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JPH10334676A - 不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置

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JPH10334676A
JPH10334676A JP19756997A JP19756997A JPH10334676A JP H10334676 A JPH10334676 A JP H10334676A JP 19756997 A JP19756997 A JP 19756997A JP 19756997 A JP19756997 A JP 19756997A JP H10334676 A JPH10334676 A JP H10334676A
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transistors
transistor
cell transistor
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JPH10334676A5 (ja
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Masanori Kajitani
雅典 梶谷
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フローティングゲートを有する不揮発性半導
体メモリ装置で、記憶した多値情報を正確に読み出す。 【解決手段】 メモリセルトランジスタ40と共に複数
の基準トランジスタ50を配置し、同一の行を共通のワ
ード線43で選択可能に接続する。メモリセルトランジ
スタ40に対する書き込みと同時に、基準トランジスタ
50に対して書き込み基準電位Va〜Vcを書き込む。書
き込み動作が完了した後の読み出しモードでは、各基準
トランジスタ50から読み出した基準電位VR1〜VR3を
メモリセルトランジスタ40から読み出した電位VBLと
比較することにより、記憶情報を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フローティングゲ
ートを有するメモリセルトランジスタによって多値デー
タの記憶を可能にする不揮発性半導体メモリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】メモリセルが単一のトランジスタからな
る電気的に消去可能なプログラマブルROM(EEPROM:El
ectrically Erasable Programmable ROM)においては、
フローティングゲートとコントロールゲートとを有する
2重ゲート構造のトランジスタによって各メモリセルが
形成される。このような2重ゲート構造のメモリセルト
ランジスタの場合、フローティングゲートのドレイン領
域側で発生したホットエレクトロンを加速してフローテ
ィングゲートに注入することでデータの書き込みが行わ
れる。そして、フローティングゲートに電荷が注入され
たか否かによるメモリセルトランジスタの動作特性の差
を検出することで、データの読み出しが行われる。
【0003】図6は、フローティングゲートを有する不
揮発性半導体メモリ装置のメモリセル部分の平面図で、
図7は、そのX−X線の断面図である。この図において
は、コントロールゲートの一部がフローティングゲート
に並んで配置されるスプリットゲート構造を示してい
る。P型のシリコン基板1の表面領域に、選択的に厚く
形成される酸化膜(LOCOS)よりなる複数の分離領域2が
短冊状に形成され、素子領域が区画される。シリコン基
板1上に、酸化膜3を介し、隣り合う分離領域2の間に
跨るようにしてフローティングゲート4が配置される。
このフローティングゲート4は、1つのメモリセル毎に
独立して配置される。また、フローティングゲート4上
の酸化膜5は、フローティングゲート4の中央部で厚く
形成され、フローティングゲート4の端部を鋭角にして
いる。これにより、データの消去動作時にフローティン
グゲート4の端部で電界集中が生じ易いようにしてい
る。複数のフローティングゲート4が配置されたシリコ
ン基板1上に、フローティングゲート4の各列毎に対応
してコントロールゲート6が配置される。このコントロ
ールゲート6は、一部がフローティングゲート4上に重
なり、残りの部分が酸化膜3を介してシリコン基板1に
接するように配置される。また、これらのフローティン
グゲート4及びコントロールゲート6は、それぞれ隣り
合う列が互いに面対称となるように配置される。コント
ロールゲート6の間の基板領域及びフローティングゲー
ト4の間の基板領域に、N型の第1拡散層7及び第2拡
散層8が形成される。第1拡散層7は、コントロールゲ
ート6の間で分離領域2に囲まれてそれぞれが独立し、
第2拡散層8は、コントロールゲート6の延在する方向
に連続する。これらのフローティングゲート4、コント
ロールゲート6、第1拡散層7及び第2拡散層8により
メモリセルトランジスタが構成される。そして、コント
ロールゲート6上に、酸化膜9を介して、アルミニウム
配線10がコントロールゲート6と交差する方向に配置
される。このアルミニウム配線10は、コンタクトホー
ル11を通して、第1拡散層7に接続される。
【0004】このような2重ゲート構造のメモリセルト
ランジスタの場合、フローティングゲート4に注入され
る電荷の量に応じてソース、ドレイン間のオン抵抗値が
変動する。そこで、フローティングゲート4に選択的に
電荷を注入することにより、特定のメモリセルトランジ
スタのオン抵抗値を段階的に変動させ、これによって生
じる各メモリセルトランジスタの動作特性の差を記憶す
るデータに対応付けるようにしている。例えば、フロー
ティングゲート4への電荷の注入量を4段階で設定し、
そのメモリセルトランジスタのオン抵抗値を同じく4段
階で読み出すようにすることで、1つのメモリセルトラ
ンジスタに4値(2ビット分)のデータを記憶させるこ
とができるようになる。
【0005】図8は、図6に示したメモリセル部分の回
路図である。この図においては、メモリセルを4行×4
列に配置した場合を示している。2重ゲート構造のメモ
リセルトランジスタ20は、コントロールゲート6がワ
ード線21に接続され、第1拡散層7及び第2拡散層8
がそれぞれビット線22及びソース線23に接続され
る。各ビット線22は、それぞれ選択トランジスタ24
を介してデータ線25に接続され、このデータ線25が
読み出し負荷抵抗26に接続される。また、各ソース線
23は、それぞれ電力線27に接続される。そして、電
力線27から各ソース線23に対して書き込みクロック
φWが印加され、読み出し負荷抵抗26を介してデータ
線25から各ビット線22に対して読み出しクロックφ
Rが印加される。
【0006】通常は、各メモリセルトランジスタ20で
共通に形成されるコントロールゲート6自体がワード線
21として用いられ、第1拡散層7に接続されるアルミ
ニウム配線10がビット線22として用いられる。ま
た、コントロールゲート6と平行して延在する第2拡散
層8がソース線23として用いられる。行選択信号LS
1〜LS4は、ロウアドレス情報に基づいて生成される
ものであり、ワード線21の1本を選択することによ
り、メモリセルトランジスタ20の特定の行を活性化す
る。列選択信号CS1〜CS4は、カラムアドレス情報
に基づいて生成されるものであり、選択トランジスタ2
4の1つをオンさせることにより、メモリセルトランジ
スタ20の特定の列を活性化する。これにより、行列配
置される複数のメモリセルトランジスタ20の内の1つ
が、ロウアドレス情報及びカラムアドレス情報に従って
指定され、データ線25に接続される。
【0007】ここで、メモリセルトランジスタ20に対
する書き込み動作とは、メモリセルトランジスタ20の
フローティングゲート4に電荷を注入することであり、
メモリセルトランジスタ20にデータ線25から接地電
位(例えば0V)を印加し、電力線26から書き込み用
の電源電位(例えば12V)を印加する。これにより、
各選択信号LS1〜LS4、CS1〜CS4に従う選択
動作によって活性化された特定のメモリセルトランジス
タ20において、データの書き込み、即ち、フローティ
ングゲート4への電荷の注入が行われる。また、メモリ
セルトランジスタ20の読み出し動作とは、メモリセル
トランジスタ20がオンしたときの抵抗値を検出するこ
とである。具体的には、メモリセルトランジスタ20に
データ線25から読み出し用の電源電位(例えば2V)
を印加し、電力線26から接地電位(例えば0V)を印
加する。このとき、各ビット線22に接続されるセンス
アンプ(図示せず)により、メモリセルトランジスタ2
0のオン抵抗値が検出される。
【0008】メモリセルトランジスタ20に対して多値
情報(またはアナログ情報)を書き込む場合、記録精度
を高めるために、電荷の注入(書き込み)と注入量の確
認(読み出し)とが短い周期で繰り返される。即ち、メ
モリセルトランジスタ20への書き込みを少しずつ行い
ながら、その都度読み出しを行い、記憶させようとして
いるデータの内容に読み出し結果が一致した時点で書き
込みを停止するように構成される。
【0009】書き込みクロックφWは、例えば、図9に
示すように、一定の周期で一定の期間だけクロックが立
ち上がるように生成される。この書き込みクロックφW
は、電力線28からソース線23を介してメモリセルト
ランジスタ20に印加される。このとき、データ線25
は、書き込みクロックφWに同期して、接地電位に引き
下げられる。従って、書き込みクロックφWが立ち上が
っている間は、選択されたメモリセルトランジスタ20
を通してソース線23からビット線22側へ電流が流
れ、この電流によってフローティングゲート4への電荷
の注入が行われる。
【0010】一方、読み出しクロックφRは、例えば、
図9に示すように、書き込みクロックφWの間隙期間に
パルスが立ち上がるように生成され、データ線25から
ビット線22を介してメモリセルトランジスタ20に印
加される。このとき、電力線28は、読み出しクロック
φRに同期して接地電位まで引き下げられる。従って、
抵抗26及び選択されたメモリセルトランジスタ20を
通してデータ線25から電力線28側へ電流が流れ、メ
モリセルトランジスタ20のオン抵抗値と読み出し負荷
抵抗26の抵抗値との比に応じてビット線22の電位が
変化する。このときの電位が、ビット線22に接続され
るセンスアンプにより読み出され、その結果が書き込む
べき情報に対応する値となるまで上述の書き込み及び読
み出しのサイクルが繰り返される。
【0011】図10は、各ビット線22に接続されてメ
モリセルトランジスタ20のオン抵抗値を検出するセン
スアンプの構成を示すブロック図である。センスアンプ
は、一対の負荷抵抗31、32、一対の電流アンプ3
3、34、基準トランジスタ35、定電位発生回路3
6、差動アンプ37及び判定制御回路38より構成され
る。一対の負荷抵抗31、32は、同一の抵抗値を有
し、それぞれ電源に接続される。一対の電流アンプ3
3、34は、トランジスタ及びインバータからなり、電
源に接続された一対の負荷抵抗31、32にそれぞれ接
続される。一方の電流アンプ33には、メモリセルトラ
ンジスタ20が選択的に接続されるデータ線25が接続
され、他方の電流アンプ34には、基準トランジスタ3
5が接続される。基準トランジスタ35は、電流アンプ
34と接地点との間に接続され、ゲートに印加される基
準電位VRGに応答して抵抗値を変化させる。定電位発生
回路36は、メモリセルトランジスタ20に記憶される
多値情報に対応する基準電位VRCを発生し、基準トラン
ジスタ35のゲートに供給する。例えば、メモリセルト
ランジスタ20が4値(2ビット分)の情報を記憶する
ときには、基準トランジスタ35の抵抗値を3段階で変
化させるように3種類のゲート電位VRGを順次発生す
る。
【0012】差動アンプ37は、2つの入力が一対の負
荷抵抗31、32と一対の電流アンプ33、34との接
続点にそれぞれ接続され、各接続点の電位VBL、VRLを
比較して、その比較出力COを判定制御回路38に供給
する。判定制御回路38は、定電位発生回路36の基準
電位の発生を制御すると共に、差動アンプ37の比較出
力COを判別して多値情報に従う他ビットのデータを再
生する。例えば、4値の情報を判定するときには、3段
階の基準電位から先ず中間の電位を発生させて上位ビッ
トを判定し、続いて、上位ビットの判定結果に応じて3
段階の基準電位から高電位あるいは低電位を発生させて
下位ビットを判定するように構成される。
【0013】メモリセルトランジスタ20の情報を読み
出す際には、メモリセルトランジスタ20のソース側が
接地されており、負荷抵抗31及びメモリセルトランジ
スタ20が電流アンプ33を介して電源接地間に直列に
接続されることになる。同様に、負荷抵抗32及び基準
トランジスタ35も電流アンプ34を介して電源接地間
に直列に接続される。このとき、負荷抵抗31と電流ア
ンプ33との接続点の電位VBLは、負荷抵抗31とメモ
リセルトランジスタ20との駆動能力の比によって決定
される。同様に、負荷抵抗32と電流アンプ34との接
続点の電位VRLは、負荷抵抗32と基準トランジスタ3
5との駆動能力の比によって決定される。従って、差動
アンプ37の比較出力COに基づいて、段階的に抵抗値
が切り換えられる基準トランジスタ35に対してメモり
セルトランジスタ20の抵抗値が何れの範囲にあるかを
判定することができる。尚、このようなセンスアンプ
は、例えば、1995 IEEE/International Solid-State Ci
rcuit Conference/Session 7/Flash Memory/Paper TA
7.7に開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】メモリセルトランジス
タ20と負荷抵抗31との抵抗比及び基準トランジスタ
35と負荷抵抗32との抵抗比を読み出すようにしてい
る上述のセンスアンプにおいては、負荷抵抗31、32
の抵抗値の設定が重要となる。この負荷抵抗31、32
の抵抗値は、通常、メモリセルトランジスタ20の抵抗
値に応じて設定される。このとき、負荷抵抗31、32
の抵抗値が、最適値に対して大きい場合または小さい場
合には、メモリセルトランジスタ20の抵抗値の変化に
対する接続点の電位VBLの変化が小さくなる。従って、
負荷抵抗31、32の抵抗値の設定がずれると、各接続
点の電位VBL、VRLの変化を差動アンプ37で正しく読
み取れなくなるおそれがある。
【0015】また、基準トランジスタ35及び基準電位
発生回路36では、その動作特性が差動アンプ37の判
定基準となる電位VRLに影響を与えるため、動作範囲の
全ての電位に対して安定した動作を維持できるようにし
なければならない。しかしながら、低電位発生回路36
は、回路を構成する素子の製造ばらつきによる影響を受
け易いため、ゲート電位VRGを常に安定して供給できる
ようにするためには、細かい調整等が不可欠になる。従
って、調整のために必要となる回路構成の増加によりセ
ンスアンプの回路規模が増大し、結果的に製造コストの
増加を招いている。
【0016】そこで本発明は、多値情報を記憶するメモ
リセルトランジスタから安定して正確に情報を読み出す
ようにすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、第1の特徴とするとこ
ろは、電気的に独立したフローティングゲートを有し、
このフローティングゲートに蓄積される電荷の量に応じ
てオン抵抗値を変化させるメモリセルトランジスタと、
上記メモリセルトランジスタと同一の構造を有し、同一
行に配置される複数の基準トランジスタと、上記メモリ
セルトランジスタが接続されるビット線と、上記複数の
基準トランジスタがそれぞれ接続される複数の基準ビッ
ト線と、上記メモリセルトランジスタ及び上記複数の基
準トランジスタに所定の周期を有する書き込みクロック
を供給し、上記メモリセルトランジスタ及び上記複数の
基準トランジスタにそれぞれ書き込みを行う書き込み回
路と、上記書き込みクロックの電荷注入動作の間隙で上
記メモリセルトランジスタ及び上記複数の基準トランジ
スタのオン抵抗値を読み出し、上記メモリセルトランジ
スタのオン抵抗値が書き込み情報に対応する値となった
ときに上記書き込み回路から上記メモリセルトランジス
タへの上記書き込みクロックの供給を停止すると共に、
上記複数の基準トランジスタのオン抵抗値が段階的に設
定される複数の基準値となったときに上記書き込み回路
から上記複数の基準トランジスタへの上記書き込みクロ
ックの供給を順次停止する制御回路と、を備えたことに
ある。
【0018】本発明によれば、書き込み情報に対応する
値を参照してメモリセルトランジスタへの書き込みが行
われると同時に、段階的に設定される複数の基準値を参
照して複数の基準トランジスタへの書き込みが行われ
る。これにより、メモリセルトランジスタ及び複数の基
準トランジスタの特性にばらつきが生じたとしても、そ
のばらつきの影響を受けることなく書き込み情報の判定
を行うことができるようになる。
【0019】そして、第2の特徴とするところは、電気
的に独立したフローティングゲートを有し、このフロー
ティングゲートに蓄積される電荷の量に応じてオン抵抗
値を変化させ、行列配置される複数のメモリセルトラン
ジスタと、上記複数のメモリセルトランジスタと同一の
構造を有し、メモリセルトランジスタの配列に対応して
各行毎に所定の数だけ配置される複数の基準トランジス
タと、上記複数のメモリセルトランジスタの各列に沿っ
て配置され、各メモリセルトランジスタが接続される複
数のビット線と、上記複数の基準トランジスタがそれぞ
れ接続される複数の基準ビット線と、上記複数のメモリ
セルトランジスタ及び上記複数の基準トランジスタに所
定の周期を有する書き込みクロックを供給し、上記複数
のメモリセルトランジスタ及び上記複数の基準トランジ
スタにそれぞれ書き込みを行う書き込み回路と、上記書
き込みクロックの電荷注入動作の間隙で上記複数のメモ
リセルトランジスタ及び上記複数の基準トランジスタの
オン抵抗値を読み出し、上記複数のメモリセルトランジ
スタの各オン抵抗値が書き込み情報に対応する値となっ
たときに上記書き込み回路から上記複数のメモリセルト
ランジスタへの上記書き込みクロックの供給をそれぞれ
停止すると共に、上記複数の基準トランジスタのオン抵
抗値が段階的に設定される複数の基準値となったときに
上記書き込み回路から上記複数の基準トランジスタへの
上記書き込みクロックの供給を順次停止する制御回路
と、を備え、上記複数のメモリセルトランジスタを列単
位で分割して個別に動作させると共に、上記複数のメモ
リセルトランジスタの分割に応じて上記複数の基準トラ
ンジスタ及び上記複数の基準ビット線を複数組配置し、
上記メモリセルトランジスタの各分割単位と上記複数の
基準トランジスタ及び上記複数の基準ビット線の1組と
を対応させて動作させることにある。
【0020】本発明によれば、メモリセルトランジスタ
への書き込みと基準トランジスタへの書き込みとを同時
に行う際、メモリセルトランジスタの分割単位毎にそれ
ぞれ独立に書き込みを行うようにすることができる。こ
れにより、同一行に配置されたメモリセルトランジスタ
及び基準トランジスタであっても、複数に分割してそれ
ぞれを独立に動作させることができるようになる。その
とき、メモリセルトランジスタの特性のばらつきは、同
時に書き込みが成される基準トランジスタから判定の基
準値を得るようにすることで、打ち消される。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の不揮発性半導体
メモリ装置の第1の実施形態を示す回路図である。この
図においては、メモリセルトランジスタ40が4値(2
ビット分)の情報を記憶し、その情報を読み出すように
した場合を示す。尚、メモリセルトランジスタ40は、
4行×1列に配置し、列選択のための回路構成は省略し
てある。
【0022】メモリセルトランジスタ40は、図8に示
すメモリセルトランジスタ20と同一構造であり、フロ
ーティングゲート及びコントロールゲートを有し、フロ
ーティングゲートに注入(蓄積)される電荷の量に応じ
てオン抵抗値を変動させる。ワード線41は、メモリセ
ルトランジスタ40の各行毎に対応して配置され、各メ
モリセルトランジスタ40のコントロールゲートがそれ
ぞれ接続される。このワード線41には、ロウアドレス
情報を受けるロウデコーダ(図示せず)から供給される
行選択信号LS1〜LS4が印加され、何れか1行が選
択的に活性化される。ビット線42は、メモリセルトラ
ンジスタ40が配列された列方向に延在し、各メモリセ
ルトランジスタ40のドレイン側が接続される。ソース
線43は、ビット線42と交差する方向に延在して配置
され、各メモリセルトランジスタ40のソース側が接続
される。これにより、各メモリセルトランジスタ40
は、ビット線42に対して並列に接続され、書き込み、
読み出し及び消去の各動作毎にビット線42及びソース
線43から所定の電位の供給を受ける。
【0023】基準トランジスタ50は、メモリセルトラ
ンジスタ40と同一の構造を有し、4値を区別するため
に、3つの基準値を得られるように各列毎に3つずつ並
列に配置される。この実施形態においては、4行配置さ
れるメモリセルトランジスタ40に対応して、基準トラ
ンジスタ50は、4行×3列に配置される。各基準トラ
ンジスタ50は、コントロールゲートが同一行のメモリ
セルトランジスタ40と共通のワード線41にそれぞれ
接続され、さらに、ソース側が、同一行のメモリセルト
ランジスタ40と共通のソース線43にそれぞれ接続さ
れる。第1〜第3の基準ビット線51a〜51cは、基
準トランジスタ50の各列に対応するように配置され、
各基準トランジスタ50のドレイン側が接続される。
【0024】書き込み制御回路52は、各ソース線43
に接続され、一定の波高値及び一定の周期を有する書き
込みクロックφWをソース線43を介して各メモリセル
トランジスタ40及び各基準トランジスタ50に供給す
る。また、書き込み制御回路52は、後述する読み出し
クロックφRに同期してソース線43を接地する。読み
出し制御回路53は、ビット線42及び各基準ビット線
51a〜51cに接続され、書き込みクロックφWの間
隙期間で電圧が立ち上げられる読み出しクロックφRを
ビット線42及び各基準ビット線51a〜51cを介し
て各メモリセルトランジスタ40及び各基準トランジス
タ50に供給する。この読み出し制御回路53は、読み
出し負荷抵抗を含み、読み出しクロックφRによる読み
出し用の電位を読み出し負荷抵抗を介してビット線42
及び各基準ビット線51a〜51cに給する。また、読
み出し制御回路53は、判定回路60からの判定信号C
0〜C3が反転するまでの間に限って、書き込みクロック
φWに同期してビット線42及び各基準ビット線51a
〜51cを接地する。即ち、読み出しクロックφRに従
う読み出し動作において、ビット線42または各基準ビ
ット線51a〜51cの読み出し電位(ビット線電位V
BL、基準電位VR1〜VR3)がそれぞれ所望の電位に達し
た時点で、ビット線42及び各基準ビット線51a〜5
1cの電位をあげるようにしている。
【0025】判定回路60は、4つの差動アンプ61、
62a〜62c及び3つのセレクタ63a〜63cより
構成される。差動アンプ61は、反転入力にビット線4
2の電位VBLが入力され、非反転入力に記憶情報に対応
付けられる信号電位VSLが入力される。各差動アンプ6
2a〜62cの反転入力には、各基準ビット線51a〜
51cの電位VR1〜VR3がそれぞれ入力され、非反転入
力には、各セレクタ63a〜63cの選択出力が入力さ
れる。各セレクタ63a〜63cには、3種類の書き込
み基準電位Va〜Vcがそれぞれ入力されると共に、ビッ
ト線42の電位VBLが共通に入力される。このセレクタ
63a〜63cは、装置の動作モードに対応して選択制
御され、書き込みモードでは各書き込み基準電位Va〜
Vcを選択し、読み出しモードではビット線電位VBLを
選択する。尚、この読み出しモードとは、書き込み動作
と交互に繰り返される読み出しクロックφRによる読み
出し動作ではなく、メモリセルトランジスタ40に対す
る情報の書き込みを完了した後、その情報を読み出して
再生する場合を示す。
【0026】差動アンプ61の出力C0は、ビット線4
2の接地を中止するタイミングを決定する制御信号とし
て用いられる。また、各差動アンプ62a〜62cの出
力C1〜C3は、上述の書き込みモードにおいて、各基準
ビット線51a〜51cの接地を中止するタイミングを
決定する制御信号として用いられる。即ち、ビット線電
位VBLが信号電位VSLに達したときに差動アンプ61の
出力が反転し、読み出し制御回路53に対してビット線
42の電位を上げるように指示を与え、メモリセルトラ
ンジスタ40に対する書き込み動作を停止させる。同様
に、各基準ビット線電位VR1〜VR3がそれぞれの書き込
み基準電位Va〜Vcに達したきに各差動アンプ62a〜
62cの出力が反転し、各基準ビット線51a〜51c
の接地を中止するようにして基準トランジスタ50に対
する書き込み動作を停止させる。また、上述の読み出し
モードにおいては、各差動アンプ62a〜62cの出力
C1〜C3から、ビット線電位VBLの判定、即ち、メモリ
セルトランジスタ40に記憶された多値情報の判定が行
われる。
【0027】第1〜第3の基準ビット線51a〜51c
の読み出し電位は、図2に示すように、書き込みクロッ
クφWに応答して段階的に上昇する。そこで、この読み
出し電位が、段階的に設定される書き込み基準電位Va
〜Vcを超えると、それまでローレベルにあった出力C1
〜C3は順次立ち上がる。メモリセルトランジスタ40
に4値(2ビット分)の情報を記憶する場合、図3に示
すように、記憶情報の4つの状態に対応する信号電位V
SL1〜VSL4に対して、それぞれの中間値となる3つの判
定電位VR1〜VR3が設定される。そこで、書き込み基準
電位Va〜Vcが3つの判定電位VR1〜VR3に対応するよ
うに設定される。一般的には、電源接地間の電位差を6
等分し、第2の判定電位VR2を電源電位の1/2とし、
第1及び第3の判定電位VR1、VR3をそれぞれ電源電位
の2/3、1/3としている。
【0028】書き込み動作が完了したときに各基準ビッ
ト線51a〜51cから読み出される基準ビット線電位
VR1〜VR3は、基本的には、書き込み基準電位Va〜Vc
に従うものであるが、各基準トランジスタ50の特性の
ばらつきの分だけずれた値となる。製造ばらつき等によ
って基準トランジスタ50やメモリセルトランジスタ4
0の特性にばらつきが生じた場合、同一の過程を経て書
き込まれる基準トランジスタ50からの基準電位VR1〜
VR3とメモリセルトランジスタ40からの読み出し電位
VBLとを対比することにより、特性のばらつきは無視で
きる。
【0029】図4は、本発明の不揮発性半導体メモリ装
置の第2の実施形態を示す回路図である。この図におい
ては、4行×4列に配置したメモリセルトランジスタ4
0を2列ずつ2つのブロックMCa、MCbに分割し、各
ブロックをそれぞれ個別に動作させる場合を示してい
る。尚、ビット線電位VBL及び基準電位VR1〜VR3を取
り込む判定回路60は、図1と同一構成であり、図示省
略してある。
【0030】メモリセルトランジスタ40は、各メモリ
セルブロックMCa、MCb毎にそれぞれ4行×2列ずつ
行列配置され、各行及び各列にそれぞれワード線41及
びビット線42が対応付けられる。メモリセルトランジ
スタ40の各行に対応付けられたワード線41は、各メ
モリセルトランジスタ40のコントロールゲートにそれ
ぞれ接続される。このワード線41には、ロウアドレス
情報に基づいて生成される行選択信号LS1〜LS4が
印加され、何れか1行が選択的に活性化される。メモリ
セルトランジスタ40の各列に対応付けられたビット線
42は、各メモリセルトランジスタ40のドレイン側が
接続される。そして、ソース線43は、ビット線42と
交差する方向に延在して配置され、各メモリセルトラン
ジスタ40のソース側が接続される。
【0031】また、各ビット線42は、それぞれ選択ト
ランジスタ44を介してデータ線45に接続される。判
定回路60には、このデータ線が45が接続される。各
選択トランジスタ44には、列選択情報を受けるカラム
デコーダ(図示せず)からの列選択信号CSa1、CSa
2、CSb1、CSb2がそれぞれ印加される。ここで、
2つのメモリセルブロックMCa、MCbについては、別
々のタイミングで活用されるものであり、活用すべきブ
ロックに対応して列選択信号CSa1、CSa2、CSb
1、CSb2が印加される。例えば、第1のメモリセル
ブロックMCaを活用し、第2のメモリセルブロックM
Cbを休止する場合には、列選択信号CSa1、CSa2
が有効になり、列選択信号CSb1、CSb2について
は、常にロウレベルに固定される。
【0032】基準トランジスタブロックRCa、RCb
は、図1と同様に、それぞれ4行×3列の基準トランジ
スタ50(図示省略)を含み、各メモリセルブロックM
Ca、MCbに対応して2組が並列に配置される。各基準
トランジスタブロックRCa、RCbには、それぞれ基準
ビット線51a〜51cが設けられ、この基準ビット線
51a〜51cが読み出し制御回路53とセレクタ54
とに接続される。セレクタ54は、2つの基準トランジ
スタブロックRCa、RCbの基準ビット線51a〜51
cの内、何れか一方の組を選択し、その基準ビット線5
1a〜51cから得られる判定電位VR1〜VR3を判定回
路60に供給する。このセレクタ54の選択動作は、メ
モリセルブロックMCa、MCbの選択動作に同期するも
のであり、メモリセルブロックMCa、MCbの一方と基
準トランジスタブロックRCa、RCbの一方とを対で動
作させる。
【0033】2つのメモリセルブロックMCa、MCbを
選択的に活用する場合、それぞれの活用のタイミングに
おいて動作環境が変化することがある。例えば、バッテ
リー駆動される携帯用のコンピュータ機器などにおい
て、バッテリーの消費によって電源電位が低下すると、
メモリセルブロックMCa、MCbの一方を活用するとき
と、他方を活用するときとで各信号電位にずれが生じ
る。このような場合においても、メモリセルブロックM
Ca、MCbと基準トランジスタブロックRCa、RCbと
を常に同時に動作させることにより、メモリセルトラン
ジスタ40に対する書き込みレベルのずれと基準トラン
ジスタ50に対する書き込みレベルのずれとが同じにな
る。従って、メモリセルブロックMCa、MCbを2分割
して活用しながらも、読み出し動作においてビット線電
位VBLの判定を誤ることはなく、安定した動作を維持す
ることができる。
【0034】図5は、本発明の不揮発性半導体メモリ装
置の第3の実施形態を示す回路図である。この図におい
ては、4行×4列に配置したメモリセルトランジスタ4
0を2列ずつ2つのブロックMCa、MCbに分割し、各
ブロック内で1列ずつ動作させる場合を示している。
尚、ビット線電位VBL及び基準電位VR1〜VR3を取り込
む判定回路60は、図1と同一構成であり、図示省略し
てある。
【0035】メモリセルブロックMCa、MCbは、図4
と同一であり、それぞれメモリセルトランジスタ40が
4行×2列に配置され、各行及び各列にワード線41及
びビット線42が対応付けられる。各ビット線42は、
読み出し制御回路53に接続されると共に、それぞれ選
択トランジスタ44を介してデータ線45a、45bに
接続される。データ線45a、45bは、メモリセルブ
ロックMCa、MCbの1列目及び2列目に対応してそれ
ぞれ個別に設けられる。そして、各メモリセルブロック
MCa、MCbのメモリセルトランジスタ40の1列目に
対応するビット線42が第1のデータ線45aに接続さ
れ、2列目に対応するビット線42が第2のデータ線4
5bに接続される。判定回路60には、このデータ線4
5a、45bの一方が選択的に接続される。また、各選
択トランジスタ44には、メモリセルブロックMCa、
MCbの何れか一方を選択するブロック選択信号BS1、
BS2が印加される。
【0036】ここで、メモリセルブロックMCa、MCb
のメモリセルトランジスタ40の各列は、別々のタイミ
ングで活用されるものであり、活用すべき列に対応して
データ線45a、45bの一方が判定回路60に接続さ
れる。例えば、各メモリセルブロックMCa、MCbの1
列目のメモリセルトランジスタ40を活用し、2列目の
メモリセルトランジスタ40を休止する場合には、第1
のデータ線45aを判定回路60に接続して有効にし、
第2のデータ線45bを無効にする。
【0037】基準トランジスタブロックRCa、RCb
は、図4と同一であり、それぞれ基準トランジスタ50
が4行×3列に配置され、各行及び各列にワード線41
及び基準ビット線51a〜51cが対応付けられる。ま
た、セレクタ54も図4と同一であり、選択した判定電
位VR1〜VR3を判定回路60に供給する。このセレクタ
54の選択動作は、データ線45a、45bの選択動
作、即ち、活用するメモリセルトランジスタ40の列選
択動作に同期するものであり、各メモリセルブロックM
Ca、MCb内のメモリセルトランジスタ40の列の一方
と基準トランジスタブロックRCa、RCbの一方とを対
で動作させる。このような構成においても、図4の場合
と同様に、メモリセルトランジスタ40を列毎に独立で
活用しながらも、読み出し動作においてビット線電位V
BLの判定を誤ることはなく、安定した動作を維持するこ
とができる。
【0038】以上の実施形態においては、メモリセルト
ランジスタ40に4値を記憶させる場合を例示したが、
記憶情報は4値に限るものではなく、8値(3ビット
分)、16値(4ビット分)あるいはそれ以上でも可能
である。その場合、基準トランジスタは、判定値の数に
対応して各行毎に配置される。例えば、1つのメモリセ
ルトランジスタ40から、3ビットのデータを読み出す
ようにするときには、7列の基準トランジスタを配置
し、8値の判定が可能なように構成すればよい。
【0039】また、メモリセルトランジスタの分割は、
2分割に限るものではなく、3分割以上とすることも可
能である。このとき、基準トランジスタブロックは、各
ブロックをそれぞれ独立に動作させる場合には分割数に
応じて配置する必要があり、各ブロック内でメモリセル
トランジスタを列毎に動作させる場合にはメモリセルト
ランジスタ列の数に応じて配置する必要がある。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、メモリセルトランジス
タと並列に配置した基準トランジスタから判定基準値を
読み出すようにしたため、メモリセルトランジスタまた
は基準トランジスタにおいて特性のばらつきが生じたを
しても、記憶情報が誤って判定されることがなくなる。
従って、読み出し動作のマージンを広くすることがで
き、1つのメモリセルトランジスタで記憶できるビット
数を多くすることができ、結果的に、高速アクセスに対
応することが容易になる。
【0041】また、同一行に多くのメモリセルトランジ
スタを配置した場合、そのメモリセルトランジスタを分
割して動作させることができ、メモリセル領域の利用効
率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不揮発性半導体メモリ装置の第1の実
施形態を示す回路図である。
【図2】本発明の不揮発性半導体メモリ装置の動作を説
明するタイミング図である。
【図3】読み出し動作の際の基準電位と書き込み動作の
際の基準電位の関係図である。
【図4】本発明の不揮発性半導体メモリ装置の第2の実
施形態を示す回路図である。
【図5】本発明の不揮発性半導体メモリ装置の第3の実
施形態を示す回路図である。
【図6】従来の不揮発性半導体メモリ装置のメモリセル
の構造を示す平面図である。
【図7】図6のX−X線の断面図である。
【図8】従来の不揮発性半導体メモリ装置の構成を示す
回路図である。
【図9】書き込みクロック及び読み出しクロックの波形
図である。
【図10】センスアンプの構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 分離領域 3、5、9 酸化膜 4 フローティングゲート 6 制御ゲート 7 ドレイン領域 8 ソース領域 10 アルミニウム配線 11 コンタクトホール 20 メモリセルトランジスタ 21 ワード線 22 ビット線 23 ソース線 24 選択トランジスタ 25 データ線 26 電力線 27 ロウデコーダ 28 カラムデコーダ 31、31 抵抗 33、34 電流アンプ 35 基準トランジスタ 36 基準電位発生回路 37 差動アンプ 38 判定制御回路 40 メモリセルトランジスタ 41 ワード線 42 ビット線 43 ソース線 44 選択トランジスタ 50 基準トランジスタ 51a〜51c 基準ビット線 52 書き込み制御回路 53 読み出し制御回路 54 セレクタ 60 判定回路 61、62a〜62c 差動アンプ 63a〜63c セレクタ MCa、MCb メモリセルブロック RCa、RCb 基準トランジスタブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に独立したフローティングゲート
    を有し、このフローティングゲートに蓄積される電荷の
    量に応じてオン抵抗値を変化させるメモリセルトランジ
    スタと、上記メモリセルトランジスタと同一の構造を有
    し、同一行に配置される複数の基準トランジスタと、上
    記メモリセルトランジスタが接続されるビット線と、上
    記複数の基準トランジスタがそれぞれ接続される複数の
    基準ビット線と、上記メモリセルトランジスタ及び上記
    複数の基準トランジスタに所定の周期を有する書き込み
    クロックを供給し、上記メモリセルトランジスタ及び上
    記複数の基準トランジスタにそれぞれ書き込みを行う書
    き込み回路と、上記書き込みクロックの電荷注入動作の
    間隙で上記メモリセルトランジスタ及び上記複数の基準
    トランジスタのオン抵抗値を読み出し、上記メモリセル
    トランジスタのオン抵抗値が書き込み情報に対応する値
    となったときに上記書き込み回路から上記メモリセルト
    ランジスタへの上記書き込みクロックの供給を停止する
    と共に、上記複数の基準トランジスタのオン抵抗値が段
    階的に設定される複数の基準値となったときに上記書き
    込み回路から上記複数の基準トランジスタへの上記書き
    込みクロックの供給を順次停止する制御回路と、を備え
    たことを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 上記ビット線に上記メモリセルトランジ
    スタが複数個並列に接続されてメモリセルトランジスタ
    列を成すと共に、上記複数の基準ビット線に上記基準ト
    ランジスタがそれぞれ複数個並列に接続されれて複数の
    基準トランジスタ列を成し、各列で同一行のメモリセル
    トランジスタ及び複数の基準トランジスタを同時に選択
    可能としたことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性
    半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 電気的に独立したフローティングゲート
    を有し、このフローティングゲートに蓄積される電荷の
    量に応じてオン抵抗値を変化させ、行列配置される複数
    のメモリセルトランジスタと、上記複数のメモリセルト
    ランジスタと同一の構造を有し、メモリセルトランジス
    タの配列に対応して各行毎に所定の数だけ配置される複
    数の基準トランジスタと、上記複数のメモリセルトラン
    ジスタの各列に沿って配置され、各メモリセルトランジ
    スタが接続される複数のビット線と、上記複数の基準ト
    ランジスタがそれぞれ接続される複数の基準ビット線
    と、上記複数のメモリセルトランジスタ及び上記複数の
    基準トランジスタに所定の周期を有する書き込みクロッ
    クを供給し、上記複数のメモリセルトランジスタ及び上
    記複数の基準トランジスタにそれぞれ書き込みを行う書
    き込み回路と、上記書き込みクロックの電荷注入動作の
    間隙で上記複数のメモリセルトランジスタ及び上記複数
    の基準トランジスタのオン抵抗値を読み出し、上記複数
    のメモリセルトランジスタの各オン抵抗値が書き込み情
    報に対応する値となったときに上記書き込み回路から上
    記複数のメモリセルトランジスタへの上記書き込みクロ
    ックの供給をそれぞれ停止すると共に、上記複数の基準
    トランジスタのオン抵抗値が段階的に設定される複数の
    基準値となったときに上記書き込み回路から上記複数の
    基準トランジスタへの上記書き込みクロックの供給を順
    次停止する制御回路と、を備え、上記複数のメモリセル
    トランジスタを列単位で分割して個別に動作させると共
    に、上記複数のメモリセルトランジスタの分割に応じて
    上記複数の基準トランジスタ及び上記複数の基準ビット
    線を複数組配置し、上記メモリセルトランジスタの各分
    割単位と上記複数の基準トランジスタ及び上記複数の基
    準ビット線の1組とを対応させて動作させることを特徴
    とする不揮発性半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 上記複数のメモリセルトランジスタを所
    定の列数からなる複数のブロックに分割し、各ブロック
    を上記複数の基準トランジスタ及び上記複数の基準ビッ
    ト線の1組に対応させることを特徴とする請求項3に記
    載の不揮発性半導体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 上記複数のメモリセルトランジスタを所
    定の列数からなる複数のブロックに分割し、各ブロック
    内で上記複数のメモリセルトランジスタを1列ずつ上記
    複数の基準トランジスタ及び上記複数の基準ビット線の
    1組に対応させることを特徴とする請求項3に記載の不
    揮発性半導体メモリ装置。
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