JPH10271192A - 携帯電話端末 - Google Patents
携帯電話端末Info
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- JPH10271192A JPH10271192A JP7376697A JP7376697A JPH10271192A JP H10271192 A JPH10271192 A JP H10271192A JP 7376697 A JP7376697 A JP 7376697A JP 7376697 A JP7376697 A JP 7376697A JP H10271192 A JPH10271192 A JP H10271192A
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Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスプレイの表示領域やアンテナの引き出
しなどに起因する使い勝手の悪さを一掃し、使い勝手の
よい携帯電話端末を提供する 【解決手段】 マイクロホン31、ダイヤル操作キー群
32を有する操作パネル部30が、スピーカ7、ディス
プレイ8を有する本体部10に対してスライド移動する
ことにより、操作パネル部30を本体部10に収納した
り、引き出したりすることができるようにされる。操作
パネル部30は、本体部10に収納されているときに
は、本体部10に覆われて操作することができないよう
にされる。また、アンテナ1が操作パネル部30に内蔵
されているので、アンテナ単体を引き出すこともない。
しなどに起因する使い勝手の悪さを一掃し、使い勝手の
よい携帯電話端末を提供する 【解決手段】 マイクロホン31、ダイヤル操作キー群
32を有する操作パネル部30が、スピーカ7、ディス
プレイ8を有する本体部10に対してスライド移動する
ことにより、操作パネル部30を本体部10に収納した
り、引き出したりすることができるようにされる。操作
パネル部30は、本体部10に収納されているときに
は、本体部10に覆われて操作することができないよう
にされる。また、アンテナ1が操作パネル部30に内蔵
されているので、アンテナ単体を引き出すこともない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話端末に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話端末が、広く利用されるように
なってきている。携帯電話端末は、ユーザの上着のポケ
ットや鞄の中に入れて持ち歩かれ、外出先などにおい
て、無線通信により、簡便に電話を受けたり、電話を掛
けたりすることができるものである。このため、携帯
性、操作性に優れていることが要求される。
なってきている。携帯電話端末は、ユーザの上着のポケ
ットや鞄の中に入れて持ち歩かれ、外出先などにおい
て、無線通信により、簡便に電話を受けたり、電話を掛
けたりすることができるものである。このため、携帯
性、操作性に優れていることが要求される。
【0003】そして、多くの携帯電話端末の場合、電話
機の機能が1つの筐体に搭載されて、同一筐体の同一面
(前面)に、スピーカ(受話器)、ディスプレイ、ダイ
ヤルキーなどの操作キー、マイクロホン(送話器)など
が配置されており、容易に持ち運ぶことができるととも
に、容易に操作することができるようにされている。
機の機能が1つの筐体に搭載されて、同一筐体の同一面
(前面)に、スピーカ(受話器)、ディスプレイ、ダイ
ヤルキーなどの操作キー、マイクロホン(送話器)など
が配置されており、容易に持ち運ぶことができるととも
に、容易に操作することができるようにされている。
【0004】また、携帯電話端末の中には、いわゆるフ
ラップ式と呼ばれる、折り畳みが可能な携帯電話端末も
提供されている。このフラップ式の携帯電話端末は、例
えば、スピーカとディスプレイとを備えた第1の部分
と、操作キー部とマイクロホンとを備なえた第2の部分
の2つの部分からなり、電話を掛けていないときには、
第1の部分のスピーカやディスプレイか設けられた面
と、第2の部分の操作キーやマイクロホンが設けられた
面とが対向するように折り畳むことができるようにされ
たものである。
ラップ式と呼ばれる、折り畳みが可能な携帯電話端末も
提供されている。このフラップ式の携帯電話端末は、例
えば、スピーカとディスプレイとを備えた第1の部分
と、操作キー部とマイクロホンとを備なえた第2の部分
の2つの部分からなり、電話を掛けていないときには、
第1の部分のスピーカやディスプレイか設けられた面
と、第2の部分の操作キーやマイクロホンが設けられた
面とが対向するように折り畳むことができるようにされ
たものである。
【0005】このようなフラップ式の携帯電話端末の場
合には、折り畳むことができるので携帯性がよく、ま
た、折り畳まれているときには、操作キー部が内側に位
置するようにされるので、異物などにより誤って操作キ
ーが押下されることもないようにされている。
合には、折り畳むことができるので携帯性がよく、ま
た、折り畳まれているときには、操作キー部が内側に位
置するようにされるので、異物などにより誤って操作キ
ーが押下されることもないようにされている。
【0006】また、携帯電話端末の場合、屋内屋外を問
わず、良好な通話を可能にするため、引き出し可能なホ
イップアンテナが内蔵されている。そして、通話時には
内蔵されたホイップアンテナを携帯電話端末から引き出
すことにより、基地局との間の信号の送受信号を良好に
行えるようにし、良好な通話ができるようにされてい
る。
わず、良好な通話を可能にするため、引き出し可能なホ
イップアンテナが内蔵されている。そして、通話時には
内蔵されたホイップアンテナを携帯電話端末から引き出
すことにより、基地局との間の信号の送受信号を良好に
行えるようにし、良好な通話ができるようにされてい
る。
【0007】また、携帯電話端末のディスプレイには、
基地局と自機との間の通信状態を示す表示、バッテリの
残量表示、日付、現在時刻、発呼時の入力電話番号など
の情報が表示される。このディスプレイの表示により、
ユーザは自機の状態や、日付や、日時を確認したり、電
話をかけようとする相手先の電話番号を確認することが
できるようにされている。
基地局と自機との間の通信状態を示す表示、バッテリの
残量表示、日付、現在時刻、発呼時の入力電話番号など
の情報が表示される。このディスプレイの表示により、
ユーザは自機の状態や、日付や、日時を確認したり、電
話をかけようとする相手先の電話番号を確認することが
できるようにされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述にもし
たように、携帯電話端末の場合、良好に通話を行うため
には、電話を受ける際および電話を掛ける際にアンテナ
を引き出す必要がある。しかし、携帯電話端末を使用す
る際に、いちいちアンテナを引き出し、通話が終了した
ときにはアンテナをしまわなければならず面倒である。
たように、携帯電話端末の場合、良好に通話を行うため
には、電話を受ける際および電話を掛ける際にアンテナ
を引き出す必要がある。しかし、携帯電話端末を使用す
る際に、いちいちアンテナを引き出し、通話が終了した
ときにはアンテナをしまわなければならず面倒である。
【0009】また、アンテナを引き出した場合には、髪
や帽子に当たるなどしてじゃまになことがある。また、
携帯電話端末のアンテナは、比較的に細い棒状のアンテ
ナであり、出し入れの際に曲がったり、折れたりする可
能性も高い。
や帽子に当たるなどしてじゃまになことがある。また、
携帯電話端末のアンテナは、比較的に細い棒状のアンテ
ナであり、出し入れの際に曲がったり、折れたりする可
能性も高い。
【0010】また、前述した同一筐体の同一面(前面)
に、スピーカ(受話器)、ディスプレイ、ダイヤルキー
などの操作キー、マイクロホン(送話器)などが配置さ
れた携帯電話端末の場合、操作キーが、常に露出された
状態となる。このため、例えば、携帯電話端末を鞄に入
れて持ち歩いているときに、異物などが操作キーに触れ
て、携帯電話端末が誤動作することがある。
に、スピーカ(受話器)、ディスプレイ、ダイヤルキー
などの操作キー、マイクロホン(送話器)などが配置さ
れた携帯電話端末の場合、操作キーが、常に露出された
状態となる。このため、例えば、携帯電話端末を鞄に入
れて持ち歩いているときに、異物などが操作キーに触れ
て、携帯電話端末が誤動作することがある。
【0011】このため、操作キーが配置される部分にカ
バーを設けたり、いわゆるキーロック機能を設け、キー
ロックスイッチをオンにしているときには、操作キーを
押下してもこれを受け付けないようにすることも考えら
れる。
バーを設けたり、いわゆるキーロック機能を設け、キー
ロックスイッチをオンにしているときには、操作キーを
押下してもこれを受け付けないようにすることも考えら
れる。
【0012】しかし、カバーを閉め忘れたり、キーロッ
クスイッチをオンにしなかったときには、操作キーを押
下して、携帯電話端末を動作させることができるため、
ユーザの意図しない操作キーの押下による誤動作を確実
に防止することができない。
クスイッチをオンにしなかったときには、操作キーを押
下して、携帯電話端末を動作させることができるため、
ユーザの意図しない操作キーの押下による誤動作を確実
に防止することができない。
【0013】この点を考慮すると、前述したいわゆるフ
ラップ式の携帯電話機は、折り畳まれているときには、
操作キーを押下することができないので、ユーザの意図
しない操作キーの押下による誤動作を防止することがで
きる。
ラップ式の携帯電話機は、折り畳まれているときには、
操作キーを押下することができないので、ユーザの意図
しない操作キーの押下による誤動作を防止することがで
きる。
【0014】しかしながら、フラップ式の携帯電話端末
を含め、従来の携帯電話端末は、以下のような、新たな
要求に対しては、十分に対応できない場合がある。
を含め、従来の携帯電話端末は、以下のような、新たな
要求に対しては、十分に対応できない場合がある。
【0015】例えば、近時、発呼元の電話番号を着呼先
の電話端末に提供し、これを着呼先のユーザがオフフッ
クをする前に、着呼先の電話端末のディスプレイに表示
することができるようにする、いわゆるコールIDサー
ビスの提供が現実のものとなってきている。
の電話端末に提供し、これを着呼先のユーザがオフフッ
クをする前に、着呼先の電話端末のディスプレイに表示
することができるようにする、いわゆるコールIDサー
ビスの提供が現実のものとなってきている。
【0016】また、発呼元から、160文字程度の比較
的長いメッセージデータや、グラフィックスデータを送
信し、着呼先の携帯電話端末のディスプレイに表示する
ようにするサービスも考えられている。この場合には、
前述のコールIDサービスと同様に、着呼先の携帯電話
端末においては、オフフックがされたか否かにかかわら
ず、送信されてきたメッセージデータをできるだけ多く
ディスプレイに表示できることが望ましい。
的長いメッセージデータや、グラフィックスデータを送
信し、着呼先の携帯電話端末のディスプレイに表示する
ようにするサービスも考えられている。この場合には、
前述のコールIDサービスと同様に、着呼先の携帯電話
端末においては、オフフックがされたか否かにかかわら
ず、送信されてきたメッセージデータをできるだけ多く
ディスプレイに表示できることが望ましい。
【0017】このように、オフフックする前に、携帯電
話端末のディスプレイに表示したいとする情報の種類や
情報量は多くなってきている。このため、携帯電話端末
が備えるディスプレイをできるだけ大きなものにしたい
する要求が高くなってきている。
話端末のディスプレイに表示したいとする情報の種類や
情報量は多くなってきている。このため、携帯電話端末
が備えるディスプレイをできるだけ大きなものにしたい
する要求が高くなってきている。
【0018】しかし、前述したフラップ式の携帯電話端
末の場合には、コールIDサービスにより発呼元の電話
番号が通知された場合や、メッセージデータを受信した
場合には、折り畳まれた状態から開いた状態にしなけれ
ばディスプレイの表示を見ることができない。したがっ
て、コールIDサービスによる発呼元の電話番号や、送
信されてきたメッセージデータをすぐに見ることができ
ない場合がある。
末の場合には、コールIDサービスにより発呼元の電話
番号が通知された場合や、メッセージデータを受信した
場合には、折り畳まれた状態から開いた状態にしなけれ
ばディスプレイの表示を見ることができない。したがっ
て、コールIDサービスによる発呼元の電話番号や、送
信されてきたメッセージデータをすぐに見ることができ
ない場合がある。
【0019】また、携帯電話端末は、携帯性、操作性に
優れていることが要求されるため、容易にディスプレイ
を大きくすることができない。すなわち、前述した、ス
ピーカ、ディスプレイ、操作キー、マイクロホンが、同
一筐体の同一面上に位置している携帯電話端末の場合、
ディスプレイを大きくしようとすれば、携帯電話端末の
全体を大きくするか、あるいは、スピーカ、操作キー
部、マイクロホンなどのディスプレイ以外の部分を小さ
くする必要がある。
優れていることが要求されるため、容易にディスプレイ
を大きくすることができない。すなわち、前述した、ス
ピーカ、ディスプレイ、操作キー、マイクロホンが、同
一筐体の同一面上に位置している携帯電話端末の場合、
ディスプレイを大きくしようとすれば、携帯電話端末の
全体を大きくするか、あるいは、スピーカ、操作キー
部、マイクロホンなどのディスプレイ以外の部分を小さ
くする必要がある。
【0020】しかし、全体を大きくする場合には、上着
のポケットや鞄に入りにくいなどの携帯性の面で問題が
生じる。また、スピーカ、操作キー部、マイクロホンな
どのディスプレイ以外の部分を小さくする場合には、操
作キーが押しにくい、相手の声が聞きにくいなどの、操
作性、機能性の面で問題が生じる。
のポケットや鞄に入りにくいなどの携帯性の面で問題が
生じる。また、スピーカ、操作キー部、マイクロホンな
どのディスプレイ以外の部分を小さくする場合には、操
作キーが押しにくい、相手の声が聞きにくいなどの、操
作性、機能性の面で問題が生じる。
【0021】以上のことにかんがみ、この発明は、上記
問題点を一掃し、より使い勝手のよい携帯電話端末を提
供することを目的とする。
問題点を一掃し、より使い勝手のよい携帯電話端末を提
供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による請求項1に記載の携帯電話端末は、
表示手段と、スピーカとを備えた本体部と、少なくとも
ダイヤル操作キーを備えるとともに、マイクロホンが設
けられた操作パネル部とを有し、前記操作パネル部は、
前記本体部に対してスライド移動することにより、前記
本体部への収納および前記本体部からの引き出しができ
るようにされ、前記操作パネル部が前記本体部に収納さ
れたときには、前記操作パネル部は、前記本体部の筐体
によって隠蔽されることにより操作不能になるようにさ
れることを特徴とする携帯電話端末。
め、この発明による請求項1に記載の携帯電話端末は、
表示手段と、スピーカとを備えた本体部と、少なくとも
ダイヤル操作キーを備えるとともに、マイクロホンが設
けられた操作パネル部とを有し、前記操作パネル部は、
前記本体部に対してスライド移動することにより、前記
本体部への収納および前記本体部からの引き出しができ
るようにされ、前記操作パネル部が前記本体部に収納さ
れたときには、前記操作パネル部は、前記本体部の筐体
によって隠蔽されることにより操作不能になるようにさ
れることを特徴とする携帯電話端末。
【0023】また、この発明による請求項2に記載の携
帯電話端末は、請求項1に記載の携帯電話端末であっ
て、前記本体部の前記表示手段は、前記操作パネル部が
スライド移動することによって、隠蔽されることのない
前記本体部の面に設けられることを特徴とする。
帯電話端末は、請求項1に記載の携帯電話端末であっ
て、前記本体部の前記表示手段は、前記操作パネル部が
スライド移動することによって、隠蔽されることのない
前記本体部の面に設けられることを特徴とする。
【0024】また、この発明による請求項3に記載の携
帯電話端末は、請求項1に記載の携帯電話端末であっ
て、前記操作パネル部には、第1のアンテナが内蔵され
たことを特徴とする。
帯電話端末は、請求項1に記載の携帯電話端末であっ
て、前記操作パネル部には、第1のアンテナが内蔵され
たことを特徴とする。
【0025】この発明による請求項1に記載の携帯電話
端末によれば、マイクロホンやダイヤル操作キーを有す
る操作パネル部が、スピーカや表示手段を有する本体部
に対してスライド移動することにより、この操作パネル
部の本体部への収納および本体部からの引き出しができ
るようにされる。そして、操作パネル部が本体部に収納
されたときには、当該操作パネル部は、本体部の筐体に
よって、隠蔽されて、操作することができないようにさ
れる。
端末によれば、マイクロホンやダイヤル操作キーを有す
る操作パネル部が、スピーカや表示手段を有する本体部
に対してスライド移動することにより、この操作パネル
部の本体部への収納および本体部からの引き出しができ
るようにされる。そして、操作パネル部が本体部に収納
されたときには、当該操作パネル部は、本体部の筐体に
よって、隠蔽されて、操作することができないようにさ
れる。
【0026】これにより、操作パネル部が本体部に収納
されているときには、異物などが操作パネル部に触れる
など、ユーザの意図しない操作キーの押下による誤動作
を防止することができる。
されているときには、異物などが操作パネル部に触れる
など、ユーザの意図しない操作キーの押下による誤動作
を防止することができる。
【0027】また、マイクロホンやダイヤル操作キー
は、スピーカや表示手段を有する本体部とは異なる操作
パネル部に設けられので、マイクロホンやダイヤル操作
キーの配置スペースの影響を受けることなく、本体部に
表示領域が大きな表示手段を設けることができる。
は、スピーカや表示手段を有する本体部とは異なる操作
パネル部に設けられので、マイクロホンやダイヤル操作
キーの配置スペースの影響を受けることなく、本体部に
表示領域が大きな表示手段を設けることができる。
【0028】また、この発明による請求項2に記載の携
帯電話端末によれば、本体部に設けられる表示手段は、
操作パネル部がスライド移動することにより、この操作
パネル部に覆われるなどして観視することができなくな
ることがない本体部の面に設けられる。
帯電話端末によれば、本体部に設けられる表示手段は、
操作パネル部がスライド移動することにより、この操作
パネル部に覆われるなどして観視することができなくな
ることがない本体部の面に設けられる。
【0029】これにより、操作パネル部が本体部に収納
されているか否かに関わることなく、本体部が備える表
示手段をいつでも即座に見ることができるようにされ
る。
されているか否かに関わることなく、本体部が備える表
示手段をいつでも即座に見ることができるようにされ
る。
【0030】また、この発明による請求項3に記載の携
帯電話端末によれば、アンテナが、操作パネル部に内蔵
される。そして、操作パネル部が本体部に収納されてい
るときには、アンテナは、従来の携帯電話端末の場合と
同様に本体部内にあって、待ち受け受信など、基地局と
の間で信号の送受信を行うことができるようにされる。
帯電話端末によれば、アンテナが、操作パネル部に内蔵
される。そして、操作パネル部が本体部に収納されてい
るときには、アンテナは、従来の携帯電話端末の場合と
同様に本体部内にあって、待ち受け受信など、基地局と
の間で信号の送受信を行うことができるようにされる。
【0031】また、掛かってきた電話を受けるとき、あ
るいは、自機から電話を掛けるときには、操作パネル部
は、本体部から引き出されるので、操作パネル部に内蔵
されたアンテナも同時に本体部外に引き出される。
るいは、自機から電話を掛けるときには、操作パネル部
は、本体部から引き出されるので、操作パネル部に内蔵
されたアンテナも同時に本体部外に引き出される。
【0032】これにより、操作パネル部を本体部から引
き出したときには、アンテナが本体部内にあるときより
も、良好に信号の送受信号を行うことができる。また、
アンテナは、操作パネル部に内蔵された状態とされてい
るため、アンテナが破損することもない。
き出したときには、アンテナが本体部内にあるときより
も、良好に信号の送受信号を行うことができる。また、
アンテナは、操作パネル部に内蔵された状態とされてい
るため、アンテナが破損することもない。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明による携帯電話端末の一実施の形態について説明す
る。以下に説明するこの実施の形態の携帯電話端末は、
例えば、CDMA(code division mu
ltiple access)方式のデジタル携帯電話
端末であり、音声信号の送受信すなわち通話処理が可能
であるとともに、文字や記号などのキャラクタデータや
図形や地図などのグラフィックスデータなどの送受信が
できるものである。
明による携帯電話端末の一実施の形態について説明す
る。以下に説明するこの実施の形態の携帯電話端末は、
例えば、CDMA(code division mu
ltiple access)方式のデジタル携帯電話
端末であり、音声信号の送受信すなわち通話処理が可能
であるとともに、文字や記号などのキャラクタデータや
図形や地図などのグラフィックスデータなどの送受信が
できるものである。
【0034】[第1の実施の形態]図1は、この実施の
形態の携帯電話端末を説明するための図であり、図2
は、この実施の形態の携帯電話端末をより詳細に説明す
るためのブロック図である。この実施の形態の携帯電話
端末は、図1に示すように、本体部10とスライド操作
パネル部(以下、単に操作パネル部という)30とから
なっている。
形態の携帯電話端末を説明するための図であり、図2
は、この実施の形態の携帯電話端末をより詳細に説明す
るためのブロック図である。この実施の形態の携帯電話
端末は、図1に示すように、本体部10とスライド操作
パネル部(以下、単に操作パネル部という)30とから
なっている。
【0035】この実施の形態の携帯電話端末の本体部1
0は、図2に示すように、RF回路2、変復調回路3、
ベースバンド処理回路4、コーディック回路5、制御回
路6、スピーカ7、液晶ディスプレイ(LCD)8を備
えるとともに、前述のしたように、操作パネル部30が
本体部10内に収納されているか、あるいは、引き出さ
れているかを検出するための磁気センサ40を有してい
る。
0は、図2に示すように、RF回路2、変復調回路3、
ベースバンド処理回路4、コーディック回路5、制御回
路6、スピーカ7、液晶ディスプレイ(LCD)8を備
えるとともに、前述のしたように、操作パネル部30が
本体部10内に収納されているか、あるいは、引き出さ
れているかを検出するための磁気センサ40を有してい
る。
【0036】また、この実施の形態において、本体部1
0のRF回路2は、アンテナ共用器21と、受信回路2
2と、送信回路23と、周波数シンセサイザ24とを有
するものである。
0のRF回路2は、アンテナ共用器21と、受信回路2
2と、送信回路23と、周波数シンセサイザ24とを有
するものである。
【0037】また、本体部10には、図1に示したよう
に、送信キー11、英字/カナ/漢字/数字の変換キー
12、電源のオン/オフキー13、いわゆるジョグダイ
ヤル14、終了キー15が設けられている。
に、送信キー11、英字/カナ/漢字/数字の変換キー
12、電源のオン/オフキー13、いわゆるジョグダイ
ヤル14、終了キー15が設けられている。
【0038】操作パネル部30は、図1A、図2に示す
ように、マイクロホン31、1〜9の数字キー、*キ
ー、#キーからなるダイヤル操作キー群32、各種のフ
ァンクションキーを備えるとともに、操作パネル部30
が本体部10内に収納されているか否かを検出するため
に用いられる磁気センサ40用のマグネット33を備え
ている。さらに、操作パネル部30には、図1Aに示し
たように、本体部10のRF回路2に接続されたアンテ
ナ1が内蔵されている。
ように、マイクロホン31、1〜9の数字キー、*キ
ー、#キーからなるダイヤル操作キー群32、各種のフ
ァンクションキーを備えるとともに、操作パネル部30
が本体部10内に収納されているか否かを検出するため
に用いられる磁気センサ40用のマグネット33を備え
ている。さらに、操作パネル部30には、図1Aに示し
たように、本体部10のRF回路2に接続されたアンテ
ナ1が内蔵されている。
【0039】そして、この実施の形態の携帯電話端末
は、図1に示すように、本体部10に対して操作パネル
部30をスライド移動させることにより、操作パネル部
30を本体部10内に収納したり、本体部10外に引き
出したりすることができるようにされている。
は、図1に示すように、本体部10に対して操作パネル
部30をスライド移動させることにより、操作パネル部
30を本体部10内に収納したり、本体部10外に引き
出したりすることができるようにされている。
【0040】したっがって、電話が掛かってきた場合や
電話を掛ける場合には、図1Aに示すように、操作パネ
ル部30を本体部10から引き出して使用し、待ち受け
状態にあるときには、図1Bに示すように、操作パネル
部30を本体部10内に収納することができるようにさ
れている。
電話を掛ける場合には、図1Aに示すように、操作パネ
ル部30を本体部10から引き出して使用し、待ち受け
状態にあるときには、図1Bに示すように、操作パネル
部30を本体部10内に収納することができるようにさ
れている。
【0041】そして、図1Bに示すように、操作パネル
部30が本体部10に収納されているときには、操作パ
ネル部30は、本体部10の液晶ディスプレイ(以下、
単にディスプレイという)8が設けられた面により覆わ
れるため、操作パネル部30に対して操作することがで
きないようにされる。
部30が本体部10に収納されているときには、操作パ
ネル部30は、本体部10の液晶ディスプレイ(以下、
単にディスプレイという)8が設けられた面により覆わ
れるため、操作パネル部30に対して操作することがで
きないようにされる。
【0042】また、マイクロホン31やダイヤル操作キ
ー群32は、本体部10とは異なる操作パネル部30に
設けられる。このため、本体部10に設けられるディス
プレイ8は、マイクロホン31やダイヤル操作キー群3
2の設置スペースの影響を受けて、表示領域の大きさが
制限されることがない。そこで、この実施の形態の携帯
電話端末は、携帯性、操作性などが悪くならない範囲内
で選択された、従来よりも大きな表示領域のディスプレ
イ8が本体部10に設けられている。
ー群32は、本体部10とは異なる操作パネル部30に
設けられる。このため、本体部10に設けられるディス
プレイ8は、マイクロホン31やダイヤル操作キー群3
2の設置スペースの影響を受けて、表示領域の大きさが
制限されることがない。そこで、この実施の形態の携帯
電話端末は、携帯性、操作性などが悪くならない範囲内
で選択された、従来よりも大きな表示領域のディスプレ
イ8が本体部10に設けられている。
【0043】図3は、操作パネル部30に内蔵されてい
るアンテナ1について説明するための図である。図3に
示すように、アンテナ1は、いわゆるホイップアンテナ
である。
るアンテナ1について説明するための図である。図3に
示すように、アンテナ1は、いわゆるホイップアンテナ
である。
【0044】アンテナ1は、通話時においても、待ち受
け時においても使用されるものである。したがって、操
作パネル部30が本体部10から引き出されているか、
本体部10に収納されていかにかかわらず、アンテナ1
は、本体部10のRF回路2に接続されていなければな
らない。
け時においても使用されるものである。したがって、操
作パネル部30が本体部10から引き出されているか、
本体部10に収納されていかにかかわらず、アンテナ1
は、本体部10のRF回路2に接続されていなければな
らない。
【0045】そこで、図3に示すように、この第1の実
施の形態の携帯電話端末の場合には、アンテナ1の端部
の一方には引き出し時接続端子1aが設けられ、他方に
は収納時接続端子1bが設けられている。また、本体部
10のRF回路2には、給電端子2aが設けられてい
る。
施の形態の携帯電話端末の場合には、アンテナ1の端部
の一方には引き出し時接続端子1aが設けられ、他方に
は収納時接続端子1bが設けられている。また、本体部
10のRF回路2には、給電端子2aが設けられてい
る。
【0046】これにより、操作パネル部30が本体部1
0から引き出されているときには、図3Aに示すよう
に、アンテナ1の引き出し時接続端子1aが、RF回路
2の給電端子2aに接続される。また、操作パネル部3
0が本体部10に収納されているときには、図3Bに示
すように、アンテナ1の収納時接続端子1bが、RF回
路2の給電端子2aに接続される。
0から引き出されているときには、図3Aに示すよう
に、アンテナ1の引き出し時接続端子1aが、RF回路
2の給電端子2aに接続される。また、操作パネル部3
0が本体部10に収納されているときには、図3Bに示
すように、アンテナ1の収納時接続端子1bが、RF回
路2の給電端子2aに接続される。
【0047】これにより、通話時、待ち受け時のいずれ
の状態のときにも、アンテナ1をRF回路に接続するこ
とができるようにされている。
の状態のときにも、アンテナ1をRF回路に接続するこ
とができるようにされている。
【0048】次に、この第1の実施の形態の携帯電話端
末の動作について説明する。この携帯電話端末は、前述
にもしたように、音声信号の送受信とキャラクタデータ
やグラフィクデータなどの送受信が可能なものである。
末の動作について説明する。この携帯電話端末は、前述
にもしたように、音声信号の送受信とキャラクタデータ
やグラフィクデータなどの送受信が可能なものである。
【0049】[音声信号の送受信]まず、この携帯電話
端末の電話機としての機能を用いて、音声信号の送受信
を行う場合の動作について説明する。
端末の電話機としての機能を用いて、音声信号の送受信
を行う場合の動作について説明する。
【0050】アンテナ1は、電話局側の基地局からの信
号を受信するとともに、この携帯電話端末からの信号を
送信する。この実施の形態の携帯電話端末は、前述にも
したように、待ち受け受信時においては、操作パネル部
30を本体部10内に収納することができるようにされ
ている。したがって、待ち受け受信時においては、図3
Bに示したように、アンテナ1は、本体部10内に位置
するようにされる。
号を受信するとともに、この携帯電話端末からの信号を
送信する。この実施の形態の携帯電話端末は、前述にも
したように、待ち受け受信時においては、操作パネル部
30を本体部10内に収納することができるようにされ
ている。したがって、待ち受け受信時においては、図3
Bに示したように、アンテナ1は、本体部10内に位置
するようにされる。
【0051】アンテナ1により受信された基地局からの
信号は、アンテナ共用器21を介して受信回路22に供
給される。ここでアンテナ共用器21は、この携帯電話
端末から送信する信号が、受信した信号に対して干渉す
ることを防止する。
信号は、アンテナ共用器21を介して受信回路22に供
給される。ここでアンテナ共用器21は、この携帯電話
端末から送信する信号が、受信した信号に対して干渉す
ることを防止する。
【0052】受信回路22は、周波数シンセサイザ24
により指示される周波数の信号を選局し、選局した信号
に自機に対する着呼を通知する信号が含まれているか否
かを検出する待ち受け受信を行う。
により指示される周波数の信号を選局し、選局した信号
に自機に対する着呼を通知する信号が含まれているか否
かを検出する待ち受け受信を行う。
【0053】周波数シンセサイザ24は、制御回路6の
制御に応じて、前述したように、受信回路22に対し
て、受信する信号の周波数を指示するとともに、後述す
る送信回路23に対し、この携帯電話端末から送信する
信号の周波数を指示するものである。
制御に応じて、前述したように、受信回路22に対し
て、受信する信号の周波数を指示するとともに、後述す
る送信回路23に対し、この携帯電話端末から送信する
信号の周波数を指示するものである。
【0054】受信回路22は、自機に対して着呼を通知
する信号を検出したときには、着呼があることを制御回
路6に通知する。制御回路6は、受信回路22からの自
機に対する着呼があることの通知を受けて、図示しない
が、この携帯電話端末が備える呼び出しベルやバイブレ
ータを駆動させ、呼び出し音を放音したり、自機を振動
させるなどして、自機に着呼があることをユーザに通知
する。
する信号を検出したときには、着呼があることを制御回
路6に通知する。制御回路6は、受信回路22からの自
機に対する着呼があることの通知を受けて、図示しない
が、この携帯電話端末が備える呼び出しベルやバイブレ
ータを駆動させ、呼び出し音を放音したり、自機を振動
させるなどして、自機に着呼があることをユーザに通知
する。
【0055】そして、ユーザによりオフフックする操作
が行われると電話回線が接続されて、発呼先から送信さ
れてきた音声信号は、受信回路22を介して、変復調回
路3に供給される。
が行われると電話回線が接続されて、発呼先から送信さ
れてきた音声信号は、受信回路22を介して、変復調回
路3に供給される。
【0056】この実施の形態の携帯電話端末において
は、本体部10に収納されている操作パネル部30を本
体部10から引き出すことによってオフフックすること
ができるようにされている。また、通話が終了したとき
には、操作パネル部30を本体部10に収納することに
よりオンフックすることができる。
は、本体部10に収納されている操作パネル部30を本
体部10から引き出すことによってオフフックすること
ができるようにされている。また、通話が終了したとき
には、操作パネル部30を本体部10に収納することに
よりオンフックすることができる。
【0057】また、上述のように、操作パネル部30を
本体部10から引き出して通話を行い、通話が終了した
ときには、操作パネル部30を本体部10に収納するこ
となく、本体部10に設けられた終了キー15を押下す
ることによってもオンフックすることができるようにさ
れている。
本体部10から引き出して通話を行い、通話が終了した
ときには、操作パネル部30を本体部10に収納するこ
となく、本体部10に設けられた終了キー15を押下す
ることによってもオンフックすることができるようにさ
れている。
【0058】そして、操作パネル部30が本体部10か
ら引き出された状態で、終了キー15を押下することに
よりオンフックした場合など、操作パネル部30が本体
部10から引き出された状態でオンフックとなっている
ときには、送信キー11を押下することにより、この実
施の形態の携帯電話端末をオフフックすることができ
る。
ら引き出された状態で、終了キー15を押下することに
よりオンフックした場合など、操作パネル部30が本体
部10から引き出された状態でオンフックとなっている
ときには、送信キー11を押下することにより、この実
施の形態の携帯電話端末をオフフックすることができ
る。
【0059】そして、本体部10に設けられた磁気セン
サ40と操作パネル部30に設けられたマグネット33
とにより構成されるスライド検出部により、操作パネル
部30が本体部10内に収納されているか、本体部10
から引き出されているかが検出される。
サ40と操作パネル部30に設けられたマグネット33
とにより構成されるスライド検出部により、操作パネル
部30が本体部10内に収納されているか、本体部10
から引き出されているかが検出される。
【0060】したがって、この携帯電話端末に対して着
呼があり、本体部10に収納されている操作パネル部3
0が、本体部10外に引き出されたことを磁気センサ4
0が検出したときには、制御回路6は、これをオフフッ
クする操作であると判断する。
呼があり、本体部10に収納されている操作パネル部3
0が、本体部10外に引き出されたことを磁気センサ4
0が検出したときには、制御回路6は、これをオフフッ
クする操作であると判断する。
【0061】また、この携帯電話端末に対して着呼があ
り、本体部10から操作パネル部30が引き出された状
態にあり、かつ、オンフックにあるときに、本体部10
に設けられた送信キー11が押下されたことを検出した
ときには、制御回路6は、これをオフフックする操作で
あると判断する。
り、本体部10から操作パネル部30が引き出された状
態にあり、かつ、オンフックにあるときに、本体部10
に設けられた送信キー11が押下されたことを検出した
ときには、制御回路6は、これをオフフックする操作で
あると判断する。
【0062】そして、変復調回路3は、発呼先から送信
されてきた音声信号を復調し、ベースバンド処理回路4
に供給する。ベースバンド処理回路4は、変復調回路3
から供給される音声信号から、元のベースバンド信号を
取り出し、これをコーデック回路5に供給する。
されてきた音声信号を復調し、ベースバンド処理回路4
に供給する。ベースバンド処理回路4は、変復調回路3
から供給される音声信号から、元のベースバンド信号を
取り出し、これをコーデック回路5に供給する。
【0063】コーデック回路5は、供給されたベースバ
ンド信号をD/A変換した後、これをスピーカ(受話
器)7に供給する。これによりスピーカ7からは、発呼
先から送信されてきた音声が放音される。
ンド信号をD/A変換した後、これをスピーカ(受話
器)7に供給する。これによりスピーカ7からは、発呼
先から送信されてきた音声が放音される。
【0064】また、コーデック回路5は、この実施の形
態の携帯電話端末から送信する音声信号のA/D変換処
理をも行なう。すなわち、本体部10から引き出された
操作パネル部30に設けられているマイクロホン(送話
器)31により収音された音声は、コーデック回路5に
供給され、ここでA/D変換されてベースバンド信号が
形成される。このベースバンド信号は、ベースバンド処
理回路4に供給される。
態の携帯電話端末から送信する音声信号のA/D変換処
理をも行なう。すなわち、本体部10から引き出された
操作パネル部30に設けられているマイクロホン(送話
器)31により収音された音声は、コーデック回路5に
供給され、ここでA/D変換されてベースバンド信号が
形成される。このベースバンド信号は、ベースバンド処
理回路4に供給される。
【0065】ベースバンド処理回路4は、コーデック回
路5からのベースバンド信号に対し、誤り訂正、チャン
ネルコーディングなどの処理を行い、処理後の信号を変
復調回路3に供給する。
路5からのベースバンド信号に対し、誤り訂正、チャン
ネルコーディングなどの処理を行い、処理後の信号を変
復調回路3に供給する。
【0066】変復調回路3は、ベースバンド処理回路4
から供給された信号を変調し、送信用の信号を形成し、
これを送信回路23に供給する。
から供給された信号を変調し、送信用の信号を形成し、
これを送信回路23に供給する。
【0067】送信回路23は、送信用の信号を所定のレ
ベルに増幅するなどの処理を行うとともに、周波数シン
セサイザ24からの指示に応じて、送信用の信号の周波
数を調整するなどの処理を行う。そして、送信回路23
で調整された送信用の信号は、アンテナ共用器21を介
してアンテナ1に供給されて、この携帯電話端末から送
信される。
ベルに増幅するなどの処理を行うとともに、周波数シン
セサイザ24からの指示に応じて、送信用の信号の周波
数を調整するなどの処理を行う。そして、送信回路23
で調整された送信用の信号は、アンテナ共用器21を介
してアンテナ1に供給されて、この携帯電話端末から送
信される。
【0068】また、この実施の形態の携帯電話端末の制
御回路6は、CPU、ROM、RAMなどを備えたマイ
クロコンピュータで構成されたものあり、携帯電話端末
の各部の制御を行う物である。
御回路6は、CPU、ROM、RAMなどを備えたマイ
クロコンピュータで構成されたものあり、携帯電話端末
の各部の制御を行う物である。
【0069】このように、この実施の形態の携帯電話端
末は、操作パネル部30を本体部10に対してスライド
移動させることにより、図1Bに示したように、操作パ
ネル部30を本体部10に収納したり、図1Aに示した
ように操作パネル部30を本体部10から引き出すこと
ができるようにされている。
末は、操作パネル部30を本体部10に対してスライド
移動させることにより、図1Bに示したように、操作パ
ネル部30を本体部10に収納したり、図1Aに示した
ように操作パネル部30を本体部10から引き出すこと
ができるようにされている。
【0070】そして、操作パネル部30が本体部10に
収納されているときには、操作パネル部30は、本体部
10により覆われているため、ダイヤル操作キーなどの
操作キーに触れることができないようにされる。これに
より、異物などが操作キーを押下することもないので、
誤動作を防止することができる。
収納されているときには、操作パネル部30は、本体部
10により覆われているため、ダイヤル操作キーなどの
操作キーに触れることができないようにされる。これに
より、異物などが操作キーを押下することもないので、
誤動作を防止することができる。
【0071】また、操作キーを押下した場合にも、これ
を受け付けないようにする、いわゆるキーロックボタン
スイッチなどを設けて、待ち受け受信時などにおいての
操作キーの誤操作を防止する場合にように、キーロック
ボタンスイッチを押下することもなく、操作パネル部3
0を本体部10に収納したときには、確実に操作パネル
部30に対して操作を行うことができないようにされ
る。
を受け付けないようにする、いわゆるキーロックボタン
スイッチなどを設けて、待ち受け受信時などにおいての
操作キーの誤操作を防止する場合にように、キーロック
ボタンスイッチを押下することもなく、操作パネル部3
0を本体部10に収納したときには、確実に操作パネル
部30に対して操作を行うことができないようにされ
る。
【0072】また、アンテナ1は、操作パネル部30に
内蔵されているため、アンテナ1を単独で本体部10か
ら引き出すようにする必要はなく、通話する場合に、操
作パネル部30を本体部10から引き出すことによっ
て、アンテナ1も本体部10から引き出される。
内蔵されているため、アンテナ1を単独で本体部10か
ら引き出すようにする必要はなく、通話する場合に、操
作パネル部30を本体部10から引き出すことによっ
て、アンテナ1も本体部10から引き出される。
【0073】したがって、アンテナ1が曲がったり、折
れたりすることもなく、安全かつ迅速にアンテナ1を本
体部10から引き出すことができる。そして、操作パネ
ル部30を本体部10から引き出した場合には、アンテ
ナ1は本体部10内に位置する場合よりも良好に信号の
送受信を行うことができる。
れたりすることもなく、安全かつ迅速にアンテナ1を本
体部10から引き出すことができる。そして、操作パネ
ル部30を本体部10から引き出した場合には、アンテ
ナ1は本体部10内に位置する場合よりも良好に信号の
送受信を行うことができる。
【0074】さらに、この実施の形態の携帯電話端末
は、マイクロホン31やダイヤル操作キー群32は、本
体部10にではなく本体部10に収納可能とされた操作
パネル部に設けられる。このため、本体部10に設けら
れるディスプレイ8をマイクロホン31やダイヤル操作
キー群32などの配置スペースに左右されることなく、
比較的大きな表示領域のものとすることができる。
は、マイクロホン31やダイヤル操作キー群32は、本
体部10にではなく本体部10に収納可能とされた操作
パネル部に設けられる。このため、本体部10に設けら
れるディスプレイ8をマイクロホン31やダイヤル操作
キー群32などの配置スペースに左右されることなく、
比較的大きな表示領域のものとすることができる。
【0075】これにより、従来よりも多くの情報をディ
スプレイ8に表示することができる。また、操作パネル
部30をスライド移動させて、本体部10に収納した場
合、および、本体部10から引き出した場合のいずれの
場合であっても、ディスプレイ8は、操作パネル部30
に覆われるなどして見えなくなることがない。すなわ
ち、ディスプレイ8は、常に露出された状態にあるの
で、ディスプレイ8に表示された情報をすぐに見ること
ができる。
スプレイ8に表示することができる。また、操作パネル
部30をスライド移動させて、本体部10に収納した場
合、および、本体部10から引き出した場合のいずれの
場合であっても、ディスプレイ8は、操作パネル部30
に覆われるなどして見えなくなることがない。すなわ
ち、ディスプレイ8は、常に露出された状態にあるの
で、ディスプレイ8に表示された情報をすぐに見ること
ができる。
【0076】このように、この実施の形態の携帯電話端
末は、ディスプレイ8の表示領域は大きく、多くの情報
を表示することができるとともに、何時でも即座にディ
スプレイ8に表示された情報を見ることができるので、
以下に説明するキャラクタデータなどを受信して表示す
る場合などにおいて、非常に有効である。
末は、ディスプレイ8の表示領域は大きく、多くの情報
を表示することができるとともに、何時でも即座にディ
スプレイ8に表示された情報を見ることができるので、
以下に説明するキャラクタデータなどを受信して表示す
る場合などにおいて、非常に有効である。
【0077】[キャラクタデータなどの送受信]次に、
この実施の形態の携帯電話端末においてのキャラクタデ
ータなどの送受信を行う場合の動作について説明する。
この実施の形態の携帯電話端末においてのキャラクタデ
ータなどの送受信を行う場合の動作について説明する。
【0078】前述した音声信号の受信処理の場合と同様
に、受信回路22は、周波数シンセサイザ24により指
示される周波数の信号を選局し、選局した信号に自機に
対してキャラクタデータやグラフィックスデータの送信
があることを示す信号が含まれているか否かを検出する
待ち受け受信を行う。
に、受信回路22は、周波数シンセサイザ24により指
示される周波数の信号を選局し、選局した信号に自機に
対してキャラクタデータやグラフィックスデータの送信
があることを示す信号が含まれているか否かを検出する
待ち受け受信を行う。
【0079】受信回路22は、自機に対してキャラクタ
データやグラフィックスデータの送信があることを示す
信号を検出したときには、これを制御回路6に通知す
る。制御回路6は、この携帯電話端末が備える呼び出し
ベルやバイブレータを駆動させ、呼び出し音を放音した
り、自機を振動させるなどして、自機にキャラクタデー
タやグラフィックスデータの送信があることをユーザに
通知する。
データやグラフィックスデータの送信があることを示す
信号を検出したときには、これを制御回路6に通知す
る。制御回路6は、この携帯電話端末が備える呼び出し
ベルやバイブレータを駆動させ、呼び出し音を放音した
り、自機を振動させるなどして、自機にキャラクタデー
タやグラフィックスデータの送信があることをユーザに
通知する。
【0080】この場合には、この携帯電話端末は、キャ
ラクタデータなどが送信されてきた場合と、前述したよ
うに電話が掛かってきた場合とでは、呼び出し音や振動
が異なるようにされる。
ラクタデータなどが送信されてきた場合と、前述したよ
うに電話が掛かってきた場合とでは、呼び出し音や振動
が異なるようにされる。
【0081】このようにキャラクタデータやグラフィッ
クスデータが自機に対して送信されてきた場合には、前
述した音声信号の送受信の場合のように双方向の通話を
行う必要がないので、ユーザのオフフック操作待つこと
なく、自動的に送信されてくるキャラクタデータを受信
して、受信したデータに基づく情報をディスプレイ8に
表示する。
クスデータが自機に対して送信されてきた場合には、前
述した音声信号の送受信の場合のように双方向の通話を
行う必要がないので、ユーザのオフフック操作待つこと
なく、自動的に送信されてくるキャラクタデータを受信
して、受信したデータに基づく情報をディスプレイ8に
表示する。
【0082】したがって、発呼先から送信されてきたキ
ャラクタデータなどの信号は、受信回路22を介して、
変復調回路3に供給され、ここで復調されて、ベースバ
ンド処理回路4に供給される。ベースバンド処理回路4
は、変復調回路3から供給される信号から、キャラクタ
データなどの送信されてきたデータを取り出して、これ
を制御回路6に供給する。
ャラクタデータなどの信号は、受信回路22を介して、
変復調回路3に供給され、ここで復調されて、ベースバ
ンド処理回路4に供給される。ベースバンド処理回路4
は、変復調回路3から供給される信号から、キャラクタ
データなどの送信されてきたデータを取り出して、これ
を制御回路6に供給する。
【0083】制御回路6は、前述したようにマイクロコ
ンピュータである。そして、制御回路6のROMには、
この携帯電話端末の制御回路6のCPUにより実行され
るプログラムや各種の処理に必要なデータ、あるいは、
文字フォントデータなどが記録されている。また、制御
回路6は、このようなROMや作業領域として使用され
るRAMのほか、ディスプレイ8に表示する情報が形成
されるVRAM(ビデオRAM)やディスプレイ8を制
御するディスプレイコントローラなどをも備えたもので
ある。
ンピュータである。そして、制御回路6のROMには、
この携帯電話端末の制御回路6のCPUにより実行され
るプログラムや各種の処理に必要なデータ、あるいは、
文字フォントデータなどが記録されている。また、制御
回路6は、このようなROMや作業領域として使用され
るRAMのほか、ディスプレイ8に表示する情報が形成
されるVRAM(ビデオRAM)やディスプレイ8を制
御するディスプレイコントローラなどをも備えたもので
ある。
【0084】制御回路6は、ベースバンド処理回路4か
ら供給されるデータに基づいて、ディスプレイ8に表示
するキャラクタ情報やグラフィックス情報を形成し、こ
れをディスプレイ8に表示する。
ら供給されるデータに基づいて、ディスプレイ8に表示
するキャラクタ情報やグラフィックス情報を形成し、こ
れをディスプレイ8に表示する。
【0085】そして、この実施の形態の携帯電話端末の
ディスプレイ8は、図1に示したように、表示領域が大
きく、多くの情報を表示することができるものである。
また、ディスプレイ8は、操作パネル部30が本体部1
0に収納されている状態と、本体部10から引き出され
ている状態のいずれの状態のときにも、携帯電話端末の
一番外側に位置するようにされている。
ディスプレイ8は、図1に示したように、表示領域が大
きく、多くの情報を表示することができるものである。
また、ディスプレイ8は、操作パネル部30が本体部1
0に収納されている状態と、本体部10から引き出され
ている状態のいずれの状態のときにも、携帯電話端末の
一番外側に位置するようにされている。
【0086】このため、ユーザは、この実施の形態の携
帯電話端末を、例えば、上着のポケットや、鞄から取り
出すだけで、即座にディスプレイ8に表示された多くの
情報を見ることができる。
帯電話端末を、例えば、上着のポケットや、鞄から取り
出すだけで、即座にディスプレイ8に表示された多くの
情報を見ることができる。
【0087】また、ディスプレイ8は従来のものより大
きく、表示される情報も多いので、例えば、1つの文章
が、一度に表示できないといったことが少なくなり、表
示された情報の内容を素早く認識することができる。
きく、表示される情報も多いので、例えば、1つの文章
が、一度に表示できないといったことが少なくなり、表
示された情報の内容を素早く認識することができる。
【0088】もちろん、送信されてきたキャラクタデー
タなどが多く、その全部をディスプレイ8に1度に表示
できないときには、次画面表示、前画面表示を行うこと
によりそのすべてを見ることができるようにされる。
タなどが多く、その全部をディスプレイ8に1度に表示
できないときには、次画面表示、前画面表示を行うこと
によりそのすべてを見ることができるようにされる。
【0089】また、この実施の形態の携帯電話端末は、
後述にもするように、受信してディスプレイ8に表示さ
れた情報を制御回路6のメモリ61に保存しておくこと
ができるようにされている。そして、例えば、ジョグダ
イヤル14を操作することにより、メモリ61に保存し
た情報を必要なときに読み出して、何回でも見ることが
できる。
後述にもするように、受信してディスプレイ8に表示さ
れた情報を制御回路6のメモリ61に保存しておくこと
ができるようにされている。そして、例えば、ジョグダ
イヤル14を操作することにより、メモリ61に保存し
た情報を必要なときに読み出して、何回でも見ることが
できる。
【0090】さらに、この携帯電話端末は、自機におい
てメッセージデータを作成し、これを送信することがで
きる。すなわち、この実施の形態の携帯電話端末の場
合、0〜9、*、#などの各ダイヤル操作キーには、英
字(アルファベット文字)やカタカナ文字が割り当てら
れている。本体部10に設けられた変換キー12は、英
字/カナ/漢字/数字の変換キーである。そして、これ
らダイヤル操作キー群32や変換キー12を操作するこ
とにより、この携帯電話端末に対して、メッセージデー
タを入力することができる。
てメッセージデータを作成し、これを送信することがで
きる。すなわち、この実施の形態の携帯電話端末の場
合、0〜9、*、#などの各ダイヤル操作キーには、英
字(アルファベット文字)やカタカナ文字が割り当てら
れている。本体部10に設けられた変換キー12は、英
字/カナ/漢字/数字の変換キーである。そして、これ
らダイヤル操作キー群32や変換キー12を操作するこ
とにより、この携帯電話端末に対して、メッセージデー
タを入力することができる。
【0091】そして、入力されたメッセージデータは制
御回路6に供給される。制御回路6は、入力されたメッ
セージデータをディスプレイ8に表示して、修整入力や
メッセージデータの入力が完了したことを示す確定入力
を受け付けるとともに、メッセージデータの入力が終了
し、確定した場合には、これを例えばメモリ61に保存
して、ユーザからの指示に応じた相手先に送信する。
御回路6に供給される。制御回路6は、入力されたメッ
セージデータをディスプレイ8に表示して、修整入力や
メッセージデータの入力が完了したことを示す確定入力
を受け付けるとともに、メッセージデータの入力が終了
し、確定した場合には、これを例えばメモリ61に保存
して、ユーザからの指示に応じた相手先に送信する。
【0092】この場合、メモリ61に作成されたメッセ
ージデータは、制御回路6により読み出されて、ベース
バンド処理回路4に供給される。
ージデータは、制御回路6により読み出されて、ベース
バンド処理回路4に供給される。
【0093】ベースバンド処理回路4は、前述にもした
ように、例えば誤り訂正、チャンネルコーディングなど
の処理を行い、これを変復調回路3に供給する。変復調
回路3は、ベースバンド処理回路4から供給された信号
を変調し、送信用の信号を形成し、これを送信回路23
に供給する。
ように、例えば誤り訂正、チャンネルコーディングなど
の処理を行い、これを変復調回路3に供給する。変復調
回路3は、ベースバンド処理回路4から供給された信号
を変調し、送信用の信号を形成し、これを送信回路23
に供給する。
【0094】送信回路23は、送信用の信号のレベルを
増幅したり、周波数シンセサイザ24からの指示に応じ
て、送信用の信号の周波数を設定するなどの処理を行
う。そして、送信回路23で調整された送信用の信号
は、送受信共用回路2を介してアンテナ1に供給され
て、この携帯電話端末から送信される。
増幅したり、周波数シンセサイザ24からの指示に応じ
て、送信用の信号の周波数を設定するなどの処理を行
う。そして、送信回路23で調整された送信用の信号
は、送受信共用回路2を介してアンテナ1に供給され
て、この携帯電話端末から送信される。
【0095】このように、この携帯電話端末において、
送信するメッセージデータを作成する場合においても、
ディスプレイ8は大きな表示領域を有するものであるた
め、入力したメッセージデータの多くを表示することが
でき、入力処理や修正処理を楽に行うことができる。
送信するメッセージデータを作成する場合においても、
ディスプレイ8は大きな表示領域を有するものであるた
め、入力したメッセージデータの多くを表示することが
でき、入力処理や修正処理を楽に行うことができる。
【0096】そして、この実施の形態の携帯電話端末
は、前述のようにディスプレイ8の表示領域が大きいの
で、ディスプレイ8を縦長のディスプレイとして使用す
ることもできるし、横長のディスプレイとしても使用す
ることができる。
は、前述のようにディスプレイ8の表示領域が大きいの
で、ディスプレイ8を縦長のディスプレイとして使用す
ることもできるし、横長のディスプレイとしても使用す
ることができる。
【0097】図4は、ディスプレイ8を縦長のディスプ
レイとして用いるようにした場合を示している。この場
合には、ディスプレイ8の長手の辺が縦の辺となる状態
で用いられ、ディスプレイ8の縦方向に表示領域を広く
使うことができる。
レイとして用いるようにした場合を示している。この場
合には、ディスプレイ8の長手の辺が縦の辺となる状態
で用いられ、ディスプレイ8の縦方向に表示領域を広く
使うことができる。
【0098】図5は、ディスプレイ8を横長のディスプ
レイとして用いるようにした場合を示している。この場
合には、ディスプレイ8の長手の辺が横の辺となる状態
で用いられ、ディスプレイ8の横方向に表示領域を広く
使うことができる。
レイとして用いるようにした場合を示している。この場
合には、ディスプレイ8の長手の辺が横の辺となる状態
で用いられ、ディスプレイ8の横方向に表示領域を広く
使うことができる。
【0099】このように、この実施の形態の携帯電話端
末は、表示する情報に応じて、ディスプレイ8を縦長に
使うか、横長に使うかをユーザが設定、変更することが
できるようにされている。
末は、表示する情報に応じて、ディスプレイ8を縦長に
使うか、横長に使うかをユーザが設定、変更することが
できるようにされている。
【0100】例えば、図5に示すように、パーソナルコ
ンピュータとこの実施の形態の携帯電話端末とを接続コ
ード60を介して接続し、パーソナルコンピュータ10
0上に作成してある住所録から、電話番号とこの電話番
号に対応する氏名を、この実施の形態の携帯電話端末の
メモリに書き込むようにする場合には、ディスプレイ8
を横長に使用し、携帯電話端末に供給される電話番号と
氏名とを横に並べて表示するようにすることができる。
ンピュータとこの実施の形態の携帯電話端末とを接続コ
ード60を介して接続し、パーソナルコンピュータ10
0上に作成してある住所録から、電話番号とこの電話番
号に対応する氏名を、この実施の形態の携帯電話端末の
メモリに書き込むようにする場合には、ディスプレイ8
を横長に使用し、携帯電話端末に供給される電話番号と
氏名とを横に並べて表示するようにすることができる。
【0101】このように、ディスプレイ8を横長のディ
スプレイとして用いることにより、ディスプレイ8を縦
長に使用した場合よりも、表示する情報を見易くするこ
とができる場合には、ディスプレイ8を横長の表示装置
として用いることができる。
スプレイとして用いることにより、ディスプレイ8を縦
長に使用した場合よりも、表示する情報を見易くするこ
とができる場合には、ディスプレイ8を横長の表示装置
として用いることができる。
【0102】[携帯電話端末の着呼時の処理]次に、前
述したように、音声信号の送受信と、キャラクタデータ
などのデータの送受信とができるようにされたこの実施
の形態の携帯電話端末においての着呼時の処理につい
て、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
述したように、音声信号の送受信と、キャラクタデータ
などのデータの送受信とができるようにされたこの実施
の形態の携帯電話端末においての着呼時の処理につい
て、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
【0103】また、この実施の形態の携帯電話端末は、
電話が掛かってきた場合であって、これに対してすぐに
応答できない場合があることを考慮して、いわゆる留守
モードを設定することができるようにされている。
電話が掛かってきた場合であって、これに対してすぐに
応答できない場合があることを考慮して、いわゆる留守
モードを設定することができるようにされている。
【0104】そして、この留守モードが設定されている
場合には、予め決められた回数分の呼び出しを行っても
オフフック操作(応答操作)がされなかったときには、
この実施の形態の携帯電話端末は、自動応答するととも
に、現在電話に出られないため、メッセージを残すよう
に依頼する予め用意されたメッセージを発呼先に送信す
る。
場合には、予め決められた回数分の呼び出しを行っても
オフフック操作(応答操作)がされなかったときには、
この実施の形態の携帯電話端末は、自動応答するととも
に、現在電話に出られないため、メッセージを残すよう
に依頼する予め用意されたメッセージを発呼先に送信す
る。
【0105】なお、留守モードが設定されていないとき
には、この携帯電話端末のユーザがオフフックするか、
発呼元がオンフックするまでは、呼び出しが繰り返され
る。また、この携帯電話端末に電話が掛かってきた場合
であって、ユーザがオフフック操作を行ったときには、
この携帯電話端末は通話モードとなり、回線が接続され
て通話ができるようにされる。
には、この携帯電話端末のユーザがオフフックするか、
発呼元がオンフックするまでは、呼び出しが繰り返され
る。また、この携帯電話端末に電話が掛かってきた場合
であって、ユーザがオフフック操作を行ったときには、
この携帯電話端末は通話モードとなり、回線が接続され
て通話ができるようにされる。
【0106】以下の説明においては、前述した留守モー
ドが設定されているものとして、説明する。
ドが設定されているものとして、説明する。
【0107】図6は、この実施の形態の携帯電話端末の
着呼時の処理を説明するためのフローチャートである。
受信回路22において、自機に対する着呼が検出される
と、当該着呼は、キャラクタデータなどのデジタルデー
タが送信されてくることを示すものであるか否かが判断
される(ステップ101)。
着呼時の処理を説明するためのフローチャートである。
受信回路22において、自機に対する着呼が検出される
と、当該着呼は、キャラクタデータなどのデジタルデー
タが送信されてくることを示すものであるか否かが判断
される(ステップ101)。
【0108】ステップ101の判断処理によりキャラク
タデータなどのデジタルデータの送信でないと判断した
ときには、制御回路6は、磁気センサ40により、操作
パネル部30が本体部10から引き出されているか否か
を判断する(ステップ102)。
タデータなどのデジタルデータの送信でないと判断した
ときには、制御回路6は、磁気センサ40により、操作
パネル部30が本体部10から引き出されているか否か
を判断する(ステップ102)。
【0109】ステップ102の判断手段において、操作
パネル部30は、本体部10から引き出されていないと
判断したときには、制御回路6は、操作パネル部30が
本体部10から引き出されたか否かを判断する(ステッ
プ103)。このステップ103の判断処理は、予めき
められた回数分の呼び出しが完了するか、操作パネル部
30が本体部10から引き出されるまで、繰り返し判断
処理が行われる。
パネル部30は、本体部10から引き出されていないと
判断したときには、制御回路6は、操作パネル部30が
本体部10から引き出されたか否かを判断する(ステッ
プ103)。このステップ103の判断処理は、予めき
められた回数分の呼び出しが完了するか、操作パネル部
30が本体部10から引き出されるまで、繰り返し判断
処理が行われる。
【0110】ステップ103の判断処理において、予め
決められた回数分の呼び出しが終了しても、操作パネル
部30が本体部10から引き出されなかったときには、
制御回路6はこの実施の形態の携帯電話端末を留守モー
ドにし(ステップ104)、自動応答するとともに、現
在電話に出られないため、メッセージを残すように依頼
する予め用意さているメッセージを発呼元に送信する。
決められた回数分の呼び出しが終了しても、操作パネル
部30が本体部10から引き出されなかったときには、
制御回路6はこの実施の形態の携帯電話端末を留守モー
ドにし(ステップ104)、自動応答するとともに、現
在電話に出られないため、メッセージを残すように依頼
する予め用意さているメッセージを発呼元に送信する。
【0111】ステップ103の判断処理において、操作
パネル部30が本体部10から引き出されたと判断した
ときには、制御回路6は、この実施の形態の携帯電話端
末を通話モードにし(ステップ105)、回線を接続し
て相手先との通話を行うようにする。
パネル部30が本体部10から引き出されたと判断した
ときには、制御回路6は、この実施の形態の携帯電話端
末を通話モードにし(ステップ105)、回線を接続し
て相手先との通話を行うようにする。
【0112】また、ステップ102の判断処理におい
て、操作パネル部30が本体部10から引き出されてい
ると判断したときには、着信させるか否かを判断する
(ステップ106)。すなわち、この場合には、操作パ
ネル部30が本体部10から引き出された状態で、この
実施の形態の携帯電話端末が待ち受け受信するようにさ
れていた場合のオフフック操作である送信キー11が押
下されたか否かを判断する。このステップ106の判断
処理は、前述したステップ103の判断処理と同様に、
予め決められた回数分の呼び出しが終了か、送信キー1
1が押下されるまで繰り返し判断処理が行われる。
て、操作パネル部30が本体部10から引き出されてい
ると判断したときには、着信させるか否かを判断する
(ステップ106)。すなわち、この場合には、操作パ
ネル部30が本体部10から引き出された状態で、この
実施の形態の携帯電話端末が待ち受け受信するようにさ
れていた場合のオフフック操作である送信キー11が押
下されたか否かを判断する。このステップ106の判断
処理は、前述したステップ103の判断処理と同様に、
予め決められた回数分の呼び出しが終了か、送信キー1
1が押下されるまで繰り返し判断処理が行われる。
【0113】ステップ106の判断処理において、オフ
フック操作が行われなかったと判断したときには、前述
したステップ104の処理と同様に、この実施の形態の
携帯電話端末は留守モードとなり(ステップ107)、
自動応答して、予め用意されているメッセージを発呼元
に送信する。また、ステップ106の判断処理におい
て、オフフック操作されたと判断したときには、前述の
ステップ105の処理と同様にこの実施の形態の携帯電
話端末を通話モードにし(ステップ108)、発呼元と
の通話を可能にする。
フック操作が行われなかったと判断したときには、前述
したステップ104の処理と同様に、この実施の形態の
携帯電話端末は留守モードとなり(ステップ107)、
自動応答して、予め用意されているメッセージを発呼元
に送信する。また、ステップ106の判断処理におい
て、オフフック操作されたと判断したときには、前述の
ステップ105の処理と同様にこの実施の形態の携帯電
話端末を通話モードにし(ステップ108)、発呼元と
の通話を可能にする。
【0114】また、ステップ101の判断処理により、
今回の着呼が、キャラクタデータなどが送信されてくる
ことを示すものであると判断したときには、送信されて
くるデータを受信して、この受信したデータに応じた文
字などの情報をディスプレイ8に表示する(ステップ1
09)。
今回の着呼が、キャラクタデータなどが送信されてくる
ことを示すものであると判断したときには、送信されて
くるデータを受信して、この受信したデータに応じた文
字などの情報をディスプレイ8に表示する(ステップ1
09)。
【0115】そして、ディスプレイ8に表示された情報
(表示内容)を制御回路6のメモリ61に登録するよう
に指示する操作がユーザにより行われたか否かを判断す
る(ステップ110)。
(表示内容)を制御回路6のメモリ61に登録するよう
に指示する操作がユーザにより行われたか否かを判断す
る(ステップ110)。
【0116】ステップ110の判断処理において、ディ
スプレイ8に表示された情報の登録が指示されていない
と判断したときには、表示した情報を消去する(ステッ
プ111)。また、ステップ110の判断処理におい
て、ディスプレイ8に表示された情報の登録が指示され
たと判断したときには、制御回路6は、ディスプレイ8
に表示された情報をメモリ61に書き込んで、これを保
持する(ステップ112)。
スプレイ8に表示された情報の登録が指示されていない
と判断したときには、表示した情報を消去する(ステッ
プ111)。また、ステップ110の判断処理におい
て、ディスプレイ8に表示された情報の登録が指示され
たと判断したときには、制御回路6は、ディスプレイ8
に表示された情報をメモリ61に書き込んで、これを保
持する(ステップ112)。
【0117】このステップ112の処理により、制御回
路6のメモリ61に登録された情報は、必要に応じて読
み出して、ディスプレイ8に繰り返し表示することがで
きるようにされる。
路6のメモリ61に登録された情報は、必要に応じて読
み出して、ディスプレイ8に繰り返し表示することがで
きるようにされる。
【0118】また、ステップ105、ステップ108の
処理により、この実施の形態の携帯電話端末が通話モー
ドにされて、発呼元との通話を行い、この通話が終了し
たときには、本体部10から引き出されている操作パネ
ル部30をスライド移動させて、本体部10に収納する
ことによりオンフックするようにすることができる。す
なわち、本体部10から操作パネル部30が引き出され
て通話処理が行われた後に、操作パネル部30が本体部
10に収納されたときには、これが磁気センサ40によ
り検出されて、制御回路6に通知されて、接続されてい
た回線を開放し、待ち受け状態にする処理が行われる。
処理により、この実施の形態の携帯電話端末が通話モー
ドにされて、発呼元との通話を行い、この通話が終了し
たときには、本体部10から引き出されている操作パネ
ル部30をスライド移動させて、本体部10に収納する
ことによりオンフックするようにすることができる。す
なわち、本体部10から操作パネル部30が引き出され
て通話処理が行われた後に、操作パネル部30が本体部
10に収納されたときには、これが磁気センサ40によ
り検出されて、制御回路6に通知されて、接続されてい
た回線を開放し、待ち受け状態にする処理が行われる。
【0119】もちろん、操作パネル部30が本体部10
から引き出された状態で、例えば、オフフックする場合
に用いた送信キー11を再度押下する操作によっても、
この実施の形態の携帯電話端末をオンフックすることが
できる。
から引き出された状態で、例えば、オフフックする場合
に用いた送信キー11を再度押下する操作によっても、
この実施の形態の携帯電話端末をオンフックすることが
できる。
【0120】このように、この実施の形態の携帯電話端
末は、電話機として用いて、相手先との通話を行うこと
ができるとともに、キャラクタデータやグラフィックス
データを受信して、ディスプレイ8に表示することがで
きる。
末は、電話機として用いて、相手先との通話を行うこと
ができるとともに、キャラクタデータやグラフィックス
データを受信して、ディスプレイ8に表示することがで
きる。
【0121】そして、この実施の形態の携帯電話端末
は、表示領域の大きなディスプレイ8を備えるととも
に、ディスプレイ8は、常時、この携帯電話端末の一番
外側に位置するようにされているので、多くのキャラク
タデータやグラフィックスデータを表示することができ
るとともに、表示された情報を即座に見ることができ
る。
は、表示領域の大きなディスプレイ8を備えるととも
に、ディスプレイ8は、常時、この携帯電話端末の一番
外側に位置するようにされているので、多くのキャラク
タデータやグラフィックスデータを表示することができ
るとともに、表示された情報を即座に見ることができ
る。
【0122】[第2の実施の形態]次にこの発明による
携帯電話端末の第2の実施の形態について説明する。こ
の第2の実施の形態の携帯電話端末は、前述した第1の
実施の形態の携帯電話端末と同様に本体部10と操作パ
ネル部30とを備え、操作パネル部30が本体部10に
対してスライド移動することにより、操作パネル部30
の本体部10への収納および本体部10からの引き出し
ができるようにされたものである。
携帯電話端末の第2の実施の形態について説明する。こ
の第2の実施の形態の携帯電話端末は、前述した第1の
実施の形態の携帯電話端末と同様に本体部10と操作パ
ネル部30とを備え、操作パネル部30が本体部10に
対してスライド移動することにより、操作パネル部30
の本体部10への収納および本体部10からの引き出し
ができるようにされたものである。
【0123】そして、前述した第1の実施の形態の携帯
電話端末の場合には、待ち受け時と通話時とで同じアン
テナ1を用いるようにした。しかし、前述したように、
操作パネル部30を本体部10に収納した状態のときに
も、キャラクタデータなどを受信して、受信したデータ
に応じた情報をディスプレイ8に表示することも行われ
る。このため、操作パネル部30が本体部10に収納さ
れた状態のときにもできるだけ良好に信号の送受信号が
行えることが望ましい。
電話端末の場合には、待ち受け時と通話時とで同じアン
テナ1を用いるようにした。しかし、前述したように、
操作パネル部30を本体部10に収納した状態のときに
も、キャラクタデータなどを受信して、受信したデータ
に応じた情報をディスプレイ8に表示することも行われ
る。このため、操作パネル部30が本体部10に収納さ
れた状態のときにもできるだけ良好に信号の送受信号が
行えることが望ましい。
【0124】そこで、この第2の実施の形態の携帯電話
端末は、前述した第1の実施の形態の携帯電話端末と同
様にホイップアンテナを備えるとともに、操作パネル部
30が本体部10に収納されて、この第2の実施の形態
の携帯電話端末が待ち受け状態にあるときにのみ使用す
る第2のアンテナをさらに設ける。この第2のアンテナ
は、詳しくは後述するように、操作パネル部30が本体
部10に収納されているときに、本体部10から突出す
るように設けられる。
端末は、前述した第1の実施の形態の携帯電話端末と同
様にホイップアンテナを備えるとともに、操作パネル部
30が本体部10に収納されて、この第2の実施の形態
の携帯電話端末が待ち受け状態にあるときにのみ使用す
る第2のアンテナをさらに設ける。この第2のアンテナ
は、詳しくは後述するように、操作パネル部30が本体
部10に収納されているときに、本体部10から突出す
るように設けられる。
【0125】そして、操作パネル部30が本体部10か
ら引き出されているときには、前述した第1の実施の形
態の携帯電話端末と同様に、操作パネル部30に内蔵さ
れている第1のアンテナとしてのホイップアンテナを使
用し、操作パネル部30が本体部10に収納されている
ときには第2のアンテナを使用することにより、操作パ
ネル部30がいずれの状態にあっても、良好に信号の送
受信ができるようにする。
ら引き出されているときには、前述した第1の実施の形
態の携帯電話端末と同様に、操作パネル部30に内蔵さ
れている第1のアンテナとしてのホイップアンテナを使
用し、操作パネル部30が本体部10に収納されている
ときには第2のアンテナを使用することにより、操作パ
ネル部30がいずれの状態にあっても、良好に信号の送
受信ができるようにする。
【0126】図7は、この第2の実施の形態の携帯電話
端末を説明するためのブロックである。図7に示すよう
に、この第2の実施の形態の携帯電話端末は、2つのア
ンテナ51、52と、この2つのアンテナのうちどちら
をRF回路2に接続するかを切り換えるスイッチ回路5
3とを有するようにされたものである。そして、これ以
外の各部は、図2を用いて前述した第1の実施の形態の
携帯電話端末の対応する各部と同様に構成されたもので
ある。
端末を説明するためのブロックである。図7に示すよう
に、この第2の実施の形態の携帯電話端末は、2つのア
ンテナ51、52と、この2つのアンテナのうちどちら
をRF回路2に接続するかを切り換えるスイッチ回路5
3とを有するようにされたものである。そして、これ以
外の各部は、図2を用いて前述した第1の実施の形態の
携帯電話端末の対応する各部と同様に構成されたもので
ある。
【0127】したがって、この第2の実施の形態の携帯
電話端末は、図1を用いて前述した携帯電話端末と同様
に、本体部10と操作パネル部30とからなり、操作パ
ネル部30が、本体部10に対してスライド移動するこ
とにより、本体部10への収納および本体部10からの
引き出しができるようにされたものである。
電話端末は、図1を用いて前述した携帯電話端末と同様
に、本体部10と操作パネル部30とからなり、操作パ
ネル部30が、本体部10に対してスライド移動するこ
とにより、本体部10への収納および本体部10からの
引き出しができるようにされたものである。
【0128】図7に示すように、アンテナ51、アンテ
ナ52のそれぞれは、スイッチ回路53の異なる端子に
接続される。スイッチ回路53は、制御回路6からの制
御信号に応じて切り換えられる。
ナ52のそれぞれは、スイッチ回路53の異なる端子に
接続される。スイッチ回路53は、制御回路6からの制
御信号に応じて切り換えられる。
【0129】制御回路6は、磁気センサ40からの操作
パネル部30が本体部10に収納されているか、本体部
10から引き出されているかの検出結果を得て、これに
応じてスイッチ回路53を切り換える制御信号を形成
し、形成した制御信号をスイッチ回路53に供給する。
パネル部30が本体部10に収納されているか、本体部
10から引き出されているかの検出結果を得て、これに
応じてスイッチ回路53を切り換える制御信号を形成
し、形成した制御信号をスイッチ回路53に供給する。
【0130】すなわち、制御回路6は、操作パネル部3
0が本体部10から引き出されていると判断したときに
は、アンテナ51をRF回路2に接続するようにする制
御信号を形成し、これをスイッチ回路53に供給する。
また、制御回路6は、操作パネル部30が本体部10に
収納されていると判断したときには、アンテナ52をR
F回路2に接続するようにする制御信号を形成し、これ
をスイッチ回路53に供給する。
0が本体部10から引き出されていると判断したときに
は、アンテナ51をRF回路2に接続するようにする制
御信号を形成し、これをスイッチ回路53に供給する。
また、制御回路6は、操作パネル部30が本体部10に
収納されていると判断したときには、アンテナ52をR
F回路2に接続するようにする制御信号を形成し、これ
をスイッチ回路53に供給する。
【0131】このように制御回路6からの制御信号によ
りスイッチ回路53が切り換えられる。これにより、操
作パネル部30が本体部10から引き出されている場合
と、操作パネル部30が本体部10に収納されている場
合とでアンテナ51とアンテナ52とを使い分け、操作
パネル部30が本体部10に収納されているときにも、
本体から突出するようにされたアンテナ52を用いるこ
とによって、良好に信号の送受信を行うことができるよ
うにされる。
りスイッチ回路53が切り換えられる。これにより、操
作パネル部30が本体部10から引き出されている場合
と、操作パネル部30が本体部10に収納されている場
合とでアンテナ51とアンテナ52とを使い分け、操作
パネル部30が本体部10に収納されているときにも、
本体から突出するようにされたアンテナ52を用いるこ
とによって、良好に信号の送受信を行うことができるよ
うにされる。
【0132】図8は、この第2の実施の形態の携帯電話
端末において、操作パネル部30が本体部10から引き
出されている場合と、本体部10に収納されている場合
とで使い分けられる2つのアンテナ51、52について
説明するための図である。
端末において、操作パネル部30が本体部10から引き
出されている場合と、本体部10に収納されている場合
とで使い分けられる2つのアンテナ51、52について
説明するための図である。
【0133】図8Aは、操作パネル部30が本体部10
から引き出されているときの状態を示し、図8Bは、操
作パネル部30が本体部10に収納されているときの状
態を示している。
から引き出されているときの状態を示し、図8Bは、操
作パネル部30が本体部10に収納されているときの状
態を示している。
【0134】この第2の実施の形態の携帯電話端末は、
図8に示すように、アンテナ51、アンテナ52は、と
もに操作パネル部30に設けられる。アンテナ51は、
前述の第1の実施の形態のアンテナ1と同様にホイップ
アンテナであり、アンテナ52は、螺旋状に形成された
ヘリカルアンテナである。
図8に示すように、アンテナ51、アンテナ52は、と
もに操作パネル部30に設けられる。アンテナ51は、
前述の第1の実施の形態のアンテナ1と同様にホイップ
アンテナであり、アンテナ52は、螺旋状に形成された
ヘリカルアンテナである。
【0135】そして、この第2の実施の形態において、
ヘリカルアンテナ52は、図8A、Bに示すように、操
作パネル部30の左上端に操作パネル部30から張り出
すように設けられ、操作パネル部30が本体部10に収
納されたときには、ヘリカルアンテナ52が本体部10
から突出するようにされる。
ヘリカルアンテナ52は、図8A、Bに示すように、操
作パネル部30の左上端に操作パネル部30から張り出
すように設けられ、操作パネル部30が本体部10に収
納されたときには、ヘリカルアンテナ52が本体部10
から突出するようにされる。
【0136】そして、ホイップアンテナ51の一端には
引き出し時接続端子51aが形成される。また、ヘリカ
ルアンテナ52の端部には、収納時接続端子52aが形
成される。
引き出し時接続端子51aが形成される。また、ヘリカ
ルアンテナ52の端部には、収納時接続端子52aが形
成される。
【0137】一方、本体部10には、図8に示すよう
に、RF回路2に接続されたスイッチ回路53の一方の
端子に接続された収納時給電端子54aと、スイッチ回
路53の他方の端子に接続された収納時給電端子54b
とが設けられる。
に、RF回路2に接続されたスイッチ回路53の一方の
端子に接続された収納時給電端子54aと、スイッチ回
路53の他方の端子に接続された収納時給電端子54b
とが設けられる。
【0138】そして、図8Aに示すように、操作パネル
部30が本体部10から引き出されているときには、ホ
イップアンテナ51の引き出し時接続端子51aが、本
体部10に設けられた引き出し時給電端子54bに接続
される。この場合、ヘリカルアンテナ52は、RF回路
2に接続されないようにされて、アンテナとして動作し
ないようにされる。
部30が本体部10から引き出されているときには、ホ
イップアンテナ51の引き出し時接続端子51aが、本
体部10に設けられた引き出し時給電端子54bに接続
される。この場合、ヘリカルアンテナ52は、RF回路
2に接続されないようにされて、アンテナとして動作し
ないようにされる。
【0139】また、図8Bに示すように、操作パネル部
30が本体部10に収納されたときには、ヘリカルアン
テナ52が本体部10の左上端部分から突出するように
されるとともに、ヘリカルアンテナ52の収納時接続端
子52aが、本体部10に設けられた収納時給電端子5
4aに接続される。この場合、ホイップアンテナ51
は、RF回路2に接続されないようにされて、アンテナ
として動作しないようにされる。
30が本体部10に収納されたときには、ヘリカルアン
テナ52が本体部10の左上端部分から突出するように
されるとともに、ヘリカルアンテナ52の収納時接続端
子52aが、本体部10に設けられた収納時給電端子5
4aに接続される。この場合、ホイップアンテナ51
は、RF回路2に接続されないようにされて、アンテナ
として動作しないようにされる。
【0140】そして、前述したように、スイッチ回路5
3は、制御回路6からの制御信号により切り換えられる
ので、操作パネル部30が、本体部10から引き出され
ている場合(図8A)と操作パネル部30が本体部10
に収納されている場合(図8B)とで使用するアンテナ
が切り換えられる。
3は、制御回路6からの制御信号により切り換えられる
ので、操作パネル部30が、本体部10から引き出され
ている場合(図8A)と操作パネル部30が本体部10
に収納されている場合(図8B)とで使用するアンテナ
が切り換えられる。
【0141】これにより、操作パネル部30が本体部1
0に収納されているときには、本体部10から突出する
ようにされるヘリカルアンテナ52を用いて、信号の送
受信を行うことができるので、待ち受け受信処理やキャ
ラクタデータなどのデータの受信処理を良好に行うこと
ができる。
0に収納されているときには、本体部10から突出する
ようにされるヘリカルアンテナ52を用いて、信号の送
受信を行うことができるので、待ち受け受信処理やキャ
ラクタデータなどのデータの受信処理を良好に行うこと
ができる。
【0142】また、この第2の実施の形態の携帯電話端
末においても、従来の携帯電話機のようにアンテナ自体
を単独で引き出すようにする必要はなく、操作パネル部
30のスライド移動に応じて、ホイップアンテナ51、
ヘリカルアンテナ52を所定の位置に移動させることが
できる。したがって、アンテナを単独で引き出すことも
ないので、アンテナを破損させることもなく、使い勝手
もよくなる。
末においても、従来の携帯電話機のようにアンテナ自体
を単独で引き出すようにする必要はなく、操作パネル部
30のスライド移動に応じて、ホイップアンテナ51、
ヘリカルアンテナ52を所定の位置に移動させることが
できる。したがって、アンテナを単独で引き出すことも
ないので、アンテナを破損させることもなく、使い勝手
もよくなる。
【0143】なお、この第2の実施の形態において、操
作パネル部30が本体部10に収納されている場合に使
用するアンテナ52は、ヘリカルアンテナを用いるもの
として説明したが、これに限るものではない。
作パネル部30が本体部10に収納されている場合に使
用するアンテナ52は、ヘリカルアンテナを用いるもの
として説明したが、これに限るものではない。
【0144】例えば、平面状に形成された、いわゆる平
面アンテナをアンテナ52として用いるようにしてもよ
い。
面アンテナをアンテナ52として用いるようにしてもよ
い。
【0145】また、アンテナ52を本体部10に設け、
操作パネル部30のスライド移動に応じて移動しないよ
うにしてもよい。この場合においても、、アンテナ5
1、アンテナ52のRF回路への接続は、スイッチ回路
53により切り換えられるため、操作パネル部30が本
体部10に収納されているか否かに応じて、アンテナ5
1とアンテナ52とを使い分けることができる。
操作パネル部30のスライド移動に応じて移動しないよ
うにしてもよい。この場合においても、、アンテナ5
1、アンテナ52のRF回路への接続は、スイッチ回路
53により切り換えられるため、操作パネル部30が本
体部10に収納されているか否かに応じて、アンテナ5
1とアンテナ52とを使い分けることができる。
【0146】また、前述の第1、第2の実施の形態にお
いては、操作パネル部30が本体部10に収納されてい
るか否かの検出は、本体部10に設けられた磁気センサ
40と、操作パネル部30に設けられたマグネット33
とにより構成されたスライド検出部により行うようにし
たが、これに限るものではない。
いては、操作パネル部30が本体部10に収納されてい
るか否かの検出は、本体部10に設けられた磁気センサ
40と、操作パネル部30に設けられたマグネット33
とにより構成されたスライド検出部により行うようにし
たが、これに限るものではない。
【0147】例えば、操作パネル部30が本体部10に
収納されているときにはオンとなり、操作パネル部30
が本体部10から引き出されたときにはオフとなる機械
的に構成されたスイッチを本体部10あるいは操作パネ
ル部30に設けるようにしてもよい。
収納されているときにはオンとなり、操作パネル部30
が本体部10から引き出されたときにはオフとなる機械
的に構成されたスイッチを本体部10あるいは操作パネ
ル部30に設けるようにしてもよい。
【0148】また、前述した第1、第2の実施の形態の
携帯電話端末は、CDMA方式の携帯電話端末であると
して説明したが、通信方式はCDMA方式に限るもので
はなく、TDMA(time division mu
ltiple access)方式の携帯電話端末や、
PHS(Personal HandyphoneSy
stem)と呼ばれる簡易型の携帯電話端末などにもこ
の発明を適用することができる。
携帯電話端末は、CDMA方式の携帯電話端末であると
して説明したが、通信方式はCDMA方式に限るもので
はなく、TDMA(time division mu
ltiple access)方式の携帯電話端末や、
PHS(Personal HandyphoneSy
stem)と呼ばれる簡易型の携帯電話端末などにもこ
の発明を適用することができる。
【0149】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による携
帯電話端末によれば、ダイヤル操作キーやマイクロホン
を備えた操作パネル部を本体部に対してスライド移動さ
せることにより、操作パネル部を本体部に収納したり、
本体部から引き出したりすることができる。そして、操
作パネル部が本体部に収納されたときには、操作パネル
部は本体部によって隠蔽されるため、誤って操作キーを
押下したり、異物などが操作キーに触れるなどして、携
帯電話端末を誤動作させることを確実に防止することが
できる。
帯電話端末によれば、ダイヤル操作キーやマイクロホン
を備えた操作パネル部を本体部に対してスライド移動さ
せることにより、操作パネル部を本体部に収納したり、
本体部から引き出したりすることができる。そして、操
作パネル部が本体部に収納されたときには、操作パネル
部は本体部によって隠蔽されるため、誤って操作キーを
押下したり、異物などが操作キーに触れるなどして、携
帯電話端末を誤動作させることを確実に防止することが
できる。
【0150】また、ダイヤル操作キーやマイクロホン
は、ディスプレイが設けられる本体部とは異なる操作パ
ネル部に設けられるため、ダイヤル操作キーやマイクロ
ホンの配置スペースに左右されることなく本体部に設け
られるディスプレイを表示領域の大きなものにすること
ができる。
は、ディスプレイが設けられる本体部とは異なる操作パ
ネル部に設けられるため、ダイヤル操作キーやマイクロ
ホンの配置スペースに左右されることなく本体部に設け
られるディスプレイを表示領域の大きなものにすること
ができる。
【0151】また、ディスプレイは、常時、携帯電話端
末の一番外側に位置するようにされるので、即座にディ
スプレイに表示された情報を見ることができる。
末の一番外側に位置するようにされるので、即座にディ
スプレイに表示された情報を見ることができる。
【0152】また、アンテナが、操作パネル部に内蔵さ
れるため、アンテナ自体を本体部から引き出す必要がな
く、操作性がよくなるとともに、アンテナが邪魔になっ
たり、アンテナが破損したりすることもない。
れるため、アンテナ自体を本体部から引き出す必要がな
く、操作性がよくなるとともに、アンテナが邪魔になっ
たり、アンテナが破損したりすることもない。
【図1】この発明による携帯電話端末の一実施の形態を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図2】この発明による携帯電話端末の一実施の形態を
説明するためのブロック図である。
説明するためのブロック図である。
【図3】図1に示した携帯電話端末において、操作パネ
ル部が本体部から引き出されている場合と、収納されて
いる場合のアンテナについて説明するための図である。
ル部が本体部から引き出されている場合と、収納されて
いる場合のアンテナについて説明するための図である。
【図4】図1に示した携帯電話端末のディスプレイを縦
型で使用する場合の例を説明するための図である。
型で使用する場合の例を説明するための図である。
【図5】図1に示した携帯電話端末のディスプレイを横
型で使用する場合の例を説明するための図である。
型で使用する場合の例を説明するための図である。
【図6】図1に示した携帯電話端末の着呼時の処理を説
明するための図である。
明するための図である。
【図7】この発明による携帯電話端末の他の実施の形態
を説明するためのブロック図である。
を説明するためのブロック図である。
【図8】図7に示した携帯電話端末において、操作パネ
ル部が本体部から引き出されている場合と、収納されて
いる場合のアンテナについて説明するための図である。
ル部が本体部から引き出されている場合と、収納されて
いる場合のアンテナについて説明するための図である。
10…本体部、1…アンテナ、2…RF回路、3…変復
調回路、4…ベースバンド処理回路、5…コーディック
回路、6…制御回路、7…スピーカ(受話器)、8…液
晶ディスプレイ(LCD)、21…アンテナ共用器、2
2…受信回路、23…送信回路、24…周波数シンセサ
イザ、30…スライド操作パネル部、31…マイクロホ
ン(送話器)、32…ダイヤル操作キー群、33…マグ
ネット、40…磁気センサ、51…第1のアンテナ、5
2…第2のアンテナ、53…スイッチ回路
調回路、4…ベースバンド処理回路、5…コーディック
回路、6…制御回路、7…スピーカ(受話器)、8…液
晶ディスプレイ(LCD)、21…アンテナ共用器、2
2…受信回路、23…送信回路、24…周波数シンセサ
イザ、30…スライド操作パネル部、31…マイクロホ
ン(送話器)、32…ダイヤル操作キー群、33…マグ
ネット、40…磁気センサ、51…第1のアンテナ、5
2…第2のアンテナ、53…スイッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 恭次 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】表示手段と、スピーカとを備えた本体部
と、 少なくともダイヤル操作キーを備えるとともに、マイク
ロホンが設けられた操作パネル部とを有し、 前記操作パネル部は、前記本体部に対してスライド移動
することにより、前記本体部への収納および前記本体部
からの引き出しができるようにされ、 前記操作パネル部が前記本体部に収納されたときには、
前記操作パネル部は、前記本体部の筐体によって隠蔽さ
れることにより操作不能になるようにされることを特徴
とする携帯電話端末。 - 【請求項2】前記本体部の前記表示手段は、前記操作パ
ネル部がスライド移動することによって、隠蔽されるこ
とのない前記本体部の面に設けられることを特徴とする
請求項1に記載の携帯電話端末。 - 【請求項3】前記操作パネル部には、第1のアンテナが
内蔵されたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話
端末。 - 【請求項4】前記操作パネル部に内蔵される前記第1の
アンテナは、ホイップアンテナであり、 前記操作パネル部が、前記本体部に収納されているとき
には、前記ホイップアンテナの一端側で給電するように
し、 前記操作パネル部が、前記本体部から引き出されている
ときには、前記ホイップアンテナの他端側で給電するよ
うにしたことを特徴とする請求項3に記載の携帯電話端
末。 - 【請求項5】前記操作パネル部が前記本体部に収納され
た場合に、前記本体部から突出する第2のアンテナを備
え、 前記操作パネル部が、前記本体部に収納されているとき
には、前記第2のアンテナから給電し、 前記操作パネル部が、前記本体部から引き出されている
ときには、前記第1のアンテナから給電するようにした
ことを特徴とする請求項3に記載の携帯電話端末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7376697A JPH10271192A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 携帯電話端末 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7376697A JPH10271192A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 携帯電話端末 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10271192A true JPH10271192A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13527679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7376697A Pending JPH10271192A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 携帯電話端末 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10271192A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020022842A (ko) * | 2000-09-21 | 2002-03-28 | 윤종용 | 단말기의 확장 키보드 장치 |
| GB2393066A (en) * | 2001-10-03 | 2004-03-17 | Nec Corp | Camera and/or fingerprint recognition device located on sliding portion of portable communication device |
| JP2007306590A (ja) * | 2007-06-08 | 2007-11-22 | Kyocera Corp | 携帯端末 |
| CN100380905C (zh) * | 2002-03-29 | 2008-04-09 | 日本电气株式会社 | 滑动型便携信息装置 |
| US7376449B2 (en) | 2001-10-03 | 2008-05-20 | Nec Corporation | Slide-type portable communication apparatus |
| US7609212B2 (en) | 2004-11-08 | 2009-10-27 | Panasonic Corporation | Portable wireless unit |
| US7792557B2 (en) | 2001-10-26 | 2010-09-07 | Nec Corporation | Slide-type portable communication apparatus |
| US8014835B2 (en) | 2002-05-07 | 2011-09-06 | Nec Corporation | Portable telephone set |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP7376697A patent/JPH10271192A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020022842A (ko) * | 2000-09-21 | 2002-03-28 | 윤종용 | 단말기의 확장 키보드 장치 |
| GB2393066A (en) * | 2001-10-03 | 2004-03-17 | Nec Corp | Camera and/or fingerprint recognition device located on sliding portion of portable communication device |
| GB2393066B (en) * | 2001-10-03 | 2005-02-02 | Nec Corp | Slide-type portable communication apparatus |
| US7376449B2 (en) | 2001-10-03 | 2008-05-20 | Nec Corporation | Slide-type portable communication apparatus |
| US7860540B2 (en) | 2001-10-03 | 2010-12-28 | Nec Corporation | Slide-type portable communication apparatus |
| US7792557B2 (en) | 2001-10-26 | 2010-09-07 | Nec Corporation | Slide-type portable communication apparatus |
| CN100380905C (zh) * | 2002-03-29 | 2008-04-09 | 日本电气株式会社 | 滑动型便携信息装置 |
| US8014835B2 (en) | 2002-05-07 | 2011-09-06 | Nec Corporation | Portable telephone set |
| US7609212B2 (en) | 2004-11-08 | 2009-10-27 | Panasonic Corporation | Portable wireless unit |
| JP2007306590A (ja) * | 2007-06-08 | 2007-11-22 | Kyocera Corp | 携帯端末 |
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