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八甲田山で雪崩がありました。 娘が青森に嫁に行って5年・・・遊びに行くたびに1000人風呂で有名な 酸ヶ湯温泉の直営でさらにその上にある八甲田ホテルに泊まります。 特に冬が素晴らしく、スキーをしなくてもロープウェイで山頂まで行って スキーヤーが視界ゼロに近い中を滑って行くのを何度も見ました。
その八甲田山で雪崩があり、残念にも2人亡くなってしまいました・・が その遭難現場で 「豪救助隊一行が遭遇していて、次々救助、介抱を 3時間」 というニュースが新聞に出ていました。
たまたま休暇で八甲田山系の山スキーを楽しみに来ていたオーストラリ ア人民間山岳救助隊員は隊員一行の最後尾にいた男性が近くの雪山の 斜面が崩れるのを目撃し、地元の救助隊が到着するまでの約3時間、 救助、介抱を続けたそうです。
休暇とはいえ、ボランティアの「救助隊員」としていつでも対応出来る ように折りたたみスコップ、緊急用保温シート、ゾンデ(棒状の救助用 具)などを携帯していたことが役に立ったんです。
一行が駆けつけると、5~6人が雪から頭や手だけを出して埋もれて いて急いでスコップで掘り出したそうです。
最後に救出された男性は雪の下1メートルに埋もれていたのを、横1列に 並んで雪面を棒状の救助用具(ゾンデ)で刺しながら必死に斜面を往復して 発見されたそうです。
最後に救出された男性は奇跡としか言いようが無い・と言ってました。 側に居た人も「雪が固くて思うように救助出来ずにいたところ、外人 男性が救助活動に加わり、どんどん助けてくれた」そうです。
遭難者の救出後も一行は、けが人を毛布で包んだり、雪の塊で風よけを 作ったり、救助隊が来る3時間、介抱を続けてくれたそうですよ。 2人が亡くなって、不幸な事故ではありましたが、この方達が遭遇していな かったら、犠牲はもっと増えていたかも知れませんよね。
オーストラリアの民間救助隊員の方々、本当に有難うございました。 感謝! 感謝 !
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