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JP2003308205A - プログラムの一時停止方法 - Google Patents

プログラムの一時停止方法

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JP2003308205A
JP2003308205A JP2002111060A JP2002111060A JP2003308205A JP 2003308205 A JP2003308205 A JP 2003308205A JP 2002111060 A JP2002111060 A JP 2002111060A JP 2002111060 A JP2002111060 A JP 2002111060A JP 2003308205 A JP2003308205 A JP 2003308205A
Authority
JP
Japan
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program
window
suspension
pause
java
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002111060A
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English (en)
Inventor
Nobuo Takamasa
信生 高正
Takahide Todoroki
高秀 等々力
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Aplix Corp
Original Assignee
Aplix Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定のシステムで実行中のプログラムを一時
停止する方法において、一時停止処理の体感的な速度を
向上することができるプログラムの一時停止方法を提供
すること。 【解決手段】 システムが一時停止要求信号を受領する
ステップと、システムが当該一時停止要求信号の受領を
契機に、一時停止を確定するためのウィンドウを表示す
るステップと、当該ウィンドウを表示した後、または、
当該ウィンドウの表示と並行して、前記実行中のプログ
ラムを一時停止する処理を実行するステップにより、所
定のシステム上で実行中のプログラムを一時停止する方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムの一時
停止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードウェアやOSといった、コンピュ
ータのプラットフォームに依存しないプログラムを提供
することを目的として、各プラットフォーム上にソフト
ウェア的ないしハードウェア的な手法により仮想機械
(VM; Virtual Machine)を構築し、この仮想機械上
でソースコードとオブジェクトコードとの間の中間的な
コードを実行する方法が提案されている。
【0003】上記の方法によれば、単一のコードを種々
のプラットフォームに供給して実行することができ、種
々のプラットフォームのそれぞれに固有のコードを供給
する場合と比べて、ソフトウェア開発の効率を大幅に向
上することが可能となる。このような方法を採用したプ
ログラム言語の一つに、クラスファイルと呼ばれる中間
コードの形式を採用したJava(R)言語が挙げられ
る。
【0004】Java(R)言語は、中間コードの形式
で実行することに加えて、オブジェクト指向であるとい
う特徴を有しており、そのプログラムは再利用性に富ん
でいる。さらに、Java(R)仮想計算機を備えた実
行環境では、GUI(Graphical User Interface)機能
を実現するクラスライブラリを利用することにより、G
UIを容易に実現することができるという特徴も有して
いる。
【0005】ところで、GUIを利用したシステムにお
いて実行中のアプリケーションを一時停止させる場合、
一時停止の命令を受けたシステムは、アプリケーション
を一時停止するための処理(例えば、スレッドの停止、
データの保存や退避等)を実行した後、一時停止を確定
するためのウィンドウを表示することが通常である。そ
して、このウィンドウにおいて一時停止が確定されたと
きには当該アプリケーションを実行状態から一時停止状
態に移行させ、一時停止がキャンセルされたときには当
該アプリケーションの実行を続行する。
【0006】しかしながら、上記の手順で一時停止を行
う場合、例えばユーザーが一時停止のためのキー入力等
を行ってから一時停止を確定するためのウィンドウが表
示されるまでの間に、アプリケーションを一時停止する
ための処理を実行する分だけタイムラグが生じてしま
う。このようなタイムラグは、処理能力が高いプロセッ
サや大容量のメモリを利用したシステムでは極めて短時
間であるため問題とならないが、ハードウエア構成に制
限のあるシステムではユーザーに処理の遅さを体感させ
る要因となり得る。
【0007】例えば、最近では、携帯電話端末において
もGUIを実現するために液晶表示装置等を搭載し、通
信制御用のプロセッサ等を利用して所望のアプリケーシ
ョンを実行することが一般的になっており、また、前述
したJava(R)仮想機械を搭載してJava(R)
言語で作成されたアプリケーションを実行可能な構成と
する場合もある。しかし、現状の携帯電話端末では、通
信制御用プロセッサの余った処理能力を利用してアプリ
ケーションを実行しており、また、コスト的な事情から
処理能力の高いプロセッサや大容量のメモリを搭載する
ことができない。このため、携帯電話端末において上記
の手順でプログラムの一時停止を行う場合の体感的な速
度は極めて遅いものとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、所定のシステムで実行中のプログラムを一時停止
する方法において、一時停止処理の体感的な速度を向上
することができるプログラムの一時停止方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために検討を行い、以下の知見を得た。プロ
グラムを一時停止する命令を入力したユーザは、その後
に表示される一時停止確定ウィンドウにおいて一時停止
を確定させることが通常である。しかし、一時停止を確
定させる操作は、一時停止確定ウィンドウが表示される
のを待って行わなければならない。一時停止を確定させ
る操作自体は毎度繰り返されるものであるだけに、この
待ち時間は実時間よりも長く感じられることが予測され
る。したがって、一時停止が完了するまでに要する時間
は同じであっても、プログラムを一時停止する命令を入
力してから一時停止確定ウィンドウが表示されるまでの
タイムラグが長いほど、ユーザが体感する一時停止処理
の速度は遅くなるものと考えられる。
【0010】上記知見に基づき、本発明の第1の観点
は、所定のシステム上で実行中のプログラムを一時停止
する方法において、前記システムが一時停止要求信号を
受領するステップと、前記システムが当該一時停止要求
信号の受領を契機に、一時停止を確定するためのウィン
ドウを表示するステップと、当該ウィンドウを表示した
後、または、当該ウィンドウの表示と並行して、前記シ
ステムが前記プログラムを一時停止する処理を実行する
ステップとを有することを特徴とするプログラムの一時
停止方法を提供する。
【0011】また、本発明の第2の観点は、組込み機器
に搭載されたシステム上で実行中のプログラムを一時停
止する方法において、前記システムが一時停止要求信号
を受領するステップと、前記システムが当該一時停止要
求信号の受領を契機に、一時停止を確定するためのウィ
ンドウを表示するステップと、当該ウィンドウを表示し
た後、または、当該ウィンドウの表示と並行して、前記
システムが前記プログラムを一時停止する処理を実行す
るステップとを有することを特徴とするプログラムの一
時停止方法を提供する。
【0012】以上のような構成によれば、システムが一
時停止要求信号の受領を契機に、一時停止を確定するた
めのウィンドウを表示した後、または、当該ウィンドウ
の表示と並行して、実行中のプログラムを一時停止する
処理を実行するので、一時停止を確定するためのウィン
ドウの表示が実行中のプログラムを一時停止する処理よ
りも優先して行うことができ、システムが一時停止要求
信号を受領してから一時停止を確定するためのウィンド
ウが表示されるまでの時間を短縮することができる。ユ
ーザが体感する一時停止処理の所要時間は、一時停止を
確定するためのウィンドウが表示されるまでの時間に左
右されるところが大きいため、このようにすることで一
時停止処理の体感的な速度を向上することができる。
【0013】上記本発明の第2の観点における組込み機
器としては、携帯電話端末が好適である。このようにす
ることで、携帯電話端末に搭載されたプロセッサを利用
して種々のアプリケーションを実行する場合にも、アプ
リケーションを一時停止する際の体感的な処理速度を向
上することができる。
【0014】また、前記プログラムとして、所定の中間
コードを実行するJava(R)仮想機械をなすプログ
ラムとすれば、Java(R)言語で作成されたアプリ
ケーションの実行を優れた体感速度で一時停止すること
が可能となる。
【0015】なお、上記構成において、「システム」と
は、プログラムを実行する情報処理系の全体を指すもの
であり、情報処理系に含まれる特定のハードウェアない
しソフトウェアに限定して解釈されるものではない。本
発明は、システム全体として上記の各ステップが実行さ
れることによって、一時停止処理の体感速度を向上でき
るという確実な効果を奏するものであり、上記各ステッ
プを実行する主体によってその効果が左右されるもので
はないからである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1か
ら図5に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係る携帯電話端末1をネットワーク構成とともに示
す図面であり、図2は、この携帯電話端末1に組み込ま
れた中間コード実行システム100の構成図である。図
1に示すように、この携帯電話端末1は、無線通信網2
およびネットワーク3を介して、情報を提供するサーバ
4と接続する機能を有している。
【0017】無線通信網2は、複数の無線基地局等から
構成される移動体通信システムのような通信網であり、
この無線通信網2に接続した携帯電話端末1は、無線通
信網2に接続した別の携帯電話端末もしくは固定電話端
末と通信することができ、また、後述するネットワーク
3と通信することも可能である。
【0018】ネットワーク3はインターネットを想定し
ているが所定のローカルネットワークでもよく、このネ
ットワーク3上のサーバ4が携帯電話端末1に対して各
種サービス、例えば、携帯電話端末1の機能を追加する
アプリケーションのダウンロードサービスや、ホームペ
ージデータの配信サービス等を提供する。
【0019】また、図1に示すように、携帯電話端末1
は、記憶手段11と、入力手段12と、表示手段13
と、外部との間で情報の授受を行う通信手段14と、こ
れら各手段の動作を制御する処理手段15とを備えてい
る。また、このうち記憶手段11および処理手段15を
リソースとして、図2に示す中間コード実行システム1
00が構成される。中間コード実行システム100につ
いては後述する。
【0020】上記記憶手段11は、SRAMやDRA
M、SDRAM、FCRAM等のRAMと、フラッシュ
メモリ等のROMとを有している(いずれも不図示)。
ROMは主として種々の機能を実現するプログラムのス
トレージとして用いられ、RAMは主としてプログラム
実行時のワークとして用いられる。また、記憶手段11
は、必要に応じてコネクタを介して着脱自在なメモリー
カードを備えた構成としてもよい。
【0021】上記入力手段12は、携帯電話端末1に電
話番号・URL・メールアドレス等のデータや命令を入
力するための手段であり、例えば、キー・ボタン・ダイ
ヤル等が挙げられる。
【0022】上記表示手段13は、携帯電話端末1の操
作メニュー画面、動作モード・ステータス・通信状況と
いった情報、メールの内容やWebコンテンツ、さらに
はアプリケーション画面等を表示する液晶表示装置であ
る。この表示手段13により、携帯電話端末1において
GUIを利用した処理が可能となっている。
【0023】上記通信手段14は、外部との間で情報の
送信および受信を行うものであり、無線通信網2を介し
て他の端末と通信を行う機能を備えるとともに、無線通
信網2を介してネットワーク3と接続するための機能を
備えている。
【0024】処理手段15は、記憶手段11のROMに
格納された所定のプログラムにしたがって、入力手段1
2、通信手段13等から入力された情報を処理して、記
憶手段11、表示手段13および通信手段14等の動作
を制御することにより、携帯電話端末1において種々の
機能を実現する。より詳細には、本実施形態では、記憶
手段11のROMにOS(Operating System)のような
基本プログラムを格納しており、携帯電話端末1の電源
ONとともに処理手段15がOSのプログラムを実行し
て、種々の制御を行うシステムタスクを起動する構成と
なっている。なお、ここでは携帯電話端末1の本来の機
能を実現するために動作しているタスク(群)をシステム
タスクと呼ぶことにする。処理手段15としては、例え
ば、CPUやMPUのようなプロセッサを挙げることが
できる。また、OSとしては、ITRON等のようにリ
アルタイム処理に対応したマルチタスクOSが好適であ
る。
【0025】さらに本実施形態においては、処理手段1
5によって記憶手段11のROMに格納されたプログラ
ムを実行することにより、処理手段15上にJava
(R)仮想機械(VM; Virtual Machine)21をソフ
トウェア的に構築することができ、これにより図2に示
す中間コード実行システム100が構成される。この中
間コード実行システム100は、図2に示すように、J
ava(R)で作成されたアプリケーション(以下、J
ava(R)アプリケーションという)のソースコード
をコンパイルして得られた中間コードであるクラスファ
イル22を格納した記憶手段11と、処理手段15と、
Java(R)仮想機械21とからなっている。
【0026】このような構成の中間コード実行システム
100においては、Java(R)仮想機械21によっ
て、クラスファイル22からバイトコード命令を取り出
し、取り出した命令の種類を特定して実行する処理を逐
次的に行うことにより、Java(R)アプリケーショ
ンを実行することができる。この際、記憶手段11のR
AMは、Java(R)仮想機械21によってクラスフ
ァイル22を実行するためのヒープとして利用される。
また、Java(R)アプリケーションの実行に際して
は、記憶手段11のROMに格納されたクラスファイル
ライブラリが適宜利用される。
【0027】以下、上記の中間コード実行システム10
0において、Java(R)アプリケーションの実行
(Java(R)仮想機械21によるクラスファイル2
2の実行)を一時停止する動作について、図3のフロー
チャートを参照しながら具体的に説明する。
【0028】Java(R)アプリケーションを実行し
ている中間コード実行システム100においては、シス
テムタスクと、Java(R)仮想機械21のタスク
(以下、VMタスクという)とがOSによって起動され
ており、Java(R)アプリケーションはこのVMタ
スク上で実行されている。ここで、VMタスクは、詳細
にはJava(R)仮想機械21を構成するプログラム
を実行するタスクであり、クラスファイル22はその変
数として与えられるものと表現することができる。
【0029】このような状態で、携帯電話端末1の入力
手段12または通信手段14からJava(R)アプリ
ケーションを一時停止するための信号が入力されること
により、一時停止の動作が開始され、当該信号がシステ
ムタスクに一時停止要求として通知される(ST10
1)。次いで、システムタスクからJava(R)アプ
リケーションの一時停止を確定するためのウィンドウを
表示するモジュールが記憶手段11のROMから呼び出
され、携帯電話1の表示手段13に、図4に示すような
一時停止確定ウィンドウを表示する処理が開始される
(ST102)。この一時停止確定ウィンドウには「O
K」ボタンと「Canncel」ボタンとが形成されて
おり、ユーザーが入力手段12でいずれかを選択するこ
とによって、一時停止処理の確定要求または取消要求を
システムタスクに通知可能となっている。
【0030】一時停止確定ウィンドウが表示された後、
または、一時停止確定ウィンドウを表示する処理のバッ
クグラウンドで、システムタスクはVMタスクに一時停
止要求を通知する(ST103)。VMタスクが一時停
止要求の通知を受けると、VMタスク上で実行中のJa
va(R)仮想機械21のプログラムはクラスファイル
22からpause ( )メソッドを呼び出して実行し、クラ
スファイル22の実行時に使用していたスレッドの停止
やデータの保存・退避等の処理を行う(ST104)。
【0031】pause ( )メソッドが一連の処理を終了し
て値を戻すと、VMタスクは一時停止のための処理が完
了したことをシステムタスクに通知する(ST10
5)。この通知を受けたシステムタスクは、一時停止確
定ウィンドウで「OK」と「Canncel」とのいず
れが選択されたかを判断し(ST106)、「OK」が
選択され一時停止の確定要求が通知されている場合に
は、VMタスクを実行状態から一時停止状態に移行させ
(ST107)、Java(R)アプリケーションの一
時停止動作を終了する。
【0032】一方、一時停止確定ウィンドウで「Can
ncel」が選択されて一時停止の取消要求が通知され
ている場合には、システムタスクはVMタスクに再開要
求を通知して、Java(R)仮想機械21のプログラ
ムにクラスファイル22からresume ( )メソッドを呼び
出させ(ST108)、スレッドの再開やデータの復帰
等の処理を行い、Java(R)アプリケーションの実
行を続行する。
【0033】なお、上記の説明で述べたpause ( )メソ
ッドおよびresume ( )メソッドは、記憶手段11のRO
Mに格納されたクラスファイルライブラリに含まれるも
のをクラスファイル22においてオーバーライドしたも
のを好適に用いることができるが、これに限られるもの
ではない。
【0034】以上のような一時停止の動作によれば、J
ava(R)アプリケーションを一時停止する動作を開
始してから、一時停止確定ウィンドウの表示がpause
( )メソッドの実行に優先して行われるので、ユーザー
が入力手段14を操作してから一時停止確定ウィンドウ
が表示されるまでに要する時間を短縮することができ
る。したがって、ユーザーが一時停止のためのコマンド
を入力してから一時停止を確定させるまでの待ち時間を
短縮することができ、これにより一時停止処理の体感的
な速度を向上することが可能となる。
【0035】なお、本発明は上記実施の形態に限られる
ものではなく、種々変更が可能である。例えば、本発明
は通常のコンピューターシステムに適用してもよいし、
上記実施の形態のような携帯電話端末以外に、CDプレ
ーヤ・MDプレーヤ・DVDプレーヤ・デジタルカメラ
・デジタルテレビ・デジタルビデオ・次世代オーディオ
機器等のAV機器、電子レンジ・冷蔵庫・炊飯器・洗濯
機等の白物家電、セットトップボックス・ゲーム機・ホ
ームサーバ等の家庭用ゲートウェイ機器、ページャ・P
DA(携帯情報端末)・カーナビゲーションシステム等
のモバイル端末といった組込み機器におけるプログラム
の一時停止方法に適用することも可能である。
【0036】また、上記実施の形態では、オーバーヘッ
ドの要因となり得る中間コード実行システム上でプログ
ラムを一時停止する場合を示しており、本発明はこのよ
うな場合に極めて優れた効果を発揮するものであるが、
本発明は中間コード実行システム上でのプログラムの一
時停止方法に限られるものではない。
【0037】また、上記実施の形態では、Java
(R)仮想機械としてソフトウェア的に構成したインタ
ープリタを用いたが、Java(R)仮想機械はその一
部または全部をハードウェアで構成するようにしてもよ
い。さらに、Java(R)仮想機械はインタープリタ
方式ではなくJITやAOT等のコンパイラ方式を用い
て構成することも可能であり、インタープリタとコンパ
イラとを併用した方式で構成することもできる。さら
に、中間コード実行システム100は、Java(R)
以外の言語に対応したものとすることも可能である。
【0038】さらにまた、上記実施の形態では、中間コ
ード実行システムにOSを搭載し、OSのシステムタス
ク側で一時停止確定ウィンドウを表示する場合を示した
が、一時停止確定ウィンドウは例えばVMタスク側でJ
ava(R)仮想機械のプログラムから表示するように
してもよいし、OSの搭載も必須ではない。ただし、O
Sを搭載しない場合には、上記実施の形態で述べたOS
と実質的に同等の機能を別の方法により実装する必要が
ある。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、システムが一時停止要
求信号の受領を契機に、一時停止を確定するためのウィ
ンドウを表示した後、または、当該ウィンドウの表示と
並行して、実行中のプログラムを一時停止する処理を実
行するので、一時停止を確定するためのウィンドウの表
示が実行中のプログラムを一時停止する処理よりも優先
して行うことができ、システムが一時停止要求信号を受
領してから一時停止を確定するためのウィンドウが表示
されるまでの時間を短縮することができる。ユーザが体
感する一時停止処理の所要時間は、一時停止を確定する
ためのウィンドウが表示されるまでの時間に左右される
ところが大きいため、このようにすることで一時停止処
理の体感的な速度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話端末1をネ
ットワーク構成とともに示す図。
【図2】図1に示した携帯電話端末1に組み込まれた中
間コード実行システム100の構成図。
【図3】図2に示した中間コード実行システム100に
おける一時停止動作のフローチャート。
【図4】一時停止確定ウィンドウの一例を示す図。
【符号の説明】
1 携帯電話端末 11 記憶手段 12 入力手段 13 表示手段 14 通信手段 15 処理手段 2 無線通信網 3 ネットワーク 4 サーバ 100 中間コード実行システム 21 Java(R)仮想機械 22 クラスファイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のシステム上で実行中のプログラム
    を一時停止する方法において、 前記システムが一時停止要求信号を受領するステップ
    と、 前記システムが当該一時停止要求信号の受領を契機に、
    一時停止を確定するためのウィンドウを表示するステッ
    プと、 当該ウィンドウを表示した後、または、当該ウィンドウ
    の表示と並行して、前記システムが前記実行中のプログ
    ラムを一時停止する処理を実行するステップとを有する
    ことを特徴とするプログラムの一時停止方法。
  2. 【請求項2】 組込み機器に搭載されたシステム上で実
    行中のプログラムを一時停止する方法において、 前記システムが一時停止要求信号を受領するステップ
    と、 前記システムが当該一時停止要求信号の受領を契機に、
    一時停止を確定するためのウィンドウを表示するステッ
    プと、 当該ウィンドウを表示した後、または、当該ウィンドウ
    の表示と並行して、前記システムが前記プログラムを一
    時停止する処理を実行するステップとを有することを特
    徴とするプログラムの一時停止方法。
  3. 【請求項3】 前記組込み機器は、携帯電話端末である
    ことを特徴とする請求項2に記載のプログラムの一時停
    止方法。
  4. 【請求項4】 前記プログラムは、所定の中間コードを
    実行するJava(R)仮想機械をなすことを特徴とす
    る請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプログ
    ラムの一時停止方法。
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