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JP2003507531A - ポリオキシプロピレン/ポリオキシエチレンテルペン化合物の、硬質表面用脱脂剤としての使用 - Google Patents

ポリオキシプロピレン/ポリオキシエチレンテルペン化合物の、硬質表面用脱脂剤としての使用

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JP2003507531A JP2001517651A JP2001517651A JP2003507531A JP 2003507531 A JP2003507531 A JP 2003507531A JP 2001517651 A JP2001517651 A JP 2001517651A JP 2001517651 A JP2001517651 A JP 2001517651A JP 2003507531 A JP2003507531 A JP 2003507531A
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Abstract

(57)【要約】 発明は、テルペンから誘導されかつ3〜5の範囲の数のオキシプロピレン単位及び6〜10(6及び10を除く)の範囲の数のオキシエチレン単位を含む少なくとも一種の化合物の、金属表面のような硬質表面の脱脂/清浄用途における使用に関する。その化合物は、使用する時に、10g/lよりも低い濃度、一層特に0.01〜10g/lの濃度で供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、オキシプロピレン及びオキシエチレン単位を含むテルペン化合物の
、硬質表面、一層特に金属表面を脱脂し/清浄にするための剤としての使用に関
する。
【0002】 (従来技術) 金属表面を清浄にし/脱脂する分野は、特に採用する化合物の脱脂力、及びそ
れの非発泡能力に関して非常に良好な性能を要求する。また、たとえサービス条
件が極めて困難であるとしても、そのような結果が通常要求されることにも留意
すべきである。スプレー方法は、処理液が加圧下で塗布されることから、泡の外
観を助長する。
【0003】 この分野で現在使用されている化合物は、主にエトキシル化アルキルフェノー
ルである。そのような化合物は、極めて満足すべき固有の脱脂性質を有する。し
かし、それらは、相当の不利、すなわち泡形成を助長する不利がある。この適用
のこの望ましくない現象は、線状アルコキシル化アルコールのような消泡剤を加
えることによって低減される。しかし、そのタイプの化合物が存在すると、エト
キシル化アルキルフェノールの脱脂活性を、無視し得ず、相当になり得る様式で
低減させる。活性の初期レベルを回復する程の更なるアルキルフェノールを加え
ることによって活性の損失を補うことは可能でない。
【0004】 国際特許出願WO−A−96/01245は、アルコキシル化テルペン化合物
を、泡形成を大きくは助長しない良好な脱脂剤として紹介することについて記載
している。例の化合物は、ノポール又はアルバノール(arbanol)タイプ
テルペン化合物の誘導体であり、オキシプロピレン部分0〜2及びオキシエチレ
ン部分3.3〜10.3を含有する。
【0005】 しかし、そのような化合物(それの重要性については、ここで議論しない)は
、硬質表面、一層特に金属表面を処理する極めて特別の用途においては、良好な
結果を生じない。それらは、この分野で要求される2つの基準、すなわち高い脱
脂活性及び消泡作用を同時には満足しない。このことは、配合物中の化合物の量
を増大させなければならない及び/又は消泡剤を加えなければならず、知られた
不利を有することを意味する。また、そのような化合物を多量に加えるにもかか
わらず、達成される脱脂レベルは、精々エトキシル化アルキルフェノールの脱脂
レベルと均等であることも述べられている。
【0006】 分かる通りに、多量の泡の出現を引き起こさない非常に高い脱脂能力を有する
化合物は、入手可能でなければならない。そのような化合物を使用すると、この
化合物を多量に使用することを必要とせずかつ消泡剤のような補足化合物を加え
ることを要しないことの二重の利点を有することになろう。
【0007】 本発明の目的は、硬質表面、特に金属表面を低い濃度で清浄にし/脱脂する用
途において、上に挙げた二重の基準を満足する特定のテルペン化合物を使用する
ことを提案するにある。
【0008】発明の開示 本発明は、下記式(I): Z−X−[CH(R3)−CH(R4)−O]n−[CH2CH2−O]p−R5 (式中: Zは、ビシクロ[a,b,c]ヘプテニル又はビシクロ[a,b,c]ヘプチ
ルラジカルを表わし、ここで、 a+b+c=5 a=2、3又は4; b=2又は1; c=0又は1; 該ラジカルは、随意に少なくとも1つのC1〜C6アルキルラジカルで置換され
かつ下記:
【化2】 に示すもの、又は二重結合の無い対応する主鎖から選ぶ主鎖Zを含み; Xは、−CH2−C(R1)(R2)−O−又は−O−CH(R’1)−CH(R ’2 )−O−を表わし、ここで、 R1、R2、R’1及びR’2は、同一でも又は異なってもよく、水素又は線状
、枝分れもしくは環状、飽和もしくは不飽和のC1〜C22炭化水素ラジカル、好
ましくはC1〜C6を表わし; R3及びR4は、同一でも又は異なってもよく、水素又は線状、枝分れもしく
は環状、飽和もしくは不飽和のC1〜C22炭化水素ラジカルを表わし、但し、R3 又はR4ラジカルの内の少なくとも1つは、水素以外のものであり; R5は、水素、置換されてもよい線状、枝分れもしくは環状、飽和もしくは
不飽和の、芳香族もしくは非芳香族C1〜C22炭化水素ラジカル、又は下記から
選ぶ基を表わし; −SO3M −OPO3(M)2 −(CH2r−COOM −(CH2z−SO3M (式中: Mは、水素、アルカリ金属又はアンモニウム機能N(R)4 +を表わし
、ここで、Rは、同一であっても又は同一でなくてもよく、水素又は線状、枝分
れもしくは環状、飽和もしくは不飽和のC1〜C22炭化水素ラジカルを表わし、
該ラジカルは、ヒドロキシル化されてもよく; rは、1〜6の範囲であり; zは、1〜6の範囲である); nは、3〜5(3及び5を含む)の範囲の整数又は分数であり; pは、6〜10(境界を除く)の範囲の整数又は分数である) を有する化合物を使用する間濃度0.01〜10g/lの範囲で採用される少な
くとも一種の化合物の、硬質表面を清浄にし/脱脂する際の使用に関する。
【0009】 本発明のそれ以上の利点及び特徴は、下記の記述及び例から一層明らかになる
ものと思う。
【0010】発明の具体的な説明 初めに、本発明において用いる化合物について説明することにする。 第一のタイプの化合物は、(I)式において、Xが−CH2−C(R1)(R2
)−O−に等しいことによって定義される。
【0011】 この化合物を、本明細書以降(Ia)と呼び、この化合物は下記式に一致する
: Z−CH2−C(R1)(R2)−O−[CH(R3)−CH(R4)−O]n−[C
2CH2−O]p−R5 式中:Z、R1、R2、R3、R4、R5、n及びpは、上に挙げた意味を有する。
【0012】 発明の一つの好適な実施では、ラジカルZをc)〜g)式を有するラジカルか
ら選ぶ。
【0013】 ラジカルZは、一層特に炭素原子1〜6の内の一つを経て鎖の残りに結合され
;炭素原子1、5及び6が好適であることに留意すべきである。
【0014】 更に、ラジカルZは、その炭素原子の内の少なくとも1つの上で2つのC1
6アルキルラジカル、好ましくは2つのメチルラジカルによって置換されるこ
とができる。
【0015】 一層特に、7炭素が、これらの2つのアルキルラジカル、一層詳細には2つの
メチルラジカルによって置換される。
【0016】 従って、発明の一つの好適な化合物は、ラジカルZが図c)〜g)に現れるも
の、一層好ましくはラジカルd)及びe)の内の一つに一致し;ラジカルZは、
7炭素上に配置される2つのメチルラジカルによって置換される化合物によって
構成される。
【0017】 発明の一層有利な実施では、ラジカルZは、5又は1炭素を経て鎖の残りに結
合されかつ7炭素上に2つのメチル置換基を所有する、d)又はe)式に一致す
る。
【0018】 好ましくは、R1、R2は、同一であっても又は同一でなくてもよく、水素又は
メチルラジカルを表わす。R1、R2は、水素を表わすのが好ましい。
【0019】 上に示した通りに、R3及びR4は、同一でも又は異なってもよく、水素又は線
状、枝分れもしくは環状、飽和もしくは不飽和のC1〜C22炭化水素ラジカルを
表わし、但し、R3又はR4ラジカルの内の少なくとも1つは、水素以外のもので
ある。
【0020】 一層詳細には、該ラジカルは、水素又はC1〜C6アルキルラジカル、好ましく
はメチルラジカル又はエチルラジカルを表わし、但し、これらの2つラジカルの
内の少なくとも1つは、水素以外のものである。ラジカルの内の一方は水素を表
わし、他方はメチルラジカルを表わすのが好ましい。
【0021】 R5は、水素、置換されてもよい線状、枝分れもしくは環状、飽和もしくは不
飽和の、芳香族もしくは非芳香族C1〜C22炭化水素ラジカル、又は下記から選
ぶ基を表わす:−SO3M、−OPO3(M)2、−(CH2r−COOM、−(
CH2z−SO3M(式中: Mは、水素、アルカリ金属又はアンモニウム機能N(R)4 +を表わし、ここで
、Rは、同一であっても又は同一でなくてもよく、水素又は線状、枝分れもしく
は環状、飽和もしくは不飽和のC1〜C22炭化水素ラジカルを表わし、該ラジカ
ルは、ヒドロキシル化されてもよく; rは、1〜6の範囲であり; zは、1〜6の範囲である。
【0022】 R5が炭化水素ラジカルである時は、R5は、一層特にC1〜C6アルキルラジカ
ル又はアルキルフェニルラジカルであり、該ラジカルは、随意にハロゲン(例え
ば、塩素)で置換される。 R5は、水素原子であるのが好ましい。
【0023】 最後に、nは、3〜5(3及び5を含む)の範囲の整数又は分数であり、pは
、6〜10(境界を除く)の範囲の整数又は分数である。
【0024】 発明の第一の特定の実施では、nの値は、3である。 更に、pの値は、一層特に6.2〜7(境界を含む)の範囲である。pは、6
.3〜7(境界を含む)の範囲であるのが好ましい。
【0025】 発明の第二の特定の実施では、nは、4〜5(境界を含む)の範囲である。 更に、pの値は、好ましくは7(7を含む)〜10(10を除く)の範囲であ
り、8(8を含む)〜10(10を除く)の範囲であるのが好ましい。
【0026】 第二のタイプの化合物は、(I)式において、Xが−O−CH(R’1)−C
H(R’2)−O−を表わすことによって定義される。
【0027】 これより、この化合物を、本明細書以降(Ib)と呼び、この化合物は下記式
に一致する: Z−O−CH(R’1)−CH(R’2)−O−[CH(R3)−CH(R4)−O
n−[CH2CH2−O]p−R5 式中:Z、R’1、R’2、R3、R4、R5、n及びpは、上に挙げた意味を有す
る。
【0028】 発明の一つの好適な実施では、ラジカルZは、二重結合を含有しない二環式化
合物であるラジカルc)に一致する。
【0029】 ここで再び、ラジカルZは、一層特に炭素原子1〜6の内の一つを経て鎖の残
りに結合され;炭素原子1、3、4又は6が好適であることに留意すべきである
【0030】 更に、ラジカルZは、その炭素原子の内の少なくとも1つの上で2つのC1
6アルキルラジカル、好ましくは2つのメチルラジカルによって置換されるこ
とができる。
【0031】 一層特に、7炭素が、これらの2つのアルキルラジカル、一層詳細には2つの
メチルラジカルによって置換される。
【0032】 更に、ラジカルZの炭素原子2又は5が、C1〜C6置換基、好ましくはメチル
ラジカルを所有する。
【0033】 一層特にかつ前述した通りに、R’1及びR’2ラジカルは、同一であっても又
は異なってもよく、水素又は線状、枝分れもしくは環状、飽和もしくは不飽和の
1〜C22炭化水素ラジカルを表わし、但し、2つの1つは、水素以外のもので
ある。
【0034】 発明の特定の実施では、該ラジカルは、水素又はC1〜C6アルキルラジカル、
好ましくはメチルラジカルを表わす。
【0035】 R3、R4及びR5ラジカル、n及びpの値並びにこれらの値に関する好適な変
更に関して前述したことは、またこの場合にも当てはまり、繰り返さないことに
する。
【0036】 発明の特に有利な実施の一つは、上記したタイプの化合物(Ia)を使用する
ことによって構成される。
【0037】 発明の化合物は、 化合物(Ia)を得るには、(IIa)式を有する反応体:
【化3】 又は化合物(Ib)を得るには、(IIb)式を有する反応体:
【化4】 を、第一に、(IIIop)式を有する反応体と:
【化5】 次いで、第二に、(IIIoe)式を有する反応体と:
【化6】 反応させることによって調製することができ、ここで、Z、R1、R2、R3及び
4については、上に定義している。
【0038】 反応は、触媒の存在において実施することができる。
【0039】 挙げることができる適した触媒は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属水酸化
物或はN(R)4 +タイプ(ここで、Rは、同一であっても又は同一でなくてもよ
く、水素又はC1〜C6アルキルラジカル、好ましくはメチル又はエチルを表わす
)の第四アンモニウム水酸化物のような強塩基である。ナトリウム、カリウム及
びテトラメチルアンモニウム水酸化物が、この反応を実施するために適している
【0040】 また、ナトリウムもしくはカリウムメチレート、エチレート又はテリオ(te
rio)ブチレートのようなアルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコキシドか
ら選ぶ触媒を使用することも可能である。また、第一、第二又は第三アミンを触
媒として使用することも可能であり、好ましくは脂肪族アミンを触媒として使用
することも可能であり、そのようなアミンは、エーテル機能のような他の機能を
含む可能性があることに留意すべきである。挙げることができるこのタイプの触
媒の例は、N,N−ジメチルラウリルアミンである。
【0041】 塩基性触媒の場合には、その量は、一層特に最終生成物重量に対して0.5〜
40mgの範囲である。
【0042】 この反応をBF3(ガス状又はエーテルに溶解した状態)、SnCl4、又はS
bCl5のようなルイス酸の存在において実施することが可能である。
【0043】 一層特に、酸触媒の量は、反応体(IIa)又は(IIb)1モル当たり0.
1〜10mモルの範囲である。
【0044】 接触を、反応が起きる程の温度で実施する。指標として、温度は、100℃よ
りも高く、一層特に120°〜250℃の範囲であり、150°〜200℃の範
囲であるのが好ましい。
【0045】 反応は、窒素、或はアルゴン、又は一酸化炭素のような希ガスのような反応条
件下で不活性な雰囲気で実施するのが有利である。窒素が好適である。
【0046】 反応は、大気圧で、減圧下で又はわずかな過圧下で実施することができる。圧
力は、1〜4バールの範囲である普通である。
【0047】 反応体(IIa)及び(IIb)の調製については、WO−A−96/012
45に記載されており、これを参照すべきである。
【0048】 化合物(IIIop)及び(IIIoe)の量は、(I)式の特性、一層特に
n及びpの所望の値の関数として計算する。これらの2つの化合物を引き続き導
入して(I)式を有するブロック化合物を得る。
【0049】 反応の終わりに、反応混合物を中和してpH5〜8、好ましくは6〜7の範囲
を得るのが好ましい。
【0050】 中和は、反応において使用する触媒の性質に応じて、酢酸、水酸化物、ナトリ
ウムカーボネートもしくはバイカーボネートを使用して実施する。
【0051】 この反応の終わりに、化合物(I)は、R5ラジカルが水素であるようなもの
である。
【0052】 該ラジカルの官能化工程、すなわち末端水素を上に定義した通りの別のR5
ジカルに転換しようと意図する工程を実施することが可能である。エーテル化又
はエステル化作業を末端水素に関して実施することができ;この工程は、それ自
体良く知られており;この工程は、中和した後に実施するのが好ましい。
【0053】 下記を調製することができる: 英国特許GB−A−1 111 208又は米国特許US−A−3 392
185に記載されている通りのエーテルスルフェート(R5=−SO3M); US−A−3 331 896に記載されている通りのエーテルホスフェート
(R5=−OPO3(M)2); US−A−2 623 900又はUS−A−2 983 738に記載され
ている通りのエーテルカルボキシレート(R5=−(CH2)−COOM); US−A−2 115 192、US−A−4 978 780又はK.SU
GA,Austr.J.Chem.,21,2333(1968)に記載されて
いる通りのエーテルスルホネート(R5=−(CH22−SO3M); US−A−2 913 416に記載されている通りのアルキルエーテル(R 5 =炭化水素ラジカル)。
【0054】 官能化モードに関するそれ以上の詳細については、WO−A−96/0124
5に記載されている。
【0055】 発明の化合物は、これより硬質表面、一層特に金属表面用脱脂剤として使用さ
れる。
【0056】 発明の化合物は、金属処理産業において、かつまたそのような表面を脱脂する
任意の用途、例えば油井又は産油プラットホームを脱脂する用途において使用す
ることができる。
【0057】 上に示した通りに、発明に従って採用する化合物は、使用する時に、0.01
〜10g/lの範囲の量で使用する。
【0058】 一層特に、金属板又はシートを脱脂する時には、化合物濃度は、使用する間0
.01〜5g/lの範囲である。
【0059】 産油場、一層特にプラットホーム脱脂では、化合物の濃度は、発明に従って使
用する化合物を使用する時に、0.01〜10g/lの範囲である。
【0060】 一層特に、井戸洗浄に関しては、発明の化合物を、好ましくは0.01〜5g
/lの範囲の濃度で使用する。
【0061】 発明の化合物を含有する水性脱脂用又は洗浄剤媒体を、少なくともそれらの曇
り点程度の温度で使用するのが好ましい。
【0062】 アルカリ媒体中の金属板又はシート用脱脂用配合物は、発明の化合物に加えて
、下記の化合物の内の少なくとも一種を含むアルカリ液を含む: 水酸化物、カーボネート、セスキカーボネート、或はアルカリ金属又はアルカ
リ土類金属バイカーボネートのような少なくとも一種のpH調整剤; アルカリ金属、アルカリ土類金属、N(R)4 +タイプアンモニウム(ここで、
Rは、水素、随意に酸素原子を含有することができるC1〜C4アルキルラジカル
を表わす)のトリポリホスフェート、ピロホスフェート、オルトホスフェート又
はヘキサメタホスフェートのような少なくとも一種のポリホスフェート; 無水の又はその反対のアルカリ金属メタシリケートのような少なくとも一種の
アルカリ金属シリケート、或はそれらの混合物。
【0063】 使用する間のアルカリ液の濃度は、1〜100g/lの範囲、一層特に5〜2
0g/lの範囲である。
【0064】 配合物は、また、下記を含むことができる: ベンゼンスルホネート、モノ−もしくはジ−アルキル(C1〜C4)ベンゼンス
ルホネート、トルエン−、キシレン−、もしくはクメン−スルホネート、アルコ
ール又はグリコールのような少なくとも一種のヒドロトロピー性(hydrot
ropic)電解質; ニトリロ酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、エチレンジアミンテトラメチル
ホスホン酸、ニトリロメチレンホスホン酸又はこれらの塩のような少なくとも一
種の金属イオン封鎖剤; アルカノールアミン、エチレンジアミンのような緩衝剤; 金属腐食抑制剤。
【0065】 これらの化合物の濃度は、この分野についての通常の範囲内に在ることができ
る。しかし、例示として、化合物の各々の量は、使用する時に、0〜1.5g/
lである。
【0066】 油プラットホームを脱脂するのに使用する水性組成物は、発明の化合物に加え
て、下記を含むことができる: ベンゼンスルホネート、モノ−もしくはジ−アルキル(C1〜C4)ベンゼンス
ルホネート、トルエン−、キシレン−、もしくはクメン−スルホネート、アルコ
ール及びグリコールのような少なくとも一種のヒドロトロピー性電解質; アルカリ金属カーボネート、セスキカーボネートもしくはバイカーボネートの
ような少なくとも一種のpH調整剤; 酵素、金属腐食抑制剤のような添加剤。
【0067】 ここで再び、これらの化合物の濃度は、その分野についての通常の範囲内であ
る。しかし、化合物の各々についての具体的な濃度は、使用する時に、0〜1.
5g/lである。
【0068】 油井を清浄にするのに使用する水性媒体は、発明の化合物に加えて、下記を含
むことができる: アルカリ金属カーボネート、セスキカーボネートもしくはバイカーボネート、
又はアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属水酸化物のような少なくとも一種の
pH調整剤; 全水性組成物重量の5%までの量の酵素、又は金属腐食抑制剤のような添加剤
; 必要ならば、井戸内に満足すべき静水圧を保つための増量(weightin
g)剤。 挙げることができるそのような化合物の例は、アルカリ金属もしくはアルカリ
土類金属ハロゲン化物のような可溶性の又は少なくとも一部可溶性の塩である。
また、アルカリもしくはアルカリ土類金属スルフェート、カーボネート、バイカ
ーボネート、シリケート、もしくはホスフェートを単独で又は混合物として使用
することも可能である。また、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属ホルメー
ト又はアセテートのような有機酸塩を使用することも可能である。アルカリ土類
金属スルフェート、シリケートもしくはカーボネート;又はアルカリ土類金属も
しくは亜鉛ブロミドのような不溶性塩を使用することが可能であるが、好適とは
言えない; ポリガラクトマンナン、セルロース、デンプン及びそれらの誘導体のような植
物源の多糖;或はキサンタンガム又は脱アセチル化誘導体のような細菌源の多糖
のようなヒドロコロイド。
【0069】 発明の範囲は、界面活性剤(アニオン系、カチオン系、双生イオン系、両性系
)、好ましくは低発泡性界面活性剤及びその他の添加剤を上記した配合物に加え
ることを包含するが、好適とは言えない。
【0070】 今、発明を例示する例を挙げることにするが、例は、制限するものではない。
【0071】 例1 本例は、異なる数のオキシプロピレン(OP)単位及びオキシエチレン(OE
)単位を含有する6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−
2−エタノールの合成に関する。
【0072】 オキシプロピレン(OP)単位x及びオキシエチレン(OE)単位yを含む6
,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−2−エタノールを下
記の通りにして合成した: 使用した6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタ−2−エン−2−エ
タノール(ノポール)は、Flukaによって販売されている。
【0073】 ノポール(6モル)及び水酸化カリウム水溶液(50%、3.1g)を5リッ
トルエトキシル化反応装置の中に導入した。
【0074】 反応媒体を窒素の流れ中で120℃で脱水した。
【0075】 次いで、それを加熱して170℃にし、プロピレンオキシド(xモル当量)を
導入した。一旦プロピレンオキシドを導入したら、エチレンオキシドを加えた(
yモル当量)。
【0076】 次いで、反応媒体を冷却し、酢酸を加えることによって中和してpH7にした
。得られた液体を吸収性クレー(Clarcel DIC)を通してろ過した。
【0077】 上記の方法を用いて合成した化合物の表:
【表1】
【0078】 例2 本例は、発明の化合物1及び3、比較化合物10、11及び12、並びに脱泡
されたIgepal NP10を用いて得られた化合物の脱脂特性を比較する。
【0079】 グリースを塗る 予備脱脂された“Q−Panel”Stock n0 R−36タイプ“Du
ll matt finish”0.8×76×152mmスチール板を、Qu
aker ChemicalsによりQUAKER 6130Nとして販売され
ている、自動車用スチールシートを圧延するために配合された全潤滑油中に2分
間浸漬し、次いで24時間懸濁して排水した。
【0080】 洗浄及びすすぎ グリースを塗った板をCIEMME LARO 350脱脂用スプレー機の中
に導入した。脱脂温度は45℃であり、圧力は2バールであった。
【0081】 脱脂品質を記録する前に、板の各々の面を2ml/分で流れる水の流れ中で5
秒間すすいだ。
【0082】 脱脂用媒体 等しい量の水酸化カリウム、ナトリウムメタシリケート(SIMET GA5
、Rhodia Chmieにより販売されている無水のメタシリケート及び5
水和メタシリケートの顆粒)及びピロ燐酸4カリウムによって構成される活性物
質45重量%を含有する水性液20g/lを希釈しかつテスト化合物1g/lを
加えることによって、塩基性脱脂用媒体(pH12〜13)を調製した。
【0083】 結果を下記の表に示す:
【表2】
【0084】 発明の生成物が、比較用に用いた剤のいずれよりも一層活性であるのは明らか
である。
【0085】 例3 本例は、発明の化合物4〜7及び非脱泡のIgepal NP10を用いて得
られた化合物の脱脂特性を比較する。
【0086】 グリースを塗る Pennzoil Products Company(テキサス、ヒュース
トン)により販売されている商品名Pennzoil 80W−90を有する油
を予備脱脂された0.8×24×101mmスチール板に、はけを使用して塗布
して油コーティング約0.015g/cm2を得た。それらを、次いで空気中で
24時間貯蔵した。
【0087】 油の品質を、板を、油を塗布する前と後とで秤量することによって測定した。
【0088】 洗浄及びすすぎ 板を1リットルの脱脂用媒体中に50℃で磁気攪拌(100rpm)しながら
10分間浸漬した。
【0089】 脱脂品質を読む前に、板の各々の面を2ml/分で流れる水の流れ中で5秒間
すすぎ、次いで80℃で乾燥させた。
【0090】 作業の効能を、板を脱脂用媒体で処理する前と後とで秤量することによって計
算した。
【0091】 脱脂用媒体 ピロ燐酸4カリウム1.5g/lを含有する水性液20g/lを希釈しかつテ
スト化合物1g/lを加えることによって、塩基性脱脂用媒体(pH12〜13
)を調製した。
【0092】 結果を下記の表に示す:
【表3】
【0093】 発明の生成物が、比較用に用いた剤よりも一層活性であるのは明らかである。
【0094】 例4 本例は、例1〜9で得られた化合物の発泡特性を、比較化合物、すなわち脱泡
されたIgepal及びIgepal単独で得られた発泡特性と比較する。
【0095】 泡テスト: 等しい量の水酸化カリウム、ナトリウムメタシリケート(SIMET GA5
、Rhodia Chmieにより販売されている無水のメタシリケート及び5
水和メタシリケートの顆粒)及びピロ燐酸4カリウムによって構成される活性物
質45重量%を含有する水性液20g/lを希釈しかつテスト化合物1g/lを
加えることによって、塩基性脱脂用媒体(pH12〜13)を調製した。
【0096】 テストを50℃で実施した。
【0097】 ターボミキサー(40mmタービン、速度2000rpm)を使用して溶液9
00gを5分間攪拌することによって、泡が得られた。
【0098】 サンプルについて、5分間静置させた後に、泡レベルを記録した。
【0099】 結果を下記の表に示す:
【表4】
【0100】 上記の表は、先の例からの脱脂結果と組み合わさって、発明の化合物だけが、
金属板を脱脂する際の使用に適合する高い脱脂力及び発泡レベルの二重の基準を
満足することを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ジャンギュイ ル エロコ フランス国 エフ92300 レヴァルワ ペ レ、リュ ド ヴィリエ、10 Fターム(参考) 4H003 AC06 AC11 AC23 DA05 DA09 DA14 DB02 EA10 EA15 EA21 4K053 PA02 PA13 PA18 QA04 RA21 RA25 RA27 RA28 RA32 RA33 RA40 RA41 RA44 RA51 RA55 RA57 RA63 RA64 RA67 SA06 TA12 TA17 TA18

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(I): Z−X−[CH(R3)−CH(R4)−O]n−[CH2CH2−O]p−R5 (式中: Zは、ビシクロ[a,b,c]ヘプテニル又はビシクロ[a,b,c]ヘプチ
    ルラジカルを表わし、ここで、 a+b+c=5 a=2、3又は4; b=2又は1; c=0又は1; 該ラジカルは、随意に少なくとも1つのC1〜C6アルキルラジカルで置換され
    かつ下記: 【化1】 に示すもの、又は二重結合の無い対応する主鎖から選ぶ主鎖Zを含み; Xは、−CH2−C(R1)(R2)−O−又は−O−CH(R’1)−CH(R ’2 )−O−を表わし、ここで、 R1、R2、R’1及びR’2は、同一であっても又は異なってもよく、水素又
    は線状、枝分れもしくは環状、飽和もしくは不飽和のC1〜C22炭化水素ラジカ
    ル、好ましくはC1〜C6を表わし; R3及びR4は、同一であっても又は異なってもよく、水素又は線状、枝分れ
    もしくは環状、飽和もしくは不飽和のC1〜C22炭化水素ラジカルを表わし、但
    し、R3又はR4ラジカルの内の少なくとも1つは、水素以外のものであり; R5は、水素、置換されてもよい線状、枝分れもしくは環状、飽和もしくは
    不飽和の、芳香族もしくは非芳香族C1〜C22炭化水素ラジカル、又は下記から
    選ぶ基を表わし; −SO3M −OPO3(M)2 −(CH2r−COOM −(CH2z−SO3M (式中: Mは、水素、アルカリ金属又はアンモニウム機能N(R)4 +を表わし
    、ここで、Rは、同一であっても又は同一でなくてもよく、水素又は線状、枝分
    れもしくは環状、飽和もしくは不飽和のC1〜C22炭化水素ラジカルを表わし、
    該ラジカルは、ヒドロキシル化されてもよく; rは、1〜6の範囲であり; zは、1〜6の範囲である); nは、3〜5(3及び5を含む)の範囲の整数又は分数であり; pは、6〜10(境界を除く)の範囲の整数又は分数である) を有する化合物を使用する間濃度0.01〜10g/lの範囲で採用される少な
    くとも一種の化合物の、金属表面のような硬質表面を脱脂し/清浄にする際の使
    用。
  2. 【請求項2】 化合物が、(I)式において、nが3に等しいようなもので
    あることを特徴とする先の請求項記載の使用。
  3. 【請求項3】 化合物が、(I)式において、pが6.2〜7(境界を含む
    )の範囲、好ましくは6.3〜7(境界を含む)の範囲であるようなものである
    ことを特徴とする先の請求項の内のいずれか一に記載の使用。
  4. 【請求項4】 化合物が、(I)式において、nが4〜5の範囲であるよう
    なものであることを特徴とする請求項1記載の使用。
  5. 【請求項5】 化合物が、(I)式において、pが7(7を含む)〜10(
    10を除く)の範囲、好ましくは8(8を含む)〜10(10を除く)の範囲で
    あるようなものであることを特徴とする先の請求項記載の使用。
  6. 【請求項6】 化合物が、(I)式において、ラジカルZがその炭素原子の
    内の少なくとも1つの上で2つのC1〜C6アルキルラジカルで置換されるような
    ものであることを特徴とする先の請求項の内のいずれか一に記載の使用。
  7. 【請求項7】 化合物が、(I)式において、Xが−CH2−C(R1)(R 2 )−O−を表わしかつ主鎖Zをc)〜g)式から選ぶようなものであることを
    特徴とする先の請求項の内のいずれか一に記載の使用。
  8. 【請求項8】 化合物が、(I)式において、主鎖Zをd)及びe)式から
    選ぶようなものであることを特徴とする先の請求項の内のいずれか一に記載の使
    用。
  9. 【請求項9】 化合物が、(I)式において、Xが−O−CH(R’1)−
    CH(R’2)−O−を表わし、かつラジカルZが主鎖c)に相当し、二環式主
    鎖に二重結合が存在しないようなものであることを特徴とする請求項1〜5の内
    のいずれか一に記載の使用。
  10. 【請求項10】 化合物が、(I)式において、ラジカルZが二環の炭素2
    又は炭素5の上でC1〜C6アルキルラジカル、好ましくはメチルラジカルで置換
    されるようなものであることを特徴とする先の請求項に記載の使用。
  11. 【請求項11】 化合物を金属板を脱脂し/清浄にするために使用し;化合
    物の濃度が使用する間0.01〜5g/lの範囲であることを特徴とする先の請
    求項の内のいずれか一に記載の使用。
  12. 【請求項12】 化合物をプラットホームを脱脂し/清浄にするために使用
    し;化合物の濃度が使用する間0.01〜10g/lの範囲であることを特徴と
    する請求項1〜10の内のいずれか一に記載の使用。
  13. 【請求項13】 化合物を産油井戸を脱脂し/清浄にするために使用し;化
    合物の濃度が使用する間0.01〜5g/lの範囲であることを特徴とする請求
    項1〜10の内のいずれか一に記載の使用。
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