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JPH06142082A - 呼吸数測定装置 - Google Patents

呼吸数測定装置

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JPH06142082A
JPH06142082A JP32125892A JP32125892A JPH06142082A JP H06142082 A JPH06142082 A JP H06142082A JP 32125892 A JP32125892 A JP 32125892A JP 32125892 A JP32125892 A JP 32125892A JP H06142082 A JPH06142082 A JP H06142082A
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pulse wave
pulse
respiratory rate
living body
rate
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レオン
Yuji Matsubara
裕治 松原
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Nippon Colin Co Ltd
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り扱いが簡便であり、使用対象に制限がな
く、しかも生体に不快感を与えることのない呼吸数測定
装置を提供する。 【構成】 脈拍数検出手段30により逐次求められた脈
拍数と最高血圧値検出手段32により逐次求められた最
高血圧値との乗算値が算出され、呼吸数算出手段36で
は、その乗算値の脈動周期に従って生体の呼吸数RRが
算出される。本呼吸数測定装置では、呼吸数の測定に際
して脈波センサ10を手首に装着するだけでよいことか
ら、温度センサを生体の鼻にクリップで装着したり、胸
部にゴム管を巻回したり、或いは胸部を露出させてそれ
に電極を貼着したりすることが不要となるので、取り扱
いが簡便となり、使用対象の制限が減少し、しかも生体
に不快感を与えることが解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体の呼吸数をその生
体の循環器から容易に測定する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】生体の呼吸数を測定する装置としては、
呼気および吸気の温度の変化周期に基づいて呼吸数を決
定する装置、生体胸郭に巻回されたゴム管により検出し
た胸郭の動きの変化周期に基づいて呼吸数を決定する装
置、生体胸郭のインピーダンスの変化周期に基づいて呼
吸数を決定する装置などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の呼吸数測定装置では、未だ次のような課題があっ
た。すなわち、呼気および吸気の温度の変化周期に基づ
いて決定する装置では、呼気および吸気の温度を検出す
るためのサーミスタ等の温度センサを生体の鼻孔に位置
させるためにそのサーミスタをクリップにより鼻に装着
する必要があるため、苦痛や不快感を生体に与える欠点
があった。また、生体胸郭に巻回されたゴム管により検
出した胸郭の動きの変化周期に基づいて決定する装置で
は、ゴム管の取り扱いが煩雑であり、また腹部や胸部に
障害を持つものには使用できないという欠点があった。
さらに、生体胸郭のインピーダンスの変化周期に基づい
て決定する装置では、その胸部に貼着した電極により呼
吸変動性インピーダンスを検出するため、電極を胸部に
装着することによる不快感を生体に与えるだけでなく生
体の胸部を露出させねばならないために不便であるとい
う欠点があった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、取り扱いが簡便
であり、使用対象に制限がなく、しかも生体に不快感を
与えることのない呼吸数測定装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】かかる目的を達成
するための本発明の要旨とするところは、生体の呼吸数
を測定するための装置であって、(1) 前記生体の末梢部
から心拍に同期して連続的に発生する脈波から、生体の
脈拍数を逐次求める脈拍数検出手段と、(2) 前記生体の
四肢の動脈から心拍に同期して連続的に発生する圧脈波
の大きさから、その生体の最高血圧値を逐次求める最高
血圧値検出手段と、(3) 前記脈拍数および最高血圧値の
乗算値を算出する乗算値算出手段と、(4) その乗算値算
出手段により算出された乗算値の脈動周期に従って前記
生体の呼吸数を算出する呼吸数算出手段とを、含むこと
にある。
【0006】
【作用】このようにすれば、乗算値算出手段により、脈
拍数検出手段により逐次求められた脈拍数と最高血圧値
検出手段により逐次求められた最高血圧値との乗算値が
算出され、呼吸数算出手段では、その乗算値の脈動周期
に従って生体の呼吸数が算出される。
【0007】
【第1発明の効果】上記脈拍数検出手段は、生体の末梢
部から心拍に同期して連続的に発生する脈波から脈拍数
を逐次求めるものであり、最高血圧値検出手段は、生体
の四肢の動脈から心拍に同期して連続的に発生する圧脈
波の大きさから発生する圧脈波から最高血圧値を逐次求
めるものであることから、呼吸数の測定に際して、温度
センサを生体の鼻にクリップで装着したり、胸部にゴム
管を巻回したり、或いは胸部を露出させてそれに電極を
貼着したりする必要がなくなるので、取り扱いが簡便と
なり、使用対象の制限が減少し、しかも生体に不快感を
与えることが解消されるのである。
【0008】ここで、好適には、前記乗算値算出手段で
は、前記脈拍数をPR(t) 、前記最高血圧値をSYS
(t) とすると、数式2にしたがって乗算値N−PRP
(t) が算出される。
【0009】
【数2】
【0010】
【課題を解決するための第2の手段】また、前記目的を
達成するための他の発明の要旨とするところは、生体の
呼吸数を測定するための装置であって、(1) その生体の
心拍に同期して連続的に発生する脈波を逐次検出する脈
波検出手段と、(2) その脈波検出手段により検出された
脈波の形状変化を検出する脈波形状変化検出手段と、
(3) その脈波形状変化検出手段により検出された脈波の
形状変化周期に従って前記生体の呼吸数を算出する呼吸
数算出手段とを、含むことにある。
【0011】
【作用】このようにすれば、脈波形状変化検出手段で
は、脈波検出手段により検出された脈波の形状変化が検
出され、呼吸数算出手段では、その脈波形状変化検出手
段により検出された脈波の形状変化周期に従って生体の
呼吸数が算出される。
【0012】
【第2発明の効果】上記脈波検出手段は、生体に装着さ
れてその心拍に同期して連続的に発生する脈波を逐次求
めるものであることから、呼吸数の測定に際して、温度
センサを生体の鼻にクリップで装着したり、胸部にゴム
管を巻回したり、或いは胸部を露出させてそれに電極を
貼着したりする必要がなくなるので、取り扱いが簡便と
なり、使用対象の制限が減少し、しかも生体に不快感を
与えることが解消されるのである。
【0013】ここで、上記脈波検出手段は、好適には、
生体の手足の指の指尖脈波、容積脈波、光電脈波を検出
したり、或いは、生体の手首の橈骨動脈、生体の足の足
背動脈上において装着されて、その動脈から発生する圧
脈波を検出する。
【0014】また、前記脈波形状変化検出手段は、好適
には、脈波においてその最大ピーク位置から経過する所
定の時間帯の面積を求め、この面積の値により各脈波の
形状変化を表すものである。
【0015】また、前記脈波形状変化検出手段は、好適
には、脈波の最大ピークから立ち下がる部分の傾斜形状
を求めるものである。また、この傾斜形状は、好適に
は、脈波の最大ピーク点とその最大ピーク点から1/4
周期経過した点とその最大ピーク点から1/2周期経過
した点との3点を結ぶ3角形の面積値を用いて表され
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例図面に基づいて詳細
に説明する。
【0017】図2は、本発明の呼吸数測定装置の構成を
説明するブロック線図である。図2において、脈波セン
サ10は、たとえば特開平4−67839号公報に記載
されたものと同様に構成されたものであって、橈骨動脈
から発生する圧脈波を検出するために、押圧平面に複数
の圧力検出素子が橈骨動脈と直交する方向に配列された
押圧部材とこの押圧部材を橈骨動脈上に押圧する押圧装
置とを備えており、生体の手首にバンド12によって装
着されている。この脈波センサ10では、たとえば特開
平1−12505号公報或いは特開平2−109540
号公報に記載されているように、橈骨動脈の一部が平坦
となるように上記押圧部材の押圧力が最適値に維持され
る結果、橈骨動脈の真上に位置する圧力検出素子により
検出された圧力値、すなわち圧脈波の値は、橈骨動脈内
の血圧値をそのまま表している。したがって、上記のよ
うに検出された圧脈波の上ピーク値および下ピーク値が
最高血圧値SYSおよび最低血圧値DIAをそれぞれ示
している。図3は、その圧脈波の一例である。
【0018】上記脈波センサ10から出力された脈波信
号SMは、呼吸数を測定するための測定回路14へ供給
される。測定回路14は、入力された脈波信号SMを増
幅する増幅回路16と、増幅された後の脈波信号SMを
デジタル信号に変換するA/D変換器18と、CPU2
0、ROM22、RAM24、出力インターフェース回
路26を備えている。それらCPU20、ROM22、
RAM24、出力インターフェース回路26は所謂マイ
クロコンピュータを構成している。上記CPU20は、
RAM24の一次記憶機能を利用しつつ予めROM22
に記憶されたプログラムに従って入力信号を処理するこ
とにより呼吸数を演算し、その演算結果を表示器28へ
出力し、同時に必要に応じて或いは他の機器へ出力す
る。
【0019】図1は、本実施例の呼吸数測定装置の機能
を説明する機能ブロック線図である。図において、脈拍
数検出手段30は、前記脈波信号SMの上ピーク或いは
下ピーク間の時間、すなわち波動周期TM を求め、その
波動周期TM から1分当たりの脈拍数PR(=60/T
R )を逐次演算する。このようにして連続的に求められ
た脈拍数は時間の函数PR(t) として表される。最高血
圧値検出手段32は、上記脈波信号SMの上ピーク値を
よく知られたアルゴリズムに従って求め、その上ピーク
値である最高血圧値SYSを逐次決定する。このように
して連続的に求められた最高血圧値も時間の函数SYS
(t) として表される。N−PRP算出手段34は、次式
(1)から、逐次求められた上記の脈拍数PR(t) およ
び最高血圧値SYS(t) に基づいてN−PRP(t) を算
出する。そして、呼吸数算出手段36は、そのN−PR
P(t) の波動の周期TR (秒)を逐次求めるとともに、
その周期TR に基づいてたとえば1分当たりの呼吸数R
R(=60/TR )を連続的に算出する。図4は、上記
脈拍数PR(t) 、最高血圧値SYS(t) 、N−PRP
(t) の一例を示すタイムチャートである。なお、次式
(1)において、nはSYS(t) の重みを減少させるた
めの1より大きい数であり、たとえば「2」が用いられ
る。また、iは上記脈拍数PR(t) と最高血圧値SYS
(t) との位相差に対応する予め設定された値である。こ
の値iは予め設定された一定値であってもよいが、実際
の脈拍数PR(t) および最高血圧値SYS(t) から予め
記憶されたプログラムに従って自動的に求められたもの
でもよい。
【0020】
【数3】
【0021】次に、測定回路14の作動を図5のフロー
チャートに従って説明する。図において、ステップSS
1では、脈波センサ10からの脈波信号SMの入力があ
ったか否か、換言すれば脈波信号SMの上ピークが検出
されたか否かが判断される。このステップSS1の判断
が否定された場合には、脈波信号SMが入力されるまで
待機させられる。しかし、このステップSS1の判断が
肯定された場合には、前記脈拍数検出手段30に対応す
るステップSS2において、脈波センサ10からの脈波
信号SMの上ピーク或いは下ピーク間の時間、すなわち
波動周期TM が求められ、その波動周期TM から1分当
たりの脈拍数PR(=60/TR )が逐次演算される。
図4の脈拍数PR(t) は、このように連続的に求められ
た脈拍数を時間の函数として示したものである。
【0022】また、前記最高血圧値検出手段32に対応
するステップSS3では、脈波信号SMの上ピーク値が
よく知られたアルゴリズムに従って求められ、その上ピ
ーク値である最高血圧値SYSが逐次決定される。図4
の最高血圧値SYS(t) は、このように連続的に求めら
れた最高血圧値を時間の函数として示したものである。
次いで、前記N−PRP算出手段に対応するステップS
S4では、前式(1)から、逐次求められた上記の脈拍
数PR(t) および最高血圧値SYS(t) に基づいてN−
PRP(t) が算出される。
【0023】続くステップSS5では、前記脈拍数PR
(t) および最高血圧値SYS(t) の少なくとも一方のゆ
らぎ、すなわち波動の振幅が予め定められた値よりも小
さいか否かが判断される。このステップSS5の判断が
否定された場合には、ステップSS6においてN−PR
P(t) の波形を平滑にするためのメディアンフィルタ処
理が実行されてから、ステップSS7においてN−PR
P(t) の波動の上ピークの検出が実行される。しかし、
上記ステップSS5の判断が肯定された場合には、上記
ステップSS6のメディアンフィルタ処理が実行されな
いままステップS7が実行される。上記メディアンフィ
ルタ処理とは、N−PRP(t) を構成する各データポイ
ントのうちの隣合った奇数点を比較し、その奇数点のう
ちの中間値をその奇数点の中央点のデータとして置き換
えるものである。
【0024】上記ステップSS7の判断が肯定された場
合には、ステップSS8において、N−PRP(t) の上
ピークの検出点PU に基づいて決定した新たな周期TRn
が、前記脈拍数PR(t) および血圧値SYS(t) の最短
周期の1/2以下であるか否かが判断される。このステ
ップSS8は異常な上ピーク判断を除去するためのもの
である。このステップSS8の判断が肯定された場合に
は、前記ステップSS1以下が再び実行される。しか
し、そのステップSS8の判断が否定された場合には、
ステップSS9において、次式(2)に示す関係から、
上記のN−PRP(t) の波動周期、すなわち呼吸周期T
Rnに基づいて1分当たりの呼吸数RRが算出されるとと
もに、その呼吸数RRの値が表示器28に表示される。
ここで、次式(2)において、TRn-3は3回前のサイク
ルにおいて求めた周期、TRn-2は2回前のサイクルにお
いて求めた周期、TRn-1は1回前のサイクルにおいて求
めた周期である。本フローチャートでは、上記ステップ
SS7、SS8、SS9が前記呼吸数算出手段36に対
応している。
【0025】
【数4】
【0026】前記ステップSS7の判断が否定された場
合には、ステップSS10において、前回のサイクルに
おいて求められたN−PRP(t) の上ピーク点からの経
過時間が前回のサイクルにおいて求められた周期TRn-1
を超え、且つ脈拍数PR(t)および血圧値SYS(t) の
上ピークが異常なく形成されているか否かが判断され
る。このステップSS10の判断が否定された場合は、
実際の呼吸がないと推定される状態であるので、前記ス
テップSS1以下が繰り返し実行される。しかし、上記
ステップSS10の判断が肯定された場合には、N−P
RP(t) の上ピーク点が明確に形成されなかった状態で
あるので、N−PRP(t) の上ピーク点がそれまでのサ
イクルと同様な周期で検出されたとしてステップSS9
が実行される。
【0027】以上のステップが繰り返し実行されること
により、前記(1)式から、脈拍数検出手段30により
逐次求められた脈拍数PR(t) と最高血圧値検出手段3
2により逐次求められた最高血圧値SYS(t) とに基づ
いてN−PRP(t) が算出され、呼吸数算出手段36で
は、そのN−PRP(t) の脈動周期に従って生体の呼吸
数RRが算出される。ここで、本実施例の呼吸数測定装
置では、呼吸数の測定に際して脈波センサ10を手首に
装着するだけでよいことから、温度センサを生体の鼻に
クリップで装着したり、胸部にゴム管を巻回したり、或
いは胸部を露出させてそれに電極を貼着したりすること
が不要となるので、取り扱いが簡便となり、使用対象の
制限が減少し、しかも生体に不快感を与えることが解消
される。
【0028】また、本実施例によれば、人工呼吸器の装
着により図6に示すように脈拍数PR(t) が微弱であっ
ても、前記(1)式から求めることにより、呼吸数RR
が正確に検出できる利点がある。
【0029】次に、本第2発明の実施例を説明する。以
下の本実施例は、脈波信号SMの波形の変化に基づいて
呼吸数RRを測定するものであることから、ハード構成
は図2に示すものと同様であるため、以下の説明におい
て前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付して
説明を省略する。
【0030】図7は、本実施例の機能を説明する機能ブ
ロック線図である。図において、前記脈波センサ10に
対応する脈波検出手段50から心拍に同期した脈波信号
SMが出力される。脈波形状変化検出手段52では、脈
波検出手段50により検出された圧脈波の形状の周期的
な変化が検出され、呼吸数算出手段54では、その脈波
形状変化検出手段52により検出された圧脈波の形状変
化周期に従って生体の呼吸数RRが算出される。
【0031】本実施例の測定回路14の作動を図8に示
すフローチャートに従って説明する。先ず、ステップS
F1では、1周期分の脈波が入力されたか否かが判断さ
れる。このステップSF1の判断が否定された場合に
は、脈波形状の変化が把握できない場合があるので、ス
テップSF1の判断が肯定されるまで待機させられる。
しかし、このステップSF1の判断が肯定された場合に
は、ステップSF2において脈波の大きさが正規化され
た後、ステップSF3では、その正規化された1周期分
の脈波の形状の要部が定量化される。すなわち、本実施
例のステップSF3では、たとえば図9に示すような、
1周期TM の脈波においてその最大ピーク位置から所定
の経過時間、たとえば1/2周期(=TM /2)が経過
するまでの期間tL 内の面積SM が次式(3)から求め
られる。上記面積SM は、脈波のうちの最大ピーク位置
以後の形状の変化にともなって変化する値であることか
ら、その最大ピーク位置以後の所定期間tL 内の脈波形
状を定量的に表す量である。
【0032】
【数5】
【0033】続くステップSF4では、1脈波毎に定量
化された脈波形状を示す面積SM の変化周期TF が決定
される。そして、ステップSF5では、次式(3)から
変化周期TF に基づいて呼吸数RRが算出されるととも
に、その呼吸数RRの値が表示器28に表示される。脈
波の形状のうち、その最大ピーク位置以後の形状は生体
の呼吸数と相関の深い部分である一方、上記面積SM
脈波のうちの最大ピーク位置以後の形状の変化にともな
って変化する値であることから、その面積SMの変化に
基づいて呼吸数RRが決定され得るのである。ここで、
次式(4)において、TFn-3は3回前のサイクルにおい
て求めた周期、TFn-2は2回前のサイクルにおいて求め
た周期、TFn-1は1回前のサイクルにおいて求めた周期
である。本実施例では、上記ステップSF3およびSF
4が脈波形状変化検出手段52に対応し、ステップSF
5が前記呼吸数算出手段54に対応している。
【0034】
【数6】
【0035】本実施例においても、呼吸数の測定に際し
て脈波センサ10を手首に装着するだけでよいことか
ら、温度センサを生体の鼻にクリップで装着したり、胸
部にゴム管を巻回したり、或いは胸部を露出させてそれ
に電極を貼着したりすることが不要となるので、取り扱
いが簡便となり、使用対象の制限が減少し、しかも生体
に不快感を与えることが解消される。また、本実施例に
よれば、ステップSF2において脈波の大きさが正規化
されるのでSYSのばらつきの影響が除去され、ステッ
プSF3において算出される面積SM は0mmHgから上の
面積であるためDIAのばらつきの影響が除去され、ス
テップSF3において算出される面積SMは所定期間t
L 内の面積であるからPRのばらつきの影響が除去され
る利点がある。
【0036】次に、本発明のさらに他の実施例を説明す
る。上記図8の実施例のステップSF3では、呼吸数に
密接に関連する部分の脈波の形状を定量的に表す値とし
て、式(3)から求められた面積SM が用いられていた
が、次式(5)から求められた重み付き面積SMOが用い
られてもよい。このようにすれば、期間tL の後端ほど
重荷が増加するので、図10の実線と破線に示す波形が
逆転した脈波のように面積SM が同じでも、重み付き面
積SMOによれば形状が識別され得る。本実施例によれ
ば、図8に示す実施例の効果に加えて、図11に示すよ
うに、前述の実施例のN−PRPに比較して、上ピーク
が明確に出現するので、呼吸数測定の精度が得られる。
また、本実施例によれば、脈波の上ピーク以後の波形が
逆転しても正確に形状変化が表される利点がある。
【0037】
【数7】
【0038】また、本発明のさらに他の実施例を説明す
る。前述の実施例のステップSF3では、脈波の形状を
定量的に表す量として図9に示す面積SM 或いはSMO
用いられ、その周期的変化に従って呼吸数RRが測定さ
れていたが、図12に例示するように、脈波の上ピーク
であるA点、このA点から1/4周期経過したB点、お
よびA点から1/2周期経過したC点の3点を結ぶ3角
形の面積Fが用いられてもよい。図13は、前記図8の
ステップSF3およびSF4に代わる他の例を示してい
る。
【0039】図13において、1脈波の入力が判断され
且つその正規化処理が完了すると、ステップSG1にお
いて脈波の上ピークであるA点、A点から1/4周期経
過した脈波上のB点、およびA点から1/2周期経過し
た脈波上のC点の3点が決定される。続くステップSG
2では、上記B点の値(B点の脈波の大きさ:圧力値)
およびC点の値(C点の脈波の大きさ:圧力値)が相互
に比較され、相互に等しいか否か、およびいずれの値が
大きいかが判断される。
【0040】入力された脈波が図12に示す形状である
場合には、ステップSG2においてB点の値がC点の値
よりも大きいと判断されるので、ステップSG3におい
て次に示す第1面積算出式(6)またはそれに対応する
第1マップが採用される。しかし、入力された脈波が図
14に示す形状である場合には、ステップSG2におい
てB点の値とC点の値とが同じであると判断されるの
で、ステップSG4において次に示す第2面積算出式
(7)またはそれに対応する第2マップが採用される。
また、入力された脈波が図15に示す形状である場合に
は、ステップSG2においてB点の値がC点の値よりも
小さいと判断されるので、ステップSG5において次式
に示す第3面積算出式(8)またはそれに対応する第3
マップが採用される。
【0041】上記第1面積算出式(6)は、図16にお
いて、a’=b’である条件を考慮して三角形ABCの
面積Fを表すように導出されたものである。また上記第
2面積算出式(7)は、図17において、a’=b’お
よびa”=c”である条件を考慮して三角形ABCの面
積Fを表すように導出されたものである。また、上記第
3面積算出式(8)は、図18において、a’=b’で
ある条件を考慮して三角形ABCの面積Fを表すように
導出されたものである。周期的変化を見るために面積F
を相対比較するに際しては、それらの式(6)、
(7)、(8)の右辺の係数(a’/2)が除去されて
もよい。また、ステップSF2の正規化処理に替えて、
式(6)、(7)、(8)の右辺にc”を乗算するよう
にしてもよい。
【0042】
【数8】
【0043】
【数9】
【0044】
【数10】
【0045】ステップSG6では、上記のようにして採
用された面積算出式から、面積Fが1脈波毎に逐次算出
され、ステップSG7では、それらの各面積Fの変化周
期TF が決定され、続くステップSF5において前式
(4)からそれら変化周期TFに基づいて呼吸数RRが
算出される。
【0046】本実施例においては、上記ステップSG1
乃至SG7が前記脈波形状変化検出手段52に対応して
おり、図8に示す実施例と同様の効果が得られる。ま
た、本実施例では、脈波SMの形状に応じて自動的に面
積計算式が選択される利点もある。脈波の基本形状は、
個人差や脈波センサ10の装着位置に関連して変化する
ものであるから、測定中では同じ面積計算式が採用され
る。
【0047】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適
用される。
【0048】たとえば、前述の図2の実施例において、
脈拍数および最高血圧値を求めるために共通の脈波セン
サ10が用いられていたが、指、耳朶、皮膚などの生体
の末梢部において透過光或いは反射光の脈動である光電
脈波を取り出す光電センサ、上記末梢部のインピーダン
スの変化であるインピーダンス脈波をそれに装着された
インピーダンス脈波センサ、上記末梢部の動脈内の脈流
或いは動脈壁の変動である脈波を超音波を用いて取り出
す超音波脈波センサなどが、脈波センサ10とは独立し
て専ら脈拍数を検出するために用いられてもよい。
【0049】また、前述の図2の実施例の式(1)にお
いて、SYS(t) の重みを減少させるための数nは
「2」が用いられていたが、3、4、5程度の数値でも
よい。
【0050】また、前述の図8の実施例において、脈波
センサ10により検出された圧脈波の形状変化に基づい
て呼吸数RRが測定されているが、その圧脈波に替え
て、手足の指などから光学的、電気的に検出される光電
脈波、指尖脈波、インピーダンス脈波、容積脈波と称さ
れる脈波であってもよい。
【0051】また、前述の実施例の脈拍数演算手段30
により求められる脈拍数PR(t)、および最高血圧値
検出手段32により求められる最高血圧値SYS(t)
は、それ以前の数拍の移動平均値であってもよい。
【0052】また、前述の実施例のステップSG4の第
2面積算出式に替えて、A点とC点を結ぶ直線の傾斜
(=100×a/c)が用いられるこにより、脈波の形
状が定量化されてもよい。
【0053】なお、上述したのはあくまでも本発明の一
実施例であり、本発明はその主旨をを逸脱しない範囲に
おいて種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の実施例の機能を説明する機能ブロック線
図である。
【図2】本発明の一実施例における構成を説明するブロ
ック線図である。
【図3】図2の実施例の脈波センサにより検出された脈
波信号の例を示す図である。
【図4】図2の実施例における脈拍数PR(t) 、最高血
圧値SYS(t) 、N−PRP(t) の変化の一例を示すタ
イムチャートである。
【図5】図2の実施例の作動を説明するフローチャート
である。
【図6】図2の実施例における脈拍数PR(t) 、最高血
圧値SYS(t) 、N−PRP(t) の変化を示すタイムチ
ャートであって、人工呼吸器が装着された場合を示して
いる。
【図7】図8に示す本発明の他の実施例の機能を説明す
る機能ブロック線図である。
【図8】本発明の他の実施例の測定回路の作動を説明す
るフローチャートである。
【図9】図8の実施例の脈波形状を定量的に表す面積S
M を説明する図である。
【図10】式(5)に示す実施例の作用効果を説明する
図である。
【図11】式(5)に示す実施例の作用効果を説明する
タイムチャートである。
【図12】図13の実施例の第1面積算出式により算出
される面積Fの形状を説明する図である。
【図13】本発明の他の実施例の作動の要部を説明する
フローチャートである。
【図14】図13の実施例の第2面積算出式により算出
される面積Fの形状を説明する図である。
【図15】図13の実施例の第3面積算出式により算出
される面積Fの形状を説明する図である。
【図16】図13の実施例の第1面積算出式を説明する
図である。
【図17】図13の実施例の第2面積算出式を説明する
図である。
【図18】図13の実施例の第3面積算出式を説明する
図である。
【符号の説明】
10:脈波センサ 30:脈拍数検出手段 32:最高血圧値検出手段 34:N−PRP算出手段 36:呼吸数算出手段 50:脈波検出手段 52:脈波形状変化検出手段 54:呼吸数算出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体の呼吸数を測定するための装置であっ
    て、 前記生体の末梢部から心拍に同期して連続的に発生する
    脈波から、該生体の脈拍数を逐次求める脈拍数検出手段
    と、 前記生体の四肢の動脈から心拍に同期して連続的に発生
    する圧脈波の大きさから、該生体の最高血圧値を逐次求
    める最高血圧値検出手段と、 前記脈拍数および最高血圧値の乗算値を算出する乗算値
    算出手段と、 該乗算値算出手段により算出された乗算値の脈動周期に
    従って前記生体の呼吸数を算出する呼吸数算出手段と、 を含むことを特徴とする呼吸数測定装置。
  2. 【請求項2】前記乗算値算出手段は、前記脈拍数検出手
    段により求められた脈拍数をPR(t) 、前記最高血圧値
    検出手段により求められた最高血圧値をSYS(t) とす
    ると、次式に従って乗算値N−PRP(t) を算出するも
    のである請求項1に記載の呼吸数測定装置。 【数1】
  3. 【請求項3】生体の呼吸数を測定するための装置であっ
    て、 該生体の心拍に同期して連続的に発生する脈波を逐次検
    出する脈波検出手段と、 該脈波検出手段により検出された脈波の形状変化を検出
    する脈波形状変化検出手段と、 該脈波形状変化検出手段により検出された脈波の形状変
    化周期に従って前記生体の呼吸数を算出する呼吸数算出
    手段と、 を含むことを特徴とする呼吸数測定装置。
  4. 【請求項4】前記脈波形状変化検出手段は、前記脈波に
    おいてその最大ピーク位置から経過する所定の時間帯の
    面積を求め、該面積により該脈波の形状変化を表すもの
    である請求項3に記載の呼吸数測定装置。
  5. 【請求項5】前記脈波形状変化検出手段は、前記脈波の
    最大ピークから立ち下がる部分の傾斜形状を求めるもの
    である請求項3に記載の呼吸数測定装置。
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