JP2000171839A - 電気泳動表示装置 - Google Patents
電気泳動表示装置Info
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Abstract
できる電気泳動表示装置を提供する。 【解決手段】 第1基板と、該第1基板と対向して配置
された第2基板と、該第1基板と第2基板の間に設けら
れた第1電極と、該第1電極と異なる電圧が印加される
第2電極と、該第1電極と第2電極の間を移動する複数
の着色帯電泳動粒子と、該複数の着色帯電泳動粒子を保
持する透明絶縁性液体とを備えた電気泳動表示装置にお
いて、第1電極と第2電極は第1基板と水平な方向及び
垂直な方向に位置をずらして第1基板上に積層され、且
つ第1電極と第2電極は第1基板と水平な方向に重なる
領域を有し、且つ第1電極と第2電極上の該透明絶縁性
液体と接する面が第1基板と垂直方向において段差を有
している電気泳動表示装置。
Description
極間を移動することにより表示が行われる電気泳動表示
装置に関する。
力且つ薄型の表示装置のニーズが増しており、これらニ
ーズに合わせた表示装置の研究、開発が盛んに行われて
いる。中でも液晶表示装置は、液晶分子の配列を電気的
に制御し、液晶の光学的特性を変化させる事ができ、上
記のニーズに対応できる表示装置として活発な開発が行
われ商品化されている。
は、画面を見る角度や反射光による画面上の文字の見づ
らさや、光源のちらつき・低輝度等から生じる視覚へ負
担が未だ十分に解決されていない。この為、視覚への負
担の少ない表示装置の研究が盛んに検討されている。
ら反射型表示装置が期待されている。その1つとして、
ハロルド デー リース(Harold D.Lee
s)等により発明された電気泳動表示装置(米国特許第
3612758明細書)が知られている。他にも、特開
平9−185087号公報に電気泳動表示装置が開示さ
れている。
原理を図7に示す。この電気泳動表示装置75は、帯電
した泳動粒子73と着色色素が溶解された絶縁性液体7
4からなる分散層と、この分散層を挟んで対峙する一組
の電極71、72からなっている。電極71、72を介
して分散層に電圧を印加することにより、泳動粒子73
を粒子自身が持つ電荷と反対極性の電極に引き寄せるも
のである。表示はこの泳動粒子73の色と、泳動粒子7
3の色相と異なり着色色素が溶解された絶縁性液体74
の色によって行われる。
電極72を正極にした場合、正電荷泳動粒子73が観測
者に近い第1の電極71の表面に移動し、第1の電極7
1に付着し、泳動粒子73の色が表示される(図7
(b)参照)。
72を負極した場合、正電荷泳動粒子73が観測者から
遠い第2の電極72の表面に移動し、第2の電極72に
付着し、絶縁性液体74内に含まれる着色色素の色が表
示される(図7(a)参照)。
装置は次のような問題点を抱えていた。第1に、絶縁性
液体は着色或いは不透明化させることが不可欠であっ
た。このため絶縁性液体は単一成分で構成することが困
難であり、絶縁性液体中に何らかの着色粒子を混合した
り、着色色素を溶解したりしなくてはならなかった。
動粒子への吸着及び電気泳動粒子が付着した電極表面と
電気泳動粒子間への色素を含む絶縁性液体の侵入等の悪
影響により、反射率が低下し、高いコントラストが得ら
れない問題が生じる。
は、電気泳動動作において不安定要因として作用しやす
く、表示装置としての性能や寿命、安定性を著しく低下
させるという欠点があった。
特公平6−52358号公報等で、着色粒子が混合され
たり又は着色色素が溶解されたりしない透明な絶縁性液
体を用いて表示を行う電気泳動表示装置が提案されてい
る。
た電気泳動表示装置及びその動作原理を図8を用いて説
明する。この電気泳動表示装置は、第1電極104が第
1基板101上に形成され、第2電極105がスペーサ
ー基板103の側壁表面に第1電極104に対して直角
に形成され、該第1基板101とスペーサー基板103
と、第2基板10で形成された閉空間内に、帯電した着
色電気泳動粒子108が分散された透明な絶縁性液体1
からなる分散層が充填されている。第1電極104およ
び第2電極105の表面には誘電体層106が設けら
れ、電極を保護している。第1電極104、誘電体層1
06、第1基板101は着色されている。第1電極10
4、第2電極105を介して分散層に電圧を印加するこ
とにより、電気泳動粒子108を粒子自身が持つ電荷と
反対極性の電極に引き寄せ、表示はこの電気泳動粒子1
08の色と、その色相とは異なる第1電極104、誘電
体層106、第1基板101の色によって行われる。ま
た、第1電極104と第2電極105の位置が観察者側
からみて離れているため、その間が常に露出してしまう
ことになる。そのため、遮蔽層111が必要となってい
る。
極105を正極にした場合、正電気泳動粒子108が観
測者に近い第1電極104の表面に移動し、第1電極1
04に付着し、電気泳動粒子108の色が表示される。
105を負極にした場合、正電気泳動粒子108が第2
電極105の表面に移動し、第2電極105に付着し、
第1電極104、誘電体層106、第1基板101の色
が表示される。
おける従来の電気泳動表示装置では次のような問題点が
あった。図8の装置でも、電源回路110と第1電極1
04及び第2電極105の接続を切断しても、ファンデ
ルワールス力により電気泳動粒子108の誘電体層10
6、107への吸着は持続するが、その吸着力は弱い。
ファンデルワールス力による吸着力では、メモリ性が不
充分である。
第1基板101上に形成され、第2電極105がスペー
サー基板103の側壁表面に第1電極104に対して直
角に形成されている。第1電極104と第2電極105
とは、第1基板101と水平な方向に重なる領域がな
い。
は、第1電極104の第2電極105に最も近い端面と
第2電極105の第1電極104と近接する面にほぼ限
定されてしまう。図8の装置では、キァパシター形成面
積が構造的に小さく、静電容量が不十分であった。
で、電源回路110と第1電極104及び第2電極10
5の電気接続を切断した場合、電気泳動粒子2の誘電体
層106或いは107ヘの吸着が持続しない問題が発生
し、表示状態を維持するために消費電力を費やさなけれ
ばない問題が発生する。
08の密度差が比較的大きい材料は使用できない等の問
題があった。また、特開平9−211499号公報に開
示された表示装置では、通常2値表示であり、中間色を
表示するいわゆる階調表示が困難であった。
されたものであり、強いメモリー保持力を有する電気泳
動表示装置を提供することを目的としている。
の構成をとることにより達成される。本発明は、第1基
板と、該第1基板と対向して配置された第2基板と、該
第1基板と第2基板のいずれかに設けられた第1電極
と、該第1電極と異なる電圧が印加される第2電極と、
該第1電極と第2電極の間を移動する複数の着色帯電泳
動粒子と、該複数の着色帯電泳動粒子を保持する透明絶
縁性液体とを備えた電気泳動表示装置において、第1電
極と第2電極は第1基板と水平な方向及び垂直な方向に
位置をずらして第1基板上に積層され、且つ第1電極と
第2電極は第1基板と水平な方向に重なる領域を有し、
且つ第1電極と第2電極上の該透明絶縁性液体と接する
面が第1基板と垂直方向において段差を有する構成をと
る。
示領域内に配置されており、且つ、第1電極及び第2電
極に印加する電圧の大きさ及び第1電極及び第2電極に
印加する電圧の印加時間のうち少なくとも一方を制御し
て、第1電極及び第2電極を覆う前記着色帯電泳動粒子
の面積を制御する手段を有する構成をとる。
の帯電能及び該複数の着色帯電泳動粒子の大きさのうち
少なくとも一方が異なっている構成をとる。好ましく
は、第1電極及び第2電極を被覆するように第1基板上
に配置される絶縁層を有する構成をとる。
1基板及び前記絶縁層の少なくとも1つが、前記着色帯
電泳動粒子と光学的特性が異なる色に着色されている構
成をとる。好ましくは、前記第1基板表面に前記着色帯
電泳動粒子と光学的特性が異なる着色層及び光反射層が
積層されている構成をとる。
泳動粒子と光学的特性が異なる色に着色されている構成
をとる。好ましくは、前記第1基板内あるいは第1基板
表面に磁性層が形成されている構成をとる。好ましく
は、第1基板及び前記第2基板がポリマーフイルムであ
る構成をとる。好ましくは、第2電極及び前記着色帯電
泳動粒子が黒色或いは暗黒色である構成をとる。
置及び表示方法を説明する。図1は本発明の電気泳動表
示装置の一実施態様の断面図を示す。本実施態様では、
絶縁性液体1として、着色粒子が混合されていない、又
は、着色色素が溶解されていない透明な絶縁性液体を使
用する。
2は、第1基板3上の絶縁層4、第2基板5及び隔壁6
によって囲まれた空間内に保持される。絶縁層4の下に
は第2電極7が一部に形成され、さらに絶縁層4を介し
て第1電極8が形成されている。
第1電極8と異なる電圧が印加される第2電極7とを第
1基板3と水平および垂直な方向に位置をずらして配置
し、装置内の空間分布を制御する電場を形成することに
より、着色帯電泳動粒子2が第1電極8と第2電極7と
の間を第1基板3と水平および垂直な方向に移動するよ
うにする。そして、絶縁層4或いは第1電極8或いは第
1基板3を着色帯電泳動粒子2と光学的特性(色相、反
射率等)が異なるように着色する構成をとると、白黒表
示等の2色表示を実現できる。
2電極7は、第1基板3と水平な方向に重なる領域を有
する。
2電極7が絶縁層4を介して面で接するため、静電容量
を広い面積で均一に非常に多くとることができる。つま
り、キァパシター形成面積を構造的に大きく取れる。そ
のため、正に帯電した着色帯電泳動粒子2が負極である
第2電極7に付着している場合(図1(a))、電源回
路と第1電極8及び第2電極7の電気接続を切断した時
でも、第1電極8と第2電極7の重なる領域で生成され
た静電容量による静電引力により、正に帯電した着色帯
電泳動粒子2は、第2電極7上に引き付けられた状態を
保持する。また、正に帯電した着色帯電泳動粒子2が負
極である第1電極8に付着している場合(図1
(b))、電源回路と第1電極8及び第2電極7の電気
接続を切断した時でも、第1電極8と第2電極7の重な
る領域で生成された静電容量による静電力(斥力)によ
り反発され、正に帯亀した着色帯電泳動粒子2は、第1
電極8上に留まる状態を保持する。
着するメモリー保持力を強く維持でき、消費電力を低減
できる効果を有する。また、絶縁性液体1、着色帯電泳
動粒子2の材料選択の幅も広げることができる効果を有
する。
液体1と接する面は第1基板3と垂直方向においてに段
差を有する構成をとる。このような構成をとることによ
り、帯電泳動粒子2は段差によって形成される表面積の
増加分においても吸着されるため、観察者側から観察し
た場合、第2電極7の面積をより少なくすることがで
き、結果として開口率を高くすることができ、高いコン
トラストを実現できる。
ズムを説明する。透明な絶縁性液体1中の着色泳動粒子
2は、着色泳動粒子と絶縁性液体の間で電荷の授受が行
われ電気二重層が形成され、着色泳動粒子は正または負
に帯電することが知られている。つまり、絶縁性液体か
ら着色泳動粒子の表面に正イオン粒子又は負イオン粒子
が特異吸着して、着色泳動粒子は、正電荷又は負電荷に
帯電する。
の表示方法の一例の説明をする。ここでは、透明な絶縁
性液体中1の着色帯電泳動粒子2は、正に帯電している
とする。本実施態様の着色帯電泳動粒子2は、負に帯電
している形態をとっても良い。
た場合、正電荷の着色帯電泳動粒子2がクーロン力によ
って、第1電極8上に移動し、正電荷の着色帯電泳動粒
子2が第1電極8上に集められ、第1電極8は、黒色の
着色帯電泳動粒子2で覆われる。観測者(第2基板5
側)からは、着色帯電泳動粒子2の色と第2電極7の色
が観察(表示)される(図1(b))。
る電圧の極性を変えて、クーロン力によって、着色帯電
泳動粒子2を第2電極7上及び第1電極と第2電極上の
段差部に移動させ、正電荷の着色帯電泳動粒子2を第2
電極7上に集めると、黒色の着色帯電泳動粒子2の色と
絶縁層4或いは第1電極8或いは第1基板3等の着色粒
子の色相と異なる色に着色された層が観測側(第2基板
5側)から観察される(図1(a))。
泳動粒子2を共に黒色にし、第1電極8を白色とすれ
ば、白黒表示が可能となる。カラー化した着色層(例え
ば、イエロー、シアン、マゼンタ等)を設ければカラー
表示も可能となる。第2電極7と着色帯電泳動粒子2は
同じ或いは類似の色であるいことが望ましい。着色帯電
泳動粒子2と光学的特性が異なる着色層は、観測者側か
ら観察可能であれば第1電極8、絶縁層4、第1基板3
等かあるい第1基板3の裏面などに形成してもよく、全
面に形成してもよく、また一部に形成してもよい。ここ
で、着色された粒子、電極、絶縁層等とは、材料自身の
色でもよく、それらの材料表面に他の材料を積層、混合
したものでもよい。着色帯電泳動粒子2は1種類或いは
2種類以上の材料で構成されていてもよい。また、本発
明では第2電極と着色帯電泳動粒子が同じあるいは類似
の色に設定できるため、図8に示した従来例のような遮
蔽層111は必要ない。そのため、第2基板の張合わせ
において微小な位置合わせを行う必要がない。
子が混合されたり、着色色素が溶解されたりした着色絶
縁性液体を用いなくて済むので、絶縁性液体に溶解した
着色色素及び混合された着色粒子が着色帯電泳動粒子へ
吸着しない。また、着色帯電泳動粒子が付着した電極表
面と着色帯電泳動粒子間への着色色素及び着色粒子の侵
入が起きない。また、第1電極と第2電極の段差部を着
色帯電泳動粒子の付着面として利用できるため、その分
第2電極面積を減らせるため開口率を高められる。よっ
て、高い反射率、、高いコントラストを実現できる表示
装置を提供できる効果を有する。
は、着色帯電泳動粒子2を表示面に対して横方向に、面
から面に水平移動させるため構造的に表示色の階調表現
が可能となる。図2を用いて、その表示方法の一例を説
明する。図2において、図1で用いられている符号と同
一の符号は、図1で用いられている符号と同じ部材を示
す。
泳動粒子2を電極から他方の電極ヘ一部移動させること
によって達成できる。例えば、パルス幅変調により階調
表現をする場合、着色帯電泳動粒子2の一部を移動させ
る方法としては、電圧印加時間を短くする、印加電圧を
小さくする、帯電能の異なる着色帯電泳動粒子2を混合
して用いる、大きさの異なる着色帯電泳動粒子2を混合
して用いる等がある。
極に印加する電圧印加時間の長さ等を調節して、移動す
る着色帯電泳動粒子2の移動量を制御する。つまり、第
1電極8及び第2電極7を覆う着色帯電泳動粒子2の面
積を制御して、面積階調を実現している。
着色帯電泳動粒子2を混合して用いるか、大きさの異な
る着色帯電泳動粒子2を混合して用いることにより、階
調表示の特性を向上させることができる。
電泳動粒子2は、正に帯電しているとする。第2電極7
を負極に、第1電極8を正極にした場合、正電荷の着色
帯電泳動粒子2が第2電極7上に移動し、正電荷の着色
帯電泳動粒子2が第2電極7上に集められ、観測者(第
2基板5側)からは着色帯電泳動粒子2の色と絶縁層4
或いは第1電極8或いは基板3等の着色粒子の色相と異
なる色に着色された層の色が観察(表示)される(図2
(a))。
第1電極8に印加する電圧の大きさ及び第2電極7に印
加する電圧の大きさを調節して、第1電極8上に移動す
る正電荷の着色帯電泳動粒子2の量を制御する。
泳動粒子2の面積を制御する。その占有面積の大きさに
より、観測者(第2基板5側)からは、正電荷の着色帯
電泳動粒子2の色と第2電極7の色と絶縁層4或いは第
1電極8或いは基板3等の着色粒子の色相と異なる色に
着色された層の色が混合された混合色が観察される(図
2(b))。例えば、第2電極7及び正電荷の着色帯電
泳動粒子を2共に黒色にし、第1電極8を白色とすれ
ば、白黒の階調表示が可能となる。但し、この場合、両
電極間に蓄積された静電容量が多すぎると面積制御が困
難になるため、着色帯電泳動粒子2が所望量移動した時
点で、両電極間の静電容量を着色帯電泳動粒子2が移動
しない程度に低く抑える。
着色帯電泳動粒子を電極から他方の電極へ移動する量を
制御できるため、面積階調表示を実現できる効果を有す
る。また、第1電極8及び第2電極7上を絶縁層4で被
覆する理由は、第1電極8及び第2電極7と絶縁性液体
1との間で電気化学反応が起きてしまい、絶縁性液体1
が劣化してしまうのを防止するためである。
8及び第2電極7の材料を選択することにより、絶縁性
液体1が劣化するのを防止することができる。よって、
第2電極7を露出させて、着色帯電泳動粒子2が直接第
2電極7に付着する形態をとっても良い。更に、第1電
極8を露出させて、着色帯電泳動粒子2が直接第1電極
8に付着する形態をとっても良い。
したが、本実施態様では、第1基板3側を表示側として
も良い。例えば、着色帯電泳動粒子2及び第2電極7を
黒色とし、絶縁層4、第1電極8、第1基板3を透明と
して、第2基板5を白色とする。上記のように第1電極
8及び第2電極7に電圧を印加して、白黒表示を実現で
きる。また、電圧印加時間、印加電圧の大きさを制御し
たり、着色帯電泳動粒子2の大きさ、着色帯電泳動粒子
2の帯電能の大きさを制御して、階調表示も可能であ
る。
し、さらに第1基板表面に磁性層を形成することによっ
て、帯電泳動粒子の駆動において閾値を付与することが
可能となる。
で、表示の保持にエネルギーを要さないか若しくは十分
に小さく(メモリー性)、携帯性に優れ、表示品位が優
れている、ハードコピー(紙等)表示に変わるペーパー
ディスプレイとして使用できる。
一例を説明する。図3に本発明の電気泳動表示装置の製
造プロセスの工程図を示す。まず、第1基板3に第1電
極8を形成する(図3(a))。第1基板3の材料とし
ては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエ
ーテルサルフォン(PES)等のポリマーフィルム或い
はガラス、石英等の無機材料を使用することができる。
第1電極8は、パターニング可能な導電性材料ならどの
ようなものを用いてもよく、透明電極ならば、酸化イン
ジウムすず(ITO)などを用いる。
さらに第1電極8に対して第1基板3に水平な方向及び
垂直な方向に位置をずらし、且つ第1電極8と第1基板
3に水平な方向に重なる領域を有するように第2電極7
を形成する(図3(b))。
が形成しづらく、低誘電率の材料が好ましく、例えば、
アモルファスフッ素樹脂、高透明ポリイミド、アクリル
樹脂等を使用できる。第2電極7の材料は、第1電極8
と同様の物を使用できる。第2電極形成後、第1電極上
の絶縁層をエッチングして除去する(図3(c))。第
1電極8及び第2電極7上にはさらに絶縁層4を薄く形
成する。
(図3(d))。隔壁材料としてはポリマー樹脂を使用
する。隔壁形成はどのような方法を用いてもよい。例え
ば、光感光性樹脂層を塗布した後露光及びウエット現像
を行う方法、又は別に作製した隔壁を接着する方法、或
いは光透過性の第2基板の表面にモールドによって形成
しておく方法等を用いることができる。
るいは全面に接着層9を形成し、隔壁6内に絶縁性液体
1及び着色帯電泳動粒子2を充填する。第2基板5の材
料としては、可視光の透過率が高く、且つ耐熱性の高い
材料を使用する。ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリエーテルサルフォン(PES)等のポリマー
フィルム或いはガラス、石英等の無機材料を使用するこ
とができる。絶縁性液体1としては、シリコーンオイ
ル、トルエン、キシレン、高純度石油等の無色透明液体
を使用する。黒色帯電泳動粒子2としては、絶縁性液体
1中で帯電しうる材料を用いる。例えば、ポリエチレ
ン、ポリスチレン等の樹脂にカーボンなどを混ぜたもの
を使用する。泳動粒子2の粒径は、通常は0.lμm〜
50μm位のものを使用する。また、必要に応じて、荷
電制御剤を加える。
のの色を利用してもよく、又は所望の色の材料層を電極
上、絶縁層上、基板面上に形成してもよい。また、絶縁
層などに着色材料を混ぜ込んでもよい。
せ、熱をかけて接着する(図3(e))。これに、電圧
印加手段(図示せず)を設けて表示装置が得る。以上の
方法によって作製された表示装置は、2色表示、カラー
表示、さらに階調表現も可能であり、高視野角、高コン
トラストを実現できる。
さ200μmの光反射性のPETフィルムからなる第1
基板3に第1電極8としてITOを成膜し、ライン状に
パターニングした(図3(a))。次に、絶縁層4とし
てアクリル樹脂層を形成した。
ンを成膜し、フォトリソグラフィー及びドライエッチン
グによりライン状にパターニングした。線幅は30μm
とした(図3(b))。
板3に水平な方向及び垂直な方向に位置をずらし、且つ
第1電極8と第1基板3に水平な方向に重なる領域を有
するように第2電極7が形成された。次に、エッチング
により、第1電極上のアクリル樹脂層を除去した(図3
(c))。
樹脂層を形成した後、隔壁6を形成した(図3
(d))。隔壁6は、光感光性エポキシ樹脂を塗布した
後、露光及びウエット現像を行うことによって形成し、
50μmの高さとした。第2基板5との接合面に熱融着
性の接着層9を形成した後、隔壁内に絶縁性液体1及び
着色帯電泳動粒子2を充填した。
を使用した。黒色帯電泳動粒子2としては、ポリスチレ
ンとカーボンの混合物で、粒子の大きさが粒径lμm〜
2μm位のものを使用した。次に、第2基板5の第1基
板3との接着面に熱融着性の接着層9のパターンを形成
し、第1基板3の隔壁6と厚さ200μmのPETフィ
ルムからなる光透過性の第2基板5に熱をかけて張合わ
せた。これに電圧印加回路(図示せず)を設置して表示
装置とした(図3(e))。
印加電圧は±80Vとした。本実施例で用いた黒色帯電
泳動粒子2は、シリコーンオイル中で正に帯電していた
ため、電圧印加により負の電極上に移動した。これによ
り、第2電極7を正極に、第1電極8を負極にした場
合、第1電極8上に黒色帯電泳動粒子2が移動し、黒色
帯電泳動粒子2で透明な第1電極を透して観察される白
色の第1基板が覆われる。第2基板5(観測側)から見
た表示面は黒色表示となった。
て、第1電極8を正極に、第2電極7を負極にした場
合、暗黒色の第2電極7上及び第1電極と第2電極の間
に形成された段差表面に黒色帯電泳動粒子2が移動する
ため、透明な第1電極を透して観察される白色面が露出
する。第2基板5(観測側)から見た表示面は,灰色が
かった白色が観察できた。応答速度は30msec以下
であった。
に比べて次のような作用、効果を有する。第1電極8、
第2電極7共にその電極材料を基板上に成膜しフォトリ
ソグラフィプロセスによりパターニングする、絶縁層4
は真空蒸着あるいはスピンコートしたあと焼成するなど
極めて平易な工程を繰り返えし、積層していくことで形
成することができる。電極、絶縁層4の形成工程が極め
て単純であるため、電極間のショートなどの欠陥の発生
を非常に低く抑えることができる。また、外部への電気
的接続用の電極パッドも同時に形成できるため、外部接
続の問題は全くない。隔壁6の形成も隔壁材料の成膜及
びフォトリソグラフィプロセスによって一括して形成で
きるため、一本一本位置合せして接着していくような煩
雑なプロセスは必要ない。
収納を第2電極面上に加えて第1電極と第2電極の間の
段差面においても行なうため、第2電極の面積を小さく
することができる。結果として、開口率を高められ、コ
ントラストを高くすることができる。また、第2電極と
着色帯電泳動粒子が同じあるいは類似の色に設定できる
ため、遮蔽層は必要ない。そのため、第2基板の張合わ
せにおいて微小な位置合わせを行う必要がない。
めて平易な工程によって作製できるため、歩留まりも高
く、製造コストも低く抑えて製造することが可能とな
り、且つ、高コントラストを実現できる。
実施例で作製した表示装置の断面図を示す。厚さ200
μmのPESフィルムからなる光透過性の第1基板3に
第1電極8としてITOを成膜し、ライン状にパターニ
ングした。
ポリイミド層を形成した。さらに、この上に第2電極7
として暗黒色の炭化チタンを成膜、フォトリソグラフィ
ー及びドライエッチングによりライン状にパターニング
した。線幅は30μmとした。次に、酸素プラズマエッ
チングにより、第1電極上のポリイミド層を除去した。
エッチングは十分に行なうことにより、第2電極がオー
バーハング状になるようにした。
して赤色顔料層を形成し、その上に酸化チタン微粒子を
含んだ光反射層11を形成した。
壁6は、光感光性ポリイミドワニスを塗布した後、露光
及びウエット現像を行うことによって50μmの高さの
隔壁6を形成した。第2基板5との接合面に熱融着性の
接着層9を形成した後、隔壁内に絶縁性液体1及び着色
帯電泳動粒子2を充填した。絶縁性液体1としては、シ
リコーンオイルを使用した。着色帯電泳動粒子2として
は、ポリスチレンとカーボンの混合物で、粒子の大きさ
が、lμm〜2μm位のものを使用した。
て張り合わせた。これに電圧印加回路(図示せず)を設
置して表示装置とした。
印加電圧は±70Vとした。本実施例で用いた着色帯電
泳動粒子2はシリコーンオイル中で正に帯電していたた
め、電圧印加により負電圧が印加された電極上に移動し
た。これにより、第1電極8に負電圧を印加した場合、
着色層10上に黒色帯電泳動粒子2が移動したため、第
2基板5(観測側)から見た表示面は黒色表示となっ
た。一方、第2電極7に負電圧を印加した場合、暗黒色
の第2電極7上及び第1電極と第2電極の間に形成され
た段差部に黒色帯電泳動粒子2が移動するため、観測側
(第2基板側)から見た表示面は赤色層が観察でき、全
体として濃赤色が表示できた。応答速度は30msec
以下であった。
の各色とした素子を3つ組み合わせて形成したところ、
カラー表示を行うことができた。以下に詳細に説明す
る。図4の構成を1セル(1素子)とする。例えば、図
4の構成のイエローセル、マゼンタセル、シアンセルを
隣接して配置し、3つのセルを組み合わせて1画素を構
成する。第1電極8と第2電極7に電圧を印加して、カ
ラー表示を行う。
実施例で作製した表示装置の断面図を示す。第1基板3
には白色PETフィルム表面にポリマーに磁性粉を混合
した磁性層12が形成されたものを用いた。絶縁性液体
1にはシリコーンオイルを用いた。着色帯電泳動粒子2
としては、ポリスチレンとカーボンと磁性粉の混合物
で、粒子の大きさが、0.5μm〜2μm位のものを使
用した。
印加電圧は±100Vとした。電圧印加により、黒色正
電荷泳動粒子2は負電圧が印加された電極上に移動し
た。これにより、第2電極7に正電圧を印加し、透明で
ある第1電極8に負電圧を印加した場合、第1電極8上
に黒色正電荷泳動粒子2が移動するため、白色の第1基
板が、黒色正電荷泳動粒子2で覆われる。第2基板5
(観測側)から見た表示面は黒色表示となった。一方、
第1電極8に正電圧を印加し、第2電極7に負電圧を印
加した場合、暗黒色の第2電極7上及び第1基板と第2
基板の間の段差部に黒色正電荷泳動粒子2が移動するた
め、白色の第1基板4の白が露出する。第2基板5(観
測側)から見た表示面は灰色がかった白色が観察でき
た。応答速度は30msec以下であった。
子を駆動させようとしたところ、帯電泳動粒子は駆動せ
ず、閾値が形成されていることが確認できた。
示装置を用いて表示を行った。印加電圧は±80Vとし
た。本実施例で用いた黒色帯電泳動粒子2は、シリコー
ンオイル中で正に帯電していたため、電圧印加により負
の電極上に移動した。これにより、第2電極7を正極
に、第1電極8を負極にした場合、第1電極8上に黒色
帯電泳動粒子2が移動し、黒色帯電泳動粒子2で透明な
第1電極を透して観察される白色の第1基板が覆われ
る。第2基板5(観測側)から見た表示面は黒色表示と
なった。一方、電極に印加する電圧極性を置換して、第
1電極8を正極に、第2電極7を負極にした場合、暗黒
色の第2電極7上及び第1電極と第2電極の間に形成さ
れた段差表面に黒色帯電泳動粒子2が移動するため、透
明な第1電極を透して観察される白色面が露出する。第
2基板5(観測側)から見た表示面は、灰色がかった白
色が観察できた。応答速度は30msec以下であっ
た。
極8に正電圧を印加し、第2電極7に負電圧を印加した
場合、印加電圧を±80Vとした時に比べて、第2電極
7上に移動する黒色正電荷泳動粒子2の量が減少し、一
部が、第1電極7上に残り移動しなかった。よって、反
射光の明るさが半分程度に低下させることができた。印
加電圧を±80Vとした時に比べて、より灰色に近い白
色が観測された。電圧印加時間を種々選択することで、
多段階の階調表現を行うことが可能であった。また、印
加電圧を同一にして、電圧印加時間を変えることによっ
ても同様に階調表現を行うことができた。以上により、
階調表現可能な白黒表示の表示装置を作製できた。
成を示すものである。図6(a)は本実施例の表示装置
82の平面図で、図6(b)は図6(a)の破線A−
A′線に沿う断面図である。
に、ITOを成膜し、ライン状にパターニングした。
素樹脂を第1電極8上に形成した。次に、第2電極7と
して暗黒色の炭化チタンを成膜、フォトリソグラフィー
及びドライエッチングによりライン状にパターニングし
た。線幅は50μmとした。次に酸素プラズマエッチン
グ処理により、第1電極上の絶縁層を除去して第1電極
と第2電極の間に段差を形成した。次に絶縁層4として
アモルファスフッ素樹脂層を形成した。続いて、隔壁8
1を形成した。隔壁81は、エポキシ樹脂を塗布した
後、露光及びウエット現像を行うことによって、80μ
mの高さの隔壁81を形成した。第2基板5との接合面
に熱融着性の接着層(図示せず)を形成した後、隔壁内
に絶緑性液体1及び着色帯電泳動粒子2を充填した。
を使用した。黒色帯電泳動粒子2としては、ポリスチレ
ンとカーボンの混合物で、粒子の大きさが、lμm〜2
μm位のものを使用した。次に、第2基板5と第1基板
3との接着面に熱融着性の接着層パターンを形成し、第
1基板3の隔壁81とPETフィルムからなる光透過性
の第2基板5の接着層の位置を合わせて、熱をかけて張
り合わせた。
接続して、表示装置82とした。また、第1電極8はア
ース接地する。セル83の形状・サイズは、所望の解像
度に合わせて選択する必要があるが、本実施例では簡単
にするため、7つのセル83が8の字形状に配置された
7セグメント・タイプを用いた。
た。全第2電極7に、波高値マイナス80V、パルス幅
10msの矩形波を印加した。本実施例で用いた着色帯
電泳動粒子2は、シリコーンオイル中で正に帯電してい
たため、電圧印加により負電圧マイナス80Vが印加さ
れた暗黒色の第2電極7上及び第1電極と第2電極間に
形成された段差の表面に移動した。これにより、第2基
板5(観測側)から見た全セル83内は、僅かに灰色が
かった白色状態とした。一方、第2電極7のうち、任意
のものをスイッチ(図示せず)で選択した上で、第2電
極7に逆極性のパルス、波高値プラス80V、パルス幅
10msの矩形波を印加したところ、第1電極上に黒色
の帯電泳動粒子2が移動したため、選択されたセル83
内は,黒色状態となり、セングメント形状の組み合わせ
を利用した表示(0〜9までの数字表示やアルファベッ
トの一部表示)が可能であることを確認した。応答速度
は20msec以下であった。
して、第2電極7に逆極性のパルス、波高値プラス80
V、パルス幅10msの矩形波を印加した場合、全セル
83内は、黒色状態となり、黒色で数字の8を表示でき
た。
気泳動表示装置を用いると、次のような効果を得ること
ができる。 (1)着色帯電泳動粒子が電極上に付着するメモリー保
持力を強く維持でき、消費電力を低減できる効果を有す
る。 (2)製造工程が、基板平面上への成膜、フォトリソグ
ラフィプロセスによりパターニングなどの極めて平易で
一般的な工程の繰り返えしであるため、電極間のショー
トなどの欠陥の発生を非常に低く抑えることができるた
め、製造コストを非常に低く抑えることができる。 (3)外部への電気的接続用の電極パッドも同時に形成
できるため、外部接続の問題は全くない。隔壁の形成も
隔壁材料の成膜及びフォトリソグラフィプロセスによっ
て一括して形成できるため、一本一本位置合せして接着
していくような煩雑なプロセスは必要ない。 (4)白表示を行なう際の帯電泳動粒子の収納を第2電
極面上に加えて第1電極と第2電極の間の段差面におい
ても行なうため、第2電極の面積を小さくすることがで
きるためコントラストを高くすることができる。 (5)第2電極と着色帯電泳動粒子が同じあるいは類似
の色に設定できるため、遮蔽層は必要ない。そのため、
第2基板の貼合わせにおいて微小な位置合わせを行う必
要がない。
る。
説明図である。
程図である。
である。
である。
泳動表示装置を示す概略図である。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 第1基板と、該第1基板と対向して配置
された第2基板と、該第1基板と第2基板のいずれかに
設けられた第1電極と、該第1電極と異なる電圧が印加
される第2電極と、該第1電極と第2電極の間を移動す
る複数の着色帯電泳動粒子と、該複数の着色帯電泳動粒
子を保持する透明絶縁性液体とを備えた電気泳動表示装
置において、第1電極と第2電極は第1基板と水平な方
向及び垂直な方向に位置をずらして第1基板上に積層さ
れ、且つ第1電極と第2電極は第1基板と水平な方向に
重なる領域を有し、且つ第1電極と第2電極上の該透明
絶縁性液体と接する面が第1基板と垂直方向において段
差を有していることを特徴とする電気泳動表示装置。 - 【請求項2】 更に、前記第1電極及び第2電極は表示
領域内に配置されており、且つ第1電極及び第2電極に
印加する電圧の大きさ及び第1電極及び第2電極に印加
する電圧の印加時間のうち少なくとも一方を制御して、
第1電極及び第2電極を覆う前記着色帯電泳動粒子の面
積を制御する手段を有する請求項1に記載の電気泳動表
示装置。 - 【請求項3】 更に、前記複数の着色帯電泳動粒子の帯
電能及び該複数の着色帯電泳動粒子の大きさのうち少な
くとも一方が異なっている請求項2に記載の電気泳動表
示装置。 - 【請求項4】 更に、前記第1電極及び第2電極を被覆
するように第1基板上に配置された絶縁層を有する請求
項1乃至3のいずれかの項に記載の電気泳動表示装置。 - 【請求項5】 前記第1電極、第2電極、第1基板及び
絶縁層の少なくとも1つが、前記着色帯電泳動粒子と光
学的特性が異なる色に着色されている請求項1乃至4の
いずれかの項に記載の電気泳動表示装置。 - 【請求項6】 前記第1基板表面に前記着色帯電泳動粒
子と光学的特性が異なる着色層及び光反射層が積層され
ている請求項1乃至4のいずれかの項に記載の電気泳動
表示装置。 - 【請求項7】 前記光反射層が前記着色帯電泳動粒子と
光学的特性が異なる色に着色されている請求項6に記載
の電気泳動表示装置。 - 【請求項8】 前記第1基板内あるいは第1基板表面に
磁性層が形成されている請求項1乃至7のいずれかの項
に記載の電気泳動表示装置。 - 【請求項9】 前記第1基板及び第2基板がポリマーフ
イルムである請求項請求項1乃至8のいずれかの項に記
載の電気泳動表示装置。 - 【請求項10】 前記第2電極及び前記着色帯電泳動粒
子が黒色或いは暗黒色である請求項1乃至9のいずれか
の項に記載の電気泳動表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34955898A JP4416197B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 電気泳動表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34955898A JP4416197B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 電気泳動表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000171839A true JP2000171839A (ja) | 2000-06-23 |
| JP4416197B2 JP4416197B2 (ja) | 2010-02-17 |
Family
ID=18404539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34955898A Expired - Fee Related JP4416197B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 電気泳動表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4416197B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002162649A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-07 | Stanley Electric Co Ltd | 表示装置およびその製造方法 |
| WO2004008239A1 (ja) * | 2002-07-17 | 2004-01-22 | Bridgestone Corporation | 画像表示装置 |
| JP2006518051A (ja) * | 2003-02-14 | 2006-08-03 | シピックス・イメージング・インコーポレーテッド | デュアルモードスイッチングを有する電気泳動ディスプレイ |
| EP2066495A4 (en) * | 2006-09-27 | 2009-11-04 | Samsid Technologies Llc | SAFETY DEVICE USING REVERSIBLE SELF-ASSEMBLY SYSTEMS |
| US7821702B2 (en) | 2001-08-17 | 2010-10-26 | Sipix Imaging, Inc. | Electrophoretic display with dual mode switching |
| US8928649B2 (en) | 2010-01-18 | 2015-01-06 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Display medium and display apparatus |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP34955898A patent/JP4416197B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8928649B2 (en) | 2010-01-18 | 2015-01-06 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Display medium and display apparatus |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4416197B2 (ja) | 2010-02-17 |
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