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JP2005198062A - 折り畳み式携帯電話装置 - Google Patents

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JP2005198062A
JP2005198062A JP2004002734A JP2004002734A JP2005198062A JP 2005198062 A JP2005198062 A JP 2005198062A JP 2004002734 A JP2004002734 A JP 2004002734A JP 2004002734 A JP2004002734 A JP 2004002734A JP 2005198062 A JP2005198062 A JP 2005198062A
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Abstract

【課題】折り畳み式携帯電話装置において、上筐体の長手方向の開閉機能と短手方向の開閉機能と、上筐体の表裏を反転した状態で折り畳む機能の三つの機能を備えた折り畳み式携帯電話装置を提供する。
【解決手段】ヒンジユニットを第一のヒンジユニットと第二のヒンジユニットに分けて構成し、第一のヒンジユニットには、第一のヒンジユニット自体を下筐体に対して回転自在に支持する第一の回転軸と、第一のヒンジユニットに対して第二のヒンジユニットを回転自在に支持する第二の回転軸とを互いに直交して設け、第二のヒンジユニットには、第二のヒンジユニットに対して上筐体を回転自在に支持する第三の回転軸を第二の回転軸と互いに直交して設け、第一の回転軸、第二の回転軸、第三の回転軸の3つの回転軸方向の回転を組み合わせることにより、上筐体を下筐体に対して複数の開閉方向に開閉できるよう構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は第一の筐体である下筐体に対して第二の筐体である上筐体を開閉可能にした折り畳み式携帯電話装置に関する。
従来の折り畳み式携帯電話装置の多くは、下筐体と上筐体を1軸方向に開閉可能なヒンジで結合した構成を採用している。この構成によれば、携行時には下筐体と上筐体をコンパクトに二つに折り畳んで持ち運び、通話時には上筐体を携帯電話装置の長手方向に開いて通話に適した長さにして使用することができる。
最近の折り畳み式携帯電話装置の中には、互いに直交する2軸を有するヒンジ部を用いることにより、受信待機時に筐体を折り畳んだ状態において画像表示部を確認できるようにしたものが一部、実用化されている(例えば、特許文献1)。そして、携帯電話装置の使い方として、メール、インターネット、ゲーム等、通話しない機能については、上筐体を携帯電話装置の短手方向に開くことが便利であるとして、互いに直交する2軸を有するヒンジ部の一つの軸を筐体の端部に配置して、上筐体を携帯電話装置の長手方向と短手方向のどちらにも開くことが出来るようにした構成が提案されている(例えば、特許文献2)。
しかし、これら従来の構成では、上筐体の表裏を反転して下筐体に重ねることと、上筐体を携帯電話装置の長手方向と短手方向のどちらにも開くという構成を同時に実現することはできなかった。そのため、互いに直交する2軸を有するヒンジ部を用いた折り畳み式携帯電話装置としては、長手方向の開閉機能と上筐体の表裏反転機能の組み合わせを採るか、長手方向の開閉機能と短手方向の開閉機能の組み合わせを採るか、いずれか一方を選択するしかないという状況にあった。
特開2002−118633号公報(第4頁、第4図) 特開2003−110673号公報(第2頁、第6図)
本発明は、上筐体の長手方向の開閉機能と、表裏反転機能と、短手方向の開閉機能の三つの機能を兼ね備えた折り畳み式携帯電話装置を提供することを第一の目的としている。
また、本発明は上筐体の長手方向の開閉機能と表裏反転機能と短手方向の開閉機能の三つの機能を同時に実現したにとどまらず、上筐体の画像表示部の向きを縦長の画面、いわゆるポートレート(肖像)の画面の向きと、それから90度回転させた横長の画面、いわゆるランドスケープ(風景)の画面の向きを切り替える、上筐体の画像表示部の向きの縦横の切り替え機能を加えた四つの機能を備えた折り畳み式携帯電話装置を提供することを第二の目的としている。
また、上筐体を携帯電話装置の短手方向に開いたときに、下筐体を上筐体の後側で支える支持台として用い、支持台である下筐体に対して上筐体を所定の角度だけ傾斜した形で保持して、時計機能付き携帯電話装置を置き時計として使用し、あるいはテレビチューナー付き携帯電話装置をテレビ受信機として使用することができるようにした折り畳み式携帯電話装置を提供することを第三の目的としている。
また、上筐体を携帯電話装置の短手方向に開いたときに、下筐体の上表面のキー操作部
により携帯電話装置の短手方向からも、長手方向からも容易にキー入力操作できるようにした折り畳み式携帯電話装置を提供することを第四の目的としている。
そして、携帯電話装置の上筐体を短手方向に開くときに、同じ開き方であったとしても、携帯電話装置を手に持った状態で開くときと、手に持たずに開くときとで画像表示部の表示の向きを切り替えることができるようにした折り畳み式携帯電話装置を提供することを第五の目的としている。
本発明は、第一の筐体である下筐体に対して第二の筐体である上筐体をヒンジユニットにより折り畳み可能に支持する折り畳み式携帯電話装置において、ヒンジユニットに互いに直交する3つの回転軸を設け、3つの回転軸方向の回転を組み合わせることにより、第二の筐体を複数の開閉方向に開閉できるようにした構成を採る。
また本発明は、第一の筐体である下筐体に対して第二の筐体である上筐体をヒンジユニットにより折り畳み可能に支持する折り畳み式携帯電話装置において、ヒンジユニットを第一のヒンジユニットと第二のヒンジユニットに分けて構成し、第一のヒンジユニットには第一のヒンジユニット自体を第一の筐体に対して回転自在に支持する第一の回転軸と、第一のヒンジユニットに対して第二のヒンジユニットを回転自在に支持する第二の回転軸とを互いに直交して設け、第二のヒンジユニットには、第二のヒンジユニットに対して第二の筐体を回転自在に支持する第三の回転軸を第二の回転軸と互いに直交して設け、第一の回転軸、第二の回転軸、第三の回転軸の3つの回転軸方向の回転を組み合わせることにより、第二の筐体を第一の筐体に対して複数の開閉方向に開閉できるようにした構成を採る。
また本発明は、ヒンジユニットの内部を空洞として、制御信号用接続部材を通す構成を採る。
また本発明は、ヒンジユニットの3つの回転軸の回転角度の組み合わせに応じて、表示手段における表示の向きを変更する制御を行う構成を採る。
また本発明は、第一の筐体である下筐体に対して第二の筐体である上筐体を短手方向に開閉自在にした折り畳み式携帯電話装置において、キートップの表示の向きを短手方向の開閉軸に対して傾斜して表示する構成を採る。
また本発明は、第一の筐体である下筐体に対して画像表示部を有する第二の筐体である上筐体を開閉自在にした折り畳み式携帯電話装置において、第一の筐体あるいは第二の筐体の表面に表示切替キーを設け、表示切替キーに人体の一部が接触した状態で第二の筐体を開いたときと、表示切替キーに人体の一部が接触していない状態で第二の筐体を開いたときとで、第二の筐体の画像表示部に表示する画像の向きを切り替える構成を採る。
本発明によれば、下筐体に対して上筐体を開閉可能にした折り畳み式携帯電話装置において、主として通話のために上筐体を携帯電話装置の長手方向に開くという使い方と、着信した電子メールの文章を見るために上筐体を手帳のように短手方向に開くという使い方と、上筐体の表裏を反転して下筐体に重ねて画像表示部を折り畳んだ状態で確認するという使い方のための三つの開き方ができるという効果がある。
また、上記の三つの開き方に加えて、上筐体を下筐体に対して縦に起立させて、上筐体の画像表示部の向きを縦長のいわゆるポートレートの画面とし、あるいは上筐体を下筐体
に対して横に倒して横長のいわゆるランドスケープの画面に任意に切り替えることもできる。
そして、本発明は、上筐体を携帯電話装置の短手方向に開いたときの一態様として、下筐体を上筐体の画像表示部の裏側を支える支持台として用いることができるので、時計機能付き携帯電話装置を置き時計として使用し、あるいはテレビチューナー付き携帯電話装置をテレビ受信機として使うことができるという効果がある。
また本発明は、上筐体を携帯電話装置の短手方向に開いたときに、下筐体の上表面のキー操作部のキートップの文字や記号の表示が携帯電話装置の短手方向からも、長手方向からも読める方向に表示されているので、携帯電話装置の短手方向と長手方向のどちらからも容易にキー入力できるという効果がある。
また本発明は、携帯電話装置の上筐体を短手方向に開くときに、同じ開き方であったとしても、携帯電話装置を手に持った状態で開くときと、手に持たずに開くときとで画像表示部の表示の向きを切り替えることができるという効果がある。
本発明は、第一の筐体である下筐体に対して第二の筐体である上筐体をヒンジユニットにより折り畳み可能に支持する折り畳み式携帯電話装置において、ヒンジユニットに互いに直交する3つの回転軸を設け、3つの回転軸方向の回転を組み合わせることにより、第二の筐体を複数の開閉方向に開閉できるようにした構成を最良の形態とする。
上記形態による本発明の折り畳み式携帯電話装置では、第二の筐体である上筐体を第一の筐体である下筐体に対して長手方向に開閉することも、上筐体の表裏を反転して折り畳むことも、上筐体を短手方向に開閉することも可能である。
また、本発明は、ヒンジユニットを第一のヒンジユニットと第二のヒンジユニットに分けて構成し、第一のヒンジユニットには、第一のヒンジユニット自体を第一の筐体に対して回転自在に支持する第一の回転軸と、第一のヒンジユニットに対して第二のヒンジユニットを回転自在に支持する第二の回転軸とを互いに直交して設け、第二のヒンジユニットには、第二のヒンジユニットに対して第二の筐体を回転自在に支持する第三の回転軸を第二の回転軸と互いに直交して設け、第一の回転軸、第二の回転軸、第三の回転軸の3つの回転軸方向の回転を組み合わせることにより、第二の筐体を第一の筐体に対して複数の開閉方向に開閉できる形態を採る。
上記形態による本発明の折り畳み式携帯電話装置では、上筐体を長手方向に開閉し、表裏を反転し、あるいは短手方向に開閉するにとどまらず、上筐体の画像表示部の向きを縦長の画面いわゆるポートレートの画面の向きと、横長の画面、いわゆるランドスケープの画面の向きを任意に変更することができる。
また本発明は、ヒンジユニットの内部を空洞として、制御信号用接続部材を通す形態を採る。
上記形態により、上筐体を任意の回転角度に配置を変更したとしても携帯電話装置としての所定の動作制御を行うことができるようにしている。
そして、本発明は、ヒンジユニットの3つの回転軸の回転角度の組み合わせに応じて、表示手段における表示の向きを変更する制御を行っている。
上記形態により、上筐体の回転角度を変えた後に、キー操作部によりいちいち表示の向きを変更しなくてすむという効果が得られる。
また、本発明は、下筐体に対して上筐体を短手方向に開いたとき、キートップの表示の向きを、短手方向の開閉軸に対して傾斜して表示するようにしている。
上記形態により、下筐体に対して上筐体を短手方向に開閉したときに、本発明の携帯電話装置を長手方向に持って電子手帳にようにキー入力したり、本発明の携帯電話装置を机の上にノートパソコンのように置いてキー入力したりすることができる。
そして本発明は、第一の筐体である下筐体に対して画像表示部を有する第二の筐体である上筐体を開閉自在にした折り畳み式携帯電話装置において、第一の筐体あるいは第二の筐体の表面に表示切替キーを設け、表示切替キーに人体の一部が接触した状態で第二の筐体を開いたときと、表示切替キーに人体の一部が接触していない状態で第二の筐体を開いたときとで、第二の筐体の画像表示部に表示する画像の向きを切り替えるようにしている。
上記形態により、同じ開き方であも、携帯電話装置を手に持った状態で開くときと、手に持たずに開くときとで画像表示部の表示の向きを切り替えることができる。
以下図面を用いて、本発明の折り畳み式携帯電話装置について説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の第一の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置100の外観図を示す。折り畳み式携帯電話装置100は、第一の筐体である下筐体1、ヒンジユニット2、第二の筐体である上筐体3の三つの主要部分からなり、ヒンジユニット2によって下筐体1と上筐体3が連結され互いに開閉あるいは回転自在に構成されている。
ヒンジユニット2は、二つの部分、すなわち第一のヒンジユニット21と、第二のヒンジユニット22に分かれている。第一のヒンジユニット21の下面には、第一の回転軸4が有り、第一のヒンジユニット21を下筐体1に対して図1のA矢印の方向、図面で見て水平方向に回転可能に支持している。そして、第一のヒンジユニット21には第一の回転軸4と直交する第二の回転軸5を設けており、第二の回転軸5には第二のヒンジユニット22を第一のユニット21に対してB矢印のように回転可能に支持している。そして、第二のヒンジユニット22には第二の回転軸5と直交する第三の回転軸6を設けている。第三の回転軸6は、上筐体3をC矢印のように回転可能に支持している。なお、下筐体1の側面には、上筐体3を閉じた状態でも操作することができるスイッチを設けている。図1の状態では、下筐体1に設けてあるテンキー等のキー操作部も、上筐体に設けてある画像表示部も下筐体1と上筐体3の内側にあるので、このまま携行することができる。
図2に、本発明の折り畳み式携帯電話装置100の上筐体3を短手方向に開いたときの外観図を示す。図2では、図1の状態と比べて上筐体3だけが第三の回転軸6に対して反時計方向(C1矢印の向き)に回転して、上筐体3の画像表示部12に画像が表示され、下筐体1の上表面のテンキー73によりキー入力出来る姿になっている。
本発明の携帯電話装置100では、特にテンキー73の表面のキートップの文字、数字について、文字や数字の頭部が短手方向の開閉軸である第三の回転軸6に対して傾斜するように、図2でいうと上筐体3に近づく向きに傾けて印刷してある。そのため、使用者は、携帯電話装置100を手帳のように長手方向に持って上筐体3を開き、表示された文字、数字を容易にキー入力することができる。また、携帯電話装置100を机の上に置いて
、ノートパソコンのように上筐体3の画像表示部12に向かってキー入力することができる。
図2で、本発明の携帯電話装置100の下筐体1の上表面には、テンキー73の他に、多方向キー77、マイクロフォン10、通話開始キー75、終話キー76が設けてある。また、下筐体1の右側面には、下筐体1に内蔵したカメラを動作するためシャッターボタン71と表示切替キー72を設けている。
そして、本発明の携帯電話装置100携帯電話装置にはゲーム機能を付加しており、ノートパソコンのように上筐体3の画像表示部12に向かって多方向キー77を十字キーとして使い、通話開始キー75をAボタンとして、終話キー76をBボタンとして使うことによりゲーム機として使うこともできる。なお、図2では、上筐体3を左上方に開く構成を示したが、第二のヒンジユニット22を第一のヒンジユニットの反対側に配置して、上筐体3を右上方に開く構成にしてもよい。
図3に、本発明の携帯電話装置100について、図2のX−X断面図を示す。下筐体1には、携帯電話装置全体を制御する全体制御手段、無線通信用の回路手段等を実装した第一のプリント基板13を収納している。下筐体1の上部には穴をあけ、第一の回転軸4を回転自在に支持している。第一の回転軸4はフランジ付きの円筒形をしており、下筐体1内にフランジ4aがあり、フランジ4aの表面に回転角度検出用の複数個の磁石30を取り付けている。なお、第一のプリント基板13にはホール素子を用いた第一の回転検出手段31を実装して、磁石30が接近したことを検出して、第一のヒンジユニット21の回転角度を検出する。第一の回転軸4のフランジの反対側には摩擦係数の小さい材質のワッシャー80を通した後、第一のヒンジユニット21を圧入固定して、下筐体1上で第一のヒンジユニット21が水平回転するようにしている。
第一のヒンジユニット21の側面には、第二の回転軸5を設けている。第二の回転軸5の端面には回転角度検出用の磁石32を取り付けてあり、第一のヒンジユニット21内のホール素子を用いた第二の回転検出手段33で回転角度を検出する。第二の回転軸5の他端には、第二のヒンジユニット22を回転自在に設けている。そして、第二のヒンジユニット22には第二の回転軸5と直交する第三の回転軸6を設けている。図3には示していないが、第三の回転軸6の端面には回転角度検出用の磁石が貼り付けてあり、第二のヒンジユニットに設けた、図示しないホール素子を用いた第三の回転検出手段35により回転角度を検出するようにしてあることは、第一の回転軸4,第二の回転軸5の回転角度検出方法と同じである。第二のヒンジユニット22に設けた第三の回転軸6の他端には、上筐体3を回転自在に支持している。
第一の回転軸4、第二の回転軸5、第三の回転軸6は、それぞれ内部が空洞になっていて、制御信号用接続部材であるフレキシブル基板14を通している。フレキシブル基板14は、一端を下筐体1の第一のプリント基板13に接続し、ループを形成した上で第一の回転軸4を通り、再びループを形成した上で、第二の回転軸5を通り、第三の回転軸6を経て上筐体3の内部に入り、上筐体3内で再びループを形成した後、上筐体3の内部にある第二のプリント基板15に接続している。なお、フレキシブル基板14は、第一のヒンジユニット内の第二の回転検出手段33、第二のヒンジユニット内の第三の回転検出手段35に接続して、それぞれの回転検出手段で検出した回転角度情報が第一のプリント基板13にある全体制御手段に伝わるようにしてある。上筐体3では、第二のプリント基板15にコネクター16が設けてあり、コネクター16を介してカラー液晶表示装置からなる画像表示部12が第二のプリント基板15、ひいては下筐体1の第一のプリント基板13に接続している。
図4に、本発明の携帯電話装置100のブロック図を示す。図4では、下筐体1、ヒンジユニット2、そして上筐体3をそれぞれ破線1、破線2、破線3で示し、その中に収納されている各機能ブロックを示している。下筐体1には、携帯電話装置100の全体的な制御を行う全体制御手段36がある。全体制御手段36には、記憶手段23を接続していて、制御プログラムその他、電子電話帳用のデータ等、携帯電話装置100の制御に必要な情報を記憶している。そして、全体制御手段36には、下筐体1内にあって第一の回転軸4の回転角度を検出する第一の回転検出手段31、第一のヒンジユニット21内にあって第二の回転軸5の回転角度を検出する第二の回転検出手段33、第二のヒンジユニット22内にあって第三の回転軸6の回転角度を検出する第三の回転検出手段35をそれぞれ接続している。そして、テンキー73やシャツターボタン71、表示切替キー72等のキー操作部70を接続していて、携帯電話装置100の使用者がキー入力した入力情報を全体制御手段36に伝えるようにしている。また、下筐体1には、携帯電話装置100の使用者の音声を入力するマイクロフォン10と、音声信号をディジタル信号に変換する音声処理部24と、無線制御手段25、送信部26、受信部27、内蔵アンテナ28があり、全体制御手段36の制御の下、マイクロフォン10からの音声信号を、音声処理部24、無線制御手段25により、送信部26から内蔵アンテナ28を経て、図示しない携帯電話通信網に接続した他の携帯電話装置に向けて送信する。
本発明の携帯電話装置100では、下筐体1に静止画あるいは動画を撮像するカメラ18があり、画像処理手段19を介して全体制御手段36に接続している。キー操作部70のシャッターボタン72が押されると、カメラ18で撮像した画像情報は、画像処理手段19、全体制御手段36により記憶手段23に保存され、必要により読み出せるようにしている。また、本発明の携帯電話装置100には、テレビアンテナ20とテレビチューナー29を下筐体1内に設けて、テレビ信号を受信することができるようにしている。上筐体3には、カラー液晶表示手段等を用いた画像表示部12と、他の携帯電話装置から受信した通話相手の音声を出力するスピーカー11を設けている。画像表示部12は、全体制御手段36の制御の下、操作に必要な画面を表示し、カメラ18のモニター画面やテレビチューナー29で得たテレビ画像、あるいは記憶手段23に保存した画像を表示する。なお、画像表示部12の表示の向きについては、第一の回転検出手段31、第二の回転検出手段33、第三の回転検出手段35がそれぞれ検出した各回転軸の回転角度の組み合わせにより予め定めた向きに切り替えて表示するようにしている。上筐体3のスピーカー11には、携帯電話網から受信した他の携帯電話装置からの音声、あるいは、テレビチューナーで受信したテレビの音声を出力するよう構成している。
図5にヒンジユニット2の外観図を示す。ヒンジユニット2は、第一のヒンジユニット21と第二のヒンジユニット22からなり、第一の回転軸4、第二の回転軸5、第三の回転軸6を設けている。既に示したように、第一のヒンジユニットは第一の回転軸4によって、下筐体1上で水平回転する。第二ヒンジユニット22は、第一の回転軸4と直交する第二の回転軸5によって、第一のヒンジユニット21に対して回転する。また、上筐体3(図示せず)は第二のヒンジユニット22の第三の回転軸6について回転する。なお、第一の回転軸4、第二の回転軸5、第三の回転軸6はそれぞれ独立して回転する。上筐体3はこれら三つの回転軸の回転の組み合わせにより下筐体1に対して多様な角度で開閉あるいは回転する。
以下、多様な角度で開閉あるいは回転することを図面とともに説明するが、理解を助けるためにヒンジユニット2の動きを先に説明する。図5(a)は、第三の回転軸6について、図示しない上筐体3が反時計方向に90度程度回転するときの姿(C1矢印)と180度程度回転するときの姿(C2矢印)を示している。図5(b)は、第二のヒンジユニット22が第一のヒンジユニット21に対して時計方向に90度回転し(B1矢印)、第三の回転軸6について上筐体3が反時計方向に90度回転した(C1矢印)ときの姿を示
している。図5(c)は、第二のヒンジユニット22が第一のヒンジユニット21に対して時計方向に180度回転したときの姿(B2矢印)を示している。なお、図5では、第一のヒンジユニット21は第一の回転軸4について回転せず静止した状態を示している。
図6に第一のヒンジユニット21が回転したときの姿を示す。図6(a)は、第一のヒンジユニット21が下筐体1に対して時計方向に180度回転した姿(A2矢印)を示している。図6(b)は、第一のヒンジユニット21が、下筐体1に対して、時計方向に180度回転し(A2矢印)、更に第二のヒンジユニット22が時計方向に180度回転したときの姿(B2矢印)を示している。第三の回転軸6の先端では、図示しない上筐体3が、C1とは逆のC3矢印の方向に回転したときの姿を示している。図6では、第一のヒンジユニット21が時計方向に180度回転したときの姿を示したが、第一のヒンジユニット21は、時計方向に90度回転するようにしても良い(A1矢印)。
図1の状態の各回転軸の回転角度を基準として、今説明したA1、A2、B1、B2、C1、C2、C3の各回転を組み合わせて上筐体3を動かすと、上筐体3を下筐体1に対して多様な角度で配置することが出来る。図7に第一の回転軸4、第二の回転軸5、第三の回転軸6の各回転角度の組み合わせた形態の代表的なものを系統図的に示す。図7では各回転軸の回転を、図1の状態を基本の形として、記号A、B、Cにサフィックス0を付して、図1の状態の第一の回転軸4の状態を「A0」、第二の回転軸5の状態を「B0」、第三の回転軸6の状態を「C0」と示す。そして、第一の回転軸4について時計方向に90度回転したときを「A1」と、時計方向に180度回転したときを「A2」と示す。また、第二の回転軸5について、時計方向に90度回転したときを「B1」、同じく時計方向に180度回転したときを「B2」と示す。第三の回転軸6の回転については、反時計方向に90度程回転したときを「C1」、180度程度回転したときを「C2」、時計方向に任意の角度回転したときを「C3」と示す。そして、各々の回転を組み合わせたときの姿を、既に説明した図1、図2の他に、図8から図16を用いて具体的に示す。
既に説明した図1の状態は、3つの回転軸が回転していないので「A0−B0−C0」の組み合わせということになる。この姿は、画像表示部12だけでなく、テンキー73を始め多方向キー77等のキー操作部も、マイクロフォン10も、スピーカー11も上筐体3と下筐体1によって隠されているので携行しやすい姿であり、「持ち運びスタイル」と言うことができる。
図1の状態から、上筐体3を第三の回転軸6について反時計方向に90度程度回転したとき(C1矢印)は「A0−B0−C1」の組み合わせとなり、図2に示したように、上筐体3が電子手帳あるいはノートパソコンのように開いた姿となる。言うならば「横開きスタイル」として、手帳を開くように、上筐体3の画像表示部12を見ることができる。
図2の状態から、上筐体3を第二の回転軸5について、90度時計方向に回転すると「A0−B1−C1」の組み合わせとなる。その姿は図8に示すように、上筐体3が下筐体1に対して交差した形になっている。上筐体3の画像表示部12は横長のいわゆるランドスケープの向きに位置している。本発明の携帯電話装置100では、カメラ18を下筐体1の端面に向けた形(図8のD矢印方向に向いた形)で設けているので、カメラ18で撮像した映像を上筐体3の画像表示部12にモニター表示することができる。図8では、画像表示部12が横向きであり、ビデオカメラでよく用いられている言うならば「横ムービースタイル」としての使い方ができる。
図8の状態から、上筐体3を第二の回転軸5について更に90度、図1の基準状態からすると180度回転した(B2矢印)ときは、「A0−B2−C1」の組み合わせとなる。この姿を図9に示す。図9では上筐体3が下筐体1の上に垂直に起立し、カメラ18で
撮像した画像は画像表示部12に縦長のポートレートの画像として表示することができる。
図9の状態から、上筐体3を第三の回転軸6について90度手前に戻すと、図10のように下筐体1と上筐体3が同じ平面に向いた「A0−B2−C0」の組み合わせとなる。この姿は通常の折り畳み式携帯電話装置で通話するときの姿であり、言うならば「通話スタイル」として使用することができる。なお、図1の状態から上筐体3を第二の回転軸5についてB2矢印のように180度回転すると図10の状態になる。なお、本発明の携帯電話装置100では、カメラ18の向きを下筐体1について、側面を向いたD矢印の向きと、裏面を向いたE矢印の向きに向けることが出来るようにしているので、図10の姿で、上筐体3の画像表示部12にカメラ18で撮像した画像を縦型のポートレートのモニター表示として使用することもできる。
図10の状態から、上筐体3を第一の回転軸4について90度回転すると、「A1−B2−C0」の組み合わせとなる。図11にその姿を示す。この姿では、上筐体3の画像表示部12が上を向いたまま横に倒すことが出来るので、カメラ18を裏面に向けるときに、カメラ18で撮像した画像を横長のランドスケープでモニター表示することができる。また、電子メールを横書きで表示することができるので、横向き表示スタイルという使い方ができる。
図11の状態から、上筐体3を第一の回転軸4について、更に90度、図1の基準の位置から180度回転すると(矢印A2)、上筐体3の画像表示部12が上を向いたまま下筐体1の上に重なる「A2−B2−C0」の組み合わせとなる。図12にその姿を示す。上筐体3の画像表示部12が外を向いたまま下筐体1の上に折り畳まれた姿になっているので、受信待機時に筐体を折り畳んだ状態において画像表示部12を確認することができる
なお、本発明の携帯電話装置100では、カメラ18を下筐体1について回転自在に支持し、カメラ18の向きを下筐体の端面を向いた状態から下筐体の裏側を向いた状態に回転させることができる。カメラ18を下筐体1の裏側に向けた状態で、上筐体の画像表示部12を外に向けて折り畳んだ図12の姿はデイジタルカメラの姿と同じであり、ディジタルカメラと同じ使い方ができる。
図12の状態から、上筐体3を第三の回転軸6について任意の角度だけ手前に(C3矢印)に回転すると「A2−B2−C3」の組み合わせとなる。図13にその姿を示す。この姿では、下筐体1を上筐体3の後方で支持する支持台として使うことができる。携帯電話装置100には時計機能が有るため、図12の姿のまま机の上に置くことによって、置き時計として使用することができる。また、携帯電話装置100には、図4のブロック図に示したようにテレビチューナー29を内蔵しているので、液晶テレビ装置として使用することもできる。
また、図12の状態、すなわち上筐体3の画像表示部12が上を向いたまま下筐体1の上に重なった状態から、上筐体3を第二の回転軸5について180度回転すると、図14のように、下筐体1のキー操作部のある表面に対して上筐体3の表示部が裏を向いた姿となる。カメラ18が下筐体1の裏側を向いていれば(E矢印)、上筐体3の画像表示部12の向きがカメラ18の向きと同じ向きになるので、カメラ18で撮影している自分の姿を画像表示部12で見て撮影する、いわゆる自分取りが可能になる。
図14の状態で、上筐体3を第三の回転軸6について時計方向に90度回転すると(C1矢印)、図15のように、カメラ18を下筐体1の側面に向けた、縦型ムービースタイルとしての使い方で自分撮りをすることができる。
図15の状態から、第二の回転軸5について反時計方向に90度回転すると、画像表示部12は横に倒れ、図16のように横長のランドスケープの表示をすることができる。
以上、代表的な姿を図示して説明したが、本発明によれば上筐体3を下筐体1に対して多様な角度に位置させて使用することができるという効果がある。回転の組み合わせ方、使い方についても、上記に説明した以外にも種々可能であり、例えば図2の上筐体3を第三の回転軸6について横に開いた(C2矢印)後、第一のヒンジユニット21を時計方向に90度回転して(A1矢印)、図17のように上筐体3を横にした姿で使うこともできる。
(実施の形態2)
第一の実施の形態では、第一の回転軸4,第二の回転軸5、第三の回転軸6の各回転角度の組み合わせで、上筐体と下筐体の配置を多様な姿に変化させて使用できることを説明したが、本発明の実施の形態2に係る携帯電話装置200では、特に上筐体を第三の回転軸6について短手方向に開いた、いわゆる横開きの状態での使い勝手を向上させる機能を追加している。
既に、テンキーのキートップの文字、数字の向きを斜めに表示して、手帳のように長手方向に手で持ったときにも、ノートパソコンのように机に置いたときにも文字や記号が見やすく入力しやすくしてあることは説明したが、本発明の実施の形態2に係る携帯電話装置200では、手帳のように長手方向に手で持って上筐体3を横に開いたときは画面表示部12の天地を長手方向となるように、ノートパソコンのように机の上に置いて上筐体3を開くときは、画面表示部12の天地を短手方向となるように画面表示部12の表示の向きを切り替える機能を付加している。以下、図面とともに説明する。
図18(a)に、本発明の第二の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置200を、手帳のように手90で長手方向に持って、上筐体3を横に開いたときのいわゆる横開き状態で使用するときの外観図を示す。折り畳み式携帯電話装置200では下筐体1の側面の表示切替キー72の位置を、図18(a)に示すように、使用者が、折り畳み式携帯電話装置200を手90で持ったときに、手の指91が自然に触れる位置に設けている。そして表示切替キー72には、指が触れていることを検出する接触センサーとしての機能を付加している。使用者が折り畳み式携帯電話装置200を手90で持って上筐体を開くときには、表示切替キー72に手の指が接触した状態で開く動作が行われる。
一方、図18(b)に示すように、折り畳み式携帯電話装置200を机の上に置いて、ノートパソコンのように上筐体を開くときには、折り畳み式携帯電話装置200を手で持っていないので、表示切替キー72に手の指91が接触していない状態で開く動作が行われる。本発明は、上筐体を開く動作が行われる際に、表示切替キー72について手の指が触れているか否かによって画面表示部12の向きを切り替えている。図19に制御動作のフローチャートを示す。
図19で、折り畳み式携帯電話装置200に電源が入ると、全体制御手段が動作する(ステップS1)。第一の回転検出手段31,第二の回転検出手段33,第三の回転検出手段35から上筐体が第三の回転軸6についてだけ開いていく、いわゆる横開きがスタートしたことを検出すると(ステップS2)、表示切替キー72に指91が接触しているか否かを判定し(ステップS3)、指91が接触していれば、上筐体3の画像表示部12に画像や文字を長手方向に表示する(ステップS4)。その後、上筐体が閉じられると(ステップS5)、表示を消すが(ステップS6)、上筐体が一度横に開いてから閉じられるまでは、表示の向きを維持するようにしている。もし、横開きがスタートしたときにスイッ
チ72に指91が接触していなければ、上筐体3の画像表示部12に画像や文字を短手方向に表示するようにしている(ステップS7)。
上記構成により、本発明の実施の形態2に係る携帯電話装置200では、上筐体を下筐体に対して多様な回転角度で開閉したり、回転したりすることが出来るだけでなく、特にいわゆる上筐体を短手方向に、いわゆる横開きの状態で使用する際に、使い方、すなわち上筐体の持ち方と開き方の組み合わせに応じて画像表示部12の表示の向きを切り替えることが出来るという利点がある。
本発明は、折り畳み式携帯電話装置以外に折り畳み式PDAやゲーム機にも適用することができる。
本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の外観図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の上筐体を開いた状態の外観図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の断面図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置のブロック図 (a)本発明の第一の実施の形態に係るヒンジユニットの動作を示す外観図(b)本発明の第一の実施の形態に係るヒンジユニットの第二のヒンジユニットを90度回転したときの外観図(c)本発明の第一の実施の形態に係るヒンジユニットの第二のヒンジユニットを180度回転したときの外観図 (a)本発明の第一の実施の形態に係るヒンジユニットの第一のヒンジユニットを回転したときの外観図(b)本発明の第一の実施の形態に係るヒンジユニットの第一のヒンジユニットと第二のヒンジユニットを回転したときの外観図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置のヒンジユニットの回転角度と折り畳み状態の関係を示す系統図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の使用状態を示す外観図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の使用状態を示す外観図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の使用状態を示す外観図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の使用状態を示す外観図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の使用状態を示す外観図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の使用状態を示す外観図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の使用状態を示す外観図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の使用状態を示す外観図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の使用状態を示す側面図 本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置の使用状態を示す側面図 (a)本発明の第二の実施の形態に係る携帯電話装置を手で持って開いたときの外観図(b)本発明の第二の実施の形態に係る携帯電話装置を手で持たないで開いたときの外観図 本発明の第二の実施の形態に係る携帯電話装置の表示方向切り替え制御動作のフローチャート
符号の説明
1 下筐体
2 ヒンジユニット
3 上筐体
4 第一の回転軸
5 第二の回転軸
6 第三の回転軸
10 マイクロフォン
11 スピーカー
12 画像表示部
13 第一のプリント基板
14 フレキシブル基板
15 第二のプリント基板
16 コネクター
18 カメラ
21 第一のヒンジユニット
22 第二のヒンジユニット

Claims (6)

  1. 第一の筐体に対して第二の筐体をヒンジユニットにより折り畳み可能に支持する折り畳み式携帯電話装置において、前記ヒンジユニットに互いに直交する3つの回転軸を設け、前記3つの回転軸方向の回転を組み合わせることにより、前記第二の筐体を複数の開閉方向に開閉できるよう構成したことを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
  2. 前記ヒンジユニットを第一のヒンジユニットと第二のヒンジユニットに分けて構成し、
    前記第一のヒンジユニットには、前記第一のヒンジユニット自体を前記第一の筐体に対して回転自在に支持する第一の回転軸と、前記第一のヒンジユニットに対して前記第二のヒンジユニットを回転自在に支持する第二の回転軸とを互いに直交して設け、
    前記第二のヒンジユニットには、前記第二のヒンジユニットに対して前記第二の筐体を回転自在に支持する第三の回転軸を前記第二の回転軸と互いに直交して設け、
    前記第一の回転軸、第二の回転軸、第三の回転軸の3つの回転軸方向の回転を組み合わせることにより、前記第二の筐体を前記第一の筐体に対して複数の開閉方向に開閉できるよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式携帯電話装置。
  3. 前記ヒンジユニットの内部を空洞として、制御信号用接続部材を通すよう構成した請求項1に記載の折り畳み式携帯電話装置。
  4. 前記ヒンジユニットの3つの回転軸方向の回転角度の組み合わせに応じて、表示手段における表示の向きを変更する制御を行うようにした請求項1に記載の折り畳み式携帯電話装置。
  5. 第一の筐体に対して第二の筐体を横方向に開閉自在にした折り畳み式携帯電話装置において、キートップの表示の向きを、横方向の開閉軸に対して傾斜して表示するようにしたことを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
  6. 第一の筐体に対して画像表示部を有する第二の筐体を開閉自在にした折り畳み式携帯電話装置において、前記第一の筐体あるいは前記第二の筐体の表面に表示切替キーを設け、前記表示切替キーに人体の一部が接触した状態で前記第二の筐体を開いたときと、前記表示切替キーに人体の一部が接触していない状態で前記第二の筐体を開いたときとで、第二の筐体の画像表示部に表示する画像の向きを切り替えるようにしたことを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
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