JP2001237160A - 位置検出装置および像検出装置 - Google Patents
位置検出装置および像検出装置Info
- Publication number
- JP2001237160A JP2001237160A JP2000044497A JP2000044497A JP2001237160A JP 2001237160 A JP2001237160 A JP 2001237160A JP 2000044497 A JP2000044497 A JP 2000044497A JP 2000044497 A JP2000044497 A JP 2000044497A JP 2001237160 A JP2001237160 A JP 2001237160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- light
- image
- detection
- wafer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F9/00—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
- G03F9/70—Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
の検出を可能にする。 【解決手段】 光源413側に開口部を有し、該開口部
の一部となる第1開口部450を通過した光を物体とし
てのウエハ6面上に斜め方向から照射且つ該第1開口部
450をウエハ6上に略結像する照明光学系と、ウエハ
6の面上からの反射光束を受光して該第1開口部像の位
置変化を検出する検出手段としての光電変換素子419
とを備え、開口部の第1開口部450以外である第2開
口部417を通過した光を該照明光学系内に設けた反射
部材422により、ウエハ6側に導光する事無く、光電
変換素子419に導光し、光電変換素子419で得られ
た第1開口部像位置と第2開口部像位置との情報に基づ
き、ウエハ6面の焦点位置を検出する。
Description
置合わせマークを検出する装置或いは、所謂光学顕微鏡
に於いて、被検出物体のフォーカス方向の距離を精度良
く計測する事が出来る位置検出装置および像検出装置に
関する。また、本発明は、その安定性を保証した位置検
出装置及び像検出装置に関するものであり、特に半導体
IC、LSI、CCD、液晶パネル、磁気ヘッド等の各
種のデバイスを製造する投影露光装置のようにウエハ等
の物体の位置を該物体の像を観察して高精度に検出し、
該検出情報に基づいて物体の位置合わせを行う際に好適
なものである。
覚ましく、また、それに伴う微細加工技術の進展も著し
い。特に光加工技術はサブミクロンの解像力を有する縮
小投影露光装置、通称ステッパが主流であり、更なる解
像力向上に向けて光学系の開口数(NA)の拡大や、露
光波長の短波長化が図られている。露光波長の短波長化
に伴って、露光光源もg線、i線の高圧水銀ランプから
KrF更にArFのエキシマレーザに変移してきてい
る。
て、投影露光装置に於けるウエハとマスク(レチクル)
を相対的位置合わせするアライメントについても高精度
化が必要とされている。投影露光装置は高解像度の露光
装置であると同時に高精度な位置検出装置としての機能
も要求されている。
MP(Chemical Mechanical Po
lishing)と呼ばれる、ウエハ表面の平坦化技術
の導入が推進されて来ている。CMPを推進する背景と
しては、露光光の短波長化に伴い、露光像面の焦点深度
の減少化がある。更に、半導体チップ自体の高集積化が
進むに連れて、縦構造が従来に比べ厚くなる為、露光領
域全てに対してフォーカスを合わせる事が困難となる。
従って、段差を平坦化する事で、焦点深度内にウエハ上
の全てのチップ全域に対して焦点を合わせる事が出来る
と言うメリットがある。
ト方式としては、オフアクシスアライメント検出系(O
ff−Axis AA以下「OA」と呼ぶ。)がある。
これは、投影露光光学系とは、異なる位置に配置され、
投影露光光学系を介さずに、ウエハ上のアライメントマ
ークの位置を検出し、その検出結果に基づいてウエハの
位置合わせを行う。
TL−AA(Through the Lens Au
to Alignment)と呼ばれる投影光光学系を
介して、非露光光のアライメント波長を用いてウエハ上
のアライメントマークを検出する方法がある。
光光学系の光軸とTTL−AAの光軸(所謂、ベースラ
イン)が非常に短く配置出来る為、アライメント計測時
と露光時のウエハステージの駆動量が少ない。従って、
ウエハステージ回りの環境変化による投影露光光学系の
光軸とTTL−AAの光軸の距離の変動で発生する測定
誤差を抑える事が出来る。つまり、ベースラインの変動
が少ないと言うメリットがある。
レーザと言った短波長光に移行すると、使用硝材が限定
される為、投影露光光学系のアライメント波長に対する
色収差の補正が困難になる。従って、投影露光光学系の
色収差の影響を受けないOA検出系が重要になって来て
いる。
を介さない為、任意の波長に対して、或いは、広い波長
域の光源を使用出来ると言うメリットもある。広帯域の
波長光を使用するメリットとしては、ウエハ上に塗布さ
れた感光材(レジスト)に対して、薄膜干渉の影響を除
去できるといった事が上げられる。従って、広帯域の波
長光に対して収差補正可能なOA検出系は重要なアライ
メント検出系と言える。
について、図3に示す概略図を用いて解説する。露光光
源を含む露光照明光学系1(光源としては水銀ランプ、
KrFエキシマレーザ、やArFエキシマレーザ等)か
ら出射した光ILは、パターンを形成しているマスク
(レチクル)2を照明する。この時レチクル2は、レチ
クル2上方(或いは下方)に配置されたアライメント検
出系11によって投影露光光学系3の光軸AXとレチク
ルパターンの中心が一致するように、レチクルホルダ1
2,12’に予め位置決めされている。
影露光光学系3によりその像をウエハステージ8上に保
持されたウエハ6に所定の倍率で転写する。尚、レチク
ル上方から照射光を照射し、投影露光光学系を介して、
固定位置でレチクルパターンをウエハ6上に順次露光す
るのがステッパと呼ばれ、レチクル及びウエハが相対的
に駆動(レチクルの駆動量はウエハ駆動量の投影倍率を
乗じた分)する露光装置をスキャナ(走査型露光装置)
と呼ぶ。
れる既にパターンが形成されている種類のものが有り、
このウエハに次のパターンを形成する場合には、予めウ
エハの位置を検出しておかなければならない。その位置
検出方法に上記のTTL−AA方式やOA検出方式があ
る。
ト方式に関して、図3に基づいて解説する。OA検出系
4は図3に示すように投影露光光学系3とは、別個に構
成されており、ウエハステージ8を、横方向距離を計測
出来る干渉計9に基づいてウエハ駆動系10で駆動し、
OA検出系4の観察領域にウエハ6を位置決めする。干
渉計9によって位置決めされたウエハ6に対して、ウエ
ハ6上に形成されたアライメントマークをOA検出系4
で位置検出し、ウエハ6上に形成されたチップ(素子)
の配列情報を得ることが出来る。
づいて、ウエハ6を投影露光光学系3の露光領域(レチ
クルの転写領域)にウエハステージ8を駆動して、順次
露光を行っていく。
には、投影露光光学系3のフォーカス方向を計測するフ
ォーカス検出系5が構成されている。このフォーカス検
出系5の構成は、照明光源501から出射した光を照明
レンズ502を介してスリットパターン503を照明す
る。スリットパターン503を透過した光で照明光学系
504、ミラー505によってウエハ6上にスリットパ
ターンを結像する。
はウエハ表面上で反射し、照明系と反対側に構成された
ミラー506、検出光学系507に入射する。検出光学
系507はウエハ6上に形成されたスリット像を光電変
換素子508上に再結像させる。ウエハ6が上下する事
で、光電変換素子508上のスリット像が移動し、その
移動量からウエハ6のフォーカス方向の距離を測定出来
る。通常は、このスリットを複数(ウエハ6上の多点)
用意しておき、それぞれのフォーカス位置を検出する事
(ウエハ6上の多点計測)で、投影露光光学系3のレチ
クル像の像面に対するウエハの傾きを計測する事も出来
る。ウエハ駆動系10によるウエハステージ8の駆動は
制御ユニット14によって制御される。
概略図を参照しながら解説する。図4中に於いて、照明
光源401(ファイバ等)から導光された光は、照明光
学系402により、偏光ビームスプリッタ403に導か
れる。偏光ビームスプリッタ403によって反射された
紙面垂直なS偏光光は、リレーレンズ404、λ/4板
409を通過した後、円偏光に変換され、対物レンズ4
05を通ってウエハ6上に形成されたアライメントマー
クAMをケーラ照明する。
光、回折光、散乱光は、再度対物レンズ405、λ/4
板409を戻り、今度は紙面に平行なP偏光に変換さ
れ、偏光ビームスプリッタ403を通過し、結像光学系
407によって、アライメントマークAMの像を光電変
換素子408(例えばCCDカメラ)上に形成する。光
電変換されたアライメントマーク像の位置に基づいて、
ウエハ6の位置を検出する。
AMを精度良く検出する為には、アライメントマークA
Mの像が明確に検出されなければならない。つまり、O
A検出系4のピントがアライメントマークAMに合って
いなければならない。
の空間の制限により通常、投影露光光学系3には構成さ
れているフォーカス検出系5を構成出来ない。その為、
OA検出系4に別個のフォーカス検出系が無い場合、一
旦、投影露光光学系3の下に構成されているフォーカス
検出系5でフォーカス値を測定し、その後OA検出系の
計測領域に駆動してから、位置検出マークの観察を行わ
なくてはならない。
横方向駆動による他成分としてフォーカス方向に駆動エ
ラーが発生してしまったり、ウエハが傾いてしまうと、
OA検出系4にとってウエハ全体にフォーカスを合わせ
る事が困難になってしまう。そこで、ウエハ6上の複数
のチップに対して、位置検出する度に、例えば画像のコ
ントラストを計測するような、フォーカス方向に位置を
振りながら複数の計測を行う(以下「駆動AF計測」)
フォーカス計測を行わなくてはならず、スループットの
減少が発生する。
出系5に相当するフォーカス検出系を構成させる事が考
えられている。従来のOA検出系4に構成されているフ
ォーカス検出系(以下「AF系」という。)を図5の概
略図に基づいて解説する。尚、位置検出系として機能す
る部分(上述済み部分)に関しては、同じ符号を記し、
説明は省略し、異なる部分のみについて解説する。
明レンズ414により、パターンが形成されたスリット
416(1本、又は複数本)を照明する。尚、スリット
を複数本構成する効果としては、スリットの位置検出
(後述)する際の測定精度を向上(平均化効果)させる
為である。スリットを抜けた光は、更に照明レンズ41
5及びミラー418により、第2リレーレンズ412に
導光される。ミラー418は後述する対物レンズ405
の観察物体のフーリエ変換面(以下「瞳面」という。)
とほぼ共役位置に配置されている。第2リレーレンズ4
12を通った光は中間結像面IPでスリット像を結像
し、その後、第1リレーレンズ411、ミラー410、
対物レンズ405によって、観察物体上(ウエハ6上)
にスリット像を結像している。尚、予め位置検出系の光
源波長とAF系の光源波長を異ならしており、ミラー4
10は、ダイクロミックミラーで構成する事で、AF系
の光は反射し、位置検出系の光は透過させることができ
る。
Lは、対物レンズの瞳面上で光軸から偏心した位置を通
る様に構成されている。その為、ウエハ6上ではスリッ
トの光束FILが傾いた角度から入射し、ウエハ6上
(観察物体上)で反射した光は、対物レンズ405の瞳
面上の照明光FILが通過した位置に対して、光軸に対
称な位置を通過してミラー410、第1リレーレンズ4
11に向かう。第1リレーレンズ411によって、ウエ
ハ6上に形成されたスリット像をIP面上に再度結像
し、第2リレーレンズ412を通過した後、対物レンズ
の瞳面と共役な開口絞り421を通過して結像レンズ4
20によって光電変換素子419上に、再度スリット像
を結像する。この様な光学配置によってAF系を構成
し、ウエハ6(観察物体)が上下駆動に対して、光電変
換素子419上のスリット像が移動し、その移動量から
ウエハ6(観察物体)のフォーカス方向の位置を検出す
る事が出来る。
19等の変動成分を除去する為に、基準となる光も構成
されている。本図に於いては、第2リレーレンズ412
と結像レンズ420の間に、ハーフミラー425が構成
されており、このハーフミラー425によって、基準光
を光電変換素子419上に導光している。
た光は、AF基準光照明レンズ428によって、基準光
スリット427上を均一に照明する。
F基準光照明光学系426、ハーフミラー425、結像
レンズ420によって、基準光スリット像を光電変換素
子419上に結像させている。
し解説すると、基準光と検出光は別な光源を用いるよう
になっており、基準光を点灯した場合、検出光は消灯し
た状態にする。すると、光電変換素子419上では、基
準光のみ検出され、基準となる位置を決定する。次に、
測定すべきウエハ6が測定領域にある状態で、基準光側
を消灯し、検出光側を点灯する。検出光は上記の様な光
路を通り、光電変換素子419上に検出光スリット像を
結像させる。先に検出された基準光の位置と検出光の相
対位置を検出する事で、ウエハ6のフォーカス方向の位
置を検出する事が出来る。この様にすることで、仮に、
光電変換素子419の位置が経時的(基準光測定から検
出光測定までは十分に安定している。)に変化した場合
でも、基準光と検出光の相対位置を検出している為、そ
うした変動成分を除去することが出来ていた。
事で、ウエハ6のあるチップで位置検出系のベストピン
ト位置をこのAF系で測定しておけば、次のチップに移
動した際には、このAF系から計測されるフォーカス値
を使って常にベストピント位置に駆動する事が出来る。
そうすることで、各チップで駆動AF計測を行わなくて
良い為、スループットの向上も図る事が出来ていた。
様なAF系には測定誤差を発生する要因が含まれてい
る。それは、検出光スリット416自体が測定方向(光
電変換素子上のスリットの移動方向)に動いてしまった
場合、フォーカスが変化していないのにも関わらず、フ
ォーカスがずれて測定されてしまう。
はなく基準光スリット427自体が変動してしまった場
合、または、中間に構成されているAF基準光照明光学
系426、結像レンズ420、第2リレーレンズ412
の偏心や中間に構成されているミラー418、425の
傾き偏心が発生しても同様な計測誤差を発生してしま
う。また、従来の様な基準光を生成する別の光学系を構
成する事は、以上の様な逆に誤差要因を発生する原因に
なってしまう。
体のもっているNAよりもウエハ6(観察物体)上の照
明光の入射角が小さくしか構成できない。その為、フォ
ーカス変動に対する光電変換素子上のスリットの移動敏
感度が小さい。つまり、光電変換素子上のスリット像の
微小量移動からフォーカス変動を測定しなければなら
ず、この事がスリット自体等々の変動による測定誤差へ
の影響度が大きくなってしまう事を意味している。
系の変動要因を極力除去し、且つ従来の基準光専用の光
学系を構成する事なく、安定したフォーカス計測をもつ
位置検出装置および所謂光学顕微鏡などの像検出装置を
提供する事を目的とする。
成するために、本発明は、物体の位置を検出する位置検
出装置または物体の像を検出する像検出装置に於いて、
光源手段側に開口部を有し、該開口部の一部となる第1
開口部を通過した光を前記物体面上に斜め方向から照射
且つ該第1開口部を物体上に略結像する照明光学系と、
該物体面上からの反射光束を受光して該第1開口部像の
位置変化を検出する検出手段とを備え、該開口部の該第
1開口部以外である第2開口部を通過した光を該照明光
学系内に設けた反射部材により、該物体側に導光する事
無く、該検出手段に導光し、該検出手段で得られた該第
1開口部像位置と該第2開口部像位置情報とに基づい
て、該物体面の焦点位置を検出する事を特徴とする。
1に示すように、ウエハ6(観察物体)上に投影するA
F系のスリット上に基準光と検出光との両方を構成し、
スリット像の中間像面IP上に配置された部分反射ミラ
ー422によって、基準光は反射し、検出光は部分反射
ミラー422を通過した後、ウエハ6(観察物体)上に
投影され、ウエハ6(観察物体)から反射したスリット
像を光電変換素子419で検出する。
反射された後、直ぐに光電変換素子419側に向かい、
光電変換素子419上にその像を結像する。
かい反射して来た検出光及び、部分反射ミラーから戻っ
て来た基準光の両方を検出する。従って、光電検出され
た基準光と検出光の差分より焦点位置を検出する(基準
光の位置を基準に検出光の位置を検出する)為、スリッ
ト自体の変動、光電変換素子、及び光学系の変動にる計
測誤差を除去する事ができる。また、基準光を形成する
光学系が不要になる為、よりコンパクトに構成する事が
出来、装置全体としての拡大化を防ぐ事が可能である。
位置検出装置または像検出装置のAF系に関する測定原
理について、図2を用いて詳細に解説する。尚、図2に
示す構成要素に関しては、AF系に関する構成要素のみ
を抽出して解説する。
は、複数のスリットを有するスリット部材416を均一
に照明する。スリット部材416の開口部であるスリッ
ト417を通過した光は、AF照明光学系415を通っ
た後、ミラー418によって、対物レンズ405側に導
光される。尚、対物レンズ405とAF照明光学系41
5によって、ウエハ6面上とスリット部材416とは、
共役な関係(結像関係)になる。AF照明光FILは、
対物レンズ405の瞳面に対し、偏心した位置を通し
て、ウエハ6上に導光される為、ウエハ6上に傾いた方
向(角度θ)から入射し、スリット像をウエハ6上に結
像している。また、ウエハ初期状態としては、実線で示
した(フォーカス位置)焦点位置にあるとする。
入射角度θと同じ角度で反射し、対物レンズ405を透
過して、検出系開口絞り421を通過する。開口絞り4
21を通過した光は、AF系リレーレンズ420を通過
した後、焦点位置を検出する検出手段を構成する光電変
換素子419上にスリット像を結像させる。
解説すると、この開口絞り421の大きさとスリット部
材416の幅は以下の条件を満足する関係になる様に、
決めるとよい。
きさとスリット部材416の大きさ(スリット幅)を最
適にすることで、光電変化素子419を検出光FMLの
主光線に対して、垂直になるように配置する事が出来
る。光電変換素子419を垂直に配置する事で、光電変
換素子419の光の入射角度に依存した感度ムラの影響
を除去出来る。その為には、ウエハ6上に結像されるス
リット部材416のスリットの大きさ(スリット幅)に
対して、開口絞り421の大きさで決まるウエハ6上の
NA(図中:α)(つまり解像力)を計測したいフォー
カス範囲に対して、スリット像のコントラスト変化の影
響が発生しない様に絞れば良い。(スリット部材416
の焦点深度をフォーカス計測範囲よりも大きくする。)
そうすることで、ウエハ6の面と光電変化素子419の
面を検出光FMLの主光線に対して、所謂シャインプル
ーフの関係にする必要が無く、つまり、検出光FMLの
主光線に対して垂直に配置する事が出来る。
主光線方向に△Zだけずれた位置にあるとする。する
と、ウエハ6上に投影されたスリット像は、2△Z×t
anθ分だけずれた位置になる。尚、上記の様に開口絞
り421の大きさを決めている為、ΔZフォーカスが変
動しても、ウエハ6上に投影されるスリット像のコント
ラストは殆ど変化しない。
置された開口絞り421を通過した(破線で示した光)
FML’は、AF系リレーレンズ420を通過し、ウエ
ハ6上のスリット像を先とはdだけずれた位置で光電変
換素子419上に結像させる。ここで、対物レンズ40
5及び、AF系リレーレンズ420で決まるウエハ6か
ら光電変換素子419上までの結像倍率をβとすると、
デフォーカス量△Zと入射角度θには、以下の関係が成
り立つ。
19から得られるdより、デフォーカス△Zが求められ
る。以上が、本実施例におけるAF系の基本原理であ
り、更にAFスリットをマルチタイプ(複数本)にした
のが、図12に示すAF系である。
関しては、同符号を付してあり、それらの構成要素につ
いて解説は省略する。図12に於いては、AFスリット
部材416が複数本のスリット(本図では3本)で構成
されている。AFスリット部材416のそれぞれのスリ
ットISa、ISb、IScを通過した光は、図2に示
すのと同様に、AF照明光学系415を通過した後、対
物レンズ405を通して、3本のスリット像として、ウ
エハ6面上にその像を投影させる。
物レンズ405を再度通過し、対物レンズ405の瞳面
(或いは、瞳面近傍)に配置された開口絞り421を通
過し、AFリレーレンズ420によって、光電変換素子
419上に、スリット像を結像させる。
ぞれ、光電変換素子419上にMSa、MSb、MSc
として結像されている。
先に述べた条件を満足する大きさである。
置されたとすると、図2に示す装置について解説したと
同様に、光束は破線の様に通過し、光電変換素子419
上でdだけ全体がずれた位置(MSa’、MSb’、M
Sc’)にスリット像を結像させる。
位置で検出される。ここで、3本の平均的な位置を求め
ることで、平均化効果により、精度が向上する。
する事によって、精度が向上し、本AF系に於いても、
マルチマーク(複数本)する事で、検出精度の向上が見
込まれる。
し、マークの平均的な位置変化dを求める事で、ウエハ
6の焦点位置をより高精度に検出することが出来る。
基づいて詳細に解説する。尚、アライメント検出系とし
ては、前述の図5に示したのと同じ為、解説は省略す
る。AF照明光源413から出射した光は、照明レンズ
414により、スリット部材416上を均一に照明す
る。スリット部材416は、複数本(2本以上)のスリ
ットが構成されており(本図に於いては、3本)、今、
第1開口部である検出光スリット部450を通過した光
に付いて、解説する。
線)は、AF照明光学系415、ミラー418、第2リ
レーレンズ412によって、スリット像を中間結像面I
P上に結像している。中間結像面IP上には、部分的に
反射する部分反射部材422が構成されている。検出光
スリット部450を通過した光は、この部分反射部材4
22の透過部を透過し、第1リレーレンズ411側にそ
のまま導光される。第1リレーレンズ411を透過した
後、ダイクロミックミラー410(前述)で反射し、対
物レンズ瞳面406で偏心した位置を通過する。対物レ
ンズ405を通過した光は、瞳面上で偏心している為、
ウエハ6面上に斜め方向から照射されて検出光FILと
なり、スリット部450像をウエハ6上に結像させる。
ウエハ6からの反射光FMLは、対物レンズ405の瞳
面406で入射光とは光軸の反対側を通過し、再度、ダ
イクロミックミラー410、第1リレーレンズ411、
部分反射部材422を透過し、開口絞り421を通過す
る。尚、この部分反射部材422は、ウエハ6のフォー
カス検出位置範囲内で、検出光を遮蔽しない程度の大き
さにする必要がある。
ズ405の瞳面406と共役或いはほぼ共役な位置に配
置され、且つ対物レンズ405の光軸中心からは偏心し
た位置に配置されているのは、前述と同様である。ま
た、開口絞り421の大きさは、先に解説した様に、ウ
エハ6のフォーカス検出範囲内でスリット像のコントラ
スト変化が許容出来るまで、絞った大きさとしている。
開口絞り421を通過した光FMLは、結像レンズ42
0によって、ウエハ6上に結像した検出光スリット45
0像を光電変換素子419上に結像している。従って、
ウエハ6のフォーカス方向の位置変化を光電変換素子4
19上でのスリット位置として検出する事が出来るの
は、原理で解説した通りである。
部材416上の第2開口部としての基準光スリット部4
17を通過した光は、検出光FILと同様に、AF照明
光学系415、ミラー418、第2リレーレンズ412
を通って、その像は中間結像面IP上に結像される。但
し、この基準光スリット部417の結像位置には、部分
反射部材422の反射面が構成されており、基準光スリ
ット部417の光は、第1リレーレンズ側を通過する事
無く、直接、第2リレーレンズ412、開口絞り421
側に導光される。その後は、結像レンズ420によって
検出光と同様に光電変換素子419上にその像を結像さ
せている。但し、検出光とは異なった位置に結像されて
いる。基本的なこの位置関係は、スリット部材416か
ら光電変換素子419までの結像倍率(AF照明光学系
415と結像レンズ420で決まる)と基準光スリット
部417から検出光スリット部450までの距離とで決
まる。
部450を同じスリット部材416に構成し、基準光と
検出光の光電変換素子419上での相対位置を同時に検
出する事で、ウエハ6の焦点位置を検出する事が出来
る。
光照明系と言う別光学系を構成する必要が無く、検出系
としてシンプルな構成が可能となり、且つ誤差要因が発
生する構成要素を削減出来る。また、スリット部材41
6自体の変動、ミラー418、AF照明光学系415、
第2リレーレンズ412、結像光学系420、光電変換
素子419等の多数の構成要素の変動に対して、補正可
能となり、ウエハ6面上のより高精度な焦点位置の検出
が可能となる。
図6を用いて詳細に解説する。まず、図6(a)には、
スリット部材416上のスリット部を示している。RS
a、RSbは共に、基準光が通るスリット部を示してお
り、部分反射部材422によって、対物レンズ405側
を介さず直接、光電変換素子419側に導光される。
c:本図では3本)部を通った検出光は、前述の様にウ
エハ6側まで到達し、光電変換素子419上にその像が
結像される。この様に、基準光に対して、検出光を挟み
込む様に配置する事には、メリットがある。それは、上
記の様な検出系には、大小なりとも倍率の誤差や、ディ
ストーションと言った光学的な誤差要因がある。基準光
と検出光を挟み込まない配置にすると、上記の光学的な
誤差要因を大きく受け、オフセットが発生してしまう。
とで、倍率やディストーションが振り分けられ、このよ
うな光学的な誤差要因の影響は受けなくなると言うメリ
ットがある。
焦点位置(ベストフォーカス位置)にある場合の、基準
光と検出光の光電変換素子419から得られる信号波形
が模式的に示されている。この様に、ベストフォーカス
位置では、基準光の信号に対して、検出光が中心になる
ように配置されている。ところが、図6(c)に示すよ
うに、ウエハ6がフォーカス方向に駆動した場合、検出
光信号のみが横方向に移動する。この移動量e(RSa
とRsbの中心位置とMSa〜MScまでの中心位置ズ
レ)を検出する事で、ウエハ6の焦点位置を検出する事
が出来る。検出光に関しては、3本のスリット像位置か
ら平均的な位置を算出し、この情報により焦点位置を検
出する事で、マルチマーク効果(平均化効果)が得られ
る。
らずに、光電変換素子419が計測方向に動いてしまっ
た場合を考える。この場合(図6(d)、基準光を構成
していなければ、検出光の位置は変化してしまう。しか
し、本実施例に於いては基準光自体も同量だけ変化し、
結果として基準光と検出光との相対位置は変化せず従っ
て、AF計測だまされは発生しない事となる。
射率によって、光量調整を行う必要がある。例えば、S
iのウエハ基板とレジストを塗布したウエハ基板では、
AF検出光の光電変換素子419まで戻って来る光量は
異なっている。勿論、半導体製造過程の様々な工程を考
慮するとより反射率変化は大きいと云える。
検出光の両方を構成し、且つ同じ光源で照明している。
その為、例えば、ウエハ6がAF光源波長に対して反射
率が低い場合、検出精度を上げるよう最適光量とする
為、光源の光量を上げる必要がある。但し、検出光の光
量に合わせて、光源の光量を上げるため、同時に照明さ
れている基準光の光量は非常に大きな物となってしま
う。
れ光を発生し、検出光の妨げとなってしまう可能性があ
る。これに対しては、基準光の光量を予め小さくなる様
にしておけば良い。
の光量を最大にして初めて信号強度が得られる様に基準
光スリットの面積を検出光スリットの面積よりも小さく
しておく。
面の反射率を予め小さくしておくと良い。如何なる手法
でも、要するに基準光の光量を検出光の光量に比べ、小
さくする事が出来れば良い。
して、図7を用いて解説する。図7(a)は、基準光ス
リットの面積を検出光スリットに比べ小さくしているス
リットを示している。計測信号強度は、このスリットの
面積に比例して、増減するように構成されている(例え
ば、非計測方向に積算する)。この様に予め基準光スリ
ット信号強度と検出光スリット信号強度とを比べて基準
光の信号強度の方が小さくなるようにしておき、ウエハ
6の無い状態で、AF計測する。その時、図7(b)に
示すように、ウエハ6面には反射物体が無い為、基準光
の信号しか発生しておらず、基準光の位置だけを検出し
その位置を記憶しておく。次に、ウエハ6面上に比較的
反射率の高い(AF光源を暗くする)場合の基準光と検
出光信号の模式図を図7(c)に示す。この様に、反射
率が比較的高いウエハ6の場合、基準光は検出光信号の
外側に、信号強度の低い状態で検出される。従って、検
出光への漏れ光の様な現象は発生しない。次に、ウエハ
6の反射率が最も悪い(AF光源が最も明るい)場合の
信号を図7(d)に示す。このように、AF光源を最大
にして初めて、基準光の信号が最適になるようにしてい
る為、この場合に付いても、基準光の漏れ光の影響は発
生しない。
じ部材に基準光スリット部417を設け、中間結像面上
に配置した部分反射部材422によって、基準光はウエ
ハ6を介さずに直接、光電変換素子419ヘ導光し、検
出光との相対位置を検出し、ウエハ6の焦点位置検出を
する為、基準光専用の光学系が不要となり、且つ多数の
変動要因の除去が出来、高精度なAF計測が可能とな
る。また装置の拡大化を防ぐ事が出来る。
置及びレンズ、ミラーに付いては、これらに限定される
物ではない。つまり、基準光スリットと検出光スリット
を同一部材上に構成し、基準光だけを検出系内に構成さ
れた反射部材によって、光電変換素子419側に導光す
る物で有れば、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変更は可能である。
6、部分反射部材422、光電変換素子419が全て共
役関係になるように配置している為、部分反射部材42
2の傾き偏心(当然ミラーの為、平行偏心は効かない)
が発生しても、基準光の位置は変化しないと言うメリッ
トもある。
で示したスリット照明部を表している。上述のように、
基準光と検出光を同じ光源で照明し検出する場合、第1
の実施例の様に基準光と、検出光との測定タイミングを
異ならせ、シリアルに基準光と検出光を測定しなければ
ならない。つまり、基本的に様々のウエハ6(反射率)
に対して、基準光と検出光を同時に測定出来ず、その間
の変動成分が発生する可能性がある。
部の照明系に関して、基準光と検出光を同時に計測出来
る構成に付いて解説する。
使った照明系を示している。このバンドルファイバは、
出射口では1本になっており、入射側は2本になってい
る事を特徴とする。入射側のファイバ1本には、基準光
側の光源431aとその光をファイバに導光する照明光
学系430aが構成されており、ファイバ413a側に
基準光となる光を導光している。
431bとその光をファイバに導光する照明光学系43
0bによってファイバ413bに導光している。光源4
31aと431bはそれぞれ独立に光量調整可能な構成
になっている。
本のファイバとして束ねられ且つ、断面を見ると、内側
にはファイバ413bを充填し、その周辺部に413a
を配置するようなファイバになっている。ファイバ41
3の出射端面は、照明レンズ432と414により、ス
リット部材416上に結像する様になっている。且つそ
の端面の像とスリットの関係は、図に示すように、ファ
イバ413a部に基準光スリット部417が入り、ファ
イバ413bに検出光スリット部450が入るように構
成されている。この様に、照明系を構成する事で、基準
光と検出光を独立に調光できる。従って、ウエハ6の反
射率に依存せずに、基準光の光量を最適に出来、ウエハ
6に合わせて検出光の光量だけを調光する事ができる。
その為、いかなる反射率を持ったウエハ6に対しても、
基準光と検出光を同時に計測出来、より焦点位置検出の
高精度化を図る事が出来る。
形態に限定される物ではない。つまり、入射光側が2つ
あり、出射光側が1本になっているファイバを使用し、
ファイバ出射端面とスリットが結像関係に構成されてい
る物で有れば、ファイバの断面形状、光学配置は本実施
例に限定されない。
第3の実施例に係るAF照明系に関して、図10を用い
て解説する。
部材416から照明レンズ432までは同じ構成となっ
ている。異なる点は、スリット部材416と共役な面に
ファイバの代わりに、部分反射ミラー433を配置して
いる点にある。部分反射ミラー433の反射領域とスリ
ット部材416上の検出光スリット部が一致するように
配置されている。光源435aから出射した光は、照明
光学系434aによって、部分反射ミラー433を照明
する。部分反射ミラー433によって反射した光は、照
明レンズ432、414によって検出光スリット部を照
明している。一方、光源435aとは別光源435bか
ら出射した光は照明レンズ434bを介して、照明レン
ズ432、414を通して、基準光スリット上を照明し
てる。つまり、部分反射ミラー433によって、光源4
35aの光を検出光スリット部に導光し、部分反射ミラ
ー433で遮光されない光源435bの光を基準光スリ
ット部を照明する様に構成している。
光を別個に調光することが出来、第2の実施例と同様
に、基準光と検出光を同時に出射して測定する事が出来
る。
は、照明レンズ432が構成されなくてはならなかった
が、このレンズを構成せずに、同様な効果が得られる第
4の実施例に付いて、図11を用いて解説する。
はある広がりを持った光を出射する。同様に、光源43
6bも広がりを持った光を出射する。それぞれの光源4
36a,436bと照明レンズ414との間には、部分
反射ミラー433が構成されている。光源436a、4
36bとスリットはフーリエ変換の関係になっており、
光源436bの出射した光を角度に依存させて遮光する
ように構成している。この様に構成を簡略化する事が出
来、且つ基準光と検出光が独立に調光出来る為、基準光
と検出光を同時に出射して計測出来る。従って、より高
精度なウエハ6の焦点位置検出が可能となる。
置を備えた露光装置または露光方法を利用したデバイス
の生産方法の実施例を説明する。図13は微小デバイス
(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CC
D、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造のフロ
ーを示す。ステップ1(回路設計)ではデバイスのパタ
ーン設計を行う。ステップ2(マスクまたはレチクル製
作)では設計したパターンを形成したマスク(レチク
ル)を製作する。一方、ステップ3(ウエハ製造)では
シリコンやガラス等の材料を用いてウエハを製造する。
ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記
用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術に
よってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ
5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって
作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であ
り、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、
パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ス
テップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デ
バイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行
う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これ
が出荷(ステップ7)される。
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した位置または像検出
装置を有する露光装置によってマスクの回路パターンを
ウエハに焼付露光する。ステップ17(現像)では露光
したウエハを現像する。ステップ18(エッチング)で
は現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ
19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要とな
ったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し
行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形
成される。
おいて、上記述べたようにアライメント電子ビームの加
速電圧を最適に設定することで、プロセスに影響を受け
ず正確な位置合わせを可能としている。本実施例の生産
方法を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度のデ
バイスを低コストに製造することができる。
置検出系内に構成されているフォーカス検出系に関し
て、基準光と検出光を同じ部材上に構成し、照明光学系
内に設けた反射部材によって、基準光のみを被検出物体
であるウエハなどを介さずに光電変換検出する基準光を
使用する事で、より構成をシンプルに出来、且つより高
精度な焦点位置の検出が可能となる。
出装置を示す概略図である。
(AF)系の原理図である。
である。
る。
ある。
す概略図である。
す概略図である。
示す概略図である。
示す概略図である。
る。
る。
れを示す図である。
影露光光学系、4:位置検出系、5:フォーカス検出
系、6:ウエハ、8:ウエハステージ、10:ウエハ駆
動系、13:アライメント基準マーク、14:制御ユニ
ット、405:対物レンズ、413:AF光源、41
5:AF照明光学系、416:AFスリット部材、41
7:スリット(第2開口部)、419:光電変換素子、
420:AF系リレーレンズ、421:開口絞り、42
2:部分反射部材、450:スリット(第1開口部)。
Claims (17)
- 【請求項1】 物体の位置を検出する位置検出装置に於
いて、光源手段側に開口部を有し、該開口部の一部とな
る第1開口部を通過した光を前記物体面上に斜め方向か
ら照射且つ該第1開口部を該物体上に略結像する照明光
学系と、該物体面上からの反射光束を受光して該第1開
口部像の位置変化を検出する検出手段とを備え、該開口
部の該第1開口部以外である第2開口部を通過した光を
該照明光学系内に設けた反射部材により、該物体側に導
光する事無く、該検出手段に導光し、該検出手段で得ら
れた該第1開口部像位置と該第2開口部像位置との情報
に基づいて、該物体面の焦点位置を検出する事を特徴と
する位置検出装置。 - 【請求項2】 前記光源手段からの光束を限定する複数
の開口部の前記第1開口部と前記第2開口部が同一基板
上に構成されている事を特徴とする請求項1に記載の位
置検出装置。 - 【請求項3】 前記第1開口部像が前記検出手段で検出
される第1信号強度に比べ、前記第2開口部像が該検出
手段で検出される第2信号強度を、予め小さく設定した
事を特徴とする請求項1または2に記載の位置検出装
置。 - 【請求項4】 前記第1開口部を前記第2開口部で挟み
込む様に配置した事を特徴とする請求項1、2または3
のいずれかに記載の位置検出装置。 - 【請求項5】 前記第2開口部像の位置を前記検出手段
で検出する際に、前記物体を該検出手段の検出範囲から
退避させる事を特徴とした請求項1〜4のいずれかに記
載の位置検出装置。 - 【請求項6】 前記第1開口部を照明する光源と前記第
2開口部を照明する光源を別個に持っている事を特徴と
する請求項1〜5のいずれかに記載の位置検出装置。 - 【請求項7】 前記反射部材は、前記第2開口部と略共
役な位置に配置された事を特徴とする請求項1〜6のい
ずれかに記載の位置検出装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載された位
置検出装置を用いて位置検出を実行することを特徴とす
る露光装置。 - 【請求項9】 物体の像を検出する像検出装置に於い
て、光源手段側に開口部を有し、該開口部の一部となる
第1開口部を通過した光を前記物体面上に斜め方向から
照射且つ該第1開口部を該物体上に略結像する照明光学
系と、該物体面上からの反射光束を受光して該第1開口
部像の位置変化を検出する検出手段とを備え、該開口部
の該第1開口部以外である第2開口部を通過した光を該
照明光学系内に設けた反射部材により、該物体側に導光
する事無く、該検出手段に導光し、該検出手段で得られ
た該第1開口部像位置と該第2開口部像位置との情報に
基づいて、該物体面の焦点位置を検出する事を特徴とす
る像検出装置。 - 【請求項10】 前記光源手段からの光束を限定する複
数の開口部の該第1開口部と該第2開口部が同一基板上
に構成されている事を特徴とする請求項9に記載の像検
出装置。 - 【請求項11】 前記第1開口部像が前記検出手段で検
出される第1信号強度に比べ、前記第2開口部像が該検
出手段で検出される第2信号強度を、予め小さく設定し
た事を特徴とする請求項9または10に記載の像検出装
置。 - 【請求項12】 前記第1開口部を前記第2開口部で挟
み込む様に配置した事を特徴とする請求項9、10また
は11のいずれかに記載の像検出装置。 - 【請求項13】 前記第2開口部像の位置を前記検出手
段で検出する際に、前記物体を該検出手段の検出範囲か
ら退避させる事を特徴とした請求項9〜12のいずれか
に記載の像検出装置。 - 【請求項14】 前記第1開口部を照明する光源と前記
第2開口部を照明する光源を別個に持っている事を特徴
とする請求項9〜13のいずれかに記載の像検出装置。 - 【請求項15】 前記反射部材は、前記第2開口部と略
共役な位置に配置された事を特徴とする請求項9〜14
のいずれかに記載の像検出装置。 - 【請求項16】 請求項9〜15のいずれかに記載の像
検出装置を用いてパターン像検出を行うことを特徴とす
る露光装置。 - 【請求項17】 請求項8または16に記載の露光装置
を用いてデバイスを製造することを特徴とするデバイス
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000044497A JP4541481B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 位置検出装置、露光装置、およびデバイス製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000044497A JP4541481B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 位置検出装置、露光装置、およびデバイス製造方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001237160A true JP2001237160A (ja) | 2001-08-31 |
| JP2001237160A5 JP2001237160A5 (ja) | 2007-04-05 |
| JP4541481B2 JP4541481B2 (ja) | 2010-09-08 |
Family
ID=18567238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000044497A Expired - Fee Related JP4541481B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 位置検出装置、露光装置、およびデバイス製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4541481B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005345130A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | National Agriculture & Bio-Oriented Research Organization | 分光画像取得装置及び分光画像取得方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09320926A (ja) * | 1996-05-27 | 1997-12-12 | Nikon Corp | 露光方法 |
| JPH11260679A (ja) * | 1998-03-06 | 1999-09-24 | Nikon Corp | マーク検出装置及び露光装置 |
| JPH11304422A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-05 | Nikon Corp | 位置検出装置及び位置検出方法並びに露光装置 |
| JPH11340132A (ja) * | 1998-05-22 | 1999-12-10 | Nikon Corp | 露光装置 |
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000044497A patent/JP4541481B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09320926A (ja) * | 1996-05-27 | 1997-12-12 | Nikon Corp | 露光方法 |
| JPH11260679A (ja) * | 1998-03-06 | 1999-09-24 | Nikon Corp | マーク検出装置及び露光装置 |
| JPH11304422A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-05 | Nikon Corp | 位置検出装置及び位置検出方法並びに露光装置 |
| JPH11340132A (ja) * | 1998-05-22 | 1999-12-10 | Nikon Corp | 露光装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005345130A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | National Agriculture & Bio-Oriented Research Organization | 分光画像取得装置及び分光画像取得方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4541481B2 (ja) | 2010-09-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5385652B2 (ja) | 位置検出装置、露光装置、位置検出方法、露光方法及びデバイス製造方法 | |
| JP4944690B2 (ja) | 位置検出装置の調整方法、位置検出装置、露光装置及びデバイス製造方法 | |
| JP5203675B2 (ja) | 位置検出器、位置検出方法、露光装置及びデバイス製造方法 | |
| JP2005175034A (ja) | 露光装置 | |
| JP5036429B2 (ja) | 位置検出装置、露光装置、デバイス製造方法及び調整方法 | |
| JP2005175400A (ja) | 露光装置 | |
| JP2007250947A (ja) | 露光装置および像面検出方法 | |
| JP2009182253A (ja) | 露光装置及びデバイスの製造方法 | |
| KR100819240B1 (ko) | 노광장치의 조명광학계의 유효광원분포 측정장치 및 그것을 가지는 노광장치 | |
| JP2001257157A (ja) | アライメント装置、アライメント方法、露光装置、及び露光方法 | |
| US20030086078A1 (en) | Projection exposure apparatus and aberration measurement method | |
| JPH09246160A (ja) | 投影露光装置 | |
| JP2004356193A (ja) | 露光装置及び露光方法 | |
| JP2006313866A (ja) | 露光装置及び方法 | |
| JP4311713B2 (ja) | 露光装置 | |
| US20050128455A1 (en) | Exposure apparatus, alignment method and device manufacturing method | |
| JP4541481B2 (ja) | 位置検出装置、露光装置、およびデバイス製造方法 | |
| JP3019505B2 (ja) | 露光装置及びそれを用いた半導体チップの製造方法 | |
| JP2009065061A (ja) | 露光装置及び露光方法、デバイス製造方法 | |
| JP4174356B2 (ja) | 露光方法 | |
| JP2004279166A (ja) | 位置検出装置 | |
| JP3352280B2 (ja) | 投影露光装置の調整方法及び露光方法 | |
| JP2004281904A (ja) | 位置計測装置、露光装置、及びデバイス製造方法 | |
| JP3584121B2 (ja) | 走査型投影露光装置 | |
| JP2008118061A (ja) | 露光装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070214 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070214 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20090406 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091104 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100201 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100202 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100402 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100622 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100624 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702 Year of fee payment: 3 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |