コンバージョンの価値はすべて同じではなく、他に比べて価値の高いコンバージョンもあります。そこで各コンバージョンに値(購入額など)を割り当てれば、単にコンバージョンが発生した数ではなく、コンバージョンごとの価値の違いをふまえて広告の価値を把握できます。そうすれば、価値の高いコンバージョンを見極めて重点的に対応できます。
コンバージョン値は、検索広告 360 で作成されたコンバージョンや、他のプラットフォームからインポートされたコンバージョンに割り当てることができます。
Floodlight のコンバージョン値には、次の条件が適用されます。
条件 |
Floodlight セールスタグの場合 |
セールス以外のタグの場合 |
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Floodlight タグの配信時にコンバージョン値を記録する。 |
はい。 |
いいえ。 |
オフライン API を通じてコンバージョン値をアップロードする。 |
はい。 |
いいえ。 |
コンバージョン値を変更するには、カスタム変数の調整かコンバージョン値のルールを適用する。 |
はい。 |
はい。 |
コンバージョン値を変更するには、Floodlight 処理を使用する。 |
はい。 |
はい。 |
コンバージョン値は、[コンバージョン アクション] ページで直接変更する。 |
はい。 |
はい。コンバージョン値を変更するか、ゼロに設定する。 |
元のコンバージョン値の列を選択すると、調整やルールなしで最初にレポートされたコンバージョン値を確認することもできます。CFV セグメントについては、これは新たな追加であり、この列に表示されるのは 2024 年 7 月以降のデータのみです。
次の表に、コンバージョン値の調整と、各種調整の効果的な使い方を示します。
調整の種類 |
ベスト プラクティス |
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デフォルトのコンバージョン値(調整なし) |
トラッキング、カウント、レポート作成の目的で、すべてのコンバージョンに割り当てられる同一のコンバージョン値です。詳しくは、Floodlight コンバージョン アクションのコンバージョン値をご覧ください。
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トランザクション固有のコンバージョン値 |
トランザクションごとにコンバージョンに割り当てられる可変のコンバージョン値です。 例: 顧客が購入するたびに、そのトランザクションを記録します。
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カスタム変数の調整 |
さまざまな条件に基づいて、コンバージョンに適用される調整です。 例:
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コンバージョン値のルール |
地域、オーディエンス、デバイスなど、状況が異なっていても値が変わらないコンバージョンに適用されるルールです。 例: ニューヨークの顧客については、コンバージョン値を 2 倍に引き上げる。
例: モバイル デバイスで買い物をするニューヨークの顧客については、コンバージョン値を 3 倍に引き上げる。
ルールの条件:
例: $10(レポートされた値)× 3(CVA が「新規」の場合)+ $10(地域がニューヨークの場合)= $40(最終調整値)。
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