作製した。作用極および対極の間の距離は、0.1mm以上とした。また、Hct値を、25%、45%および65%に調整した、3種類の血液試料をそれぞれのグルコース濃度につき、準備した。これら3つの血液試料について、前記センサにより、第1の電圧が400mVで印加時間3秒から5秒、第2の電圧が2500mVで印加時間4.5秒から5秒、第3の電圧が2500mVで印加時間5秒から5.5秒の条件で、前記各センサの前記両電極に流れる電流を測定し、Hct値の測定における応答電流値および感度差の測定をおこなった(図39(a)参照)。図39(a)中、「Glu(B−EG)」が、第1の電極系への印加、「Hct(F−ACD)」が、第2の電極系への印加を意味する。この場合、4.5秒から5秒がステップ2(第1の工程)、5秒から5.5秒がステップ3(第2の工程)に該当する。3秒から4.5秒は、前工程に対応する。
比較例2としては、前記3つの血液試料について、前記センサにより、第1の電圧が400mVで印加時間3秒から5秒、第2の電圧が2500mVで印加時間5秒から5.5秒の条件で、前記各センサの前記両電極に流れる電流を測定し、Hct値の測定における応答電流値および感度差の測定をおこなった(図38(a)参照)。図38中、「Glu(B−ACDEG)」が、第1の電極系への印加、「Hct(F−AF)」が、第2の電極系への印加を意味する。ただし、図38(a)から理解できるように、第1の電極系へ電圧を印加した後、第2の電極系へ電圧を印加している。すなわち、本発明のステップ2におけるように、第1の電極系に第1の電圧を印加し、かつ、第2の電極系に第2の電圧を同時に印加しているのではない。
本実施例では、電極Bを第1の電極系における作用極、電極A、電極Cおよび電極Dを第1の電極系における対極、電極Fを第2の電極系における作用極、電極Aおよび電極Gを第2の電極系における対極、電極Fを第3の電極系における作用極、ならびに電極Eおよび電極Gを第3の電極系における対極として用いて、第1の電圧が400mVで印加時間3秒から5秒、第2の電圧が2500mVで印加時間4.5秒から5秒、第3の電圧が2500mVで印加時間5秒から5.5秒の条件で、前記各センサの前記両電極に流れる電流を測定した以外は、実施例8と同様にして、Hct値の測定における応答電流値および感度差の測定をおこなった(図40(a)参照)。図40(a)中、「Glu(B−ACD)」が、第1の電極系への印加、「Hct(F−AG)」が、第2の電極系への印加、「Hct(F−EG)」が、第3の電極系への印加を意味する。この場合、4.5秒から5秒がステップ2(第1の工程)、5秒から5.5秒がステップ3(第2の工程)に該当する。3秒から4.5秒は、前工程に対応する。なお、電極A、B、C、D、EおよびGの一部を覆うように試薬層21が配置されている。前記第2の工程において、前記第2の電極系に前記第3の電圧を印加する代わりに、前記第3の電極系に第3の電圧を印加する
B 電極B
C 電極C
D 電極D
E 電極E
F 電極F
G 電極G
11、21 試薬層
12、22 血液供給口
13、23 空気孔
14、24 流路
101、201 絶縁基板
102、202 スペーサ
103、203 カバー
1 センサ
2 測定装置
4 表示部
5 装着口
6 入力端子部
12 検体供給口
30 A/D変換部
31 判定手段
32 表示部
33 電源部
34 メモリ
35 時計
36 補正手段
37 電圧印加部
38 電流−電圧変換部
39 制御部
Claims (12)
- 第1の作用極と第1の対極とを有する第1の電極系と、
第2の作用極と第2の対極とを有する第2の電極系と、
前記第1の電極系の少なくとも一部を覆うが、前記第2の作用極は覆わない形態に配置された試薬部とを備えたバイオセンサを用いて、血液中の血液成分量を算出する血液成分量の測定方法であって、
前記第1の電極系に第1の電圧を印加する前工程と、
前記前工程後、前記第1の電極系に前記第1の電圧を印加し、かつ前記第1の電圧印加中に前記第2の電極系に第2の電圧を印加している期間において、前記第1の電極系に流れる第1の電流値を検出し、前記第1の電流値に基づき、前記血液中の見かけの血液成分量を算出する第1の工程と、
次いで、前記第1の電極系に第1の電圧を印加することを停止し、かつ前記第2の電極系に第3の電圧を印加し、ヘマトクリット値に依存する第2の電流値を検出する第2の工程と、
前記見かけの血液成分量と、前記第2の電流値とを用いて、真の血液成分量を算出する工程を含む血液成分量の測定方法。 - 前記第2の電圧と前記第3の電圧は、等しいことを特徴とする請求項1に記載の血液成分量の測定方法。
- 前記第2の電圧と前記第3の電圧は、異なることを特徴とする請求項1に記載の血液成分量の測定方法。
- 前記第1の電流値は、前記第1の電極系に前記第1の電圧を印加し、かつ前記第1の電圧印加中に前記第2の電極系に第2の電圧を印加している期間の終点において検出されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の血液成分量の測定方法。
- 前記バイオセンサが、第3の作用極と第3の対極とを有する第3の電極系をさらに備え、
前記試薬部が、前記第3の対極の少なくとも一部を覆うが、前記第3の作用極は覆わない形態に配置され、
前記第2の工程において、前記第2の電極系に前記第3の電圧を印加する代わりに、前記第3の電極系に前記第3の電圧を印加する請求項1〜4のいずれか一項に記載の血液成分量の測定方法。 - 前記第1の電極系と、前記第2の電極系の対極が、独立した電極である請求項1〜5のいずれか一項に記載の測定方法。
- 前記第1の工程と前記第2の工程が、連続して行われる請求項1〜6のいずれか一項に記載の測定方法。
- 前記第1の工程と前記第2の工程が、間隔をあけて行われる請求項1〜6のいずれか一項に記載の測定方法。
- 前記間隔は、0.01〜10秒である請求項8に記載の測定方法。
- 前記第2の電圧が、0.5〜5Vである請求項1〜9のいずれか一項に記載の測定方法。
- 前記第3の電圧が、0.1〜10Vである請求項1〜10のいずれか一項に記載の測定方法。
- 前記第1の電圧および第1の電圧の印加時間がそれぞれ0.05〜1Vおよび0.05〜30秒であり、かつ、第2の電圧および第2の電圧の印加時間がそれぞれ0.5〜5Vおよび0.01〜5秒である請求項1〜11のいずれか一項に記載の測定方法。
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