ルノーと日産を結んだ博愛精神 シュバイツァー氏が残した再編の教訓
仏自動車大手ルノーのルイ・シュバイツァー元会長が亡くなった。20世紀末に相次いだ自動車の国際再編の「成功例」とされた日産自動車とルノーの資本提携の立役者だった。ルノー・日産アライアンス(連合)草創期のメンバーの多くが「シュバイツァー氏がいたから実現した」と異口同音に語る。
日産の元最高執行責任者(COO)でルノーとの資本提携の担当者だった志賀俊之氏には忘れられない一日がある。1999年3月11日...
日産自動車は2028年3月期までに世界で7工場を削減すると発表しました。世界従業員数の15%に相当する2万人の削減にも踏み切ります。これまで複数回の構造改革を進めてきましたが、高コスト体質から脱却できないまま、主力の米国や中国で販売が落ち込みました。トランプ米政権の関税政策も重荷となります。最新ニュースと解説をお伝えします。