警察庁は全国で相次ぐ「匿名・流動型犯罪グループ」の捜査を指示する警察幹部を集めた会議を開き、「解体する必要がある」として警察の総力を結集して対策を進めるよう指示しました。
楠長官「サイバー空間の匿名性の裏に潜む中核的人物と違法なビジネスモデルの実態を早急に解明し、解体する必要がある」
2024年「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆる「トクリュウ」の関与が疑われる特殊詐欺などの合計被害金額は2600億円以上にのぼっています。楠長官は、スマートフォンの解析や暗号資産の追跡をすすめ、グループの資金力に打撃を与えることを指示しました。