JP5946984B1 - 溝部の加工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
このとき、上記ルートインサート及びフランクインサートの配置を実際に加工しようとする歯面と略同等とすることにより、ルートインサートにより歯面の底面や側面の深い部分の加工を行い、フランクインサートにより歯面の側面の浅い部分の加工を同時に行うため、カッタの剛性を確保した上で高精度の加工が実現できる。
特に、1つの仕様のギアミーリングカッタを構成するために、形状の異なる少なくとも2つのインサート(ルートインサート及びフランクインサート)をカッタに多数配置する必要があるため、個々のインサートの正確な取り付けに多くの時間を要するとともに、インサート毎に摩耗状態を管理しなければ加工不良を生じる原因となるため、インサートの確認頻度が高くなり、コスト高の要因となっていた。
また、ワークへの1度の切り込みで、少なくともルートインサートまでの切り込み深さとなるためギアミーリングカッタへの反力が大きく、カッタを動かす動力も必然的に大きなものとなっていた。
特許文献2に記載されている歯車の加工方法は、上記したサイドカッタとワークとをサイドカッタの回転軸に対して垂直な方向に相対移動させることにより、1回の切り込みによる切削加工を行っている。
そして、上記歯面の形状に合わせて、上記回転軸を当該歯面の長さ方向に垂直な平面内で枢動させることにより、様々な形状の曲面の加工に対応している。
しかしながら、当該サイドカッタの周面に取り付けられた刃先が常にワークに垂直に接触する配置とされているため、当該刃先の全面でワークからの切削抵抗(反力)を受けることとなる。
そして、ワークから刃先に負荷される切削抵抗は、サイドカッタの回転により上記円板状の基体の接線方向及び半径方向の両方に作用する。
このようなサイドカッタに対する撓み力は、工具の回転が高速になるにつれて刃先の接触周期が短くなって短周期の曲げ応力となるとともに、刃先の位置が微妙に振動して切削くずの量(刃先が除去するワークの体積)が変動してしまうため、この撓み力が所定の閾値を超えてしまうと、サイドカッタに断続的なびびり振動を生じさせてしまうという問題があった。
このため、サイドカッタのびびり振動を抑制しようとすると、加工時のサイドカッタの切り込み深さや送り量等の加工条件を小さく設定する必要があり、結果として1回の相対移動による加工代が少なくなるため、溝部を形成するための繰り返し数が増加して加工時間の増大を招いていた。
このとき、前記所定角度を、前記繰り返す動作毎に改めて算出する、あるいは前記所定角度を、前記繰り返す動作毎に減少させるように加工条件を設定することもできる。
さらに、本発明の溝部の加工方法によって荒加工を行った後、仕上げ加工を行うことにより、歯車形状の製造方法に適用することもできる。
また、回転工具の受ける反力を分散できるため、従来の加工方法に比べて加工代を増やすことができる。
さらに、従来の溝部の加工方法に比べて1度に加工できる溝部の幅が大きくなるため、回転工具の工具本体の幅より大きな幅を有する溝部を加工する際に、加工の繰り返し数を削減して総加工時間を短縮することができる。
図2は、両面切れ刃型の回転工具を用いて従来の溝部の加工方法を実施する一例を示す概略図であって、図2Aはワークと回転工具との関係をワークに対して上方からみた図であり、図2Bは図2Aの関係を加工進行方向の後方からみた図である。
なお、図1及び図2において、回転工具の回転軸に対して左半分は回転工具の停止状態を示し、右半分は回転工具の回転状態(加工状態)を示している。
工具本体12の外周面には、複数の切れ刃13が互いに等間隔となるように取り付けられており、隣り合う2つの切れ刃13の間には、中間部14が形成されている。すなわち、工具本体12の外周面には、複数の切れ刃13と中間部14とが交互に配置されている。
1つ目のタイプの回転工具10は、図1に示すように、上述の複数の切れ刃13として、工具本体12の外周面に平行な方向に位置する外面刃13aと、工具本体12の下面側に位置する側面刃13bと、を備えるものである。
この1つ目のタイプの回転工具10を、本明細書においては「片面切れ刃型の回転工具」と称する。
この2つ目のタイプの回転工具10を、本明細書においては「両面切れ刃型の回転工具」と称する。
そして、これらの形状の回転工具10をR方向に回転させつつワークWに接触させて切り込むと、外面刃13aが底面を切削し側面刃13bが側面を切削することとなり、ワークWの表面に溝部(凹部)Gが加工される。
続いて、回転工具10の切り込み深さL2´を維持した状態で、回転工具10とワークWとを上記溝部の加工進行方向Dに相対移動させる。
これらの動作により、ワークWの加工面に幅L1´で最大深さL2´の溝部Gが形成される。
一方、両面切れ刃型の回転工具10を用いた場合は、図2に示すように、溝部Gにおいて一対の側面刃13bとワークWとが接触するため、側面の両方とも切削加工された溝部Gが形成される。
そこで、加工したい溝部Gの幅が工具本体12の厚みよりも大きい場合は、例えば図3に示すように、加工したい溝部Gの幅を5分割し、工具本体12の切り込み位置を溝部Gの幅方向に移動させて繰り返し上記の加工方法を実施する。
なお、図3に示す具体例では、図2に示した両面切れ刃型の回転工具10を用いて溝部を加工した場合を説明する。
ここで、図3Aでは、第1の溝部の工具位置P1を加工したい溝部Gの一方の側面近傍に配置したが、例えば溝部Gの中央部に配置して加工した後、当該第1の溝部の左右両側に第2の溝部から第5の溝部を側面側に向けて形成してもよい。
このとき、上述の溝部G1の場合と同様に、加工する工具位置P6からP10を任意の順序で設定してもよい。
このような手順により、例えば図1B及び図2Bに示すような、幅L1´で深さL2´の溝部Gを加工することができる。
そして、上記切削抵抗は1つの切れ刃13が加工する切削くずの量が多くなるほど大きくなるため、切り込み深さや送り速度を大きくすると回転工具10の回転軸を曲げようとする撓み力を発生し、この撓み力が所定の閾値を超えてしまうと回転工具10に断続的なびびり振動を生じさせてしまうこととなる。
そこで、本発明による溝部の加工方法では、工具本体12の切れ刃13が受ける切削抵抗を低減する手法を鋭意検討した結果、上記回転工具10(工具本体12)の外周面とワークWとの接触点における回転方向Tを、溝部の加工進行方向Dに対して所定角度αだけ傾斜させた状態で、回転工具10を回転させつつその外周面をワークWの加工面に所定の切り込み深さだけ切り込み、その後、回転工具10とワークWとを溝部の加工進行方向Dに相対移動させる方法を想起するに至った。
以下、本発明による溝部の加工方法を図面を示すとともに説明する。
図4は、片面切れ刃型の回転工具を用いて本発明による溝部の加工方法を実施した第1実施例を示す概略図であって、図4Aはワークと回転工具との関係をワークに対して上方からみた図であり、図4Bは図4Aの関係を加工進行方向の後方からみた図である。
また、図5は、両面切れ刃型の回転工具を用いて本発明による溝部の加工方法を実施した第1実施例を示す概略図であって、図5Aはワークと回転工具との関係をワークに対して上方からみた図であり、図5Bは図5Aの関係を加工進行方向の後方からみた図である。
なお、図4及び図5においても、図1及び図2の場合と同様に、回転工具の回転軸に対して左半分は回転工具の停止状態を示し、右半分は回転工具の回転状態(加工状態)を示している。
工具本体12の外周面には、複数の切れ刃13が互いに等間隔となるように着脱自在に取り付けられており、隣り合う2つの切れ刃13の間には、中間部14が形成されている。すなわち、工具本体12の外周面には、複数の切れ刃13と中間部14とが交互に配置されている。
すなわち、図4に示すように、片面切れ刃型の回転工具10は、複数の切れ刃13として、工具本体12の外周面に平行な方向に位置する外面刃13aと、工具本体12の下面側に位置する側面刃13bと、を備える。
また、複数の切れ刃13の間に形成される中間部14は、図4B及び図5Bに示すように、回転工具10の回転方向Rと逆方向に切れ刃13の前面13cが露出することを意図して、回転方向Rに沿って滑らかに半径が縮小する形状を有している。
続いて、回転工具10の上記角度α及び切り込み深さL2を維持した状態で、回転工具10とワークWとを上記溝部の加工進行方向Dに相対移動させる。
これらの動作により、ワークWの加工面に幅L1で最大深さL2の溝部Gが形成される。
また、予め傾斜させる角度αを任意に決定しておき、当該角度αの状態で回転工具10がびびり振動を起こさない切り込み深さや送り速度等の加工条件の範囲を予備試験によって得るようにしてもよい。
このとき、上記角度αは、上記繰り返しの加工毎に設定することが好ましい。
図6は、図1、図2、図4及び図5等に示した回転工具10の工具本体12の外周面に設けられた切れ刃13がワークWに切り込んで加工する様子を示す概略図であり、図6Aは従来の溝部の加工方法の場合を示し、図6Bは本発明による溝部の加工方法の場合を示す。
また、以下の図6についての説明においては、従来の溝部の加工方法と本発明による溝部の加工方法とで切り込み深さを同一とする。
このとき、連続する切れ刃間での送りをSとして切れ刃13がワークWから受ける反力をFとすると、外面刃13aがすべての反力Fを受けることとなる。
このとき、連続する切れ刃間での送りSを図6Aのものと同一であると仮定すると、図6Bに示すように、外面刃13aの受ける反力の成分はFcosαとなり、側面刃13bの受ける反力の成分はFsinαとなる。
したがって、本発明の第1実施例による溝部の加工方法では、切れ刃13の外面刃13aがワークWから受ける切削抵抗(反力)を従来に比べて減らすことができるため、図4及び図5に示した工具本体12から胴部11に伝わる撓み力を上述の所定の閾値より小さくすることができ、結果として回転工具10のびびり振動を抑制できる。
したがって、回転工具10のワークWとの接触点での回転方向Tを溝部の加工進行方向Dに対して角度αだけ傾斜させた状態で加工することにより、従来の溝部の加工方法に比べて加工代を大きくすることができる。
したがって、側面刃13bが受ける反力は、上記撓み力を打ち消す力となり、回転工具10の回転を安定させる助力となる。
また、回転工具を角度αだけ傾斜させることにより、回転工具が受ける反力を外面刃と側面刃とに分散することができるため、従来の加工方法に比べて切り込み深さを大きくする、あるいは送り速度を大きくする等により、加工代を大きく設定することも可能となる。
さらに、切れ刃の受ける反力を小さくすることができるため、例えば従来の溝部の加工方法と同一の切り込み深さ及び送り速度で加工を行った場合、切れ刃の負荷が小さくなり、結果として切れ刃の寿命を従来より長くすることができる。
図7は、本発明の第1実施例による溝部の加工方法を適用して溝部を形成する際の加工手順の一例を示す断面図であり、図7Aは溝部を第1の深さまで加工したときを示し、図7Bは溝部を第2の深さまで加工したときを示し、図7Cは溝部を目的の加工深さまで加工したときを示し、図7Dは溝部の側面及び底面を加工するときの概略を示している。
なお、図7に示される溝部は、図3で示した従来の溝部の加工方法で加工した溝部と同一の幅及び深さを有するものとする。
また、図7の各断面図は、溝部の加工進行方向の後方から見た状態を示している。
このとき、上記角度α1は、例えば予備試験等において切り込み深さL21とした場合に回転工具10がびびり振動を発生しない最大の傾斜角度を採用するのが好ましい。また、図7Aのように、上記最大の傾斜角度の範囲内の角度で加工したい溝部の幅の全体を加工できる場合は、1度の送りで溝部の幅全体を加工できる角度を採用するとよい。
このような操作により、ワークWに対して深さL21までの一様な幅の溝部G1が加工される。なお、角度α1だけ傾斜させた状態の最大加工幅が必要な溝部の幅(例えば図3に示すL1)に満たない場合は、上記傾斜させた状態の回転工具10の位置を幅方向に移動させて繰り返し加工を行うことにより、所望の幅の溝部を形成する。
ここで、角度α2は、図7Aの場合と同様に、1度の送りで溝部の幅全体を加工できる角度を採用するとよい。この場合、角度α2は角度α1より小さくなるので、工具本体12の切れ刃13の外面刃13aが受ける切削抵抗(反力)Fcosαが大きくなるため、角度α2は図7Aの場合に対して回転工具10のびびり振動が生じない角度とする必要がある(図6B参照)。
このような操作により、ワークWに対して深さL22までの一様な幅の溝部G2が加工される。なお、溝部G2の加工においても、図7Aに示す溝部G1の加工の場合と同様に、角度α2だけ傾斜させた状態の最大加工幅が必要な溝部の幅に満たない場合は、傾斜させた状態の回転工具10の位置を幅方向に移動させて繰り返し加工を行ってもよい。
ここでも、角度α3は、図7Aの場合と同様に、1度の送りで溝部の幅全体を加工できる角度を採用するとよい。なお、この場合も、角度α3は角度α2より小さくなるので、切れ刃13の外面刃13aが受ける切削抵抗(反力)Fcosαがさらに大きくなるため、角度α3は回転工具10のびびり振動が生じない角度とする必要がある(図6B参照)。
このような操作により、ワークWに対して深さL23(すなわち目的の深さL2)までの一様な幅の溝部G3が加工される。なお、溝部G3の加工においても、図7Aに示す溝部G1の加工の場合と同様に、角度α3だけ傾斜させた状態の最大加工幅が必要な溝部の幅に満たない場合は、傾斜させた状態の回転工具10の位置を幅方向に移動させて繰り返し加工を行ってもよい。
そこで、図7Aから図7Cに示した工程に続いて、最終的な溝部の形状となる側面及び底面の加工を追加の工程で実施する。
そして、工具位置P4からP11のそれぞれの位置でワークWと回転工具10とを溝部の加工進行方向Dに対して相対移動させることにより、溝部の側面及び底面を加工する。
このような操作により、溝部の側面を工具本体12の側面形状に倣うようにより直線的に加工できるとともに、溝部の底面を平らに加工することができ、ワークWに対して所望の幅及び深さを有する溝部Gが形成される。
すなわち、図3及び図7において、加工しようとする溝部Gの幅及び深さを同一とした場合、従来の加工方法では、溝部の加工進行方向Dと工具本体12のワークWとの接触点での回転方向Tとが一致するため、1つの工具位置の加工で工具本体12の厚みに対応する幅でしか切削を行うことができないことから、例えば図3では、工具位置P1からP15の15か所の繰り返し加工を実施する必要がある。
したがって、本発明の第1実施例による溝部の加工方法によれば、加工したい溝部Gの中央領域での繰り返し数を削減することができ、結果として従来の溝部の加工方法に比べて溝部の総加工時間を短縮することができる。
したがって、本発明の第1実施例による溝部の加工方法において、従来の加工方法に対して切り込み深さを大きくすることができれば、例えば図7において、深さL2の溝を形成するために3段階の切り込み深さとしていたところを、2段階の切り込み深さで加工するような加工条件も可能となり、さらに加工の繰り返し数の削減効果を得られる。
なお、加工代を大きくする条件として、回転工具10の送り速度を大きくしたような場合でも、1つの工具位置での加工時間が短縮されるため、結果として総加工時間の短縮となる。
例えば、切れ刃13は、回転工具10の工具本体12の外周面に着脱自在に取り付けられている。
したがって、長時間の加工や負荷の高い加工等により切れ刃13が摩耗したり損傷した場合に、当該摩耗あるいは損傷した切れ刃13のみを速やかに交換することが可能となり、回転工具10の製造及び維持コストが低減できる。
したがって、回転工具10の回転に伴って、切れ刃13の前面13cは常にワークと対向するように露出するとともに、上記前面13cと反対側の切れ刃13の背面(図示せず)は上記中間部14に支持されることとなり、切れ刃13の耐荷重を大きくするとともにスムースな加工を行うことができる。
次に、図8を用いて、本発明の第2の実施例による溝部の加工方法を説明する。ここでは、溝部の加工方法の適用例として、ワークに歯車形状の一部をなす溝部を形成する場合を示す。
図8は、本発明の第2実施例による溝部の加工方法を適用して溝部を形成する際の加工手順の一例を示す断面図であり、図8Aは溝部を第1の深さまで加工したときを示し、図8Bは溝部を第2の深さまで加工したときを示し、図8Cは溝部を目的の加工深さまで加工したときを示し、図8Dは溝部の側面及び底面を加工するときの概略を示している。
また、図7の場合と同様に、図8の各断面図は、溝部の加工進行方向の後方から見た状態を示している。
したがって、第2実施例で用いる回転工具10の構成等の説明は、図4及び図5のものと共通するため省略する。
そこで、図8に示す第2実施例では、上記した表面側の幅が大きく深さが深くなるにつれて幅が狭くなる形状を有する略台形断面の溝部を形成する手順を示す。
このとき、上記角度α1は、第1実施例の場合と同様に、例えば予備試験等において切り込み深さL21とした場合に回転工具10がびびり振動を発生しない最大の傾斜角度を採用するのが好ましい。
また、図8Aのように、上記最大の傾斜角度の範囲内の角度で加工したい溝部の幅の全体を加工できる場合は、1度の送りで溝部の幅全体を加工できる角度を採用するとよい。
このような操作により、ワークWに対して深さL21までの一様な幅の溝部G1が加工される。なお、第1実施例の場合と同様に、角度α1だけ傾斜させた状態の最大加工幅が必要な溝部の幅(例えば図5に示すL1)に満たない場合は、上記傾斜させた状態の回転工具10の位置を幅方向に移動させて繰り返し加工を行うことにより、所望の幅の溝部を形成する。
ここで、上記のとおり、歯車形状の一部をなす溝部は加工深さが深くなるにつれてその幅が小さくなるため、図8Bにおける回転工具10を傾斜させる角度α2は、α1より小さい角度の範囲であって1度の送りで溝部の幅全体を加工できる角度を採用する。
この場合、第1実施例の場合と同様に、角度α2は角度α1より小さくなるので、切れ刃13の外面刃13aが受ける切削抵抗(反力)Fcosαが大きくなるため、角度α2は回転工具10のびびり振動が生じない角度とする必要がある(図6B参照)。
このような操作により、ワークWに対して深さL22までの一様な幅の溝部G2が加工される。なお、溝部G2の加工においても、図8Aに示す溝部G1の加工の場合と同様に、傾斜させた状態の回転工具10の位置を幅方向に移動させて繰り返し加工を行ってもよい。
なお、この場合も、角度α3は角度α2より小さくなるので、切れ刃13の外面刃13aが受ける切削抵抗(反力)Fcosαがさらに大きくなるため、角度α3は回転工具10のびびり振動が生じない角度とする必要がある(図6B参照)。
このような操作により、ワークWに対して深さL23(すなわち目的の深さL2)までの一様な幅の溝部G3が加工される。なお、溝部G3の加工においても、図8Aに示す溝部G1の加工の場合と同様に、傾斜させた状態の回転工具10の位置を幅方向に移動させて繰り返し加工を行ってもよい。
この追加の工程は、その一例として、例えば図8Dに示すように、回転工具10と溝部の加工進行方向Dとの傾斜角度αをゼロとし(すなわち図3Aのα=0とする)、目的の歯車形状の側面及び底面となるように工具位置P4からP9の位置に回転工具10を配置する。
そして、工具位置P4からP9のそれぞれの位置でワークWと回転工具10とを溝部の加工進行方向Dに対して相対移動させることにより、溝部の側面及び底面を加工する。
そして、図8に示した本発明の第2実施例による溝部の加工方法についても、1つの工具位置の加工でより幅広の切削を行うことができることから、加工したい溝部Gの中央領域での加工幅を大きくすることができるため、結果として同一の幅及び深さを有する溝部を従来の加工方法で実施する場合に比べて、加工の繰り返し数を削減することができる。
これらの場合でも、上述した加工したい溝部の中央領域で繰り返し数を削減できるとの本発明の加工方法による効果を得ることができる。
図9は、本発明による溝部の加工方法を実施するための加工装置の第1の例を示す概略斜視図である。
本発明による溝部の加工方法は、例えば複合加工機やマシニングセンタ等の工作機械を用いて実施することができる。
加工エリアEには、図4又は図5に示した回転工具10を取り付けて回転及び移動させる主軸装置120と、当該主軸装置120をXYZの3軸方向に移動させる移動装置123と、ワークWを保持する保持装置130と、が設けられている。
ここで、図9において、工作機械101の上下方向をX方向、前後方向をY方向、左右方向をZ方向とする。
回転工具10は、上記回転ヘッド121の先端に取り付けられて図9に示すM軸(ミル軸)まわりに回転する。そして、本体部122は、上記M軸をXZ平面に垂直なY軸まわりにB方向に回転することにより、XZ平面のX軸からのなす角度αを任意に設定できるように移動装置123に対して回動自在に取り付けられる。
また、保持装置130は、上記Z方向に進退自在に構成してもよい。
この状態で、回転工具10を回転させつつ移動装置123を駆動することにより、回転工具10がワークWの端面に対して所定の切り込み深さとなるような位置にセッティングし、その後本体部122をZ方向に移動させることにより、ワークWを回転工具10とを相対移動させる。
また、例えばワークWの外周面に歯車形状をなす複数の隣り合った溝部Gを形成しようとする場合は、1つの溝部Gを加工した後でワークWを上記C方向に所定角度だけ回転させ、新たに回転工具10を所定の切り込み深さだけ切り込んで本発明による溝部の加工方法を行う動作を繰り返せばよい。
なお、ワークWと回転工具10との相対移動は、本体部122の移動に代えて保持装置130をZ方向に進退移動させることで実施してもよい。
しかしながら、片面切れ刃型の回転工具10を取り付けて溝部Gの加工方法を実施する場合、例えば図7Dあるいは図8Dに示した溝部Gの側面の加工を行う際に、切れ刃13の側面刃13bが工具本体12の一方の側にしか配置されていないため、同一の回転工具10を用いて溝部Gの側面の両方をそのまま加工することができない。
このような場合の溝部の側面の加工例を図10を用いて説明する。
片面切れ刃型の回転工具10は、図4に示すように、工具本体12に関して胴部11と反対側の面に切れ刃13の側面刃13bを有しているため、回転工具10を回転ヘッド121に取り付けたときに側面刃13bの加工面が回転工具10の下面側となる。
そして、ワークWを保持している保持装置130をC方向に回転させて、加工しようとする溝部Gの一方の側面Gaを、回転工具10の切れ刃13の側面刃13bと整合する位置に配置する。
なお、加工しようとする溝部Gの側面Gaが、例えば歯車形状をなす(すなわち両側面が平行でない)ような場合には、側面Gaに合わせて回転工具10のXYZ方向の位置や保持装置130のC方向の回転角度を適宜調整した上で、ワークWと回転工具10とのZ方向の相対移動を繰り返すことにより、複雑な形状を有する溝部Gの側面Gaの加工を行うことができる。
このとき、回転工具10の傾斜角度αは変更せずゼロの状態を維持する。
なお、加工しようとする溝部Gの側面Gbが側面Gaと平行でない場合には、上述の側面Gaの加工の場合と同様に、側面Gbに合わせて回転工具10のXYZ方向の位置や保持装置130のC方向の回転角度を適宜調整した上で、ワークWと回転工具10とのZ方向の相対移動を繰り返すことにより、複雑な形状を有する溝部Gの側面Gbの加工を行うことができる。
図11に示すように、本発明による溝部の加工方法を実施する工作機械201は、背面部202と左側面部203と右側面部204とに囲まれて手前側が開放された加工エリアEを備えている。
加工エリアEには、図4又は図5に示した回転工具10を取り付けて回転させる主軸装置220と、当該主軸装置220をXYZの3軸方向に移動させる移動装置223と、ワークWを保持する保持装置230と、が設けられている。
ここで、図11においては、工作機械201の左右方向をX方向、前後方向をY方向、上下方向をZ方向とする。
回転工具10は、上記回転ヘッド221の先端に取り付けられてM軸(ミル軸)まわりに回転する。
ワークWは、回転テーブル232上に、例えばチャック機構233等によって取り付けられ、回動ベッド231は、上記チャック機構233にワークWを保持した状態でA方向に回動することにより、回転テーブル232の回転軸(N軸)をYZ平面のY軸からのなす角度αを任意に設定できる。
この状態で、回転工具10を回転させつつ移動装置223を駆動することにより、回転工具10がワークWの端面に対して所定の切り込み深さとなるような位置にセッティングし、その後移動装置223をXYZ方向に制御して回転工具10を上記N軸の方向に移動させることにより、ワークWを回転工具10とをN軸の方向に相対移動させる。
また、例えばワークWの外周面に歯車形状をなす複数の隣り合った溝部Gを形成しようとする場合は、図9で示した例と同様に、1つの溝部Gを加工した後で回転テーブル232によりワークWを上記C方向に所定角度だけ回転させ、新たに回転工具10を所定の切り込み深さだけ切り込んで本発明による溝部の加工方法を行う動作を繰り返せばよい。
これに対して、図11に示す第2の例の工作機械201は、上述したA方向に回動する回動ベッド231を有する保持装置230を備えた汎用の複合加工機を適用することができるため、工作機械のコスト増を抑制しつつ本発明の溝部の加工方法を実施することができる。
例えば、上記第1実施例において、切れ刃が断面四角形であって外面刃及び側面刃を備える場合を例示したが、当該外面刃及び側面刃を互いに対向する面に2組形成したり、あるいは切れ刃の形状として、断面円形や断面楕円形のものを使用したりすることも可能である。
これらの構造の切れ刃を用いることにより、長時間の加工に伴って切れ刃が摩耗したとしても、切れ刃の取り付け部を回転させて切れ刃の加工方向に新たな面を露出することにより、切れ刃の寿命を延ばすことができる。
このような変更によれば、事前のシミュレーションにより回転工具の寿命を考慮しつつ最適な加工代や加工条件を設定することも可能となるため、加工精度及び加工効率を向上させることができる。また、事前の予備試験が不要となるため全体としてのコストが低減できる。
さらに、上記第2実施例において、具体的な歯車形状の加工を例示したが、当該第2実施例に説明した手順による溝部の加工を荒加工とし、その後溝部の側面部あるいは底部を仕上げ加工することにより、歯車の製造方法としてもよい。
11 胴部
12 工具本体
13 切れ刃
13a 外面刃
13b 側面刃
14 中間部
101、201 工作機械
120、220 主軸装置
121、221 回転ヘッド
122、222 本体部
123、223 移動装置
130、230 保持装置
131 チャック機構
231 回動ベッド
232 回転テーブル
233 チャック機構
Claims (9)
- 円板状の工具本体と、前記工具本体の外周面に複数の切れ刃を等間隔に備えた回転工具を用いて、ワークに所定の幅及び深さを有する溝部を形成する溝部の加工方法であって、
前記複数の切れ刃は、少なくとも前記外周面に平行な方向に外面刃を備え、
前記外面刃を前記ワークの加工面に接触させるとともに、前記回転工具の外周面と前記ワークとの接触点における回転方向を、前記溝部の加工進行方向に対して所定角度だけ傾斜させた状態で、前記回転工具を回転させつつその外周面を前記ワークの加工面に所定の切り込み深さだけ切り込み、
その後、前記回転工具と前記ワークとを前記溝部の加工進行方向に相対移動させる
ことを特徴とする溝部の加工方法。 - 前記所定角度における前記切り込む動作及び前記相対移動する動作を実行し、
前記切り込み深さの積算値が前記溝部の深さとなるまで、前記切り込む動作と前記相対移動する動作とを繰り返す
ことを特徴とする請求項1に記載の溝部の加工方法。 - 前記所定角度を、前記繰り返す動作毎に改めて設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の溝部の加工方法。 - 前記所定角度を、前記繰り返す動作毎に減少させる
ことを特徴とする請求項2に記載の溝部の加工方法。 - 前記切り込み深さの積算値が前記溝部の深さに達した後、前記所定角度をゼロに設定した状態で、前記溝部の底面及び側面の加工をさらに実施する
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の溝部の加工方法。 - 前記所定角度は、前記溝部の断面形状と前記切れ刃の前記切り込み深さと前記回転工具の外径とに基づいて算出される
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の溝部の加工方法。 - 前記加工は、荒加工である
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の溝部の加工方法。 - 前記溝部は、歯車の歯型形状である
ことを特徴とする請求項7に記載の溝部の加工方法。 - 請求項7に記載の溝部の加工方法によって荒加工を行った後、仕上げ加工を行うことにより、前記溝部を所定の歯車の歯型形状の一部とする
ことを特徴とする歯車の製造方法。
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