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JP2000068350A - ウエハ枚葉収納カセットの搬送装置及び搬送方法 - Google Patents

ウエハ枚葉収納カセットの搬送装置及び搬送方法

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JP2000068350A
JP2000068350A JP23680398A JP23680398A JP2000068350A JP 2000068350 A JP2000068350 A JP 2000068350A JP 23680398 A JP23680398 A JP 23680398A JP 23680398 A JP23680398 A JP 23680398A JP 2000068350 A JP2000068350 A JP 2000068350A
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JP
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wafer
storage cassette
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inter
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Application number
JP23680398A
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English (en)
Inventor
Katsumi Moriyoshi
克巳 森吉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送経路においてウエハが周辺環境から汚染
されず、汚染防止に必要なケミカルフリーなドライエア
供給量も少なくて良く、かつ、クリーンルームを省スペ
ース化できるウエハ枚葉収納カセットの磁気浮上搬送装
置を得る。 【解決手段】 被処理ウエハを縦置き枚葉収納したカセ
ット24の処理装置1への磁気浮上搬送路であり密閉箱
体からなる工程内搬送路18及び処理装置群用ストッカ
20を上下に重ねてユーティリティゾーン21内に配置
し、ケミカルエア生成機33、ドライコイル35、フィ
ルタ37で生成されたケミカルフリーなドライエアを循
環ファン36で工程内搬送路18及び処理装置群用スト
ッカ20等のウエハ搬送路内に供給し、搬送路内を陽圧
状態に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体製造工場
におけるウエハ枚葉収納カセットの搬送装置及びウエハ
枚葉収納カセットの搬送方法に関し、特に、ケミカルフ
リーなドライエアを陽圧状態に供給した密閉搬送路内で
の工程間及び工程内におけるウエハ縦置き枚葉収納カセ
ットの浮上高速搬送を行って、クリーンルームの省スペ
ース化によるコスト低減と生産性の向上を図ったウエハ
枚葉収納カセットの搬送装置及びウエハ枚葉収納カセッ
トの搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造は、ウエハ上にミクロ
ン単位の微細加工を施すため、ウエハへの異物、例えば
塵埃粒子、ケミカルヒューム及びミスト等の付着が直接
に製品の歩留まり低下の要因となる。このため、半導体
製造ラインは、従来より、異物が低レベルに管理され
た、クリーン度の高い環境であるクリーンルーム内に設
けられている。そして、Gビット時代を目前にして、ク
リーンルームのクリーン度は益々高レベルのものが要求
されている。また、300mm或いはそれ以上の大口径
ウエハ時代が現実のものとなりつつあり、更なる多品種
少量生産への対応も求められている中、小ロット枚数搬
送システム或いは枚葉搬送システムの開発も迫られてい
る。このような状況の中、クリーンルームのコスト低減
と搬送システムの効率化による生産性の向上が強く求め
られている。
【0003】図15は、従来の代表的な半導体工場の各
種処理装置が配置されている設備フロアを示す部分斜視
図である。この設備フロアは、通常、クラス1〜10程
度のクリーン度のエアが供給されるクリーンルームとな
っており、その階下のユーティリティゾーンに付帯設備
が設置されている。設備フロアにおけるレイアウトは、
同種の処理を行う処理装置1を一つのエリアに集めて配
置するジョブショップ方式が採用され、これらの処理装
置1は複数の処理装置群2に細分化されて、搬送システ
ムもこれに合わせて各処理装置群用ストッカ3を通じて
の処理装置群間搬送(以下、工程間搬送という。)と処
理装置群内搬送(以下、工程内搬送という。)に分けて
構成されている。そして、クリーンルーム内のほぼ中央
の天井に設けられたOHS(Over Head Sh
attle)4により各処理装置群用ストッカ3間のウ
エハの受け渡しである工程間搬送がなされ、各処理装置
群2の処理装置1へのウエハの受け渡しである工程内搬
送は、AGV(Automatic Guided V
ehicle)やRGV(Rail Guided V
ehicle)等の搬送車5によりオープンカセットに
収納されたロット単位のウエハが搬送されるのが一般的
である。しかし、このような現在のクリーンルームの構
造をそのままにして高クリーン化しただけでは、大きな
空間に大量の高クリーン度のエアを必要とすることにな
り、このため、設備投資及び運転コスト共に膨大となる
ことが予想され、高クリーン化を図りながら低コスト化
することが今後の大きな課題となっている。
【0004】この課題に応える搬送装置として、ウエハ
プロセスにおいて高クリーン度の環境が必要なのはウエ
ハ回りのみであることに着目し、搬送経路に沿って設け
たガイドレールに従って移動する搬送体に搭載したウエ
ハキャリアを覆うトンネルを搬送路(各処理装置とウエ
ハのストッカ間、或いは各処理装置群間)に沿って設
け、このトンネル内に窒素ガスや清浄化された空気を供
給して陽圧状態に保つようにした構成のものが特開平5
−226457号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記搬送装置
は、搬送トンネル内を局所クリーン化したものであると
はいえ、ロット単位のウエハを大きなウエハキャリアに
収納して搬送するものであり、多くのストッカと共にク
リーンルーム内に設置されているので、クリーンルーム
のスペースを縮小化してコスト低減を図る上で、これら
がクリーンルームスペース内に占める比率は無視できな
い。今後のウエハの大口径化と、それに伴うストッカや
搬送装置等の大形化を考えるとなおさらである。また、
ストッカを通じての工程間搬送或いは工程内搬送時の移
載時間、ストッカ内部での製品の移動時間が搬送システ
ム全体に大きな比率を占めている問題も残っている。現
在、システム構成によっても異なるが、全搬送投資の約
40%をストッカが占めているとも言われており、今後
のウエハ回り環境への超クリーン化の要求を考えれば、
ストッカにもケミカルフィルタを付けたり、ドライエア
を封入したりすることが予想され、更なる投資額の上昇
は避けられない。以上の点から、ウエハ搬送経路及びス
トッカの構造とこれらの局所クリーン化並びにその配
置、及びストッカを通じての搬送装置をどのようなもの
とするかは、今後の大きな解決課題である。
【0006】この発明は、以上のような従来のウエハ搬
送装置の問題点を解決するためになされたものであり、
搬送経路における周辺環境からのウエハの汚染防止に必
要なケミカルフリーなドライエアの供給量が極めて少な
くても良く、かつ、クリーンルームを省スペース化して
コスト低減ができるウエハ枚葉収納カセットの搬送装置
及びその効率的で生産性の高い搬送方法を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るウエハ枚
葉収納カセットの搬送装置は、1枚のウエハを縦置き収
納可能で外側に導電板を備えた複数のウエハ枚葉収納カ
セット、導電板に対応したリニアモータの浮上推進コイ
ルを備え、この浮上推進コイルに電圧を印加してウエハ
枚葉収納カセットを電磁気的に浮上させ収納ウエハの面
に沿う方向に搬送する密閉搬送路であって、同種の処理
を行う複数の処理装置のローダ/アンローダ部間を連通
して形成され未処理/処理済みウエハを収納したウエハ
枚葉収納カセットが搬送される工程内搬送路、工程内搬
送路が接続され、異なる工程間の未処理/処理済みウエ
ハを収納したウエハ枚葉収納カセットが搬送される工程
間搬送路を備えたものである。
【0008】また、工程内搬送路を、その一部が処理済
みウエハを収納したウエハ枚葉収納カセットが待機する
処理装置群用ストッカ部となるようにしたものである。
また、上記工程内搬送路から分岐して形成され上記ウエ
ハ枚葉収納カセットを上記工程間搬送路へ搬送可能に接
続された、工程内処理済みウエハを収納したウエハ枚葉
収納カセットが待機する処理装置群用ストッカ、工程間
搬送路から分岐して形成され、異なる工程で処理された
次工程待ちウエハを収納したウエハ枚葉収納カセットが
待機する共通ストッカを備えるようにしたものである。
また、工程内搬送路と処理装置群用ストッカ及び工程間
搬送路と共通ストッカとを互いに上下に重ねて配置した
ものである。また、工程内搬送路、工程間搬送路、処理
装置群用ストッカ及び共通ストッカを処理装置が設置さ
れているクリーンルームとは異なる空間に配置したもの
である。
【0009】更に、工程内搬送路、工程間搬送路、処理
装置群用ストッカ及び共通ストッカを、同じ建屋の異な
る生産ラインの搬送路設置フロア又は異なる建屋の異な
る生産ラインの搬送路設置フロアに設置し、それぞれの
工程間搬送路の内相互に次工程の進捗上必要なもの同士
を同じ構造体の接続搬送路で上記ウエハ枚葉収納カセッ
トを搬送可能に接続したものである。また、工程内搬送
路、工程間搬送路、処理装置群用ストッカ及び共通スト
ッカの内部に、ケミカルフリーなドライエアが周辺より
も陽圧状態となるように供給したものである。また、上
記ケミカルフリーなエアを、所定の化学物質の含有レベ
ルが1ppt〜1fの範囲にしたものである。更に、上
記ドライエアの水分の含有レベルを1ppb以下とした
ものである。
【0010】また、この発明に係るウエハ枚葉収納カセ
ットの搬送方法は、投入/払い出し部に被処理ウエハを
収納したウエハ枚葉収納カセットが投入されたとき、所
定の製造工程にしたがい、上記工程間搬送路及び上記工
程内搬送路により指定処理装置まで当該ウエハ枚葉収納
カセットを浮上搬送するステップ、指定処理装置で所定
の処理が終ったら、その工程進捗情報を上記IDカード
に書き込むステップ、上記IDカードに書き込まれた工
程進捗情報を基に次工程の処理装置への搬送の可否をチ
ェックし、可能であれば、上記工程内及び工程間搬送路
により次工程の処理装置まで当該ウエハ枚葉収納カセッ
トを浮上搬送し、不可能であれば、上記工程内搬送路に
より上記処理装置群用ストッカへ、又は上記工程内及び
工程間搬送路により上記共通ストッカへ、当該ウエハ枚
葉収納カセットを浮上搬送し待機するステップ、上記処
理装置群用ストッカ又は共通ストッカで待機しているウ
エハ枚葉収納カセットの次工程の処理装置への投入命令
があったときは、上記工程内及び工程間搬送路により次
工程の処理装置まで当該ウエハ枚葉収納カセットを浮上
搬送するステップを含むようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図面に基づいて説明する。なお、各図
中、従来例におけるものと同一符号は同一、または同等
のものを示す。以下同じ。図1は、この発明の実施の形
態1のウエハの搬送路を模式的に示す平面図である。図
示のように、同種の処理を行う処理装置1,6,7をそ
れぞれ複数まとめて各処理装置群2,8,9の複数群が
構成されている。10,11,12は、それぞれ各処理
装置1,6,7のウエハを受け入れ/受け渡しがされる
ローダ/アンローダ部である。そして、これら各処理装
置群2,8,9はクリーンルーム13の設備フロアに設
置されている。14は各処理装置1,6,7で処理され
るウエハの投入/払い出し部である。設備フロアの階下
のユーティリティゾーンには、点線で示すウエハの搬送
路が設けられている。即ち、投入/払い出し部14に連
結して工程間搬送路15がループ状に設けられ、バイパ
ス経路19を介してループ状の共通ストッカ16に接続
されている。各処理装置群2,8,9回りの階下には、
工程間搬送路15から分岐路17aを経て各処理装置
1,6,7にウエハが搬送されるループ状の工程内搬送
路18が設けられ、他の位置で分岐路17bを経て再び
工程間搬送路15に接続されると共にバイパス経路19
を介してループ状の処理装置群用ストッカ20に接続さ
れている。また、処理装置群用ストッカ20は分岐路1
7cを経て工程間搬送路15に接続されている。
【0012】図2は、図1のII−II方向に見た断面
図であり、クリーンルーム13に各処理装置群2,8,
9が、階下のユーテリテゾーン21に工程間搬送路1
5、共通ストッカ16、工程内搬送路18、処理装置群
用ストッカ20及び各バイパス経路19が、それぞれ設
けられている。これらの搬送路15、18及びストッカ
16、20はいずれも密閉構造の断面矩形の中空構造体
であり、その両側部にはリニアモータの推進用コイル2
2が、底部には浮上用コイル23がそれぞれ間隔を置い
て設けられ、内部をウエハを縦置き収納したウエハ枚葉
収納カセット24が浮上走行できるようになっている。
工程間搬送路15と共通ストッカ16、及び工程内搬送
路18と処理装置群用ストッカ20とは、クリーンルー
ム13からユーテリテゾーン21へのエアのダウンフロ
ーに対する通風抵抗を少なくするため、それぞれ積み重
ねて配置されている。
【0013】図3は、工程間搬送路と工程内搬送路及び
処理装置群用ストッカ間の接続状況を説明する図であ
り、図4はその接続の具体的な構成を示す平面図、図5
はその側面図である。即ち、工程間搬送路15と工程内
搬送路18及び分岐路17a、17bは同一レベルに設
けられており、共通ストッカ16と処理装置群用ストッ
カ20はその下部に設けられ、処理装置群用ストッカ2
0はバイパス経路19により工程内搬送路18と、分岐
路17cにより工程間搬送路15とそれぞれ上下層に亘
り接続されている。
【0014】図6は、この発明の実施の形態1のウエハ
の搬送システムを適用したクリーンルームの空調設備を
模式的に示す図である。各種の処理装置1が配置され、
無塵衣を着用した作業者25による作業及びメンテナン
スが行われる作業エリアとなるクリーンルーム13の階
下のユーティリティゾーン21には消音器26a、ドラ
イコイル27及び循環フアン28が設けられ、外調機2
9から温湿度が制御され塵埃粒子を一定のクリーン度に
管理されたエアがユーティリティゾーン21に供給され
ると、ドライコイル27で更に温湿度が制御され消音器
26bを経て天井チャンバ30内に導入される。続い
て、エアは天井チャンバ30内に設置された天井フィル
タ31、例えばHEPA(High Efficien
cy Particulate Air)、ULPA
(Ultra Low Penetration Ai
r)により塵埃粒子が除去され、例えばクラス100〜
10000のエアがクリーンルーム13に供給される。
この時、クリーンルーム13内はその外部に対し陽圧状
態となっている。クリーンルーム13に供給されたエア
は、グレーティング32を通過してユーティリティゾー
ン21にダウンフローされ、消音器26a、ドライコイ
ル27及び循環フアン28を経由して同じ経路を循環す
る。既述のように、工程間搬送路15、工程内搬送路1
8、共通ストッカ16、及び処理装置群用ストッカ20
は共にユーティリティゾーン21内に配置されており、
各処理装置1のローダ/アンローダ部10の下部には、
工程内搬送路18と連通した密閉通路(図示せず)が形
成されており、ウエハ枚葉収納カセット24が工程内搬
送路18内を搬送されて処理装置1のローダ/アンロー
ダ部10の下部に到達すると、移送ロボット(図示せ
ず)によりウエハが処理装置1内に移送されるようにな
っている。
【0015】一方、外調機29から供給されたエアの一
部はケミカルエア生成機33、消音器34、ドライコイ
ル35、循環ファン36を経由して更に温湿度が制御さ
れ、更にフィルタ37、例えばHEPA、ULPAによ
り塵埃粒子が除去された、例えば数ミクロンレベルの異
物を除去すると共にケミカルミストを1ppt〜1fの
濃度に、及び水分濃度を1ppb以下に制御したケミカ
ルフリードライエアが工程間搬送路15、工程内搬送路
18、共通ストッカ16、及び処理装置群用ストッカ2
0内に加圧供給され、各搬送路内は周辺よりも陽圧状態
になっている。このため、導入外気に混入した硫化系ガ
スや酸系ガス、薬品からの蒸発ガス、コンクリートや塗
装からの蒸発ガス等、周辺からのウエハの汚染は防止さ
れ、製造過程でのAl配線等の腐食、成膜層の異常成
長、酸化膜厚異常等がなくなる。
【0016】以上のように、この発明の実施の形態1の
ウエハ枚葉収納装置においては、処理装置1のローダ/
アンローダ部10とウエハの搬送経路である工程間搬送
路15、工程内搬送路18、共通ストッカ16、及び処
理装置群用ストッカ20との間が密閉構造で連結され、
これらの中にのみ上記高クリーン度のケミカルフリーな
ドライエアが供給されるので、供給すべきエア量はクリ
ーンルーム全体に供給する量に比べて極端に少なくな
る。したがって、本エアの生成に必要な機器も小容量で
良く、設備費及び運転経費共に大幅な軽減ができる。ま
た、ウエハの搬送路がすべて密閉されており、人手を介
することなく搬送がされるので、搬送されるウエハは一
切、外部環境からの汚染を受けることがない。
【0017】図7は、本実施の形態1のウエハの搬送装
置で使用されるウエハ枚葉収納カセットの断面側面図、
図8はそのVIII-VIII 方向に見た断面図である。図示の
ように、枚葉収納カセット24は、アルミ製薄板で上部
に開口部38が設けられた直方体の箱体39の内側底部
に、縦置きされる1枚のウエハ40の下半周の縁部3ケ
所を挟持するスリット41が形成された非発塵性材料か
らなる保持部材42を備え、収納するウエハ40の表裏
面に対応する箱体39の外側面にリニアモータの推進用
導電板43が、底面に浮上用導電板44が取り付けら
れ、更に、箱体39の外側面及び底面には回転可能に回
転球体45が8ケ、推進用導電板43及び浮上用導電板
44の外面よりも僅かに出た状態で取り付けられてい
る。46は箱体39の外側面に取り付けられたIDカー
ドであり、処理されるウエハに関するID(Ident
ification Data)情報と工程進捗情報が
書き込まれており、各工程が終わる度毎に進捗情報が書
き込まれ、その情報を基に次の工程での搬送・処理がさ
れるように制御される。なお、ウエハ40を縦置き収納
したウエハ枚葉収納カセット24は、リニアモータ(図
示せず)により搬送路15、17、18、19及びスト
ッカ16、20内をウエハ面に沿う方向に浮上搬送さ
れ、ウエハ枚葉収納カセット24が所定の位置に停止し
たときには、底部の回転球体45が着地するので、浮上
用導電板44が搬送路と接触することはない。また、搬
送中に万一ウエハ枚葉収納カセット24が傾く状態にな
った時は、側面の回転球体45が搬送路側面と回転接触
するので、推進用導電板43が搬送路壁と接触すること
なく搬送が継続される。
【0018】図9は、ウエハ枚葉収納カセットが搬送さ
れている工程内搬送路及び処理装置群用ストッカの一部
断面側面図、図10はその断面図である。図において、
47はウエハ枚葉収納カセット24の通過を検知する光
センサであり、搬送路15、17、18、19及びスト
ッカ16、20の中空構造体内側面に所定間隔で取り付
けられており、発光ダイオード47a、トランジスタ4
7bを組み合わせた透過型光センサである。なお、各光
センサは制御装置(図示せず)に接続されており、ウエ
ハ枚葉収納カセット24の通過信号は制御装置で認識さ
れる。
【0019】図11は、上記枚葉搬送装置の動作を制御
する制御装置のブロック図である。図において、48は
制御装置であり、ホストCPU49により制御される、
4ブロックに分割された処理装置をそれぞれ制御するN
o.1〜4工程内制御CPU50a〜50dと、これら
各No.1〜4工程内制御CPU50a〜50dにより
制御されるNo.1〜4推進・浮上コイルコントローラ
から構成されている。そして、各処理装置にロード/ア
ンロードされるウエハ枚葉収納カセット24のIDカー
ドの情報を読みとり/書き込みをするIDカードリーダ
ライタ、及び各処理装置の動作を制御する装置コントロ
ーラ53a〜53dの各々が、No.1〜4工程内制御
CPU50a〜50dの対応する一つに接続されてい
る。また、各搬送路15〜20に取り付けられている推
進用コイル22及び浮上用コイル23の各々が、No.
1〜4推進・浮上コイルコントローラ51a〜51dの
対応する一つに接続されている。
【0020】次に、動作について説明する。図12は、
上記ウエハの枚葉搬送システムの動作手順を示すフロー
チャートである。先ず、処理すべきウエハを搭載したウ
エハ枚葉収納カセット24が投入/払い出し部14に投
入されると(S1)、ホストCPU49により処理装置
の指定信号が出され、この指定信号を受けた、例えばN
o.1工程内制御CPU50aはその指定信号をNo.
1推進・浮上コイルコントローラ51aに送る。この指
定信号を受けたNo.1推進・浮上コイルコントローラ
51aは、指定された処理装置に至る搬送経路の進行方
向の推進用コイル22及び浮上用コイル23に順次電圧
を印加して、指定処理装置へウエハ枚葉収納カセット2
4を搬送する(S2)。そして、そのウエハ枚葉収納カ
セット24が処理装置のローダ/アンローダ部10に達
したら、ウエハ枚葉収納カセット24のIDカード46
の情報をその処理装置に取り付けられているIDリーダ
ライタ52aが読取り、その情報をNo.1工程内制御
CPU50aを経由してホストCPU49に送る。
【0021】そして、ホストCPU49からNo.1工
程内制御CPU50aを経由して送られた処理開始の命
令信号をを受けて、No.1装置コントローラ53aは
処理装置に電圧を印加し、所定の処理を終了する(S
3)。処理の終了信号は、No.1装置コントローラ5
3aからNo.1工程内制御CPU50aを経由してホ
ストCPU49へ送られ、ホストCPU49から工程進
捗情報の書き込み命令信号がNo.1工程内制御CPU
50aを経由して出される。工程進捗情報の書き込み命
令信号を受けたIDリーダライタ52aは、処理装置の
ローダ/アンローダ部10に達した処理済みウエハ枚葉
収納カセット24に付属されているIDカード46に工
程進捗情報を書き込む(S4)。そして、各ウエハ枚葉
収納カセット24の工程進捗情報を把握しているホスト
CPU49により次工程の処理装置へ投入できるかどう
かがチェックされ(S5)、可能であれば処理装置の指
定信号がNo.1工程内制御CPU50aに出され、上
記と同様にして指定処理装置へウエハ枚葉収納カセット
24が搬送され(S6)、所定の処理がされて(S
7)、IDカード46へ工程進捗情報が書き込まれる
(S8)。そして、ホストCPU49によりすべての処
理工程が終ったかどうかがチェックされ(S9)、終っ
たと判断されたら、投入/払い出し部14への搬送命令
信号がNo.1工程内制御CPU50aを経由してN
o.1推進・浮上コイルコントローラ51aに出され、
上記と同様にしてウエハ枚葉収納カセット24は投入/
払い出し部14へ搬送されて全ての工程が終る(S1
0)。搬送される間のウエハ枚葉収納カセット24の位
置は、各光センサ47により検知されて逐一ホストCP
U49で把握され、それにより推進用コイル22及び浮
上用コイル23への電圧の印加が制御されるようになっ
ている。
【0022】全ての工程が終っていないと判断されたと
きは、再度、ホストCPU49により上記次工程の処理
装置へ投入できるかどうかのチェックがなされ、同様の
工程が繰り返される。上記次工程の処理装置への投入が
できないと判断されたときは、ホストCPU49により
処理装置群用ストッカ20が空いているかどうかがチェ
ックされ、空いていると判断されれば、処理装置群用ス
トッカ20の指定信号が出され(S11)、No.1工
程内制御CPU50aに出されて、上記と同様にしてウ
エハ枚葉収納カセット24は指定された処理装置群用ス
トッカ20へ搬送されて待機する(S12)。処理装置
群用ストッカ20が空いていないと判断されたときは、
上記と同様にして共通ストッカ16へ搬送され待機する
(S13)。
【0023】なお、本実施の形態1においては、工程間
搬送路15と共通ストッカ16、及び工程内搬送路18
と処理装置群用ストッカ20とを上下に重ねて配置する
ものとしたが、同じレベルに並列配置しても良く、ま
た、各搬送路15〜20の設置場所はユーティリティゾ
ーンとしたが、これに限らず、天井チャンバ30内に設
置しても良い。また、工程間搬送路15は単一搬送路の
ものを示したが、複数搬送路として、ウエハ枚葉収納カ
セット24を複数の工程内搬送路18へ並行搬送できる
ように構成したものであっても良い。また、リニアモー
タの推進用コイル22及び浮上用コイル23は各搬送路
15〜20を構成する構造体の外部に設けるものとした
が、構造体の内部に設けても良い。更に、光センサ47
は透過型光センサを示したが、反射型光センサであって
も同様の効果を奏する。
【0024】実施の形態2.図13は、この発明の実施
の形態2における工程内搬送路54の構成と、工程間搬
送路15への接続状況を模式的に示す図である。即ち、
工程内搬送路54は実施の形態1における工程内搬送路
18と同様の構造体であって、ユーティリティゾーン2
1に設置されており、工程間搬送路15に分岐路17a
で接続され、例えば、各処理装置1のローダ/アンロー
ダ部10の下部を経て螺旋状に形成された後、分岐路1
7cにより工程間搬送路15に接続されている。つま
り、本実施の形態2においては、処理装置群用ストッカ
20を特に設けておらず、工程内搬送路18の内の一点
鎖線で囲んだ部分が処理装置群用ストッカ部としての役
割を果たす。工程内搬送路54とそのうちの処理装置群
用ストッカ部となる部分の一部とは、図2におけると同
様に上下に重ねて配置される。これにより、分岐路の数
が少なく、搬送経路も短いシンプルな構造となるので、
同じ機能を持つものを安価に得られる効果がある。
【0025】実施の形態3.図14は、この発明の実施
の形態3における生産ラインが設置された異なる階及び
異なる建屋の装置群の工程間搬送路の構成を模式的に示
す図である。図において、55a〜55dは各生産ライ
ンの搬送路設置フロア、56a〜56dは各搬送路設置
フロア55a〜55dに設置されている代表的工程間搬
送路、57a〜57dは各代表的工程間搬送路56a〜
56d間を接続する工程間接続路であり、代表的工程間
搬送路56a〜56d及び工程間接続路57a〜57d
は共にケミカルフリーなドライエアが供給される密閉構
造体であり、リニアモータにより内部を枚葉収納カセッ
ト24が浮上搬送できる。58は工程間接続路57a〜
57dを支持する支持構造部材である。以上のような配
置構成とすることにより、生産ラインの増設に対し容易
に対応できる効果がある。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、工程
内及び工程間搬送路並びに処理装置群用ストッカ及び共
通ストッカをリニアモータによるウエハ枚葉収納カセッ
トの浮上搬送ができるように相互に接続したので、高速
かつ合理的な搬送ができ生産性が向上する。また、工程
内搬送路の一部が処理装置群用ストッカ部の機能を持つ
構成としたので搬送路の構造をシンプルにでき、安価に
製造できる。また、工程内及び工程間搬送路とそのスト
ッカを互いに上下に配置したので、エアのダウンフロー
に対する抵抗を少なくできる。また、工程内及び工程間
搬送路並びに処理装置群用ストッカ及び共通ストッカを
すべてクリーンルーム以外の空間に配置したので、クリ
ーンルームの省スペース化によるコスト低減に寄与す
る。また、生産ラインの異なるフロア間又は建屋間のウ
エハ搬送路をリニアモータによるウエハ枚葉収納カセッ
トの浮上搬送ができる接続搬送路で接続したので、生産
ラインの増設に対し容易に対応できる。また、工程内及
び工程間搬送路並びに処理装置群用ストッカ及び共通ス
トッカ内にケミカルフリーなドライエアを供給し周辺よ
りも陽圧状態としたので、ウエハが周辺環境の汚染を受
けず、信頼性の高い半導体装置を製造できる。更に、被
処理ウエハを収納したウエハ枚葉収納カセットに備えた
IDカードの工程進捗情報を基に、製造工程にしたがい
当該ウエハ枚葉収納カセットの浮上搬送を制御するよう
にしたので、効率の良い搬送ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のウエハ搬送路の模
式的平面図である。
【図2】 図1のII-II 方向に見た断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の工程間搬送路と工
程内搬送路及び処理装置群用ストッカ間の接続状況を模
式的に示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1の工程間搬送路と工
程内搬送路及び処理装置群用ストッカ間の接続の具体的
構成の平面図である。
【図5】 図4の側面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1のウエハ搬送装置を
適用したクリールームの空調設備の模式的断面図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態1のウエハ枚葉収納カ
セットの断面側面図である。
【図8】 図7のVIII-VIII 方向に見た断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態1の工程内搬送路及び
処理装置群用ストッカの一部断面側面図である。
【図10】 図9の断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態1の搬送装置の制御
装置のブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態1の搬送装置の動作
手順を示すフローチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態2の工程内搬送路の
構成と工程間搬送路への接続状況を模式的に示す説明図
である。
【図14】 この発明の実施の形態3の生産ラインが設
置された異なる階及び異なる建屋の装置群の工程間搬送
路の構成を模式的に示す図である。
【図15】 従来の代表的な製造装置が配置されている
クリーンルームの設備フロアを示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1,6,7;処理装置 10,11,12;ローダ/
アンローダ部 13;クリーンルーム 14;投入/払い出し部 15;工程間搬送路 16;共通ストッカ 17a〜17c,;分岐路 18;工程内搬送路
19;バイパス経路 20;処理装置群用ストッカ 21;ユーティリティ
ゾーン 22;推進用コイル 23;浮上用コイル 24;ウエハ枚葉収納カセット 33;ケミカルエア
生成機 35;ドライコイル 36;循環フアン 37;フ
ィルタ 38;開口部 39;箱体 40;ウエハ 4
1;スリット 42;保持部材 43;推進用導電板 44;浮上
用導電板 45;回転球体 46;IDカード 47;光セン
サ 55a〜55d;搬送路設置フロア 56a〜56d;代表的工程間搬送路 57a〜57d;工程間接続路 58;支持構造部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚のウエハを縦置き収納可能で外側に
    導電板を備えた複数のウエハ枚葉収納カセット、上記導
    電板に対応して配置されたリニアモータの浮上推進コイ
    ルを備え、上記浮上推進コイルに電圧を印加して上記ウ
    エハ枚葉収納カセットを電磁気的に浮上させ収納ウエハ
    の面に沿う方向に搬送する密閉搬送路であって、同種の
    処理を行う複数の処理装置のローダ/アンローダ部間を
    連通して形成され未処理/処理済みウエハを収納した上
    記ウエハ枚葉収納カセットが搬送される工程内搬送路、
    上記工程内搬送路が接続され、異なる工程間の未処理/
    処理済みウエハを収納した上記ウエハ枚葉収納カセット
    が搬送される工程間搬送路を備えたことを特徴とするウ
    エハ枚葉収納カセットの搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記工程内搬送路は、その一部が処理済
    みウエハを収納したウエハ枚葉収納カセットが待機する
    処理装置群用ストッカ部となることを特徴とする請求項
    1記載のウエハ枚葉収納カセットの搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記工程内搬送路から分岐して形成され
    上記ウエハ枚葉収納カセットを上記工程間搬送路へ搬送
    可能に接続された、工程内処理済みウエハを収納したウ
    エハ枚葉収納カセットが待機する処理装置群用ストッ
    カ、上記工程間搬送路から分岐して形成され、異なる工
    程で処理された次工程待ちウエハを収納したウエハ枚葉
    収納カセットが待機する共通ストッカを備えたことを特
    徴とする請求項1記載のウエハ枚葉収納カセットの搬送
    装置。
  4. 【請求項4】 上記工程内搬送路と処理装置群用ストッ
    カ及び上記工程間搬送路と共通ストッカとは、互いに上
    下に重ねて配置されていることを特徴とする請求項1又
    は3記載のウエハ枚葉収納カセットの搬送装置。
  5. 【請求項5】 上記工程内搬送路、工程間搬送路、処理
    装置群用ストッカ及び共通ストッカは、上記処理装置が
    設置されているクリーンルームとは異なる空間に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項
    記載のウエハ枚葉収納カセットの搬送装置。
  6. 【請求項6】 上記工程内搬送路、工程間搬送路、処理
    装置群用ストッカ及び共通ストッカが、同じ建屋の異な
    る生産ラインの搬送路設置フロア又は異なる建屋の異な
    る生産ラインの搬送路設置フロアに設置されており、そ
    れぞれの工程間搬送路の内相互に次工程の進捗上必要な
    もの同士が同じ構造体の接続搬送路で上記ウエハ枚葉収
    納カセットを相互に搬送可能に接続されていることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載のウエハ枚葉
    収納カセットの搬送装置。
  7. 【請求項7】 上記工程内搬送路、工程間搬送路、処理
    装置群用ストッカ及び共通ストッカは、その内部にケミ
    カルフリーなドライエアが周辺よりも陽圧状態となるよ
    うに供給されていることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか一項記載のウエハ枚葉収納カセットの搬送装置。
  8. 【請求項8】 上記ケミカルフリーなエアは、所定の化
    学物質の含有レベルが1ppt〜1fの範囲のものであ
    ることを特徴とする請求項7記載のウエハ枚葉収納カセ
    ットの搬送装置。
  9. 【請求項9】 上記ドライエアは、水分の含有レベルが
    1ppb以下であることを特徴とする請求項7又は8記
    載のウエハ枚葉収納カセットの搬送装置。
  10. 【請求項10】 1枚のウエハを縦置き収納可能で外側
    に導電板が設けられ収納ウエハのID情報及び工程進捗
    情報を持つIDカード備えた複数のウエハ枚葉収納カセ
    ット、上記導電板に対応したリニアモータの浮上推進コ
    イルを備え、上記ウエハ枚葉収納カセットを電磁気的に
    浮上させて収納ウエハの面に沿う方向に搬送する密閉搬
    送路であって、同種の処理を行う複数の処理装置の工程
    内搬送路、異なる工程間の工程間搬送路、上記工程内搬
    送路から分岐して形成され上記工程間搬送路へ接続され
    た工程内処理済みウエハ枚葉収納カセットが待機する処
    理装置群用ストッカ、上記工程間搬送路から分岐して形
    成され異なる工程で処理された次工程待ちウエハ枚葉収
    納カセットが待機する共通ストッカ、を備えたウエハ枚
    葉収納カセットの搬送装置におけるウエハ枚葉収納カセ
    ットの搬送方法において、投入/払い出し部に被処理ウ
    エハを収納したウエハ枚葉収納カセットが投入されたと
    き、所定の製造工程にしたがい、上記工程間搬送路及び
    上記工程内搬送路により指定処理装置まで当該ウエハ枚
    葉収納カセットを浮上搬送するステップ、指定処理装置
    で所定の処理が終ったら、その工程進捗情報を上記ID
    カードに書き込むステップ、上記IDカードに書き込ま
    れた工程進捗情報を基に次工程の処理装置への搬送の可
    否をチェックし、可能であれば、上記工程内及び工程間
    搬送路により次工程の処理装置まで当該ウエハ枚葉収納
    カセットを浮上搬送し、不可能であれば、上記工程内搬
    送路により上記処理装置群用ストッカへ、又は上記工程
    内及び工程間搬送路により上記共通ストッカへ、当該ウ
    エハ枚葉収納カセットを浮上搬送し待機するステップ、
    上記処理装置群用ストッカ又は共通ストッカで待機して
    いるウエハ枚葉収納カセットの次工程の処理装置への投
    入命令があったときは、上記工程内及び工程間搬送路に
    より次工程の処理装置まで当該ウエハ枚葉収納カセット
    を浮上搬送するステップを含むことを特徴とするウエハ
    枚葉収納カセットの搬送方法。
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