JP2016005207A - 音送信システム及び照明システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ある場所で発生した音源を他の場所で聞くことができる利便性のよい音送信システムを提供する。
【解決手段】実施形態に係る音送信システムは、建物内の複数の場所に配置され、それぞれの音源に応じた音信号を送信する送信部と、前記建物内の複数の場所に配置され、別の場所から送信された前記音信号を受信し、受信した音信号を出力する音出力部と、 前記送信部から送信された前記音信号を受信し、受信した前記音信号を前記送信部に予め対応付けられた前記音出力部に送信する中継装置と、を有する。
【選択図】図2
【解決手段】実施形態に係る音送信システムは、建物内の複数の場所に配置され、それぞれの音源に応じた音信号を送信する送信部と、前記建物内の複数の場所に配置され、別の場所から送信された前記音信号を受信し、受信した音信号を出力する音出力部と、 前記送信部から送信された前記音信号を受信し、受信した前記音信号を前記送信部に予め対応付けられた前記音出力部に送信する中継装置と、を有する。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、音送信システム及び照明システムに関する。
住宅内には数多くの家電製品が配設されている。複数の家電製品を互いに接続することで、より利便性を向上することが検討されている。
従来では、住宅内のカウンターキッチンで作業をする際、前方のリビングルームに配置されたテレビ画面は見えるが、水音や調理音が妨げとなりテレビ番組の音が聞こえないという問題があった。
複数の家電製品を互いに接続する装置として、例えば、照明装置とオーディオ装置を一体化させ、照明の動作に同期して、オーディオが動作する照明装置が存在するが、この照明装置では、他の部屋で発生したテレビ番組の音をオーディオから出力することはできなかった。
本実施形態は、ある場所で発生した音源を他の場所で聞くことができる利便性のよい音送信システム及び照明システムを提供することを目的とする。
実施形態に係る音送信システムは、建物内の複数の場所に配置され、それぞれの音源に応じた音信号を送信する送信部と、前記建物内の複数の場所に配置され、別の場所から送信された前記音信号を受信し、受信した音信号を出力する音出力部と、 前記送信部から送信された前記音信号を受信し、受信した前記音信号を前記送信部に予め対応付けられた前記音出力部に送信する中継装置と、を有する。
実施形態によれば、ある場所で発生した音源を他の場所で聞くことができる利便性のよい音送信システム及び照明システムを提供することができる。
実施形態に係る音送信システムは、建物内に複数配置され、それぞれの音源に応じた音信号を送信する送信部と;前記複数に配置され、別の場所から送信された前記音信号を受信し、受信した音信号を出力する音出力部と;前記送信部から送信された前記音信号を受信し、受信した前記音信号を前記送信部に予め対応付けられた前記音出力部に送信する中継装置と;を有する。
また、実施形態に係る音送信システムは、前記音出力部が、照明装置に配設されている。
また、実施形態に係る音送信システムは、前記中継装置は、受信した前記音信号を予め設定された時間帯のみ、前記対応付けられた前記音出力部に送信する。
また、実施形態に係る音送信システムは、前記中継装置は、前記複数の部屋の送信部から複数の音信号が送信された場合、予め設定された優先順位に基づいて、前記複数の音信号から前記音出力部に送信する音信号を選択する。
また、実施形態に係る音送信システムは、前記音源が、動作状態に応じて前記音信号を出力する機器の一部である。
また、実施形態に係る照明システムは、建物内の複数の場所に配置され、それぞれの音源に応じた音信号を送信する送信部と;前記複数に配置され、別の場所から送信された前記音信号を受信し、受信した音信号を出力する音出力部と;前記送信部から送信された前記音信号を受信し、受信した前記音信号を前記送信部に予め対応付けられた前記音出力部に送信する中継装置と;を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1および図2に基づき、第1の実施形態に係る音送信システムの構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る音送信システムを説明するための模式図であり、図2は、第1の実施形態の係る音送信システムの構成図である。
(第1の実施形態)
まず、図1および図2に基づき、第1の実施形態に係る音送信システムの構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る音送信システムを説明するための模式図であり、図2は、第1の実施形態の係る音送信システムの構成図である。
図1に示すように、本実施形態の音送信システム1は、複数の部屋10(10A〜10D)を有する建物内に配設される。なお、各実施形態に基づく図面は、模式的なものである。また、複数の同じ機能の構成要素のそれぞれを示すときは符号の末尾のアルファベット1文字を削除する。例えば、部屋10A〜10Dのそれぞれを部屋10という。
以下の説明では、部屋10Aをリビングルーム、部屋10Bをキッチン、部屋10Cを寝室、部屋10Dを子供部屋として、各実施形態を説明する。なお、部屋10とは、リビングルーム、キッチン、寝室、および子供部屋等の一般的な意味の部屋に限られるものではなく、部屋10には、廊下、玄関、風呂場、納戸、またはトイレ等も含まれる。また、広い部屋を複数の部屋とみなしてもよい。部屋の数は2以上であるが、本実施形態では、図1に示すように4部屋である。
音送信システム1では、部屋10Aに、音源であるテレビジョン受信機(テレビ)20Aと、音送信部30Aと、音出力部40Aとが配置され、部屋10Bに、音源である電子レンジ20Bと、音送信部30Bと、音出力部40Bとが配置されている。同様に、音送信システム1では、部屋10Cに、音源であるオーディオ20Cと、音送信部30Cと、音出力部40Cとが配置されている。また、音送信システム1では、部屋10Dに、音送信部30Dと、音出力部40Dとが配置されている。この部屋10Dでは、音源が例えば幼児9Aの泣き声等になる。
音送信システム1の電子機器(テレビ20A、電子レンジ20B、オーディオ20C)と音送信部30(30A〜30D)と音出力部40(40A〜40D)とは、例えばゲートウェイ等の中継装置11を介して無線で接続されており、互いに通信が可能となっている。なお、音送信システム1の電子機器(テレビ20A、電子レンジ20B、オーディオ20C)と音送信部30(30A〜30D)と音出力部40(40A〜40D)とは、中継装置11を介して有線で接続されていてもよい。図1の例では、中継装置11は部屋10Aに配置されているが、中継装置11の配置場所は、部屋10Aに限定されることなく、他の部屋10B〜10Dに配置されていてもよい。
テレビ20Aは、映像信号および音信号Sを出力する。映像信号および音信号Sは、テレビ20Aのモニタ21Aおよびスピーカー22Aから出力される。テレビ20が出力する音信号Sは、音送信部30Aにも有線または無線で送信される。音送信部30Aは、テレビ20Aが出力した音信号Sを中継装置11に送信する。送信部30Aの送信手段は、有線でも良いが、施工が簡便であるため無線、特に近距離無線であることが好ましい。なお、テレビ20Aと送信部30Aとは一体であってもよい。例えば、テレビ20Aが、音信号Sを送信する送信部30Aの機能を有していてもよい。
中継装置11では、部屋10Aのテレビ20Aからの音信号Sを他の部屋10(10B、10C、10D)のどの音出力部40(40B、40C、40D)から出力するかが設定されている。例えば、ユーザー9がテレビ20Aの音を料理をしながらキッチン(部屋10B)で聞きたい場合、中継装置11で部屋10Aのテレビ20A(あるいは送信部30A)と、部屋10Bの音出力部40B(より具体的には、後述する音出力部40Bのスピーカー42B)とを対応付ける。これにより、ユーザー9は、キッチン(部屋10B)で料理をしながらTV番組の音を聞くことができる。
なお、電子機器と対応付ける音出力部40は、1つに限定されることはない。例えば、部屋10Bの電子レンジ20Bを音出力部40Aおよび40Cに対応付けると、電子レンジ20Bの調理完了等を示す報知音の音信号Sが中継装置11を介して音出力部40Aおよび40Cに送信される。これにより、ユーザー9は、電子レンジ20Bからの報知音をリビングルーム(部屋10A)または寝室(部屋10C)で聞くことができる。
なお、報知音を発生する機器は電子レンジ20Bに限定されることなく、例えば、洗濯完了を示す報知音を発生する洗濯機、湯張り完了を示す報知音を発生する風呂システム等であってもよい。
同様に、部屋10Cのオーディオ20Cを音出力部40Aおよび40Bに対応付けることにより、オーディオ20Cからの音信号Sが中継装置11を介して音出力部40Aおよび40Bに送信される。これにより、ユーザー9は、オーディオ20Cからの音をリビングルーム(部屋10A)またはキッチン(部屋10B)で聞くことができる。
また、子供部屋(部屋10D)からの幼児9Aの泣き声等の音信号Sは、ユーザー9はどの部屋10(部屋10A、10B、10C)にいても直ぐに認識したい。そのため、音送信部30Dを音出力部40A、40Bおよび40Cに対応付けることにより、ユーザー9は、どの部屋10(部屋10A、10B、10C)にいても、幼児9Aの泣き声等を直ぐに聞くことができる。
電子機器と音出力部40の対応付けは、ユーザー9が、例えばスマートフォン等の操作端末12用いて行う。なお、この対応付けについては、後述する。
図2に示すように、部屋10A〜10Dの音送信部30A〜30Dは、それぞれが、マイクロフォン(マイク)31A〜31Dと、送信部32A〜32Dとを含む。また、部屋10A〜10Dの音出力部40A〜40Dは、それぞれが、受信部41A〜41Dと、スピーカー42A〜42Dとを含む。
例えば、リビングルーム(部屋10A)の音源であるテレビ20Aからの音は、マイク31Aにより音信号Sに変換され、送信部32Aから中継装置11に無線で送信される。中継装置11では、部屋10Aからの音信号Sをどの部屋10(10B、10C、10D)のスピーカー42(42B、42C、42D)に出力するかが対応付けられている。例えば、キッチン(部屋10B)のスピーカー42Bに出力することが対応付けられている場合、中継装置11は、その音信号Sを部屋10Bの音出力部40Bに無線で送信する。
音出力部40Bの受信部41Bは、中継装置11から無線で送信されてくる音信号Sを受信する。そして、スピーカー42Bは、受信部41Bで受信した音信号Sを出力する。これにより、ユーザー9は、キッチン(部屋10B)で例えば料理をしながら、TV番組の音を聞くことができる。
ここで、部屋10に設置される電子機器を設定および登録する手順と、電子機器にスピーカーを対応付ける手順について説明する。図3は、電子機器の設置場所を設定するための画面の例を説明するための図であり、図4は、電子機器の設置場所を登録するための画面の例を説明するための図であり、図5は、電子機器にスピーカーを対応付けた対応付画面の例を説明するための図である。
ユーザー9が操作端末12を操作して中継装置11と通信することにより、電子機器の設置場所を設定するための設定画面50が操作端末12の表示画面に表示される。設定画面50では、電子機器の製品名と、対応する機器アドレスと、設置場所と、設置場所を変更するための変更ボタン51(51A、51B)と、設置場所を登録するための登録ボタン52(52A、52B)とが表示される。
図3の例では、テレビ20Aは、すでに設置場所としてリビング(部屋10A:リビングルーム)が登録されているが、テレビ20Aの設置する部屋10を変更した場合、ユーザー9が変更ボタン51Aを押すことで、図4の登録画面60に移行することができる。また、図3の例では、オーディオ20Cは、設置場所が未登録となっており、ユーザー9が登録ボタン52Aを押すことで、図4の登録画面60に移行することができる。
ユーザー9は、オーディオ20Cを寝室(部屋10C)に設置した場合、図4の登録画面60の寝室(部屋10C)に対応する選択ボタン61を押すことで、オーディオ20Cの設置場所を寝室(部屋10C)に登録することができる。
ユーザー9は、各電子機器の設置場所を登録すると、図5に示すように、対応付画面62で各電子機器に対応付けるスピーカー42を設定する。中継装置11は、このような対応付多面62を例えばメモリ等に保持する。なお、対応付けるスピーカー42の設定については、設定画面50で行えるようにしてもよい。すなわち、設定画面50に対応付けるスピーカーの項目欄を設け、対応付けるスピーカー42の設定することで、電子機器の設置場所の登録と、電子機器で発生した音を出力するスピーカー42の設定とを同時に行うことができる。
図5に示すように、対応付画面62を用いて、テレビ20Aとスピーカー42Bとを対応付けることで、ユーザー9は、テレビ20Aの音をキッチン(部屋10B)に居ながら聞くことができる。また、母親等のユーザー9は、子供部屋(部屋10D)からの幼児9Aの泣き声等をどの部屋10にいても直ぐに認識したい。そのため、子供部屋(部屋10D)の音送信部30Dは、スピーカー42A、42B、42Cと対応付けることで、ユーザー9は、幼児9Aの泣き声等をどの部屋10A、10B、10Cにいても直ぐに認識することができる。
このように、音送信システム1は、ある場所で発生した音源を他の場所で聞くことができるので、利便性が良くなる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図6は、第2の実施形態に係る音送信システム(照明システム)の構成図である。なお、以下の実施形態および変形例の音送信システムは、第1の実施形態の音送信システム1と類似しているので、同じ機能の構成要素には同じ符号を付して説明は省略する。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図6は、第2の実施形態に係る音送信システム(照明システム)の構成図である。なお、以下の実施形態および変形例の音送信システムは、第1の実施形態の音送信システム1と類似しているので、同じ機能の構成要素には同じ符号を付して説明は省略する。
図6に示すように、音送信システム1Aでは、それぞれの部屋10(10A〜10D)に照明装置70(70A〜70D)が配設されている。そして、音送信部30および音出力部40は、照明装置70に配設されている。音送信部30および音出力部40が照明装置70に配設されている音送信システム1Aのことを照明システム2Aという。
音送信システム1A(照明システム2A)は、音送信システム1の効果を有する。そして、音送信部30および音出力部40は、照明装置70に接続されている宅内電力配線から駆動電力を得ることができる。このため、音送信システム1A(照明システム2A)は、配設が容易である。また、例えば天井または壁に配設されている照明装置70の内部に音送信部30および音出力部40を配設することで、音送信システム1A(照明システム2A)は、配設がさらに容易で、かつ、音送信部30および音出力部40の配置により部屋10の雰囲気が損なわれることがない。
なお、音送信部30および音出力部40は、照明装置70のオプションとして後付可能であることが特に好ましい。すわなち、照明装置70は例えば、音送信部30および音出力部40を取り付けると電気的接続も完了する音送信部接続部および音出力部接続部を具備することが好ましい。これにより、照明装置70を設置後に、必要に応じて非常に容易に、かつ低コストで音送信部30及び音出力部40を配設することができる。
例えば、子供部屋(部屋10D)では、テレビ20Aの音、電子レンジ20Bの報知音、およびオーディオ20Cの音を聞く必要がないため、子供部屋(部屋10D)の照明装置70Dには、音出力部40Dを配設せずに、音送信部30Dのみを配設するようにしてもよい。
なお、音出力部40は、人感センサを設け、人がいるかいないかを判定して、人がいると判定した場合のみ音信号Sを出力するようにしてもよい。また、人がいるかいないかの判定は、例えば、照明装置70のスイッチのON/OFFにより判定するようにしてもよい。音出力部40は、照明装置70がONの場合、人がいると判定して音信号Sを出力し、照明装置70がOFFの場合、人がいないと判定して音信号Sを出力しないようにする。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、中継装置11で音を出力する時間帯を設定する例について説明する。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、中継装置11で音を出力する時間帯を設定する例について説明する。
図7は、電子機器にスピーカーおよび音を出力する時間帯を対応付けた対応付画面の例を説明するための図である。
ユーザー9は、図7に示すように、対応付画面62Aを用いて、各電子機器に対応付けるスピーカー42および音を出力する時間帯を設定する。中継装置11は、このような対応付多面62Aを例えばメモリ等に保持する。なお、対応付けるスピーカー42および音を出力する時間帯の設定については、第1の実施形態と同様に、図3の設定画面50で行えるようにしてもよい。
例えば、ユーザー9は、食事を作る時間帯にキッチン(部屋10B)でテレビ20Aの音を聞きたい場合、対応付画面62Aの音を出力する時間帯を、食事を作る時間帯(例えば、6時〜7時、11時〜12時および17時〜18時)に設定する。また、子供部屋(部屋10D)での幼児9Aの泣き声等は、いつでも聞き逃さないように、一日中(0時〜24時)に設定する。
中継装置11は、テレビ20Aからの音信号Sが音送信部30Aを介して送信されると、対応付画面62Aを参照し、音を出力する時間帯の場合、音出力部40Bに音信号Sを送信し、スピーカー42Bがテレビ20Aの音を出力する。一方、中継装置11は、音を出力する時間帯でない場合、音出力部40Bに音信号Sを送信しない。
これにより、ユーザー9は、食事を作る時間帯だけキッチン(部屋10B)でテレビ20Aの音を聞くことができる。また、ユーザー9がキッチン(部屋10B)にいないことが多い時間帯では、テレビ20Aの音がキッチン(部屋10B)から流れることがないため、消費電力を削減することができる。
なお、対応付画面62Aにおいて、音を出力する時間帯を、曜日毎に設定できるようにしてもよい。これにより、例えば、平日または休日によって、テレビ20Aの音をキッチン(部屋10B)で出力する時間帯を変更でき、ユーザー9のライフスタイルに合った音出力を行うことができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、中継装置11に複数の音源が同時に入力された場合の音出力について説明する。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、中継装置11に複数の音源が同時に入力された場合の音出力について説明する。
図8は、音源の優先順位を設定するための優先順位設定画面の例を説明するための図である。ユーザー9が操作端末12を操作して中継装置11と通信することにより、図8に示す音源の優先順位を設定するための優先順位設定画面80が操作端末12の表示画面に表示される。ユーザー9は、操作端末12の操作部等を操作し、優先順位設定画面80で各音源の優先順位を設定する。中継装置11は、このような優先順位設定画面80を例えばメモリ等に保持する。
図8の例では、幼児9Aの泣き声の優先順位が最優先を示す1に設定され、電子レンジ20Bの報知音の優先順位が2に設定され、テレビ20Aの音の優先順位が3に設定され、オーディオ20Cの音の優先順位が4に設定されている。
例えば、中継装置11は、部屋10Aからのテレビ20Aの音源と、部屋10Dからの幼児9Aの泣き声の音源とが同時に送信され入力された場合、優先順位設定画面80の設定に基づいて、幼児9Aの泣き声の音源をスピーカー42A、42Bおよび42Cに送信する。これにより、ユーザー9がキッチン(部屋10B)にいた場合でも、テレビ20Aの音源と幼児9Aの泣き声の音源とが混成することなく、より重要な幼児9Aの泣き声を聞き漏らすことがない。
なお、中継装置11は、複数の音源が入力された場合、全ての音源を出力してもよいし、音源によって1つの音源を出力するか複数の音源を出力するかを変更してもよい。例えば、中継装置11は、複数の音源が入力された際に幼児9Aの泣き声等の音源が存在した場合、幼児9Aの泣き声等を単独で出力し、複数の音源が入力された際に幼児9Aの泣き声等の音源が存在しない場合、複数の音源を同時に出力するようにする。
本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1a…音送信システム、2a…照明システム、9…ユーザー、10,10A〜10D…部屋、11…中継装置、12…操作端末、20A…テレビジョン受信機、20B…電子レンジ、20C…オーディオ、30,30A〜30D…音送信部、31,31A〜31D…マイク、32,32A〜32D…送信部、40,40A〜40D…音出力部、41,41A〜41D…受信部、42,42A〜42D…スピーカー。
Claims (6)
- 建物内の複数の場所に配置され、それぞれの音源に応じた音信号を送信する送信部と;
前記建物内の複数の場所に配置され、別の場所から送信された前記音信号を受信し、受信した音信号を出力する音出力部と;
前記送信部から送信された前記音信号を受信し、受信した前記音信号を前記送信部に予め対応付けられた前記音出力部に送信する中継装置と;
を有することを特徴とする音送信システム。 - 前記音出力部が、照明装置に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の音送信システム。
- 前記中継装置は、受信した前記音信号を予め設定された時間帯のみ、前記対応付けられた前記音出力部に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の音送信システム。
- 前記中継装置は、前記複数の部屋の送信部から複数の音信号が送信された場合、予め設定された優先順位に基づいて、前記複数の音信号から前記音出力部に送信する音信号を選択することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の音送信システム。
- 前記音源が、動作状態に応じて前記音信号を出力する機器の一部であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の音送信システム。
- 建物内の複数の場所に配置され、それぞれの音源に応じた音信号を送信する送信部と;
前記建物内の複数の場所に配置され、別の場所から送信された前記音信号を受信し、受信した音信号を出力する音出力部と;
前記送信部から送信された前記音信号を受信し、受信した前記音信号を前記送信部に予め対応付けられた前記音出力部に送信する中継装置と;
を有することを特徴とする照明システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014125796A JP2016005207A (ja) | 2014-06-18 | 2014-06-18 | 音送信システム及び照明システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2014125796A JP2016005207A (ja) | 2014-06-18 | 2014-06-18 | 音送信システム及び照明システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016005207A true JP2016005207A (ja) | 2016-01-12 |
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ID=55224175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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| JP (1) | JP2016005207A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022542387A (ja) * | 2019-07-30 | 2022-10-03 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 複数のスピーカーを通じた複数のオーディオ・ストリームの再生の管理 |
-
2014
- 2014-06-18 JP JP2014125796A patent/JP2016005207A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2022542387A (ja) * | 2019-07-30 | 2022-10-03 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 複数のスピーカーを通じた複数のオーディオ・ストリームの再生の管理 |
| JP7578219B2 (ja) | 2019-07-30 | 2024-11-06 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 複数のスピーカーを通じた複数のオーディオ・ストリームの再生の管理 |
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