このプルリクエストは、Google Apps Scriptプロジェクトにおける変更ログの登録と送信のワークフローをリファクタリングするものです。主な改善点は、変更ログを保存するロジックとGoogle Chatに送信するロジックを分離したことで、プロセスがより明確になり、保守性が向上しました。これらの変更を反映して、UIとメニューオプションも更新されています。

ワークフローとUIの改善点:

• changesInput.htmlのサイドバーボタンと関連する関数名が「出版」から「保存」に変更され、呼び出される関数もsendChanges()からsaveChanges()に変更されました。ステータスメッセージとボタンラベルも、この用語に合わせて変更されています。（[[1]](https://github.com/pasububook/g-spreadsheetPublishBot/pull/5/files#diff-61f13dd6377a4cd50953b461feff16185dc4a4147eaf6dd28219570df861dad0L54-R63)、[[2]](https://github.com/pasububook/g-spreadsheetPublishBot/pull/5/files#diff-61f13dd6377a4cd50953b461feff16185dc4a4147eaf6dd28219570df861dad0L80-R88)、[[3]](https://github.com/pasububook/g-spreadsheetPublishBot/pull/5/files#diff-61f13dd6377a4cd50953b461feff16185dc4a4147eaf6dd28219570df861dad0L97-R97))
• main.gsのカスタムメニューには、変更ログを保存するための「変更内容を登録」と、送信するための「Google Chatに送信」が追加され、それぞれに対応する関数がマッピングされています。 ([main.gsL1-R58](https://github.com/pasububook/g-spreadsheetPublishBot/pull/5/files#diff-327e5a22a4dcc64c0d73a6154a631ff95775b5d1596bc6f05725f36243e48511L1-R58))

バックエンドロジックの変更点:

• main.gs に新しく追加された saveCommitRevision 関数は、変更ログエントリを .changelog シートに保存します。保存される情報には、タイムスタンプ、編集者のメールアドレス、変更内容、およびマージ済みフラグが含まれます。([main.gsL1-R58](https://github.com/pasububook/g-spreadsheetPublishBot/pull/5/files#diff-327e5a22a4dcc64c0d73a6154a631ff95775b5d1596bc6f05725f36243e48511L1-R58))
• 新しく追加された getChangelogs 関数は、.changelog シートからマージされていない変更ログを取得し、マージ状態を更新します。([main.gsL1-R58](https://github.com/pasububook/g-spreadsheetPublishBot/pull/5/files#diff-327e5a22a4dcc64c0d73a6154a631ff95775b5d1596bc6f05725f36243e48511L1-R58))
• Google Chatへの変更通知の送信ロジックは、mergeMain 関数によって処理されるようになりました。この関数は、変更ログを取得し、.config ファイルのバージョン番号を更新し、処理の一環としてキャッシュシートを削除します。 （[main.gsR71-R83](https://github.com/pasububook/g-spreadsheetPublishBot/pull/5/files#diff-327e5a22a4dcc64c0d73a6154a631ff95775b5d1596bc6f05725f36243e48511R71-R83)）

これらの変更により、責任範囲を明確に分離し、ユーザーインターフェースを改善することで、変更ログの登録と送信プロセスがより堅牢になり、メンテナンスも容易になります。