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JP5370374B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に係り、特に、接触による入力処理に関する。
入力のための領域をタッチパネルに表示し、その領域に対して、指やスタイラスペン等が接触されること、また、接触されたまま移動が行われることに応じて、所定の動作をし、そして、タッチパネルに表示されるカーソルの位置を移動する情報処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、タッチパネルは、ディスプレイと、その前面に貼られた感圧式又は静電容量式のタッチパッドとからなる。ディスプレイは、LCD(Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(Organic Electroluminescence Display)等、任意の表示装置である。タッチパッドは、指やスタイラスペンの接触の検出をしたり、指やスタイラスペンが所定の距離以内に近づいたことを検出する。
タッチパネルを介した入力は、携帯型の装置、例えば、移動通信装置、スマートフォン(Smartphone)、ゲーム装置等で用いられている。このようなタッチパネル付きの携帯型の装置は、片手で保持される。そして、使用者は、もう一方の手でスタイラスペンを持ち、タッチパネルに対してスタイラスペンや指(例えば人差し指)を用いて操作を行う。このように、タッチパネル付きの携帯型の装置は、両手を用いて入力操作することが想定されている。
特開平6−150176号公報(第1頁、図2、図4)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている方法では、携帯型の装置におけるタッチパネルを介した入力の使い易さが考慮されていないという問題があった。この問題は、例えば列車内等で片手でつり革に掴まり、片手しか使用することができない状況下で、顕著となる。
即ち、携帯型の装置は、片方の手のひらで保持し、その手の指(例えば、親指)で容易に操作できることが望まれる。しかし、従来の装置では、暗黙のうちに両手を用いることが想定されていた。第1の理由としては、入力領域の大きさが考慮されていないことである。この入力領域が広い場合、片手での使用は不可能である。
第2の理由としては、アイコンや操作キー等のソフトウェアキーがタッチパネル上に小さく表示されることである。タッチパネルを備えた携帯型の装置では、これらのソフトウェアキーをタッチする等の操作によって入力が行なわれるが、これらのソフトウェアキーが小さい。このため、スタイラスペンの使用が必要である。片方の手だけで、装置を保持し、スタイラスペンを用いて入力することは不可能である。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、片手だけで容易に入力することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、表示を行うとともに、その表示に対する操作を検出するタッチパネルと、前記タッチパネルに、第1切替ボタンを有する第1の操作パッドと第2切替ボタンを有する第2の操作パッドのうち、いずれか一方を選択的に表示させる前記タッチパネルが前記第1切替ボタンに対する操作を検出した場合に、前記第1の操作パッドに代えて前記第2の操作パッドを表示させ、一方、前記タッチパネルが前記第2切替ボタンに対する操作を検出した場合に、前記第2の操作パッドに代えて前記第1の操作パッドを表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、片手で容易に操作可能な情報処理装置を提供する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る移動通信装置の外観図である。 図2は、図1に示した移動通信装置の構成を示すブロック図である。 図3は、図2に示したタッチパッド制御部の動作を説明するフローチャートである。 図4は、図2に示したタッチパッド制御部に対して、操作パッドを起動する操作を示す図である。 図5は、図2に示した操作パッド/ポインタ制御部が操作パッドを表示させる動作を説明するフローチャートである。 図6は、図2に示したLCDに表示する操作パッドを示す図である。 図7は、図2に示したLCDに表示するアイコン化された操作パッドを示す図である。 図8は、図2に示した操作パッド/ポインタ制御部の動作を説明するフローチャートである。 図9は、図2に示した表示制御部の動作を説明するフローチャートである。 図10は、図2に示した表示制御部によって合成された画像の一例を示す図である。 図11は、図2に示した操作パッドを介してカーソルを移動させる操作の一例を示す図である。 図12は、図2に示した操作パッドを介して操作パッドを移動させる操作の一例を示す図である。 図13は、図2に示した操作パッドを介してタップイベントを送出する操作の一例を示す図である。 図14Aは、図2に示した操作パッドを介して操作パッドをアイコン化させる操作の一例を示す図である。 図14Bは、図2に示した操作パッドを介して操作パッドをアイコン化させる操作の一例を示す図である。 図15は、図2に示した操作パッドを介して操作パッドを閉じる操作の一例を示す図である。 図16は、本発明の第2の実施形態に係る操作パッドを示す図である。 図17は、本発明の第2の実施形態に係る操作パッド/ポインタ制御部の動作を説明するフローチャートである。 図18は、本発明の第2の実施形態に係る操作パッド/ポインタ制御部の動作を説明するフローチャートである。 図19は、本発明の第2の実施形態に係る表示制御部により合成された画像の一例を示す図である。 図20Aは、本発明の第3の実施形態に係る操作パッドを示す図である。 図20Bは、本発明の第3の実施形態に係る操作パッドを示す図である。 図20Cは、本発明の第3の実施形態に係る操作パッドを示す図である。 図21は、本発明の第3の実施形態に係る操作パッド/ポインタ制御部の動作を説明するフローチャートである。 図22は、本発明の第3の実施形態に係る操作パッド/ポインタ制御部の動作を説明するフローチャートである。 図23は、本発明の第3の実施形態に係る表示制御部により合成された画像の一例を示す図である。 図24は、本発明の第3の実施形態に係る表示制御部により合成された画像の一例を示す図である。 図25は、本発明の第3の実施形態に係る表示制御部により合成された画像の一例を示す図である。 図26Aは、本発明の第3の実施形態に係る操作パッドの変形例を示す図である。 図26Bは、本発明の第3の実施形態に係る操作パッドの変形例を示す図である。 図26Cは、本発明の第3の実施形態に係る操作パッドの変形例を示す図である。 図27は、本発明の実施形態に係る操作パッドのテストモード時の表示例を示す図である。
以下に、本発明の実施形態に係わる情報処理装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる情報処理装置が適用された移動通信装置1を略正面から見た外観図である。この移動通信装置1の筐体10は、矩形の板状である。
筐体10の正面には、文字や画像等を表示するLCD11と、タッチパッド12と、音声を出力するスピーカー13と、操作領域14と、音声を入力するマイク15が設けられている。タッチパッド12は、略透明の素材からなり、指やスタイラスペン等(以下、指などと略称する)が接触された座標を検出するもので、LCD11の表示画面を覆うように設置され、更に、その一部は上記表示画面外にはみ出し、筐体10の一部を覆っている。このようなタッチパッド12とLCD11によって、いわゆるタッチパネルを構成している。なお、タッチパッド12は、LCD11の表示画面を覆うように設置された第1のタッチパッドと、LCD11の表示画面に隣接する筐体10の一部を覆うように設置された第2のタッチパッドとにより構成されても良い。これらの2つのタッチパッドは、一体として制御される。
タッチパッド12は、所定の時間に渡って指等が接触している場合に、接触として検出する。タッチパッド12の検出方法は、タッチパッド12に対する圧力の変化を感知する感圧式であってもよいし、タッチパッド12に近接する指等との間の静電容量の変化を検出する静電容量式であってもよく、その他の方法であっても良い。例えば、LCD11の発光素子の間に赤外光発光素子と、照度センサーとをマトリックス状に組み込み、赤外光発光素子から発せされた赤外光が指等によって反射された赤外光を上記照度センサーによって検出するようにしてもよい。この方法によれば、指等がタッチパッド12に接触した範囲を検出することができる。
操作領域14は、タッチパッド12がLCD11の表示画面外にはみ出して、筐体10を覆う部分である。しかし、タッチパッド12は略透明であるため、これにより覆われた操作領域14の存在は使用者に視認され難い。そこで、図1に示すように、操作領域14である筐体10の一部に、又は、操作領域14を覆うタッチパッド12上に所定の図形を記し、使用者に操作領域14の位置を認識させる。以後、上記図形が記された部分を操作領域14と称して説明する。
また、以後の説明で、タッチパッド12への接触を、操作、タッチ、また、タップと称することがある。また、タッチパッド12のLCD11の表示画面を覆う部分への接触を、単にLCD11の表示画面への接触と称する。操作領域14に対応するタッチパッド12への接触を、単に操作領域14への接触と称する。操作領域14への接触は、上記所定の図形が記された部分への接触、LCD11の表示画面外で、かつ、タッチパッド12に覆われた全ての部分への接触であるかは、適宜選択される事項である。
筐体10の側面には、使用者によって押下される複数の操作キー16が設けられている。この移動通信装置1では、操作キー16として、電源のオン・オフキー、通話音量の調整キー、通話のための発信・終話キー等の限られた指示を入力するためのキー等が設けられている。文字入力のためのソフトウェアキーはLCD11に表示され、このソフトウェアキーに対応する位置のタッチパッド12への接触によって文字入力が行われる。その他の、多くの操作もタッチパッド12に対する接触によって行われる。
図2は、本発明の実施形態に係わる移動通信装置1の構成を示すブロック図である。この移動通信装置1は、主制御部20、電源回路部21、操作キー16が接続された入力制御部22、タッチパッド12が接続されたタッチパッド制御部23、操作パッド/ポインタ制御部24、LCD11が接続された表示制御部25、記憶部26、スピーカー13及びマイク15が接続された音声制御部27、アンテナ28aが接続された通信制御部28、並びに、アプリケーション部29がバスによって相互に通信可能に接続されて構成されている。
アプリケーション部29は、複数のアプリケーションソフトウェアを実行する機能を備える。この機能により、アプリケーション部29は、例えば、ツール部、ファイルシステム管理部、移動通信装置1の各種パラメータを設定する設定部、音楽再生部等として機能する。またツール部は、着信を待ち受ける制御を行う待ち受け処理部、複数のアプリケーションを選択的に立ち上げるためのランチャーメニューを表示するランチャーメニュー部、電子メールの送受信を行う電子メール送受信部、Webをブラウスする表示を行うブラウザ部、所定の時刻の到来を報知するアラーム部等のツール群を備える。なお、本発明の適用に、如何なるアプリケーションが含まれていても何ら支障はないため、個々のアプリケーションの詳細な説明は省略する。
上記のように構成された移動通信装置1の各部の動作を、図2を参照して説明する。主制御部20は、CPU(Central Processing Unit)とOS(Operating System)を具備する。CPUがOSに基づいて動作することにより、主制御部20が、移動通信装置1の各部を統括して制御するとともに、その他の様々な演算処理や制御処理等を行う。なお、CPUは、主制御部20以外の各部によっても、演算処理に用いられる。
電源回路部21はバッテリ等の電力供給源を具備し、オン/オフが対応づけられた操作キー16に対する操作に応じて移動通信装置1の電源のオン/オフを切り替えるもので、電源がオンの場合には、上記電力供給源から各部に対して電力を供給して、移動通信装置1を動作可能にする。
入力制御部22は、操作キー16の押下操作を検出すると、操作された操作キー16を識別する識別信号を生成して、この信号を主制御部20に送信する。主制御部20は、上記識別信号に応じて各部を制御する。
タッチパッド制御部23は、タッチパッド12への接触等の操作を検出すると、操作パッド/ポインタ制御部24を動作させたり、あるいは、終了させる。更に、タッチパッド制御部23は、操作された位置を検出し、それを示す信号を生成して、タッチパッド操作イベントとして、操作パッド/ポインタ制御部24又は主制御部20に出力する。上記タッチパッド操作イベントは、接触された位置を示す座標を示す情報や、接触された複数の位置の各座標を時系列で示す情報を含んでいる。
操作パッド/ポインタ制御部24は、LCD11に操作パッドの画像と、カーソルの画像とを表示させる。そして、LCD11の表示画面で、その操作パッドが表示された部分に指等が触れた場合、また、触れたまま移動した場合、タッチパッド制御部23から上記タッチパッド操作イベントが与えられるので、このタッチパッド操作イベントに基づいて、操作パッド/ポインタ制御部24は、カーソルを移動させる表示を行ったり、あるいは、上記タッチパッド操作イベントに基づいて、所定の操作がなされたことを検出し、その旨を主制御部20に通知する。
表示制御部25は、主制御部20によって要求された画像と、操作パッド/ポインタ制御部24によって要求された画像とを合成した画像を生成し、この合成した画面をLCD11に表示する。
記憶部26は、主制御部20及び各部を動作させるための処理を実行するプログラムや上記処理に必要なデータ等を格納するROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリ、主制御部20及び各部が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等とを備える。記憶部26が記憶する情報の一部は、階層をなす複数のフォルダと、これらのフォルダと関連付けられたファイルとからなるファイルシステムとして記憶される。このファイルシステムは、上記ファイルシステム管理部によって管理される。
音声制御部27は、主制御部20によって制御され、マイク15で集音された音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。また音声制御部27は、デジタル音声信号が与えられると、主制御部20の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、スピーカー13から拡声出力する。
通信制御部28は、主制御部20によって制御され、移動通信網の基地局(図示せず)から送信される信号を、アンテナ28aを介して受信し、この受信によって得た信号をスペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部20の指示により、音声制御部27やアプリケーション部29に出力される。音声制御部27に出力された場合、上述したような信号処理が施されてスピーカー13から出力される。アプリケーション部29に送信された場合、表示制御部25に出力されて、上記データに基づく映像をLCD11に表示したり、あるいは、上記データが記憶部26に記録される。
また、通信制御部28は、主制御部20によって制御され、マイク15で集音された音声データや、タッチパッド12や操作キー16等に対する操作に基づいて生成されたデータ、記憶部26に記憶されたデータを、アプリケーション部29から取得し、これらのデータに対してスペクトラム拡散処理を施し、無線信号に変換して基地局に対してアンテナ28aを介して送信する。
上記の移動通信装置1の動作について説明する。以下の説明では特に、タッチパッド制御部23、操作パッド/ポインタ制御部24及び表示制御部25に関して、片手で容易に指示を入力する動作について説明する。
まず、図3に示すフローチャートを参照して、タッチパッド制御部23がタッチパッド12に対して行われた操作を検出し、検出した操作をこの操作に対応する制御部に送信する動作について説明する。タッチパッド制御部23は、所定の時間間隔で、又は、タッチパッド12が操作されたことによる割り込みが生じると、図3に示す動作を開始する。タッチパッド制御部23は、タッチパッド12に対する操作の検出、つまりタッチパッド操作イベントの検出を行う(ステップA1)。ここで、タッチパッド操作イベントは、タッチパッド12が操作されたことを示すと共に、操作された位置を示す座標を含んでいる。このため、例えばタッチパッド12に指等が触れた場合、タッチパッド制御部23は、接触された位置の座標を検出する。又は、例えば、タッチパッド12に指等が触れたまま移動した場合、タッチパッド制御部23は、接触された複数の位置の各座標の順序がわかるように時系列で検出する。
次に、タッチパッド制御部23は、LCD11に操作パッドが表示されているか否かを判断する(ステップA2)。LCD11に操作パッドが表示されているか否かは、例えば操作パッド/ポインタ制御部24が起動しているか否かに対応するので、主制御部20のタスク管理情報を参照することによって判断する。
操作パッドが表示されている場合(ステップA2でYESと判断)、タッチパッド制御部23は、上記タッチパッド操作イベントが操作パッドの表示領域内で生じたものであるか否かを判断する(ステップA3)。操作パッドの表示領域の位置は、操作パッド/ポインタ制御部24によって制御され、主制御部20に通知されて、主制御部20にリソース管理情報の一部として記憶される。このため、上記リソース管理情報を参照することによって得られる。
ここで、表示領域内であった場合(ステップA3でYESと判断)、タッチパッド制御部23は、上記タッチパッド操作イベントを操作パッド/ポインタ制御部24に送信して(ステップA4)、動作を終了する。
表示領域以外であった場合(ステップA3でNOと判断)、タッチパッド制御部23は、上記タッチパッド操作イベントを主制御部20に送信して(ステップA7)、動作を終了する。一方、操作パッドが表示されていない場合(ステップA2でNOと判断)、上記タッチパッド操作イベントが操作パッドを表示させるアクションイベントか否かを判断する(ステップA5)。
操作パッド表示アクションイベントの場合(ステップA5でYESと判断)、タッチパッド制御部23は、操作パッド/ポインタ制御部24を起動させて操作パッドを表示させて(ステップA6)、動作を終了する。一方、上記アクションイベント以外の場合(ステップA5でNOと判断)、主制御部20に上記タッチパッド操作イベントを送信して(ステップA7)、動作を終了する。
ここで、操作パッドを表示させる上記アクションイベントについて説明する。図4は、操作パッドが表示されていないLCD11の表示状態を示すもので、一例として、ランチャーメニュー部が動作している様子を示す。この図に示すLCD11の表示は、主制御部20によって作成された画像であり、表示画面左上には第1の特定機能表示11aが表示され、表示画面右上には第2の特定機能表示11bが表示され、残る領域にはランチャーメニュー部に対応する6つのアイコンが表示される。
このように操作パッドが表示されない状態で、第1の特定機能表示11a、第2の特定機能表示11b又は6つのアイコンのいずれかに対してタッチパッド操作イベントが発生すると、タッチパッド操作イベントは、ステップA7の動作で説明したように、主制御部20に送信される。また、第1の特定機能表示11a、又は第2の特定機能表示11bに対する操作でタッチパッド操作イベントが発生した場合、主制御部20によって、動作しているアプリケーションに依存しない共通な制御が行われる。この共通な制御は、例えば、動作しているアプリケーションの終了する制御や、特定のアプリケーションを起動する制御、主制御部20の機能メニューを表示する制御である。
そして、6つのアイコン表示のいずれかが操作された場合、主制御部20は、動作しているアプリケーション、即ち、ランチャーメニュー部に、タッチパッド操作イベントを送信する。ランチャーメニュー部は、与えられたタッチパッド操作イベントに従って、操作されたアイコンに対応するアプリケーションを起動する制御を行う。
操作パッドを表示させるアクションイベントは、操作領域14に指40が接触し、その接触が保たれたまま、指40がLCD11上に移動する操作により発生する。言い換えると、使用者が、指40を操作領域14に接触させ、指40をタッチパッド12に接触させたまま、その接触した位置をLCD11上に移動させることにより発生させる。なお、移動通信装置1は、右手で保持されており、指40は、右手の親指である。
次に、図5乃至図8を参照して、操作パッド/ポインタ制御部24による操作パッドの起動/移動/終了処理、及び、操作パッドを介した入力処理について説明する。
操作パッドが表示されていない場合には、ステップA6で説明したように、操作パッドを表示させる処理を行う。その詳細を図5のフローチャートに示す。操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド制御部23から要求があった場合、図5に示す処理を開始し、タッチパッド制御部23から操作パッドを表示する要求を受信して(ステップB1)、操作パッドに係る処理を開始する(ステップB2)。
次に、操作パッド/ポインタ制御部24は、操作パッドとカーソルを含む画像データを作成し(ステップB3)、この画像データを表示制御部25に出力して表示を要求する(ステップB4)。最後に、操作パッドがアイコン化されているか否かを示すアイコンフラグをリセットし(ステップB5)、当該処理を終了する。アイコンフラグは、リセットによって、操作パッドがアイコン化されていないことを示し、セットによって、アイコン化されていることを示す。
一方、操作パッドが表示されている場合には、ステップA4で説明したように、操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド制御部23からタッチパッド操作イベントを受信して、このタッチパッド操作イベントに応じた制御を行う。例えば、操作パッドをアイコン化/非アイコン化、又はカーソルの表示位置の移動、操作パッドの表示位置の移動、操作パッドの表示の終了等の表示制御や、タッチパッド12が操作されたことを主制御部20に通知したりする。
まず、図6を参照して、カーソル51と、操作パッド52について説明する。これらは、いずれもLCD11に表示される画像であって、カーソル51は、LCD11の表示画面の位置を識別するポインタであり矢印の図形である。なお、その図形は矢印に限らない。操作パッド52は、タップイベント送出ボタン53と、操作パッド移動領域54と、アイコン化ボタン55と、これら以外の部分であるカーソル操作領域56とを備えた画像である。
タップイベント送出ボタン53は、指40によって操作される(タップ)と、タッチパッド制御部23によってタップイベント送信操作イベントが生成され、主制御部20に出力される。このタップイベント送信操作イベントは、操作パッド52とは無関係に、カーソル51が示す位置を選択したことを示すものである。即ち、タップイベント送出ボタン53は、カーソル51が示す位置をタップすることと同じ効果のイベントを生成するためのボタンである。
なお、このイベントに対応して、主制御部20は、例えば、新たにアプリケーションを起動し、主制御部20が、表示する画像を変更することがある。ただし、この場合、表示されている操作パッド52に何ら変更はなく、引き続きその操作パッド52を介した入力が可能である。操作パッド52は、アプリケーション等に依存しない、汎用の入力のための手段である。例えば、新たに起動されたアプリケーションにおいても、引き続き用いられる方が適切だからである。
操作パッド移動領域54に、指40が接触されたまま移動すると、これを検出したタッチパッド制御部23は、操作パッド移動操作イベントを生成する。即ち、操作パッド移動領域54は、操作パッド52を表示する位置を、指40の移動に追従して移動させるために用いる領域である。
なお、指40が操作パッド移動領域54に接触したまま、LCD11の表示画面の外である操作領域14に移動した場合、タッチパッド制御部23が操作パッド終了操作イベントを生成し、操作パッド52の表示が消去される。言い換えると、操作パッド終了操作イベントは、使用者が、指40を操作パッド移動領域54に接触させ、接触を続けたまま、指40をLCD11外のタッチパッド12に滑らせる操作により発生できる。このとき、操作パッド52の少なくとも一部は、LCD11の表示画面外に出ることになり、上記一部はLCD11に表示されない。
アイコン化ボタン55は、指40がこのボタンに接触すると、タッチパッド制御部23によって操作パッドアイコン化操作イベントが生成され、操作パッド52をアイコン化するためのボタンである。カーソル操作領域56は、指40がこの領域に接触すると、タッチパッド制御部23によってカーソル移動操作イベントが生成され、操作パッド52に接触した指40の動きに応動して、カーソル51の表示位置を上下左右に移動させるための領域である。
アイコン化された操作パッドについて説明する。図7は、アイコン化された操作パッド57を表示するLCD11を示すものである。この図に示すように、アイコン化された操作パッド57は、小さいので、それに含まれるボタンや、領域に対して操作することはできない。そこで、操作パッド52に代わってアイコン化した操作パッド57を表示している場合、操作パッド/ポインタ制御部24は、カーソル51を表示しない。操作パッド57に指40が接触すると、タッチパッド制御部23が操作イベントを生成する。そして、この操作イベントが生成されることを契機にして、アイコン化された操作パッド57は、非アイコン化され、代わりに、カーソル51と操作パッド52とが表示される。
図8に示すフローチャートを参照して、操作パッド52が表示されている場合の操作パッド/ポインタ制御部24の動作について説明する。操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド制御部23からタッチパッド操作イベントを受信すると、図8に示す処理を開始する。まず、操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド制御部23からタッチパッド操作イベントを受信し(ステップC1)、アイコンフラグがセットされているか否かを判断する(ステップC2)。
アイコンフラグがセットされている場合(ステップC2でYESと判断)、操作パッド/ポインタ制御部24は、非アイコン化状態に遷移し(ステップC3)、アイコンフラグをリセットする(ステップC4)。更に、操作パッド/ポインタ制御部24は、操作パッド52のアイコンである操作パッド57に代えて、操作パッド52及びカーソル51を表示する画像データを作成し(ステップC10)、この画像データを表示制御部25に与えることで、操作パッド52及びカーソル51の画像を表示する要求を行って(ステップC19)、当該処理を終了する。
アイコンフラグがリセットされている場合(ステップC2でNOと判断)、操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド制御部23から受信したタッチパッド操作イベントの判定を行う(ステップC5)。この判定では、タッチパッド操作イベントが、カーソルを移動する操作、操作パッドを移動する操作、タップイベントを送信する操作、操作パッドをアイコン化する操作、操作パッドの表示を終了する操作、又は、それ以外のいずれを示すものであるかが判定される。上記操作の判定基準となる具体的なタッチ操作の内容に関しては、図6を参照して、前述した通りである。
判定結果がカーソルを移動する操作の場合(ステップC6でYESと判定)、操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド操作イベントに含まれる座標の情報に基づいて、移動後のカーソル51の表示座標を計算し(ステップC7)、その計算結果に従った位置にカーソル51を表示させるように、ステップC10において、操作パッド52とカーソル51とが含まれる画像データを作成する。なお、このカーソル51を移動させる操作は、指40をカーソル操作領域56上で移動させることによって行う。このため、指40がカーソル操作領域56に触れている場合、ステップC7及びステップC10の処理が継続して行われることになる。
判定結果が操作パッドを移動する操作である場合(ステップC8でYESと判定)、操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド操作イベントに含まれる座標の情報に基づいて、移動後の操作パッド52の表示座標を計算し(ステップC9)、その計算結果に従った位置に操作パッド52を表示させるように、ステップC10において、操作パッド52とカーソル51とが含まれる画像データを作成する。なお、この操作パッド52を移動させる操作は、操作パッド移動領域54に触れた指40を触れたまま移動させることによって行う。このため、指40が操作パッド移動領域54に触れている場合、ステップC9及びステップC10の処理が継続して行われることになる。
判定結果がタップイベントを送信する操作の場合(ステップC11でYESと判定)、操作パッド/ポインタ制御部24は、カーソル51の表示位置の座標の情報を含むタップイベントを主制御部20に送信する(ステップC12)。判定結果が操作パッドをアイコン化する操作の場合(ステップC13でYESと判定)、操作パッド/ポインタ制御部24は、アイコン化されていることを示すアイコンフラグをセットし(ステップC14)、操作パッド52に代わってアイコン化された操作パッド57を表示する画像データを作成する(ステップC15)。そして、操作パッド/ポインタ制御部24は、この画像データを表示制御部25に与えることで、操作パッド57を表示する要求を行って(ステップC19)、当該処理を終了する。
判定結果が操作パッドの表示を終了する操作である場合(ステップC16でYESと判定)、操作パッド/ポインタ制御部24は、操作パッド52とカーソル51とを表示しない画像データを作成し(ステップC17)、操作パッドを介した入力処理を終了する(ステップC18)。そして、操作パッド/ポインタ制御部24は、上記画像データを表示制御部25に与えることで、操作パッド52とカーソル51とを表示しない画像を表示させる要求を行って(ステップC19)、操作パッド52とカーソル51とを消去し、当該処理を終了する。判定結果がそれ以外の場合(ステップC16でNOと判定)には、不要なイベントであると判定し、処理は行わずに当該処理を終了する。
次に、図9に示すフローチャートを参照して、表示制御部25が主制御部20から表示するように要求された画像と、操作パッド/ポインタ制御部24から表示するように要求された画像とを合成して、この合成した画像をLCD11に表示する制御について説明する。
表示制御部25は、主制御部20又は操作パッド/ポインタ制御部24から表示する要求が送信されると、図9に示す処理を開始する。表示制御部25は、上記要求を受け付けて(ステップD1)、主制御部20から表示するように要求された画像と、操作パッド/ポインタ制御部24から表示するように要求された画像とを合成した画像を作成し(ステップD2)、この作成した合成画像をLCD11に表示する(ステップD3)。画像の合成は、例えば、αブレンドにより行う。
合成された画像の一例について、図10を参照して説明する。図10に示す合成画像58は、主制御部20によって作成された図4に示す画像と、操作パッド/ポインタ制御部24で作成された図6に示す画像とをαブレンド処理により合成した画像である。この画像に示すように、主制御部20によって作成された画像が視認可能で、操作パッド52を用いたユーザインターフェースが提供される。
次に、上述した各タッチ操作(カーソルを移動する操作、操作パッドを移動する操作、タップイベントを送信する操作、操作パッドをアイコン化する操作、及び、操作パッドの表示を終了する操作)について、図面を参照して具体的に説明する。
図11は、カーソルを移動する操作の例を説明する図である。カーソル操作領域56(操作パッド52のうち、タップイベント送出ボタン53、操作パッド移動領域54及びアイコン化ボタン55以外の領域。図6参照。)上に置いた指40を滑らせると、操作パッド/ポインタ制御部24及び表示制御部25によってカーソル51が移動する表示がなされる。例えば図11では、指40を左に滑らせることで、カーソルが図10に示す位置より左に移動する表示がなされる。このように、カーソル51は、カーソル操作領域56上で指40を滑らせた方向と同方向へ移動する。このような操作に基づくタッチパッド操作イベントがタッチパッド制御部23から与えられた場合、操作パッド/ポインタ制御部24は、図8のステップC5の判定処理により、カーソルを移動させる操作が発生したと判定する。
図12は、操作パッド52を移動する操作の例を説明する図である。操作パッド52上の操作パッド移動領域54に指40で触れ、そのまま指40をタッチパッド12上で滑らせると、操作パッド/ポインタ制御部24及び表示制御部25によって操作パッド52を移動する表示がなされる。例えば図12では、指40を下に滑らせることで、操作パッド52が図10に示す位置より下に移動する表示がなされる。このように、操作パッド52は、指40の動作に応じて移動する。このような操作に基づくタッチパッド操作イベントがタッチパッド制御部23から与えられた場合、操作パッド/ポインタ制御部24は、図8のステップC5の判定処理により、操作パッド52を移動させる操作が発生したと判定する。
図13は、タップイベントを送出する操作の例を説明する図である。タップイベント送出ボタン53を指40でタッチ(タップ)すると、この操作に応動してタッチパッド制御部23により生成されたタッチパッド操作イベントが、操作パッド/ポインタ制御部24に与えられる。これに対して、操作パッド/ポインタ制御部24は、図8のステップ5Cの判定処理により、タップイベント送出操作が発生したと判定する。これにより操作パッド/ポインタ制御部24は、操作パッド52とは無関係に、カーソル51が示す位置をタップした旨を示すイベントを、主制御部20に送信する。これにより主制御部20は、カーソル51が示す位置に例えばアイコンが表示されていると、アプリケーション部29が有するツール部のうち、上記アイコンに対応するツール部を起動する。
図14Aおよび図14Bは、操作パッド52をアイコン化する操作の例を説明する図である。図14Aは、操作パッド52のアイコン化ボタン55を指40でタップする操作を示したものである。アイコン化ボタン55を指40でタップすることにより、操作パッド52はアイコン化される。このような操作に基づくタッチパッド操作イベントがタッチパッド制御部23から与えられた場合、操作パッド/ポインタ制御部24は、図8のステップC5の判定処理により、操作パッド52をアイコン化させる操作が発生したと判定する。図14Bは、操作パッド52に代わって、アイコン化された操作パッド57が表示された状態を示したものである。また反対に、非アイコン化する場合、即ち操作パッド52を表示させる場合には、操作パッド57を指40でタッチ(タップ)すればよい。
図15は、操作パッド52の表示を終了する操作の例を説明する図である。操作パッド52上の操作パッド移動領域54に指40で触れた後、そのまま指40をタッチパッド12上で下に滑らせ、操作領域14まで指40を移動すると、操作パッド52の表示とカーソル51の表示とを終了させることができる。このような操作に基づくタッチパッド操作イベントがタッチパッド制御部23から与えられた場合、操作パッド/ポインタ制御部24は、図8のステップC5の判定処理により、操作パッド52の表示を終了する操作が発生したと判定する。
言い換えると、LCD11に表示されている操作パッド移動領域54に、使用者が指40を接触させ、そのまま指40を滑らせてLCD11外へ移動させて、操作領域14に触れることによって、操作パッド52の表示とカーソル51の表示とを終了させることができる。
なぜなら、このアクションをタッチパッド12の検出結果からタッチパッド制御部23が検出し、タッチパッド操作イベントとして操作パッド/ポインタ制御部24に通知する。これに対して操作パッド/ポインタ制御部24は、ステップC16において、操作パッドの表示を終了するアクションと判定し、表示制御部25を制御して、操作パッド52の表示を終了する。
また反対の操作により、操作パッド52を表示させるようにしてもよい。即ち、使用者が指40を操作領域14に触れたまま、LCD11上に滑らせるアクションを行う。すると、このアクションをタッチパッド12の検出結果からタッチパッド制御部23が検出し、タッチパッド操作イベントとして操作パッド/ポインタ制御部24に通知する。これに対して操作パッド/ポインタ制御部24は、操作パッドの表示を開始するアクションと判定し、表示制御部25を制御して、操作パッド52を表示する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る情報処理装置が適用された移動通信装置1は、図1及び図2に示した第1の実施形態で説明した移動通信装置1と、見かけ上類似した構成である。そこで、第2の実施形態に係る情報処理装置が適用された移動通信装置1の構成については、第1の実施形態に係る移動通信装置1と同じ部分には同一の符号を付して説明する。なお、以下の説明では、相違点を中心に説明し、特に説明しない点については、第1の実施形態に係る移動通信装置1と同様であるものとする。
第2の実施形態に係る情報処理装置が適用された移動通信装置1は、第1の実施形態の移動通信装置1と比べて、操作パッドと、操作パッドを介した使用者操作を処理する操作パッド/ポインタ制御部24の動作が一部異なっている。
まず、図16を参照して、第2の実施形態に係る移動通信装置1で表示される操作パッド70について説明する。操作パッド70は、タップイベント送出ボタン53と、操作パッド移動領域54と、アイコン化ボタン55と備えた画像であり、この他に、十字キーボタン(上キーボタン71a、下キーボタン71b、右キーボタン71c、及び、左キーボタン71d)と、決定キーボタン72と、これら以外の部分であるカーソル操作領域56とを備えた画像である。なお、十字キーボタンには、矢印図形が表示されているように図示したが、矢印図形以外の図形でもよい。
十字キーボタンと、決定キーボタン72とは、例えば、アプリケーションによってLCD11に表示されたアイテムの1つを選択し、選択されたアイテムに対応する動作をアプリケーションにさせるために用いられる。即ち、アプリケーションは、アイテムを表示し、表示されたアイテムの中の1つのアイテムを選択する。ここで、アイテムが選択されていることを使用者が認識できるよう識別可能にするために、選択されたアイテムは、他のアイテムと区別できるように強調されて表示がされる。以下の説明では、この強調された表示を、フォーカス表示と呼ぶ。
そして、上キーボタン71aが操作されると、アプリケーションは、選択されたアイテムの上方に表示されたアイテムを選択し、下キーボタン71bが操作されると、選択されたアイテムの下方に表示されたアイテムを選択する。右キーボタン71cが操作されると、アプリケーションは、選択されたアイテムの右方に表示されたアイテムを選択し、左キーボタン71dが操作されると、選択されたアイテムの左方に表示されたアイテムを選択する。そして、決定キーボタン72が操作されると、アプリケーションは、選択されたアイテム(フォーカスが当てられたアイテム)に対応する動作をする。
このように、十字キーボタンや決定キーボタン72を用いた入力と、第1の実施形態で説明したカーソル51やタップイベント送出ボタン53を用いた入力とのいずれの入力であっても、種々のアプリケーションを制御することができる。
しかしながら、例えば、ランチャーメニュー部によって表示される6つのアイコンは、上下左右に整然と配置されているため、十字キーボタンと、決定キーボタン72とによる入力が適している。一方、例えば、ブラウザ部によって表示されているWebコンテンツに含まれるアンカーは、整然と配置されていないことが多いため、カーソル51やタップイベント送出ボタン53を用いた入力が適している。
これらの2つの入力方法は、アプリケーションや、表示される内容に応じて、また、使用者の嗜好によって、適宜使い分けられるべきことである。第2の実施形態に係る移動通信装置1は、2つの入力方法を備えるため、使用者は、常に希望する方法を用いることができる。
次に、図17及び図18に示すフローチャートを参照して、操作パッド70が表示されている場合の操作パッド/ポインタ制御部24の動作について説明する。なお、図8に示したフローチャートと同じ処理を行うステップについては、同じ符号を付し、その説明を省略する。
操作パッド/ポインタ制御部24は、図8のステップC5に代えて、ステップE1を実施する。ステップE1において操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド制御部23から受信したタッチパッド操作イベントの判定を行う。具体的には、操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド操作イベントが、カーソルを移動する操作、操作パッドを移動する操作、タップイベントを送信する操作、操作パッドをアイコン化する操作、操作パッドの表示を終了する操作及び、操作キーに対する操作のうち、いずれを示すものであるかを判定する。ここで、操作キーに対する操作とは、十字キーボタンに対する操作、又は決定キーボタン72に対する操作を意味しており、タッチパッド操作イベントに含まれる、操作された位置を示す座標に基づいて、いずれの操作が行われたのかを判断する。
また第2の実施形態では、ステップC16で、タッチパッド操作イベントが操作パッドの表示を終了する操作ではないと判定した場合、操作パッド/ポインタ制御部24は、ステップE2を実行する。ステップE2において操作パッド/ポインタ制御部24は、判定結果が操作キーに対する操作であるか否かを判定する。ここで、判定結果が操作キーに対する操作であると判定した場合(ステップE2でYESと判定)、操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド操作イベントに含まれる座標に対応する操作キーが操作されたことを示すキーイベントを生成し(ステップE3)、このキーイベントを主制御部20に送信して(ステップE4)、動作を終了する。これに対して主制御部20は、表示制御部25を制御して、上記操作キーに対する操作に応じて、フォーカス表示74の表示位置を移動させる。なお、上記座標が十字キーボタン71a〜71dのいずれかに一致する場合、一致するボタンに応じて主制御部20が、フォーカス表示を上下左右のいずれかのアイテムに移動させる。
ここで、図19を参照して、表示制御部25が主制御部20から表示するように要求された画像と、操作パッド/ポインタ制御部24から表示するように要求された画像とを合成して、この合成した画像をLCD11に表示する制御について説明する。
図19に示す合成画像73は、図10に示した合成画像58と比較して、操作パッド52に代えて、操作パッド70を含んでいる。また合成画像73は、主制御部20によって、フォーカス表示74が合成されている。
フォーカス表示74は、アプリケーションによって表示されるアイテムのうち、十字キーボタンの操作によって選択されたアイテムを、他のアイテムと区別できるように、強調して表示するポインタである。図19では、フォーカス表示74は、長方形の太枠であって、選択されたアイテムを囲っている。なお、第1の特定機能表示11aや、第2の特定機能表示11bは、アプリケーションによって表示されるものではないため、フォーカス表示74が強調する対象にはならない。フォーカス表示74は、長方形に限るものではなく、また任意の色を設定したり、点滅表示させるようにしても良い。
また、以上の説明では、主制御部20が、フォーカス表示74を作成し、表示する位置を制御するとして説明したが、これに限るものではない。例えば、主制御部20に代わって、操作パッド/ポインタ制御部24がその役割を担うようにしても良い。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る情報処理装置が適用された移動通信装置1は、図1及び図2に示した第1の実施形態の移動通信装置1及び第2の実施形態の移動通信装置1と類似している。そこで、第1及び第2の実施形態に係る移動通信装置1と同じ部分には同一の符号を付し重複する説明を省略し、相違点を説明する。
第3の実施形態に係る情報処理装置が適用された移動通信装置1は、第1及び第2の実施形態の移動通信装置1と比べて、操作パッドと、操作パッドを介した使用者操作を処理する操作パッド/ポインタ制御部24の動作が一部が異なっている。
まず、図20A、図20B、図20Cを参照して、第3の実施形態に係る移動通信装置1で表示される操作パッドについて説明する。この実施形態では、第1〜第3の3種類の操作パッドを備え、選択的に1つの操作パッドを表示するようにしたものである。なお、操作パッドが表示された状態から非表示状態になった後、所定の操作が為されることで新たに表示される操作パッドは、非表示になる直前に表示されていた操作パッドと同じ種類の操作パッドである。この実施形態では、予め備えた複数の操作パッドの中の1つを選択的に表示するようにしているため、各操作パッドを表示する制御は単純かつ明瞭である。このため、使用者は、誤操作する可能性が小さい。
第1の操作パッド80は、図20Aに示すように、操作パッド移動領域54と、十字キーボタン(上キーボタン71a、下キーボタン71b、右キーボタン71c、及び、左キーボタン71dからなる。)と、決定キーボタン72と、第1の特定機能表示81aと、第2の特定機能表示81bと、操作パッド切替ボタン82とを備えた画像である。
第1の特定機能表示81aと、第2の特定機能表示81bとは、それぞれ、図4に示した第1の特定機能表示11aと、第2の特定機能表示11bに相当するものである。第1の特定機能表示11aと第2の特定機能表示11bは、LCD11の上角に表示され、フォーカス表示74の対象外である。このため、移動通信装置1を片手で使用している場合に、第1の特定機能表示11aや第2の特定機能表示11bに指40で触れることが難しく、指40で触れるためには、移動通信装置1を持ちかえる必要がある。これに対して、第1の特定機能表示81a及び第2の特定機能表示81bは、第1の操作パッド80内に表示されているため、移動通信装置1を片手で使用している場合でも、容易に指40で触れることができる。
操作パッド切替ボタン82は、長押し操作されると、主制御部20の制御によって、第1の操作パッド80に代えて、第2の操作パッドを表示させるためのソフトウェアキーである。なお、長押し操作とは、所定時間以上、連続して接触する操作である。
なお、第1の操作パッド80が表示されている場合、第2の実施形態の操作パッド70と同様に、主制御部20の制御によってフォーカス表示74が表示され、その表示位置が制御される。
第2の操作パッド83は、図20Bに示すように、タップイベント送出ボタン53と、操作パッド移動領域54と、操作パッド切替ボタン82と、スクロールバー84と、これら以外の部分であるカーソル操作領域56とを備えた画像である。操作パッド切替ボタン82は、長押し操作されると、主制御部20の制御によって、第2の操作パッド83に代えて、第3の操作パッドを表示させるためのソフトウェアキーである。主制御部20は、第2の操作パッド83を表示する場合には、カーソル51も表示するように制御する。
スクロールバー84は、第2の操作パッド83の右辺に沿った垂直バーと、第2の操作パッド83の下辺に沿った水平バーとからなり、垂直バー上で指40を移動させると、表示されている画像が主制御部20によって縦方向にスクロール表示され、また、水平バー上で指40を移動させると、表示されている画像が主制御部20によって横方向にスクロール表示される。
なお、操作パッド切替ボタン82は、表示されている操作パッドの種類に関係なく、長押し操作が必要である。その理由は、主に、第2の操作パッド83にある。第2の操作パッド83では、指40がカーソル操作領域56上で広く移動するため、誤って指40が操作パッド切替ボタン82に接触しただけでは、操作パッドの切り替えが発生しないように、操作パッド切替ボタン82長押し操作で動作するようにしている。また操作パッド毎に、操作パッド切替ボタン82に対する操作が異なると、使用者が混乱するので、長押し操作に統一している。
第3の操作パッド85は、図20Cに示すように、操作パッド移動領域54と、操作パッド切替ボタン82と、第1の機能表示86aと、第2の機能表示86bとを備えた画像である。第1の機能表示86aと、第2の機能表示86bとは、操作されると、それぞれ対応づけられた所定のアプリケーションを起動するために用いられる。操作パッド切替ボタン82は、長押し操作されると、主制御部20の制御によって、第3の操作パッド85に代えて、第1の操作パッド80を表示させるためのソフトウェアキーである。
ここで、第1〜第3の操作パッド80、83、85の大きさは、互いに異なっても良い。第2の操作パッド83は、カーソル操作領域56を有するため、大きいことが好ましい。ただし、主制御部20が作成した画像と、操作パッドとは合成されてLCD11に表示されるため、操作パッドによって、いくらかの見難さを伴うことが避けられない。このため、いずれの操作パッドであっても、指40の移動によって触れることが可能な大きさであればよく、この大きさを超えて大きくしないことが好ましい。
一方、第3の操作パッド85は、表示する内容が少ないので、小さく表示することができる。ただし、第1〜第3の操作パッド80、83、85のいずれにおいても、操作パッド切替ボタン82は、LCD11の表示画面の共通の位置に表示される。これにより、容易に連続して第1〜第3の操作パッド80、83、85を切り替えることができる。
次に、図21及び図22に示すフローチャートを参照して、第1〜第3の操作パッド80、83、85が表示されている場合の操作パッド/ポインタ制御部24の動作について説明する。なお、図8、図17及び図18に示したフローチャートと同じ処理を行うステップについては、同じ符号を付し、その説明を省略する。
なお、第3の実施形態に係る操作パッドは、アイコン化しない。そこで、操作パッド/ポインタ制御部24は、アイコン化して表示するための動作及び非アイコン化して表示するための動作である、図8のステップC2〜ステップC4、及び、ステップC13〜ステップC15の動作は行わない。
操作パッド/ポインタ制御部24は、ステップC5に代えて、ステップF1を実施する。ステップF1において操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド制御部23から受信したタッチパッド操作イベントの判定を行う。具体的には、操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド操作イベントが、スクロールバーに対する操作、カーソルを移動する操作、操作パッドを移動する操作、タップイベントを送信する操作、操作パッドの表示を終了する操作、操作キーに対する操作、操作パッドを切り替える操作、表示している機能を実行する操作のうち、いずれを示すものであるかを判定する。操作パッドをアイコン化する操作であるか否かについては判定しない。
ここで、スクロールバーに対する操作とは、スクロールバー84に対する操作のことである。また、操作パッドを切り替える操作とは、操作パッド切替ボタン82に対する操作のことである。そして、表示している機能を実行させる操作とは、第1、第2の特定機能表示81a、81b、及び、第1、第2の機能表示86a、86bに対する操作である。
判定結果がスクロールバーに対する操作である場合(ステップF2でYESと判定。この判定は、第2の操作パッド83が表示されている場合に限って行われる。)、操作パッド/ポインタ制御部24は、主制御部20に対して、LCD11に表示している画像を、水平方向又は垂直方向にスクロール表示するように指示して(ステップF3)、動作を終了する。これにより、主制御部20は、表示制御部25を制御して、水平バーが操作された場合には、LCD11に表示している画像を水平方向にスクロール表示させ、一方、垂直バーが操作された場合には、LCD11に表示している画像を垂直方向にスクロール表示させる。
判定結果がカーソルを移動する操作の場合(ステップC6でYESと判定。この判定は、第2の操作パッド83が表示されている場合に限って行われる。)、操作パッド/ポインタ制御部24は、ステップC7に代えて、ステップF4〜F7を実施する。
即ち、操作パッド/ポインタ制御部24は、主制御部20に対して操作パッド移動領域54の表示形態を変更する指示を行う(ステップF4)。これにより、主制御部20は、表示制御部25を制御して、上記表示形態を変更する。この表示形態の変更は、カーソル操作領域56を介した操作が行われたことを使用者に示すためである。例えば、色や濃さ、デザイン等を変更したり、又は表示を点滅させる。そして、操作パッド/ポインタ制御部24は、ステップC7と同様にして、カーソル51の表示座標を計算する(ステップF5)。
続いて、操作パッド/ポインタ制御部24は、タッチパッド操作イベントに含まれる座標の情報に基づいて、指40が接触されている位置が、第2の操作パッド83の外であるか否かを判定する(ステップF6)。外であると判定した場合、言い換えると、指40が接触されたまま第2の操作パッド83の外に移動した場合、この旨を操作パッド/ポインタ制御部24は、主制御部20に通知する(ステップF7)。これにより主制御部20は、バイブレータ(図示せず)を振動させて、上記位置が第2の操作パッド83の外であり、操作が無効であることを使用者に報知する。一方、外でないと判定された場合、上記報知を行うことなく、ステップC10に移行して、操作パッドと、移動したカーソル51が合成された画像を表示する。
なお、ステップF7では、上記報知に代えて、操作パッド/ポインタ制御部24が、指40が接触している位置に追従して、第2の操作パッド83を移動させて表示するようにしても良い。即ち、この場合、前述とは異なり、第2の操作パッド83外への指40の移動に伴う操作が受け付けられている。また、このような第2の操作パッド83が表示される位置の移動に合わせて、第1の操作パッド80及び第3の操作パッド85を表示する位置も同様に移動させるようにしてもよい。また、このような第1乃至第3の操作パッドの表示位置を変更しても、操作パッド切替ボタン82の表示位置は変更せずに、同じ位置に表示するように制御してもよい。なお、これらの制御は、操作パッド/ポインタ制御部24が主制御部20に対して指示を与えることで、主制御部20と表示制御部25が行う。
判定結果が操作キーに対する操作でない場合(ステップE2でNOと判定)、操作パッド/ポインタ制御部24は、ステップF8に移行する。そして、判定結果が操作パッドを切り替える操作である場合(ステップF8でYESと判定)、操作パッド/ポインタ制御部24は、現在表示している操作パッドに代えて、次順の種類の操作パッドを表示する画像を作成し、これを表示制御部25に出力(ステップF9)、ステップC19に移行する。カーソル51は、第2の操作パッド83を表示する場合にのみ表示される。
また、判定結果が、表示している機能を実行する操作である場合(ステップF10でYESと判定。この判定は、第1の操作パッド80か、第3の操作パッド85が表示されている場合に限って行われる。)、操作パッド/ポインタ制御部24は、操作された機能を主制御部20に通知し、これにより主制御部20が、通知された機能に対応する機能を実行し(ステップF11)、当該処理を終了する。例えば、操作された表示が第1、第2の特定機能表示81a、81bである場合、主制御部20に対して、それぞれ、第1、第2の特定機能表示81a、81bが操作されたイベントが発生した旨を送信する。一方、第1、第2の機能表示86a、86bが操作された場合、主制御部20に対して、それぞれに定められた所定のアプリケーションを起動するように指示する。
次に、図23〜図25を参照して、表示制御部25によって生成された合成画像の表示例について説明する。なお、表示制御部25は、主制御部20から表示要求された画像と、操作パッド/ポインタ制御部24から表示要求された画像を合成することで上記合成画像を生成する。
第1の操作パッド80及びフォーカス表示74を含む合成画像91を図23に例示する。フォーカス表示74は、主制御部20によって作成される。第2の操作パッド83及びカーソル51を含む合成画像92を図24に例示する。更に、第3の操作パッド85を含む合成画像93を、図25に例示する。第3の操作パッド85は、第1の特定機能表示81a又は第2の特定機能表示81bに対応づけられた機能を素早く起動するためのパッドであり、カーソル51及びフォーカス表示74は、表示しない。
次に、図26A、図26B、図26Cを参照して、図20A、図20B、図20Cに示した第1〜第3の操作パッド80、83、85の変形例である第1の操作パッド80−2、第2の操作パッド83−2、第3の操作パッド85−2について説明する。第1の操作パッド80−2、第2の操作パッド83−2、第3の操作パッド85−2は、それぞれ、第1〜第3の操作パッド80、83、85と比較して、操作パッド切替ボタン82の位置が異なる。
即ち、第1〜第3の操作パッド80、83、85では、操作パッド切替ボタン82が操作パッドの右下部に表示するようにしていたが、第1〜第3の操作パッド80−2、83−2、85−2では、左下部に表示するようにしている。また、第2の操作パッド83−2においては、第2の操作パッド83と比較して、操作パッド切替ボタン82の位置の変更に伴い、スクロールバー84の表示位置を変更するとともに、タップイベント送出ボタン53の位置も変更している。その他の操作に用いられるボタン及び領域については、位置を変更していない。
第1〜第3の操作パッド80、83、85又は第1〜第3の操作パッド80−2、83−2、85−2のどちらのグループが用いられるかは、使用者が利き手や嗜好に応じて選択する。なお、いずれのグループを選択した場合でも、操作パッドの表示を終了し、再び操作パッドを表示する場合には、同じグループの操作パッドが表示される。また、第1〜第3の操作パッド80−2、83−2、85−2のグループを用いる場合、いずれの操作パッドにおいても、操作パッド切替ボタン82はLCD11の表示画面の共通する位置に表示されるように、主制御部20が制御する。
なお、第3の実施形態において、第1〜第3の操作パッド80、83、85の3種類を選択的に用いるものとして説明したが、これに限るものではなく、任意の2種類であっても良い。
(その他の実施形態)
操作パッド/ポインタ制御部24は、テストモードで動作する。テストモードとは、使用者が指40を意図したボタンや領域に接触させたり、あるいは、接触させたまま移動させることが容易に行えるかを調べる動作モードである。テストモードは、例えば、使用者が初めて移動通信装置1を使用する初期設定時や、使用者が操作キー16に所定の操作を行うと、操作パッド/ポインタ制御部24により開始される。
テストモードにおいて、操作パッド/ポインタ制御部24は、使用者が容易に操作できないと判断すると、操作しやすくなるように、操作パッドを大きくして、ボタンを大きくし、ボタン間の間隔を広げ、入力領域を大きくする。これらの大きさ等は、使用者の指の大きさや、使用者が指の腹で接触するか、指の爪で接触するか等に依存して最適な値が異なるので、適宜調整することが好ましい。
具体的には、テストモードにおいて、操作パッド/ポインタ制御部24は、前述した操作パッドのいずれか、あるいは、図27に例示するテストモード専用の操作パッド95をLCD11に表示させる。そして、操作パッド/ポインタ制御部24は、LCD11にメッセージ表示96を表示したり、あるいは、音楽発生用のスピーカ(図示せず)からの音声メッセージを拡声出力して、使用者に操作パッド95に含まれるテストボタン97のいずれか1つを操作するように促す。その後、操作パッド/ポインタ制御部24は、操作されるまでの時間と、接触された位置を検出し、この検出結果に基づいて、使用者が容易に操作可能か否かを判断する。図27に示すように、テストボタン97は、密に配置したものと、疎に配置したものを用意しているので、これら両方についてテストすることで、使用者が容易に操作可能な程度を判断することができる。
以上説明した複数の実施形態は、適宜組み合わせて実施することが可能である。例えば、第3の実施形態の第2の操作パッド83や、第3の操作パッド85に、第1の特定機能表81aや、第2の特定機能表示81bを含ませるようにしても良い。また、第3の実施形態で、指40が接触したまま第2の操作パッド83外に移動した場合、その旨の報知を行ったり、あるいは、第2の操作パッド83を表示する位置を移動するものとして説明したが、この処理は、第2の操作パッド83以外の操作パッドに適用することができる。
また、以上の説明は、本発明を移動通信装置1に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明は、他の携帯型の情報処理装置、例えば、小型パソコン、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯型音楽再生装置、テレビ受像装置、リモコン装置等に適用可能である。
また、携帯型とは、必ずしもケーブルを介して他の装置と接続されていないことを意味しない。例えば、任意の装置と柔軟性に富む信号送受用ケーブルを介して接続された小型の操作入力装置や、柔軟性に富む商用電源ケーブルを介して電力が供給される小型の装置に本発明を適用することが可能である。本発明は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
1:移動通信装置、10:筐体、11:LCD、11a、81a:第1の特定機能表示、11b、81b:第2の特定機能表示、12:タッチパッド、14:操作領域、16:操作キー、20:主制御部、22:入力制御部、23:タッチパッド制御部、24:操作パッド/ポインタ制御部、25:表示制御部、29:アプリケーション部、40:指、51:カーソル、52、70、95:操作パッド、53:タップイベント送出ボタン、54:操作パッド移動領域、55:アイコン化ボタン、56:カーソル操作領域、57:アイコン化された操作パッド、58、73、91、92、93:合成画像、71a:上キーボタン、71b:下キーボタン、71c:右キーボタン、71d:左キーボタン、72:決定キーボタン、74:フォーカス表示、80、80−2:第1の操作パッド、82:操作パッド切替ボタン、83、83−2:第2の操作パッド、84:スクロールバー、85、85−2:第3の操作パッド、86a:第1の機能表示、86b:第2の機能表示、96:メッセージ表示、97:テストボタン

Claims (3)

  1. 表示を行うとともに、その表示に対する操作を検出するタッチパネルと、
    前記タッチパネルに、第1切替ボタンを有する第1の操作パッドと第2切替ボタンを有する第2の操作パッドのうち、いずれか一方を選択的に表示させる前記タッチパネルが前記第1切替ボタンに対する操作を検出した場合に、前記第1の操作パッドに代えて前記第2の操作パッドを表示させ、一方、前記タッチパネルが前記第2切替ボタンに対する操作を検出した場合に、前記第2の操作パッドに代えて前記第1の操作パッドを表示させる表示制御手段と、
    を具備し、
    前記第1の操作パッドは、オペレーティングシステム及び/又はアプリケーションソフトウェアに対する指示を受け付けるためのソフトウェアキーを含み、
    前記第2の操作パッドは、前記タッチパネルに表示されるカーソルの表示位置を操作するための領域を含み、
    前記表示制御手段は、前記第1切替ボタン又は前記第2切替ボタンが第1の閾値以上の時間に渡って操作された場合、現在表示している操作パッドに代わって他の操作パッドを表示させ、前記指示を受け付けるための前記ソフトウェアキーが前記第1の閾値未満の第2の閾値以上の時間に渡って接触された場合、前記指示を受け付ける
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記第1の操作パッドの表示位置と、前記第2の操作パッドの表示位置とを制御して、前記第1切替ボタンと、前記第2切替ボタンとを前記タッチパネルの同じ位置に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. さらに、前記タッチパネルの検出結果に基づいて、前記第2の操作パッドに対する操作が、前記第2操作パッド内から前記第2操作パッド外に移動した場合に、所定の報知を行なう報知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
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