Vst3SampleHost

このプロジェクトは、VST3プラグインをホストするサンプルホストアプリケーションのプロジェクトです。

機能

• VST3プラグインをロードできます。
• PCキーボードからプラグインにMIDIノートを送信して、波形合成できます。
  • PCキーボードのA, W, S, ..., L, P をピアノ鍵盤に見立てて、MIDIノートをプラグインに送信します。
  • Z と X キーでオクターブを変更できます
• マイク入力をプラグインに送信して、エフェクト処理できます。

ビルド方法

Vst3SampleHostは、以下の環境でビルドできます。

• macOS 10.13.4 & Xcode 10.1
• Windows 10 & Visual Studio 2017
• Windows 10 & Visual Studio 2019

必須要件

• Java JRE (or JDK) version 8 or later (Gradleを使用するため)
• Git 2.8.1 or later
• CMake 3.14.1 or later
• Xcode 10.1 or later
• Visual Studio 2017 or later

macOS環境でのビルドコマンド

cd ./ChapterXX/gradle

./gradlew build_all [-Pconfig=Debug]
# `config` プロパティはデフォルトで `Debug` が指定されます。リリースビルド時は、 `-Pconfig=Release` を指定します。

open ../build_debug/Debug/Vst3SampleHost.app

Windows環境でのビルドコマンド

cd .\ChapterXX\gradle

gradlew build_all [-Pconfig=Debug] [-Pmsvc_version="..."]
: `config` プロパティはデフォルトで `Debug` が指定されます。リリースビルド時は、 `-Pconfig=Release` を指定します。
:
: `msvc_version` プロパティには、`"Visual Studio 16 2019"` または `"Visual Studio 15 2017"` を指定できます。
: デフォルトでは `"Visual Studio 16 2019"` が使用されます。
: そのため、Visual Studio 2017のみをインストールしている環境ではこのオプションに明示的に `"Visual Studio 15 2017"` を指定してください。
:
: 非英語ロケール環境でのビルド時に文字化けが発生する場合は、 `-Dfile.encoding=UTF-8` オプションを追加してください。

start ..\build_debug\Debug\Vst3SampleHost.exe

TIPS

• サブモジュールのビルドが完了していてVst3SampleHost自体の再ビルドのみが必要な場合は、以下のようにコマンドを実行することで、不要なサブモジュールの再ビルドをスキップできます。

./gradlew prepare_app build_app [-Pconfig=Debug]

ライセンスと依存ライブラリ

Vst3SampleHostのソースコードは MIT License で公開します。配布するバイナリにはさらに "Proprietary Steinberg VST3" license が適用されます。

Vst3SampleHostは以下のライブラリに依存しています。

• wxWidgets
• PortAudio
• VST3 SDK
• RtMidi

商標について

VST is a trademark of Steinberg Media Technologies GmbH, registered in Europe and other countries.

連絡先

hotwatermorning@gmail.com

https://twitter.com/hotwatermorning