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JP2009262547A - 羽毛抜け防止性、防風性に優れる積層シート、それを用いた生地及びそれらの製造方法 - Google Patents

羽毛抜け防止性、防風性に優れる積層シート、それを用いた生地及びそれらの製造方法 Download PDF

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Tomoko Harada
原田  知子
Takahiro Yano
貴宏 谷野
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Abstract

【課題】それ自体透湿性と防風性及び羽毛抜け防止性を合わせ持ち、且つ簡単な熱プレスにより、他の生地やその他の基材に貼り合わせることができ、生地や基材に、優れた透湿性、防風性(通気性)および羽毛抜け防止性を付与することができる材料を提供する。
【解決手段】不織布、布帛またはニットから選ばれる基布(A)の片面に、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)と、非全面的な状態でドット状に塗布されたホットメルト接着剤(C)とを順次積層してなる積層シート、或いは該積層シートを芯地として用い、そのホットメルト接着剤(C)側に表地生地と接着一体化した生地、及びそれらの製造方法などを提供した。
【選択図】なし

Description

本発明は、防風性、透湿性、羽毛抜け防止性に優れる積層シート、それを用いた生地及びそれらの製造方法に関し、さらに詳しくは、不織布の片面に、ポリウレタン製メルトブロー不織布を積層した、防風性、透湿性、羽毛抜け防止性に優れる積層シート、それを用いた生地及びそれらの製造方法に関する。
最近の衣類は、ユーザーの多様化と商品感覚の高度化によって、その用途に応じて、高度の機能が付与されたものが求められるようになってきている。例えば、屋外で着用されるスポーツ着や作業着の場合、かいた汗がいつまでも肌のところに留まる不快感が嫌われ、また一方、寒い外気から体を保温するため、風を遮る機能が求められている。
このような消費者ニーズに応えるために、汗等の湿気は、透過することができるが、外気の流れを遮断することができるような機能を持った外衣を提供することが要望されている。
上記の要望等に対応する衣類または生地として、2枚の表地の間にポリウレタン製など多孔質フィルムまたは無孔質フィルムを挿入したものが市場に出ている。この商品は、上記の要求性能を満たすものであるが、既に一つの固定した形態でしかなく、市場にある種々のタイプの好みの表地生地と組み合せて、それに防風性、透湿性を付与する目的で使用できるものでないという難点を有している。
したがって、衣類または生地に、防風性、透湿性の機能を付与するために、汗等の湿気は、透過することができるが、外気の流れを遮断することができるような機能を持った繊維、織物自身の改良と同時に、種々のタイプの好みの表地生地と組み合せることができる芯地等の改良も、要望されている。
上記芯地について、従来から、衣服においては、生地素材の特性を生かし、生地素材の弱点を補強するために、種々の芯地が使用されている。これら芯地の1つとして、繊維シートの片面に接着剤を付着させた、いわゆる接着芯地があり、この接着芯地は、生地に熱プレスさせることにより、可縫性や保型性を生地に付与する機能を有しているため、好適に使用されている。
上記接着芯地は、衣服に保型性を持たせる目的で広く用いられており、表地と接着するための接着樹脂を芯地基布に所定形状で被着形成した構成が一般的である。芯地基材布として、織編物や不織布などが用いられ、接着樹脂には、接着プレス機などの加熱手段により、表地と容易に熱接着し得るホットメルト樹脂が利用されている。接着プレス機は、主に縫製工場で使用される温度・圧力・時間の調整ができるプレス機をいう。
これら接着芯地の基材の一つとして、不織布芯地は、保型性の出にくい素材に補強して保型性を出す基材として多用されている。特に不織布に接着剤を塗布した接着芯地は、芯地の特性が生地に影響を与えることが多く、その選択には種々検討が加えられている。
一方、衣類または生地に、防寒性の機能を付与するために、表地生地、裏地生地、又は表地生地と裏地生地の間に、もめん綿、合成繊維綿(合繊綿)、羽毛などの保温材が用いられている。中でも、保温材として、軽く、コンパクトに収納できる羽毛が多く使用されている。
羽毛は、水鳥の胸毛より採集した天然保温材である。羽毛は、圧縮すると中の空気が抜けて、小さく縮まり、解放すると復元力が大きく何度押されても元の嵩高に戻る弾力性と柔らかなドレープ性を有している。羽毛は、ダウンホールが寒いところでは広がって多くの空気を含んで暖かく、暑いときは収縮して空気が通りやすく、汗を吸収してくれる。このように、羽毛は温度、湿度を自動コントロールし、変化を感じ取って、呼吸し、しなやかな弾力性に富む。羽毛の弾性回復率は化繊綿の約1.2倍である。このように羽毛は、高い保湿性と反復力をもつ天然の保温材が好適である。
ところが、保温材として、羽毛を用いると、羽毛は、吸湿・放湿・発散をするので、通気度のある素材とするため、ダウンプルーフ加工地を使用し、羽毛の生地目からの吹き出しを防ぐようにしなければならない。ダウンプルーフ加工としては、生地の少なくとも片面に織り目つぶし加工を施し、織物の糸を物理的に平らに潰すことにより、タテ糸とヨコ糸の隙間を埋め、ダウンの抜けを防止しているシレ加工などが挙げられる。よって、通気量としては非常に少ないものとなる。また、羽毛の吹き出しを止めるため、生地の打ち込み密度の高い生地を使用しなければならない。また、羽毛入り上衣の表生地には、防風性が求められるため、密度の込んだ通気量の少ないものが使用される。
一般に、ダウン製品は、コンパクトに収納しても再度戻したときに回復性があるため、コンパクトに収納する製品が多い。しかし、通気量を少なくした場合は、中の空気が抜けにくくなるため、コンパクトに収納しにくくなる。そのため、好適な通気量を持たせた製品が必要となる。
また、羽毛抜け防止対策をしてやらないと、着用中に生地表面へ羽毛が吹き出し、クレームとなる。
上記の課題の解決のために、種々の方法が提案されている(特許文献1〜4参照。)。
しかし、優れた透湿性、防風性(通気性)、羽毛抜け防止性を付与することができる材料として、未だ十分なものは見当らない。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、それ自体透湿性と防風性及び羽毛抜け防止性を合わせ持ち、且つ簡単な熱プレスにより、他の生地やその他の基材に貼り合わせることができ、生地や基材に、優れた透湿性、防風性(通気性)および羽毛抜け防止性を付与することができる材料を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、従来の芯地基布としての不織布などに、特定のポリウレタン製メルトブロー不織布を接着・積層することにより、防風性、透湿性および羽毛抜け防止性の3性能に優れることを見出し、さらに、検討を重ね、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の第1の発明によれば、不織布、布帛またはニットから選ばれる基布(A)の片面に、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)と、非全面的な状態でドット状に塗布されたホットメルト接着剤(C)とを順次積層してなる積層シートが提供される。
また、本発明の第2の発明によれば、第1の発明において、防風・透湿芯地及び/又は羽毛抜け・綿抜け防止用基材として用いられることを特徴とする積層シートが提供される。
さらに、本発明の第3の発明によれば、第1の発明において、基布(A)とポリウレタン製メルトブロー不織布(B)との間に、非全面的な状態でドット状にホットメルト接着剤(C’)が塗布されていることを特徴とする積層シートが提供される。
また、本発明の第4の発明によれば、第1の発明において、基布(A)の不織布は、ポリアミド、ポリエステル、アクリル、レーヨン、綿、および羊毛からなる群から選ばれる少なくとも1種の繊維材料から、サーマルボンド法またはケミカルボンド法で形成されることを特徴とする積層シートが提供される。
さらに、本発明の第5の発明によれば、第1の発明において、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)は、構成する繊維の平均径が2〜10μmであることを特徴とする積層シートが提供される。
また、本発明の第6の発明によれば、第1〜5のいずれかの発明に係る積層シートを製造する方法であって、下記の(I)〜(III)の工程を含むことを特徴とする積層シートの製造方法が提供される。
(I):不織布、布帛またはニットから選ばれる基布(A)を準備し、そのまま使用するか、或いは、その片面上に、ドット加工法により、ホットメルト接着剤(C’)を非全面的な状態で積層する工程
(II):基布(A)の片面上に、或いは、そのホットメルト接着剤(C’)側に、カレンダーロールにて、または直接に、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)を積層する工程
(III):ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)に、ドット加工法により、ホットメルト接着剤(C)を非全面的な状態で塗布する工程
一方、本発明の第7の発明によれば、第1〜5のいずれかの発明に係る積層シートを芯地として用い、そのホットメルト接着剤(C)側に、表地生地と接着一体化してなる生地が提供される。
また、本発明の第8発明によれば、前記(I)〜(III)の工程に加え、下記の(IV)の工程を含むことを特徴とする第7の発明に係る生地の製造方法が提供される。
(IV):積層シートのホットメルト接着剤(C)側に、熱プレスにより、表地生地を接着一体化する工程
本発明の積層シートは、上述のような構成、すなわち、不織布、布帛またはニットから選ばれる基布(A)の片面に、特定のポリウレタン製メルトブロー不織布(B)およびホットメルト接着剤(C)を順次積層してなる積層シートであるので、この積層シートを機能性芯地として用いると、若干の通気性すなわち好適な防風性と、優れた透湿性と、羽毛抜け防止性(綿抜け防止性)とを有する生地を提供できる。尚、生地が若干の通気性を有するために、発汗蒸気を体外に逃がし、ムレにくいという利点もある。
また、この積層シートを機能性芯地として用いると、従来の接着芯地と同様の取り扱いが可能となり、接着プレス機があれば、縫製工場でも、表地生地或いは裏地生地との接着一体化が可能となる効果も、奏する。
本発明の積層シートの一態様を説明する図である。 本発明の積層シートの別の一態様を説明する図である。
本発明の積層シートは、不織布、布帛またはニットから選ばれる基布(A)の片面に、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)と、非全面的な状態でドット状に塗布されたホットメルト接着剤(C)とを順次積層してなる積層シートであって、防風性、透湿性および羽毛抜け防止性に優れるものである。以下、項目毎に詳細に説明する。
1.基布(A)
本発明の積層シートに用いられる基布(A)は、不織布、布帛またはニットから選ばれる一種が用いられる。
上記不織布としては、特に限定されないが、用途によってそれぞれ適した構造、材質、目付のものを使用すればよい。例えば、テキスタイルの芯地として使用する場合は、従来芯地として使用されていたもののいずれもが使用できる。
例えば、構造や製造方法としては、短繊維を一方向に揃えるようにするパラレルカード機、クロスカード機等を用い、熱融着によって不織布とするサーマルボンド法不織布、あるいは接着剤を使用するケミカルボンド法不織布あるいは水流によって繊維を交絡させたスパンレース法不織布やニードルパンチ不織布あるいは、スパンボンド不織布等がある。
また、不織布を構成する材料、材質としては、芯地としての機能を果たす材料であれば、特に限定されないが、ナイロン、ポリエステル、アクリル、レーヨン、綿、羊毛等が好ましく、これらの繊維を2種以上混合して用いても良い。
さらに、本発明で用いる不織布の目付としては、10〜100g/mが好適であり、より好ましくは10〜50g/mである。不織布の目付けが10g/m未満では、基布強度が弱く破れやすくなり、また、接着剤の染み出しが発生して、風合いが硬くなる恐れがあり、一方、100g/mを超えると、厚みが加工時につぶれてなくなり、硬くなる恐れがあり、また、製品が重くなってしまう。
また、上記布帛またはニットとしては、特に限定されないが、用途によってそれぞれ適した構造、材質のものを使用すればよい。例えば、テキスタイルの芯地として使用する場合は、従来芯地として使用されていたもののいずれもが使用できる。
例えば、布帛としては、具体的に、織物を意味し、また、その繊維素材としては、例えば、木綿、絹、麻、羊毛、テンセル(精製セルロース)などの天然繊維、ビスコース・レーヨン、銅アンモニアレーヨンなどの再生繊維、アセテート、トリアセテートなどの半合成繊維、ポリエステル、ポリアミド(ナイロン)、ポリプロピレン、アクリル、ビニロンなどの合成繊維、あるいはこれらの繊維の混紡などが挙げられる。当該布帛は、これらの繊維を一種用いたものであってもよく、二種以上を組み合わせて用いたものであってもよい。
また、ニットとしては、具体的に、編物を意味し、その繊維素材としては、上記布帛と同様のものを挙げることができる。
2.ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)
本発明の積層シートに用いられるポリウレタン製メルトブロー不織布(B)は、一般に、優れた伸縮性能と回復性能を有するポリウレタンを用いて、メルトブロー法により形成された不織布である。この熱可塑性のポリウレタンをメルトブロー法で溶融紡糸して、伸縮性の不織布となる。この不織布は、他の不織布に較べて、伸縮性並びに柔軟性に富み、また、十分な通気性も有するので、用いられる。
ポリウレタンは、ソフトセグメント部を形成する高分子量のポリオール化合物とハードセグメントを形成する低分子量ジオール化合物および有機ジイソシアネート化合物を重合反応させて製造される。
上記高分子量ポリオール化合物としては、重縮合、付加重合(例えば、開環重合)または重付加などによって得られる分子量500〜6000の高分子ジオール化合物であり、代表的なものとしては、ポリエステルジオール,ポリエーテルジオール、ポリカーボネートジオールまたはこれらの共縮合物(例えば、ポリエステルエーテルジオール)が挙げられる。これらは、単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。
また、ポリエステルジオールとしては、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、2−メチルプロパンジオールなどの炭素数2〜10のアルカンのジオール化合物またはこれらの混合物とグルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル酸等の炭素数4〜12の脂肪族もしくは芳香族ジカルボン酸またはこれらの混合物とから得られる飽和ポリエステルジオール、あるいはポリカプロラクトングリコール、ポリバレロラクトングリコール等のポリラクトンジオールが好ましく使用される。
さらに、ポリエーテルジオールとしては、ポリエチレンエーテルグリコール、ポリプロピレンエーテルグリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリヘキサメチレンエーテルグリコールなどのポリアルキレンエーテルジオールが好ましく使用される。
低分子量ジオール化合物としては、分子量が500以下のジオール化合物であり、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタングリコール、3−メチルペンタングリコール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−ビスヒドロキシエチルベンゼンなどの脂肪族または芳香族ジオールが挙げられる。これらは、単独で使用しても、2種以上組合せて使用してもよい。
有機ジイソシアネート化合物としては、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素化ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、2,6−ジイソシアネートメチルカプロエート、ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族または芳香族ジイソシアネート化合物が挙げられる。これらの有機ジイソシアネート化合物は、単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明においては、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)を不織布などの基布(A)の片面に積層することにより、このポリウレタン製メルトブロー不織布(B)の層でもって、好適な防風性(或いは通気性)と優れた透湿性と羽毛抜け防止性とを有する芯地を提供できるところに、最大の特徴がある。
このポリウレタン製メルトブロー不織布(B)は、構成する繊維の平均径が2〜10μm、好ましくは5〜10μmである。平均繊維径が2〜10μmにすることにより、防風性(或いは通気性)と透湿性と羽毛抜け防止性との3性能に優れたものとすることができる。
また、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)の積層量は、5g/m〜50g/mにすることが好ましい。より好ましくは10〜30g/mである。さらに好ましくは20〜30g/mである。ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)の積層量が5g/m未満では、防風性が小さく、一方、50g/mを超えると、通気性と透湿性が阻害され、風合いも硬くなってしまう。積層量をこの範囲内とすることにより、好適な防風性(或いは通気性)と優れた透湿性と羽毛抜け防止性とを有する積層シートや芯地を提供できる。
また、不織布などの基布(A)およびポリウレタン製メルトブロー不織布(B)を構成する繊維中には、耐熱剤、紫外線吸収剤、難燃剤等の添加剤が適宜存在しても良い。
3.ホットメルト接着剤(C,C’)
本発明の積層シートは、不織布などの基布(A)の片面に、上記のポリウレタン製メルトブロー不織布(B)およびホットメルト接着剤(C)を順次積層してなる積層シートであり、その好ましい態様として、(i)前記基布(A)とポリウレタン製メルトブロー不織布(B)間には、ホットメルト接着剤(C’)が積層されたものである。
(i)前記基布(A)とポリウレタン製メルトブロー不織布(B)間に、ホットメルト接着剤(C’)を使用することにより、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)と重ねた状態で、熱プレスするだけで、基布(A)とポリウレタン製メルトブロー不織布(B)とを、簡単に接着することができる。
また、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)には、ホットメルト接着剤(C)が積層され、この場合、上記と同様に熱プレスするだけで、本発明の積層シートと表地生地との接着一体化が可能となる。
ホットメルト接着剤(C,C’)は、不織布などの基布(A)或いはポリウレタン製メルトブロー不織布(B)上に、全面塗布する方法やドット状に塗布する方法等を用いることができる。これらの中では、接着剤を、全面でなく、非全面的な状態でドット状に塗布する方法が好ましく、ドット状に付着されたホットメルト接着剤により、不織布などの基布(A)とポリウレタン製メルトブロー不織布(B)とは、或いはポリウレタン製メルトブロー不織布(B)と表地生地とは、点接合で一体化される。この点接合により、表地動きの過度の高速化や接着剤の硬化、風合いの悪化や透湿性の低下を回避することができる。特に、接着剤が非全面的な状態で積層されていることにより、積層シート全体として、透湿性が低下することがないという効果を奏する。
接着剤をドット状に付着させる場合は、表地の風合いおよび伸張回復性を損なわぬよう、接着剤が適度の密度間隔でドット状に置かれ、かつ、不織布上のどの部分をとっても一様に配置されていることが好ましく、ドットの配置密度および一個のドットの大きさは、表地の風合いや伸張回復性などを損なわないように、不織布などの基布(A)とポリウレタン製メルトブロー不織布(B)、或いはポリウレタン製メルトブロー不織布(B)と表地生地とを接着一体化するように適宜選択される。
例えば、基布(A)の片面、或いはポリウレタン製メルトブロー不織布(B)においては、個々のドットの直径は、0.1〜3.0mmが好ましく、基布(A)面、或いはポリウレタン製メルトブロー不織布(B)面上のドットの密度は、50〜1,500個/inが好ましく、基布(A)面、或いはポリウレタン製メルトブロー不織布(B)面に対するドットの付着量は、2〜60g/mが好ましい。ドットの直径、密度、付着量がこの範囲未満であると、例えば、表地との良好な接着強度が保証されず、この範囲を超えると接着加熱加圧時に裏面にしみだし、外観風合いを損なう。
ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)に接着剤を付着させる場合も、上記と同様に、上記の範囲内で接着させる表地の材料に合わせた直径、密度、付着量にすることができる。
接着剤のドット状の塗布方法としては、特に限定されず、例えば、ディスパージョンドット塗布法、パウダードット塗布法、ダブルドットコーティング法等を用いることができる。また、ドット状の付着パターンとしては、特に限定されず、例えば、ランダム・パターン、格子状パターン(またはレギュラーパターン)などを挙げることができる。これらのパターンは、用途、表地の生地厚み、風合いなどに応じて使い分けることができる。
本発明においては、ホットメルト接着剤(C,C’)が用いられる。そのホットメルト接着剤としては、100〜150℃で溶融して、接着機能を発揮するものであれば、特に限定されず、その材質としては、例えば、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等であるが、特に好ましくは、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン系のホットメルト樹脂である。
4.積層シート、その製造方法及び用途
本発明の積層シートは、例えば、次の工程を含むことにより、作製することができる。
すなわち、
(I):不織布、布帛またはニットから選ばれる基布(A)を準備し、そのまま使用するか、或いは、その片面上に、ドット加工法により、ホットメルト接着剤(C’)を非全面的な状態で積層する工程と、
(II):基布(A)の片面上に、或いは、そのホットメルト接着剤(C’)側に、熱エンボスロール等のカレンダーロールにて、または直接に、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)を積層する工程と、
(III):ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)に、ドット加工法により、ホットメルト接着剤(C)を非全面的な状態で塗布する工程と、
を含む。
上記のように、好ましい態様として、不織布などの基布(A)に、熱エンボスロール等のカレンダーロールにて、すなわち、例えば、ポリウレタン製メルトブロー不織布が溶融する温度にてエンボス加工による熱により貼り合わせして、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)を形成、積層し、また、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)の防風性、透湿性を損なわない温度範囲で熱プレスする。
こうして、先ず、基布(A)とポリウレタン製メルトブロー不織布(B)との積層シートを形成することができる。
次に、この積層シートのポリウレタン製メルトブロー不織布(B)側に、ホットメルト接着剤(C)を積層する。積層に際しては、例えば、ドット加工機により、ホットメルト接着剤(C)をドット状に塗布した後、溶融し固化させることにより、容易に行うことができる。
こうして作製された本発明の積層シートは、JIS L1099の塩化カルシウム法(A−1法)による透湿度が3000〜20000(g/m・24h)、及びJIS L1018による通気性が0〜20(cm/cm/s)の範囲となり、好適な防風性(或いは通気性)と優れた透湿性と羽毛抜け防止性を有する。
また、本発明の積層シートは、種々の基材に貼り合わせることにより、基材に好適な防風性(或いは通気性)と優れた透湿性と羽毛抜け防止性を付与することができる。例えば、本発明の積層シートは、生地や衣類の透湿性及び防風性芯地として、好適であり、また、帽子、手袋、靴、寝装具(布団、枕)などにも、広く使用できる。
さらに、本発明の積層シートを衣類又は生地の芯地として、使用する場合には、更に、次ぎの工程を含む。
(IV):積層シートのホットメルト接着剤(C)側に、熱プレス法により、表地生地を接着一体化する工程
上記のように、芯地としての本発明の積層シートと表地になる生地とを、積層シートのホットメルト接着剤が表地と接するように、重ね合わせ、これを熱プレスで圧着することにより、貼り合わせることができる。
また、必要であれば、積層シートの外側に、更に表地または裏地を縫製等により取り付けることで、積層シートを隠すことができる。
以下に本発明を実施例で説明するが、本発明は、実施例のみに限定されるものではない。なお、実施例、比較例で用いた試験方法は以下の通りである。
(1)積層シートの透湿度:JIS L1099「繊維製品の透湿度試験方法」の「4.1.1 塩化カルシウム法(A−1法)」に準拠し、透湿度(g/m・24h)を測定した。
(2)積層シートの通気性:JIS L1018「ニット生地試験方法」の「8.33 通気性」に準拠し、フラジール形試験機を用いて、試験片を通過する空気量(cm/cm・s)、すなわち通気性(cm/cm/s)を測定した。
(3)積層シートの羽毛抜け防止性:羽毛を3g充填し、10cm×12cmの大きさになるように試料(ミニ布団)を作製し、ICI形試験機に試料2個とスーパーボール4個を入れ60rpmで一時間回転操作する。
判定は、試料にセロハンテープを接着し、セロハンテープに付着した羽毛の量を判定見本として、視覚判定する。
[実施例1]
目付16g/mのサーマルボンドタイプ不織布(ナイロン/ポリエステル=70/30)(A)の片面に、予め作製した、ポリへキサメチレンアジペートジオールとMDIと1,4−ブタンジオールからなる熱可塑性ポリウレタンをメルトブロー紡糸して、目付30g/m、平均繊維径10μmのポリウレタン製メルトブロー不織布(B)を、125℃に加熱したエンボスカレンダーにて、複合一体化して、積層シートA’を作製した。
次に、積層シートA’のポリウレタン製メルトブロー不織布(B)側に、共重合ナイロンホットメルト樹脂を、ドット加工により、目付12g/m(ドットポイント450ランダム/in)で積層し、積層シートAを得た。
得られた積層シートAについて性能評価を行なった。その評価結果を表1に示す。
[実施例2]
目付18g/mのサーマルボンドタイプ不織布(ナイロン/ポリエステル=60/40)(A)の片面に、実施例1と同様のポリウレタン製メルトブロー不織布(B)を、125℃に加熱したエンボスカレンダーにて、複合一体化して、積層シートB’を作製した。尚、サーマルボンドタイプ不織布(A)には、シリコン捲縮繊維を使用し、タテヨコにストレッチ性を有し、よりソフトに仕上げたものを使用した。
次に、積層シートB’のポリウレタン製メルトブロー不織布(B)側に、共重合ナイロンホットメルト樹脂を、ドット加工により、目付12g/m(ドットポイント450ランダム/in)で積層し、積層シートBを得た。
得られた積層シートBについて性能評価を行なった。その評価結果を表1に示す。
[実施例3]
目付44g/mのケミカルボンドタイプ不織布(ポリエステル=100)(A)の片面に、実施例1と同様のポリウレタン製メルトブロー不織布(B)を、125℃に加熱したエンボスカレンダーにて、複合一体化して、積層シートC’を作製した。尚、ケミカルボンドタイプ不織布には、クロスウェブで潜在捲縮綿を使用しているため、タテヨコにストレッチ性を持たせている。
次に、積層シートC’のポリウレタン製メルトブロー不織布(B)側に、共重合ナイロンホットメルト樹脂を、ドット加工により、目付12g/m(ドットポイント450ランダム/in)で積層し、積層シートCを得た。
得られた積層シートCについて性能評価を行なった。その評価結果を表1に示す。
[実施例4]
綿100%の天竺(A)(目付175g/m)と予め作製した、ポリへキサメチレンアジペートジオールとMDIと1,4−ブタンジオールからなる熱可塑性ポリウレタンをメルトブロー紡糸して、目付30g/m、平均繊維径10μmのポリウレタン製メルトブロー不織布(B)を、接着剤として湿気硬化ウレタンホットメルトを使用して貼りあわせ、複合一体化して、積層シートF’を作製した。
次に、積層シートA’のポリウレタン製メルトブロー不織布(B)側に、共重合ナイロンホットメルト樹脂を、ドット加工により、目付12g/m(ドットポイント450ランダム/in)で積層し、積層シートDを得た。
得られた積層シートDについて性能評価を行なった。その評価結果を表1に示す。
[実施例5]
綿100%の鹿の子(A)(目付215g/m)と予め作製した、ポリへキサメチレンアジペートジオールとMDIと1,4−ブタンジオールからなる熱可塑性ポリウレタンをメルトブロー紡糸して、目付30g/m、平均繊維径10μmのポリウレタン製メルトブロー不織布(B)を、接着剤として湿気硬化ウレタンホットメルトを使用して貼りあわせ、複合一体化して、積層シートG’を作製した。
次に、積層シートG’のポリウレタン製メルトブロー不織布(B)側に、共重合ナイロンホットメルト樹脂を、ドット加工により、目付12g/m(ドットポイント450ランダム/in)で積層し、積層シートEを得た。
得られた積層シートEについて性能評価を行なった。その評価結果を表1に示す。
[比較例1]
サーマルボンドタイプ不織布(ナイロン/ポリエステル=60/40)目付16g/mの片面に、共重合ポリエステルホットメルト樹脂をドット加工により、当たり7.5g/m(ドットポイント330ランダム/in)積層したものと、透湿性フィルムであるデュポン社製ポリエステル系フィルム(厚さ12μm、透湿度6,200g/m・24h)を押し出しラミネートにて、接着貼り合わせをした。
次に、この2層シートの透湿性フィルム側に、ドット加工により、上記と同じ共重合ポリエステルホットメルト樹脂を、当たり11g/m(ドットポイント117ランダム/in)を積層し、積層シートFを得た。
得られた積層シートFについて性能評価を行なった。その評価結果を表1に示す。
[比較例2]
アルミニウム微細粉10重量%を含有した透湿性ウレタンフィルムを、コンマコーターを使用して、厚み20μmとなるよう離型紙上に作成した。
この離型紙上のフィルムに、グラビアコーティング機を使用して、接着剤を、塗布面積が30%となるようにドット状に塗布した後、ナイロントリコット生地をニップ方式により重ね合わせた後、フィルムを離型紙から不織布の方へ転写させて、ニット生地とフィルムの2層構造品を得た。
得られた2層構造品のウレタンフィルム側に、グラビアコーティング機を使用して、さらにポリエステルホットメルト樹脂を、当たり20g/m(ドットポイント20×20千鳥/in)となるように、ドット状に塗布し、熱接着性を有する3層構造からなる防風透湿接着生地、積層シートGを得た。
得られた積層シートGについて性能評価を行なった。その評価結果を表1に示す。
[生地の評価]
次に、実施例1〜5及び比較例1、2で得られた積層シートA、B、C、D、E、F、Gを芯地として用い、そのホットメルト接着剤側に、表地(綿100%天竺、ソアロン、ウールギャバ、T/Cブロード)と、表地接着条件:熱プレス機(JR600)130℃×6.9N/cm×10secで、接着一体化し、得られた生地について、初期、洗濯(条件:洗い10分、すすぎ3分×2回、脱水1分)5回後、パークレンの商業ドライ3回後、及び石油系の商業ドライ3回後における剥離強力(cN/2.5cm巾)を測定し、接着性評価した。また、通気度と透湿度についても、評価をした。さらに、生地の風合い、音、重さも、良い(○)、普通(△)、悪い(×)との3段階で、官能評価した。その評価結果を、積層シート単体の物性評価と共に、表1に示す。
また、実施例3で得られた積層シートを羽毛抜け防止として用い、そのホットメルト接着剤側に、表地(天竺、ウールギャバ)と表地接着条件:熱プレス機(JR600)130℃×6.9N/cm×10secで接着一体化し、羽毛抜け評価を行った。
その評価結果も、表1に示す。
Figure 2009262547
表1から明らかなように、接着性評価は、比較例1、2のフィルム接着品に比べ、実施例1〜5のいずれとも、初期、洗濯後、ドライ後いずれも良好である。
また、実施例1〜5の積層シートは、表生地と接着後は通気度もほとんどが10cc以下であり、防風性があるといえ、透湿度に関しては、7000g/m・24h以上と良好な値である。
官能評価の音について、比較例1、2は、フィルム特有の音がするが、実施例1〜5は、音がしない。また、風合いについては、実施例2のタイプがよりソフトである。
さらに、羽毛抜けテストより、実施例3の積層シートは、使用範囲内である。
その結果、本発明の積層シートは、好適な防風性(或いは通気性)と優れた透湿性、羽毛抜け防止性とを有することが明らかであり、機能性芯地として、好適に用いることができる。
本発明の積層シートは、好適な防風性(或いは通気性)と優れた透湿性、羽毛抜け防止性とを有するので、透湿性を必要とする生地や衣類が好適であり、また、種々の用途にも、広く適用できる。
1 基布(A)
2 ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)
3 ホットメルト接着剤(C)
4 ホットメルト接着剤(C’)
特開2000−70098号公報 特開2006−21030号公報 特開2006−89865号公報 特開2005−68571号公報

Claims (8)

  1. 不織布、布帛またはニットから選ばれる基布(A)の片面に、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)と、非全面的な状態でドット状に塗布されたホットメルト接着剤(C)とを順次積層してなる積層シート。
  2. 防風・透湿芯地及び/又は羽毛抜け・綿抜け防止用基材として用いられることを特徴とする請求項1に記載の積層シート。
  3. 基布(A)とポリウレタン製メルトブロー不織布(B)との間に、非全面的な状態でドット状にホットメルト接着剤(C’)が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の積層シート。
  4. 基布(A)の不織布は、ポリアミド、ポリエステル、アクリル、レーヨン、綿および羊毛からなる群から選ばれる少なくとも1種の繊維材料から、サーマルボンド法またはケミカルボンド法で形成されることを特徴とする請求項1に記載の積層シート。
  5. ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)は、構成する繊維の平均径が2〜10μmであることを特徴とする請求項1に記載の積層シート。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の積層シートを製造する方法であって、下記の(I)〜(III)の工程を含むことを特徴とする積層シートの製造方法。
    (I):不織布、布帛またはニットから選ばれる基布(A)を準備し、そのまま使用するか、或いは、その片面上に、ドット加工法により、ホットメルト接着剤(C’)を非全面的な状態で積層する工程
    (II):基布(A)の片面上に、或いは、そのホットメルト接着剤(C’)側に、カレンダーロールにて、または直接に、ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)を積層する工程
    (III):ポリウレタン製メルトブロー不織布(B)に、ドット加工法により、ホットメルト接着剤(C)を非全面的な状態で塗布する工程
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の積層シートを芯地として用い、そのホットメルト接着剤(C)側に、表地生地と接着一体化してなる生地。
  8. 前記(I)〜(III)の工程に加え、下記の(IV)の工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の生地の製造方法。
    (IV):積層シートのホットメルト接着剤(C)側に、熱プレスにより、表地生地を接着一体化する工程
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