画面の設定変更と設定状態の表示を行うツールです。
無保証につき各自の責任で使用して下さい。
conmod [-Q] [-GM<n>] [-TM<n>] [-<n>] [-F<n>] [-B<n>] [-C<n>] [-D<n>] [-GP] [-TP]
実行すると画面の設定状態を表示します。
- [ DOS CONCTRL ] …… DOS _CONCTRL(16,-1)および(14,-1)の返り値
- [ IOCS CRTMOD ] …… IOCS _CRTMOD(-1)の返り値
- [ IOCS TGUSEMD ] …… IOCS _TGUSEMD(0,-1)および(1,-1)の返り値
- [ GRAPHIC IOCS ] …… グラフィックIOCSが使えるか(IOCS _APAGEにて判定)
- [ GRAPHIC MASK ] …… GraphicMaskの各種設定
オプションを指定すると設定を変更してから状態を表示します。
オプション先頭の-
は省略できます。
- -Q …… 設定の状態表示をしない
- -GM<n> …… n=0-3。IOCS _TGUSEMD のグラフィック使用状況を変更する
- -TM<n> …… n=0-3。IOCS _TGUSEMD のテキスト使用状況を変更する
- -<n> …… n=0-5。DOS _CONCTRL で画面を切り換える
- -F<n> …… n=0-3。DOS _CONCTRL でファンクションキー行の表示を変更する
- -B<n> …… n=0-1。DOS _CONCTRL カーソルの表示を変更する(0:非表示 1:表示)
- -C<n> …… n=0-255。IOCS _CRTMOD で画面を切り換える(画面の初期化はしない)
- -D<n> …… n=0-255。IOCS _CRTMOD で画面を切り換える(画面を初期化する)
- -GP …… グラフィックパレット初期化(動作内容は色数によって違う)
- 64K色 …… 標準パレット
- 256色 …… 何もしない
- 16色 …… GraphicMaskの常駐パレットの値
- -TP …… テキストパレット初期化
設定の変更は -GM -TM -n -F -B (-C or -D) -GP -TP の順に行われます。
-Cと-Dは後に指定した方が有効になります。
255までの値が指定できますが、有効な値はIOCSのバージョンやIOCS _CRTMOD
の拡張
ソフトウェアの組み込みなどによって異なります。
- -C、-Dでモードを変更するとファンクション表示の行までスクロールするようになります。
PCやネット上での取り扱いを用意にするために、src/内のファイルはUTF-8で記述されています。 X68000上でビルドする際には、UTF-8からShift_JISへの変換が必要です。
あらかじめ、u8tosjをインストールしておいてください。
トップディレクトリでmake
を実行してください。以下の処理が行われます。
build/
ディレクトリの作成。src/
内のファイルをShift_JISに変換してbuild/
へ保存。
次に、カレントディレクトリをbuild/
に変更し、make
を実行してください。
実行ファイルが作成されます。
src/
内のファイルを適当なツールで適宜Shift_JISに変換してからmake
を実行してください。
UTF-8のままでは正しくビルドできませんので注意してください。
GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 3 or later.
TcbnErik / https://github.com/kg68k/conmod