次のように課金されます。
- 料金は秒単位で切り上げられます。
- インスタンスを作成すると、Filestore の料金がプロジェクトに課金されるようになります。インスタンスを使用するかどうかに関係なく、「カスタム パフォーマンス」の構成に応じて、プロビジョニングされたインスタンス、プロビジョニングされた容量、プロビジョニングされた IOPS に基づいて課金されます。
- 使用した容量ではなく、プロビジョニングした容量に基づいて課金されます。たとえば、1 TiB のインスタンスを作成し、それに 100 GiB のデータを保存する場合、1 TiB 全体の料金が発生します。
- Filestore インスタンスの容量と IOPS はいつでも変更できます。新しく作成されたインスタンスでは、いつでも「カスタム パフォーマンス」をオンにできます（ただし、元に戻してオフにすることはできません）。
- インスタンスを削除した時点で、Filestore インスタンスの料金はプロジェクトに課金されなくなります。料金は秒単位で切り上げられます。
- ベーシック ティアではカスタム パフォーマンスはサポートされていません。基本レベルに含まれるパフォーマンスは、TiB 単位の料金に含まれています。パフォーマンスの詳細については、こちらをご覧ください。
クライアントと Filestore 間のトラフィックのネットワーク料金
Filestore への上り（内向き）データ転送、Filestore インスタンスと同じゾーン内のクライアントへの下り（外向き）データ転送は課金されません。Filestore からの下り（外向き）トラフィックは、ネットワーク トラフィックが Filestore インスタンスのゾーンを離れた時点から課金されます。
Compute Engine から Filestore など、他の Google Cloud サービスから Filestore へのデータ転送に対して課金される場合があります。
料金の例
インスタンスの費用を計算するには、目的のリージョンを選択し、プロビジョニングされた容量に、目的のサービスティアの単価を掛けます。
us-west1-b の 2 TiB の基本 HDD サービス ティアのインスタンスの費用を計算する
オレゴン リージョンで基本 HDD サービス ティアのインスタンスをプロビジョニングした場合の単価は、1 GiB あたり 1 か月につき $0.16 です。したがって、2 TiB インスタンスの月額費用は 2,048 GiB × $0.16 で、$327.68 になります。
us-west1-b で IOPS=4000 でプロビジョニングされた「カスタム パフォーマンス」の 1 TiB ゾーン サービスティア インスタンスの費用を計算する
オレゴン リージョンでゾーン サービス ティア インスタンスをプロビジョニングした場合の単価は、
インスタンスあたり月額 $20。
1 GiB あたり月額 $0.12。したがって、1 TiB の月額料金は 2,048 GiB × $0.12 = $122.88 になります。
IOPS あたり月額 $0.0145。したがって、4,000 IOPS あたりの月額費用は 4,000 × 0.0145 で、58 ドルになります。
合計料金は $20 +$122.88 +$58 = 1 か月あたり$200.88 です。
europe-west1-b の 10 TiB のゾーンサービス ティア インスタンスの費用を計算する
ベルギー リージョンでゾーン サービス階層インスタンスをプロビジョニングした場合の単価は、1 GiB あたり 1 か月につき $0.28 です。したがって、10 TiB インスタンスの月額費用は 10,240 GiB × $0.28 で、 1 か月あたり $2,867.20 になります。