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JP2005168903A - 超音波診断装置 - Google Patents

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JP2005168903A
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Abstract

【課題】より簡易な回路でかつ少ない制御で、複数の振動子に対して送信パルスを発生できる、物量の少ない超音波診断装置を提供する。
【解決手段】送信サブビームフォーマ119において、積分回路111によりランプ波Viを生成し、このランプ波Viと、参照電圧発生回路112により生成された参照電圧V1、V2とを電圧比較器109、110により比較することで、パルス発生回路107、108に対する送信タイミング信号t1、t2を生成し、パルス発生回路107、108は、送信タイミング信号t1、t2に基づいて生成した送信パルスで振動子103、104を駆動する。
【選択図】図1A

Description

本発明は、複数の振動子が2次元に配列された2次元アレイを用いて超音波ビームを送受信することにより電子走査を行なう超音波診断装置に関する。
配列振動子を用いて体内に超音波の送受信を繰り返し行うことで、体内の2次元情報を得る電子走査式の超音波診断装置の原理はよく知られている。近年、カラーフロー血流映像装置や複合走査、さらに2次元走査の手法などが開発されており、一度に信号を得るための振動子の数は飛躍的に多くなっている。このことから、2次元アレイ振動子の各振動子から異なるタイミングで送信パルスを発生し、ビーム形成を行なうための回路部分も増大するため、例えば特許文献1に示されたような方法により、送信回路の規模を低減する方法が提案されている。
図8Aは、かかる従来の超音波診断装置における送信回路の部分構成を示す回路図である。図8Aにおいて、シンクロナスダウンカウンタ153が、トリガ信号(図8B参照)を時間起点として、送信クロックをカウントし、パルスディレイデータA〜Hに基づきMだけ遅延をかけて送信粗タイミング信号を生成する。この送信粗タイミング信号がシンクロナスダウンカウンタ154に入力され、シンクロナスダウンカウンタ154は、パルス数データNに基づいてパルス数Nのパルスを発生する。発生されたパルス数Nのパルスは、7ビットシフトカウンタ155に入力され、微小時間だけタイミングの異なる8つの送信パルス(図8B参照)が生成される。これら送信パルスは、図示されないスイッチにより選択され、パルス発生回路により大振幅の送信パルスが生成されて、振動子が駆動される。
米国特許第5,997,479号明細書(第4図、第5図)
しかしながら、上記従来例の送信回路は、シンクロナスダウンカウンタが2個、シフトカウンタおよびいくつかのゲート回路等から構成されており、さらに図示されないパルス選択スイッチが必要であり、回路の構成が複雑で回路規模が大きくなるという問題があった。また、制御する要素として、シンクロナスダウンカウンタのデータやパルス選択スイッチの切り替えデータというように、複数の箇所の制御を必要としていた。
本発明は、上記従来の問題を解決し、複数の振動子に対して、より簡易な回路で、かつ少ない制御で送信パルスを発生できる、物量の少ない超音波診断装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明に係る第1の超音波診断装置は、複数の振動子が2次元に配列された2次元アレイと、複数の振動子は複数のグループに分けられ、それぞれのグループ内に送られたグループ送信タイミング信号に基づいてランプ波を発生し、各振動子用に作成された参照信号とランプ波の電圧を電圧比較器で比較することで各振動子の送信タイミング信号を生成し、送信タイミング信号に基づいて各振動子に対する送信パルスを発生させる送信サブビームフォーマとを備えた構成を有している。
この構成により、複数の振動子に対して、より簡易な回路で、かつ少ない制御線を用いて送信パルスを発生できる。
また、本発明に係る第1の超音波診断装置において、送信サブビームフォーマは、電圧比較器に対する参照信号を抵抗分割により電圧比較器の参照信号入力線数より少ない本数の制御信号から生成する参照電圧発生回路を備えた構成を有している。
この構成により、電圧比較器の数より少ない制御線で送信パルスの発生タイミング信号を生成でき、振動子と本体を接続するケーブルの接続本数を低減することができる。
また、前記の目的を達成するため、本発明に係る第2の超音波診断装置は、複数の振動子が2次元に配列された2次元アレイと、複数の振動子は複数のグループに分けられ、それぞれのグループ内に送られたグループ送信タイミング信号に基づいて可変移相器により各振動子の送信タイミング信号を生成し、送信タイミング信号に基づいて各振動子に対する送信パルスを発生させる送信サブビームフォーマとを備えた構成を有している。
この構成により、複数の振動子に対して、より簡易な回路で、かつ少ない制御線を用いて送信パルスを発生できる。
また、本発明に係る第2の超音波診断装置において、送信サブビームフォーマは、可変移相器に対する位相制御信号を抵抗分割により可変移相器の位相制御信号線数より少ない本数の制御信号から生成する位相制御電圧発生回路を備えた構成を有している。
この構成により、可変移相器の数より少ない制御線で送信パルスの発生タイミング信号を生成でき、振動子と本体を接続するケーブルの接続本数を低減することができる。
さらに、前記の目的を達成するため、本発明に係る第3の超音波診断装置は、複数の振動子が2次元に配列された2次元アレイと、複数の振動子は複数のグループに分けられ、それぞれのグループ内に送られたグループ送信タイミング信号に基づいて可変移相器により各振動子の送信タイミング信号を生成し、送信タイミング信号に基づいて各振動子に対する送信パルスを発生させる送信サブビームフォーマと、それぞれのグループ内の複数の振動子からの受信信号の整相加算を、可変移相器により位相を変化させて行なうことでグループ毎の受信信号を生成し、さらに複数のグループからの受信信号を整相加算することにより受信ビームの偏向、集束を行なう受信ビームフォーマと、同一の振動子に対応する、送信サブビームフォーマの可変移相器と受信ビームフォーマの可変移相器に対して同一の位相制御信号を発生する位相制御電圧発生回路を備えた構成を有している。
この構成により、同一の振動子に対して送信側の位相制御と受信側の位相制御で同じ位相制御線を用いることで、位相制御電圧発生回路の回路規模とデータを送るライン数を減らすことができる。したがって、複数の振動子に対して、より簡易な回路で、かつさらに少ない制御線を用いて送信パルスを発生できる。
本発明によれば、複数の振動子に対して、より簡易な回路で、かつ少ない制御で送信パルスを発生できる、物量の少ない超音波診断装置を提供することが可能になる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1Aは、本発明の第1の実施の形態に係る超音波診断装置の一構成例を示す概略ブロック図である。
図1Aにおいて、超音波診断装置の2次元アレイ100は、複数のサブアレイ、例えばサブアレイ101、102、および図示されない複数のサブアレイに分割されている。サブアレイ101は、振動子103、104から構成され、サブアレイ102は、振動子105、106から構成されている。サブアレイ101には送信ビームフォーマ119が、サブアレイ102には送信サブビームフォーマ120が接続されている。
送信サブビームフォーマ119、120には、タイミング制御回路113から、送信サブビームフォーマ119、120で使用する送信タイミングトリガ信号が供給され、また、主参照電圧発生回路114から、それぞれの送信ビームフォーマで使用する参照電圧データが与えられる。また、図示されていないが、主参照電圧発生回路114により、送信ビームフォーマ119内の参照電圧発生回路112で発生する複数の参照電圧に関する制御信号も供給される。なお、送信サブビームフォーマ119と120は同一の構成を有しており、以下では、代表して送信サブビームフォーマ119の構成について説明する。
送信ビームフォーマ119は、タイミング制御回路113から与えられる送信タイミング信号(グループ送信タイミング信号)に基づいてランプ波を発生する積分回路111と、主参照電圧発生回路114から与えられる送信サブビームフォーマ用の参照電圧データに基づいて各振動子を駆動するタイミングを生成するための参照信号V1、V2を生成する参照電圧発生回路112と、積分回路111により発生されたランプ波と参照電圧発生回路112の出力電圧V1、V2を比較する電圧比較器(VC)109、110と、電圧比較器109、110により発生されたタイミングに基づいて送信パルスを発生するパルス発生回路107、108とから構成される。
次に、このように構成された送信ビームフォーマ119の動作について、図1Bを参照して説明する。図1Bは、送信ビームフォーマ119の各部信号のタイミングチャートである。
図1Aのタイミング制御回路113により発生された送信タイミングトリガ信号Mtの変化を起点として、積分回路111はランプ波Viを発生する。一方、参照電圧発生回路112は、主参照電圧発生回路114からの参照電圧データに基づいて比較用の電圧である参照信号V1、V2を生成する。
電圧比較器109においてはランプ波Viと参照信号V1が、電圧比較器110においてはランプ波Viと参照信号V2が電圧比較され、それぞれの電圧比較器109、110から送信タイミング信号t1、t2が出力される。
なお、本実施の形態においては、参照信号V1、V2の電圧が高いほど、送信タイミング信号t1、t2の送信タイミングトリガ信号Mtの変化点に対する発生タイミングは遅くなる。
送信タイミング信号t1、t2はそれぞれ、パルス発生器107、108に供給され、そこで送信パルスP1、P2が生成され、それにより振動子103、104が駆動される。
以上のように、本実施の形態によれば、従来の方式に比べ、複数の振動子に対して、より簡易な回路で、かつ少ない制御線を用いて送信パルスを発生することが可能になる。
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る超音波診断装置における2次元アレイ内のサブアレイ、電圧比較器、パルス発生回路の構成例を示す模式図である。
図2は、2次元アレイのうちの1つのサブアレイと、それに接続される1つの送信サブビームフォーマの一部を示しており、サブアレイは、振動子211、212、213、214と、振動子221、222、223、224と、振動子231、232、233、234と、振動子241、242、243、244とから構成されている。さらに、これらの振動子には、パルス発生回路411、412、413、414と、パルス発生回路421、422、423、424と、パルス発生回路431、432、433、434と、パルス発生回路441、442、443、444とが接続され、これらのパルス発生回路には、電圧比較器311、312、313、314と、電圧比較器321、322、323、324と、電圧比較器331、332、333、334と、電圧比較器341、342、343、344とが接続されており、参照電圧により各振動子に対する送信パルスのタイミングを変化させることができる。
電圧比較器311〜314、321〜324、331〜334、341〜344には、参照電圧入力端子C11〜14、C21〜24、C31〜34、C41〜44が設けられ、これらの参照電圧入力端子は、図3に示す参照電圧発生回路135の各タップに接続される。
図3に示すように、参照電圧発生回路135は、抵抗R11〜13、21〜23、31〜33、41〜43、101〜104、111〜114、121〜124から構成され、入力電圧は端子A1、A2、A3、A4の4ヶ所から入力され、抵抗分割により生成された電圧が各電圧比較器のタイミング制御に用いられる。なお、本実施の形態においては、各振動子の駆動タイミングを線形で近似する。
以上のように、本実施の形態によれば、例えばこの例のように、電圧比較器の参照信号の数が16であるのに対し、参照信号を生成するもととなる制御信号の数を4本と大幅に少なくでき、振動子と本体を接続する図示されないケーブルの接続本数を低減することができる。
(第3の実施の形態)
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る超音波診断装置の一構成例を示す概略ブロック図である。なお、図4において、図1に示す第1の実施の形態と同様の構成および機能を有する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態は、第1の実施の形態における送信サブビームフォーマ119内の電圧比較器109、110、積分回路111、参照電圧発生回路112に代えて、可変移相器115、116を設け、また主参照電圧発生回路114を削除した構成をとる。以下、主に第1の実施の形態と相違する部分について説明する。
図4において、送信ビームフォーマ119内には、タイミング制御回路113から与えられる送信タイミング信号の位相を変化させる可変移相器115、116が設けられ、可変移相器115、116により位相が変化した送信タイミング信号がパルス発生回路107、108に供給され、そこで送信パルスが生成され、それにより振動子103、104が駆動される。
図5は、図4の可変移相器115、116の内部構成例を示す回路図である。なお、この回路において、抵抗144、145とコンデンサ140、141は制御用に設けられるものであり、移相には直接関係しない。オペアンプ147は、抵抗143、142、コンデンサとみなされる容量可変ダイオード146により、振幅と位相が変化した信号を出力する。ここで、抵抗142、143の値は一定であり、容量可変ダイオード146の容量のみが変化するので、出力信号の振幅は変化せず、位相のみが変わる。これにより、図5の回路は移相器として動作する。
以上のように、本実施の形態によれば、複数の振動子に対して、より簡易な回路で、かつ少ない制御線を用いて送信パルスを発生することが可能になる。
(第4の実施の形態)
図6は、本発明の第4の実施の形態に係る超音波診断装置における2次元アレイ内のサブアレイ、可変移相器、パルス発生回路の構成例を示す模式図である。
図5において、2次元アレイおよびパルス発生回路は、図2に示す第2の実施の形態と同様の構成を有する。ただし、第2の実施の形態では、パルス発生回路411〜414、421〜424、431〜434、441〜444に、電圧比較器311〜314、321〜324、331〜334、341〜344が接続されていたのに対して、本実施の形態では、可変移相器511〜514、521〜524、531〜534、541〜544が接続されており、位相制御電圧により各振動子に対するる送信パルスのタイミングを変化させることができる。
可変移相器511〜514、521〜524、531〜534、541〜544には、位相制御電圧入力端子C11〜14、C21〜24、C31〜34、C41〜44が設けられ、これらの端子は、図3に示す第2の実施の形態の参照電圧発生回路と同じ構成を有する位相制御電圧発生回路135の各タップに接続される。位相制御電圧発生回路135は、やはり抵抗R11〜13、21〜23、31〜33、41〜43、101〜104、111〜114、121〜124から構成され、入力電圧は端子A1、A2、A3、A4の4ヶ所から入力され、抵抗分割により生成された位相制御電圧が各可変移相器の位相制御に用いられる。なお、本実施の形態においては、各振動子の駆動タイミングを線形で近似する。
以上のように、本実施の形態によれば、例えばこの例のように、可変移相器の位相制御信号の数が16本であるのに対し、位相制御信号を生成するもととなる制御信号の数が4本と大幅に少なくでき、振動子と本体を接続する図示されないケーブルの接続本数を低減することができる。
(第5の実施の形態)
図7は、本発明の第5の実施の形態に係る超音波診断装置の一構成例を示す概略ブロック図である。
図7において、振動子103、104に対して送信サブビームフォーマ119と受信サブビームフォーマ121が接続され、振動子105、106に対して送信サブビームフォーマ120と受信サブビームフォーマ122が接続されている。送信サブビームフォーマ119、120については、図4に示す第3の実施の形態の構成と同様であるので説明は省き、受信サブビームフォーマ121、122について説明する。
振動子103および104で得られた受信信号は、受信サブビームフォーマ121内の可変移相器123、124で位相が合わされる(整相される)。ここで、可変移相器123、124の内部構成は、図5に示す可変位相器115、116の内部構成と同様であるので説明は省略する。
可変移相器123、124により位相が合わされた信号は、加算器125により加算される。さらに、メインビームフォーマ126において、他の受信サブビームフォーマからの出力信号と遅延加算され、2次元アレイ100での受信ビームの形成がなされる。
受信サブビームフォーマにおけるビーム形成が固定焦点であるか、またはビームの収束を考えず偏向のみを考えるならば、受信サブビームフォーマにおける可変移相器の制御は、送信サブビームフォーマのそれと同一にすればよい。
そこで、本実施の形態では、同一の振動子に対応する送信サブビームフォーマの可変移相器と受信サブビームフォーマの可変位相器には、位相制御電圧発生回路114から同じラインでデータが送られる。例えば、振動子103に対応する送信サブビームフォーマ119の可変移相器115と受信サブビームフォーマ121の可変移相器123には位相制御電圧Vc1が供給され、振動子104に対応する送信サブビームフォーマ119の可変移相器116と受信サブビームフォーマ121の可変移相器124には位相制御電圧Vc2が供給される。また、振動子105に対応する送信サブビームフォーマ120の可変移相器と受信サブビームフォーマ122の可変移相器には位相制御電圧Vc3が供給され、振動子105に対応する送信サブビームフォーマ120の可変移相器と受信サブビームフォーマ122の可変移相器には位相制御電圧Vc4が供給される。
以上のように、本実施の形態によれば、同一の振動子に対して送信側の位相制御と受信側の位相制御で同じ位相制御線を用いることで、位相制御電圧発生回路の回路規模とデータを送るライン数を減らすことができる。したがって、複数の振動子に対して、より簡易な回路で、かつさらに少ない制御線を用いて送信パルスを発生することが可能になる。
なお、位相制御ラインを同一にする手法としては、上記のほか、振動子の大きさが小さくかつ焦点距離が遠い場合において、異なるサブアレイにおける同一位置の振動子に対するデータを同一にすることができる。
さらに、本実施の形態は、第4の実施の形態のように、抵抗分割による位相電圧の発生を行うことで、さらに位相制御データ数を減らすことが可能である。
以上のように、本発明に係る超音波診断装置は、少ない回路規模で2次元配列振動子におけるビーム形成を行なうことができ、安価なリアルタイム3次元表示を実現するに極めて有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る超音波診断装置の概略ブロック図 図1Aに示す送信ビームフォーマの各部信号のタイミングチャート 本発明の第2の実施の形態に係る超音波診断装置における2次元アレイ内のサブアレイ、電圧比較器、パルス発生回路の構成例を示す模式図 本発明の第2の実施の形態に係る超音波診断装置における参照電圧発生回路および第4の実施の形態に係る超音波診断装置における位相制御電圧発生回路の構成例を示す模式図 本発明の第3の実施の形態に係る超音波診断装置の一構成例を示す概略ブロック図 図4の可変移相器の内部構成例を示す回路図 本発明の第4の実施の形態に係る超音波診断装置における2次元アレイ内のサブアレイ、可変移相器、パルス発生回路の構成例を示す模式図 本発明の第5の実施の形態に係る超音波診断装置の一構成例を示す概略ブロック図 従来の超音波診断装置における送信回路の部分構成を示す回路図 図8Aに示す回路における各部信号のタイミングチャート
符号の説明
100 2次元アレイ
101、102 サブアレイ
103〜106 振動子
107、108 パルス発生回路
109、110 電圧比較器
111 積分回路
112 参照電圧発生回路
113 タイミング制御回路
114 主参照電圧発生回路
115、116 可変移相器
119、120 送信サブビームフォーマ
121、122 受信サブビームフォーマ
123、124 可変移相器
125 加算器
126 メインビームフォーマ
127 信号処理部
128 表示部
135 参照電圧発生回路、位相制御電圧発生回路
140、141 コンデンサ
142〜145 抵抗
146 容量可変ダイオード
147 オペアンプ
150 ORゲート
151 NORゲート
152 NOT
153、154 シンクロナスダウンカウンタ
155 7ビットシフトレジスタ
211〜214、221〜224、231〜234、241〜244 振動子
311〜314、321〜324、331〜334、341〜344 電圧比較器
411〜414、421〜424、431〜434、441〜444 パルス発生回路
511〜514、521〜524、531〜534、541〜544 可変移相器
R11〜R13、R21〜R23、R31〜R33、R41〜R43、R101〜R104、R111〜R114、R121〜R124 抵抗

Claims (5)

  1. 複数の振動子が2次元に配列された2次元アレイと、
    前記複数の振動子は複数のグループに分けられ、それぞれのグループ内に送られたグループ送信タイミング信号に基づいてランプ波を発生し、各振動子用に作成された参照信号と前記ランプ波の電圧を電圧比較器で比較することで各振動子の送信タイミング信号を生成し、前記送信タイミング信号に基づいて各振動子に対する送信パルスを発生させる送信サブビームフォーマとを備えた超音波診断装置。
  2. 前記送信サブビームフォーマは、前記電圧比較器に対する参照信号を抵抗分割により前記電圧比較器の参照信号入力線数より少ない本数の制御信号から生成する参照電圧発生回路を備えた請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 複数の振動子が2次元に配列された2次元アレイと、
    前記複数の振動子は複数のグループに分けられ、それぞれのグループ内に送られたグループ送信タイミング信号に基づいて可変移相器により各振動子の送信タイミング信号を生成し、前記送信タイミング信号に基づいて各振動子に対する送信パルスを発生させる送信サブビームフォーマとを備えた超音波診断装置。
  4. 前記送信サブビームフォーマは、前記可変移相器に対する位相制御信号を抵抗分割により前記可変移相器の位相制御信号線数より少ない本数の制御信号から生成する位相制御電圧発生回路を備えた請求項3記載の超音波診断装置。
  5. 複数の振動子が2次元に配列された2次元アレイと、
    前記複数の振動子は複数のグループに分けられ、それぞれのグループ内に送られたグループ送信タイミング信号に基づいて可変移相器により各振動子の送信タイミング信号を生成し、前記送信タイミング信号に基づいて各振動子に対する送信パルスを発生させる送信サブビームフォーマと、
    それぞれのグループ内の複数の振動子からの受信信号の整相加算を、可変移相器により位相を変化させて行なうことでグループ毎の受信信号を生成し、さらに前記複数のグループからの受信信号を整相加算することにより受信ビームの偏向、集束を行なう受信ビームフォーマと、
    同一の振動子に対応する、前記送信サブビームフォーマの可変移相器と前記受信ビームフォーマの可変移相器に対して同一の位相制御信号を発生する位相制御電圧発生回路を備えた超音波診断装置。
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