
R.I.P
1月26日(木) 午後7時半2人
最大限の敬意を以って投稿させていただきます
『久しぶりに本物の焼肉料理を味わいました』
本物の焼肉!意味が分からないかもしれませんが
全てはタレだと思います
焼き方は美味いものを食べた経験が多ければ誰でも最大限に旨さを引き出せます
店主やスタッフが焼く店なんて、我を押し付けているだけで美味しいとは限りません
その日その時の客の舌が解るのでしょうか?
何故なら鉄板焼屋さんだって
焼き方を客が指定しますよね
お寿司屋さんだって、シャリの大きさ握りの加減を客が注文しますよね
それとも店の言われたまま食べて満足できるのですか?
客を満足させられない店は淘汰されると思います
投稿などで絶賛されているお店に聞きたいです
コチュジャンって作り方わかります?
ネットに出て来るのは即席ですよ!
というか、作ってますか?
焼肉の揉みダレ、つけダレ
違いがわかります?
チョレギのドレッシングは?
肉だってそうです!
メニューや謳い文句では
「厳選された…」なんて書いてあっても
冷凍した肉を平気で出したり
切り方を間違えていたり
そんなドリップが出た肉を「柔らかくて美味しい!」なんて忖度としか思えない投稿があったりして( ; ; )chaosです
なんだかキムチやスープさえまともに作れない
素人店ばかりになりましたね…
10年ぶりの訪問です
ドアを開けると若いスタッフばかり
「ご予約は?」と、聞かれ
いや、していないです
少し待って、なんとか入れていただきました
この席は以前座敷だった席です
今日のオススメなど説明があったのですが
遮りつつ^^;
とりあえず生二つ!
お通しとキムチを見て食べて確信!
「ねえ、ここのオーナーって昔から同じ?」
と質問すると
現社長は33歳の…
「じゃあ、そのお父さんが元のオーナー?そこら辺教えてもらう事できるかなぁ?」
僕の名前、オーナーの兄弟や周りの人との関係、
できれば連絡もとりたい旨を話すと
今日は社長、不在ですが連絡とってみます
と丁寧に応対をしてくれたので、
料理を注文しました
ハツ刺し、センマイ刺し
オススメというトモサンカク
ほどなく社長が駆けつけてくれました
あぁ、お父さんに似てるね!
…実は父が
八年前に…
あぁ、そうなのか…3年前に来たら店が閉まっていて心配はしていたんだよ
もしかしてオーナーが変わったのかな?って
「お姉さんのシズちゃん?あっちゃんは?…」
根掘り葉掘り聞いてしまいました
(あっちゃんというのは、数十年前一軒から始まった叙々苑や三千里等々を有名にしたグループの1人)
全てに於いて丁寧に親切に教えてくれました
「忙しいのにわざわざ来てくれてありがとう
味は変わらないね、やり方も!
これを機に、またちょくちょく来る様にするから
お父さんの話してよ」
好青年で素晴らしい社長でした!
お父さんのレシピを守っているそうで
なんだかホッとしました
隣のBARも経営しているみたいです
明るく派手だったらカズオさんへ献杯を込めて
隣のBARからモエピン持ってきてもらいました
よし、今日はたべよう!
タン!むちゃくちゃ美味い!
焼き方は自分の好みですが、今日の品と向き合いながらコリっとしない様にふわっとさせながら口の中で脂を溶かす感じで
上ロース、追加のタン、ミスジ、ハラミ…スジ煮込みや冷麺まで
スジ煮込みはちょっと甘いな!
それと、チョジャンも濃いな!
簡単なものほど手を抜くな
とはいえ
カズオさん、素晴らしい後継で良かったですね!
本物の味は守られていますよ!
社長曰く、もう1人の川崎の知り合いである城野さん
川崎で知らない人はいないくらい有名なキムチ屋さんを経営しているそうで
カズオさんが「作り方一緒だから!」と
ずっと否定していたとのこと^ ^
そうですよね、あっちゃん、コウちゃん、池田さん…
カズオさんも城野さんも鍛えられたんですものね
必ず、僕が三千里に連れてきますから!
天国のカズオさん、仲直りしましょうね
今日はお店に来れて良かった
May you rest in peace.
#美味い焼肉とは #語り継がれる味