JP2003156764A - 薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法およびそれを備える液晶表示装置 - Google Patents
薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法およびそれを備える液晶表示装置Info
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- JP2003156764A JP2003156764A JP2001354496A JP2001354496A JP2003156764A JP 2003156764 A JP2003156764 A JP 2003156764A JP 2001354496 A JP2001354496 A JP 2001354496A JP 2001354496 A JP2001354496 A JP 2001354496A JP 2003156764 A JP2003156764 A JP 2003156764A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方
法によれば、ゲート配線が各配線毎にばらばらに形成さ
れているため、以降の工程で静電気がゲート配線に侵入
して薄膜トランジスタ特性が劣化し、歩留まりの低下に
つながる。 【解決手段】 絶縁性基板上に複数のゲート配線、この
複数のゲート配線の各々を接続するゲート配線接続部、
および、ゲート電極を設け、これらの上に第1の絶縁膜
を設け、ゲート配線接続部、ソース電極、ドレイン電
極、およびチャンネル形成領域の上に第2の絶縁膜を設
け、ゲート配線及びドレイン電極上にコンタクトホール
を設ける際に、ゲート配線接続部上の第1の絶縁膜およ
び第2の絶縁膜をエッチング除去し、露出したゲート配
線接続部をエッチングにより除去することで、接続され
たゲート配線を分断する製造方法とする。
法によれば、ゲート配線が各配線毎にばらばらに形成さ
れているため、以降の工程で静電気がゲート配線に侵入
して薄膜トランジスタ特性が劣化し、歩留まりの低下に
つながる。 【解決手段】 絶縁性基板上に複数のゲート配線、この
複数のゲート配線の各々を接続するゲート配線接続部、
および、ゲート電極を設け、これらの上に第1の絶縁膜
を設け、ゲート配線接続部、ソース電極、ドレイン電
極、およびチャンネル形成領域の上に第2の絶縁膜を設
け、ゲート配線及びドレイン電極上にコンタクトホール
を設ける際に、ゲート配線接続部上の第1の絶縁膜およ
び第2の絶縁膜をエッチング除去し、露出したゲート配
線接続部をエッチングにより除去することで、接続され
たゲート配線を分断する製造方法とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜トランジスタ
アレイ基板の製造方法に関する。特に、逆スタガ型の薄
膜トランジスタを有する基板を一方の基板とし、製造プ
ロセス中の静電気等による薄膜トランジスタ特性の劣化
による表示不良対策に関する薄膜トランジスタアレイ基
板の製造方法とかかる方法により製造された薄膜トラン
ジスタアレイ基板を用いた液晶表示装置に関する。
アレイ基板の製造方法に関する。特に、逆スタガ型の薄
膜トランジスタを有する基板を一方の基板とし、製造プ
ロセス中の静電気等による薄膜トランジスタ特性の劣化
による表示不良対策に関する薄膜トランジスタアレイ基
板の製造方法とかかる方法により製造された薄膜トラン
ジスタアレイ基板を用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の薄膜トランジスタ型液晶
表示装置において、逆スタガ型の薄膜トランジスタ、ゲ
ート配線、ソース配線等を備えた薄膜トランジスタアレ
イ基板の製造工程を示す断面図を示し、図5は従来の薄
膜トランジスタ型液晶表示装置において、逆スタガ型の
薄膜トランジスタ、ゲート配線、ソース配線等を備えた
薄膜トランジスタアレイ基板の製造工程を示す平面図を
示している。
表示装置において、逆スタガ型の薄膜トランジスタ、ゲ
ート配線、ソース配線等を備えた薄膜トランジスタアレ
イ基板の製造工程を示す断面図を示し、図5は従来の薄
膜トランジスタ型液晶表示装置において、逆スタガ型の
薄膜トランジスタ、ゲート配線、ソース配線等を備えた
薄膜トランジスタアレイ基板の製造工程を示す平面図を
示している。
【0003】かかる薄膜トランジスタアレイ基板におい
ては、図4に示すように、ガラス等からなる透明絶縁性
基板5上に、ゲート配線1とソース配線2がマトリクス
状に配設されている。そして、ゲート配線1とソース配
線2とで囲まれた領域が一つの画素電極3となり、各画
素ごとに薄膜トランジスタ4が設けられている。
ては、図4に示すように、ガラス等からなる透明絶縁性
基板5上に、ゲート配線1とソース配線2がマトリクス
状に配設されている。そして、ゲート配線1とソース配
線2とで囲まれた領域が一つの画素電極3となり、各画
素ごとに薄膜トランジスタ4が設けられている。
【0004】薄膜トランジスタ4については、透明絶縁
性基板5の上にゲート配線1から引き出されたゲート電
極6が設けられており、ゲート電極6全体を覆うように
ゲート絶縁膜7が設けられている。ゲート電極6上方の
ゲート絶縁膜7上には、アモルファスシリコン(a−S
i)からなる半導体膜8が設けられており、リン等のn
型不純物を含むアモルファスシリコン(a−Si:
n+)からなるオーミックコンタクト層9を介して、半
導体膜8上からゲート絶縁膜7上にわたってソース配線
2から引き出されたソース電極10及びドレイン電極1
1が設けられている。
性基板5の上にゲート配線1から引き出されたゲート電
極6が設けられており、ゲート電極6全体を覆うように
ゲート絶縁膜7が設けられている。ゲート電極6上方の
ゲート絶縁膜7上には、アモルファスシリコン(a−S
i)からなる半導体膜8が設けられており、リン等のn
型不純物を含むアモルファスシリコン(a−Si:
n+)からなるオーミックコンタクト層9を介して、半
導体膜8上からゲート絶縁膜7上にわたってソース配線
2から引き出されたソース電極10及びドレイン電極1
1が設けられている。
【0005】そして、これらソース電極10、ドレイン
電極11、ゲート電極6等で構成される薄膜トランジス
タ4を覆うパッシベーション膜12が設けられており、
ドレイン電極11上のパッシベーション膜12にコンタ
クトホール13が設けられている。
電極11、ゲート電極6等で構成される薄膜トランジス
タ4を覆うパッシベーション膜12が設けられており、
ドレイン電極11上のパッシベーション膜12にコンタ
クトホール13が設けられている。
【0006】さらに、このコンタクトホール13を通じ
てドレイン電極11と電気的に接続されるインジウム錫
酸化物(Indium Tin Oxide:以下、「ITO」とい
う。)等の透明性導電膜からなる画素電極14が設けら
れている。
てドレイン電極11と電気的に接続されるインジウム錫
酸化物(Indium Tin Oxide:以下、「ITO」とい
う。)等の透明性導電膜からなる画素電極14が設けら
れている。
【0007】また、図4における右側の部分は、表示領
域外に位置するゲート配線1端部のゲート端子パッド部
15とソース端子パッド部16の断面構造を示してい
る。図4に示すように、透明絶縁性基板5上のゲート配
線材料からなる下部パッド層17上にゲート絶縁膜7及
びパッシベーション膜12を、また、ソース配線材料か
らなる下部パッド層18上にパッシベーション膜12を
それぞれ貫通するコンタクトホール19及び20がそれ
ぞれ設けられており、コンタクトホール19及び20を
通じてゲート下部パッド層17及びソース下部パッド層
18と電気的に接続されるゲート上部パッド層21及び
ソース上部パッド層22が設けられている。なお、上部
パッド層21及び22は、画素電極14と同一の透明性
導電膜によって構成されている。
域外に位置するゲート配線1端部のゲート端子パッド部
15とソース端子パッド部16の断面構造を示してい
る。図4に示すように、透明絶縁性基板5上のゲート配
線材料からなる下部パッド層17上にゲート絶縁膜7及
びパッシベーション膜12を、また、ソース配線材料か
らなる下部パッド層18上にパッシベーション膜12を
それぞれ貫通するコンタクトホール19及び20がそれ
ぞれ設けられており、コンタクトホール19及び20を
通じてゲート下部パッド層17及びソース下部パッド層
18と電気的に接続されるゲート上部パッド層21及び
ソース上部パッド層22が設けられている。なお、上部
パッド層21及び22は、画素電極14と同一の透明性
導電膜によって構成されている。
【0008】この薄膜トランジスタアレイ基板を製造す
る際には、まず、透明絶縁性基板5上に導電膜を成膜
し、これをパターニングしてゲート電極6及びゲート配
線1を形成することになる。また、ゲート端子パッド部
15に下部パッド層17を形成する。
る際には、まず、透明絶縁性基板5上に導電膜を成膜
し、これをパターニングしてゲート電極6及びゲート配
線1を形成することになる。また、ゲート端子パッド部
15に下部パッド層17を形成する。
【0009】次に、これらゲート電極6及びゲート配線
1を覆うゲート絶縁膜7を形成した後、a−Si膜8、
a−Si:n+膜9を順次成膜していき、一つのフォト
マスクを用いてこれらa−Si膜8、a−Si:n+膜
9を一括してパターニングすることによって、図4に示
すようにゲート電極6上にゲート絶縁膜7を介したアイ
ランド部を形成することになる。
1を覆うゲート絶縁膜7を形成した後、a−Si膜8、
a−Si:n+膜9を順次成膜していき、一つのフォト
マスクを用いてこれらa−Si膜8、a−Si:n+膜
9を一括してパターニングすることによって、図4に示
すようにゲート電極6上にゲート絶縁膜7を介したアイ
ランド部を形成することになる。
【0010】さらに、全面に導電膜を成膜した後、これ
をパターニングして導電膜からなるドレイン電極11、
ソース電極10及びソース配線2を形成し、さらにa−
Si膜8のチャネル部上のa−Si:n+膜9を除去し
て、a−Si:n+膜9からなるオーミックコンタクト
層を形成する。
をパターニングして導電膜からなるドレイン電極11、
ソース電極10及びソース配線2を形成し、さらにa−
Si膜8のチャネル部上のa−Si:n+膜9を除去し
て、a−Si:n+膜9からなるオーミックコンタクト
層を形成する。
【0011】次に、全面にパッシベーション膜12を成
膜し、これをパターニングすることによってゲート下部
パッド層17上のパッシベーション膜12及びゲート絶
縁膜7と、ドレイン電極11及びソース下部パッド層1
8上のパッシベーション膜12とを一部開口し、ドレイ
ン電極11と画素電極14を電気的に接続するためのコ
ンタクトホール13、及びゲート実装端子部15とソー
ス実装端子部16を電気的に接続するためのコンタクト
ホール19及び20を、それぞれ形成する。
膜し、これをパターニングすることによってゲート下部
パッド層17上のパッシベーション膜12及びゲート絶
縁膜7と、ドレイン電極11及びソース下部パッド層1
8上のパッシベーション膜12とを一部開口し、ドレイ
ン電極11と画素電極14を電気的に接続するためのコ
ンタクトホール13、及びゲート実装端子部15とソー
ス実装端子部16を電気的に接続するためのコンタクト
ホール19及び20を、それぞれ形成する。
【0012】最後に、全面にITO膜を成膜し、これを
パターニングすることによって画素電極14及びゲート
上部パッド層21とソース上部パッド層22を実装電極
として形成する。このような工程を経て、従来の薄膜ト
ランジスタアレイ基板が完成する。
パターニングすることによって画素電極14及びゲート
上部パッド層21とソース上部パッド層22を実装電極
として形成する。このような工程を経て、従来の薄膜ト
ランジスタアレイ基板が完成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法によれば、ゲ
ート配線が各配線毎にばらばらに形成されているため
に、以降のアイランド部形成、ソース/ドレイン電極形
成、コンタクトホール形成及び画素電極形成時の成膜、
フォトリソグラフィー、エッチング及びレジスト剥離工
程で静電気がゲート配線に侵入し薄膜トランジスタ特性
が劣化し表示不良になる確率が極めて高く歩留まりの低
下につながるという問題点があった。
な薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法によれば、ゲ
ート配線が各配線毎にばらばらに形成されているため
に、以降のアイランド部形成、ソース/ドレイン電極形
成、コンタクトホール形成及び画素電極形成時の成膜、
フォトリソグラフィー、エッチング及びレジスト剥離工
程で静電気がゲート配線に侵入し薄膜トランジスタ特性
が劣化し表示不良になる確率が極めて高く歩留まりの低
下につながるという問題点があった。
【0014】本発明は、上述したような問題点を解決す
るために、ゲート配線を接続して形成し、以降の工程で
ゲート配線に静電気が侵入しにくくし、画素電極形成時
の最後にゲート配線を分断することで薄膜トランジスタ
アレイ基板を製造する工程で静電気起因による薄膜トラ
ンジスタの特性劣化を防止することを図ることのできる
薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法を提供するこ
と、および当該方法により製造された薄膜トランジスタ
アレイ基板を用いた液晶表示装置を提供することを目的
とする。
るために、ゲート配線を接続して形成し、以降の工程で
ゲート配線に静電気が侵入しにくくし、画素電極形成時
の最後にゲート配線を分断することで薄膜トランジスタ
アレイ基板を製造する工程で静電気起因による薄膜トラ
ンジスタの特性劣化を防止することを図ることのできる
薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法を提供するこ
と、および当該方法により製造された薄膜トランジスタ
アレイ基板を用いた液晶表示装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる薄膜トランジスタアレイ基板の製造方
法は、絶縁性基板上に複数のゲート配線、この複数のゲ
ート配線の各々を接続するゲート配線接続部および前記
ゲート配線から引出されたゲート電極を設ける工程と、
前記絶縁性基板、前記ゲート配線、前記ゲート配線接続
部および前記ゲート電極の上に第1の絶縁膜を設ける工
程と、前記第1の絶縁膜の上方に、半導体層を設ける工
程と、前記ゲート電極の直上におけるチャンネル形成領
域以外の部分で互いに対向するよう、ソース電極及びド
レイン電極を設ける工程と、前記絶縁性基板、少なくと
も前記ゲート配線接続部、前記ソース電極、前記ドレイ
ン電極、および前記チャンネル形成領域の上に第2の絶
縁膜を設ける工程と、前記ゲート配線及び前記ドレイン
電極上にコンタクトホールを設ける際に、前記ゲート配
線接続部上の第1の絶縁膜および第2の絶縁膜をエッチ
ング除去し前記ゲート配線接続部の少なくとも一部を露
出する工程と、前記コンタクトホールの上方に画素電極
を設ける際に、前記露出したゲート配線接続部をエッチ
ングにより除去し、前記接続されたゲート配線を分断す
る工程と、を含むことを特徴とする。
に本発明にかかる薄膜トランジスタアレイ基板の製造方
法は、絶縁性基板上に複数のゲート配線、この複数のゲ
ート配線の各々を接続するゲート配線接続部および前記
ゲート配線から引出されたゲート電極を設ける工程と、
前記絶縁性基板、前記ゲート配線、前記ゲート配線接続
部および前記ゲート電極の上に第1の絶縁膜を設ける工
程と、前記第1の絶縁膜の上方に、半導体層を設ける工
程と、前記ゲート電極の直上におけるチャンネル形成領
域以外の部分で互いに対向するよう、ソース電極及びド
レイン電極を設ける工程と、前記絶縁性基板、少なくと
も前記ゲート配線接続部、前記ソース電極、前記ドレイ
ン電極、および前記チャンネル形成領域の上に第2の絶
縁膜を設ける工程と、前記ゲート配線及び前記ドレイン
電極上にコンタクトホールを設ける際に、前記ゲート配
線接続部上の第1の絶縁膜および第2の絶縁膜をエッチ
ング除去し前記ゲート配線接続部の少なくとも一部を露
出する工程と、前記コンタクトホールの上方に画素電極
を設ける際に、前記露出したゲート配線接続部をエッチ
ングにより除去し、前記接続されたゲート配線を分断す
る工程と、を含むことを特徴とする。
【0016】かかる構成により、ゲート配線は画素電極
形成後まで接続されており、ゲート配線形成以降から画
素電極形成時まで静電気による薄膜トランジスタの特性
劣化を防止することができる。
形成後まで接続されており、ゲート配線形成以降から画
素電極形成時まで静電気による薄膜トランジスタの特性
劣化を防止することができる。
【0017】すなわち、従来の製造プロセスと比較し
て、接続されたゲート配線をフォトマスク枚数を増やす
ことなく画素電極工程で分断することができることか
ら、製造コストの増加なしで静電気起因による薄膜トラ
ンジスタの特性劣化を防止することができる。
て、接続されたゲート配線をフォトマスク枚数を増やす
ことなく画素電極工程で分断することができることか
ら、製造コストの増加なしで静電気起因による薄膜トラ
ンジスタの特性劣化を防止することができる。
【0018】また、本発明にかかる薄膜トランジスタア
レイ基板の製造方法は、ゲート配線、ゲート配線接続
部、およびゲート電極が湿式法によりエッチング可能な
材料からなることが好ましい。
レイ基板の製造方法は、ゲート配線、ゲート配線接続
部、およびゲート電極が湿式法によりエッチング可能な
材料からなることが好ましい。
【0019】また、画素電極は透過型、反射型、半透過
型のいずれかである。
型のいずれかである。
【0020】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる液晶表示装置は、2枚の互いに対向する絶縁性基
板の間隙に液晶材料を挟持してなる液晶表示装置であっ
て、いずれか一方の絶縁性基板を、上述したような薄膜
トランジスタアレイ基板の製造方法により製造された薄
膜トランジスタアレイ基板を用いることを特徴とする。
かかる液晶表示装置は、2枚の互いに対向する絶縁性基
板の間隙に液晶材料を挟持してなる液晶表示装置であっ
て、いずれか一方の絶縁性基板を、上述したような薄膜
トランジスタアレイ基板の製造方法により製造された薄
膜トランジスタアレイ基板を用いることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る薄膜トランジスタアレイ基板について、図面を参照し
ながら説明する。本実施の形態にかかる薄膜トランジス
タアレイ基板の製造方法は、逆スタガ型の薄膜トランジ
スタにおけるゲート材料としてアルミ合金とモリブデン
タングステンの2層膜、および、ソース材料としてチタ
ン、アルミニウムおよびチタンの3積膜を用いた例であ
り、製造プロセスを5枚マスクプロセスとした例であ
る。
る薄膜トランジスタアレイ基板について、図面を参照し
ながら説明する。本実施の形態にかかる薄膜トランジス
タアレイ基板の製造方法は、逆スタガ型の薄膜トランジ
スタにおけるゲート材料としてアルミ合金とモリブデン
タングステンの2層膜、および、ソース材料としてチタ
ン、アルミニウムおよびチタンの3積膜を用いた例であ
り、製造プロセスを5枚マスクプロセスとした例であ
る。
【0022】図1と図3は、本実施の形態にかかる薄膜
トランジスタアレイ基板を用いる液晶表示装置におい
て、液晶層を挟んで対向する一方の基板である薄膜トラ
ンジスタアレイ基板の製造工程を示す断面図であり、図
2は本実施の形態にかかる薄膜トランジスタアレイ基板
を用いる液晶表示装置において、液晶層を挟んで対向す
る一方の基板である薄膜トランジスタアレイ基板の製造
工程を示す平面図である。
トランジスタアレイ基板を用いる液晶表示装置におい
て、液晶層を挟んで対向する一方の基板である薄膜トラ
ンジスタアレイ基板の製造工程を示す断面図であり、図
2は本実施の形態にかかる薄膜トランジスタアレイ基板
を用いる液晶表示装置において、液晶層を挟んで対向す
る一方の基板である薄膜トランジスタアレイ基板の製造
工程を示す平面図である。
【0023】本実施の形態にかかる薄膜トランジスタア
レイ基板は、図1及び図2に示すように、ガラス基板5
上にゲート配線1と1´が実装部と薄膜トランジスタ形
成部との間で接続されており、それぞれのゲート配線か
ら引き出されたゲート電極6が設けられ、ゲート電極6
を覆うようにSiNxからなるゲート絶縁膜7が設けら
れている。本実施の形態においては、複数のゲート配線
の全てが、ゲート配線接続部により接続され、また、ゲ
ート配線材料としてアルミ合金とモリブデンタングステ
ンの2層膜が用いられている。
レイ基板は、図1及び図2に示すように、ガラス基板5
上にゲート配線1と1´が実装部と薄膜トランジスタ形
成部との間で接続されており、それぞれのゲート配線か
ら引き出されたゲート電極6が設けられ、ゲート電極6
を覆うようにSiNxからなるゲート絶縁膜7が設けら
れている。本実施の形態においては、複数のゲート配線
の全てが、ゲート配線接続部により接続され、また、ゲ
ート配線材料としてアルミ合金とモリブデンタングステ
ンの2層膜が用いられている。
【0024】また、ゲート電極6上方のゲート絶縁膜7
上にアモルファスシリコン(a−Si)からなる半導体
膜8が設けられ、リン等のn型不純物を含むアモルファ
スシリコン(a−Si:n+)からなるオーミックコン
タクト層9を介して、半導体膜8上にソース配線2から
引き出されたソース電極10とドレイン電極11が設け
られている。これらソース配線2、ソース電極10及び
ドレイン電極11はチタン、アルミニウム及びチタンの
3層膜で形成されている。
上にアモルファスシリコン(a−Si)からなる半導体
膜8が設けられ、リン等のn型不純物を含むアモルファ
スシリコン(a−Si:n+)からなるオーミックコン
タクト層9を介して、半導体膜8上にソース配線2から
引き出されたソース電極10とドレイン電極11が設け
られている。これらソース配線2、ソース電極10及び
ドレイン電極11はチタン、アルミニウム及びチタンの
3層膜で形成されている。
【0025】そして、これらソース電極10、ドレイン
電極11、ゲート電極等で構成される薄膜トランジスタ
4を覆うSiNxからなるパッシベーション膜12が設
けられ、ドレイン電極11上のパッシベーション膜12
にコンタクトホール13が設けられている。さらに、こ
のコンタクトホール13を通じてドレイン電極11と電
気的に接続されたITOからなる画素電極14が設けら
れている。
電極11、ゲート電極等で構成される薄膜トランジスタ
4を覆うSiNxからなるパッシベーション膜12が設
けられ、ドレイン電極11上のパッシベーション膜12
にコンタクトホール13が設けられている。さらに、こ
のコンタクトホール13を通じてドレイン電極11と電
気的に接続されたITOからなる画素電極14が設けら
れている。
【0026】また、図1における右側の部分は、表示領
域外に位置するゲート配線1、1’端部のゲート端子パ
ッド部15、ソース端子パッド16の断面構造を示して
いる。図1に示すように、ガラス基板5上のゲート配線
材料からなる下部パッド層17上にゲート絶縁膜7及び
パッシベーション膜12を貫通するコンタクトホール1
9が設けられており、コンタクトホール19を通じて下
部パッド層17と電気的に接続されたITOからなる上
部パッド層21が設けられている。ソース端子パッド部
もガラス基板5上のゲート絶縁膜7、ソース配線材料か
らなる下部パッド層18上にパッシベーション膜12を
貫通するコンタクトホール20が設けられており、コン
タクトホール20を通じて下部パッド層18と電気的に
接続されたITOからなる上部パッド層22が設けられ
ている。さらに、図1における最右部の部分23は、表
示領域外に位置するゲート配線1、1´のゲート配線接
続部の分断部の断面構造を示す。
域外に位置するゲート配線1、1’端部のゲート端子パ
ッド部15、ソース端子パッド16の断面構造を示して
いる。図1に示すように、ガラス基板5上のゲート配線
材料からなる下部パッド層17上にゲート絶縁膜7及び
パッシベーション膜12を貫通するコンタクトホール1
9が設けられており、コンタクトホール19を通じて下
部パッド層17と電気的に接続されたITOからなる上
部パッド層21が設けられている。ソース端子パッド部
もガラス基板5上のゲート絶縁膜7、ソース配線材料か
らなる下部パッド層18上にパッシベーション膜12を
貫通するコンタクトホール20が設けられており、コン
タクトホール20を通じて下部パッド層18と電気的に
接続されたITOからなる上部パッド層22が設けられ
ている。さらに、図1における最右部の部分23は、表
示領域外に位置するゲート配線1、1´のゲート配線接
続部の分断部の断面構造を示す。
【0027】この薄膜トランジスタアレイ基板を製造す
る際には、まず、図1及び図2に示すように、ガラス基
板5上にアルミ合金とモリブデンタングステンの2層膜
を連続成膜し、これを通常のフォトリソグラフィー技術
を用いてパターニングしてゲート電極6及びゲート配線
1を形成する。また、ゲート端子パッド部15に下部パ
ッド層17を形成する。
る際には、まず、図1及び図2に示すように、ガラス基
板5上にアルミ合金とモリブデンタングステンの2層膜
を連続成膜し、これを通常のフォトリソグラフィー技術
を用いてパターニングしてゲート電極6及びゲート配線
1を形成する。また、ゲート端子パッド部15に下部パ
ッド層17を形成する。
【0028】次に、これらゲート電極6、ゲート配線接
続部、ゲート配線1を覆うようにSiNx 膜7、a−S
i膜8(半導体膜)、a−Si:n+膜9(不純物半導
体膜)の3層を基板全面に連続して成膜する。この際、
同一の成膜装置を用いて同一真空雰囲気中で連続成膜
し、これを通常のフォトリソグラフィー技術を用いてパ
ターニングしてa−Si:n+膜9とa−Si膜8を形
成する。
続部、ゲート配線1を覆うようにSiNx 膜7、a−S
i膜8(半導体膜)、a−Si:n+膜9(不純物半導
体膜)の3層を基板全面に連続して成膜する。この際、
同一の成膜装置を用いて同一真空雰囲気中で連続成膜
し、これを通常のフォトリソグラフィー技術を用いてパ
ターニングしてa−Si:n+膜9とa−Si膜8を形
成する。
【0029】次に全面にチタン、アルミニウム及びチタ
ンからなる3層膜を連続成膜し、これを通常のフォトリ
ソグラフィー技術を用いてパターニングしてドレイン電
極11、ソース電極10、及びソース配線2と、a−S
i:n+膜9からなるオーミックコンタクト層を形成す
る。
ンからなる3層膜を連続成膜し、これを通常のフォトリ
ソグラフィー技術を用いてパターニングしてドレイン電
極11、ソース電極10、及びソース配線2と、a−S
i:n+膜9からなるオーミックコンタクト層を形成す
る。
【0030】次に、全面にSiNx膜を成膜してパッシ
ベーション膜12とし、通常のフォトリソグラフィー技
術を用いてパッシベーションSiNx膜12、ゲート絶
縁SiNx膜7の2層膜をエッチングする。
ベーション膜12とし、通常のフォトリソグラフィー技
術を用いてパッシベーションSiNx膜12、ゲート絶
縁SiNx膜7の2層膜をエッチングする。
【0031】また、この工程においてパッシベーション
膜12のエッチングを行う際に、ドレイン電極11上の
パッシベーション膜12、ゲート端子パッド部15及び
ソース端子パッド部の下部パッド部16上のパッシベー
ション膜12を一部開口し、ドレイン電極11と画素電
極14を電気的に接続するためのコンタクトホール1
3、下部パッド層17と上部パッド層18を電気的に接
続するためのコンタクトホール19及び20を形成す
る。
膜12のエッチングを行う際に、ドレイン電極11上の
パッシベーション膜12、ゲート端子パッド部15及び
ソース端子パッド部の下部パッド部16上のパッシベー
ション膜12を一部開口し、ドレイン電極11と画素電
極14を電気的に接続するためのコンタクトホール1
3、下部パッド層17と上部パッド層18を電気的に接
続するためのコンタクトホール19及び20を形成す
る。
【0032】また、図3(a)に示すようにゲート配線
接続部1、1´間の分断部23は、パッシベーション膜
12、ゲート絶縁膜7の2層膜をエッチングしゲート配
線24が露出する。
接続部1、1´間の分断部23は、パッシベーション膜
12、ゲート絶縁膜7の2層膜をエッチングしゲート配
線24が露出する。
【0033】次に、全面にITO膜を成膜し、これを通
常のフォトリソグラフィー技術を用いてパターニングす
ることにより画素電極14とゲート端子パッド部15、
ソース端子パッド部16の上部パッド層21及び22を
形成する。このときのITO膜のエッチング液にはヨウ
化水素酸、塩化水素酸及び臭化水素酸を用いる。
常のフォトリソグラフィー技術を用いてパターニングす
ることにより画素電極14とゲート端子パッド部15、
ソース端子パッド部16の上部パッド層21及び22を
形成する。このときのITO膜のエッチング液にはヨウ
化水素酸、塩化水素酸及び臭化水素酸を用いる。
【0034】また、ゲート配線分断部23は図3(b)
に示すように、この工程においてITO膜をエッチング
するとともにゲート配線分断部23のゲート電極24も
同時にエッチング除去することができる。尚、この際に
ゲート電極の24エッチングが不完全である場合は、I
TO膜エッチング後にレジストを除去する前に燐硝酢酸
系のエッチング液でエッチングすると容易にエッチング
除去することができる。
に示すように、この工程においてITO膜をエッチング
するとともにゲート配線分断部23のゲート電極24も
同時にエッチング除去することができる。尚、この際に
ゲート電極の24エッチングが不完全である場合は、I
TO膜エッチング後にレジストを除去する前に燐硝酢酸
系のエッチング液でエッチングすると容易にエッチング
除去することができる。
【0035】このような工程を経て、図3(c)に示す
ような薄膜トランジスタアレイ基板を作製することがで
きる。そして、この薄膜トランジスタアレイ基板と共通
電極を形成した対向基板を準備し、これら基板間に液晶
を封入することによって上記構成の液晶表示装置が完成
する。
ような薄膜トランジスタアレイ基板を作製することがで
きる。そして、この薄膜トランジスタアレイ基板と共通
電極を形成した対向基板を準備し、これら基板間に液晶
を封入することによって上記構成の液晶表示装置が完成
する。
【0036】本実施の形態にかかる薄膜トランジスタア
レイ基板の製造方法と当該方法により製造された薄膜ト
ランジスタアレイ基板を用いた液晶表示装置において
は、ゲート配線は画素電極形成後まで全数接続されてお
りゲート配線形成以降から画素電極形成時まで静電気に
よる薄膜トランジスタの特性劣化を防止することができ
る。
レイ基板の製造方法と当該方法により製造された薄膜ト
ランジスタアレイ基板を用いた液晶表示装置において
は、ゲート配線は画素電極形成後まで全数接続されてお
りゲート配線形成以降から画素電極形成時まで静電気に
よる薄膜トランジスタの特性劣化を防止することができ
る。
【0037】すなわち、湿式エッチングできる全数接続
されたゲート配線を用いることにより、コンタクトホー
ルの上方に画素電極を設ける工程で露出したゲート配線
接続部を湿式エッチングにより除去し、全数接続された
ゲート配線を分断する。ゲート配線は画素電極形成後ま
で全数接続されておりゲート配線形成以降から画素電極
形成時まで静電気による薄膜トランジスタの特性劣化を
防止することができ、また、従来の製造プロセスと比較
して、全数接続されたゲート配線をフォトマスク枚数を
増やすことなく画素電極工程で分断することができるこ
とから、製造コストの増加なしで静電気起因による薄膜
トランジスタの特性劣化を防止することができる。
されたゲート配線を用いることにより、コンタクトホー
ルの上方に画素電極を設ける工程で露出したゲート配線
接続部を湿式エッチングにより除去し、全数接続された
ゲート配線を分断する。ゲート配線は画素電極形成後ま
で全数接続されておりゲート配線形成以降から画素電極
形成時まで静電気による薄膜トランジスタの特性劣化を
防止することができ、また、従来の製造プロセスと比較
して、全数接続されたゲート配線をフォトマスク枚数を
増やすことなく画素電極工程で分断することができるこ
とから、製造コストの増加なしで静電気起因による薄膜
トランジスタの特性劣化を防止することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる薄膜トラン
ジスタアレイ基板の製造方法によれば、ゲート配線形成
以降から画素電極形成時まで静電気による薄膜トランジ
スタの特性劣化を防止することができる。すなわち、従
来の製造プロセスと比較して、全数接続されたゲート配
線をフォトマスク枚数を増やすことなく画素電極工程で
分断することができることから、製造コストの増加なし
で静電気起因による薄膜トランジスタの特性劣化を防止
することができる。
ジスタアレイ基板の製造方法によれば、ゲート配線形成
以降から画素電極形成時まで静電気による薄膜トランジ
スタの特性劣化を防止することができる。すなわち、従
来の製造プロセスと比較して、全数接続されたゲート配
線をフォトマスク枚数を増やすことなく画素電極工程で
分断することができることから、製造コストの増加なし
で静電気起因による薄膜トランジスタの特性劣化を防止
することができる。
【図1】本発明の実施の形態にかかる薄膜トランジスタ
アレイ基板の製造工程断面図
アレイ基板の製造工程断面図
【図2】本発明の実施の形態にかかる薄膜トランジスタ
アレイ基板の平面図
アレイ基板の平面図
【図3】本発明の実施の形態にかかる薄膜トランジスタ
アレイ基板の製造工程断面詳細図
アレイ基板の製造工程断面詳細図
【図4】従来の薄膜トランジスタアレイ基板の製造工程
断面図
断面図
【図5】従来の薄膜トランジスタアレイ基板の平面図
1 ゲート配線
2 ソース配線
3、14 画素電極
4 薄膜トランジスタ
5 透明絶縁性基板(ガラス基板)
6 ゲート電極
7 ゲート絶縁膜
8 半導体膜
9 a−Si:n+膜
10 ソース電極
11 ドレイン電極
12 パッシベーション膜(絶縁膜)
13、19、20 コンタクトホール
15 ゲート端子パッド部
16 ソース端子パッド部
17 ゲート下部パッド層
18 ソース下部パッド層
21 ゲート上部パッド層
22 ソース上部パッド層
23 ゲート配線分断部
24 ゲート配線分断部ゲート電極
25 レジスト
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H01L 29/786 H01L 29/78 623A
612A
(72)発明者 満生 敦士
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 今井 敦志
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 2H092 JA26 JB01 JB79 MA13 MA18
MA48 NA14
5C094 AA42 AA43 AA48 BA03 BA43
CA19 DA13 DB01 DB04 EA04
EA05 EA06 EA10 FA01 FA02
FB12 FB14 FB15 GB10
5F043 AA27 BB18 GG10
5F110 AA16 AA22 BB01 CC07 DD02
EE06 EE14 FF03 GG02 GG15
HK03 HK04 HK09 HK16 HK22
HK25 HL07 NN02 NN24 NN72
QQ09
5G435 AA17 BB12 BB15 BB16 CC09
HH12 HH13 HH14 KK05
Claims (4)
- 【請求項1】絶縁性基板上に複数のゲート配線、この複
数のゲート配線の各々を接続するゲート配線接続部およ
び前記ゲート配線から引出されたゲート電極を設ける工
程と、 前記絶縁性基板、前記ゲート配線、前記ゲート配線接続
部および前記ゲート電極の上に第1の絶縁膜を設ける工
程と、 前記第1の絶縁膜の上方に、半導体層を設ける工程と、 前記ゲート電極の直上におけるチャンネル形成領域以外
の部分で互いに対向するよう、ソース電極及びドレイン
電極を設ける工程と、 前記絶縁性基板、少なくとも前記ゲート配線接続部、前
記ソース電極、前記ドレイン電極、および前記チャンネ
ル形成領域の上に第2の絶縁膜を設ける工程と、 前記ゲート配線及び前記ドレイン電極上にコンタクトホ
ールを設ける際に、前記ゲート配線接続部上の第1の絶
縁膜および第2の絶縁膜をエッチング除去し前記ゲート
配線接続部の少なくとも一部を露出する工程と、 前記コンタクトホールの上方に画素電極を設ける際に、
前記露出したゲート配線接続部をエッチングにより除去
し、前記接続されたゲート配線を分断する工程と、を含
むことを特徴とする薄膜トランジスタアレイ基板の製造
方法。 - 【請求項2】前記ゲート配線、前記ゲート配線接続部、
およびゲート電極が湿式法によりエッチング可能な材料
からなる請求項1記載の薄膜トランジスタアレイ基板の
製造方法。 - 【請求項3】前記画素電極が透過型、反射型、半透過型
のいずれかである請求項1記載の薄膜トランジスタアレ
イ基板の製造方法。 - 【請求項4】2枚の互いに対向する絶縁性基板の間隙に
液晶材料を挟持してなる液晶表示装置であって、いずれ
か一方の前記絶縁性基板を、請求項1から3のいずれか
一項に記載の薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法に
より製造された薄膜トランジスタアレイ基板とした液晶
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001354496A JP2003156764A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法およびそれを備える液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001354496A JP2003156764A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法およびそれを備える液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003156764A true JP2003156764A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19166347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001354496A Pending JP2003156764A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法およびそれを備える液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003156764A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005236251A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Toppoly Optoelectronics Corp | 薄膜トランジスタアレイの製造方法および装置 |
| JP2005258423A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Samsung Sdi Co Ltd | 平板表示装置および平板表示装置の製造方法 |
| JP2006154034A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Toppoly Optoelectronics Corp | 静電気放電保護機能を備えた電子装置 |
| JP2007009331A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Lg Philips Lcd Co Ltd | エッチング組成物、及び液晶表示装置用アレイ基板の製造方法 |
| CN102593126A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-07-18 | 友达光电股份有限公司 | 面板及其制法 |
| US10014068B2 (en) | 2011-10-07 | 2018-07-03 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| JP2018160694A (ja) * | 2008-10-24 | 2018-10-11 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置の作製方法 |
| JP2024001143A (ja) * | 2008-12-25 | 2024-01-09 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 液晶表示装置、電子機器 |
-
2001
- 2001-11-20 JP JP2001354496A patent/JP2003156764A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7817216B2 (en) | 2004-03-09 | 2010-10-19 | Samsung Mobile Display Co., Ltd. | Flat panel display and method for fabricating the same |
| US8018544B2 (en) | 2004-03-09 | 2011-09-13 | Samsung Mobile Display Co., Ltd. | Flat panel display and method for fabricating the same |
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| US10014068B2 (en) | 2011-10-07 | 2018-07-03 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US10431318B2 (en) | 2011-10-07 | 2019-10-01 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US10580508B2 (en) | 2011-10-07 | 2020-03-03 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US11133078B2 (en) | 2011-10-07 | 2021-09-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US11749365B2 (en) | 2011-10-07 | 2023-09-05 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US12062405B2 (en) | 2011-10-07 | 2024-08-13 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US12431207B2 (en) | 2011-10-07 | 2025-09-30 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
| CN102593126A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-07-18 | 友达光电股份有限公司 | 面板及其制法 |
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