JPH11329806A - 車載用回転操作型電子部品 - Google Patents
車載用回転操作型電子部品Info
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- JPH11329806A JPH11329806A JP10128543A JP12854398A JPH11329806A JP H11329806 A JPH11329806 A JP H11329806A JP 10128543 A JP10128543 A JP 10128543A JP 12854398 A JP12854398 A JP 12854398A JP H11329806 A JPH11329806 A JP H11329806A
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Abstract
ルクによって作動させることができる車載用回転操作型
電子部品に関し、製品外形の小さいものを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 樹脂製の操作軸1と軸受20の円形貫通
孔20A下方の大径円形孔部22との間に所定幅の弾性
金属薄板を多角形状に折り曲げて形成された平板ばね2
3を装着して、その平面部分23Aを操作軸1の外周面
に、また折り曲げた角の部分23Bを軸受20の大径円
形孔部22の内周面に所定の圧力で圧接させる回転トル
ク発生機構部21を軸受20の内側に構成したため、所
定の高さで安定した操作軸1の回転トルクが得られる小
形の車載用回転操作型電子部品を実現することができ
る。
Description
の際に、所定の高い回転トルク力によって作動させるこ
とができる車載用回転操作型電子部品に関するものであ
る。
オーディオ機器においては多機能化が急激に進展してお
り、車の前面パネルの限られたスペースの中に多くの機
能を凝縮しなければならないため、各機能の調整および
選択用として用いられる可変抵抗器・エンコーダ・ロー
タリスイッチ等の車載用回転操作型電子部品に対して小
型化の要望が高まっており、部品メーカーは様々な手法
を用いてこれを対応している。
れる車載用回転操作型電子部品は、操作軸に装着された
操作ツマミを手探りで探して操作することも多く、不用
意に指等が当たった場合または車の振動等により操作軸
が回転して誤信号を発生させないようにするため、小形
化された電子部品であっても操作軸の回転トルクを高く
設定する必要があった。
型電子部品において、最も汎用的に使用されている操作
軸の回転トルク発生機構部について、図面を用いて説明
する。
側面断面図、図6は同分解斜視図であり、同図におい
て、1は上方の操作部1Aと一体に形成されたフランジ
部1Bを下方に備えた樹脂製の操作軸で、その円柱状中
間部1Cが金属製の軸受2の円形貫通孔2A内に回転可
能に嵌合保持されている。
ンジ部1Bを内包すると共に、フランジ部1B中央下面
に設けた位置決め部1Dを孔部3Aに回転可能に保持す
る樹脂製の箱形ケース3が配設されている。
B下面には、弾性金属からなる可動接点4が装着され、
この可動接点4は箱形ケース3の凹部底面に形成された
抵抗皮膜等からなる固定接点部5に弾接して両者で接点
部を構成すると共に、箱形ケース3の側方から固定接点
部5と電気的に導通している端子6が外方に突出してお
り、これらで電気信号発生部7を構成している。
には、操作軸1の回転角度範囲を規制するためのストッ
パー1Fが形成されており、所定の角度までフランジ部
1Bが回転すると、ストッパー1Fが軸受2の下方に設
けた突起部2Bに当接するようになっている。
れる金属製のカバーで、このカバー8と箱形ケース3の
上面の間に挟持された弾性金属板製のばね部材9の弾性
脚部9Aが操作軸1のフランジ部1Bの上面中間段部1
G上に弾接している。
子部品の動作は、操作軸1の上方の操作部1Aを所定の
角度範囲内で回転操作すると、フランジ部1Bが回転し
てその下面に装着された可動接点4が固定接点部5上を
弾接摺動し所定の電気信号が生成され、その信号を複数
の端子6から取り出すものである。
の上面中間段部1Gがばね部材9の弾性脚部9Aにより
下方に押し付けられて回転することとなるため、操作軸
1の所定の高さの回転トルクが得られるものであった。
の車載用回転操作型電子部品においては、弾性金属板製
のばね部材9の弾性脚部9Aを樹脂製の操作軸1のフラ
ンジ部1Bの上面中間段部1Gに弾接させて操作軸1の
高い回転トルクを発生させる構造であり、車載用回転操
作型電子部品の外形が小形化されるにつれて、ばね部材
9の弾性脚部9Aの径等も小さくせざるを得ず、それに
伴って弾性脚部9Aによる押し付け力も弱くなるので、
一般的には、ばね部材9の材質や材厚等を変更してばね
部材9の弾接力を大きくするように対応しているが、こ
れにも限界があり、また大きなばね圧力を実現すること
ができても、ばね部材9が弾接する樹脂製のフランジ部
1Bに局部的に大きな圧力が加わることになるために、
回転操作中の摩擦面の摩耗が大きくなる等の課題があっ
た。
るものであり、高くて安定した回転トルクを得ることが
できる小形の車載用回転操作型電子部品を提供すること
を目的とする。
に本発明の車載用回転操作型電子部品は、操作軸が回転
可能に嵌合している軸受の円形貫通孔の下方に設けた大
径円形孔部内に、所定幅の弾性金属薄板を多角形状に折
り曲げて形成したばね体を、その平面部分が操作軸の円
柱状中間部の外周面に、また折り曲げた角の部分が軸受
の大径円形孔部の内周面に圧接するように装着すること
により、操作軸の回転操作時の操作軸の外周面がばね体
の平面部分に対して回転摺動するように構成するもので
ある。
の平面部分で均等に押圧された状態で回転するため、安
定した所定の高さの操作軸の回転トルクを得ることがで
きると共に摩耗も少なく、また、操作軸と軸受の挿通保
持部分に回転トルク発生機構部を構成したために製品外
形の小さい車載用回転操作型電子部品を得ることができ
る。
は、下方にフランジ部が一体に形成された樹脂製の操作
軸と、操作軸の円柱状中間部を円形貫通孔で回転可能に
嵌合保持すると共に、円形貫通孔下方に設けた大径円形
孔部内に操作軸の円柱状中間部の外周が一定の隙間をあ
けて挿通される金属製の軸受と、所定幅の弾性金属薄板
を操作軸の円柱状中間部を囲む多角形状に折り曲げて形
成され、その平面部分が操作軸の円柱状中間部の外周面
に、折り曲げた角の部分が軸受の大径円形孔部の内周面
にそれぞれ圧接するように装着されて、操作軸の回転操
作時に操作軸の外周面が上記平面部分に対して回転摺動
するばね体と、操作軸の回転操作に伴うフランジ部の回
転によって、フランジ部下面の可動接点部と軸受下方の
接点基板上の固定接点部が弾接摺動して所定の電気信号
を生成する電気信号発生部からなる車載用回転操作型電
子部品としたものであり、操作軸の回転トルク発生機構
部を操作軸と軸受の挿通保持部に構成して、ばね体の平
面部分を硬度の低い樹脂製の操作時に広い面積でしかも
複数箇所で当接させて、操作軸に対して全周に亘って均
等なばね力を加えるようにしたため、長期間に亘って操
作軸を回転操作した場合等にもその摺動部分の削れが少
なく、常に高くて安定した操作軸の回転トルクが得られ
ると共に、製品の外形を容易に小形化することもでき、
さらに操作軸にフランジ部を一体形成した構成であるた
め、操作軸を樹脂成形等によって容易に大量生産するこ
とができて、高トルクを備えた小形の車載用回転操作型
電子部品を安価に生産できるという作用を有する。
面の係合部を有する棒状の操作軸と、操作軸を嵌合保持
する円形貫通孔の下方が大径円形孔部となった金属製の
軸受と、中央の係合孔部に操作軸下方の係合部が共廻り
可能に結合され、上部が軸受の大径円形孔部内に一定の
隙間をあけて嵌挿されている円筒部で下方の樹脂製のフ
ランジ部を有する樹脂成形体と、所定幅の弾性金属薄板
を樹脂成形体の円筒部を囲む多角形状に折り曲げて形成
され、その平面部分が樹脂成形体の円筒部の外周面に、
折り曲げた角の部分が軸受の大径円形孔部の内周面にそ
れぞれ圧接するように装着されて、操作軸の回転操作時
に樹脂成形体の円筒部が上記平面部分に対して回転摺動
するばね体と、操作軸の回転操作に伴う樹脂成形体の回
転によって、フランジ部下面の可動接点部と軸受下方の
接点基板上の固定接点部が弾接摺動して所定の電気信号
を生成する電気信号発生部からなる車載用回転操作型電
子部品としたものであり、操作軸の回転トルク発生機構
部を操作軸と共廻りするように係合された樹脂成形体の
円筒部と軸受の間に構成し、ばね体の平面部分を硬度の
低い樹脂成形体の円筒部に広い面積でしかも複数箇所で
当接させて、樹脂成形体の円筒部に全周に亘って均等な
ばね力を加えるようにしたため、長期間に亘って操作軸
を回転操作して樹脂成形体を回転させた場合等にもその
摺動部分の削れが少なく、樹脂成形体を介して常に高く
て安定した操作軸の回転トルクを得られる外形が小さい
車載用回転操作型電子部品を容易に実現できると共に、
操作軸部の形状指定に対して、棒状の操作軸を変えるの
みで即座に対応することができる上、必要な形状の操作
軸を切削加工にて製作することにより、特殊な操作軸の
形状であっても柔軟に対応することができるという作用
を有する。
請求項2記載による発明において、弾性金属薄板を多角
形状に折り曲げ形成されたばね体の平面部分で圧接され
る樹脂製の断面円形部分の外周上に潤滑用グリースが配
されているものであり、操作軸を滑らかにしかも安定し
て回転させることができると共に、ばね体の平面部によ
る圧接箇所の削れも少なくできるので、より長期間に亘
って安定した回転トルクを得られるものを容易に実現で
きるという作用を有する。
〜図4を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明
した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細
な説明を省略する。
施の形態による車載用回転操作型電子部品の側面断面
図、図2は要部である操作軸の回転トルク発生機構部の
分解斜視図、図3は図1のX−X線における断面図であ
り、同図に示すように、樹脂製の操作軸1は上方の操作
部1Aと一体に形成されたフランジ部1Bを下方に備
え、フランジ部1B中央下面に設けた位置決め部1Dが
箱形ケース3の孔部3Aに回転可能に保持されていると
共に、その円柱状中間部1Cの上方部分は軸受20の円
形貫通孔20A内に嵌合保持されていることは従来の技
術の場合と同じであるが、この操作軸1の円柱状中間部
1Cと軸受20との間に操作軸1の回転トルク発生機構
部21を構成したものとなっている。
は、軸受20の円形貫通孔20A下方の大径円形孔部2
2内に、所定幅の弾性金属薄板を操作軸1の円柱状中間
部1Cを囲むように多角形状に折り曲げて形成された平
板ばね23を位置決め装着し、その中に外周に潤滑グリ
ースを塗布した円柱状中間部1Cが挿通されたものとな
っており、平板ばね23の平面部分23Aは操作軸1の
円柱状中間部1Cの外周面に、また折り曲げた角の部分
23Bは軸受20の大径円形孔部22の内周面に、一定
の圧力で圧接されている。
れた弾性薄板金属製の可動接点4と、可動接点4が弾接
する箱形ケース3の凹部底面に設けられた固定接点部5
と、固定接点部5と電気的に導通し、箱形ケース3から
突出している端子6により電気信号発生部7を構成して
いることは従来の技術の場合と同じである。
上方に固定されていること、さらに、操作軸1の回転操
作時に、フランジ部1Bの上面外周部1Eに形成された
ストッパー1Fが軸受20下方に設けた突起部20Bに
当接することにより、操作軸1の回転操作角度範囲を規
制する構成となっていることも従来の技術の場合と同じ
である。
作は、操作軸1の操作部1Aを回転角度の範囲内で回転
操作すると、操作部1Aと一体形成されたフランジ部1
Bの回転に伴ってフランジ部1B下面に装着された可動
接点4が固定接点部5上を弾接摺動して所定の信号が生
成され、その信号を複数の端子6から取り出すことがで
きることも従来の技術の場合と同じであるが、この時に
平板ばね23の平面部分23Aは操作軸1の円柱状中間
部1Cの外周面に、また各々の角の部分23Bが軸受2
0の大径円形孔部22の内周面にそれぞれ圧接している
ために、操作軸1は所定の高い回転トルクでなければ回
転しないようになっている。
平板ばね23のばね力による摩擦抵抗力が弱い方すなわ
ち操作軸1の円柱状中間部1Cの外周と平板ばね23の
平面部分23Aの間が回転摺動することとなるが、平板
ばね23の平面部分23Aと操作軸1の円柱状中間部1
Cの外周は広い面積でしかも操作軸1の全周に亘って複
数の箇所で圧接摺動すると共に圧接する部分に潤滑用グ
リースが塗布されているために、回転トルクムラを少な
くでき、しかも、長期間に亘って操作軸1を回転操作し
た場合等にもその摩擦部分の削れも少なく、常に高くて
安定した操作軸1の回転トルクを得られる上、操作軸1
と軸受20との挿通保持部に回転トルク発生機構部21
を構成したため、小さい外形の車載用回転操作型電子部
品を容易に実現でき、またその回転トルクの高さは、平
板ばね23の材質や材厚または折り曲げ数を変えること
により、適宜設定することができるものである。
ばね23を軸受20の大径円形孔部22内に装着し、そ
の後に円柱状中間部1Cの外周に潤滑用グリースを塗布
した操作軸1を平板ばね23の中に圧入するのみで良い
ため、製造工数も少なくて済むと共に、本実施の形態に
よる車載用回転操作型電子部品の操作軸1はフランジ部
1Bを一体に形成している樹脂製のものであるため、操
作軸1の先端の操作部1Aが標準的な形状のものに対し
て樹脂成形等で効率良くしかも大量に操作軸1を生産す
ることができ、これにより汎用の操作軸形状で高くて安
定した回転トルクを得られる小形の車載用回転操作型電
子部品を安価に生産できることは勿論である。
用回転操作型電子部品は、実施の形態1によるものに対
して、操作軸と可動接点を装着するためのフランジ部を
別部材により構成したものであるため、その異なる部分
を中心に説明する。
よる車載用回転操作型電子部品の側面断面図、(b)は
同図(a)のY−Y線における断面図であり、同図に示
すように、棒状の操作軸24は、円柱状中間部24Aの
上方が軸受25の円形貫通孔25Aに嵌合されて円形貫
通孔25Aの下面でCリング26によって回転可能に保
持されると共に、操作軸24の下方に設けた非円形断面
の係合部24Bは樹脂成形体27の中央の係合孔部27
Aに共廻り可能に係合されている。
られた円筒部27Bは、軸受25の円形貫通孔25Aの
下方の大径円形孔部25B内に所定の隙間を有するよう
に挿通され、その隙間に実施の形態1に説明したものと
同様の平板ばね23が装着されており、これらで回転ト
ルク発生機構部28を構成しているものである。
生機構部28の構成は、所定幅の弾性金属薄板を樹脂成
形体27の円筒部27Bを囲むように多角形状に折り曲
げて形成された平板ばね23を、軸受25の大径円形孔
部25Bに位置決め装着し、その中に外周に潤滑用グリ
ースを塗布した円筒部27Bが挿通されたものとなって
おり、平板ばね23の平面部分23Aは円筒部27Bの
外周面に、また折り曲げた角の部分23Bは軸受25の
大径円形孔部25Bの内周面に一定の圧力で圧接されて
いる。
Cの下面には、可動接点4が装着されて、これと対向す
る箱形ケース3の凹部底面に設けた固定接点部5上に弾
接しており、この固定接点部5と導通し箱形ケース3か
ら突出している端子6により電気信号発生部7を構成し
ていることは実施の形態1の場合と同じである。
も、実施の形態1の場合と同じであるために、説明を省
略する。
いても、操作軸24を回転操作すると、操作軸24の係
合部24Bが係合孔部27Aに挿入されることによって
結合された樹脂成形体27が共廻りして、その下方に配
設された電気信号発生部7にて電気信号が生成され、そ
の信号を端子6から導出できること、また操作軸24の
回転操作の際に、操作時24の周囲に設けた回転トルク
発生機構部28によって、操作軸24は所定の高い回転
トルクでないと回転しないようになっていることも実施
の形態1の場合と同じである。
生機構部28においても、平板ばね23の平面部分23
Aは、樹脂成形体27の潤滑用グリースが塗布された円
筒部27B外周に広い面で、その角の部分23Bは軸受
25に複数の箇所で当接している構成であるため、操作
軸24の回転操作の際には、上記平板ばね23のばね力
による摩擦抵抗力が弱い方すなわち樹脂成形体27の円
筒部27Bと平板ばね23の平面部分23Aの間が回転
摺動することも、実施の形態1の場合と同じであり、操
作軸24の回転トルクムラが少なく、かつ高くて安定し
た回転トルクを得られる小形の車載用回転操作型電子部
品を容易に実現でき、その回転トルクの大きさも上記平
板ばね23の材質や形状等を変えることによって適宜そ
の大きさを設定することができるものである。
型電子部品は、操作軸24と樹脂成形体27を別部品で
構成しているために、操作軸24の先端形状等について
指定されたときに、切削加工等にて棒状の操作時24の
みを製作して迅速に対応できることは勿論である。
軸受の間または操作軸と共廻り可能に係合された樹脂成
形体と軸受の間に、平板状のばね体を装着したのみの簡
素な構造で回転トルク発生機構部を構成できるために、
常に高くて安定した操作軸の回転トルクが得られる小形
の車載用回転操作型電子部品を容易に実現できるという
優位な効果が得られる。
作型電子部品の側面断面図
分解斜視図
回転操作型電子部品の側面断面図(b)同(a)のY−
Y線における断面図
Claims (3)
- 【請求項1】 下方にフランジ部が一体に形成された樹
脂製の操作軸と、操作軸の円柱状中間部を円形貫通孔で
回転可能に嵌合保持すると共に、円形貫通孔下方に設け
た大径円形孔部内に操作軸の円柱状中間部の外周が一定
の隙間をあけて挿通される金属製の軸受と、所定幅の弾
性金属薄板を操作軸の円柱状中間部を囲む多角形状に折
り曲げて形成され、その平面部分が操作軸の円柱状中間
部の外周面に、折り曲げた角の部分が軸受の大径円形孔
部の内周面にそれぞれ圧接するように装着されて、操作
軸の回転操作時に操作軸の外周面が上記平面部分に対し
て回転摺動するばね体と、操作軸の回転操作に伴うフラ
ンジ部の回転によって、フランジ部下面の可動接点部と
軸受下方の接点基板上の固定接点部が弾接摺動して所定
の電気信号を生成する電気信号発生部からなる車載用回
転操作型電子部品。 - 【請求項2】 下方に非円形断面の係合部を有する棒状
の操作軸と、操作軸を嵌合保持する円形貫通孔の下方が
大径円形孔部となった金属製の軸受と、中央の係合孔部
に操作軸下方の係合部が共廻り可能に結合され、上部が
軸受の大径円形孔部内に一定の隙間をあけて嵌挿されて
いる円筒部で下方の樹脂製のフランジ部を有する樹脂成
形体と、所定幅の弾性金属薄板を樹脂成形体の円筒部を
囲む多角形状に折り曲げて形成され、その平面部分が樹
脂成形体の円筒部の外周面に、折り曲げた角の部分が軸
受の大径円形孔部の内周面にそれぞれ圧接するように装
着されて、操作軸の回転操作時に樹脂成形体の円筒部が
上記平面部分に対して回転摺動するばね体と、操作軸の
回転操作に伴う樹脂成形体の回転によって、フランジ部
下面の可動接点部と軸受下方の接点基板上の固定接点部
が弾接摺動して所定の電気信号を生成する電気信号発生
部からなる車載用回転操作型電子部品。 - 【請求項3】 弾性金属薄板を多角形状に折り曲げ形成
されたばね体の平面部分で圧接される樹脂製の断面円形
部分の外周上に潤滑用グリースが配されている請求項1
または2記載の車載用回転操作電子部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12854398A JP3690111B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 車載用回転操作型電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12854398A JP3690111B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 車載用回転操作型電子部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11329806A true JPH11329806A (ja) | 1999-11-30 |
| JP3690111B2 JP3690111B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=14987368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12854398A Expired - Fee Related JP3690111B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | 車載用回転操作型電子部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3690111B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2014087783A1 (ja) | 2012-12-07 | 2014-06-12 | 東京コスモス電機株式会社 | 回転操作型電子部品 |
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| WO2018158905A1 (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-07 | 東京コスモス電機株式会社 | 回転操作部品 |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP12854398A patent/JP3690111B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN104903987A (zh) * | 2012-12-07 | 2015-09-09 | 东京Cosmos电机株式会社 | 旋转操作型电子部件 |
| US9412538B2 (en) | 2012-12-07 | 2016-08-09 | Tokyo Cosmos Electric Co., Ltd. | Rotary operation type electronic component |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3690111B2 (ja) | 2005-08-31 |
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