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JPH11314509A - トーイングトラクタの連結装置 - Google Patents

トーイングトラクタの連結装置

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JPH11314509A
JPH11314509A JP10122192A JP12219298A JPH11314509A JP H11314509 A JPH11314509 A JP H11314509A JP 10122192 A JP10122192 A JP 10122192A JP 12219298 A JP12219298 A JP 12219298A JP H11314509 A JPH11314509 A JP H11314509A
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towbar
hole
towing tractor
stopper
guide pin
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Tomohiro Takahashi
智宏 高橋
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被牽引体との連結作業を容易に行うことがで
き,かつ構造簡単なトーイングトラクタの連結装置を提
供すること。 【解決手段】 被牽引体12に装着したトーバー2と,
トーイングトラクタ13に装着したドローバーブラケッ
ト3と,トーバーの抜け防止用のストッパ5とからなる
トーイングトラクタの連結装置1である。上記トーバー
2は,本体22と,その先端下部に配設した連結突起部
24と,連結突起部の下方に突出形成したガイドピン2
6とよりなる。上記ドローバーブラケット3は,連結突
起部24を嵌合する貫通穴33と,貫通穴33までガイ
ドピン26をガイドするガイド穴35とを有する。ま
た,ガイド穴35の連通開口部353の幅Wは,ガイド
ピン26の幅Gよりも大きく,かつ連結突起部24の幅
Pよりも小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,被牽引体との連結作業が容易な
トーイングトラクタの連結装置に関する。
【0002】
【従来技術】図6〜図8に示すごとく,従来,トーイン
グトラクタの連結装置9は,被牽引体12(図8)に装
着したトーバー92と,上記被牽引体12を牽引するト
ーイングトラクタ13(図8)に装着したドローバーブ
ラケット95と,該ドローバーブラケット95と上記ト
ーバー92とを連結させるドローバーピン94とからな
る。上記トーバー92には係合穴920を設けており,
上記ドローバーブラケット95の上下一対のプレート9
51,952には,それぞれピン穴510,520を設
けている。
【0003】上記連結装置9を用いて被牽引体12を連
結するにあたっては,次の手順で行う。まず,上記ドロ
ーバーピン94の上部に設けた取っ手941を引き上げ
ることによって,該ドローバーピン94と上記下プレー
ト952との係合を解く。これにより,上記ドローバー
ブラケット95の上プレート951と,下プレート95
2との間の間隙部96を開放する。
【0004】次いで,上記トーイングトラクタ13を運
転して,ドローバーブラケット95の上プレート951
のピン穴510と,下プレート952のピン穴520と
を結ぶ線上に,上記トーバー92の係合穴920が位置
するように,上下一対のプレート951,952間の間
隙部96に上記トーバー92を挿入する。次いで,上記
ドローバーピン94を,ピン穴510,係合穴920,
ピン穴520を順次貫通させて下降させる。これによ
り,上記ドローバーピン94によって,被牽引体12の
トーバー92とトーイングトラクタ13のドローバーブ
ラケット95とを連結する。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のト
ーイングトラクタの連結装置においては,次の問題があ
る。即ち,図6,図7に示すごとく,上記連結装置9に
おいては,連結作業にあたって,上記のごとく,ドロー
バーブラケット95の上プレート951のピン穴510
と,下プレート952のピン穴520とを結ぶ線上に,
上記トーバー92の係合穴920が位置するようにしな
くてはならない。そのため,前後,左右いずれの方向に
おいても,正確にトーイングトラクタ13を運転する必
要がある。
【0006】また,図8に示すごとく,上記連結装置9
は,トーイングトラクタ13の後端に設けられているの
で,ドローバーピン94を昇降させる取っ手941もト
ーイングトラクタ13の後方に位置する。そのため,ト
ーイングトラクタ13のドローバーブラケット95を,
被牽引体12のトーバー92に連結する作業において,
運転者は片手でドローバーピン94の操作をすると共
に,もう一方の手でハンドル98を操作しながらトーイ
ングトラクタ13を運転する必要がある。それ故,この
連結作業は,熟練した運転手でなければスムーズに行う
ことが困難である。
【0007】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,被牽引体との連結作業を容易に行うこと
ができ,かつ構造簡単なトーイングトラクタの連結装置
を提供しようとするものである。
【0008】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,被牽引体に装着
したトーバーと,上記被牽引体を牽引するトーイングト
ラクタに装着したドローバーブラケットと,上記トーバ
ーの抜け防止用のストッパとからなるトーイングトラク
タの連結装置であって,上記トーバーは,上記被牽引体
に連結した本体と,該本体の先端下部に配設した連結突
起部と,該連結突起部の下方に突出形成したガイドピン
とよりなり,一方上記ドローバーブラケットは,上記ト
ーバーの連結突起部を嵌合する貫通穴と,該貫通穴まで
上記トーバーのガイドピンをガイドするためのガイド穴
とを有し,また,上記ガイド穴における上記貫通穴との
連通開口部の幅は,上記トーバーのガイドピンの幅より
も大きく,かつ上記トーバーの連結突起部の幅よりも小
さいことを特徴とするトーイングトラクタの連結装置に
ある。
【0009】本発明において最も注目すべきことは,ト
ーバーには上記連結突起部を設けてあり,ドローバーブ
ラケットには上記連結突起部を嵌合する上記貫通穴と,
トーバーのガイドピンをガイドする上記ガイド穴とを設
けてあることである。
【0010】次に,トーバーとドローバーブラケットと
の連結作業について説明する。上記連結作業を行うにあ
たっては,まず,トーバーの抜け防止用のストッパを解
除した状態で,停車している被牽引体に向けてトーイン
グトラクタを後進させる。そして,上記ドローバーブラ
ケットのガイド穴に,上記被牽引体に装着したトーバー
のガイドピンを挿入させる。
【0011】このとき,上記トーバーのガイドピンは上
記ドローバーブラケットのガイド穴に挿通された状態と
なるが,上記トーバーの連結突起部は上記ドローバーブ
ラケットの上面に載った状態となる。この状態でトーイ
ングトラクタをさらに後進させると,上記連結突起部
は,上記ガイドピンにより上記ガイド穴に沿って案内さ
れる。
【0012】そして,上記トーバーの連結突起部が上記
ドローバーブラケットの貫通穴の上方に位置した際に,
該連結突起部はその自重によって下降して上記貫通穴に
嵌合する。これにより,トーバーとドローバーブラケッ
トとが連結される。また,これと共に,解除しておいた
ストッパを上記トーバーの上面にセットする。これによ
り,トーバーとドローバーブラケットとの連結作業が完
了する。
【0013】そして,ガイド穴の連通開口部の幅が連結
突起部の幅よりも小さいので,トーイングトラクタを前
進させて被牽引体を牽引する場合に,上記連結突起部が
貫通穴から連通したガイド穴へ抜けることはない。ま
た,上記ストッパが上記トーバーの浮き上がりを防止す
るので,上記連結突起部が貫通穴の上方へ抜けることも
ない。そのため,トーイングトラクタの前進時には,ト
ーバーとドローバーブラケットとの連結状態を維持する
ことができる。それ故,上記トーイングトラクタは,そ
の前進に伴って被牽引体を牽引することができる。
【0014】このように,本発明によれば,上記ガイド
ピンが上記ガイド穴に挿入されるようにトーイングトラ
クタを後進させるだけで,自動的に上記連結突起部を上
記貫通穴に嵌合させて,スムーズにドローバーブラケッ
トとトーバーとを連結することができる。そのため,従
来のごとく,正確にトーイングトラクタを運転する必要
がない。それ故,トーイングトラクタと被牽引体との連
結作業を容易に行うことができる。しかも,この連結作
業の容易化は,上記のごとく簡単な構造の連結装置によ
って実現することができる。
【0015】次に,請求項2の発明のように,上記ガイ
ド穴は,上記貫通穴から上記ドローバーブラケットの後
方端部に向かって拡開していることが好ましい。この場
合には,連結作業時のトーイングトラクタの運転にあた
って,左右方向に余裕を持たせることができるので,ト
ーイングトラクタと被牽引体との連結作業をより一層容
易に行うことができる。
【0016】次に,請求項3の発明のように,上記スト
ッパは,上記トーバーの上面に向かって該ストッパを上
下動させる操作レバーを有することが好ましい。この場
合には,上記ストッパの解除及びセットを容易に行うこ
とができる。
【0017】次に,請求項4の発明のように,上記スト
ッパは,上記トーバーのガイドピンを下方から押し上げ
るための連結解除具を有することが好ましい。この場合
には,上記連結突起部と上記貫通穴との外れを防止して
いたストッパを解除するにあたって,該ストッパを上昇
させると,これと共に上記連結解除具が上昇し上記トー
バーのガイドピンを押し上げる。そのため,上記ストッ
パの解除と同時に,上記連結解除具が上記連結突起部と
上記貫通穴との嵌合を解除し,上記トーバーと上記ドロ
ーバーブラケットとの連結を解除することができる。
【0018】次に,請求項5の発明のように,上記トー
バーの連結突起部と上記ドローバーブラケットの貫通穴
とは,断面円形であることが好ましい。この場合には,
トーイングトラクタが被牽引体を牽引する時に,上記ト
ーバーは左右にスムーズに回動できるので,トーイング
トラクタの運転が容易となる。
【0019】
【発明の実施の形態】実施形態例 本発明の実施形態例にかかるトーイングトラクタの連結
装置について,図1〜図5を用いて説明する。本例のト
ーイングトラクタの連結装置は,図1〜図5に示すごと
く,被牽引体12に装着したトーバー2と,上記被牽引
体12を牽引するトーイングトラクタ13に装着したド
ローバーブラケット3と,上記トーバー2の抜け防止用
のストッパ5とからなる。
【0020】上記トーバー2は,上記被牽引体12に連
結した本体22と,該本体22の先端下部に配設した連
結突起部24と,該連結突起部24の下方に突出形成し
たガイドピン26とよりなる。一方上記ドローバーブラ
ケット3は,上記トーバー2の連結突起部24を嵌合す
る貫通穴33と,該貫通穴33まで上記トーバー2のガ
イドピン26をガイドするためのガイド穴35とを有す
る。また,上記ガイド穴35における上記貫通穴33と
の連通開口部353の幅Wは,上記トーバー2のガイド
ピン26の幅Gよりも大きく,かつ上記トーバー2の連
結突起部24の幅Pよりも小さい(図2)。
【0021】以下,順を追って説明する。上記トーバー
2は,図3に示すごとく,係合穴(図示略)を有する上
記本体22の先端下部に対して,例えば溶接等の方法で
上記連結突起部24が固定されることによって形成され
ている。上記連結突起部24は円盤状であり,その断面
は円形である。また,上記ガイドピン26は,ドローバ
ーブラケット3の板厚よりも高さのある円柱状である。
【0022】次に,上記ドローバーブラケット3は,図
4に示すごとく,トーイングトラクタ13の後方に突出
形成した爪状のプレートである。上記ドローバーブラケ
ット3には,断面円形の上記貫通穴33を穿設してある
と共に,該貫通穴33から上記ドローバーブラケットの
後方端部に向かってV字状に拡開した上記ガイド穴35
を配設してある。また,上記ドローバーブラケット3の
爪先端部39は,トーイングトラクタ13の後方に向か
って下降するように若干傾斜させている。
【0023】また,図2(B)に示すごとく,上記ガイ
ド穴35の幅は,上記貫通穴33との連通開口部353
において最小となり,上記爪先端部39(図4)側の開
口部において最大となる。上記ガイド穴35の最小の幅
Wは,上記ガイドピン26の幅(直径)Gよりも若干大
きい。一方,上記ガイド穴35の最大の幅は,上記トー
バー2の連結突起部24の幅P,及び本体22の幅より
も小さい。また,上記貫通穴33の穴径は,上記連結突
起部24の幅(直径)Pよりも若干大きい。
【0024】次に,上記ストッパ5は,図5に示すごと
く,上記ドローバーブラケット3よりも上方に配設した
上プレート51と,上記ドローバーブラケット3のスラ
イド穴30に挿通したスライド用のピラー511とから
なる。該ピラー511の上部はリンク53の一端に枢着
されている。また,上記リンク53の他端は,上記スト
ッパ5を上下動させるための操作レバー(図示略)に枢
着されている。
【0025】また,上記ストッパ5は,後述する連結解
除具としての下プレート52を有する。該下プレート5
2は,上記ドローバーブラケット3よりも下方に配設さ
れており,そのピラー521を上プレート51のピラー
511に対してボルト59により固定されて,上プレー
ト51と一体化されている。また,図2(A)に示すご
とく,上プレート51と下プレート52との間の高さH
は,上記トーバー2の高さTよりも大きい。
【0026】次に,本例の作用について説明する。本例
のトーイングトラクタの連結装置1において,トーバー
2とドローバーブラケット3との連結作業を行うにあた
っては,まず,図2に示すごとく,上記操作レバー(図
示略)によって上記ストッパ5を上昇させて,停車して
いる被牽引体12に向けてトーイングトラクタ13を後
進させる。そして,上記ドローバーブラケット3の爪先
端部39の間に,上記トーバー2のガイドピン26を挿
入させる。
【0027】このとき,上記トーバー2のガイドピン2
6は上記ドローバーブラケット3のガイド穴35に挿通
された状態となるが,図2(A)に示すごとく,上記ト
ーバー2の連結突起部24は上記ドローバーブラケット
3の爪先端部39の上面に載った状態となる。この状態
でトーイングトラクタ13をさらに後進させると,上記
連結突起部24は,上記ガイドピン26により上記ガイ
ド穴35に沿って案内され,上記ドローバーブラケット
3の上面をスライドする。
【0028】そして,図1に示すごとく,上記トーバー
2の連結突起部24が上記ドローバーブラケット3の貫
通穴33の上方に位置した際に,該連結突起部24はそ
の自重によって下降して上記貫通穴33に嵌合する。こ
れにより,トーバー2とドローバーブラケット3とが連
結される。また,このとき,図1(A)に示すごとく,
上記トーバー2のガイドピン26は,上記連結突起部2
4と共に下降して,上記ストッパ5の下プレート52を
押し下げる。そのため,上記ストッパ5の上プレート5
1も同時に押し下げられて,自動的に上記トーバー2の
先端上部にセットされ,上記トーバー2の浮き上がりを
防止する。これにより,トーバー2とドローバーブラケ
ット3との連結作業が完了する。
【0029】次に,図1(B)に示すごとく,トーイン
グトラクタ13を前進させて被牽引体を牽引する場合に
は,上記ガイド穴35の連通開口部353の幅Wが上記
連結突起部24の幅Pよりも小さい(図2)ので,上記
連結突起部24が貫通穴33から連通したガイド穴35
へ抜けることはない。また,図1(A)に示すごとく,
上記ストッパ5の上プレート51が上記トーバー2の浮
き上がりを防止するので,上記連結突起部24が貫通穴
33の上方へ抜けることもない。そのため,トーイング
トラクタ13の前進時には,トーバー2とドローバーブ
ラケット3との連結状態を維持することができる。それ
故,上記トーイングトラクタ13は,その前進に伴って
被牽引体12を牽引することができる。
【0030】なお,上記トーバー2の連結突起部24と
上記ドローバーブラケット3の貫通穴33とが嵌合した
状態においては,上記トーバー2の本体22が上記ドロ
ーバーブラケット3の上面に載った状態となるので,上
記トーバー2が上記ドローバーブラケット3から抜け落
ちることはない。
【0031】次に,被牽引体12を目的地まで牽引した
後,被牽引体12とトーイングトラクタ13とを切り離
す場合には,次のように行う。まず,図1に示すごと
く,上記操作レバー(図示略)によって上記ストッパ5
を再上昇させる。すると,上記連結解除具である下プレ
ート52が,上記トーバー2のガイドピン26を下方か
ら押し上げる。そのため,上記トーバー2の連結突起部
24も同時に押し上げられて,上記貫通穴33から外さ
れる。また,このとき,上記トーバー2の先端上部にセ
ットしておいた上プレート51は,上記下プレート52
と共に上昇するので,上記ストッパ5は自動的に解除さ
れる。
【0032】そして,上記トーバー2のガイドピン26
が,上記ガイド穴35の高さまで押し上げられた状態
で,トーイングトラクタ13を前進させる。すると,上
記トーバー2の連結突起部24は,上記ガイドピン26
により上記ガイド穴35に沿って案内され,上記ドロー
バーブラケット3の上面をスライドする。そして,図2
に示すごとく,上記トーバー2のガイドピン26が,上
記ドローバーブラケット3の爪先端部39の間から外さ
れて,トーバー2とドローバーブラケット3との切り離
し作業が完了する。
【0033】このように,本例のトーイングトラクタの
連結装置1によれば,上記ガイドピン26が上記ガイド
穴35に挿入されるようにトーイングトラクタ13を後
進させるだけで,自動的に上記連結突起部24を上記貫
通穴33に嵌合させて,スムーズにドローバーブラケッ
ト3とトーバー2とを連結することができる。また,切
り離しも容易に行うことができる。
【0034】また,図2(B)に示すごとく,上記ガイ
ド穴35が上記のごとくV字状に拡開されているので,
連結作業時のトーイングトラクタ13の運転にあたっ
て,左右方向に余裕を持たせることができる。また,図
2(A)に示すごとく,上記ドローバーブラケット3の
爪先端部39が下方に傾斜しており,上記ガイドピン2
6の高さが上記ドローバーブラケット3の板厚よりも大
きいので,連結作業時のトーイングトラクタ13の運転
にあたって,上下方向にも余裕を持たせることができ
る。
【0035】そのため,従来のごとく,正確にトーイン
グトラクタ13を運転する必要がない。それ故,トーイ
ングトラクタ13と被牽引体12との連結作業を容易に
行うことができる。また,本例の連結装置1は,上記の
ごとく,簡単な構造である。
【0036】また,図5に示すごとく,上記ストッパ5
は上記操作レバー(図示略)を有するので,該操作レバ
ーを操作することによって上記ストッパ5を上下動さ
せ,上記ストッパ5の解除及びセットを容易に行うこと
ができる。なお,上記操作レバーを運転席近傍に配設す
れば,より安定した姿勢で操作を行うことができる。ま
た,上記ストッパ5は,上記連結解除具としての下プレ
ート52を有するので,上記のごとく,容易に上記トー
バー2と上記ドローバーブラケット3との連結を解除す
ることができる。
【0037】また,図1,図2に示すごとく,上記連結
突起部24と上記貫通穴33とは断面円形であるので,
トーイングトラクタ13が被牽引体12を牽引する時
に,上記トーバー2は左右にスムーズに回動できるの
で,トーイングトラクタ13の運転が容易となる。な
お,上記被牽引体12としては,例えばトレーラ,飛行
機,台車等がある。
【0038】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,被牽引
体との連結作業を容易に行うことができ,かつ構造簡単
なトーイングトラクタの連結装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例にかかる,牽引時の連結装置を説明
する断面図。
【図2】実施形態例にかかる,連結作業時の連結装置を
説明する断面図。
【図3】実施形態例にかかる,連結装置のトーバーの斜
視図。
【図4】実施形態例にかかる,連結装置のドローバーブ
ラケットの斜視図。
【図5】実施形態例にかかる,連結装置のストッパの斜
視図。
【図6】従来例にかかる,連結装置の側面図。
【図7】図6にかかる,A−A線矢視断面図。
【図8】従来例にかかる,トーイングトラクタの連結装
置を説明する斜視図。
【符号の説明】
1...連結装置, 12...被牽引体, 13...トーイングトラクタ, 2...トーバー, 22...本体, 24...連結突起部, 26...ガイドピン, 3...ドローバーブラケット, 33...貫通穴, 35...ガイド穴, 353...連通開口部, 5...ストッパ, 51...上プレート, 52...下プレート(連結解除具),

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被牽引体に装着したトーバーと,上記被
    牽引体を牽引するトーイングトラクタに装着したドロー
    バーブラケットと,上記トーバーの抜け防止用のストッ
    パとからなるトーイングトラクタの連結装置であって,
    上記トーバーは,上記被牽引体に連結した本体と,該本
    体の先端下部に配設した連結突起部と,該連結突起部の
    下方に突出形成したガイドピンとよりなり,一方上記ド
    ローバーブラケットは,上記トーバーの連結突起部を嵌
    合する貫通穴と,該貫通穴まで上記トーバーのガイドピ
    ンをガイドするためのガイド穴とを有し,また,上記ガ
    イド穴における上記貫通穴との連通開口部の幅は,上記
    トーバーのガイドピンの幅よりも大きく,かつ上記トー
    バーの連結突起部の幅よりも小さいことを特徴とするト
    ーイングトラクタの連結装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記ガイド穴は,上
    記貫通穴から上記ドローバーブラケットの後方端部に向
    かって拡開していることを特徴とするトーイングトラク
    タの連結装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記ストッパ
    は,上記トーバーの上面に向かって該ストッパを上下動
    させる操作レバーを有することを特徴とするトーイング
    トラクタの連結装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記ストッパは,上記トーバーのガイドピンを下方から
    押し上げるための連結解除具を有することを特徴とする
    トーイングトラクタの連結装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
    上記トーバーの連結突起部と上記ドローバーブラケット
    の貫通穴とは,断面円形であることを特徴とするトーイ
    ングトラクタの連結装置。
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