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JPH06274762A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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Publication number
JPH06274762A
JPH06274762A JP5060499A JP6049993A JPH06274762A JP H06274762 A JPH06274762 A JP H06274762A JP 5060499 A JP5060499 A JP 5060499A JP 6049993 A JP6049993 A JP 6049993A JP H06274762 A JPH06274762 A JP H06274762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
beginner
code
person
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5060499A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Watanabe
宏一 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Tec Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP5060499A priority Critical patent/JPH06274762A/ja
Publication of JPH06274762A publication Critical patent/JPH06274762A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練したキャッシャに影響を及ぼすことなく
初心者のキャッシャの使い勝手を良好にする。 【構成】 初心者用のエラーメッセージ,キー操作ガイ
ドメッセージ等の各種メッセージデータが予め登録され
る初心者用メッセージテーブルを設けるとともに、初心
者扱いをする操作責任者の責任者コードを設定する手段
を設け、キーボードのキー入力により入力された責任者
コードの操作責任者が初心者か否かを初心者コード設定
手段の設定情報により判断し、初心者であると判断され
たとき、各種メッセージの表示タイミングになると初心
者用メッセージテーブルから該当するメッセージデータ
を抽出してメッセージ出力部から出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メッセージの出力が可
能な表示器,音声合成装置等を備えた電子式キャッシュ
レジスタまたはPOS(販売時点情報管理)端末等の商
品販売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子式キャッシュレジスタやP
OS端末等の商品販売データ処理装置は、客が買上げる
商品の販売データを登録する業務の他、値引データを登
録する業務、客が返品を申し出た商品の返金データを登
録する業務、誤登録を取消す業務等の各種登録業務を実
行可能であり、キャッシャと称される該装置の操作責任
者がキーボードに設けられた各種キーを操作すること
で、これらの業務を選択的に行なわせるようになってい
た。
【0003】従って、各種キーのキー機能を充分に把握
するにはかなりの熟練が必要で、初心者のキャッシャは
熟練したものに教わったり、操作説明書を見ながら操作
して対処せざるを得なかった。
【0004】また、従来のこの種の商品販売データ処理
装置は、キー操作のミス等によりエラーが発生すると、
エラー内容を簡単に示したメッセージ(例えば「操作エ
ラー」等)が表示器に表示されるだけであった。このた
め、熟練したキャッシャはメッセージを見て自分がどの
ような操作ミスを犯したのかを容易に把握できるので速
やかな対応をとれるが、初心者のキャッシャはメッセー
ジだけでは自分がどのようなミスを犯したのか判断でき
ず、対応が困難となる場合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のこの
種の商品販売データ処理装置は、熟練したキャッシャに
とっては特に問題はないが、初心者のキャッシャにとっ
ては操作が複雑である上、エラーの内容を理解し難く、
使い勝手が悪かった。このため、熟練したキャッシャに
比べて処理効率が著しく低下していた。
【0006】そこで本発明は、熟練したキャッシャに影
響を及ぼすことなく初心者のキャッシャの使い勝手を良
好にでき、処理効率の向上を図り得る商品販売データ処
理装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、各操作責任者
にそれぞれ割当てられる責任者コードを入力するための
キー及び各種登録業務を実行するのに必要な各種キーが
配設されたキーボードを備え、責任者コードの入力によ
り各種登録業務の実行を許可する商品販売データ処理装
置において、メッセージを出力するメッセージ出力部
と、初心者用の各種メッセージデータが予め登録される
初心者用メッセージテーブルと、初心者扱いをする操作
責任者の責任者コードを設定する初心者コード設定手段
と、キーボードのキー入力により入力された責任者コー
ドの操作責任者が初心者か否かを初心者コード設定手段
の設定情報により判断する責任者判断手段と、初心者用
メッセージテーブルに登録された各種メッセージの表示
タイミングでありかつ責任者判断手段により初心者であ
ると判断されたとき初心者用メッセージテーブルから該
当するメッセージデータを抽出してメッセージ出力部か
ら出力させる初心者用メッセージ出力制御手段とを備え
たものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明であれば、初心者のキ
ャッシャに割当てられた責任者コードを予め初心者コー
ド設定手段に設定しておくことで、初心者のキャッシャ
が自身の責任者コードを入力して各種登録業務を実行す
る場合には、初心者用メッセージテーブルに予め登録さ
れている初心者用の各種メッセージが適時メッセージ出
力部から出力される。初心者以外のキャッシャが自身の
責任者コードを入力して各種登録業務を実行する場合に
は、初心者用のメッセージは出力されない。
【0009】
【実施例】以下、本発明をPOS端末に適用した一実施
例について図面を参照しながら説明する。
【0010】図1はこの実施例におけるPOS端末の外
観を示す斜視図である。端末本体1の上面前部には販売
登録,値引登録,返金登録,取消登録等の各種登録業務
を実行する上で必要な各種キーが配設されたキーボード
2が設けられている。
【0011】因みに、このキーボード2には、数値デー
タを入力するための置数キー2a、各種業務に係るデー
タの入力であることを宣言する入力キー2b、合計金額
の出力を指示する合計キー2c、1登録の終了を指示す
る締め操作キー2d、返金登録の開始を指示する返金キ
ー2e、取消登録の開始を指示する取消キー2f、値引
登録の開始を指示する値引キー2g、各キャッシャ(操
作責任者)にそれぞれ割当てられる責任者コードの入力
であることを宣言する責任者キー2h等が配設されてい
る。
【0012】また、端末本体1の上面後部には正面にキ
ャッシャ用の表示画面3aを、背面に客用の表示画面3
bをそれぞれ備えた表示器3が設けられている。この表
示器3は、キャッシャ用表示画面3aの下側をメッセー
ジ表示領域3cとしており、後述する制御系によってこ
のメッセージ表示領域3cに文字,数字等によるメッセ
ージを表示するようになっている。ここに、表示器3は
メッセージ出力部を構成する。
【0013】一方、端末本体1の内部にはロール状に巻
回されたレシート用紙及びジャーナル用紙にそれぞれデ
ータ印字するためのプリンタ4が組込まれている。この
プリンタ4によって印字されたレシート用紙はレシート
発行口5から排出され、ジャーナル用紙は内部で巻き取
られる。端末本体1のプリンタ上面にはレシート用紙及
びジャーナル用紙の残量等を確認するための記録紙監視
窓6が形成されている。
【0014】このPOS端末は、前述した各種登録業務
を実行するための登録モードの他、登録モード時の業務
によって記憶部に登録され累計されたデータをレポート
出力する点検モード、同じく記憶部に登録され累計され
たデータをレポート出力した後記憶部をクリアする精算
モード、記憶部に各種業務を実行する上で必要なデータ
を予め設定しておく設定モード等を選択できるようにな
っている。これらモードの選択は、端末本体1の上面中
央部に設けられたモードスイッチ7を専用鍵で操作する
ことで行われる。
【0015】また、バーコードを光学的に読取るための
タッチスキャナ8が端末本体1の側部に置かれており、
下部には現金等を収容するためのドロワ9が設置されて
いる。
【0016】図2はPOS端末の制御回路を示すブロッ
ク図である。このPOS端末は、制御部本体としてCP
U(中央処理装置)11を備え、このCPU11に、バ
スライン12を介して、ROM(リード・オンリ・メモ
リ)13、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)1
4、時計回路15、I/Oポート16、通信インタフェ
ース17、キーボードコントローラ18、表示コントロ
ーラ19、プリンタコントローラ20及びスキャナイン
タフェース21の各部を接続している。
【0017】そして、キーボードコントローラ18に前
記キーボード2を接続し、表示コントローラ19に前記
表示器3を接続し、プリンタコントローラ20に前記プ
リンタ4を接続し、スキャナインタフェース21に前記
タッチスキャナ8を接続している。
【0018】また、I/Oポート16には前記ドロワ9
を開放動作させるためのドロワ開放装置22と前記モー
ドスイッチ7が接続されており、CPU11の制御によ
りドロワ開放指令信号がドロワ開放装置22に出力され
るとともに、モードスイッチ7からのモード選択信号が
I/Oポート16を介してCPU11に入力されるよう
になっている。
【0019】前記通信インタフェース17は、このPO
S端末の上位機種であるホスト機器との間で伝送路を通
じて行われるデータ伝送を制御する。
【0020】前記時計回路15は現在の日付及び時刻を
計時するもので、日付及び時刻のデータは表示器3のキ
ャッシャ用表示画面3aに表示されるとともに、プリン
タ4によりレシート印字される。
【0021】前記ROM13はプログラムデータ等の固
定的なデータを予め記憶しておくためのメモリ領域であ
り、前記RAM14は可変的なデータを適時記憶するた
めのメモリ領域である。
【0022】そして、このPOS端末においては、前記
RAM14に、図3に示すように各種登録業務によって
登録されたデータを分類別に累計記憶する記憶部として
の累計テーブル領域31と、各種のメッセージデータを
記憶するメッセージテーブル領域32と、責任者コード
g,初心者フラグf,入力キーコードi,選択業務コー
ドj等の各種データを一時的に記憶するワーク領域33
とを形成している。
【0023】累計テーブル領域31には、各商品を分類
する部門コード別に売上金額,売上点数,客数等を累計
する部門別テーブル31aや、客の代金支払方法別に売
上金額,売上点数,客数等を累計する取引別テーブル3
1b等の他、図4に示すように各キャッシャにそれぞれ
割当てられた責任者コード別に売上金額,売上点数,客
数等を累計する責任者別テーブル31cが設けられてい
る。
【0024】この責任者別テーブル31cには、予め設
定モードにおいて責任者コードに対応して責任者名デー
タが設定されるとともに初心者設定フラグFがセットま
たはリセットされる。この初心者設定フラグFは、対応
する責任者コードのキャッシャが初心者扱いのとき
“1”にセットし、それ以外のとき“0”にリセットす
る。ここに、責任者コードに対応して初心者設定フラグ
Fを記憶する責任者別テーブル31cは、初心者扱いを
するキャッシャの責任者コードを設定する初心者コード
設定手段を構成する。
【0025】メッセージテーブル領域32には、「操作
エラー」等の簡単なエラーメッセージが予め登録される
通常エラーメッセージテーブル32aの他、初心者用メ
ッセージテーブルとして操作ガイドメッセージテーブル
32b及びエラーメッセージテーブル32cが設けられ
るとともに、これら初心者用メッセージテーブル32
b,32cからどのメッセージデータを読出すかを判定
するためのメッセージ判定テーブル32dが設けられて
いる。
【0026】図5は初心者用操作ガイドメッセージテー
ブル32bの具体的構成例を示しており、このメッセー
ジテーブル32bには初心者にとって必要なキー機能説
明や注意事項等を示すメッセージデータが項目毎に固有
のコードc1〜cn(n≧2)を付して登録される。例
えば同図においてメッセージコードc1に対応するメッ
セージデータは返金業務を実行可能な状態で返金キー2
eをキー操作した場合のメッセージデータであり、メッ
セージコードc2に対応するメッセージデータは取消業
務を実行可能な状態で取消キー2fをキー操作した場合
のメッセージデータである。
【0027】図6は初心者用エラーメッセージテーブル
32cの具体的構成例を示しており、このメッセージテ
ーブル32cには各種エラーの発生原因やエラー解消の
操作説明等を示すメッセージデータがエラー項目毎に固
有のコードe1〜en(n≧2)を付して登録される。
例えば同図においてメッセージコードe1に対応するメ
ッセージデータは取消業務を実行不可能な状態で取消キ
ー2fをキー操作した場合のエラーメッセージデータで
あり、メッセージコードe2に対応するメッセージデー
タは責任者コードの変更が不可能な状態で責任者キー2
hをキー操作した場合のエラーメッセージデータであ
る。
【0028】図7は初心者用メッセージ判定テーブル3
2dの具体的構成例を示しており、この判定テーブル3
2dにはキーボード2に設けられた全キー(N個)にそ
れぞれ付された固有のキーコードi(1≦i≦N)と、
このPOS端末が有する全業務(M種類)にそれぞれ付
された業務コードj(1≦j≦M)とによる2次元配列
データAijが[M×N]個登録される。この2次元配列
データAijは、現在の業務コードがjで入力キーのキー
コードがiのときに操作ガイドメッセージを出力する場
合にはその操作ガイドメッセージのメッセージコードc
x(1≦x≦n)となり、エラーメッセージを出力する
場合にはそのエラーメッセージのメッセージコードex
(1≦x≦n)となり、特にメッセージを出力する必要
がないときには“0”となる。
【0029】しかして、前記CPU11は、図9に示す
ようにキーボード2のキー入力を検知すると、I/Oポ
ート16を介してモードスイッチ7により選択されてい
るモードを判断する。そして、その選択モードにおける
入力キーに該当する業務を実行するようにプログラム制
御されている。
【0030】この場合において、特に登録モードにおい
て責任者キー2hがキー入力された場合には、責任者コ
ード変更業務の実行なので、ワーク領域33に置数キー
2aによって置数された数値データを責任者コードgと
して格納する。
【0031】続いて責任者別テーブル31cを検索し、
責任者コードgに対応する初心者設定フラグFを調べ
る。そして、初心者設定フラグFが“1”にセットされ
ている場合には初心者扱いするキャッシャの責任者コー
ドに変更されたのでワーク領域33に初心者フラグfを
“1”にセットし、初心者設定フラグFが“0”にリセ
ットされている場合には初心者扱いするキャッシャ以外
の責任者コードに変更されたのでワーク領域33に初心
者フラグfが“1”にセットされている場合にはそれを
“0”にリセットして、今回の業務を終了する(責任者
判断手段)。
【0032】これに対し、登録モードにおいて責任者キ
ー以外のキーが入力された場合には責任者コードgがワ
ークエリア領域33に登録されているか判断し、登録さ
れている場合のみ入力キーに該当する登録業務を実行す
る。
【0033】しかる後、図10に示すメッセージ出力制
御処理を実行する。すなわち、先ずST(ステップ)1
で前記初心者フラグfを調べる。そして、この初心者フ
ラグfが“0”にリセットされている場合には初心者扱
いするキャッシャ以外のキャッシャによるキー操作なの
で、業務の実行がエラーのときには通常エラーメッセー
ジテーブル32aから読出したエラーメッセージを表示
器3のキャッシャ用表示画面3aにおけるメッセージ表
示領域3cに表示させて、今回の業務を終了する。
【0034】これに対し、初心者フラグfが“1”にセ
ットされている場合には初心者扱いするキャッシャによ
るキー操作なので、ST2でその入力キーのキーコード
iをワーク領域33にセットする。また、ST3で今回
実行した業務の業務コードjを同じくワーク領域33に
セットする。
【0035】次に、ST4でこのワーク領域33にセッ
トされたキーコードiと業務コードjとで初心者用メッ
セージ判定テーブル32dを検索して、該当する2次元
配列データAijを読出す。
【0036】ここで、2次元配列データAijが“0”の
場合には、特にメッセージを出力する必要がないので、
今回の業務を終了する。
【0037】これに対し、2次元配列データAijがメッ
セージコードcxの場合には、操作ガイドメッセージを
出力するタイミングなので、初心者用操作ガイドメッセ
ージテーブル32bを検索し、メッセージコードcxに
対応するメッセージデータを読出す。そして、そのメッ
セージデータを表示器3の前記メッセージ表示領域3c
に表示させて、今回の業務を終了する(初心者用メッセ
ージ出力制御手段)。
【0038】また、2次元配列データAijがメッセージ
コードexの場合には、エラーメッセージを出力するタ
イミングなので、初心者用エラーメッセージテーブル3
2cを検索し、メッセージコードexに対応するメッセ
ージデータを読出す。そして、そのメッセージデータを
表示器3の前記メッセージ表示領域3cに表示させて、
今回の業務を終了する(初心者用メッセージ出力制御手
段)。
【0039】このように構成された本実施例のPOS端
末を使用する販売店においては、キャッシャのなかにP
OS端末の操作に不慣れな初心者のキャッシャがいる場
合には、予め責任者別テーブル31cにおける初心者設
定フラグFの設定モードにおいて該当するキャッシャの
責任者コードを入力することによって、その責任者コー
ドに対応する初心者設定フラグFを“1”にセットして
おく。
【0040】こうしておくことにより、初心者扱いする
キャッシャが登録業務を行うために登録モードにおいて
自身の責任者コードを置数し続いて責任者キー2hをキ
ー操作すると、その責任者コードがワーク領域33に登
録されるとともに、初心者フラグfが“1”にセットさ
れる。
【0041】その後、このキャッシャがキーボード2の
各種キーを操作して各種登録業務を実行する毎に、入力
キーのキーコードiと実行業務の業務コードjとから初
心者用メッセージ判定テーブル32dが検索される。
【0042】そして、対応する2次元配列データAijが
メッセージコードcxの場合にはそのメッセージコード
cxに対応する初心者用操作ガイドメッセージデータが
初心者用操作ガイドメッセージテーブル32bから読出
されて表示器3のキャッシャ用表示画面下側のメッセー
ジ表示領域3cに表示出力される。
【0043】また、入力キーのキーコードiと実行業務
の業務コードjとに対応する2次元配列データAijがメ
ッセージコードexの場合にはそのメッセージコードe
xに対応する初心者用エラーメッセージデータが初心者
用エラーメッセージテーブル32cから読出されて上記
メッセージ表示領域3cに表示出力される。
【0044】これに対し、初心者扱いしないキャッシャ
が登録業務を行うために登録モードにおいて自身の責任
者コードを置数し続いて責任者キー2hをキー操作する
と、その責任者コードがワーク領域33に登録される
が、初心者フラグfは“0”にリセットされる。
【0045】その後、このキャッシャがキーボード2の
各種キーを操作して各種登録業務を実行した場合には、
従来と同様に操作エラー等のエラーが発生した場合に限
り、通常エラーメッセージテーブル32aに予め登録さ
れているエラーメッセージが上記メッセージ表示領域3
cに表示出力され、初心者用メッセージが表示されるこ
とはない。
【0046】例えば、今、責任者コード「01」のキャ
ッシャは初心者扱いしないキャッシャ(初心者設定フラ
グF=0)であり、責任者コード「02」のキャッシャ
は初心者扱いするキャッシャ(初心者設定フラグF=
1)であるとする。
【0047】この場合において、責任者コード「01」
のキャッシャが返金登録業務が可能な状態で返金キー2
eをキー操作して返金登録の開始を指示してもメッセー
ジ表示領域3cに格別なメッセージが出力されることは
ない。
【0048】ところが、責任者コード「02」のキャッ
シャが同じ状態で返金キー2eをキー操作した場合に
は、図8に示すようにメッセージ表示領域3cに返金キ
ー2eのキー機能説明や注意事項等を示す操作ガイドメ
ッセージ「お客様が返金にいらしたとき使用します。/
[返金]商品登録[締め操作]/お客様の支払い方法に
注意しましょう。」が表示される。
【0049】このメッセージにより、責任者コード「0
2」のキャッシャは返金キー2eのキー機能を理解でき
るとともに、実際に返金登録する場合のキー操作も理解
できるので、戸惑うことなく速やかに返金登録業務を行
うことができる。
【0050】また、同じく責任者コード「02」のキャ
ッシャが例えば取消業務が不可能な状態(例えば1客の
締め操作直後)で取消キー2fをキー操作する操作エラ
ーを犯した場合には、メッセージ表示領域3cに該当す
る初心者用エラーメッセージ「取消キーは間違えた登録
をしてしまったときに使用します。/操作エラー」が表
示されるので、このメッセージにより取消キー2fのキ
ー操作がエラーであることを直ちに理解でき、エラー原
因がわからず取消キー2fを再度キー操作してしまうよ
うな対応の遅れはなくなる。
【0051】一方、責任者コード「01」のキャッシャ
が同じ状況で操作エラーを犯してもメッセージ表示領域
3cには簡単なエラーメッセージ「操作エラー」が表示
されるのみである。しかしながら、このキャッシャはP
OS端末の操作に精通しており、操作エラーの原因が取
消キー2fのキー操作によるものであることを直ちに理
解できるので、エラーへの対応が遅れることはない。
【0052】このように本実施例によれば、初心者扱い
するキャッシャが操作する場合には、キー機能説明や注
意事項等を示す操作ガイドメッセージや、各種エラーの
発生原因やエラー解消の操作説明等を示す初心者用エラ
ーメッセージが表示器3のキャッシャ用表示画面3aに
おけるメッセージ表示領域3cに適時表示される。
【0053】従って、初心者にとっては操作ミスを少な
くできる上、エラーへの対応も速やかにとれる等の使い
勝手が良好となり、処理効率の向上を図り得る。また、
初心者に対する教育期間も短縮できるので、経営面でも
人件費の削減等の優れた効果を奏し得る。
【0054】一方、熟練したキャッシャに対しては、初
心者と同様のメッセージを表示させるとそのメッセージ
の内容はすでに精通した事項であり鬱陶しさを感じるだ
けなので、従来と同様にエラー発生時のみ簡単なエラー
メッセージを表示させるようにしている。従って、熟練
したキャッシャに無駄なメッセージ表示による悪影響を
及ぼすこともない。
【0055】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではない。例えば、前記実施例ではメッセージ出力部
を表示器としたが、音声合成装置を設けることで初心者
に音声でメッセージを聞かせることも可能である。
【0056】また、前記実施例では初心者コード設定手
段として、全キャッシャの責任者コードが設定された責
任者テーブル32cに初心者設定フラグFの領域を設
け、このフラグFをセットすることで初心者の責任者コ
ードを設定するようにしたが、RAM14に責任者コー
ドを設定記憶するエリアを設け、このエリアに初心者扱
いするキャッシャの責任者コードのみを設定するように
してもよい。
【0057】また、前記実施例では初心者に対しては必
ず操作ガイドメッセージとエラーメッセージとを出力さ
せるようにしたが、ある程度経験を積んだ初心者にとっ
ては操作ガイドメッセージが煩わしく感じられるので、
このようなキャッシャを初心者設定フラグFで区別する
ことによってエラー発生時にのみ初心者用のエラーガイ
ドメッセージを出力させるようにしてもよい。
【0058】この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、初
心者用の各種メッセージデータが予め登録される初心者
用メッセージテーブルを設けるとともに、初心者扱いを
する操作責任者の責任者コードを設定する初心者コード
設定手段を設け、キーボードのキー入力により入力され
た責任者コードの操作責任者が初心者か否かを初心者コ
ード設定手段の設定情報により判断し、初心者であると
判断されたとき、各種メッセージの表示タイミングにな
ると初心者用メッセージテーブルから該当するメッセー
ジデータを抽出してメッセージ出力部から出力させるよ
うにしたので、熟練したキャッシャに影響を及ぼすこと
なく初心者のキャッシャの使い勝手を良好にでき、処理
効率の向上を図り得る商品販売データ処理装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるPOS端末の外観斜視
図。
【図2】同実施例の要部ブロック図。
【図3】同実施例におけるRAMの主要なメモリエリア
を示す概念図。
【図4】図3における責任者別テーブルの詳細図。
【図5】図3における初心者用操作ガイドメッセージテ
ーブルの詳細図。
【図6】図3における初心者用エラーメッセージテーブ
ルの詳細図。
【図7】図3における初心者用メッセージ判定テーブル
の詳細図。
【図8】同実施例において初心者用メッセージが表示さ
れた画面を示す平面図。
【図9】同実施例におけるCPUが実行する要部処理を
示す流れ図。
【図10】図9におけるメッセージ出力制御処理を具体
的に示す流れ図。
【符号の説明】
2…キーボード、 3…表示器、 3c…メッセージ表示領域、 11…CPU、 13…ROM、 14…RAM、 31c…責任者別テーブル、 32a…通常エラーメッセージテーブル、 32b…初心者用操作ガイドメッセージテーブル、 32c…初心者用エラーメッセージテーブル、 32d…初心者用メッセージ判定テーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各操作責任者にそれぞれ割当てられる責
    任者コードを入力するためのキー及び各種登録業務を実
    行するのに必要な各種キーが配設されたキーボードを備
    え、責任者コードの入力により前記各種登録業務の実行
    を許可する商品販売データ処理装置において、 メッセージを出力するメッセージ出力部と、初心者用の
    各種メッセージデータが予め登録される初心者用メッセ
    ージテーブルと、初心者扱いをする操作責任者の責任者
    コードを設定する初心者コード設定手段と、前記キーボ
    ードのキー入力により入力された責任者コードの操作責
    任者が初心者か否かを前記初心者コード設定手段の設定
    情報により判断する責任者判断手段と、前記初心者用メ
    ッセージテーブルに登録された各種メッセージの表示タ
    イミングでありかつ前記責任者判断手段により初心者で
    あると判断されたとき前記初心者用メッセージテーブル
    から該当するメッセージデータを抽出して前記メッセー
    ジ出力部から出力させる初心者用メッセージ出力制御手
    段とを具備したことを特徴とする商品販売データ処理装
    置。
JP5060499A 1993-03-19 1993-03-19 商品販売データ処理装置 Pending JPH06274762A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5060499A JPH06274762A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 商品販売データ処理装置

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JP5060499A Pending JPH06274762A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 商品販売データ処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10172068A (ja) * 1996-12-13 1998-06-26 Tec Corp 商品販売データ登録装置及びこの登録装置を用いた商品販売データ処理システム並びにこの登録装置のメッセージ表示方法
JP2018005944A (ja) * 2017-10-02 2018-01-11 株式会社寺岡精工 ラベル発行装置及び包装値付け装置

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JPH10172068A (ja) * 1996-12-13 1998-06-26 Tec Corp 商品販売データ登録装置及びこの登録装置を用いた商品販売データ処理システム並びにこの登録装置のメッセージ表示方法
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