JP2001035063A - リジューム機能付きの再生装置 - Google Patents
リジューム機能付きの再生装置Info
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- JP2001035063A JP2001035063A JP11201834A JP20183499A JP2001035063A JP 2001035063 A JP2001035063 A JP 2001035063A JP 11201834 A JP11201834 A JP 11201834A JP 20183499 A JP20183499 A JP 20183499A JP 2001035063 A JP2001035063 A JP 2001035063A
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- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 34
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】中断時点トラック位置(リジュームポイント)
に対応する位置からのリジューム再生と、当該再生トラ
ックの先頭からのリジューム再生とを再生中断状況に応
じて自動的に選択して行うことができるリジューム機能
付きの再生装置を提供する。 【解決手段】マイクロコンピュータ1に、CD再生部2
と操作キー3とリジュームスイッチ4と時間検出部5が
接続されている。時間検出部5は、中断時点トラック位
置(リジュームポイント)における当該トラックの先頭
位置からの経過時間を検出するもので、検出された時間
が所定時間より長いときには、中断時点トラック位置か
らの再生を再開し得るように制御し、かつ検出された時
間が所定時間より短いときには、トラックの先頭位置か
らの再生を再開し得るように制御する「制御部」が構成
される。
に対応する位置からのリジューム再生と、当該再生トラ
ックの先頭からのリジューム再生とを再生中断状況に応
じて自動的に選択して行うことができるリジューム機能
付きの再生装置を提供する。 【解決手段】マイクロコンピュータ1に、CD再生部2
と操作キー3とリジュームスイッチ4と時間検出部5が
接続されている。時間検出部5は、中断時点トラック位
置(リジュームポイント)における当該トラックの先頭
位置からの経過時間を検出するもので、検出された時間
が所定時間より長いときには、中断時点トラック位置か
らの再生を再開し得るように制御し、かつ検出された時
間が所定時間より短いときには、トラックの先頭位置か
らの再生を再開し得るように制御する「制御部」が構成
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像や音声等の情
報が記録された複数のトラックを有する情報再生媒体を
再生している途中で再生を中断したときに、中断時点ト
ラック位置を検出して記憶し、再生が再開されたときに
前記中断時点トラック位置に対応する位置からの再生を
行い得るリジューム機能付きの再生装置の改良に関す
る。
報が記録された複数のトラックを有する情報再生媒体を
再生している途中で再生を中断したときに、中断時点ト
ラック位置を検出して記憶し、再生が再開されたときに
前記中断時点トラック位置に対応する位置からの再生を
行い得るリジューム機能付きの再生装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、CDやMD等の光ディスク、オ
ーディオカセットテープやビデオカセットテープ等の磁
気テープ、スマートメディアやコンパクトフラッシュメ
モリ等の媒体で構成された情報再生媒体を再生している
途中で再生一時停止指令キーを操作することによって再
生を一時的に中断し、しかる後に再生を再開させようと
するときには、現在再生位置を保持した待機状態にされ
て、再生開始指令キーが再度に操作されることが待たれ
る。
ーディオカセットテープやビデオカセットテープ等の磁
気テープ、スマートメディアやコンパクトフラッシュメ
モリ等の媒体で構成された情報再生媒体を再生している
途中で再生一時停止指令キーを操作することによって再
生を一時的に中断し、しかる後に再生を再開させようと
するときには、現在再生位置を保持した待機状態にされ
て、再生開始指令キーが再度に操作されることが待たれ
る。
【0003】このような一時停止状態は、数秒や数十秒
程度の短い時間の後に再度の再生開始が指令される場合
には別段の問題がないものの、数分以上の長い時間であ
る場合には、再生媒体に過度の負担がかかったり、特
に、再生媒体が磁気テープの場合には磁気層の摩耗やテ
ープ変形が生じたりしてしまい、電池駆動の再生装置の
場合には無駄な消費電力を要することになり電池寿命が
短くなってしまう。
程度の短い時間の後に再度の再生開始が指令される場合
には別段の問題がないものの、数分以上の長い時間であ
る場合には、再生媒体に過度の負担がかかったり、特
に、再生媒体が磁気テープの場合には磁気層の摩耗やテ
ープ変形が生じたりしてしまい、電池駆動の再生装置の
場合には無駄な消費電力を要することになり電池寿命が
短くなってしまう。
【0004】また、このような不都合、即ち、再生を一
時停止することに起因する不都合が生じないようにする
には、再生停止指令キーを操作して再生を完全に停止し
たり、パワースイッチをオフすればよいのであるがこの
場合には、再生部がリセットされてしまい初期位置(最
初のトラック位置の先頭に)に戻されてしまう。このた
めに、再生開始が再開されたときに、中断位置からの再
生を行うことができない。
時停止することに起因する不都合が生じないようにする
には、再生停止指令キーを操作して再生を完全に停止し
たり、パワースイッチをオフすればよいのであるがこの
場合には、再生部がリセットされてしまい初期位置(最
初のトラック位置の先頭に)に戻されてしまう。このた
めに、再生開始が再開されたときに、中断位置からの再
生を行うことができない。
【0005】そこで、情報再生媒体を再生している途中
で再生を中断したときに、中断時点トラック位置を検出
して記憶し、再生が再開されたときにその中断時点トラ
ック位置に対応する位置からの再生を行い得るリジュー
ム機能を持たせた再生装置がある。
で再生を中断したときに、中断時点トラック位置を検出
して記憶し、再生が再開されたときにその中断時点トラ
ック位置に対応する位置からの再生を行い得るリジュー
ム機能を持たせた再生装置がある。
【0006】このようなリジューム機能付きの再生装置
によれば、図4に示すようにトラック1〜トラック6で
形成される記録済みトラックの再生中にリジュームポイ
ントa,b,c,dで再生中断された場合には、その位
置がメモリに記憶され再生再開が操作キー等によって指
令されたときにその位置からの再生が行われるものであ
る。なお、図4中に示す符号teは、トラック4の先頭
からリジュームポイントdまでの経過時間を表してい
て、次に、このようなリジューム機能の詳しい動作を再
生媒体がCDである再生装置の場合を例にして図5に示
すフローチャートを用いて説明する。
によれば、図4に示すようにトラック1〜トラック6で
形成される記録済みトラックの再生中にリジュームポイ
ントa,b,c,dで再生中断された場合には、その位
置がメモリに記憶され再生再開が操作キー等によって指
令されたときにその位置からの再生が行われるものであ
る。なお、図4中に示す符号teは、トラック4の先頭
からリジュームポイントdまでの経過時間を表してい
て、次に、このようなリジューム機能の詳しい動作を再
生媒体がCDである再生装置の場合を例にして図5に示
すフローチャートを用いて説明する。
【0007】即ち、CDが再生開始されると、ステップ
S8にてディスクに記録されているトラックのデータが
読み取られ、適宜の再生回路で音声データに変換され音
声再生が開始される。
S8にてディスクに記録されているトラックのデータが
読み取られ、適宜の再生回路で音声データに変換され音
声再生が開始される。
【0008】しかる後、停止キーが操作されることによ
ってステップS9にて再生が停止されると、次のステッ
プS10にて中断時点トラック位置(リジュームポイン
ト)が検出されてメモリに記憶され、しかる後に、再生
再開が指令されるとステップS11にて再生開始され、
次のステップS12では、ステップS10で既に記録済
みの中断時点トラック位置(リジュームポイント)デー
タに対応する位置からの再生が再開される。
ってステップS9にて再生が停止されると、次のステッ
プS10にて中断時点トラック位置(リジュームポイン
ト)が検出されてメモリに記憶され、しかる後に、再生
再開が指令されるとステップS11にて再生開始され、
次のステップS12では、ステップS10で既に記録済
みの中断時点トラック位置(リジュームポイント)デー
タに対応する位置からの再生が再開される。
【0009】このようなステップS12の次に、ステッ
プS13が実行され、再生開始(再生再開)された音声
についてスキップ(再生しているトラックの先頭へのス
キップ:頭出し)が必要であるか否かが判定され、スキ
ップが必要でない場合(Noの場合)には終了とされ、
スキップが必要な場合(Yesの場合)にはステップS
14にて現在再生しているトラックの先頭へのスキップ
駆動が行われた後に動作終了とされる。
プS13が実行され、再生開始(再生再開)された音声
についてスキップ(再生しているトラックの先頭へのス
キップ:頭出し)が必要であるか否かが判定され、スキ
ップが必要でない場合(Noの場合)には終了とされ、
スキップが必要な場合(Yesの場合)にはステップS
14にて現在再生しているトラックの先頭へのスキップ
駆動が行われた後に動作終了とされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のリジューム機能
付きの再生装置は、リジュームポイントからの再生でよ
い場合にはそのままの継続再生とされ、リジュームポイ
ントが含まれるトラックの先頭からの再生が要求される
場合には、当該トラックの先頭からの再生が行われるよ
うに構成されている。
付きの再生装置は、リジュームポイントからの再生でよ
い場合にはそのままの継続再生とされ、リジュームポイ
ントが含まれるトラックの先頭からの再生が要求される
場合には、当該トラックの先頭からの再生が行われるよ
うに構成されている。
【0011】従って、再生の再開がリジュームポイント
からの再生でよい場合には別段の問題が生じないもの
の、トラック先頭からの経過時間te(図4参照)が短
い場合には殆どの場合に前述のようなスキップ駆動を行
うことが要求されるので、スキップ指令用の操作キーを
操作して、リジュームポイントを含むトラックの先頭部
分からの再生を行わなければならず操作が繁雑となって
しまうという問題がある。
からの再生でよい場合には別段の問題が生じないもの
の、トラック先頭からの経過時間te(図4参照)が短
い場合には殆どの場合に前述のようなスキップ駆動を行
うことが要求されるので、スキップ指令用の操作キーを
操作して、リジュームポイントを含むトラックの先頭部
分からの再生を行わなければならず操作が繁雑となって
しまうという問題がある。
【0012】また、前述のようなスキップ駆動を行うか
否かの判断は、リジュームポイントからの再生を行な
い、その音声を聞き、または画像を見たユーザーが判断
するものであるために、本来の再生とは無関係な行為を
ユーザーに強いることであるのでその改善が望まれてい
る。
否かの判断は、リジュームポイントからの再生を行な
い、その音声を聞き、または画像を見たユーザーが判断
するものであるために、本来の再生とは無関係な行為を
ユーザーに強いることであるのでその改善が望まれてい
る。
【0013】そこで、本発明の目的は、中断時点トラッ
ク位置(リジュームポイント)に対応する位置からのリ
ジューム再生と、当該再生トラックの先頭からのリジュ
ーム再生とを再生中断状況に応じて自動的に選択して行
うことができるリジューム機能付きの再生装置を提供す
ることにある。
ク位置(リジュームポイント)に対応する位置からのリ
ジューム再生と、当該再生トラックの先頭からのリジュ
ーム再生とを再生中断状況に応じて自動的に選択して行
うことができるリジューム機能付きの再生装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は次に記載するような特徴的な構成を採用し
ている。
に、本発明は次に記載するような特徴的な構成を採用し
ている。
【0015】(1)画像や音声等の情報が記録された複
数のトラックを有する情報再生媒体を再生している途中
で再生を中断したときに、中断時点トラック位置を検出
して記憶し、再生が再開されたときに前記中断時点トラ
ック位置に対応する位置からの再生を行い得るリジュー
ム機能付きの再生装置において、前記中断時点トラック
位置における当該トラックの先頭位置からの経過時間を
検出する時間検出部と、前記時間検出部によって検出さ
れた時間が所定時間より長いときには、前記中断時点ト
ラック位置からの再生を再開し得るように制御し、かつ
検出された時間が前記所定時間より短いときには、前記
中断時点トラック位置を含むトラックの先頭位置からの
再生を再開し得るように制御する制御部とを具備する。
数のトラックを有する情報再生媒体を再生している途中
で再生を中断したときに、中断時点トラック位置を検出
して記憶し、再生が再開されたときに前記中断時点トラ
ック位置に対応する位置からの再生を行い得るリジュー
ム機能付きの再生装置において、前記中断時点トラック
位置における当該トラックの先頭位置からの経過時間を
検出する時間検出部と、前記時間検出部によって検出さ
れた時間が所定時間より長いときには、前記中断時点ト
ラック位置からの再生を再開し得るように制御し、かつ
検出された時間が前記所定時間より短いときには、前記
中断時点トラック位置を含むトラックの先頭位置からの
再生を再開し得るように制御する制御部とを具備する。
【0016】(2)画像や音声等の情報が記録された複
数のトラックを有する情報再生媒体を再生している途中
で再生を中断したときに、中断時点トラック位置を検出
して記憶し、再生が再開されたときに前記中断時点トラ
ック位置に対応する位置からの再生を行い得るリジュー
ム機能付きの再生装置において、前記中断時点トラック
位置における当該トラックの先頭位置からの経過時間を
検出する時間検出部と、前記時間検出部によって検出さ
れた時間が所定時間より長いときには、前記中断時点ト
ラック位置からの再生を再開し得るように制御し、かつ
検出された時間が前記所定時間より短いときには、前記
中断時点トラック位置を含むトラックの先頭位置からの
再生を再開し得るように制御する制御部と、再生が再開
されたときに、前記時間検出部と前記制御部によるリジ
ューム機能を実行する第1リジュームモードと、再生が
再開されたときに前記時間検出部による時間検出結果に
は関わらずに、前記中断時点トラック位置からの再生を
行い得る第2リジュームモードとを選択してリジューム
動作を行い得るモード選択部とを具備する。
数のトラックを有する情報再生媒体を再生している途中
で再生を中断したときに、中断時点トラック位置を検出
して記憶し、再生が再開されたときに前記中断時点トラ
ック位置に対応する位置からの再生を行い得るリジュー
ム機能付きの再生装置において、前記中断時点トラック
位置における当該トラックの先頭位置からの経過時間を
検出する時間検出部と、前記時間検出部によって検出さ
れた時間が所定時間より長いときには、前記中断時点ト
ラック位置からの再生を再開し得るように制御し、かつ
検出された時間が前記所定時間より短いときには、前記
中断時点トラック位置を含むトラックの先頭位置からの
再生を再開し得るように制御する制御部と、再生が再開
されたときに、前記時間検出部と前記制御部によるリジ
ューム機能を実行する第1リジュームモードと、再生が
再開されたときに前記時間検出部による時間検出結果に
は関わらずに、前記中断時点トラック位置からの再生を
行い得る第2リジュームモードとを選択してリジューム
動作を行い得るモード選択部とを具備する。
【0017】(3)前記(1)または前記(2)の時間
検出部は、前記複数のトラックの内の1つのトラックの
先頭から再生開始させるための操作キーが操作されてか
ら当該トラックの再生を停止させるための操作キーが操
作されるまでの時間を前記経過時間とし得るように構成
する。
検出部は、前記複数のトラックの内の1つのトラックの
先頭から再生開始させるための操作キーが操作されてか
ら当該トラックの再生を停止させるための操作キーが操
作されるまでの時間を前記経過時間とし得るように構成
する。
【0018】(4)前記(1)ないし前記(3)のいず
れかの制御部は、手動で前記所定時間を設定し得るよう
に構成する。
れかの制御部は、手動で前記所定時間を設定し得るよう
に構成する。
【0019】(5)前記(1)ないし前記(4)のいず
れかの情報再生媒体は、CDやMD等の光ディスク、オ
ーディオカセットテープやビデオカセットテープ等の磁
気テープ、スマートメディアやコンパクトフラッシュメ
モリ等の媒体で構成する。
れかの情報再生媒体は、CDやMD等の光ディスク、オ
ーディオカセットテープやビデオカセットテープ等の磁
気テープ、スマートメディアやコンパクトフラッシュメ
モリ等の媒体で構成する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態によ
るリジューム機能付きの再生装置について図1ないし図
3を用いて説明する。なお、この形態はCDプレーヤに
本発明を適用した例である。先ず、本形態の概略回路構
成を図1を用いて説明する。
るリジューム機能付きの再生装置について図1ないし図
3を用いて説明する。なお、この形態はCDプレーヤに
本発明を適用した例である。先ず、本形態の概略回路構
成を図1を用いて説明する。
【0021】図1において、マイクロコンピュータ1
は、リジューム機能付きの再生装置の全体を複合的に制
御するためのもので、これにCD再生部2と操作キー3
とリジュームスイッチ4と時間検出部5とが接続されて
いる。このCD再生部2は、CDに記録されている情報
トラックを光ピックアップを用いて読み出された信号を
所定の音声出力に変換するもので、また、CDの現在再
生位置のデータをリジュームポイントデータとしてマイ
クロコンピュータ1に送出する機能と、マイクロコンピ
ュータ1から送出された再生再開位置のデータを再生再
開位置指定データとして受ける機能を持たせている。
は、リジューム機能付きの再生装置の全体を複合的に制
御するためのもので、これにCD再生部2と操作キー3
とリジュームスイッチ4と時間検出部5とが接続されて
いる。このCD再生部2は、CDに記録されている情報
トラックを光ピックアップを用いて読み出された信号を
所定の音声出力に変換するもので、また、CDの現在再
生位置のデータをリジュームポイントデータとしてマイ
クロコンピュータ1に送出する機能と、マイクロコンピ
ュータ1から送出された再生再開位置のデータを再生再
開位置指定データとして受ける機能を持たせている。
【0022】操作キー3は、CD再生部2における再生
動作を指令するための複数操作キーで構成され、CDの
再生を開始させるための指令を与える再生キー3aと、
再生されているCDを停止するための指令を与える停止
キー3bとを含んで形成されている。また、リジューム
スイッチ4は、リジューム機能付きの再生装置にリジュ
ーム機能を持たせるか否かの選択をするためのものであ
る。
動作を指令するための複数操作キーで構成され、CDの
再生を開始させるための指令を与える再生キー3aと、
再生されているCDを停止するための指令を与える停止
キー3bとを含んで形成されている。また、リジューム
スイッチ4は、リジューム機能付きの再生装置にリジュ
ーム機能を持たせるか否かの選択をするためのものであ
る。
【0023】時間検出部5は、中断時点トラック位置
(リジュームポイント)における当該トラックの先頭位
置からの経過時間を検出するもので、この時間検出部5
によって検出された時間が所定時間より長いときには、
中断時点トラック位置からの再生を再開し得るように制
御し、かつ検出された時間が前記所定時間より短いとき
には、前記中断時点トラック位置を含むトラックの先頭
位置からの再生を再開し得るように制御する「制御部」
が主としてマイクロコンピュータ1によって構成されて
いる。
(リジュームポイント)における当該トラックの先頭位
置からの経過時間を検出するもので、この時間検出部5
によって検出された時間が所定時間より長いときには、
中断時点トラック位置からの再生を再開し得るように制
御し、かつ検出された時間が前記所定時間より短いとき
には、前記中断時点トラック位置を含むトラックの先頭
位置からの再生を再開し得るように制御する「制御部」
が主としてマイクロコンピュータ1によって構成されて
いる。
【0024】以上のように構成された本実施形態のリジ
ューム機能付きの再生装置の動作をリジューム動作を主
にして図2に示すフローチャートを用いて説明する。即
ち、操作キー3の再生キー3aが押操作されたことがマ
イクロコンピュータ1によって検知されるとマイクロコ
ンピュータ1からCD再生部2に対してCDの回転制御
とトラッキング制御とフォーカス制御の指令がなされ、
CDの光読取り信号が得られ(ステップS1)、これに
対して適宜の信号処理が施されることによって音声出力
が得られ音声再生が開始される。
ューム機能付きの再生装置の動作をリジューム動作を主
にして図2に示すフローチャートを用いて説明する。即
ち、操作キー3の再生キー3aが押操作されたことがマ
イクロコンピュータ1によって検知されるとマイクロコ
ンピュータ1からCD再生部2に対してCDの回転制御
とトラッキング制御とフォーカス制御の指令がなされ、
CDの光読取り信号が得られ(ステップS1)、これに
対して適宜の信号処理が施されることによって音声出力
が得られ音声再生が開始される。
【0025】そして、しかる後に、ステップS2にて停
止キー3bが押操作されたことがマイクロコンピュータ
1によって検知されると、次のステップS3にて中断時
点トラック位置(リジュームポイント)が検出されてメ
モリに記憶され、しかる後に、再生キー3aの押操作に
よる再生再開が指令されるとステップS4にて再生開始
され、次のステップS5で「再生ストップした時点がそ
のトラック先頭から一定時間以内である」か否かの判定
がなされる。
止キー3bが押操作されたことがマイクロコンピュータ
1によって検知されると、次のステップS3にて中断時
点トラック位置(リジュームポイント)が検出されてメ
モリに記憶され、しかる後に、再生キー3aの押操作に
よる再生再開が指令されるとステップS4にて再生開始
され、次のステップS5で「再生ストップした時点がそ
のトラック先頭から一定時間以内である」か否かの判定
がなされる。
【0026】即ち、図3に模式的に示すようにi番目の
曲トラックTiの前に連続する(i−1)番目の曲トラ
ックT(i−1)と、曲トラックTiの後に連続する
(i+1)番目の曲トラックT(i+1)とで形成され
る曲トラックを再生した場合に、曲トラックTiの再生
開始時点から再生中断時点迄の経過時間がt1,t2,
t3であったときに、これらの時間が再生開始時点から
の所定時間tより大きいか小さいかを判定し、時間検出
部5によって検出された時間が所定時間tより長いとき
(t1,t2,t3)には、中断時点トラック位置から
の再生を、ステップS3で既に記録済みの中断時点トラ
ック位置(リジュームポイント)データに対応する位置
からの再生を再開(ステップS7)させた後に終了とさ
れる。
曲トラックTiの前に連続する(i−1)番目の曲トラ
ックT(i−1)と、曲トラックTiの後に連続する
(i+1)番目の曲トラックT(i+1)とで形成され
る曲トラックを再生した場合に、曲トラックTiの再生
開始時点から再生中断時点迄の経過時間がt1,t2,
t3であったときに、これらの時間が再生開始時点から
の所定時間tより大きいか小さいかを判定し、時間検出
部5によって検出された時間が所定時間tより長いとき
(t1,t2,t3)には、中断時点トラック位置から
の再生を、ステップS3で既に記録済みの中断時点トラ
ック位置(リジュームポイント)データに対応する位置
からの再生を再開(ステップS7)させた後に終了とさ
れる。
【0027】一方、時間検出部5で検出された時間が所
定時間tより短いとき(t0)には、中断時点トラック
位置を含む曲トラックTiの先頭位置からの再生を再開
(ステップS6)させた後に終了とされる。
定時間tより短いとき(t0)には、中断時点トラック
位置を含む曲トラックTiの先頭位置からの再生を再開
(ステップS6)させた後に終了とされる。
【0028】なお、本発明は前述の形態に限定されるこ
となく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形
実施形態を採ることができる。例えば、再生が再開され
たときに時間検出部5等によるリジューム機能を実行す
る「第1リジュームモード」と、再生が再開されたとき
に時間検出部5等による時間検出結果には関わらずに、
中断時点トラック位置からの再生を行い得る「第2リジ
ュームモード」とを選択してリジューム動作を行い得る
「モード選択部」を前述形態の構成に付加的に設け、ト
ラック情報の記録態様に応じてこれらのモードを選択的
に用いることによって使い勝手のよいリジューム機能付
きの再生装置が実現される。
となく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形
実施形態を採ることができる。例えば、再生が再開され
たときに時間検出部5等によるリジューム機能を実行す
る「第1リジュームモード」と、再生が再開されたとき
に時間検出部5等による時間検出結果には関わらずに、
中断時点トラック位置からの再生を行い得る「第2リジ
ュームモード」とを選択してリジューム動作を行い得る
「モード選択部」を前述形態の構成に付加的に設け、ト
ラック情報の記録態様に応じてこれらのモードを選択的
に用いることによって使い勝手のよいリジューム機能付
きの再生装置が実現される。
【0029】即ち、トラック情報の記録態様が音楽曲で
ある場合には、「第1リジュームモード」を選択し、ト
ラック情報の記録態様がカラオケ曲や朗読等である場合
に、「第2リジュームモード」を選択すればより実体に
即したリジューム機能とすることができる。
ある場合には、「第1リジュームモード」を選択し、ト
ラック情報の記録態様がカラオケ曲や朗読等である場合
に、「第2リジュームモード」を選択すればより実体に
即したリジューム機能とすることができる。
【0030】また、時間検出部5等によって検出される
「経過時間」は、複数のトラックの内の1つのトラック
の先頭から再生開始させるための操作キーが操作されて
から当該トラックの再生を停止させるための操作キーが
操作されるまでの時間を計測することによって得るよう
にしてもよい。
「経過時間」は、複数のトラックの内の1つのトラック
の先頭から再生開始させるための操作キーが操作されて
から当該トラックの再生を停止させるための操作キーが
操作されるまでの時間を計測することによって得るよう
にしてもよい。
【0031】さらに、前述の所定時間を手動で任意に設
定し得るように構成し、ユーザーの好みに応じて自由に
設定することができ、さらに、リジューム機能のための
再生中断時点が曲トラックにおける終了時点から非常に
少ない時間t3(図3参照)であった場合には、その時
点からの再生を省略し次のトラックT(i+1)の先頭
からの再生とするようにしてもよい。
定し得るように構成し、ユーザーの好みに応じて自由に
設定することができ、さらに、リジューム機能のための
再生中断時点が曲トラックにおける終了時点から非常に
少ない時間t3(図3参照)であった場合には、その時
点からの再生を省略し次のトラックT(i+1)の先頭
からの再生とするようにしてもよい。
【0032】また、本発明の再生装置において対象とす
る情報再生媒体は、CDの場合のみならず、MD等の光
ディスク、オーディオカセットテープやビデオカセット
テープ等の磁気テープ、スマートメディアやコンパクト
フラッシュメモリ等の媒体であってもよいことは勿論で
ある。
る情報再生媒体は、CDの場合のみならず、MD等の光
ディスク、オーディオカセットテープやビデオカセット
テープ等の磁気テープ、スマートメディアやコンパクト
フラッシュメモリ等の媒体であってもよいことは勿論で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よるリジューム機能付きの再生装置は、再生が再開され
るポイントを、再生中断時点が再生トラックの先頭から
どのくらい経過しているかに基づき、再生中断時点から
としたり、再生トラックの先頭からとするように構成し
ているので、中断時点トラック位置(リジュームポイン
ト)に対応する位置からのリジューム再生と、当該再生
トラックの先頭からのリジューム再生とを再生中断状況
に応じて自動的に選択して行うことができるので、トラ
ックの先頭部分がとぎれた不自然な状態での再生再開を
することがなく、より実体に即したリジューム機能を実
現することができる。
よるリジューム機能付きの再生装置は、再生が再開され
るポイントを、再生中断時点が再生トラックの先頭から
どのくらい経過しているかに基づき、再生中断時点から
としたり、再生トラックの先頭からとするように構成し
ているので、中断時点トラック位置(リジュームポイン
ト)に対応する位置からのリジューム再生と、当該再生
トラックの先頭からのリジューム再生とを再生中断状況
に応じて自動的に選択して行うことができるので、トラ
ックの先頭部分がとぎれた不自然な状態での再生再開を
することがなく、より実体に即したリジューム機能を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるリジューム機能付
きの再生装置の概略回路構成を示すブロック回路図であ
る。
きの再生装置の概略回路構成を示すブロック回路図であ
る。
【図2】図1に示されるリジューム機能付きの再生装置
のリジューム動作を主として説明するためのフローチャ
ートである。
のリジューム動作を主として説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】図1に示されるリジューム機能付きの再生装置
のリジューム動作におけるトラックとリジュームポイン
トとの関係を概念的に示す模式図である。
のリジューム動作におけるトラックとリジュームポイン
トとの関係を概念的に示す模式図である。
【図4】従来のリジューム機能付きの再生装置によるリ
ジューム動作におけるトラックとリジュームポイントと
の関係を概念的に示す模式図である。
ジューム動作におけるトラックとリジュームポイントと
の関係を概念的に示す模式図である。
【図5】従来のリジューム機能付きの再生装置によるリ
ジューム動作を主として説明するためのフローチャート
である。
ジューム動作を主として説明するためのフローチャート
である。
1 マイクロコンピュータ 2 CD再生部 3 操作キー 3a 再生キー 3b 停止キー 4 リジュームスイッチ 5 時間検出部
Claims (5)
- 【請求項1】画像や音声等の情報が記録された複数のト
ラックを有する情報再生媒体を再生している途中で再生
を中断したときに、中断時点トラック位置を検出して記
憶し、再生が再開されたときに前記中断時点トラック位
置に対応する位置からの再生を行い得るリジューム機能
付きの再生装置において、 前記中断時点トラック位置における当該トラックの先頭
位置からの経過時間を検出する時間検出部と、前記時間
検出部によって検出された時間が所定時間より長いとき
には、前記中断時点トラック位置からの再生を再開し得
るように制御し、かつ検出された時間が前記所定時間よ
り短いときには、前記中断時点トラック位置を含むトラ
ックの先頭位置からの再生を再開し得るように制御する
制御部とを具備することを特徴とするリジューム機能付
きの再生装置。 - 【請求項2】画像や音声等の情報が記録された複数のト
ラックを有する情報再生媒体を再生している途中で再生
を中断したときに、中断時点トラック位置を検出して記
憶し、再生が再開されたときに前記中断時点トラック位
置に対応する位置からの再生を行い得るリジューム機能
付きの再生装置において、 前記中断時点トラック位置における当該トラックの先頭
位置からの経過時間を検出する時間検出部と、前記時間
検出部によって検出された時間が所定時間より長いとき
には、前記中断時点トラック位置からの再生を再開し得
るように制御し、かつ検出された時間が前記所定時間よ
り短いときには、前記中断時点トラック位置を含むトラ
ックの先頭位置からの再生を再開し得るように制御する
制御部と、再生が再開されたときに、前記時間検出部と
前記制御部によるリジューム機能を実行する第1リジュ
ームモードと、再生が再開されたときに前記時間検出部
による時間検出結果には関わらずに、前記中断時点トラ
ック位置からの再生を行い得る第2リジュームモードと
を選択してリジューム動作を行い得るモード選択部とを
具備することを特徴とするリジューム機能付きの再生装
置。 - 【請求項3】前記時間検出部は、前記複数のトラックの
内の1つのトラックの先頭から再生開始させるための操
作キーが操作されてから当該トラックの再生を停止させ
るための操作キーが操作されるまでの時間を前記経過時
間とし得るように構成することを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載のリジューム機能付きの再生装置。 - 【請求項4】前記制御部は、手動で前記所定時間を設定
し得るように構成することを特徴とする請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載のリジューム機能付きの再生
装置。 - 【請求項5】前記情報再生媒体は、CDやMD等の光デ
ィスク、オーディオカセットテープやビデオカセットテ
ープ等の磁気テープ、スマートメディアやコンパクトフ
ラッシュメモリ等の媒体で構成することを特徴とする請
求項1ないし請求項4のいずれかに記載のリジューム機
能付きの再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11201834A JP2001035063A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | リジューム機能付きの再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11201834A JP2001035063A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | リジューム機能付きの再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001035063A true JP2001035063A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16447677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11201834A Pending JP2001035063A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | リジューム機能付きの再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001035063A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1365411A3 (en) * | 2002-05-24 | 2004-11-24 | Pioneer Corporation | Record medium playback apparatus and record medium playback method |
| CN1293501C (zh) * | 2003-01-27 | 2007-01-03 | 精工爱普生株式会社 | 在多线程环境中管理和持久结构相关联的事务处理的方法 |
| JP5121937B2 (ja) * | 2008-11-13 | 2013-01-16 | 三菱電機株式会社 | 再生装置及び再生方法 |
-
1999
- 1999-07-15 JP JP11201834A patent/JP2001035063A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1365411A3 (en) * | 2002-05-24 | 2004-11-24 | Pioneer Corporation | Record medium playback apparatus and record medium playback method |
| CN1293501C (zh) * | 2003-01-27 | 2007-01-03 | 精工爱普生株式会社 | 在多线程环境中管理和持久结构相关联的事务处理的方法 |
| JP5121937B2 (ja) * | 2008-11-13 | 2013-01-16 | 三菱電機株式会社 | 再生装置及び再生方法 |
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