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JP2006006669A - 絆創膏および救急絆創膏 - Google Patents

絆創膏および救急絆創膏 Download PDF

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JP2006006669A
JP2006006669A JP2004189021A JP2004189021A JP2006006669A JP 2006006669 A JP2006006669 A JP 2006006669A JP 2004189021 A JP2004189021 A JP 2004189021A JP 2004189021 A JP2004189021 A JP 2004189021A JP 2006006669 A JP2006006669 A JP 2006006669A
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Kenichi Nunogaki
賢一 布垣
Kyoji Oka
京磁 岡
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PIAC Co Ltd
Fujimori Sangyo Co Ltd
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PIAC Co Ltd
Fujimori Sangyo Co Ltd
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Abstract

【課題】この発明は、絆創膏の基材に金属層を一体に形成することで、絆創膏の剥落による混入を金属探知機により容易に調べることができるようにした絆創膏に関する。
【解決手段】基材となる柔軟性および伸縮性を有するテープの表面に、該テープの伸縮性を損なわない程度に金属層を一体に表面処理して、金属探知器で検出可能とした。この絆創膏を用い、所定の形状に切断し、その粘着剤層上にパッドを接着して救急絆創膏としてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属探知器で検知することができる絆創膏および救急絆創膏の改良に関するものである。
創傷面などを保護するため、人体の皮膚に絆創膏を接着させているが、絆創膏では粘着シートの粘着剤によっているため皮膚から剥がれ落ちる場合もある。
一方、製造メーカの現場では、製造時における異物混入の監視が厳しくなり、特に食品を初めとする一般消費者を対象とする商品では管理が強化されている。
このため、製造現場では、服装にも注意を払っており、混入が発生しても原因追跡がしやすいように工夫が図られている。
そこで、この種の絆創膏においても、ベースフィルムに色を着け、製品ヘの混入が発見されても、どの工程で使っていたものか追求できるよう改良が進められている。
これにより混入がある製品の出荷の軽減には有効であるが、目視で発見できない箇所に入り込んだものは取り除くことができなかった。
そこで、例えば実公平3−13304号では、基材に金属を加工し金属探知機により、混入を判明させる方法が開示されている。
即ち、上記構成では、粘着シートの粘着剤層の中央部にパッドを貼着すると共に、該パッドを剥離紙により被覆してなる救急絆創膏において、前記粘着シートの基材を形成している支持体に、該支持体の構成要素の一部として金属材、即ち、金属粉体を混入し、または金属細糸を使っており、金属探知機で反応させ異物混入の防止を図っている。
しかし、上記構成では、金属探知機が反応する量の金属粉体等を基材に加工した場合、基材の有する伸縮性能や風合が損なわれるため絆創膏として実用的ではない、という問題点がある。
また、金属粉体や金属細糸の脱落の可能性があり、微細であるため一般的な金属探知機の測定限界を超えてしまうため、監視ができなくなるという欠点もあった。
実公平3−13304号公報
この発明が解決しようとする課題は、絆創膏の基材に金属層を表面処理で一体して形成することで、絆創膏の混入を金属探知機により容易に調べることができるようにした絆創膏を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の絆創膏の発明では、
基材となる柔軟性および伸縮性を有するテープの表面に、該テープの伸縮性を損なわない程度に金属層を一体に表面処理して、金属探知器で検出可能としたことを特徴とする。
請求項2の発明では、
前記金属層が、テープ上に金属粉を付着してなり、金属粉同士が前記テープの伸縮性を損なわない程度に分離付着されていることを特徴とする。
更に、請求項3の救急絆創膏の発明では、
前記請求項1または請求項2に記載した絆創膏を所定の形状とし、その粘着剤層上にパッドを接着してなることを特徴とする。
この発明は、絆創膏の持つ性能及び基材の持つ性能を損なうことなく、絆創膏が人体の皮膚から剥がれ落ちて原料や半製品などに混入することがあっても、金属探知機を使って容易に発見することができ、また金属層を表面処理により基材に一体に形成するので金属粉体等が混入することもない、という利点がある。
また、基材に形成した金属層を粘着剤層やコーティング層で覆う構成とすれば、金属層が表面に表れることはなく皮膚に接触しない。
この発明では、基材となる柔軟性および伸縮性を有するテープ上に、該テープの伸縮性を損なわない程度に表面処理加工で一体に金属層を形成することで、絆創膏としての使い勝手の向上を実現した。
また、この金属層の上を粘着剤層やコーティング層で覆えば、より確実に金属層の成分の剥がれ落ちを防ぐことができる。
以下にこの発明の絆創膏の好適実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1(a)は実施例1の絆創膏の断面図、(b)はロール状の絆創膏を示す斜視図である。
絆創膏1は、テープ本体1Aからなっており、基材2の一方の面(外面)に金属層3を表面処理により一体に形成している。
ここで、基材2は、布、不織布、プラスチックフィルムなどのシートからなっており、柔軟性と伸縮性とを有している。
本実施例では、基材2としてウレタンシートを用いているが、その他、高密度ウレタン不織布素材、発泡ウレタンシート、熱可塑性ポリウレタンフィルムその他の絆創膏の基材に適した素材であればよい。
次ぎに、金属層3は、本実施例では基材2上にアルミニウムを均一に付着させて皮膜を形成している。
このテープ本体1Aに金属層3を形成する方法の一例を挙げると次の通りである。
(1)真空蒸着
(2)スパッタリング
(3)テープ本体の表面に接着層を形成しておき、該接着層に金属を吹き付けて付着させる方法。
(4)金属粉を塗料中に混入させ、前記塗料をテープ上に塗布する方法。
金属層3として蒸着させる金属の種類は、特に上記実施例に限定されるものではなく、金属探知器で検知可能な金属であればよい。
そして、金属層3は、基材2の伸縮性を損なわない程度に基材2に一体に表面処理される。
即ち、金属層3は、基材2の可撓性や伸縮性を損なわない程度に金属粉同士を分離付着し、あるいは金属層の皮膜の厚さを所定の厚みに設定して、基材2の一方の面に形成される。
これらは基材2の素材や厚みなどの状態と、付着する金属の種類、表面処理の方法に応じて、適宜実験的に最適値を決めることができる。
次ぎに、前記金属層3の他方の表面(内面)には、粘着剤を塗布した粘着剤層4を設けている。
従って、粘着剤層4が、皮膚側に接着されるので、金属層3が直接に皮膚に接触することはない。
このように構成した絆創膏1は、従来の絆創膏に比べて基材2の有する伸縮性能や風合が損なわれることがない。
なお、基材2と金属層3および、金属層3と粘着剤層4との間には、必要に応じて相互の接着性を強固にするため接着層を介設してもよい。
また、このように構成される粘着シート1には、小孔を穿って通気性を良くする(図3参照)など公知の構成を適宜組合せてもよいこと勿論である。
上記構成では金属層3が、そのまま外面に表れるので、図2に示す絆創膏1では、テープ本体1Aが、基材2の一方の面に金属層3が形成され、該金属層3の表面を被覆するようにコーティング層8が設けられている。
基材2の他方の面には粘着剤層4が形成されている点は前記実施例1と同様である。
この実施例では、金属層3はコーティング層8によってカバーされるので、金属層3の一部が剥がれ落ちる虞れがない。
その他の構成は前記実施例に準じるのでその説明を省略する。
次ぎに、図3に示す絆創膏1では、テープ本体1Aが、基材2の一方の面に金属層3が形成され、該金属層3の上に粘着剤層4が形成される構成となっている。
この場合は、金属層3が粘着剤層4で覆われる。
その他の構成は前記実施例に準じるのでその説明を省略する。
また、図4に示す絆創膏1では、金属層と粘着剤層とを一体にした構成となっている。
即ち、粘着剤に金属の微粉末を吹き付け、あるいは混入させて基材2の一方の面に金属層兼粘着剤層3’が形成される。
その他の構成は前記実施例に準じるのでその説明を省略する。
これによって、前記実施例と同様に剥がれた絆創膏1を金属探知器で検出することができる。
上記各実施例の絆創膏1は、所定の長さに切断しガーゼ等からなるパッドを付けた救急絆創膏10として使用してもよい。
図5および図6に示す救急絆創膏10は、テープ本体1Aに実施例1の絆創膏1を用いた場合について説明する。
即ち、テープ本体1Aは、粘着剤層4、基材2、金属層3の3層構造からなっている。
上記テープ本体1Aの粘着剤層4の表面(図示例では上面)の略中央にはガーゼ等からなるパッド5が固着されている。
そして、前記パッド5を覆い、該パッド5によって左右に分かれた粘着剤層4のそれぞれに仮接着される左右一対の剥離紙6、7が設けられており、該一対の剥離紙6、7の内端部を互いに重合わせてパッド5を被覆している(図6参照)。
また、このように構成されるテープ本体1Aには、小孔を穿って通気性を良くする(図7参照)など公知の構成を適宜組合せてもよいこと勿論である。
この救急絆創膏10は、剥離紙6、7を剥離してそのパッド5を人体の創傷面等に当ててテープ本体1Aを貼着することにより使用に供される。
本実施例では、テープ本体1Aとして実施例1の絆創膏を用いた場合を例示したが、その他の実施例の絆創膏を用いてもよい。
このような絆創膏1や救急絆創膏10が、食品や医療品等の製造工程中に、作業者の手指等から不測に剥がれ落ちて原料や中間製品などに混入しても、金属探知器によつて簡単且つ確実に検出することができる。
なお、この発明は、上記実施例に限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲で種々設計しうること勿論である。
(a)は実施例1の絆創膏を示す要部断面図、(b)はロール状の絆創膏を示す斜視図である。 実施例2の絆創膏を示す要部断面図である。 実施例3の絆創膏を示す要部断面図である。 実施例4の絆創膏を示す要部断面図である。 実施例5の救急絆創膏を示す要部断面図である。 (a)は実施例5の救急絆創膏の斜視図、(b)はテープに小孔を設けた絆創膏の斜視図である。
符号の説明
1 絆創膏
1A テープ本体
2 基材
3 金属蒸着層
4 粘着剤層
5 パッド
6、7 剥離紙
10 救急絆創膏

Claims (3)

  1. 基材となる柔軟性および伸縮性を有するテープの表面に、該テープの伸縮性を損なわない程度に金属層を一体に表面処理して、金属探知器で検出可能としたことを特徴とする絆創膏。
  2. 金属層が、テープ上に金属粉を付着してなり、金属粉同士が前記テープの伸縮性を損なわない程度に分離付着されていることを特徴とする請求項1に記載の絆創膏。
  3. 請求項1または請求項2に記載した絆創膏を所定の形状とし、その粘着剤層上にパッドを接着してなることを特徴とする救急絆創膏。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207346A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Minoru Mitani 複合シート
JP2011054021A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Yamatake Corp 食品工場用セキュリティカード
JP2020103865A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 アラム株式会社 粘着テープ

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