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JP2004075789A - 硬質表面用洗浄剤組成物 - Google Patents

硬質表面用洗浄剤組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】種々の硬質表面に対して優れた防汚性と易洗浄性を示す硬質表面用洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】(a)炭素数10〜19の炭化水素基を1つと炭素数1〜3の炭化水素基を2つ有するアミンオキシド化合物、(b)炭素数2〜8のヒドロキシカルボン酸又はそのアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩、(c)アルカリ金属炭酸塩、(d)エタノール及びプロパノールから選ばれる一種以上、並びに水を、それぞれ特定比率含有し、20℃のpHが8〜12である硬質表面用洗浄剤組成物。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬質表面洗浄剤組成物に関し、特に食卓や調理台などの台所周辺の硬質表面に対し、油汚れがつきにくい防汚効果、油汚れが付着した場合に容易に洗浄できる効果(易洗浄効果)を付与できる硬質表面用洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
調理台、食卓、換気扇、レンジ、台所周辺の壁、ガラス、冷蔵庫などの台所周辺の硬質表面には、食べこぼし、吹きこぼしなどの食品由来の汚れや、変質した頑固な油汚れや、焦げ付き汚れなど多種多様の汚れが発生し、このような汚れは台所用の洗浄剤を用いて洗浄除去される。
【0003】
このような洗浄剤の洗浄基剤としてアミンオキシド化合物を用いることはすでに知られている。特開平10−176185号公報には、特定性質を満たすアミンオキサイド型界面活性剤を含有することでエタノールやプロパノールなどの有機溶剤を含有せずとも、十分な安定性と洗浄力が得られる基材損傷性のない液体洗浄剤が記載されており、任意成分ではあるが、クエン酸が記載されている。また特開平10−176187号公報には、アミド型アミンオキシド型界面活性剤と不飽和カルボン酸等からなるアニオン性ポリマーとを配合する低い界面活性剤濃度で十分な洗浄力を示し、かつすすぎ時の手の感触が良好な硬質表面用洗浄剤組成物が記載されている。該先行技術には、エタノール又はプロパノールなどの水溶性溶剤を0.5〜10質量%、及び任意成分としてクエン酸を含有できることが記載されている。
【0004】
また、特開平2001−329293号公報には、炭素数が1〜11のアルキル鎖を有するアミンオキシド型化合物と界面活性剤を含有する液体洗浄剤が記載されており、さらに金属イオン封鎖剤及びアルカリ剤を配合することが記載されている。そして金属イオン封鎖剤として、多数のヒドロキシカルボン酸類が記載されており、アルカリ剤として炭酸ナトリウム、炭酸カリウムが記載されている。
【0005】
しかしながら、上記公報に開示された組成物は、洗浄力の向上を中心とする組成物であり、防汚性や易洗浄性については示唆するものではない。
【0006】
一方、硬質表面を親水性化させることで防汚性を付与する方法が知られている。たとえば、特開2002−60786号公報、特開平9−169995号公報及びEP467472号公報には、ポリマーを用いることで硬質表面を親水性化させ、トイレや浴槽の防汚性に優れる液体洗浄剤が記載されている。また特開平2−145697号公報、特開平3−35097号公報には、スルホベタイン型界面活性剤、スルホコハク酸時エステル又はその塩を含有する、防汚性の水洗トイレ用清浄剤組成物が記載されている。しかし、これらは、防汚性と易洗浄性の両方を満足できるものではない。
【0007】
本発明の課題は、優れた防汚性と易洗浄性を有する硬質表面用洗浄剤組成物を提供することであり、特には、従来の水洗トイレ、浴槽及びシンク廻りなどの水と接触する機会の多い硬質面のみならず、例えばレンジ廻り、食卓などの水と接触することが少ない住居の硬質面に対しても優れた防汚効果と易洗浄効果を得ることができる硬質表面用洗浄剤組成物を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(a)炭素数10〜19の炭化水素基を1つと炭素数1〜3の炭化水素基を2つ有するアミンオキシド化合物〔以下、(a)成分という〕を0.1〜2質量%、(b)炭素数2〜8のヒドロキシカルボン酸、又はそのアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩〔以下、(b)成分という〕を0.01〜2質量%、(c)アルカリ金属炭酸塩〔以下、(c)成分という〕を0.1〜2質量%、(d)エタノール及びプロパノールから選ばれる一種以上〔以下、(d)成分という〕を0.1〜20質量%、並びに水を含有し、(a)成分/(b)成分が質量比で50/1〜1/1であって、20℃のpHが8〜12である硬質表面用洗浄剤組成物に関する。なお、(b)成分の組成物中の質量%及び(a)成分との質量比は、(b)成分が塩として配合されている場合でも酸型に換算して算出される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の組成物は(a)成分として、炭素数10〜19の炭化水素基を1つと炭素数1〜3の炭化水素基を2つ有するアミンオキシド化合物を含有する。(a)成分としては、一般式(1)の化合物が好適である。
【0010】
【化1】
Figure 2004075789
【0011】
〔式中、Rは炭素数10〜16のアルキル基又はアルケニル基であり、Rは炭素数1〜3のアルキレン基であり、Aは−COO−、−CONH−、−OCO−、−NHCO−から選ばれる基である。aは0又は1の数であり、R、Rは、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。〕。
【0012】
一般式(1)において、Rの炭素数は好ましくは10〜14、、特に好ましくは11又は12である。Aは好ましくは−COO−又は−CONH−であり、最も好ましくは−CONH−である。Rの炭素数は好ましくは2又は3であり、R、Rは、好ましくはメチル基である。aは好ましくは0である。本発明に係わる(a)成分として最も好ましい化合物はデシルジメチルアミンオキシド、ジメチルラウリルアミンオキシド、カプリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、又はラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシドである。
【0013】
本発明の組成物は(a)成分を、洗浄効果、易洗浄効果及び防汚効果の点から、0.1〜2質量%、好ましくは0.5〜1.5質量%含有する。
【0014】
本発明の組成物は(b)成分として、炭素数2〜8のヒドロキシカルボン酸又はそのアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩を含有する。炭素数2〜8のヒドロキシカルボン酸としては、グリコール酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、グルコン酸、カルボキシメチル酒石酸等が挙げられ、本発明では、クエン酸、乳酸、酒石酸、及びリンゴ酸から選ばれる一種以上が好ましい。
【0015】
アルカリ金属としてはナトリウム及びカリウムが好適であり、アルカリ土類金属としてはマグネシウムが好適である。
【0016】
本発明の組成物は(b)成分を、易洗浄効果、防汚効果及び硬質表面の親水化効果の点から、0.01〜2質量%、好ましくは0.02〜1.5質量%、特に好ましくは0.05〜0.5質量%含有する。
【0017】
(b)成分は、(a)成分に対する限定された配合比率とpHにおいて親水性を示すことができる。本発明では、優れた防汚効果と易洗浄効果を得るために、(a)成分/(b)成分の質量比は、50/1〜1/1、好ましくは25/1〜1/1、より好ましくは20/1〜1/1である。
【0018】
本発明の洗浄剤は、(c)成分として、アルカリ金属炭酸塩を含有する。(c)成分はアルカリ剤として配合され、(b)成分による硬質表面の親水性維持のための重要な成分として働く。
【0019】
(c)成分のアルカリ金属としてはナトリウム及びカリウムが好適であり、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムから選ばれる1種以上が好適である。本発明では特に炭酸ナトリウムが好ましい。本発明の組成物は、十分な防汚効果と易洗浄効果を得ることができ、また硬質表面を白化させないために、(c)成分を0.1〜2質量%、好ましくは0.2〜1.5質量%、より好ましくは0.5〜1.5質量%含有する。
【0020】
なお、従来、硬質表面用洗浄剤に配合されるアルカリ剤として、優れた洗浄力を発揮し、また揮発性であるため2度拭きの手間が無いことから、アルカノールアミンが好適に使用されている。しかしながら、本発明の組成物において、アルカノールアミンをアルカリ剤として用いても、防汚効果及び易洗浄効果の点で十分でない。これは、アルカリ剤としてのアルカノールアミンが揮発し、処理後の硬質表面のpHが低下し易くなるため、(b)成分の親水化効果が十分発揮できるpHを維持できないからであると考えられる。
【0021】
本発明の組成物は、被対象表面に該組成物を接触させた後の乾燥を促進させる目的、及び組成物の貯蔵安定性を改善する目的から、(d)成分として、エタノール及びプロパノールから選ばれる1種以上の溶剤、好ましくはエタノールを0.1〜20質量%、好ましくは1〜15質量%、より好ましくは2〜10質量%、特に好ましくは3〜10質量%含有する。
【0022】
本発明の組成物には、更に炭素数6〜16の炭化水素基を1つ以上有し、残りが炭素数1〜3の炭化水素基かもしくはベンジル基である4級アンモニウム化合物〔以下、(e)成分という〕を配合することにより、防汚効果の持続性が向上する。(e)成分の具体的に好ましい化合物としては下記一般式(2)の化合物〜一般式(4)の化合物を挙げることができる。
【0023】
【化2】
Figure 2004075789
【0024】
〔式中R及びR10は、それぞれ炭素数6〜16、好ましくは8〜16のアルキル基又はアルケニル基、好ましくはアルキル基であり、R、Rは、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。Wは芳香環又は−COO−、OCO−、−CONH−、−NHCO−から選ばれるエステル基もしくはアミド基である。Rは、Wが芳香環の場合には2〜4のアルキレン基であるか又は−(O−R15−であり、Wがエステル基又はアミド基の場合には2〜4のアルキレン基である。ここでR15はエチレン基もしくはプロピレン基、好ましくはエチレン基であり、pは平均1〜10、好ましくは1〜5の数である。Rは炭素数1〜6、好ましくは1〜3のアルキレン基、特に好ましくはメチレン基である。また、qは0又は1の数である。R11〜R14はこれらの内2つ以上(好ましくは2つ)が炭素数8〜14、好ましくは8〜12のアルキル基であり、残りが炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。さらにZは陰イオン基、好ましくはハロゲンイオン、硫酸イオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸イオン、炭素数1〜3のアルキル基で置換していてもよい芳香族スルホン酸イオンである。〕
最も好ましい(e)成分としては下記の一般式の化合物を挙げることができる。
【0025】
【化3】
Figure 2004075789
【0026】
本発明の組成物において(e)成分は防汚効果の持続性に高い効果を示す一方、含有量が増加すると表面親水化効果が低下するため、組成物中の比率は好ましくは、0.0001〜0.1質量%、より好ましくは0.0005〜0.05質量%である。
【0027】
本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物には、任意成分として、(a)成分及び(e)成分以外の界面活性剤、(b)成分以外のキレート化剤、ハイドロトロープ剤、粘度調整剤、香料、防腐剤、そしてアルカリ剤としてのアルカノールアミン等の有機化合物を配合することができる。
【0028】
このうち、特に(a)成分及び(e)成分以外の界面活性剤〔以下、(f)成分という〕を0.01〜0.4質量%、好ましくは0.05〜0.4質量%、並びに食品の腐敗等により生ずる悪臭を消臭する目的から消臭性香料を0.01〜0.15質量%、好ましくは0.01〜0.1質量%含有することが好適である。
【0029】
(f)成分の界面活性剤としては、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤を用いることができる。より具体的には炭素数8〜15のアルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素数8〜16のアルキル硫酸エステル塩、平均付加モル数が1〜4、アルキル基の炭素数が8〜16のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩から選ばれる陰イオン界面活性剤、平均付加モル数が4〜20、アルキル基の炭素数が8〜14のポリオキシエチレン(及び/又はポリオキシプロピレン)アルキルエーテル型非イオン界面活性剤、炭素数8〜16、平均縮合度が1〜10のアルキルグリコシド型非イオン界面活性剤を挙げることができる。
【0030】
本発明では、(f)成分として、易洗浄効果及び対象表面に対する影響の点から、特に下記一般式(5)の非イオン界面活性剤が最も好ましい。
【0031】
15−G          (5)
〔式中、R15は直鎖の炭素数8〜16、好ましくは10〜16、特に好ましくは10〜14のアルキル基であり、Gは還元糖に由来する残基、dは平均値0〜6の数、eは平均値1〜10、好ましくは1〜5、特に好ましくは1〜2の数を示す。〕。
【0032】
一般式(5)の化合物において、Gは還元糖に由来する残基であり、原料の還元糖としては、アルドースとケトースの何れであっても良く、また、炭素数が3〜6個のトリオース、テトロース、ペントース、ヘキソースを挙げることができる。アルドースとして具体的にはアピオース、アラビノース、ガラクトース、グルコース、リキソース、マンノース、ガロース、アルドース、イドース、タロース、キシロースを挙げることができ、ケトースとしてはフラクトースを挙げることができる。本発明ではこれらの中でも特に炭素数5又は6のアルドペントースあるいはアルドヘキソースが好ましく中でもグルコースが最も好ましい。
【0033】
本発明では前記(a)成分、(b)成分及び(d)成分以外の有機化合物〔(e)成分、(f)成分、香料等〕は、本発明の効果に影響を与えず処理表面の感触を劣化させないために、0.6質量%以下、好ましくは0.5質量%以下にすることが好適である。
【0034】
本発明の組成物は、上記(a)成分〜(d)成分、更に好ましくは(e)成分及びその他の任意成分を水に溶解ないし分散させた液体の形態である。水は(a)成分〜(d)成分、更に(e)成分を含むその他任意成分の残部として配合され、組成物中、少なくとも70質量%以上、特には75質量%以上を占めることが好ましい。
【0035】
本発明の硬質表面用洗浄剤組成物の20℃におけるpHは、易洗浄効果、防汚効果の点から8〜12、好ましくは9〜11である。このようなpHに調整するために前述した(b)成分であるクエン酸、乳酸等のヒドロキシカルボン酸の他に、塩酸、硫酸、リン酸、その他有機酸等の酸剤を配合することができ、また前述した(c)成分の炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムの他に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アルカノールアミンから選ばれるアルカリ剤を用いることができる。
【0036】
本発明の記組成物は、対象表面に直接接触させて用いられる。接触させる方法としては、スプレーヤーを用いて該組成物を対象硬質表面に噴霧する方法、又は布帛、不織布、スポンジ等の可撓性で吸水性の基体に含浸させたもので対象硬質表面を擦る方法が好ましい。特にスプレーにより噴霧する方法が好ましく、スプレーはトリガー式スプレー容器が好ましい。具体的には、実開平4−37554号公報の第1図に示されているような液垂れや噴霧の均一性に優れる蓄圧式トリガーを用いることが良好である。
【0037】
本発明の好ましいトリガー式スプレー容器は、1回のストロークで0.2g〜1.5g、好ましくは0.25〜1.2g、特に好ましくは0.3〜1.0g噴出するものが良好であり、特に地面に垂直に置いた対象物に15cm離れた場所からスプレーしたときの液のかかる面積が100〜800cm、好ましくは150〜600cmになる容器が好ましい。本発明の硬質表面用洗浄剤組成物を対象表面に接触後は、自然乾燥させることが好ましい。
【0038】
【実施例】
下記配合成分を用いて表1の硬質表面用洗浄剤組成物を調製した。これら組成物の防汚性及び易洗浄性を下記の方法で評価した。結果を表1に示す。なお、pHは1N−塩酸水溶液と、1N−水酸化ナトリウム水溶液を用いて調整した。
【0039】
<配合成分>
a−1:ラウリルジメチルアミンオキシド
a−2:N−ラウロイルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミンオキシド
b−1:クエン酸3ナトリウム
c−1:炭酸ナトリウム
c−2:炭酸カリウム
d−1:エタノール
d−2:イソプロパノール
e−1:ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド
f−1:デシルポリグルコシド(平均糖縮合度1.3)。
【0040】
<易洗浄性評価方法>
30cm×50cmのステンレス板に組成物を5g滴下し、表面に均一に塗り広げ、自然乾燥。その表面にナタネ油を1滴(2g)落とし、30秒後に軽く(10秒間)水洗する。水洗後、油のとれ具合を目視にて評価した。
◎;目視の面積比率として90%以上が除去されている
○;目視の面積比率として80%以上、90%未満が除去されている
○〜△;目視の面積比率として60%以上、80%未満が除去されている
△;目視の面積比率として40%以上、60%未満が除去されている
△〜×;目視の面積比率として20%以上、40%未満が除去されている
×;除去が全く除去されないか、20%未満である。
【0041】
<防汚性評価>
30cm×50cmのステンレス板に組成物を5g滴下し、表面に均一に塗り広げ、自然乾燥する。その表面に、タールや油のモデル汚れとして、タバコの煙を吹きかけ、表面が黄変するまでの吹きかけ回数を測定する。
【0042】
【表1】
Figure 2004075789

Claims (2)

  1. (a)炭素数10〜19の炭化水素基を1つと炭素数1〜3の炭化水素基を2つ有するアミンオキシド化合物を0.1〜2質量%、(b)炭素数2〜8のヒドロキシカルボン酸又はそのアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩を0.01〜2質量%、(c)アルカリ金属炭酸塩を0.1〜2質量%、(d)エタノール及びプロパノールから選ばれる一種以上を0.1〜20質量%、並びに水を含有し、(a)/(b)が質量比で50/1〜1/1であって、20℃のpHが8〜12である硬質表面用洗浄剤組成物。
  2. (a)、(b)及び(d)以外の有機化合物の含有量が0.6質量%以下である請求項1記載の硬質表面用洗浄剤組成物。
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