八十二銀行の26年3月期、純利益15%増に上方修正
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八十二銀行は7日、2026年3月期の連結純利益が前期比15%増の550億円になりそうだと発表した。従来予想から50億円引き上げ、最高益を更新する見込み。トランプ米政権による関税政策が株価や金利に与える影響が当初予想していたよりも少なかったことなどが寄与する。
同日発表した25年4〜9月期の連結純利益は前年同期比53%増の297億円で、同期として最高益を更新した。
26年1月の八十二銀行と長野銀行の合併に伴う役員人事も発表し、長野銀行の西澤仁志頭取が八十二長野銀行の副頭取執行役員に内定した。このほか長野銀行から2人が執行役員に内定している。