
🎉 新機能と改善点
1. LLMテスター機能の拡張
- 新規テスターUIの追加:
- Gradioベースのテスターインターフェース追加(ee-llm-tester-gr)
- Streamlitベースのテスターインターフェース追加(ee-llm-tester-st)
- 両インターフェースでIPアドレス情報や詳細なデバッグ情報を表示
2. LiteLLM機能の強化
- モデル対応の拡張:
- OpenRouter APIの統合(openrouter/openai/o3-miniモデルをサポート)
- モデル名の標準化(openai/gpt-4o-miniなどの命名規則の統一)
3. インフラストラクチャの改善
- Docker環境の最適化:
- DockerグループIDを環境変数から設定可能に
- コンテナ間の連携強化とネットワーク設定の改善
- Langfuse3のNextAuth URL設定の更新
4. 新規プレゼンテーションツールの追加
- Marp Editable UI:
- コンテナ化されたMarkdownプレゼンテーション編集環境
- フロントエンド(Vite)とバックエンド(Express)の統合
- CloudFrontインフラストラクチャのサポート
5. セキュリティの強化
- WAF設定の改善:
- IPホワイトリストをCSVファイルで管理
- より柔軟なセキュリティルール設定
6. 設定管理の改善
- テンプレート設定ファイルの追加:
- 各コンポーネントの.env.exampleファイルを追加
- 設定ファイルの標準化と文書化
🔧 技術的な変更点
インフラストラクチャ
- CloudFrontディストリビューションの最適化
- Terraformモジュールの改善とリファクタリング
- セキュリティグループ設定の見直し
開発環境
- VS Code設定の改善(SQLiteビューア拡張機能の追加)
- 開発環境の起動オプション最適化
CI/CD
- デプロイスクリプトの改善
- ECRクリーンアップスクリプトの追加
📝 注意事項
- LiteLLMの設定変更に伴い、既存の設定ファイルの更新が必要
- WAFのIPホワイトリストを新しいCSV形式に移行する必要あり
- 環境変数の設定を確認し、必要に応じて更新
🚀 アップグレード手順
- リポジトリを最新版に更新
- 環境変数ファイルの更新
cp .env.example .env
# 必要な環境変数を設定
- Dockerコンテナの再ビルドと起動
docker-compose down
docker-compose up -d --build
🐛 既知の問題
- 特定の条件下でのLangfuse接続の安定性に関する問題
- 一部のブラウザでのMarp Editable UIの表示の最適化が必要